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更新日:2023/08/08 Tue 16:46:00NEW!
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四天王 仏教 ゲーム アニメ 漫画 幹部 お約束 かませ犬 異能者集団 四人組 してんのう 知ってんの? 奴は四天王の中でも最弱 大体四人 待ち受けるチャンピオン 安定の紅一点率 ボスキャラ 最初に倒される奴は大体ネタor下っ端 厨二御用達 龍造寺四天王 ←5人いるっ!? かませから最強まで 打ち切りフラグ ポジション 四天王ポジション
四天王(してんのう)とは、ゲームや漫画等に登場する敵の立ち位置。
【概要】
元々は仏教の帝釈天に仕える「四大王衆天(四天王)」が由来であり、そこから実力者の四人衆という設定が出来た。
【元祖四天王】
持国天、増長天、広目天、多聞天(毘沙門天)
定義としては
①かなりの実力者(という設定)。
②共通の上司がいる。
③上司に忠誠を誓っている。
④○○四天王といった呼び名がある。
と、いったところだろう。
決して4人という訳では無く3人の場合や5人以上の場合もある。このあたりは異能者集団の項目も参照されたし。
何らかの配下でない場合は○大勢力といった扱いになる。
四天王を名乗っているのに人数がバラつく主な理由は
▼引退した先代も含めて四天王
▼元々四人以上いたが欠員が出て四天王になった
▼資料や書物によってメンバーが異なる
▼上司が惰弱な言葉遊びを嫌うから
【特徴】
- 基本的にこの立ち位置の敵は、個性をだす為か他の同じ立ち位置の敵との被りが少ない。
主な例
▼属性がバラバラ(四大等に1人ずつ配置等)。
▼主な攻撃法が異なる(物理特化や魔法中心等)。
▼性格が異なる(残忍、狡猾、豪快、馬鹿、武人、反骨等)。
▼敵の中でも高位の幹部の為か主人公達に負けても改心しない。
「○○様万歳!!」や「貴様らごときでは勝てないだろう」とか言って死ぬのはお約束。
▼女性が最低一人いる。
- ネタキャラ化
比較対象が必ず存在する為、1人だけやけに弱かったり言動が小物臭いとネタキャラの烙印を押されてしまう。
大体は最初に倒される奴がコレに当てはまる。
- 最後に出てくる武人枠
結構な確率で最後に出てくる。
大抵最強の四天王といったところ。
純粋に戦いが好きな者も多く、負けても悔しがらず強くなれ的なことを言う。
- インフレやシナリオ都合によるかませ犬化&雑魚化
最後の方の四天王にありがちな展開の一つ。
大物感を醸し出しながらも主人公側のインフレによってラスボス前の前座や強くなった主人公の力量表現扱いでアッサリ殺されたり主人公のライバルポジションに先に倒されたりする。
例を上げるとデュエルマスターズの白凰四天衆の最後の一人でありながら勝舞と戦う前に黒城に敗れた愛善が該当する。
- ラスボスに反旗を翻す、味方化。
上記の例から真っ向に反するが…
ラスボスが自軍の配下を軽んじていたり主人公と共感すると、ラスボスを倒そうと試みたり主人公と共闘や味方化するケースも稀にある。
味方化に関しては元魔王軍の将軍でありながら人間側についたクロコダインやヒュンケルがこれに近い。
また、自軍だけでなく敵軍をも滅ぼそうとする第三勢力が登場、互いの存亡を守るために今までの敵達と共闘するというパターンも存在する。
- 実はラスボス
上記の反旗パターンの亜種でラスボス(予測)を倒して組織を乗っ取ったり、ラスボスは実は影武者や傀儡で四天王ポジションを隠れ蓑に暗躍していると言ったケースもある。
両方を満たすのは(ややこしいが)黄金聖闘士と教皇の二つの顔を持っていた聖闘士星矢のサガだと思われる。
また、原作題材のアニメやゲームの場合だと尺の都合で「俺たちの戦いはこれからだ」になることが多く、四天王ポジションの一人が事実上の最後の敵、即ちラスボスとして扱われる事もある。
- 朱雀、青龍、白虎、玄武の四聖獣の要素がミックスされている事も。
そしてだいたい1人目はこちらのレベル的にも体感的に強敵。しかし四天王の中では最弱。
【四天王一覧】
≪「四天王(してんのう)」と呼称されている実力者集団≫
〔ゲーム〕
○アンドレアル、ギガデーモン、ヘルバトラー、エビルプリースト
ドラゴンクエストⅣで結界を守る4体の中ボス。
終盤で唐突に登場し、メッセージこそあっさりしていたものの、四天王のテンプレ行為はキッチリ満たしていた。
○カンナ、シバ、キクコ、ワタル
ポケットモンスター本編では毎作四天王と呼ばれる方々が登場する(現在6ターン存在)が、その中でも最初の作品である赤・緑に登場した4人。
それぞれ氷、闘、霊、竜のポケモンを手持ちにしている。
大将はワタルだが様々な理由からネタキャラに…
→他四天王や詳細はしてんのう(ポケモン)
○ヒロコ、スティーブ、カネコウジ、リュウドー
ポケモンカードGBシリーズにおける四天王。
それぞれがファイヤー、フリーザー、サンダー、カイリューの4枚の伝説のカードを1枚ずつ所持し使用する。
大将はリュウドーだがこっちもネタキャラに…
○カオス四天王(FF1)
土のカオス・リッチ、火のカオス・マリリス、水のカオス・クラーケン、風のカオス・ティアマット。
FF9でも登場する。
○ゴルベーザ四天王(FF4)
土のスカルミリョーネ、水のカイナッツォ、風のバルバリシア、火のルビカンテ。
忠臣だが最弱扱い、卑劣漢、紅一点、武人とキャラクターが覚えやすく前述した四天王の特徴は彼等の影響による所も大きい。
ただ、弱点がハッキリしてる事が多いため、最弱扱いのはずのスカルミリョーネに一番苦戦するという意見も。
各自でそれぞれ異なったやり方で襲撃したり共闘したりとイベントやインパクトも印象的。
後に半熟英雄などでパロディやオマージュした存在も(今作の続編でも)登場した。
○四天王(ロマンシング サ・ガ/同ミンストレルソング)
フレイムタイラント、水竜、タイニィフェザー、アディリス。
四大属性を司る神にも匹敵する強大な精霊で、それぞれの系統のモンスターの親玉でもある。
元々はラスボスに側近として誕生させられていながら、そいつの人格が酷すぎて悪を裏切り善の側についたという、かなり珍しい設定。
基本的にいい奴らだが、借りパクドラゴンだけは面倒くさいイベントの原因の為に批判されがち。
○すけとうだら、ウィッチ、まもの、パキスタ、(ドラゴン)(ぷよぷよ通)
塔の4階で戦う。ドラゴンは隠しキャラ。
○ネオアルカディア四天王(ロックマンゼロシリーズ)
賢将ハルピュイア、闘将ファーブニル、妖将レヴィアタン、隠将ファントム
エックスのDNAデータから生み出された4人。
初代ロクゼロのボスラッシュ後半戦の存在に位置していることなどから大体四天王のテンプレに沿っているキャラクター。
なのだが、武人キャラの大将なのに弱いハルピュイアと一作目で自爆してからは殆ど活躍が無いファントムという、2人もネタキャラを抱え込んでいたりする。
○ええからだ四天王(カブキロックス)
アワの国藩主ナルカミに仕える四人の美女。露出の多い衣服に身を包み、男性を誘惑する胸がはだけたなどのお色気攻撃を行う。
○死天王(サクラ大戦)
黒き叉丹、紅のミロク、青き刹那、白銀の羅刹の四人。
叉丹は何とラスボスにして2における第一話の敵。
他の三人は媒体によって扱いが違う。
○シャドルー四天王(ストリートファイターシリーズ)
M.バイソン、バルログ、サガット、ベガの四人。サガットが脱退した後はF.A.N.Gが代わりを務めている。
シャドルーの親玉であるベガ自身も四天王に含まれている。
「四天王」という括りではあるものの、実態はベガとスカウトした側近3人なので実態は傭兵と雇い主の関係に近い。F.A.N.G以外は忠誠心など無いに等しくベガも求めてはいないため仲は険悪。
海外版ではM.バイソンが「バルログ」、バルログが「ベガ」、ベガが「マスター・バイソン」と名称が変更されている。
○グラップラー四天王(METAL MAX2/同ReLOADED)
悪の組織バイアス・グラップラーの大幹部で、全員賞金首。
メンバーはテッドブロイラー、スカンクス、ブルフロッグ、カリョストロの四名。
○大阪連合四天王(初代熱血硬派くにおくん)
多聞天のほくと、増長天のわだ、持国天のまさき、広目天のほんだの四人。
ゲーム中にあまり説明はないが大阪全域を支配する高校生集団、大阪連合の中で各地域を仕切っている四人の実力者。
本来の四天王の名前がそのまま異名になっているという逆に珍しいタイプ。
四天王のテンプレはだいたい満たしているが題材が題材のため属性といった要素はない。
ただしそのせいで最後に戦うパワー一辺倒のほんだが普通に一番強かったりする。
○ロマリア四将軍(アークザラッド)
ロマリアを影で牛耳る四人。
2の序盤から因縁ができるガルアーノは初めて戦う四天王で専用BGMもこの時初めて聞けるので盛り上がる。
ヤグン、アンデルも1から登場しておりこちらもなかなか因縁が深い。
最後の▲は強いのだが…
○インスペクター四天王(スーパーロボット大戦シリーズ)
異星人勢力の機動兵器パイロットであるヴィガジ(乗機:ガルガウ)、アギーハ(シルベルヴィント)、シカログ(ドルーキン)、メキボス・ボルクェーデ(グレイターキン)。
無口キャラのシカログ以外は全員がリーダーを自称したり、地球人に振り回されることもあったりと憎めない面も強いが、異星の優れた機動兵器を地球の技術で更に強化しており、パイロットとしてふ各々かなりの強敵。
旧シリーズの『第三次スーパーロボット大戦』に初登場し、後にOGシリーズの『OG2』にも登場した。
○ゼス四天王(ランスシリーズ)
ゼス王国首都を守護する結界の基点となる塔を管理する四人。
王者の塔を山田千鶴子、日曜の塔をナギ・ス・ラガール、弾倉の塔をマジック・ザ・ガンジー、跳躍の塔をパパイア・サーバーが担当していたが、ゼス国内の動乱によりナギが失踪、パパイアが罷免。後任として日曜の塔にチョチョマン・パブリ、跳躍の塔にウルザ・プラナアイスが就任している。
王女であるマジックや政務を司る山田千鶴子・チョチョマン、軍務を司るウルザで構成されており、チョチョマンについては本人の戦闘能力は皆無な点からも管理職という面が強い。
○魔人四天王(ランスシリーズ)
ケイブリス、カミーラ、ケッセルリンク、シルキィ・リトルレーズンの四人。
四天王といっても前三人の協調性は皆無、シルキィはそもそも別派閥に属しており、「魔人の中でも特に強い四人」程度の意味合い。
○セガサターンクソゲー四天王
「超魔王」デスクリムゾン、「超魔海王」大冒険 セントエルモスの奇跡、「声優魔人」スタンバイSay you!、「惑星戦士」プラネットジョーカーの四本。
ゲーム中ではなく、ゲーム雑誌セガサターンマガジンの読者投稿レビューで特に低評価を集め誌上最低点争いを繰り広げたクソゲーたち。
それぞれの異名も誌上で名付けられただけであり、名乗ったわけではない。
特に最低点を塗り替えたデス様は筆頭格とされ、逆に電波の足りないプラネットジョーカーは最弱とされる。
またトータルでは圧倒的強者ではあるが、一時的にデス様を上回った四天王以外の猛者もいたりする。
○四天王曲(beatmaniaIIDX 13 DistorteD)
同作のボス曲が収録されたフォルダ「CARDINAL GATE」にある楽曲群の総称。
これらの作曲者は四聖獣の名を別名義として使用しており、そのメンツは
の4曲。これら全てにおいて一定の条件を満たしてクリアすると、同作のラスボスに相当する
- 金獅子:嘆きの樹
に挑む事ができるようになる。
○悪魔四天王(GOD HAND)
肥満のハゲ親父エルヴィス、ドSな女王様シャノン、唯一の人間にして主人公ジーンと表裏一体の存在アゼル、リーダーで貫禄ある老紳士ベルーゼからなる。
魔王サタン復活のために暗躍しているが、あまり連携は取れていない上に全員(というかゲーム全体の)キャラが濃すぎてリーダーのベルーゼが若干空気気味である…そして五人目の四天王も存在する
○氷の魔王四天王
ポポロクロイス物語に登場する敵役。
主である氷の魔王復活を目論む四人の魔法使い。
東のカウパ、西のドルン、北のゾルダン、そしてリーダーの南のヤブーからなる。
全員がその時点では鬼のように強くゲーム的には壁となる。
例外的にカウパだけは耐性を固めれば楽に勝てる。
しかし、この手の四天王にしては珍しく、全員が似たような冷血漢でキャラクターとしてアクの弱い連中。
戦闘BGMが名曲。
○ボンバー四天王
ボンバーマンシリーズの歴史で「ボンバー四天王」と呼ばれている集団は現在までに二つ存在。
一つは「スーパーボンバーマン4」に登場したハンマーボンバー、ジェットボンバー、レディボンバー、ボンバーバズーカの4人で、この上にグレートボンバーが指揮官役を務める。
全員ボンバーマンらしからぬ重武装で身を固めており、対戦でも普通のボムとは別にそれぞれの武器を使用する事が可能。
もう一つは「ボンバーマンジェッターズ」に登場したフレイムボンバー、マーメイドボンバー、グランボンバー、サンダーボンバーの4人。
彼ら4人は、不思議な生物「キャラボン」を合体ボンバーマン製造マシーンで合成する事で生み出されたボンバーマン達で、各種属性を用いた戦闘を得意とする。我は強いが仲は良好。
○魔王軍四天王
魔王にしてメインヒロイン・アリスフィーズに仕える四幹部。
メンバーは龍人族のグランべリア、サキュバスのアルマエルマ、九尾の狐のたまも、スライムのエルベティエで、全員その辺のモンスターを凌駕する実力を備える。
この手の四天王には珍しく仲は悪くないが、性格・属性上の相性から単独で活動する事が多く、また「魔王軍」と言いながら部下を率いている描写が終章まで皆無だったりする。まあこの辺は主人のアリス自身が人間との戦いに消極的だからという理由もあるが。
シナリオ的には主人公のライバル兼宿敵兼頼りになる(が貞操を狙っている事に変わりないためイマイチ完全に信用しきれない)仲間といったところで、個性豊かなキャラとボス戦の強さ、そして負けイベントのエロさから今なお高い人気を博している。
〔漫画・小説・アニメ〕
○かぶき町四天王(銀魂)
オカマ、ババア、任侠オヤジ、博打女王。
それぞれが作中で後継者だったり新興勢力だったりに切り替わり
アゴ、天パ、若頭、キャバ嬢の新かぶき町四天王になる。
○柳生四天王(銀魂)
別名柳生100%。
○攘夷四天王(銀魂)
坂田銀時、桂小太郎、高杉晋助、坂本辰馬
第二次攘夷戦争の時、活躍した四人で坂本以外は同門の腐れ縁。
終戦後はそれぞれの道を行く。
○ゲーム四天王(東映版遊戯王)
リドリー・シェルダン、不破龍一、アイリーン・ラオ、大門*1。
四天王とは言うがそれらしい繋がりがまるで見られず、共闘もDEATH-Tのアニメ追加エピソードで不破とアイリーンが行っただけ、大門に至っては故人であり人工臓器で蘇生されていたというトンデモ設定。
○デスクロス四天王(大空魔竜ガイキング)
暗黒ホラー軍団の幹部であるアシモフ将軍、キラー将軍、ダンケル博士、デスモント将軍。
それぞれが戦艦である「グロテクター」を指揮する。
全員がアンドロイドであり、ガイキングと同じくらいデカい。
この手のキャラにしては珍しくみんな仲がいい。
○機界四天王(勇者王ガオガイガー)
ピッツァ、プリマーダ、ペンチノン、ポロネズ、
元は全員ゾンダリアン化された三重連太陽系の関係者。
物語前半戦におけるメインの敵キャラクターだったが、黒幕であるパズダーが倒されてからの後半戦ではピッツァとペンチノンが本来の姿として味方キャラクターに。
○マルハーゲ四天王(ボボボーボ・ボーボボ)
アニメではマルガリータ四天王。軍艦、プルプー、OVER、ハレクラニ。
軍艦、OVER、ハレクラニの三名は章ボスをそれぞれ務め、軍艦は後に噛ませ犬化、OVERとハレクラニは一時的に味方側になるなどその後も登場シーンは多いが、プルプーだけはすぐに退場したしやられるシーンも軍艦のついでということが多いので忘れられがち。
○螺旋王四天王(天元突破グレンラガン)
螺旋王ロージェノムの側近である獣人族。いずれも専用のガンメン(人型機動兵器)とダイガン級ガンメン(戦艦)を持つ。
怒涛のチミルフ(ビャコウ、ダイガンザン)、流麗のアディーネ(セイルーン、ダイガンカイ)、不動のグアーム(ゲンバー、ダイガンド)、シトマンドラ(シュザック、ダイガンテン)の4体。
○四天王(ソードマスターヤマト)
悪の化身ベルゼバブの配下であるサイアーク、キョウアーク、ゴクアーク、レツアークの四名。
サイアークがやられたようだな…ヤツは四天王の中でも最弱…
○美食屋四天王(トリコ)
主人公が四天王という珍しいパターン。
トリコ、ココ、サニー、ゼブラの四名。
尚、それぞれ嗅覚、視覚、触覚、聴覚に優れており、4人全員が目をつけているとある料理人が味覚を担当することで五感が揃う。
四天王と言う呼び名は「頂点」ではなくあくまで「将来が有望」であるという意味で、開始時点では彼らより強いキャラは大勢いる。
○男塾死天王(魁!!男塾)
卍丸、センクウ、羅刹、影慶の4名。噛ませの役割は彼らの下につく男塾鎮守直廊三人衆が担う為、全員が拳法の達人として描かれている。
○グン・ジェム四天王(機甲戦記ドラグナー)
「ギガノスの汚物」と称され、恐れられているグン・ジェム隊のエースパイロットで、それぞれが専用に改造されたメタルアーマーを持つ。
ゴル(スタークゲバイ)、ガナン(スタークガンドーラ)、ジン(スタークダウツェン)、リー・スン・ミン(スタークダイン)の4人。
○デビルガンダム四天王(機動武闘伝Gガンダム)
マスターガンダム・ガンダムヘブンズソード・グランドガンダム・ウォルターガンダムのDG細胞によって形成された4機のMF。
それを操るファイターの方は(師匠の存在感が圧倒的過ぎるのもあり)あまり四天王扱いはされない。
というかグランドに乗ってるのは操られてるだけのゾンビだし、ウォルターは乗り手が交代している。
○デュエマ四天王(デュエル・マスターズVS)
デュエマが最も盛んである八尾町にて、実力が非常に高いとされる四人。
現デュエマ界最強である光文明使いのルシファーを筆頭に、闇文明使いの佐々木コジロー、
水文明使いの勉達也、自然文明使いの毒島サソリで構成されている。
このメンバーに対し、火文明使いである主人公の切札勝太は「なんで火文明が入ってないんだ」「俺が火文明使いの四天王になってやる」と息巻いて、幼馴染のるるから「それじゃあ四天王じゃなくなる」
と突っ込まれた。
○ザイバツ・シテンノ(ニンジャスレイヤー)
ブラックドラゴン、レッドゴリラ、パープルタコ、アイボリーイーグルの四名。
由来は(忍殺せかいにおける)四聖獣から。
戦闘スタイルや性格はそれぞれ明確に差別化されており、実力もザイバツ・シャドーギルドの中では高い部類(流石にザイバツ・グランドマスターには及ばないが)。
組織内でも特異な立ち位置ゆえに、全員が濃いキャラ性を持ちつつ仲間意識も強い。
○JP国分刑務所四天王(力王)
管理部長の杉山徳三のアイディアで、刑務所の管理のために実力者の囚人から選抜された。
北部管区を仕切るドスの使い手の”人斬り”鳴海、東部管区を仕切る元力士の北枕、南部管区を仕切るワイヤー使いの白神、西部管区を仕切る中国拳法の達人の黄泉の四名。
○幽幻死天王(タフシリーズ)
幽玄真影流総帥・日下部覚吾の直弟子で、かつては「朧山の天狗」と言われていた。
“霞の春草”横山春草、”犀の大観”木村大観、”大蛇の武山”下村武山、”鼬の観山”菱田観山の四名。
○南陽四天王(一騎当千)
三国志の孫呉をメインと据えた本作において、主人公である孫策伯符が入学した南陽学園の実力者。
甘寧、呂蒙子明、左慈、楽就の四名。
…あれ?孫呉だよね?左慈*2って何?楽就*3って誰?
後に南陽学園の番長が袁術から孫策になったため、甘寧の代わりに周瑜公瑾が入った。そっちが変わるのかよ!
○東京四天王(ろくでなしBLUES)
前田太尊(吉祥寺)、鬼塚(渋谷)、薬師寺(浅草)、葛西(池袋)の四名。
東京のベスト4と噂される高校生。
四人目の葛西が登場した際にこの設定が明かされたが、その葛西は四天王というポジションを嫌い、自分が最強であると示すべく他の四天王をタイマンで下そうとした。
そんな凶暴な葛西や、恐怖政治で支配していた鬼塚も、太尊との対決を経て薬師寺と同様に仲間と信頼し合うリーダーへと成長し、大阪から強大な敵が現れた際には一致団結して立ち向かっている。
○明訓四天王(ドカベン)
明訓高校野球部の黄金期を築いた、山田太郎、岩鬼正美、殿馬一人、里中智の四選手。
微笑三太郎を加えて「明訓五人衆」と呼ぶ場合もあるが、微笑だけ独自の立ち位置になることも多い(四天王がパ・リーグ球団に入団する一方で微笑だけセ・リーグ球団に入団するなど)。
○魔王ハドラー軍四天王(勇者アバンと獄炎の魔王)
ハドラーが魔王としてアバン一行と戦った時に魔王軍の幹部として活動した4体のモンスター。
メンバーはバルトス(種族:地獄の騎士)、キギロ(種族:亜人面樹)、ガンガディア(種族:デストロール)、ブラス(種族:鬼面道士)。
本作が「ダイの大冒険」の前日譚に当たるスピンオフ作である関係上、ブラス以外の3体は当初より死亡退場すると予測されていた(特にバルトスは最終決戦で死亡が確定路線)がその分、彼らの生き様も本作における1つのポイントになる。
また、ブラスはハドラーの命により第2話時点でデルムリン島に旅立っており、派生元の設定と合わせると「後方支援専任」「主人公一行と戦わないどころか対面すらしない」という、この手の四天王キャラとしては極めて特異なポジションになっている。
○シメオン四天王(NEEDLESS)
○鋼魔四天王(ウルトラマン超闘士激伝)
○暗黒四天王(魔法陣グルグル)
○武田四天王(織田信奈の野望)
〔その他〕
○暗黒四天王(ウルトラシリーズ)
ウルトラマンメビウス終盤より登場した、暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人配下の四人の実力。
構成は「邪将」巨大ヤプール、「謀将」デスレム、「豪将」グローザム、「知将」メフィラス星人であり、陰険で卑劣な知性派3人と戦闘特化の脳筋武闘派1人というあまり類を見ないバランスとなっている
なおヤプールが加わったのはごく最近のことで、それ以前の邪将だったアークボガールはエンペラ星人の命令を無視して惑星を食いまくったため追放の憂き目に遭っている。
○悪の四天王(巨獣特捜ジャスピオン)
13話から登場。イッキ、ザンバ、ブリマ、ギョールの四名で構成された、サタンゴース及びマッドギャラン配下の上級戦士。
イッキとザンバは登場から数話で倒され、残ったプリマとギョールはまるでマッドギャランの待女の様な立ち位置になっていった。
○風林火山四天王(SD戦国伝 風林火山編)
疾風の仁宇・密林の摩亜屈・火炎の駄舞留精太・巨山の斎胡。
味方側、且つ噛ませ犬にならず全員強キャラを貫いた珍しい四天王。
後に四天王の称号はそれぞれの弟子(山のみ弟)の風雷主・百士鬼改・江須・砕虎摩亜屈へと受け継がれ、さらに後の時代では真紅主・鷺主・輝龍・冒流刀の「闘覇四天王」が継承する。
○クライム四天王(ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー)
新生クライムの幹部で、鉄面軍団を率いる鉄面男爵、サハラ軍団を率いるサハラ将軍、拳闘士軍団を率いる地獄拳師、UFO軍団を率いるUFO船長の四名。
最後は四天王ロボに合体して戦った戦った。
≪「四天王」とは別の名称で呼ばれる実力者四人組≫
〔ゲーム〕
○四大魔王(ドラゴンクエストⅥ)
ムドー、ジャミラス、グラコス、デュランの四名。
「夢の世界」の重要な4つの施設を封印していた。
およそ同格とされる存在として本拠地「狭間の世界」に捕らえた人々を支配するアクバーがおり、
ラスダンではジャミラス以外の四大魔王+アクバーのパチモノ集団が出現する。
ドラゴンクエストⅩではムドー以外の四大魔王+アクバーが「幻界の四諸候」として登場する。
○四魔貴族(ロマンシング サ・ガ3)
魔戦士公アラケス、魔龍公ビューネイ、魔海侯フォルネウス、魔炎長アウナスのアビスの魔物達の頂点に立つ大悪魔。
600年前の死食の際に魔王の道を選んだ運命の子に従い、アビスより配下の魔物を送り込んで以降の世界を混乱に陥れた。
彼等自身も魔王の配下となり、魔王が消えた後は彼等自身が世界の支配者となったが、次の300年前の死食では反対に聖王となった運命の子に追い返された。
ゲーム本編の時代では、次の死食が近づいた影響で嘗ての本拠地に再びアビスゲートが開きかけているのだが、現在の不完全なゲートでは本体の余りに強大な魔力により越えられないため、取りあえずは各々の願望を具現化した幻影を送り込んで再び魔王の時代を取り戻すべく暗躍している。
本体と幻影のギャップとか、イトケン自身も自信作と語る戦闘BGMとか語るべきことは多い。
○四牙(ファイアーエムブレム 烈火の剣)
【白狼】ロイド、【狂犬】ライナス、【蒼鴉】ウルスラ、【死神】ジャファル。
いずれも一流の暗殺者だが、ロイド&ライナスが首領である父に従うのに対し他2人は別の黒幕の思惑で動いているため、一枚岩ではない。
○BB部隊(MGS4)
戦争によってPTSDを負った女性のみで構成された4人組。それぞれ専用の装備に身を固め、"感情"の名を冠したコードネームを持つ。
全員半ば狂乱状態にあり、その扱いは人間を素体にした兵器に近い。
ちなみに「BB」とはBeauty and Beastの略。
○破滅を呼ぶ風(MGR)
PMC企業「デスペラード・エンフォースメント・LLC」に所属する兵士達。いわゆる幹部兼用心棒。
サンダウナー、ミストラル、ミヌアーノ、モンスーンの4名からなる。
ラスボスは「真の目的」を彼らにのみ伝え、それ以外の人員にはカバーストーリーで通しているため、ラスボスにとっては志を同じくした仲間でもある。
○ナイトクォーターズ(ワイルドアームズ)
マザーによって生み出された鉄の体と水銀の血をもつ存在…魔族のトップにたつ四人の魔族。
終末の四騎士とも書かれる。
物語開始時点では青の騎士ジークフリード、赤の騎士レディハーケン、白の騎士アルハザード、黒の騎士ベルセルクの四人。
ちなみにこの手の集団にしては珍しく、欠員が出た場合はマザーの意志により普通に補充される。
そのためベルセルク死後はブーメランが新たな黒の騎士となった。
マザーを追い落とすことも厭わない覇者ジーク、狂気の科学者アルハザード、紅一点で出生に秘密があるレディハーケン、実力的には最強だが頭が悪いベルセルク、戦闘狂のブーメランなど個性も強い
○コキュートス(ワイルドアームズ2)
オデッサ)の精鋭4名のことをさす特設任務部隊で、それぞれが各分野に秀でている戦闘のエキスパート。
キャラクター的にも立っており主人公達より人気だった時期も。
○四大メインモンスター(モンスターハンター)
『モンスターハンタークロス』に登場する、4体のモンスターたち。
の4種がおり、それぞれ属性・種族が異なっていることから、創作物におけるオーソドックスな『四天王ポジション』のイメージを強く
反映されていることが分かる。実際、四体の素材から作られる防具のデザインを担当した、やえやん氏によると
「ディノバルドが正統派主人公」「ガムートが力自慢の巨体キャラ」「タマミツネがイケメン枠」「ライゼクスが無口でニヒルなナンバー2」
というイメージで作成したとの事。
『四天王』という呼称は最初は非公式であったが、この4体を狩猟対象とした大連続狩猟『宿命の四天王』というものがあり、半ば公式名称となっている。
アッパーバージョンのモンハンダブルクロスで加わった
龍属性の古龍種[[“天彗龍 バルファルク”>バルファルク]]や、実質無属性枠で二つ名持ちモンスターである“鏖魔ディアブロス”は双璧と呼ばれ、四天王と区別されてる。6体いても困るしな。
○メテオブライアン、キスオブファイア、ポイゾナキャップ、スリプルボーイ(チョコボスタリオン)
GⅠ・GⅡに現れる固定ライバル羽の中でも、ほぼ同年代に集中して現れる非常に強力な四羽。
それぞれ純粋に強い差し羽の黒チョコボ、紅一点で短距離専門の赤チョコボ、調子の波が激しいがいい時は手が付けられない白チョコボ、長距離の逃げを得意とする巨漢の緑チョコボと強い個性を持つ。
しかしポイゾナキャップのみならず晩成型で競り合いに弱いスリプルボーイも安定性を欠く。
そのためその二羽より。登場年代こそ離れているが四天王に匹敵する強さを持つミニマムルーリーやアルテマファイナルの方が強いとも言われる。
○四星(テイルズ オブ リバース)
カレギア王国国王直属部隊「王の盾」最高戦力。
サレ、トーマ、ワルトゥ、ミリッツァのヒューマ、ガジュマの混合で構成されている4名。
○四天吼(アルナムの牙)
アルナムを統治する清帝国の最大戦力だが、それ故に叛旗を翻さないよう修行という名目で四方に軟禁されている。名前はそれぞれ方角から取られている。
実は彼らは創造神によって造られた失敗作であり、しかも子を為すと自身の伴侶が死ぬという呪いまでかけられている。
続編では太陽神の加護により呪いは消失しているが、トウバン以外は記憶を失っている。
ホクロク、トウバン、ナンゴウ、セイロンの四人。
○ゼス四将軍(ランスシリーズ)
ゼス王国の実働を担当する四人の将軍。
魔法王国であるゼスのトップに相応しく各人が四種の属性に長けており、炎軍のサイアス・クラウン、氷軍のウスピラ・真冬、雷軍のカバッハーン・ザ・ライトニング、光軍のアレックス・ヴァルスで構成されている。
○デイン四駿(ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡)
○四元徳(ベヨネッタ)
ベヨネッタに登場する4体の天使で、それぞれ「勇気」、「節制」、「正義」、「思慮」を司るとされる。
天界においての旗艦的立場であり、現れると同時に天変地異を引き起こす大いなる存在……
なのだが、この作品は魔女が悪魔の力を借りて天使どもをいたぶり殺すゲーム。敵役であるこの四元徳たちも相当にキモいデザインをしている。*4
〔漫画・小説・アニメ〕
○ダークマスターズ(デジモンアドベンチャー)
最終クールに登場した「魔の山の四天王」。プクモンメタルシードラモン、ピノッキモン、ムゲンドラモン、ピエモンの4体の究極体から成り、デジモンワールドをそれぞれ得意とする4つのフィールドに分割して支配していた。
○九竜島の四聖(封神演義)
聞仲に忠義を尽くす道士達。大規模破壊を得意とする。
○魔家四将(封神演義)
四聖に匹敵する実力を持つが、彼らに比べると非紳士的とされている。原形は四つ首の幻獸。
※主に藤崎版の解説。
○終末の四騎士(戦姫絶唱シンフォギア)
ワイルドアームズと名前が同じなのは偶然…ではなく金子つながり。
こちらは「元人間」ですらなく、全員が「オートスコアラー」と呼ばれる戦闘用自動人形。
○音の四人衆(NARUTO‐ナルト‐)
君麻呂、多由也、左近/右近、鬼童丸、次郎坊の六人、四天王なのに六(ry
詳しくは項目参照。
○四星(るろうに剣心)
終盤の雪代縁との戦の前に出た四人組で呉黒星の護衛。コピペロス。
四神ともかけており、それに擬えた武器や戦法(青龍大刀、朱雀双剣、白虎掌拳、玄武蛇棍)を好む。
一度は剣心組を相手に優位に立つが、図に乗ってボロを出した*5ためにあっさり逆転された
○ジャーク四人衆(仮面ライダーSD 疾風伝説)
テレビの四隊長。戦闘能力は同等であり、ライダーマンと戦ったボスガンとアマゾンと戦ったマリバロンが同時に倒されている。
○最古の四人(からくりサーカス)
最初の自動人形・フランシーヌ人形を笑わせる為に造られた「最古の」自動人形達。
人類に仇なす自動人形達を束ね、自動人形に指示を出す指導者的立場。が、彼ら自身は指令らしい指令を出さないフランシーヌ人形に仕える従者という形をとる特殊な指揮系統が特徴。特にリーダー格は決まっておらず、チームワークもそこまで良くはないが、四人とも「あくまで頂点はフランシーヌ人形で自分はその従者」というスタンスの為揉め事は起こらない。
○最後の四人(からくりサーカス)
人類を滅ぼすために黒幕の手で作られた「最後の」自動人形達。
芸をする為に製造された「最古の四人」と異なり、初めから殺戮を目的に製造されている為、戦闘力は彼らより上。
だが、彼らと違い他者に仕える存在でないのと、製作者のエゴが色濃く反映されている事からチームワークは悪く、傲慢で身勝手な面が目立つ。また、上記4人と違い、他の自動人形を率いている描写もないため、立場的には「黒幕の私兵」である。
○死四天(烈火の炎)
葵、蛭湖、門都、綺理斗。物語終盤の敵・裏麗最強の四人。
○イリアステル滅四星(遊戯王5D's)
無限界帝Z-ONE 、戦律のアンチノミー、絶望のアポリア、逆刹のパラドックスの四人。
滅亡した世界の生き残りをZ-ONEが集め、破滅を回避する方法を探るべく結成した組織。
横のつながりで成り立っている組織なので上下関係は存在しない。
一応リーダーポジションには創設者のZ-ONEが就いている。
○四天衆(デュエル・マスターズ(MtG時代))
白凰がリーダーを務めるMtGのデュエリスト集団「白い騎士団」の中でも精鋭である
黄昏ミミ、愛善真、三国、糞ゲス野郎邪藩牛次郎の四人から構成される。
ヒロインポジションのミミちゃんや「愛されない屑」としてのキャラが定着した牛次郎に対し、
愛善と三国は噛ませ犬扱いされたりと不遇気味(三国は壁としてのインパクトがあった分恵まれているが…)。
まぁザキラが登場した辺りからそういう設定は完全に忘れ去られているので全然大丈夫だぜOK
○D4(デュエル・マスターズ WIN)
デュエマの実力においてチバ県の頂点に君臨する四人。
全員が「D」で始まる異名を持ち、構成員はプリンス・カイザ、覚知山ボウイ、霞ヶ関ファルゴ、最上川イッサ。
カイザが私的に設立した集団であるため、加入条件は絶対的なデュエマの成績とカイザの承認。
マイハマ学園内において教師以上の絶大な権力を保有し、何不自由のない学園生活が約束される。
『決闘学園編』ではD4入れ替え戦の結果、ボウイからカレンに交代した。
○四皇(ONE PIECE)
「偉大なる航路」の後半の海にあたる「新世界」において、皇帝の如く君臨する4人の大海賊。
物語当初は“白ひげ”エドワード・ニューゲート、赤髪のシャンクス、百獣のカイドウ、“ビッグ・マム”シャーロット・リンリンの四名だったが、
第一部終盤のマリンフォード頂上戦争にて、エドワード・ニューゲートが戦死したため、第二部では代わって“黒ひげ”ことマーシャル・D・ティーチが四皇の座に就いている。
○東邦神姫(べるぜバブ)
石矢魔高校の四天王。
東条英虎
邦枝葵
神崎一
姫川竜也
4人の名字の頭文字を取ってこう呼ばれている。
実力も大体並びの順。なお、経済力は下からの方(御曹司、ヤクザの息子、神社の娘、勤労学生)が高い。
○ガウディウム四凱将(FF:U ~ファイナルファンタジー:アンリミテッド~)
「キノコ」を司る軍人フングス、「植物」を司る魔女ヘルバ、「海」を司る魔人ピスト、「傀儡」を司る傀儡師オスカーの四名。
タイラント伯爵に仕える亜人たちで、ほぼかませ扱いだったフングス以外は実力者が揃う。
○太チンの竜、竿竹のケン、抜か八、ガロン塚本(親子の穴に出しまくり)
私立助平大学にSM同好会なるものを作り屯している四人組。
自己紹介通り異常な下半身を持つが、1ガロンは約3.8リットルほどなのに対し塚本は精液を1リットルしか出せないため完全に名前負けしている。
○四大魔王(ロトの紋章)
大魔王異魔神に仕える四人の魔王。
竜王、獣王グノン、冥王ゴルゴナ、魔人王ジャガンの四人。
〔その他〕
○黄虎賊四大頭目(新SD戦国伝 地上最強編)
黄虎璽の腹心、幻殺・毒激・地悪・鎌厄。
○四魔忍軍軍団長(新SD戦国伝 伝説の大将軍編)
新生闇軍団総大将・魔殺駆の配下。
炎魔忍軍の漸羅、氷魔忍軍の華紅羅、妖魔忍軍の刃流刃浪、空魔忍軍の刃流鋭の四人。
属性が分かれてはいるが炎・氷・妖怪・空(風)と変化球。
○ハカイダー四人衆(キカイダー01)
ギルハカイダー、シルバーハカイダー、ブルーハカイダー、レッドハカイダーから成るハカイダー部隊を率いる人造人間。
それぞれがブラックドラゴン、銀エビ、青ワニ、朱ムカデに変身。さらに四人が合体してガッタイダーとなる。小物な上に弱い
○ビークラッシャー四鎧将(ビーファイターカブト)
四枚のインセクトメダルを元にマザーメルザードが生み出した闇の昆虫戦士。
リーダーの猛毒鎧将デスコーピオンをはじめ、冷血鎧将ムカデリンガー、魔剣鎧将キルマンティス、変幻鎧将ビーザックで構成される。
○ラッキークローバー(仮面ライダー555)
スマートブレインの村上峡児/ローズオルフェノク直属たる『上の上』のオルフェノク。
初期はジェイ/クロコダイルオルフェノク、琢磨逸郎/センチピードオルフェノク、影山冴子/ロブスターオルフェノク、北崎/ドラゴンオルフェノクで構成されていた。
彼らの元ネタは先述のハカイダー四人衆の怪人態。
○滅亡迅雷.net(仮面ライダーゼロワン)
組織名が構成員名という珍しいタイプ。
それぞれ「滅」「亡」「迅」「雷」という名前の幹部格がおり、マギア達を裏から操り、暗躍する。
○四賢神/ロード・オブ・ワイズ(仮面ライダーセイバー)
ソードオブロゴスの最高幹部たる4人の賢者達。
当代のマスターロゴスの手で葬られたが、終盤にて全盛期を上回る力を得て復活。
ラスボスの前座でありながら、その強大にも程がある力を以て剣士達を追い詰めた。
○冥獣人四底王(魔法戦隊マジレンジャー)
かつて、天空聖者ブレイジェルをギリギリまで追い詰めた4人の冥獣人。
海外版では2話で全滅。
≪「四天王ポジション」だが人数は異なる実力者集団≫
〔ゲーム〕
○七英雄(ロマンシング サ・ガ2)
七人だけど四天王ポジション。
解説は個別項目へ。
○ゲスト三将軍(スーパーロボット大戦シリーズ)
異星人ゲストの三人の将軍。
三枚目気取りのゼブ、傭兵のロフ、ロブの恋人の紅一点セティの三人。
『第四次』ではライグ・ゲイオス、『F』では各々の専用機でプレイヤー部隊に地獄を見せてくれる。
ただし、あくまで立場の違いで対立しているだけで各々は良識的な人物。
そのため作品によっては和解できる。
〔漫画・小説・アニメ〕
○アダム親衛隊(デュエル・マスターズSX)
勝舞時代のラスボス・アダムに仕えるデュエリストで、ハプニング大佐をリーダーとした
サドネス、テラー、トラブル、パッションの5人で構成。
忠誠心は高いが、各自の我が強いためハプニング大佐以外は協調性が低い。
○BIG5(遊戯王)
海馬コーポレーションの幹部5人。
具体的なポストは不明ながら企業買収のエキスパートだった大下、常務取締役にして人事部長の大滝、「白いものすら黒くした」と謳う敏腕顧問弁護士の大岡、工場長の大田、社長の側近だった大門の5名で構成される。
幹部である事に加え、見ての通り全員名前に「大」が含まれるのも「BIG」5たる所以であろう。
剛三郎体制だった頃のKCに於ける重役だったが、それ故に瀬人体制に移行してからは何かしら不遇な目に遭わされており、復讐の機会を探っていた。
原作では大した役柄ではなかったが、アニメでは都合2度に渡り遊戯らと対決する事となる。
○サウザンドセブン(天晴爛漫!)
一騎当千と謳われた7人の伝説のアウトロー達の総称。
今や生き残っているのは3人だけと言われており、それ故に現在では「サウザンドスリー」と呼称される事が多くなっている。
○遠月十傑評議会(食戟のソーマ)
遠月茶寮料理學園の特に優秀な10名の生徒で構成される、学園総帥直属の機関。
一般的な学校の生徒会に当たる存在だが、学園教師を上回る発言力がある、学校運営の仕事で海外を飛び回る事もある、通常であれば閲覧に制限がかかる希少資料閲覧し放題、高級調理器具も学校の予算で買い放題という凄まじい権限を行使する事ができるなど、
最早「生徒会」などという生易しい存在ではない。
理不尽なまでに極端な実力主義を敷く遠月のTOP10というだけあって、一般生徒を遥か上を行く実力者が揃った人外魔境である。
○柱(鬼滅の刃)
鬼殺隊の幹部に当たるメンバー。定員は「柱」の画数に因んで9名。
あくまで「定員」であるため、柱に相応しい実力者と認められなければ9名未満であっても補充される事は無い。
それぞれ自身の使う呼吸法に因んだ通称を持ち、炎の呼吸の使い手は「炎柱」、水の呼吸なら「水柱」となる(雷の呼吸のみ例外的に「鳴柱」)。
呼吸法は様々あり代替わりも何度もしているが、応用力と適応力の高さから「水柱」と、代々炎の呼吸を伝える一族の存在から「炎柱」は常に在籍しているという。
一般隊士と比べれば遥かに強いが、それでも最上位の鬼である「上弦」には遠く及ばず、本編以前から劇中に至るまで少なからぬ戦死者を出している。
○十二鬼月(鬼滅の刃)
鬼の始祖である鬼舞辻無惨直属の配下である12名の精鋭。
上位6名の「上弦」と下位6名の「下弦」に分かれており、更に上弦・下弦共に「○弦の壱」から「○弦の陸」にランク付けされている。
数字は小さい方が強く、つまり上弦の壱が最強、上弦の陸は下弦の壱より強く、下弦の陸が最弱という事になる。
上弦は強いを通り越して最早不条理な程であり、一般隊士であれば戦いにすらならず、柱でも単騎で挑めば勝機は薄い。
一方で下弦はというと、やはり一般隊士では歯が立たないものの実力者複数人がかりであれば倒せない事もなく、柱であれば悠々と切り捨てる事すら可能という程度。
その為、下弦の伍の戦死を切っ掛けに無惨からも失望され、下弦は無惨自身の手で粛清される事となってしまう。
○ナイトオブラウンズ(コードギアス 反逆のルルーシュR2)
神聖ブリタニア帝国最強の騎士(軍人)12名で構成される精鋭中の精鋭。通称「ラウンズ」。
それぞれに「ナイトオブ(数字)」の称号と異なる色のマントが与えられ、ナイトオブワンを除く11名は全員が同格として扱われる。
最強のラウンズに当たるナイトオブワンには、任意の植民エリアの一つの統治を任されるという最強中の最強に相応しい特権が与えられている。
また各ラウンズにはそれぞれに専用ワンオフKMFと、それを用意する為の直属の開発チームが付く。
なお、12名というのはあくまで定員であり、必ずしも常に12人揃っているという訳ではない。
アニメ本編では登場しなかった数名は番外編で出番があったが、ファイブ・エイト・イレブンはその存在を示唆される事すら無かった。
主人公の一人枢木スザクは1期と2期の間にナイトオブセブンに就任している。
○ソウカイ・シックスゲイツ(ニンジャスレイヤー)
本来この単語はソウカイ・シンジケート内の威力業務部門全体を指し、その中でも六人からなる精鋭部隊を「シックスゲイツの六人」と称するが、
作中及び読者の間では「シックスゲイツ=シンジケートの幹部集団」という認識の方が主流である。
シンジケートの首領ラオモト・カンの手足となって働く精鋭達だが、多くの者はニンジャスレイヤー=サンに1エピソード限りで殺されるので人員の入れ替わりが非常に激しい。
複数エピソードに渡って登場した者でさえ数えるほどしかおらず、長期に渡りシックスゲイツの座に納まっていたのはヘルカイト=サンくらいしかいない。
その上ラオモト=サンにとってシックスゲイツは「自分が手を下すまでもない些事を担当する雑用係」程度の認識でしかなく、欠員が出たら組織の下位ニンジャを適当に配置するという管理の杜撰さ。
そのため初期メンバーは真の精鋭揃いであったが、末期メンバーはヘルカイト=サンを除けばテック頼りのサンシタばかりで、某ピンクのニンジャも「出涸らしみたいな奴ら」と酷評していた。
なお雑用係ではあるが待遇は下位ニンジャよりはだいぶ良くなるらしく、個別のトレーニングルームが与えられたり福利厚生の一環として温泉旅行にも行けたりする。
○ザイバツ・グランドマスター(ニンジャスレイヤー)
ザイバツ・シャドーギルドの九人の大幹部たち。上の方に項目があるザイバツ・シテンノの直属の上司…というわけではない。むしろシテンノの方が名前の割に組織内のはみ出し者だったりする。
全員がニンジャスレイヤー=サンと同等の戦闘力を持ち、教養や礼儀作法にも通じている。その上組織内での政治闘争もできないと務まらない、文武両道を極めた者の集団である。
強大な実力者集団であるのは間違いないが、ザイバツの悪い所である「フットワークの重さ」「派閥闘争」の元凶でもあり、
死亡者が出ても仇討ちや欠員補充などせず「遺産や配下の分配」ばかり考えているという悪しき一面も…
○「12人」(ニンジャスレイヤー)
アマクダリ・セクトの大幹部たち。名前の通り構成員は12人。
その存在はトップシークレットとして秘匿されており、組織の下位構成員の中には12人の存在を知らない者さえいる。
ほぼ全員が「表の顔」を持ち、各分野において名の知れた名士。人選の基準は「社会的地位やネオサイタマへの影響力」が重視されており、非ニンジャさえいるのが特徴。
さらに欠員が出ても前任者の地位や業務を引き継げる代役を用意しており、短期間で元の体制に戻せるシステムが構築されている。その様は「エイトヘッズドラゴン」に喩えられる。
なお戦闘力は重視されていないとはいえ一筋縄ではいかない強者も何人かおり、特にスパルタカス=サンは作中全体で見てもトップクラスの実力者と言える。
〔その他〕
≪番外:「五人揃って四天王」系の集団≫
○クロマティ四天王(魁!!クロマティ高校)
今日の会議のテーマは我々が…四天王なのに5人いるという事だ……。
○アケチ・シテンノ(ニンジャスレイヤー)
四天王なのに2020年6月現在判明してる限り6人いる。
タイクーンは惰弱な言葉遊びを嫌うのだ。
○瀬川四天王(ハヤテのごとく!)
四天王なのに7(ry
○魔王軍四天王/アンデッドナイ軍四天王(VIPRPG)
四天王なのに前者は5人、後者は7(ry
四天王ってなんだっけ……?
○零崎一賊三天王(戯言シリーズ)
零崎双識、零崎軋識、零崎曲識の三名。
「あと一人くらいどうにかできなかったのか!?」
○四魔将(ドラゴンクエストX)
獣魔将ガルレイ、幻魔将ファズマ、妖魔将ゲジュラ、豪魔将ベリンダ&ブレンダ。
名称が違う上に5人揃って四魔将。
○魔族四天王(偏差値10の俺がい世界で知恵の勇者になれたワケ)
無双、最速、半月、策謀、飄々の「五人」
実はこの内の一人が四天王になりたくて四天王を自称する魔物。
○暗黒(聖闘士)四天王(聖闘士星矢)
原作では暗黒竜星座が双子の兄弟だったので5人に。なおアニメでは双子設定がなくなり4人に。
【現実世界の四天王】
≪中国の四天王≫
○四世三公
袁安・袁敞・袁湯・袁逢・袁隗
汝南袁氏が名族と言われる所以で、四世代にわたって実力でのし上がり後漢王朝の最高官職である三公を歴任した。
袁安の子が袁敞で、袁湯は袁敞の兄の子、袁逢と袁隗は袁湯の子の兄弟。
この次世代に袁紹・袁術が生まれ、後漢末からの三国時代に至る乱世の幕が上がる。
○四世大尉
楊震・楊秉・楊賜・楊彪
こちらも三公のうちのひとつである大尉に直系の四代で続けて就いている、袁氏に匹敵する名族…なのだが弘農楊氏はかなりマイナー。
楊彪は袁氏の娘を娶ったが袁紹や袁術に同調してはおらず、その子楊修は鶏肋であえなく処刑となり、三国時代の表舞台には立てなかった。晋では栄達したのだが。
○曹魏四友
司馬懿・陳羣・呉質・朱鑠
ドSでおなじみの曹丕の親友。
全員、曹魏において重職を歴任した。
○曹植の四友
楊修・丁儀・丁廙・邯鄲淳
曹丕と曹操の後継を争った曹植の親友。丁儀・丁廙は兄弟で、邯鄲淳は曹丕と会った時で齢70を超えている老学者。
全員、曹植を後継に付けるため暗躍したりしたものの、曹植自身の落ち度もあり失敗。
丁兄弟は処刑され、邯鄲淳は曹丕に招聘されて嫌々仕え病没した。楊修は上述の通り。
○蜀の四相
諸葛亮・蒋琬・費禕・董允
それぞれの役職名はバラバラだが、諸葛亮の丞相という役職に因んで纏めて四相と呼ぶ。
最終的な階級は蒋琬は大将軍・録尚書事、費禕は尚書令、董允は侍中守尚書令に任命されている。
○蜀の四名臣
諸葛亮・龐統・蒋琬・黄権
東晋の袁宏の「三国名臣序賛」においては上の蜀の四相の費禕、董允の代わりに龐統・黄権を加えた四人を指す。
○孫堅配下の旗本四天王
程普・韓当・黄蓋・祖茂
羅貫中作の演義の設定。
四天王とは上の方にも書いてあるが元々仏教用語で、仏教がまた浸透していない三国時代では、少なくとも一般には使われてない言葉であろう事は明記しておく。
三国時代当時の仏教徒の人物が恩人殺しでおなじみの笮融くらいしかいないと言えば、当時の仏教がマイナーだと察しが付くだろう。
三国志ものの作品でもほとんど登場していなかった(そもそもメンバーの大半が空気だった)が、『SDガンダム三国伝』では「長沙四騎衆」として登場。
程普ジムカスタム、韓当ジムキャノンII、黄蓋グフ、祖茂パワードジムの四名。
黄蓋だけキャスティングおかしくね?とは言ってはいけない。
○蜀の李四兄弟
李バク・李朝・李劭・夭折したため不明
李バク以外で三龍と呼ばれていた。
しかし一番有名なのが劉備・諸葛亮・劉禅をキレさせて処刑された李バクなのだから皮肉としか言いようがない。三龍の知名度が三流
○東呉四友
諸葛恪、張休、顧譚、陳表
太子四友とも言う、孫登の親友の四人
孫登没後、相次いで死去する。
○荊州四英傑
韓玄・金旋・趙範・劉度
赤壁の後劉備にあっさりやられた荊州南部の太守たち。三国志のゲームでドM御用達勢力になっていることでも有名。
ゲームのせいで勘違いされがちだが、そもそも彼らは独立勢力ではなく補給線が寸断されて孤立した曹操配下の武将である。
ゲーム的に仕方ない面もあるだろうが、そのせいで間違った認知のまま有名になったのは皮肉なものである。
なお上述されてきた面々と違い、こちらはゲームユーザー発祥の俗称でしかない点は注意されたし。
○四人帮または文革四人組
江青・張春橋・姚文元・王洪文
1960年代半ばから70年代半ばにかけて行われた文化大革命を主導した
中国共産党の四名の最高幹部の事。四人帮は失脚後に共産党から付けられた公称で、元々は上海幇と呼ばれていた。
メンバーで特に有名なのは当時の中国の長、毛沢東の妻である江青だろう。
尤も、毛沢東からは煙たがられていた節があり、公的な会議の場で毛沢東直々に「派閥なんか作ってんじゃねーよ(意訳)」と公然と非難された事もあり、
彼の死後1ヶ月と経たずに全員失脚した。
≪日本の四天王≫
○道長四天王
藤原保昌、源頼信、平維衡、平致頼
藤原道長に仕えていた4人の総称。いずれも武勇に秀でていた。
○頼光四天王
源頼光配下の渡辺綱、坂田金時、卜部季武、碓井貞光。
大江山の鬼退治等で有名。
このうち、金太郎のモデルとされる坂田金時は「下毛野公時」という人物をモデルにした創作とも。
○藤原四兄弟
藤原武智麻呂、藤原房前、藤原宇合、藤原麻呂
四天王ではないが、次男と比べたらややパっとしないが頭脳明晰な長男、政治家としては最も活躍した次男、影の薄い三男、詩歌など文化面に強い四男と役割分担は見事に四天王。
学習漫画などではだいたい悪役だが、兄弟仲は良かったようで、死期まで一緒。彼らの功績が後世の藤原氏の発展につながる。
皮肉にも子孫同士は争い合うことになるが。
○木曽四天王
樋口兼光、今井兼平、根井幸親、楯親忠
朝日将軍と呼ばれた木曾義仲の家臣達。
○義経四天王
佐藤兄弟だったり鎌田兄弟だったり弁慶だったり、伊勢だ駿河だ亀井だ片岡だと諸説ある。
○細川四天王
香川景明 香西元資 奈良元安 安富盛長
子孫が総理大臣になったヤンデレの家臣・・・ではなく、
応仁の乱の東軍総大将、細川勝元の家臣達で畿内で活躍した4名の武将を顕彰して呼んだもの。
○武蔵四家
成田氏 玉井氏 奈良氏 別府氏
武蔵の地侍衆の中で最も力のある四家で、筆頭は成田氏といわれている。
武蔵とは以外に出身の有名人が多い埼玉県の旧国名の事。今でも四家の名が埼玉県に残っている。
○美濃四人衆
美濃斎藤氏の有力な家臣の稲葉良通、安藤守就、氏家直元、不破光治の四名。
不破を除いて西美濃三人衆、稲葉と不破を除いて日根野弘就、竹腰直光、日比野清実、長井衛安の四人を加えた六人を称して斎藤六宿老、または斎藤六人衆とも言う。
西美濃地域における国人領主クラスの家臣たちで構成された西美濃十八将も存在する。
○山名四天王
垣屋続成、田結庄是義、八木豊信、太田垣輝延
毛利氏、織田氏が台頭すると、2派に分かれ抗争を繰り広げ、山名氏の衰退をさらに加速させた。
○浅井の四翼
磯野員昌 大野木国重 野村定元 三田村秀俊
浅井長政配下の武将、近江輿地志略という書物に名がある。
四翼は「しよく」とも「よんよく」と読む。
○毛利四人衆
吉川元春 小早川隆景 口羽通良 福原貞俊
元亀三年に「毛利氏掟」が出された時の家中の最高幹部たち。
吉川と小早川は兄弟で、福原とは遠い親戚にあたる。
○宇喜多四天王
岡家利 戸川秀安 延原景能 花房職秀
日本初の「鉄砲を使用しての暗殺」を始めとする黒い噂が絶えない宇喜多直家配下の四人。
後年、戸川と岡の二人が宇喜多騒動の起こした結果、宇喜多家の衰退につながった。
○織田四天王
信長配下の柴田勝家、丹羽長秀、滝川一益、明智光秀。秀吉を入れると五人衆になる。
○羽柴四天王
羽柴秀吉配下の宮田光次、神子田正治、尾藤知宣、戸田勝隆の四人。
織田四天王や徳川四天王と比べてマイナー気味。
宮田は戦死、KY神子田とヘタレ尾藤は処刑、戸田のみが大名となったが、子を残さずに病死した。
○徳川四天王
家康配下の酒井忠次、本多忠勝、榊原康政、井伊直政。項目参照。
○武田四天王
武田信玄・勝頼親子に仕えた四人、馬場信房、内藤昌豊、山県昌景、高坂昌信。
信長の忍びでは馬場から順に、
「死にぞこない」「目立たない」、「チビ」「逃げ腰」とかいつまんで紹介された。
高坂以外の三人は長篠の戦いで討ち死にした。
信虎・信玄初期には板垣信方、甘利虎泰、飯富虎昌、小山田昌辰(虎満)を指すという。
○上杉四天王
柿崎景家、直江景綱、宇佐美定満、甘粕景持
『上杉将士書上』出典。また『甲越信戦録』では景綱は直江兼続に換えて表記。
○島津四兄弟
四天王じゃないけど存在や役割分担は見事に四天王。外れ無しチート四兄弟。
○龍造寺四天王
隆信配下の成松信勝、江里口信常、百武賢兼、円城寺信胤、木下昌直。
五人揃って四天王。
三人は確定なんだが四人目が2人のどちらか資料によって違った為どちらも四天王扱いされて五人になった。
○立花四天王
五人揃って(ry…とはいえ五人名前が挙がるもののこちらは一名が代替わり。
残った資料的には後任者の方が活躍してたりする。
○蘆名四天の宿老
松本氏輔、平田宗範、平田実範、佐瀬常藤、富田滋実
五人揃(ry…平田宗範と実範は親子で宗範が父親にあたる。会津四家老とも言う。
単に松本氏、平田氏、佐瀬氏、富田氏のことを指す場合もある。
このうち松本氏のみが一門衆ではなく、よく謀反人を出して誅殺されたりしてるがそれでもまた松本氏の誰かが重用されるという謎の待遇を受けている。
実際氏輔も謀反(未遂)人のひ孫で、息子行輔は謀反した。
○最上四天王
志村光安、鮭延秀綱、延沢満延、氏家守棟、楯岡満茂、里見民部。
六人揃って四天王。志村・鮭延・延沢の三人は確定らしく、最後の1人は軍記物や書物によって面子が変わるとか。
声優の鮭延未可は秀綱の子孫にあたる。
○DQN四天王
伊達政宗 森長可 細川忠興 島津忠恒
本人達が名乗ったのではなく、イカれた逸話の多さから後世の人間が勝手に付けた名称。
○夏目漱石四天王
安倍能成、小宮豊隆、森田草平、阿部次郎、鈴木三重吉。
やっぱり五人いる(最後の二人が入れ替わるパターンがある)。
正直、現代から見れば寺田虎彦や和辻哲郎のほうが……(芥川龍之介は客将ポジションだろう)。
○全日本プロレス四天王
三沢光晴、川田利明、小橋健太、田上明の四人。
○ものまね四天王
清水アキラ、栗田貫一、コロッケ、ビジーフォー(グッチ裕三、モト冬樹)。
ビジーフォーが2人1組なので5人なのに四天王。
○100打点カルテット
井口資仁、松中信彦、城島健司、ペドロ・バルデス
2003年福岡ダイエーホークスから、同年に同じチームから100打点の打者を4人も出すというプロ野球史上初の偉業を成し遂げた四人組。
ダイハード打線と呼ばれた強力打線の中でもこの年は傑出しており、主砲の小久保裕紀をシーズンを棒に振る大怪我で欠きながらも凄まじい強さを見せて優勝へと導いた。
だがバルデス以外は不仲で、3人で互いに打点をつけまいと足の引っ張り合いをしていたとかなんとか。(最終的に打点王を取ったのは松中)
≪その他の国の四天王≫
○四大天使
無数の天使たちを束ねるとされる4人の有力な天使。
ユダヤ教・キリスト教ではミカエル・ガブリエル・ラファエル・ウリエル。
イスラム教ではミーカール・ジブリール・アズラーイール・イスラーフィール。
それぞれの前者2名は同一存在とされるが、ガブリエルは女性説があるのに対してジブリールは確実に男性である*6。
ちなみにユダヤ教・キリスト教では七大天使という括りもあるのだが、7人のうち4人は四大天使でほぼ確定だが残り3人は資料によってコロコロ変わる。
○構造主義四天王
レヴィ・ストロース、ジャック・ラカン、ロラン・バルト、ミシェル・フーコー
20世紀の哲学史を彩る四天王。
専門分野はそれぞれ文化人類学、精神分析、文芸批評、オールラウンダーと結構違う。
最後のフーコーは自分自身を構造主義者だとは思っておらず、むしろ積極的に批判したため、フーコーの代わりにアルチュセールを入れる場合もある。
ちなみにラスボスに相当するのはソシュールであると思われる。
○BIG4(テニス)
2000年代からの男子プロテニスの4強。ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、ノバク・ジョコビッチ、アンディ・マレーの4名。
比較の際にはフェデラー、ナダル、ジョコビッチの3人だけ取り上げられる場合もあるが、マレーも同時代の他の選手を圧倒する成績を出している。上3人が強すぎるのだ。
○ファシスト四天王
20世紀前半、イタリアに独裁者として君臨したベニート・ムッソリーニ率いるファシスト党の最高幹部を務めた
ミケーレ・ビアンキ、エミーリオ・デ・ボーノ、イタロ・バルボ、チェーザレ・マリーア・デ・ヴェッキの4名。
ムッソリーニ政権成立後は最高意思決定機関であるファシズム大評議会の終身評議員並びに閣僚を歴任するが、
ビアンキは1930年に病死し、バルボは1940年に事故死。残る2名は1943年に離反し、
翌年デ・ボーノは捕えられ処刑され、デ・ヴェッキはアルゼンチンに亡命。
戦後イタリアに帰国し、ネオファシズム政党イタリア社会運動の支援者となり、1959年死去。
○スラッシュメタル四天王
METALLICA、Megadeth、Anthrax、Slayerの4組。
○GAFA
グーグル(アルファベット)、アマゾン、フェイスブック、アップルの4社。
マイクロソフトを加えてビッグ・テックやBIG5とも呼ばれ、米国発祥でデジタル分野における寡占市場を築いている。
○四分統治(四帝分治、テトラルキア)
ディオクレティアヌス、マクシミアヌス、ガレリウス、コンスタンティウスによるローマ帝国の統治体制。
広大になりすぎた領土を円滑に統治するため、領土を4分割し、それぞれに皇帝を置いて統治を行った。
なお、「皇帝の地位が有する権限」はいずれの皇帝も同格だったが、「個々人の序列」はディオクレティアヌス>その他でありディオクレティアヌスが権力を独占していた。
早い話が、他の3人はディオクレティアヌスが皇帝としての権限を行使するための代理人である。
○(ダビデの)三十勇士
四天王ではないが「四天王なのに五人以上いる」ネタの極端な例。
聖書に出てくるダビデ王の名だたる30人の家来たち(原文は「勇士」に当たる単語はなく意訳)のはずだが。
『サムエル記』の2巻目23章でこの前の項に出てくる三勇士ともども列挙されている名前が以下の通り。
(原文は各自の出自や父親の名前なども書いてあるが長くなるので省略)
ヨセブ、エレアザル、シャンマ(ハラル人)(注:以上の3人は三勇士)
アビシャイ、ベナヤ、アサヘル、エルハナン、シャンマ(ハロデ出身)、
エリカ、ヘレヅ、イラ、アビエゼル、メブンナイ、
ザルモン、マハライ、ヘレブ、イッタイ、ベナヤ、
ヒダイ、アビアルボン、アズマウテ、エリヤバ、ヤセンの子達、
ヨナタン、シャンマ、アヒアム、エリペレテ、エリアム、
ヘヅロ、パアライ、イガル、バニ、ゼレク、ヨアブの武器を執る者、
ナハライ、イラ、ガレブ、ウリヤ、
以上37人である。
三勇士を引いても34人もいる。*7
追記・修正は四天王に選ばれてからお願いします。
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*2 曹操を欺いた仙人、史書において孫家との関りは見られない
*3 袁術の敗走で殿になって死んだ以外記述の無いモ武将、史書において孫家との関りは見られない
*4 もっとも、天使が人の形で描かれるようになったのは比較的後の時代であり、天使という存在が語られ始めた当初は「人がたどり着くことのできない高次生命」であることを示すためにキモいデザインで描かれていた。
*5 一度牙突を見抜いただけで調子に乗る、真似が完璧過ぎて本当の使い手に見抜かれる、頑丈な左之に手数は効かない、武器頼りなのに破壊された
*6 イスラム教の伝承ではジブリールとマリアが交わって生まれたのがイーサー(イエス)とされる。
*7 「ヤセンの子達」を2人以上、あるいは前後の人の修飾として人数を変えても、最後に「37人」と人数を言いきっているので結局30人と数が合わない。
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