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プロファイル
基礎情報
【コードネーム】グラニ
【性別】女
【戦闘経験】二年
【出身地】ヴィクトリア
【誕生日】12月1日
【種族】クランタ
【身長】154cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
能力測定
【物理強度】標準
【戦場機動】優秀
【生理的耐性】標準
【戦術立案】標準
【戦闘技術】優秀
【アーツ適性】普通
個人履歴
グラニはヴィクトリアの騎馬警官。奇襲や機動戦、縦深攻撃といった展開が速い戦術で頭角を現す。
現在はロドスの各隊の支援援助をするオペレーターとしての契約に合意しており、自発的にロドス及び周辺地域のパトロールや防衛協力等の仕事をしている。
健康診断
造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。
【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。
【血液中源石密度】0.1u/L
源石との接触は極めて少ない。
ふむ……グラニさんはとても健康です。思うに、鉱石病がグラニさんに襲い掛かろうとしても、返り討ちにあっているものかと……
――医療オペレーター
第一資料
騎馬警官のグラニは、ヴィクトリア公民。彼女の祖先は初期ヴィクトリア移民で、騎士競技の風潮がカジミエーシュを席巻する以前の彼らは、素朴だった。騎馬警察はグラニの故郷の警察組織のひとつである。王国警察、地方警察、都市警察が一つとなったもので、統一された戦闘能力と管轄範囲の広さで知られている。
他の騎馬警官の同僚に比べると、グラニは若く、力も弱く、そして体も小さい。努力して選抜試験を通過し騎馬警察に採用されても、同僚たちのからかいや嘲笑の的になることは少なくなかった。彼らはグラニに雑用をさせ、警察権を行使するような公務に彼女が関わるのを拒否した。彼女が着任後の初仕事として派遣されたのは、市民が無くした財布の捜索だった。
彼女は町中を見落としてしまいそうな場所までくまなく見て回り、市民ひとりひとりに尋ねていった。最終的には手掛かりを頼りにギャングの手から財布を取り返し、市民を助けることに成功した。
グラニは自分の仕事の大小は気にしておらず、昇進の為に他人と争うということは考えたこともなかった。
彼女は市民との交流や市街のパトロールという面倒な仕事を自ら進んでこなし、彼女に助けを求める人々や困難な状況に直面している場所があればなんとか出来ないかと考えた。
その後、市民から最初の感謝状が騎馬警察に届くと、グラニは立て続けに表彰状を受け取った。
しかし、しばらくして感謝状は徐々に少なくなっていった。
人々に浸透していったのだ。この町には、毎日自身の両手でこの町や町の人々をより良くしている、若い騎馬警官がいると……。
第二資料
戦闘経験は乏しいが、グラニはきっと目標に向かって突き進むだろう。
ほとんどの状況下で彼女は冷静に状況判断をし、戦局を見極め、敵の人数と戦闘力を判断し、最善の戦術を考え、勝機をじっと待つ。
グラニは機動性に優れており、縦深作戦遂行能力、及び襲撃戦展開時の迅速で猛烈な突破力は、ロドスが機動作戦を実施する際にうってつけの人材となる。
統合作戦中、グラニの協調性の高さは誰の目にも明らかで、彼女自身もまたロドスが彼女に与えた命令を喜んで引き受けている。
この他にも、グラニは士気を高めたり、団体の協調性を促すことが得意である。彼女はいつも積極的な姿勢で応じ、身分や陣営が違うロドスのメンバーとも一致団結を推し進める。これも多くのオペレーターが進んで彼女に協力する一因だ。この一点において、グラニはロドスにプラスの影響をもたらした。
第三資料
グラニはロドスとの度重なる共同作戦で、何度も良い評価を獲得した。
某平原地帯で逃亡兵を追撃している最中、第二梯団所属のグラニによって縦深作戦が執行された。この作戦で、グラニは優れた機動力を十分に発揮した。続けざまに目標の退路に突撃し、目標のキーパーソンを足止めしたことで、ロドスの主力部隊の為に時間を稼ぐことができ、最終的には目標の包囲計画を見事完遂した。
幾度目かの某所の源石運輸ルートの護衛中に、ロドスのセキュリティ部隊が鉱物を強奪しようとする強盗の攻撃に抵抗していた時、騎兵のポジションを担当していたグラニは自身の強みを生かし、敵への攻撃の手を緩めず、ロドスと協力して陣地反撃作戦を大成功に収めた。
しかしグラニの行動が問題となった時もあった。
山岳地区の強盗一掃作戦で、その地区の複雑な地形により、計画に従って事前に出発していたグラニと作戦小隊との連絡がつかなくなってしまった。
しかし、作戦小隊が任務地点に駆けつけた時、強盗達は既にグラニに撃退された後だった。
作戦小隊がまだ到着せずに、強盗が村への略奪をはじめた時、グラニは自発的に出撃することを選んだ。彼女はこの作戦環境下での臨時作戦計画を想定していたのだった。村の街道や家を利用して絶えず敵の背後を取り、突撃の機会を窺い、最終的に強盗に略奪をやめるよう迫った。
しかし、強盗から子供を救い出した時、敵がグラニを狙撃し、彼女は左肩を負傷した。
この一件はロドスに戻った後、オペレーター達の間で「グラニが勝手に戦闘をした一件は、作戦規定に違反しているか否か。」と討論となった。
確かにグラニの行為は規定に違反する部分もあったが、もし彼女が臨機応変に対応していなければ、今回の作戦は失敗していただろう。
つまり結果として、グラニは正しい選択を自分で作りだしたのだ。
第四資料
グラニ、彼女には成長と戦闘経験を数多く積むことが必要だ。そうすれば彼女は経験不足を補うことができ、戦局時のコントロール能力も上昇する。当然、自身の身体能力の強化も必須だ。
同年代と比べ、確実にグラニは強いが、まだ十分とは言えない。
グラニは今後も更に多く挑戦をするべきだ。現在の能力のままだと、彼女の夢を実現させるのは難しい。
彼女がこれから多くの困難に立ち向かうことを止めてはいけない。これは彼女が通るべき道なのだから。
無論、何があったとしても彼女は諦めないだろう。
これだけは、何よりもはっきりと言える。
――オペレーターニアール
昇進記録
グラニのランス
産地:ヴィクトリア王国ロンディニウム市ハイベリー地区ロイヤルデール工廠
品番:L-886
サイズ:158cm/303cm
オペレーターグラニが使用するランスは折り畳み式になっており、普段は短槍として使うことができ、展開させると長槍として攻撃することができる。
これは警官用として作られた長槍で、重装甲を突き通す威力はないものの、この槍を軽視した者は酷い目に遭うことになるだろう。
グラニのやや小柄な体と比べれば、この長槍は明らかに大きすぎるが、
本人はこの長槍にかなり愛着を持っており、使いこなす為に相当な努力をしている。
ボイス
ボイス(デフォルト) | |
---|---|
秘書任命 |
ドクターに報告!巡回完了、異常なし! |
会話1 |
お腹がペコペコだーさっきの戦いで体力使いすぎたかな……あれ、こんなところに食べ物が!あたしのためにわざわざ用意してくれたの?うわぁ、アップルパイだ!助かったよ、サンキュー!いっただきまーす! |
会話2 |
ロドスのみんなによく「チビ」ってからかわれるけど、まぁ――別にいいよ、昔の同僚たちにもそう呼ばれてたし。あ、待って!頭撫でるのはダメ!耳も!顔もつねらないで! |
会話3 |
ドクター、あたし、水曜日と金曜日の夜の定期訓練には参加できないかも……そう、民間組織の治安維持と犯罪の取締を手伝うんだよ!え?緊急任務が入るから金曜日は参加必須? |
昇進後会話1 |
ロドスのみんなは強いけど、スピードならあたしは誰にも負けないよ! |
昇進後会話2 |
いつの間にか、ドクターとこんなに長い時間を過ごしてきたんだね。一緒に戦ってきたこと、あたしは絶対に忘れない。でも、まだここで立ち止まったらダメだよ!あたしたちにはもっと晴々しい未来が待ってるんだ!そうでしょ? |
信頼上昇後会話1 |
さっき通路でスカジに会ったよ……ドクター、彼女のことを冷たい人だと思ったりしてない?本当はとても優しい人だよ、本当! |
信頼上昇後会話2 |
みんなと比べると、あたしなんか特別な能力もないし、輝かしい戦績もなくて、地味なんだよね……。でも、自分の手で世界を変えたいという気持ちはそれとは関係ないと思うの!あ、でもごはんはしっかり食べないとダメだからね! |
信頼上昇後会話3 |
ドクターはいつもみんなのことばかり考えて、自分の安全をすぐ忘れちゃうよね。そんなのダメだよ!これからどんな危険が待っていても、あたしがちゃんと手を握っててあげるから!いい?約束だよ! |
放置 |
むむ、なんかドクターからすごーく美味しそうな匂いがするよ?さては何か隠してるんだね?そうでしょ! |
入職会話 |
騎馬警官グラニ、きみの声に呼ばれて駆けつけたよ!安心して、今日からきみのこと、あたしが全力で守るから! |
経験値上昇 |
なるほど、こんなところでも油断は禁物なんだね、ふむふむ! |
昇進Ⅰ |
昇進のエリートメダル?これをあたしに?サンキュードクター!警官勲章と一緒に付けるよ! |
昇進Ⅱ |
初めて任務に参加した日から今日まで、この槍が何度も私に立ち上がる力をくれた。この子を手に握ると、みんなの夢を守る勇気が溢れ出てくるんだ。 |
編成 |
あたしが戦場偵察に行こうか? |
隊長任命 |
あたしがみんなの隊長役なの?オッケー、しっかり全員を守るからね! |
作戦準備 |
みんな、ロドスに勝利の知らせを持って帰ろうね! |
戦闘開始 |
もうきみたちの好き勝手にはさせない! |
選択時1 |
あたしに任せて! |
選択時2 |
ほい! |
配置1 |
配置についた。 |
配置2 |
走ろう! |
作戦中1 |
この槍で道を切り開く! |
作戦中2 |
よーい、どん! |
作戦中3 |
戦うからには白黒つけさせてもらうよ! |
作戦中4 |
地上でしか戦えないなんて思ったら大間違いだよ! |
高難度作戦クリア |
助けを求める人のためにも、ここから先には一歩も進ませない! |
★3で戦闘終了 |
よし!素晴らしい戦いだった!みんなよくやったよ! |
★2以下戦闘終了 |
ドクター、まだあたしから離れないで。逃した敵がいるかもしれないから。 |
作戦失敗 |
くそ……この程度であたしは倒れないから! |
基地配属 |
なにか手伝ってほしい人いる? |
タッチ1 |
ええ!? |
信頼タッチ |
いつか機会があれば、ドクターと一緒に世界中を回ってみたいな。 |
タイトルコール |
アークナイツ。 |
挨拶 |
おはよう、ドクター! |
逆理演算
「孤騎奮闘」 / カジミエーシュ・洞窟
模擬訓練で再現された滴水村の戦況は、グラニにとってはあまりにも見慣れたものだった。槍を研ぎ澄まし、鎧を磨き上げる。再び危険の中に飛び込んでいったグラニは、いつでも全力で戦い抜く覚悟ができていた。
コーデ
デフォルト(昇進0)
オペレーターの普段着。
実用性は制服に劣る部分もあるが、オペレーターが最も着慣れているコーディネート。
デフォルト(昇進2)
昇進後調整された服装。
オペレーターの経験に基づき細部の改善が図られ、より作戦に特化したものとなっている。戦闘向きでありながら、オペレーターが着慣れている服装を極力再現した。
Epoque/VI - 最高のひととき
グラニの私服。
EPOQUEシリーズニューモデル/最高のひととき。カントリー感と顧客の好みを合わせて制作された、着心地の良い普段着。顧客の生活スタイルを深く理解した後に、デザイナーと顧客が共同で数多くのコーディネートアイテムを生み出した。
楽しいひとときはあっという間に過ぎていく。それでも思い出は脳裏に深く深く刻み込んで、あなたと共に千辛万苦をも乗り越える。
モジュール
ORIGINAL / グラニの記章
グラニは率先して戦場に切り込み、後続の展開に余裕を持たせる戦術に秀でている。
外勤部門の決定に基づき
外勤任務においては先鋒オペレーターとして区分し、突撃兵の責務を担う。
特別に本記章を授与し、
その証明とする。
CHG-X / 騎馬警察装備セット
騎馬警官の警察章を手に入れてから、グラニはこの日の到来を待ち望んでいた。財布捜しや鍵開けといった些細な任務ではなく、ようやく正式な騎馬警官らしい任務が下されたのだ。任務の内容は、「犯人の護送」であった。
「あっ、別に鍵開けは騎馬警官の仕事じゃないって言いたいわけじゃなくて……ただ……」
――ただ昔から憧れてた仕事にようやくちゃんと携われるから嬉しいんだ。
「武装集団の襲撃を受けました! 人手が足りません、第三小隊に支援求む!」
「第二小隊はどうだ!? 緊急支援に2名回せ! 本部の者が到着するまで持ちこたえろ!」
「第二小隊はグラニの隊です……あいつじゃ……やはりこの手の任務にあいつを参加させるべきではなかったのでは……」
突然の襲撃により、護送車の隊列は緊急停止に追い込まれた。元より備えはあったものの、相手の人数は騎馬警官たちの予想を上回っていたのだ。
グラニは護送車の後方で防衛態勢をとり続けていた。護送していた犯人は社内の同僚に押さえ込まれている。規則に則るなら、同僚が再び車両のドアを開くことはないだろうから、犯人が奪還される心配は無用だろう。
次にやることと言えば、なんとか状況を引き延ばして、支援を待つ。それだけだ。
ただ、先ほどの上司の言葉にグラニは少し怒りを覚えた。似た言葉は幾度も投げかけられてきたが、初めて正式な任務への参加が許されたこともあって、自分の力をようやく認めてもらえたと思っていたのに。
――……そうじゃなかったんだ。
「お前はそこで車両を守っていろ。あとは俺たちがなんとかする。」
グラニは二人の先輩が、向かい側の敵に射撃する様子を眺めていた。ひとり、またひとりと敵を倒していく……その時、大量の敵が遮蔽物の後ろから飛び出し、「相手は二人だけだ!」と叫びながら、二人に突撃した。その攻撃に、二人の先輩も無傷ではいられなかった。グラニは彼らが傷口を押さえた手のひらが、真っ赤になっているのを目の当たりにした。
幸い、停止した車両がちょうど良い遮蔽物となった。グラニはそこに身を隠しながら、隙を突いて何度か敵陣に切り込んだ。同僚たちはろくに期待していなかったが、グラニはなんと敵陣を切り崩し、さらには二名の負傷者をその小さな体で一人ずつ安全地帯まで引きずって避難させたのだ。敵はというと、どうやら一時後退を選んだようだ。
……
増援としてやってきた後続の小隊が、犯人護送の任務を引き継ぐこととなった。一方グラニは、負傷した先輩と同僚を近くの病院まで送り届ける役割を任された。
彼女は徐々に他人からの評価を覆し始めている。彼女自身、自分を肯定し続けてはいたものの、それでも他人から認められるとなんとも喜ばしかった。
グラニは肩の警察章をぬぐった。戦闘によりホコリまみれになったそれは、再びキラキラとした輝きを取り戻した。
印
グラニの潜在能力強化に用いられる。
赤い警笛。吹くと正義感が心の奥底から涌き上がってくる。
指名券採用
理想のため、そしてあなたのために、彼女は最後まで戦い抜くのだ。
ロドス先鋒オペレーター、騎馬警官・グラニ、槍を手に全てを薙ぎ払う。
紹介文
省略
登場ストーリー
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