aklib_story_騎兵と狩人_GT-4_共犯証言_戦闘後

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騎兵と狩人_GT-4_共犯証言_戦闘後

レユニオンの猛攻に対し、ビッグボブは、グラニとキャロルの盾になって二人にを自ら申し出る。そして、財宝に近づけば近づくほど、戦いの頻度も高くなっていった。


[ビッグ・ボブ] ぐっ……やつらめ……。

[レユニオン構成員] こいつは脚を怪我してる! こいつから先にやっちまえ!

[ビッグ・ボブ] グラニ嬢ちゃん! このままだとここで消耗しきってしまう!

[グラニ] そんなこと言っても!

[ビッグ・ボブ] キャロルを連れて先に行け! 早く!

[ビッグ・ボブ] 怪我をした私と一緒だと足手まといになる!

[ビッグ・ボブ] 後で何とかして私も合流する! だから早く行け!

[グラニ] ――

[グラニ] わかった、じゃあ約束だよ。君の取分を残しておくから…必ず後で合流だからね!

[ビッグ・ボブ] ……フッ。

[ビッグ・ボブ] さぁ、行くんだ!

[レユニオン構成員] ガキどもが逃げるぞ!

[ビッグ・ボブ] おい、待てよ。お前たちの敵はこの私だ!

[グラニ] ……戦いの音が…収まったみたい…。

[グラニ] でもキャロル、ちょっと大変だけど休んでる時間はないみたい。急ごうか。

[キャロル] 私は大丈夫……でもボブさんがどうなったのか心配で……!

[グラニ] たぶん…大丈夫。時間が必要なだけだと思う。

[キャロル] 時間が必要……? それはどういう――

[キャロル] あっ!

[グラニ] キャロル! 大丈夫?

[キャロル] ごめんなさい、木の根につまづいちゃって……。

[グラニ] 大丈夫? はい、あたしの手をつかんで。

[キャロル] ……ありがとう。

[グラニ] 歩ける?

[キャロル] ……大丈夫、かすり傷だから。グラニが言った通り、はやく行かないとね。

[キャロル] この森を抜ければ、もうモティカ山の麓。そこから山の中腹にある2つ目の洞窟に入るの。

[グラニ] 入り口はその洞窟だけ?

[キャロル] ええ。中は分かれ道だらけで、しかも隠された道を通る必要があるけど、私は進み方を知ってる。財宝は洞窟の最深部に眠ってるわ。

[グラニ] うん。それなら……。

[キャロル] きゃあ!! な、なんなのこの音……遠くで何かが爆発した……?

[グラニ] これは……爆発音に叫び声と悲鳴も混ざってる…。

[グラニ] 誰かが戦っている音だね……。まだ終わってない…。

[グラニ] ……キャロル、怖い?

[キャロル] 私――

[キャロル] ……すごく怖い。

[キャロル] でも、私はどうしても村の平穏で静かな生活を取り戻したいの。そのために私もやるべきことをやらないと……。

[グラニ] そうだよね…。

[グラニ] ……キャロルは強いんだね。

[キャロル] えっ? なに?

[グラニ] ううん、なんでもないよ。さぁ、進もう。

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