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プロファイル
基礎情報
【コードネーム】エイヤフィヤトラ
【性別】女
【戦闘経験】なし
【出身地】リターニア
【誕生日】10月18日
【種族】キャプリニー
【身長】145cm
【鉱石病感染状況】
体表に源石結晶の分布を確認。メディカルチェックの結果、感染者に認定。
能力測定
【物理強度】普通
【戦場機動】普通
【生理的耐性】普通
【戦術立案】普通
【戦闘技術】普通
【アーツ適性】卓越
個人履歴
エイヤフィヤトラは火山学者であり、天災研究者でもある。高難度のアーツ、膨大なエネルギーを必要とするアーツの行使において卓越した生来の才を発揮する。
現在はロドスでの治療を受けながら、天災の研究や環境視察と評価、危険地帯の航行保障などの関連業務を担当している。
健康診断
造影検査の結果、臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環器系源石顆粒検査の結果においても、同じく鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から、鉱石病感染者と判定。
【源石融合率】8%
明らかな感染の兆候が見られ、難聴も併発している。
【血液中源石密度】0.5u/L
細胞外液の結晶レベルは比較的高い。
第一資料
エイヤフィヤトラがロドスに初めて訪れた際、彼女を人事部に案内した職員たちは皆すぐに彼女の異常に気づいたという。彼女は他人が話している内容を聞き取ることができず、壁に頭をぶつけることまであったためだ。職員たちはこの小さな女の子の正体を、誰かの妹か、それともロドスの製薬部の実習生か……と、想像を巡らせた。
数日後、感染者であるその少女、エイヤフィヤトラをオペレーターとして採用すること、そして彼女はアーツ、天災などの研究者として、その関連業務にも参加することの通達が各職員にされ、彼らは三者三様の表情を見せた。
驚きの表情を見せた者たちは、その目立たない少女がなんとリターニア王国では名高い最高学府にその名を残していたことを知り、学歴の話題で盛り上がった。
喜びの表情を見せた者たちは、若くて有能な職員がアーツ部に来てくれれば、きっと普段の厳しく陰気臭い仕事に大きな活力を与えてくれるはずだと笑顔になった。そして興奮を隠しきれない様子で、誰が彼女の研修期間の担当官になるかを言い争った。
悲しみの表情を見せた者たちは、若くして感染者となった彼女に待っている未来はどのようなものかと、誰も予測できない未来を思い暗い表情を見せた。
第二資料
エイヤフィヤトラが提出した資料によると、彼女はリターニアの由緒正しい知識階級の家の生まれで、その両親は共にリターニアのウィリアム大学に勤めていたという。父はアーツ学部の教授であり研修生の指導教官、母は自然環境と生態系の研究者だったが、不幸にも火山調査のフィールドワーク中に火砕流に呑まれ、二人とも亡くなっている。
彼女の両親はこの大地で自然発生する天災に対して、特に火山に重点をおいた研究プロジェクトを立ち上げ、その研究を進めていた。彼女がロドスに持ってきた資料の内、その火山に関する若干の研究記録が一番大切なものだと彼女は語る。それらの研究を両親の死とともに風化させないために、彼女はその研究を受け継いだという。
火山の研究は火山が噴火する前後でのフィールドワークが必須であり、その期間中は火山地帯に長期的に滞在しなくてはならない。火山地帯には源石の顆粒を含む煙や塵、溶岩が冷やされる過程で湧き出す源石鉱脈などが多数分布しており、非常に鉱石病に感染しやすい環境であるため、彼女が感染者となった原因もそこにあると考えられる。
第三資料
エイヤフィヤトラの鉱石病症状は彼女の身体機能に強く現れている。その中でも聴覚神経への影響は大きく、明らかな聴力の低下が見られる。幸いにも症状が悪化する前にロドスでの治療を開始したため、病状の進行は比較的緩慢な状態となっている。
日常生活では彼女は補聴器を付けているが、こちらからも会話の声量を大きくしたり、何度も言葉を繰り返したりといった対策をすることで、比較的円滑にコミュニケーションをとることが可能である。
それ以外に、彼女のジェスチャーからコミュニケーションが滞りなく進んでいるかを判断する方法も有効である。以下にその判断基準をまとめる。
首を横に振る:会話がうまく進んでない。
首を横に振り驚いた表情を見せる:齟齬が生じている可能性が高い。大きな誤解を生まないためにも早急な説明が必要である。
頷く:会話が問題なく進んでいる。
頷きながらポジティブな表情を見せる:うまく考えが伝わり、順調に会話が進んでいると思われる。しかし齟齬が生じていることにどちらも気づいていないだけの可能性もあるので、引き続き言葉選びには十分注意すること。
何度も同じ単語やフレーズを繰り返す:自身の理解が正しいかを確かめているか、何か返事を返そうとしている。声量に注意すること。
ぼんやりした表情、あるいはネガティブな表情をする:既に何かしらの誤解が生じている可能性が高い。直ちに会話の内容を振り返り、誤解を解く必要がある。
第四資料
【権限記録】
エイヤフィヤトラの資料、そして彼女の論文草案には目を通しました。
『地下源石鉱脈が火山運動周期に与える影響』及び『源石と天災との関係に関する調査報告』、それからその他の分析レポートも一通り……とてもよく書けていて、なかなか見識があるように思います。
ですが、同時に危険でもあります。
彼女はとある領域に抵触しようとしています……それも学術的なもののみに留まりません。特にこの一点に関しては、皆さんによく理解しておいてもらえればと思います。
アリ――その虫は知っていますね。ではそれを観察したこともあるでしょう。アリの群れは死んだ生物を運ぶのもご存知ですね。
死体は徐々に腐敗していきますが、アリたちはその前に死体を引きちぎり、切り裂き、巣穴に持ち帰ります。そしてそれらは、彼らの社会を育む餌となるのです。
アリは強くならなければ、この広大な大地で生き抜くことはできません。
わかりましたか?つまり源石が……そういうものだとすれば、現代の人類はそんなもので社会を育んでいると言えます……それぞれの種族をより強くするためにね。強くなる目的は外敵への対抗や防衛の為、或いは未来に何かしらの変化をもたらす為と様々だとは思いますが。
エイヤフィヤトラの論証に基づいて、源石と天災がその様な関係だと仮定したとしても……
どちらにせよ人類は止まれないし、止まるわけにもいかない。
……。
しばらくは、あの子に研究を継続させましょう。
彼女が自分の未来を決める術を持つまでは。
――某日の内部会議にて、発言者■■
昇進記録
エイヤフィヤトラのペット
エイヤフィヤトラが連れている黒毛の生物は、母親が生前に彼女に与えたペットであり、彼女はそれらを「ちびめーちゃん」と呼んでいる。
ちびめーちゃんはムースの「ねこちゃん」と同じく、生物学上、行動パターン上どちらも普通の動物となんら変わらないものである。
いたずらっ子なムースの「ねこちゃん」とは違い、ちびめーちゃんたちは普段は穏やかでゆったりとしており、エイヤフィヤトラの部屋やロドスの広い場所で眠るのが好きなようだ。
また、エイヤフィヤトラの手伝いをしている様子もよく見られる。書類や荷物を運ぶだけではなく、ベッド代わりになってフワフワの背中で彼女を寝かせることもある。
【権限記録】
まあ……機密事項というほどではないが、記録するに値するものだと思う。
エイヤフィヤトラは「ちび」めーちゃん、と呼んでいるが、やはりあれは比較的大型の生物に属するだろう。
それだけ大型な生物であるにも関わらず、ロドス内ではあまり目にすることがないのはやはりおかしい。
思い返してみれば、草を食べる時、エイヤフィヤトラが助けを必要した時にはどこからともなく現れるが、あの生物の普段の行動は謎に包まれている。
それにもう一つ気になるのは、怒ったり興奮したりすると体温が異常に上昇する点だ。その際に気安く触れれば火傷することすらあるだろう。
一体どのようなメカニズムであの様な現象を引き起こしているのか、これも探っていく必要があるだろう。
ボイス
ボイス(デフォルト) | |
---|---|
秘書任命 |
先輩、この前お借りした天災研究ノート、全部読んじゃいましたぁ!同じようなもの、ほかにまだありますか……? |
会話1 |
えっなにか?……あっ、どうして先輩って呼んでいるかですか?それは、先輩が天災研究の専門家なので、研究者として私の先輩にあたる方だからですよ~。 |
会話2 |
えっと、げん……何ですか?ああ、私の聴力悪化の「原因」ですか?実は、火山の近くで研究していたときに、鉱石病に感染してしまって……。 |
会話3 |
先輩からいただいた仕事の合間に、ケルシー先生の検査も受けないと…。私の病状は結構深刻な状態らしいんです……。 |
昇進後会話1 |
両親から引き継いだ研究を形にするには、もっと頑張らないと――。もしこの研究の有用性を証明できたら、世界が驚く、とんでもない発見になるかも……。 |
昇進後会話2 |
私の両親は…もう亡くなりました。火山周辺で観測を行っていたときに火砕流に遭って……私、何があっても、両親の遺志を受け継ぐつもりです。 |
信頼上昇後会話1 |
遊び相手?ムース達が仲良くしてくれるので寂しくはないですよ~。できたら今度みんなで読書会をしたいと思っているんです!えと……場所は先輩の執務室でもいいですか? |
信頼上昇後会話2 |
聴力だけでなく視力も悪化してきていると、ケルシー先生から聞きました……鉱石病は私をどこまで連れて行く気なんでしょうね? |
信頼上昇後会話3 |
どうして後ろにいるのがわかるのか、ですか?それは先輩の体温を感じたからです。耳も目も悪くなりましたが、その分ほかの感覚が鋭敏になっているというか……こう見えても私、なかなかしぶといんですよ~。 |
放置 |
……先輩、眠っておられるんですね……。 |
入職会話 |
初めまして。私はエイヤフィヤトラです。ここに来る前は火山の研究をしていました。鉱石病の影響で耳が悪いので、ご迷惑をかけるかもしれませんが、よろしくお願いします。先輩~。 |
経験値上昇 |
もっとご指導をお願いします、先輩~。 |
昇進Ⅰ |
昇進?本当ですか?先輩に褒めていただけるなんて、すごく嬉しいです! |
昇進Ⅱ |
この黒い羊達はお母さんが遺したの唯一の形見なんです。先輩も可愛いと思いますよねぇ?えっ?あつ、熱い?あ、待って!断熱手袋をつけないとやけどしちゃいますよ! |
編成 |
わかりました、先輩。 |
隊長任命 |
武器はもちろん、防災用具も忘れちゃダメですよ~。 |
作戦準備 |
先輩、私達のことは気にせず、全体の指揮に専念してください。 |
戦闘開始 |
みなさん、安全確保が第一です。 |
選択時1 |
先輩? |
選択時2 |
先輩、ご命令を。 |
配置1 |
気を付けて行動しますね。 |
配置2 |
頑張ります! |
作戦中1 |
温度、安定しています。 |
作戦中2 |
少し熱いかもしれませんよ~? |
作戦中3 |
火事には気をつけてください。 |
作戦中4 |
これでどうです! |
高難度作戦クリア |
先輩、大丈夫そうですか?よかった……。 |
★3で戦闘終了 |
どうして争いは終わらないんでしょう……。 |
★2以下戦闘終了 |
みなさんご無事ですか?私にできることはありますか? |
作戦失敗 |
う……だ、大丈夫です……。 |
基地配属 |
この部屋はすごく安心できますね。 |
タッチ1 |
ヒャッ!お、驚かさないでくださいよ、先輩! |
信頼タッチ |
私をこんなに成長させてくれて、ありがとうございます、先輩。 |
タイトルコール |
アークナイツ。 |
挨拶 |
先輩~おはようございます~ |
逆理演算
一人の包囲網 / シエスタ・火山洞窟
エイヤフィヤトラを知れば知るほど、彼女はその小さな体に、火山のように強大なエネルギーを秘めていることがはっきりと解るだろう。
選ぶことができるなら、彼女は、自分のアーツを全て研究のために使っただろう。だが、現実は往々にして選択肢を奪うものだ。
戦場では、彼女のアーツこそが決戦のため、頼りになる最終兵器である。チームメイトがベストなタイミングで敵を彼女の攻撃範囲に引き入れることができたならば、あとは彼女に任せればいい。
コーデ
デフォルト(昇進0)
オペレーターの普段着。
実用性は制服に劣る部分もあるが、オペレーターが最も着慣れているコーディネート。
デフォルト(昇進2)
昇進後調整された服装。
オペレーターの経験に基づき細部の改善が図られ、より作戦に特化したものとなっている。戦闘向きでありながら、オペレーターが着慣れている服装を極力再現した。
CoralCoast/V - 夏の花弁FA018
エイヤフィヤトラの夏の装い。
MARTHE[CoralCoast]「夏の花弁」モデル018。少女のスタイルと体質を参考に、オーガニック素材で仕上げた水着。今夏のトレンドを追求したデザイン。
火山の研究と水遊びを楽しむことは一切矛盾しない。
モジュール
ORIGINAL / エイヤフィヤトラの記章
エイヤフィヤトラは敵に対するアーツ攻撃に秀でている。
外勤部門の決定に基づき
外勤任務においては術師オペレーターとして区分し、中堅術師の責務を担う。
特別に本記章を授与し、
その証明とする。
CCR-X / 「聞き逃した声」
愛する我が子へ
この天災研究データを解読できるようになる頃には、あなたは一人前の科学者になっていることでしょう。
努力家で才能もあるあなたなら、そのうちそうなってくれると信じているから、何も心配はしていません。あなたは私の一番の誇りだもの。
きっといつかこれを読んでくれると信じて、仕事の合間に、普段伝えられないことを書いておこうと筆を執りました。
私たち二人があまりそばにいてあげられないことを、あなたはきっと不満に思ったことがあるでしょう。
けれど私たちも、寝ているあなたを置いて仕事に出かけるたびにつらく思っていました。
最後の別れになるかもしれないと思うと、どんな顔をして行ってきますと言えばいいのかわかりませんでした。
それでも、私たちがすべてを懸けてやってきた仕事には大きな意味があるのだと、どうか信じてほしいと思います。
広大な大地に比べれば、人間はちっぽけな存在ですが、それに甘んじるつもりはありません。知識の探求は、この小さな命に意味を持たせてくれるものです。
知識さえあれば、人間は目の前の限界を超え、何層にも重なる土層や岩層を通り抜けて、大地の本当の姿を垣間見ることができ、自分たちが何者かを知ることもできます。
だからこそ火口に立ち眼前の深い穴を眺めながら、ここから大地の最奥にある秘密に辿り着けるだろうかと考えてみるのです。
その一方でこの仕事は、こうして文字を書いて恐怖を少しでも和らげようとするほどにとても危険なものです。
それでも、これは私たち夫婦共通の願いだから――どうしても成し遂げねばなりません。
私はあなたのお父さんと家庭を築けて本当に幸運だし、あなたという大きな贈り物を授かれて幸せです。
だから、あなたが私たちと同じ道を選んでくれるのは本当に嬉しいことです。
けれどもちろん、あなたを後継者にしようなどとは考えていません。
あなたは私たちの仕事を引き継がなければと思う必要はないし、あなたならもっと大きな成果を上げてくれると信じています。
私も、娘であるあなたの繊細さ、集中力、粘り強さ、勇気には、科学者として学ぶべきものが多くあり、それはとても幸せなことです。
あなたが今後も研究の道を歩み、その努力が報われる日が来ることを心から願っています。
私たち夫婦は多くの研究成果を出してきたけれど、一番の宝はやはりあなたをおいてほかにありません。
そんなあなたと一緒に人類の知識を開拓していきたいと願うからこそ、私たちは一生懸命頑張っています。
あなたなら私たちの築いたものを足掛かりにして、もっと明るく素敵な大地を目にすることができるでしょう。
――分厚い研究資料の中には、そんな手紙が挟まっていた。
印
エイヤフィヤトラの潜在能力強化に用いられる。
小さく精巧な散髪ハサミ。柄の部分には断熱性のある布地が丁寧に巻かれている。
指名券採用
几帳面な頑張り屋。
ロドス術師オペレーターエイヤフィヤトラ、あなたのために精一杯力を尽す。
紹介文
省略
登場ストーリー
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