220411_ヘビーレイン論文

ページ名:220411_ヘビーレイン論文

 

評価(2022/04/11)

 

 

2022/04/11 アップデート 遺塵の道復刻 段階で公開の評価論文

翻訳元:【方舟实战论67】暴雨丨让BOSS直接残废!冷门但强力的逃课帮手

日本語訳:

【アークナイツ実戦論67】ヘビーレイン|ボスのギミックブレイカー!番狂わせで強力な攻略の助っ人!

動画投稿者からの挨拶

みなさんこんにちは。

こちらは相変わらずカップ麺を食べている彩虹です。

今回更新した動画は  ヘビーレインの実戦論です。

なぜ  の更新をしたかって?

スキンがかわいいから…じゃなくて、

 は面白い使い方がたくさんあるからです。

しかも復刻したばかりなので、ひとつ動画を作ればちょうどいいじゃないですか。

おしゃべりはこれくらいにして、本編に入りましょう。

基礎分析

  攻撃力 防御力 / 術耐性 HP
 ヘビーレイン 378 756 / 0 3730
 バイソン 375 781 / 0 3456
 リスカム 470 755(782) / 0 3240
 ホシグマ 490 783 (813) / 0 3850
 ニアール 502 625 (650) / 0 2780

 

比較的特殊な重盾衛士ですが、

 のカタログスペックはバランスのとれた星5のレベルにあります。

防御力は同じ星5の  重盾衛士に比べて低いですが、HPが高いです。

しかし潜在Maxの  のコストは同レアの  重盾衛士に比べるとやや高いです。

第一素質について

素質 習得条件 効果
縦縞迷彩

昇進1

配置中、自身と周囲8マスの高台にいる

味方全員の物理回避+10%(潜在5でさらに3%)

縦縞迷彩

昇進2

配置中、自身と周囲8マスの高台にいる

味方全員の物理回避+20%(潜在5でさらに3%)

 

第一素質の「縦縞迷彩」は

自身と周囲8マスの高台全員が一定の防御回避を得ます。

倍率は高いとは言えず、高台にとってはオマケ程度にしかなりません。

 パトリオットの槍投げなどに対抗することを考えてもいいですが、

命知らずと言わざるを得ません。

それでも時々発動するとうれしいサプライズになります。

 

 自身について言えば、

昇進2で物理攻撃されたときにHPが23%増えることにほぼ相当します。

スキル倍率の不足を一定程度カバーしていると言えるでしょう。

しかし  の  スキル2の持続時間は

他の  重盾衛士に比べてやや短く、特化3しても20秒しかありません。

なので戦線を維持する能力としては今一歩劣ります。

もう1つリマインドですが、

回避バフが重なるときの確率は乗算であり加算ではありません。

倍率は大きく伸びないし、100%にもなりません。

 

 について言えば、大事な点は

彼女の2つのスキルについてくる「迷彩」の効果をまずは理解することです。

 

迷彩 未ブロック時、通常攻撃の対象にならない(範囲攻撃のダメージは無効化できない)

 

公式の解説によれば、

未ブロック時に敵の通常攻撃の対象にならないけれども、

範囲攻撃は回避できないとされています。

 

実際のところは通常攻撃のみならず、

ほとんどの遠距離攻撃の対象にもなりません。

迷彩は  ファイヤーウォッチのステルスと混同しやすいです。

 

ステルス 未ブロック時、攻撃の対象にならない

 

両方とも敵の大部分の遠距離攻撃の対象になりません。

マップ上のバリスタもスルーします。

毒ガスのダメージを受けます。   ドリアンは回避できません。

 

異なる点としては、

迷彩の効果発動後、敵の範囲攻撃のダメージや  フロストノヴァの氷環のような

多対象の攻撃のダメージを受けますが、ステルスはダメージを受けません。

ここまでなら区別しやすいと思うでしょう?

 

実はそうでもないです。

ステルス状態は祭壇の範囲攻撃のダメージを受けます。

しかし迷彩はダメージを受けません。

なので新しいギミックが出たらそれぞれ試してみないとわからないのです。

 

 に話を戻します。

迷彩の見た目は何でもないのですが、ボスのギミックを破壊します。

具体的にはスキルと合わせて説明しましょう。

スキル1について

 応急迷彩 [自動回復] [自動発動]
備考
  • 回復方式は目標の「1秒ごとのHP回復」属性を増加させるリジェネ型であり、

    回復倍率と回復制限による影響を受けない。

迷彩 未ブロック時、通常攻撃の対象にならない(範囲攻撃のダメージは無効化できない)

Lv 効果 初期 消費 持続
1

次の通常攻撃時、周囲一定範囲内にいるのHPが50%以下の味方1人に

4秒間迷彩と1秒ごとにHPが30回復の状態を付与

(すでに該当状態中の味方をスキル対象外にする)

1回チャージ可能

【効果範囲(全Lv共通)】

0

7

4
7

次の通常攻撃時、周囲一定範囲内にいるのHPが50%以下の味方1人に

4秒間迷彩と1秒ごとにHPが50回復の状態を付与

(すでに該当状態中の味方をスキル対象外にする)

1回チャージ可能

0 5 4
10

次の通常攻撃時、周囲一定範囲内にいるのHPが50%以下の味方1人に

4秒間迷彩と1秒ごとにHPが70回復の状態を付与

(すでに該当状態中の味方をスキル対象外にする)

2回チャージ可能

0 4 4

 

 スキル1「応急迷彩」の効果は、

次の通常攻撃時、周囲一定範囲内にいるHPが半分未満の味方に迷彩を付与し、

毎秒一定のHPを回復させます。持続時間は4秒です。

すでに迷彩効果のある味方には重複して付与せず、スキルはチャージが可能です。

 

このスキルは初見では  庇護衛士の  応急処置によく似ていますが、

 応急迷彩は固定値のHPを回復します。

スキルレベル7で毎秒50回復し、特化3でも70にしかなりません。

普通なら、HP半分でこれだけしか回復できないなら基本的にはお手上げです。

加えて効果が重複することもありません。

しかしスキル効果の迷彩は面白いです。

 

実戦中に一番効果を実感できるのは、

敵の遠距離攻撃にタコ殴りにされている高台オペレーターを治療するときです。

迷彩を掛けると、敵は強制的に攻撃目標を変更させられます。

この時に他に回復手段があれば、

4秒内にダメージを負ったオペレーターを安全圏まで回復させられます。

 

しかも固定値での回復は、

もともとHPが低くなりがちな高台オペレーターにとっては侮れないものです。

 

しかし、ほとんどの状況では  庇護衛士の  応急処置で全快させれば事足ります。

敵が遠距離攻撃の集中砲火で

4秒以内にこちらの高台オペレーターを秒殺する場合は別です。

しかも、 スキル1でアクロバティックなことをしようとするとリスクもあります。

 

 自身やヘイトを集めたオペレーターのHPが半分以下になって

迷彩が掛かった時に、

折よく敵が遠距離攻撃で高台を秒殺するような場合は逆効果になります。

私がローグライクで実測したときはそれなりによく見る現象でした。

 

言い換えるなら、  スキル1の効果は置き換えられやすく、安定もしません。

しかし、もし相性の良い敵に遭遇したら、

高頻度の迷彩は思ってもみなかった効果をあげられるかもしれません。

 

例えば、昇進1でH5‐4を攻略する場合、

 が  メフィストのバリスタで削られたときに自分に迷彩を掛けます。

そうすれば  メフィストの次の攻撃は別の対象に向かい、

削られた  が雑魚と  メフィストの集中砲火で落ちることを上手に回避できます。

これ以外にも、 スキル1の  は  庇護衛士に比べていくつかメリットがあります。

 

1つ目は、彼女自身のステータスが  庇護衛士に比べて硬く、

2つ目は固定値回復は攻撃力低下の影響を受けないこと、

3つ目は一番実用的な点ですが、 ヘラグ マドロック ラ・プルマのような

通常の回復対象にならないオペレーターを回復できる点です。

 

この点は  庇護衛士が代替できないものです。

スキル特化の話をします。

 スキル1は特化で質的な変化があり、チャージが増えます。

特化3で必要なSPは4で、理論上切れ目なく迷彩をかけることができます。

実戦上では一定の間隔はありますが。

個人的には、普通のドクターはそこまであれこれ考える必要はありません。

 は普通昇進2にしないでしょうし。

しかし昇進2にするつもりがあるなら、 スキル1は特化して備えておくのもよいでしょう。

スキル2について

 広域迷彩 [自動回復] [手動発動]
迷彩 未ブロック時、通常攻撃の対象にならない(範囲攻撃のダメージは無効化できない)

Lv 効果 初期 消費 持続
1

攻撃しなくなり

防御力+20%、最大HP+20%

自身と隣接4マス内の味方全員に迷彩状態を付与する

【効果範囲(全Lv共通)】

15

60

15
7

攻撃しなくなり

防御力+40%、最大HP+40%

自身と隣接4マス内の味方全員に迷彩状態を付与する

25 48 17
10

攻撃しなくなり

防御力+55%、最大HP+55%

自身と隣接4マス内の味方全員に迷彩状態を付与する

25 40 20

 

昇進1後、 は  スキル2「広域迷彩」を習得します。

スキル発動後、 は攻撃を停止し、防御力とHP上限が上昇します。

併せて自身と周囲4マスの味方オペレーターに迷彩効果を付与します。

 

 スキル2は  の核心スキルで、

複雑なギミックを持つボスに特化したボスキラーとも言えます。

 皇帝の利刃に蹂躙されたばかりのドクターは

きっとマップ全体に広がる国土に深い憎悪を抱いていることでしょう。

 の  スキル2と高速再配置を組み合わせると、

第二形態のボスの国土の対象を容易にコントロールできます。

 

 

 ゴールデングロー シルバーアッシュ

 スルト エイヤフィヤトラと組み合わせれば、

面倒なギミックを回避する裏技になるでしょう。

 は昇進1にすればよく、バフの要求も高くないです。

 

もし、迷彩の応用方法がこれだけだと思っているならまだまだです。

多くのボスのギミックは対象のロックに依存します。

例えばこの間の風雪一過の

 ゲーデンブレヒャーの「凍てつく殺意」の効果は迷彩で回避できます。

これはまだ思いつくでしょう。

 

じゃあ、次はどうでしょう?

 ビッグアグリー自爆後のスタンは迷彩で回避できます。

特に最後の強襲では多くのマスが配置不可になっており、

 ビッグアグリーを出待ちしたくてもあまり方法がありません。

 を使えば左側に安心して火力を集中させて、

撃破後は  スキル2を使ってスタンを回避し、前線の崩壊を防げます。

 

これも知ってる?まだまだあります。

潮汐の下では…こいつ誰だっけ…

[編注] こいつ: ファースト・トーカー

まあ、いずれにせよこいつのスキル発動後、

すぐに迷彩を使えば続いて神経損傷を与えてくる液胞を回避できます。

 

ここではついでに  ジェッセルトンを秒殺する動画も撮りました。

 

とはいえ、あまり多くを語れるギミックもないようです。

ボスを瞬殺する以外にも、

「闇夜に生きる」の  サルカズ呪術師、きっと皆さんも印象深いと思います。

こちらも最後の強襲は  歩哨の移動速度が上昇し、

 サルカズ呪術師を一人ずつ倒すには時間がきつめです。

 

いっそ  歩哨をたたき起こして、

 の  真銀斬+  スズランの  狐火+  の  迷彩で

一網打尽にしてめんどくさいことをすっ飛ばすこともできます。

 

ここからもわかるように、

 迷彩をうまく使えば多くの複雑な操作をスキップできます。

戦力も放置プレイほど高いものは求められません。

 

通常攻略の話をすると、攻略初期でも  は4章の  フロストノヴァ攻略で輝きます。

 フロストノヴァが出てきたら  を中央の通路に配置し、

1度のスキル発動で倒すことができます。

それから、攻略前期で最も  の強みを発揮できるマップとしては

龍門市街を忘れるわけにはいきません。

初心者なら戦友から特化3の  を借りて

350のラッシュ前に敵の正面に置きます。

そして 迷彩と  真銀斬で

すべての  ボンバークラッシャーと  術師を斬殺します。

メインストーリー後期のボスにも  迷彩が活きるところがありますが、

期間限定イベントほど単純ではありません。

 

 は  パトリオット第二形態の槍投げから高台を守ることができます。

 タルラの「灼熱の息吹」を回避し、火力オペレーターのダメージを減らせます。

9章で  マンドラゴラを攻略するとき、

「石盾」があるので一般的に出待ちは推奨されないのですが、

もしそうしたいなら  のスキル2は「目の敵」を回避し、

攻撃時間を稼いでくれるので活躍ができます。

メインストーリーで棒立ちの敵も迷彩で対応できます。

たとえばR8‐11の  帝国精鋭先鋒の軍隊です。

 

ここで注目なのは、 は昇進1で多くのギミックのズルができますが、

 スキル2を特化3すると初動と持続時間が大幅に上昇します。

特に初動です。

 と同様に15秒しかかからず、同時に発動することまでできます。

 スキル2の応用範囲はまだまだたくさんあります。

例えば  「左腕」タイタス・トポラのあれやこれやを回避できます。

もういちいち列挙しません。

 

それでも当然欠点はあります。

20秒以内に敵を倒せなければ、その後の戦線が崩壊しやすいです。

なので餅つき戦法を使う高難易度契約の場面にはまだ登場の機会がありません。

 

次は地形の影響を強く受ける点です。

スキルの効果があるのは周囲4マスだけなので。

実のところ敵を秒殺する以外にも、

棒立ちしている敵の遠距離攻撃ユニットの攻撃範囲にオペレーターを置かない、

クリティカルな攻撃を避けることも選択肢です。

通常マップではやはり敵を直接瞬殺した方が簡単便利なだけです。

 

ああ、そうだ、 スキル2を使う時の注意事項を補足します。

迷彩バフがかかったユニットが敵をブロックした瞬間、迷彩効果は即座に消えます。

ブロックしている敵のみに対して失効するのではなく、他の敵にも見つかります。

そのため、近距離オペレーターに迷彩バフをかける場合は

このような状況になることを避けないといけません。

統合戦略について

最後に  のローグライク中のパフォーマンスについて話します。

 自身の重装としてのステータスは、

ローグライクでは合格と言えるでしょう。

しかしローグライクでは一般的に、進んで  重盾衛士を召集することもないでしょう。

 重装を強化するいくつかのお宝も、

一回の攻略でたくさん取らなければ効果は十分ではありません。

 

 スキル1の治療量は低く、

さっきも言ったとおり迷彩は掛ける対象をミスしやすいため、

 庇護衛士に取って代わることは難しいです。

 

 スキル2は特定のステージでは刺さります。

例えば迷彩で  Wの爆弾を回避したり、 迷子の巨像のスタンを回避するなどです。

しかし大多数のマップではもっと良い対処方法があり、

 スキル2の迷彩は地形の制約も強く受けます。

加えて  は星5なので、必要な希望も高いです。

なので個人的には召集をお勧めしません。

 

まとめると、  は対処能力が高く、

加えて多くのメインステージやイベントのボスマップで楽ができるオペレーターです。

昇進1にしておく価値はとても高いでしょう。

資源に余裕があれば昇進2、さらに  スキル2は特化3しても良いでしょう。

しかし  を育てるにはある前提が必要です。

十分に強力な火力要員で敵を秒殺できることです。

なので  を育てる前に火力要員のスキルを特化する必要があります。

終わりの挨拶

では、今回の動画の主な内容はここまでです。

いつものように高評価が3万を超えたら、

新オペレーター実装後の10日以内に実践論を作ります。

次の動画でお会いしましょう。

 

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