零崎曲識

ページ名:零崎曲識

登録日:2013/01/01 (火) 12:21:06
更新日:2023/08/07 Mon 17:46:57NEW!
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音楽家 少女趣味 殺人鬼 人間シリーズ 零崎一賊 零崎一族三天王 ボルトキープ 菜食主義者 逃げの曲識 零崎曲識



「零崎を始めるのも、悪くない」




零崎曲識(ぜろざき まがしき)



零崎一賊三天王の一人。《零崎一賊》唯一の禁欲者にして、究極の菜食主義者。二つ名は《少女趣味》(ボルトキープ)。《逃げの曲識》とも呼ばれる。
天然で、しかも思い込みが激しい、そして何より音楽家極まりない殺人鬼。


『零崎曲識の人間人間 ランドセルランドの戦い』では二十歳そこそこ。折り目正しい燕尾服、胸ポケットにはハンカチーフをセット。
軽くウエーブのかかった肩までの黒髪、端正な顔立ちと、どこから見ても音楽家のような姿をしている。なお、少年時代は短めのポニーテール。
二十五才の時(戯言シリーズ本編時)は足元に届くほどの長髪に白の燕尾服。


双識軋識人識からも、冷静で淡泊、思い込みが激しい性格を指摘されている。そのためか、見た目の割に毒舌。ちなみにサンタさんの存在をごく普通に信じているようだ。
「悪くない。」というのが口癖。また、文末を形容詞、形容動詞で終わらせることが多いようだ。


音楽家を自称している。双識との会話からすると、暇人でホームレスの様にもとれ、零崎人識曰く、「風来坊」。
しかし音楽家を名乗るにふさわしい、相当の音楽的才能に恵まれている事は確かだと思われる。


5年後(戯言シリーズ本編時)には、風来坊を止めて、ピアノバー・クラッシュクラシックを経営していた。


戦闘スタイルは『音使い』。その能力は殺し名よりも呪い名に近い。敵味方かかわらずあらゆる音で人体や思考を操り、衝撃波で破壊し、時に楽器を直接打撃武器にもする万能形。
究極的には声で操ることができる。ただし、純粋な戦闘能力はそう高くない。


なお、双識や軋識と違い、使う得物の名から二つ名がついたわけではない。
≪大きな戦争≫の際、当時は最強でなく名前もなかった哀川潤と出会ったことをきっかけに《少女趣味》が誕生した。≪小さな戦争≫の時には紫木一姫と交戦している。



《少女趣味》(ボルトキープ)
曲識が手にした最初にして最後の独自の楽器。
罪口商会第四地区統括の罪口積雪が作製した黒いマラカスで、命名も彼による。曰く、広く正確に音階に表現できるように制作され、「ちょっとしたグランドピアノ並み」である。
曲識曰く、「最小のオーケストラ」。同時に打撃武器としても使用可能なだけの頑丈さを併せ持つ。実際、軋識の愚神礼拝をも一撃でへし折る想影真心の攻撃に耐え切った。



作品
No.1『鞦韆』
戦闘高揚曲。この歌で哀川潤を操った。
No.6『滑り台』
No.12『砂場』
この2つは、他人の精神状態を操る。


No.9『雲梯』
衝撃波による攻撃。
No.142『鉄棒』
戦闘用ではない曲。人識にはクラシックの曲に聞こえた。


No.200『ぎっこんばったん』
戦闘用ではない、2人で弾く為に作られた連弾用の曲。曲識はこれを1つの楽譜にまとめた。




No.74『土管』
痛みの鎮静効果を含んだ曲。


No.96『広場』
人を操る曲。演奏時間が144時間26分13秒


No.0(欠番)『ままごと』
哀川潤に出会った直後に作詞作曲された入魂の曲。




零崎曲識の名(迷)言


「悪くない。」


「僕が菜食主義者ということは知っているだろう――戦争などまっぴら御免だ。きみも変わり者だが僕も変わり者なんだ。もしもそんな事態になれば、僕は真っ先に逃げ出させてもらう。『逃げの曲識』と呼ばれているのは伊達じゃない」


「別に僕は幽霊というわけではない。いるところにはいるし――出るところには出るさ」


「僕は菜食主義者だ――だから運がいいぞ。普通、零崎一賊に仇なした者は一族郎党皆殺しと相場が決まっているのだが――僕を相手取るときだけは例外だ。条件を満たさない限り、一族郎党どころか本人でさえ殺されずにすむケースがある」


「ミステリー? そんな前世紀の遺物に興味はない」


「ふむ。ツンデレという属性がはやって以降、『勘違いするな』という台詞から格好良さは完璧に失せたな」
「いや――お前は殺す」


「そう――せめて人間らしく、笑って死ね」


「少女以外は、殺さない」


「この戦争が終われば、僕は――少女以外は殺さない」


「零崎を始めるのも、悪くない」


「―――積雪さん」
「―――あなたとの変わらぬ友情に、乾杯」


「僕はお前のために、歌を歌おう」


「そうだな。これは失礼した――僕としたことが……僕、らしくない」
「いい!」



追記・修正をするのも、悪くない。


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  • 大戦争時代のイラストが可愛い。双識や軋識とはまた違った表現で家族思いな側面が描写されていて、かなり良いキャラしてた -- 名無しさん (2015-02-05 06:53:45)
  • 結局この人は哀川さんに殺されたのか?いーちゃんは「いまの哀川さんに人は殺せない」てきなことを言ってたけど。 -- 名無しさん (2015-02-05 07:56:25)
  • 致命傷を負っていて事切れたんじゃないの? -- 名無しさん (2015-03-24 03:05:01)
  • どうだろうねその辺りは……話は逸れるが、設定的には曲識にも零崎じゃない名前(軋識→軋騎)があるはずだけど、他の零崎の名前の法則(零崎名から一文字抜く)だとなんかしっくりこないよね -- 名無しさん (2015-05-02 21:55:18)
  • ↑それ言ったら軋騎も無理矢理臭い。真敷とか名前っぽくしようとすればいくらでもできる。それはそうと最強の方で哀川さんに思い出されてたのうれしかった -- 名無しさん (2015-08-10 01:36:18)
  • 描写されなかった内臓ぐるぐる -- 名無しさん (2016-05-06 07:14:46)
  • 「学生時代に自分へ嫌がらせしていた連中は全員ツンデレだったのだと考えればそう悪くない青春を過ごしたように思える」という天才の発想。 -- 名無しさん (2017-09-30 01:11:35)
  • さらっと書かれてるけどピアノ並みの音階を出せるマラカス作る積雪さんマジやべーし、それを使える曲識もどうなってんだっていう -- 名無しさん (2021-12-23 02:16:42)

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