登録日:2015/02/15 Sun 14:18:27
更新日:2024/01/12 Fri 10:34:15NEW!
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▽タグ一覧
最弱 史上最弱 大器晩成 スペランカー 虚弱体質 不幸体質 低ステータス 紙耐久 最弱にして最強 所要時間30分以上の項目 コメント欄ログ化項目 最強と紙一重 下には下がいる 最弱議論 メンタル面の強者多し
私って史上最弱のプリキュアですか??
歯を食いしばれよ、最強────俺の最弱は、ちっとばっか響くぞ
ちからも スピードも ほとんどダメ。 せかいで いちばん よわくて なさけないポケモンだ
史上最弱が…………最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も恐ろしいィィマギィ――――ッ!!
じゃあな最弱。俺の居ない時代に産まれただけの凡夫
最弱とは、読んで字のごとく最も弱いこと。
最強とは真逆の存在の事である。
▽目次
概要
あるところに「最強」が誕生すれば、おのずと「最弱」も生まれる。
たとえばそれが「戦い」や「競い合い」を主題に置いた作品・物語であったのならなおさらである。
さて、最強議論はあちこちで活発に行われているが、最弱もまた中々にディープなジャンルである。
基本的に「最弱キャラ」などと呼ばれるものは、二つのパターンに大別することができる。
即ち、
A:作者などの作り手側に最弱として設定されているパターン
B:読者・視聴者などの受け手側に最弱と評価されているパターン
……の二つである。
Aパターンはちょっと複雑。
ここから更に3タイプくらいに分かれたりする。
A-1:本当に最弱であるタイプ
A-2:今は最弱でも伸びしろが大きいタイプ
A-3:弱く感じる要素が逆に強みになっている。あるいはニッチな状況で活躍するタイプ
A-1は普通に最弱なキャラクター。
物語序盤のザコとか、そもそも非戦闘員であるといった人たちがこれに当てはまる。
少なくとも戦闘要員の中のくくりなどでは名実共に最弱であることが多い。
四天王など敵の幹部同士でも先鋒を務めるキャラはその中では最弱というパターンが多い。
まぁ、後から登場する敵が弱いと盛り上がりにくいので…。
A-2はいわゆる大器晩成。主人公キャラなんかに多い。
物語初めのうちは本当に弱いが(※ただし本当に最弱であるかは別)、努力と経験の積み重ねや隠れていた才能の発見、仲間の助けのおかげで強くなっていくというタイプ。
このタイプのキャラクターは最終回あたりではほぼ最強かそれに近い存在まで成長していることがほとんど。
ゲーム作品でも数値・設定共に明らかに弱さを強調されているキャラは大器晩成型として期待をかけられることが多い。
最も曲者なのがA-3。
弱さを強みにするというのは少しわかりにくいが、例えるのならば、昔話の一寸法師がそれに近い。
ほんの小さな小人である一寸法師は、普通に喧嘩をすれば子供どころか子猫や鼠にだって負けてしまいかねない最弱の男であろう。
だが、彼はその体の小ささを活かして身軽に立ち回り、恐ろしい鬼さえも討ち倒してしまうのである。
単純に力比べすれば弱くとも、実際の戦いや競争においてはそうでもないというパターンである。
このタイプに属するキャラクターはそこいらの最強候補の人物達より遥かにタチが悪い危険人物だったりすることもままある。
一方のBパターンは「他と比べて明らかに非力」「極端に勝ち星が少ない」といった、
客観的に見て間違いなく最弱であるというキャラクターなどが選出される。
なんやかんやで強かったり、最終的には勝っていたりして、実際は最弱どころかかなり強いとすら言えるA-2やA-3なタイプの最弱キャラはおのずと候補から除外される。設定上は強豪だが描写されたシーンが黒星ばかりでヘタレ呼ばわりされた隊長もいるくらいだし。
対戦要素のあるゲーム作品などでは、バランス調整をミスったキャラが、故意に弱キャラとして設計されたA-1タイプのキャラクターの下を行くこともしばしば…
しかしながら、最強議論と同じく答えが出なかったりすることもしばしばある。
プラスであろうとマイナスであろうとその頂点を決めるというのは容易ではないのだ。
最弱な例
以下、最弱な人たち色々。
【アニメ・漫画・小説編】
●ステカセキング(キン肉マン)
『7人の悪魔超人』の先鋒としてリングに上がり、大音量を浴びせたり「カセットテープを媒体に歴代の強豪超人の技を再現できる」という強力な能力でキン肉マンを苦しめた。
しかし試合後、リーダーのバッファローマンから「ステカセキングは我々の中で最も弱い」という事実を告げられ、さらなる波瀾と苦闘を予感させる展開となる。
…という、「所詮奴は最弱」ネタの先駆け的存在だが、これまたよくある話として能力だけ見ると「むしろ中堅~上位ぐらいあるんじゃね?」というぐらいのものを持っている。
強さの指標の一つである超人強度も250万パワーと、バッファローマンの1000万パワー、スプリングマンの320万パワーに次いで高い。
敗因が「3年前の弱い頃のキン肉マンのカセットテープを持ち込み、うっかりそれを再生してしまったせいで負けた」というものであり、最弱たる所以はその判断力の甘さにあったと言えるか。
後に教官であるスニゲーターから「強豪超人の能力を得たことで調子に乗ってしまい、精神まで変身し切れていない」という欠点も指摘され、厳しい指導を受けることになる。
●ラディッツ(ドラゴンボール)
サイヤ人の数少ない生き残りであり、主人公・孫悟空の実兄。
フリーザ軍において同じサイヤ人であるベジータ・ナッパとチームを組んで戦っているが、3人の中では最も弱く「弱虫」とバカにされている。
存命中は当時の地球最強コンビである悟空とピッコロを圧倒する恐るべき強さを見せたものの、「スカウターの警戒信号を自分の戦闘力より遥かに低く設定している」
「弱点である尻尾を鍛えていない」「ピンチになると肉親の情に甘えた命乞いをする」等、その言動には小物臭さが目立っていた。
「宇宙レベルのインフレ開始を告げる強敵」と「あくまでもベジータ達の前座に過ぎないことを弁えたキャラ付け」を両立した存在。
●サンタナ(ジョジョの奇妙な冒険 第2部)
本作のメインの敵である「柱の男」の一人で、人間はおろか第1部で猛威を振るった吸血鬼をも凌駕する能力を誇る。
種族共通の特徴として「触れただけで対象を捕食・吸収できる」「弱い波紋程度なら受け流せる」「肉体を自在に変形できる」など、全てにおいて吸血鬼をバージョンアップしたようなチート能力を持つ。
そんな彼も後に登場する3人の柱の男からは「進化について来られなかった落ちこぼれ」「番犬のような存在」と自分達の足元にも及ばない存在であることが強調され、彼らのような「流法(モード)」と呼ばれる特殊能力も持たない。
しかし、格上の3人が怒ったり号泣したりと様々な表情を見せるのに対してサンタナの振る舞いはパニックホラー映画のクリーチャーそのものであり、独自のインパクトを残すことには成功している。
また、ディオやストレイツォといった過去の強敵より遥かに劣るモブとはいえ吸血鬼を捕食したことで、「前作のラスボスですら餌扱い」という柱の男の脅威を分かりやすく示している。
●スティーリー・ダン(ジョジョの奇妙な冒険 第3部)
あまりにも小さく、髪の毛一本動かすほどのパワーもない史上最弱のスタンド『恋人(ラバーズ)』を操るスタンド使い。
その小ささを活かして人間の脳内に潜り込み、本体のダメージを数倍にして相手に与えることができるほか、DIOの肉の芽を脳内に植えつけたり、脳細胞をこね回して自分の分身をつくったりするといった芸当も可能。
更に、パワーが弱いスタンドほど射程距離が長いというスタンドの特徴から、その射程は数百kmに及び、一度彼のスタンドに取りつかれたら逃げる事はほぼ不可能。
まさに「スタンドは適材適所」「スタンドに強いも弱いもない」という性質を体現していると言える。
ダン自身も己のスタンドを史上最弱と評した上でその特徴を最大限に活かして戦っていた……いたんだけど……。
●サバイバー(ジョジョの奇妙な冒険 第6部)
DIO様お墨付きの最弱のスタンド。本体はフランス・ロレーヌ地方の山小屋の主人と、このスタンドのDISCを入れられた囚人のグッチョ。
「最も『弱い』だが手にあまる」というDIOの評価通り、「パワーが弱い」「制御できない」「扱いにくい」という、ほぼいいところの無いスタンドである。
ただ、このスタンドの登場のおかげで弱さこそが持ち味であったラバーズの立場がなんだか微妙になってしまった(DIOがラバーズの事を高評価していて、ダンは自虐的に最弱と言っていたと考えればそれまでだが)。
●上条当麻(とある魔術の禁書目録)
謎の能力幻想殺しで、超能力だろうと魔術だろうと奇跡だろうと、右手に触れた異能の力を問答無用で消してしまう男子高校生。
だが、そのおかげで本人は超能力者を育成する学園都市にいながら一切の超能力を使えないため、最弱の無能力者扱い。ついでに右手が神様のご加護まで打ち消してしまっているため極端な不幸体質。
最弱でありながら、どんなに強力な超能力者や魔術師が相手でも構わずぶん殴ることができる。でも相手がチンピラ3人以上なら勝てないので逃げる
異様に高い耐久力と説教スキル、フラグ体質についてはまた別問題。
●花咲つぼみ/キュアブロッサム(ハートキャッチプリキュア!)
ピンク色のプリキュアでは珍しい真面目で控えめ、ちょっと気の弱い女の子。
記念すべき初戦闘でプリキュアの力に振り回されてまるで戦いにならない情けない姿を晒してしまったことから、敵のみならず味方の妖精からも「史上最弱のプリキュア」扱いをされてしまう。
他のメンバーと比べて性格的にも体力的にも戦いに向かないタイプであったが、元々努力家であることも手伝って着実に成長を遂げ、最終的には歴代プリキュアに勝るとも劣らぬ実力を得ている。
●相葉昴治(無限のリヴァイアス)
大勢の少年たちが大人が不在の環境で宇宙での逃避行を続ける物語、無限のリヴァイアスの主人公。
容姿は地味で能力も平均的な少年。加えて、巨大ロボットで戦う場面があるのに自身は操縦に参加しない、弟を初めとした人間たちに何度も暴行を受けるという情けない面が目立つ。弟の祐希の方があらゆる面で主人公然としており、これらのことから、サンライズ史上最弱の主人公と称される程。
だが、頭が悪いわけではなく協調性と忍耐力があり、祐希とは別の強みを見せている。精神面では驚くべきものがあり、命の危険が迫り乗組員たちが恐慌状態に陥る中でも、逆に異常ともいえるほど平静を保ち続けた。
最終的には自分の命を懸けて、独裁者となった友人を説得。その姿は、その場にいた乗組員たちにも大きな影響を与えた。
これらの点からサンライズ史上最弱にして最強の主人公とも呼ばれる。
●クロラット=ジオ=クロックス(ドリムゴード〜Knights in the Dark City〜)
主人公(表)。表、というのは他に裏と真がいるから。まあ、はっきり言うと主人公っぽいモブ。
ドリムゴードという宝を捜索するために結成された街「暗黒シティ」及びそのための機関「ナイツ」の一員。その中で自他ともに認める最弱。ついでに、良くも悪くも完成されているので、成長もしない。
数少ない特技である瞬間記憶や頭の回転も、超人ぞろいの暗黒シティでは珍しくもなんともない。他にはSASHと呼ばれる超常能力があるらしいが正体不明で任意発動不可、と見事に微妙。
最弱なので、逃げる・罠にはめる・自滅させる・他人に頼るが基本戦法。この中でも「逃げる」が異常で、なぜか彼を追った敵集団は悉く自滅する(本人も全く気付いていない)。
実は、かつては凄まじい戦闘能力を誇っていたが親友の裏切りに遭って体は死亡し、かすかに残った魂に8体のREIドール(ホムンクルスのようなもの)が体を提供してできたツギハギ人間。
ツギハギであるがゆえに体はとなってしまったが、魂にはかつての戦闘能力の記憶が残っているのか、「過去の実力に回帰する」という刀を振るったときは「最強」を圧倒していた(ただ戦うごとに体は耐え切れずに崩壊している)。
●球磨川禊(めだかボックス)
球磨川事件編のラスボスポジション。『だけど、僕は悪くない。』
極度の劣等感や破滅的な思想の持ち主である過負荷の生徒たちが集まる-十三組のリーダー。
世界最弱を自称しており、実際どこを攻撃しても致命傷といわれるほど貧弱。ついでに頭も悪く、志望大学は全て落ちた。
何よりどんな勝負・競争にも勝つことができないという宿命を強いられている。
そして彼の最も過負荷な点は全てを台無しにしたがる破滅的な精神性。というか上の弱さの根源もすべてこれである。
「勝負そのものを台無しにする」「相手に致命的なダメージや破滅を与える形で敗北する」などといった戦い方を好み、「正々堂々勝負をしよう」と持ち掛けておきながらいざ始まると勝負そっちのけで嫌がらせをしてくるため、関わること自体危険。煽りスキルに関しては一級品なので、その弁舌で自然と「勝負」に持ち込まれてしまうのも厄介なところ。
改心後もネガティブな戦い方は健在で、「みんなで揃ってゴールという場面で裏切る」「僅か一言でゲームのルールを勝とうとすると負ける方向に捻じ曲げる」など、非常にいやらしい。
一方で、その歪みから生まれた「すべてをなかったことにする」チート能力「大嘘憑き」を持つ。死者蘇生すら可能とし、本気を出せば全部彼一人でよくなる能力だが、球磨川はそれを適当にしか使わない。むしろ適当にしか使わない人間だからこんな能力を得た、とのこと。
「大嘘憑き」のおかげで、最弱議論だけでなく最強議論でもたびたび名前が挙げられる。そんな能力を持っていてもなお「勝てない」設定のはずだが無視される。逆に最弱議論ではチート能力の方は無視される。
●亀仙人(ドラゴンボール超・力の大会編)
第7宇宙選抜の10人のメンバーとして選ばれた一人。他のメンバーが、孫悟空、孫悟飯、ベジータ、フリーザ、ピッコロ、17号、18号、クリリン、天津飯と
錚々たる面々の中、自力では空を飛べない*1、そもそも戦闘力では大きく水をあけられている*2、スタミナの面でも老齢故に不安が残る…
と、少なくとも10人の中では最弱である。
しかし長年積み重ねた鍛錬と経験、老獪なテクニック(とエロい態度)で各宇宙の並居る強者と対等に渡り合い、第7宇宙の勝利に少なからず貢献した。
萬国驚天掌やよいこ眠眠拳、魔封波などかなり独特かつ相手の動きを封じる技を多数持っていたことと、「場外にならない限り脱落しない」というルールとの相性が良かったというのもある。
視聴者からも「下手に叩くと死にそうなジジイ相手ってのは(死なせたら反則負けのリスクから)絶対相手はやりにくい」とか言われていた。
●おジャマトリオ(遊戯王デュエルモンスターズGX)
攻撃力0な上に、特別な効果も高い守備力も持たないバニラという、単体では雑魚扱いもやむなしなスペックのモンスター3兄弟。
しかし、おジャマ特有の豊富なサポートカードと、持ち主である万丈目サンダーの巧みなプレイングにより、勝利に貢献することも決して少なくない。
…どうあがいても本人達は非力なので、専らコストにされたり壁にされたりすることも少なくないのだが。
●三雲修(ワールドトリガー)
第2の主人公でB級チーム玉狛第2の隊長。
防衛隊員の採用試験にて素質(トリオン能力)が低いため試験に落ち、たまたま迅と出逢って隊員になれた過去を持つ。
公式ガイドブックによると、豊富なトリオン量を持つサイドエフェクト持ちの隊員のトリオン量が7、トリオン量が少ない木虎が4なのに対し、修のトリオン量は2。戦闘要員ではぶっちぎりの最下位。
また戦闘能力はトリオン兵に対し修が20人がかりでやっと勝てる位低い。
頭を使った戦いを行うが、この作品の登場人物は大体知恵を振り絞るためそこまでアドバンテージがない。
しかし、仲間との模擬戦や実戦によりトリオン兵を一人で倒せる程に成長し、ワイヤーを駆使したチーム戦術を取り入れた事により、「戦術をかじった雑魚」から「速攻で倒さないと戦術が完成し、手が付けられない事になるとても厄介な雑魚」へと成長した。
●ドラルク(吸血鬼すぐ死ぬ)
漫画「吸血鬼すぐ死ぬ」の主役の一人にして、タイトル通りの虚弱吸血鬼。
小突かれたとすら言えない物理的衝撃でも死に、ビックリしても死に、クシャミの反動でも死んでチリと化す。
しかし腐っても強力な吸血鬼の血統のため、再生するのも早く、多くの場合次のコマには何事もなかったかの様に復活する。
一種の不死身キャラでは?と見ることもできるが、砂状態のまま下水に流されるなどバラバラに散らされてしまえば再生不能となってしまうため、毎回割と命懸けで死んでるけどギャグ補正で何とかなっていると言った方が正しい。
ちなみに肉体的には弱い反面、作中の吸血鬼が使う超自然的な能力(催眠など)に対しては無駄に強い耐性を持っている様で、レギュラーキャラが軒並みゲスト吸血鬼キャラの能力に陥落する中、彼だけが無事である事も少なくない。
……が、上記の通り肉体的には最弱な為、大体はどうする事もできずツッコミに奔走するだけに終わる事も多い。
●『 』(ノーゲーム・ノーライフ)
ライトノベル「ノーゲーム・ノーライフ」の主人公である空と白の義兄妹。ちなみに『 』は「くうはく」と読む。
あらゆるゲームでチートツールを使われようとトップをかっさらう最強のゲーマーとして都市伝説化までした、人心を読むのに長けた空とスパコン並の頭脳を持つ白の二人だが、その実態はちょっと離れ離れになるだけで途端に極度のコミュ障化する引きこもりニートゲーマー。人間としてまさに最弱。
盤上の世界における十六の種族最弱の人類種全権代理者となってからも、「最弱であるがゆえに最強を屠れる」というスタンスで、魔法や獣並の身体能力といったデタラメを揮うその他種族を相手にしても、ルールの穴や限りなくイカサマに近い手練手管、すなわち力に頼れない弱者ゆえに持つ知性や技能を駆使してゲームで勝ち星を挙げ続けている。
なお最弱と言われるわりに空は頑張れば腕立て伏せ4、50回位はできるが、これは作者の基準がおかしいだけである。
●狂犬の桜(魔法少女プリティ☆ベル)
魔王クラスの魔力と豊富な戦闘経験、様々な技を持つ作中最強クラスの魔族。
しかし、能力により「自分を(知能を維持したまま)自由に弱体化できる」という能力を持っている。
わざわざ弱くなって何の意味が…と思うだろうが、ミジンコやアリ等のいわゆる最弱生物レベルまで弱体化することで、敵に一切感知されることなく接近でき、敵のそばで能力を解除するのが必殺技。
最強ランクの魔族が気配もなく現れ不意打ちしてくるのは敵にしても脅威だが、一方、桜の方も最弱状態の間は不意打ちで死にかねないため、とっておきの切り札の扱いとなっている。
●黒鉄一輝(落第騎士の英雄譚)
ライトノベル「落第騎士の英雄譚」の主人公であり、「僕の最弱を以て、君の最強を打ち破る!」が決め台詞。
いわゆる能力者である伐刀者としての資質自体は持っているが、持って生まれた魔力量が一般水準の1/10という最弱レベルであり、
一般的に言われる最低ランクであるEランクを通り越したFランクとして幼少期から散々に扱われ、伐刀者の力を振るう資格である「魔導騎士」の養成学校に入ったのにFランクを理由に授業から締め出され留年までしたタイトル通りの「落第騎士」。
普通の伐刀者であれば無意識に纏う魔力防御すらろくに使えないため、攻撃が直撃すれば終わりの基本オワタ式。固有技能である伐刀絶技も、伐刀者なら誰でも使える「身体能力倍化」を発展させた「1日1回、1分間だけ身体能力を数十倍に引き上げる(使用後は戦闘不能、中断不可)」というピーキー技「一刀修羅」のみ。
ただし「魔導騎士以外ならば何でも大成できる」なんて言われたこともある非凡な才覚を有しており、魔力という最も重要な才能の欠如をそれ以外のもので埋め合わせる。
照魔鏡の如きと評される超人的観察眼、それを用いて各地の剣術武術を徹底的に調べ上げて独自に開発した七種類の秘剣、毎朝緩急付きで行う20kmの高負荷ランニングなどで培った純粋なフィジカル、死中に活を見出すガンギマリな覚悟によってあらゆる強敵に喰らい付く真正のジョーカータイプ。
戦いの中で成長を遂げた末に、持って生まれた魔力量の限界を破った希少な存在「魔人」に至ったが、幾分か増えたところで最弱レベルの魔力量には変わりなかった。
【ゲーム編】
●スペランカーの主人公(スペランカー)
ゲーム史にその名を轟かせる最弱主人公。
「僅かな段差から落ちただけで死ぬ」「坂をジャンプして下りると死ぬ」「コウモリの糞に触れただけで死ぬ」など、ふとした拍子にすぐ落命してしまう。
どう見ても常人より遥かに虚弱体質なのに危険な洞窟探検に乗りだす漢。
攻撃面はそれ相応にあり、攻撃範囲の広い飛び道具とかも保有しているが。
●雑魚敵(ゲーム)
ドラクエのスライム、FFのゴブリン、マリオのクリボーなどなど。いわば食物連鎖の最底辺にいる者達。
基本的に主人公のレベルをあげるためだったり、得点や1UPの素であったり、ギミック要素の一つにされたり…。
それでも仲間にできる場合であれば活躍の場が与えられて、最弱を脱却できることもある。
また、『雑魚敵である≓ゲーム中で相対する機会が多い≓作品・シリーズの“顔”である』といった図式が成り立つことも多く、そのおかげでむしろ強力な派生キャラを用意してもらえることも多い。
●進化・強化素材用モンスター(ソーシャルゲーム全般)
ドロップして入手できる味方モンスターの一種。道中で入手できるキャラは基本的にレア度も低く育ててもそこそこ程度のというケースが多い。
その中でも素材や換金アイテムという設定のモンスターは、食わせる前提だからか基本的に味方に編成しても全く戦えない。育てようにもレベルを上げても能力が伸びなかったり、そもそもレベル1から育たなかったりする。
対戦で接待させるか頭数を揃える以外期待できないと言ってもいい。
例え素材としてはレアなキャラであってもやっぱり戦わせてみると弱い。ごく稀に育てた雑魚キャラ位には戦えるのもいるが。
●おなべのフタ(ドラゴンクエストシリーズ)
キャラですらないが、ドラクエで最弱の盾と言えばこれ。鍋の蓋のくせして炎への耐性すらない。作品によって守備力は色々だが初出のDQ5では「2」と1ダメージ軽減(守備力4ポイントごとに1軽減)もできない。
ただ、他に最弱の装備品と言えば「ひのきのぼう」「ただのぬのきれ」「かわのぼうし」といったものがあるが、これだけは違う。
一部のキャラ、特に打たれ弱い魔法役が装備できる盾は非常に少なく、元々DQシリーズでは鎧に比べ盾の性能が低く、コスパも悪い*3のだが、盾には「鎧系防具を装備しつつもう1つ装備できる」という要素があるので、所持枠1つを圧迫しても(DQ5以後は袋があるので消耗品は必要に応じて出せる)そのうちの貴重な一品として中盤~終盤、果ては最後の最後までなかなか型落ちしない。
例え序盤にぼったくり商店で多少の損をして買わされても無駄にならないという、弱くとも欠かせない存在。
●コイキング(ポケットモンスターシリーズ)
初代からおなじみ、ポケモン図鑑の認める最弱のポケモン。
何せ最初に覚えている技が使っても何も起きない「はねる」のみ。レベル15まで育ててようやく基本中の基本技である「たいあたり」を覚えるという体たらく。
……が、しっかり育てればとても強い(よね?)ギャラドスに進化できるという大器晩成ポケモンの筆頭である。
ボロのつりざおがあればいくらでもゲットできるが、ボールの値段(初代では200円)とゲットできる確率を考えると500円で購入するのも実はそんなに悪くない。
なお、ポケモン図鑑には「ちからもスピードもほとんどダメ」と書かれているが、実際のところ‘‘すばやさ’’に関しては進化前でも結構良かったりする。
同じく図鑑で弱いとされるポケモンに、「1番弱いドラゴン」と呼ばれるヌメラがいる。これも面倒な進化条件を乗り越えれば強い。
●ヌケニン(ポケットモンスターシリーズ)
同じくポケモンから。「セミの脱け殻」をモチーフにしたポケモンであり、ツチニンがテッカニンに進化する時に手持ちに空きがあればついでにのように入手できる。
仮にも進化形のくせに種族値はたったの236という貧弱さ。最大の特徴はHPがたったの1であることだろう。
これはどんなに育成しても変わらず、もちろん少しでもダメージを受ければひんしである。
しかし彼は、「こうかばつぐん以外の技にダメージを受けない」という特性「ふしぎなまもり」を持つ。
このため、虫orゴーストに効く技がないポケモンは彼の前では成す術がない。
…ただし技のダメージを受けないだけであるため、アイテムや天候や呪いによって即死するが。
●レベル1戦術(ポケットモンスターシリーズ)
特定のキャラでなく、ゲーム内戦術として「最弱」が重要となる珍しいパターン。
戦闘では通常はステータスが高いほど有利だが、A-3パターン、弱さを強みにできる環境が第四世代から増加したため、全国大会でも通用するほどの要注意戦術となっている。
基本的にはHPを自身と同じにまで減らす技「がむしゃら」が前提となる。
レベル50or100の相手のHPを最低でもレベル1の最大HPにしてしまえるため、耐久調整が意味をなさない大ダメージを与えることが可能。
そこから天候ダメージ、どく、拘束技などの割合ダメージを叩きこんでのジャイアントキリングが必勝パターン。
その流れに持ち込むまでの耐久は、HPが満タンなら1を残して耐える持ち物「きあいのタスキ」・特性「がんじょう」や、
がむしゃらで与えたダメージで回復する持ち物「かいがらのすず」、すばやさが遅い順から行動する状態となる技「トリックルーム」、
補助技を先制で撃てる特性「いたずらごころ」で補える。
このように、「がむしゃらが使える」以外に何か強みがあることが重要で、主な使い手はドーブル、ココドラ、トゲデマル、ユニラン、ハギギシリなど。
他にも「実数値の低さ」を利用して、毎ターンHPを回復する「やどりぎのタネ」を使うか、
似た効果を持つ「たべのこし」「くろいヘドロ」を持つと「まもる」「みがわり」をPPの限り交互に使える他、
トリックルーム下で「○○のちかい」のトス役になる、耐久の低さから「みちづれ」を決める、
「いたみわけ」でHPを等分にすることで自分は全回復しつつ相手にダメージを与えるなど、ポケモンの奥深さを感じる戦術となっている。
また進化が必要な関係で、プリンやダイノーズはレベル2でレベル1戦術を同じ運用がされるなどの例外もある。
ただし、対策はできるもののレベル1戦術ピンポイント気味なものが多く、それでいて無対策の相手はほぼ詰ませてしまうという戦術であるゆえ、
「すべてのポケモンがレベル50統一」というルールの大会も多い。参加前にはレベル1戦術が使えるルールなのか確認しておこう。
ここまで極端ではないが、第五世代以後特性「がんじょう」でHP満タンからなら絶対に即死しないことを利用し、コイル(毒状態にならず、すなあらし無効)の低レベル個体に、
きのみジュースやオレンのみなど「回復量が絶対値で自動的に使用する道具」を持たせ、技「リサイクル」でこれを何度も復活させてPP切れ(基本10回)まで粘るという戦法もある*4。
無論このままでは何も行動できないので事前に粘れば勝てる状況にしておかないとダメだし、上記の手段と同様に相手に対策されるとザコ以外の何物でもないが。
●劉禅(三国志シリーズ、三国志大戦等)
史実で暗愚なせいでSLG系ではロクでもない評価をつけられがちな皇帝。
必ずしもそういった評価をつけられるというわけではなく、数値上では最弱だが特技や仕様の穴を突くことで数値以上の働きをするといったこともある。
●一条兼定(信長の野望シリーズ)
史実で暗愚なせいでロクでもない評価をつけられる公家大名土佐一条氏の当主。
土佐一条氏はその由緒正しい家柄もさることながら歴代当主も有能で土佐の盟主とまで言われるほどだったが、兼定はそれをたった一代で滅ぼしてしまった。
これは長宗我部氏の勢いがあった上に、京都の一条本家の意向で家臣団が内紛状態にありまとまっていなかったというのもある。
ただ兼定自身も庶民の娘に入れ上げ、それを諫めてきた優秀な家臣をつい殺してしまうという致命的ミスを犯しているので、最弱にまでするのはやりすぎかもしれないが暗愚なことは否めない。
武将としても長らく最弱の座にあったが、創造PKにおいて勘違いで徳川家康の祖父松平清康をぶっ殺してしまう大チョンボ(守山崩れ)を犯した阿部正豊が現れたためついに解放された。良かったね。
まあ大名としては相変わらず最弱のままだが。
●火引弾(ストリートファイターシリーズ)
サイキョー流を名乗る最弱の格闘家。
リュウやケンの兄弟子だが修行半ばで破門になり、半端な出来の技しか使えない。
公式で最弱をコンセプトに意図して作られており、ほぼほぼネタキャラとしてファンからも愛されている。
意図的に弱くされているが実際のゲーム上でのキャラランクにおいては弱クラスではあっても最弱とは限らない。
これはやり込みによりシステムの仕様のすきを突けたり、意図せず最弱になってしまうキャラが生まれるせい。
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALにもスピリットで登場しており、Lv99にしてもやはり最弱。
●オールGトリオ(実況パワフルプロ野球8)
8のサクセスでは最低能力Gがあるが、なんと全てGのキャラが三人もいる。
ダイジョーブ博士・ヨネ・姫野カレンが該当。
そうなると単打すらキツい・正規守備位置でもエラー連発…などスタメン入りでかえってハンデになる。
ヨネと博士は専用の友情タッグ練習がある為状況次第では役立つが、カレンに至っては役に立たない基礎練習・別れたら置き土産にアイテムを持ち去るなど事故要素のカタマリであった。
ちなみにこの三人以外にも、各シリーズと比較して仲間キャラの全体水準が劣悪な為あるルートの高難易度化が深刻になった。
ちなみにカレンは正体を隠して後の作品でもオールGの能力と嫌がらせのような大量のプラス能力を引き継いだが、最後まで加入すると威圧感習得や能力アップなど特典が付くようになっている。
●アイビス・ダグラス(スーパーロボット大戦シリーズ)
スパロボの誇る最弱(&貧乳)キャラ。
第2次スーパーロボット大戦αのリアル系女主人公なのだが、ゲーム開始時は過去のトラウマに囚われているおかげで元々あったはずの実力をまったく発揮できないでいる。
その能力の低さたるや「カツ・コバヤシ以下」「ザコ相手に集中かけたのに当てられない、避けられない」「クスハとゼオラにはあった乳揺れカットインがない」という具合。
だが過去のトラウマを乗り越える覚醒イベント以降は、一躍リアル系最強候補にまで成長してくれる。
また、OGシリーズでは第二次αにおけるトラウマがないのと仲間や経験に恵まれたおかげで、最初から十分な実力で戦えている。
●アヴェンジャー(Fate/hollow ataraxia)
マスターであるバゼット・フラガ・マクレミッツと行動を共にするサーヴァント。自他ともに認める『最弱の英霊』。
バゼットが職業柄戦闘に長けている、生身でありながら先祖が守ってきた宝具を使える等、「お前のような人間がいるか」レベルで強いせいもあるが、
本来人間ではサーヴァントには敵わないとされる世界観の『Fate』シリーズにおいて、マスターの方が強い疑惑が出るレベルの弱さ。
ステータスは最低クラス、スキルは無いに等しく、武器はすぐに破壊されるナイフで、技量的にも『最優の英霊』たるセイバーと数度打ち合えば敗れるレベル。
切り札の宝具も、「発動時の傷を相手に共有する」というもので、一見それなりに使えそうに見えるが、発動したところで自分の傷は治らない上、
発動時の傷が浅ければほとんど意味がなく、かといって深すぎれば共有する前にアヴェンジャーが消滅してしまって不発に終わるので、
最大火力を狙うなら「傷を負った後も少しなら行動できるくらいの致命傷」というギリギリのラインを攻めないと使い物にならないという扱いの悪すぎるもの。まさしく『最弱』。
ただし、本人曰く「サーヴァントレベルの超人でも、『人間』である限り俺には勝てない」と豪語しており、何らかの理由で『人間』には絶対に勝てるらしい。
元々は第三次聖杯戦争で召喚された存在。
アインツベルンのルール違反によって呼び出された、本来召喚できないはずの神や悪魔にあたる「アンリマユ」だが、
召喚されたのは本物ではなく、かつてある拝火教の村で「アンリマユ」の名前と役割を押し付けられた、名も無き無力な青年であった。
元々ただの青年がサーヴァント化したところでその力は上述の通り『最弱の英霊』でしかなく、当然の如く、彼は真っ先に敗退した。
しかし、彼は生前自身の名前を霊的に剥離され、自身に掛けられた「この世全ての悪であれ」という呪いと一体化していたため、
敗退した彼を霊的リソースとして吸収した聖杯は、その願いをも取り込んで汚染されてしまい、
第四次以降の聖杯戦争は本来のそれとは大きく外れ、それに関わる者たちの運命を狂わせていくことになった。
後に『Fate/Grand Order』にも「フレンドポイント(無料)召喚限定」の「超低排出率」で実装されることとなり、
レアリティは唯一の『☆0』でカードの枠も黒(通常の英霊は銅→銀→金と☆の数が増えるごとに枠が豪華になる)という特別枠となったが、
通常の英霊召喚(ガチャ)では排出されず、確定召喚も出来ないので、ユーザーによっては何百万とFPを溶かしても入手できないことがある他、
運良く引けたところで「宝具・スキル共に使いにくい」「ステータスは☆2(UC)相当」という、間違いなく意図的な『最弱』調整の性能*5。
また、運営からのアナウンスでは頑ななまでに「アンリマユ」の名前は出さずに「☆0サーヴァント」等とぼかした呼称がされるため、そちらもたまにネタにされる。
●キャスター(EXTRA CCC)(Fate/EXTRA CCC)
同じく「最弱」「三流」を自称する非常にひねくれたサーヴァント。
腕っぷしの弱いキャスタークラスなのに加えて、元が作家であるため魔術すらろくなものが使えない。
ついでに見た目に反して物凄く面倒くさい性格で、マスターを含めあらゆる対象をこき下ろす。
そのままではどんな聖杯戦争であろうと勝ちの目はないが、一方で、
「特定の対象ひとりを題材に物語を執筆することでその対象に超バフと主人公補正を与える」という宝具を持っており、勝ち筋は実質宝具一択である。
対象が面白みのない人間であればその宝具すら役に立たないが、裏を返せば、物語の主役を張れるレベルのとびきりキャラの濃い人間が彼のマスターになった場合……
●サンズ(UNDERTALE)
*ATK 1 DEF 1
*もっとも ラクなてき。
*1ダメージしか あたえられない。
●ローニトーク(ファーレントゥーガ)
エルフ系の放浪人材。
人材ユニット(ネームド)でありながら一般ユニットのエルフよりも弱い、全人材ユニット中ぶっちぎりで低いステータスを誇る。
あまりの弱さから逆にプレイヤーからの人気が妙に高く、最強の環境に身を置かせて活躍させた猛者も存在する。
●エステル・ブライト(英雄伝説軌跡シリーズ)
シリーズの初代主人公にして唯一の女性主人公。ゲームでのステータスは主人公らしく平均的。
汎用性は一応あるが、PT内でもその平凡な性能故に中途半端なポジションに。
汎用性もエステルにやらせるなら他のキャラで補う方が効率的に良いので、全くではないが余り使い道がないのでPTでも最弱に。
(実際は同じPTのティータの方が劣っているが、彼女は続編でかなりの強化を受けている)
また主人公なのでPTから外せず、ファンからその微妙な性能と唯一活躍できる運用からアイテム係と言う名称を付けられてしまう。
ストーリーの設定でもそこらの一般人、不良と比べると戦闘力はあるが、一流の達人クラスには足元にも及ばない。
本編でも度々達人クラスの連中から戦闘力のなさを指摘されている。
因みに父親はその世界での最強格(その中では一番低いが)の1人。
●本田ヒロト(バンダイ版遊戯王)
『彼はルールがよくわからないので戦闘で必ず負けるが、星の数がゼロなので相手の得点にもならない。』と凄まじく酷いテキストが書かれており、これが彼の使い方を示している。
バンダイ版は倒した相手のカードの星の数の合計が高い方がゲームに勝利するルール。
つまり全カードで唯一星がゼロの本田は負けても損することは無く、相手の切り札や一撃を受け流すことができる。
尚「戦闘で必ず負ける」は嘘であり、「キャラクターとの戦闘には必ず負け、注意書きに『本田にも負ける』と書かれてしまったあの人物」には勝てる。
●ワイト(遊戯王OCG)
攻撃力・守備力ともに貧弱なガイコツのモンスター。
あまりの弱さゆえ、なぜか熱狂的なファンを獲得してしまったカード。
愛されすぎてサポートカードが出た結果、時に環境デッキとさえ渡り合える実力を得てしまった。
ワイト単体では非力なのだが、多数あるサポートカードと共に専用デッキを組むと数の暴力を以って敵を蹂躙する。
このワイトや上のおジャマトリオのように、カード単体では雑魚でもシナジーのあるカードと組めば重量級の相手に立ち向かえる可能性を秘めたカードは少なくない。だが…
ちなみにゲーム上では最弱ではなく、最弱タイもいれば千眼の邪教神などもっと弱いモンスターもいる。
しかし最初に「最弱」の名をひっさげて登場したからか、その知名度と人気では遠く及ばない。
●モリンフェン(遊戯王OCG)
逆に周りのサポートに恵まれなかったが故に、最弱クラスに落ちてしまったのが彼。
上のおジャマやワイトと比べれば単体ではそこそこの強さを持ってはいるが、ルール上通常召喚にリリースというコストが必要なレベル5のモンスターとしては明らかに弱い。
更にその中途半端な能力が災いして《キラー・トマト》のようなリクルーター等のサポートカードからは見放され、
逆に《奈落の落とし穴》のような能力の高いモンスターが対象の罠などには引っかかる始末。
闇属性の悪魔族である事は一応恵まれてはいるが、その場合他に上位互換が多すぎて敢えて彼を採用する意味が無い…。
カードとしての「使いにくさ」という意味では間違いなく最弱クラスのモンスターだろう。噂ではレオ・ウィザードやダーク・キメラというある種のライバル達がいるとか。
あまりに使えないのでやはりファンから妙な支持を勝ち取っており、このアニヲタWikiにおいて最初に記事が作られたのも彼ことモリンフェンである。
●モンスのゴブリン略奪隊/Mons's Goblin Raiders(Magic the Gathering)
マジック・ザ・ギャザリングを代表する弱小カードの一つ。
1マナという軽いコストで出せるが、パワー・タフネス共に1/1で能力も何も無しと本当に最低限の能力しかない。
同じく1マナ1/1・能力無しのバニラクリーチャーが各色にそれぞれ存在する中、これは無駄に壮大なフレーバーテキストのせいか人気と知名度がやたら高く、
後にジョークセットにリメイク版が出たり、略奪隊を率いたパシャリク・モンスが単体でカード化されたり、デュエル・マスターズにゲスト出演したり、パシャリク・モンスの子孫が登場したりと出番が多い。
一応これでも軽いコストで最低限の能力だけは有しているので、下手に要らない能力を有したコストの重いカード、
あるいは妙なデメリットを課せられたカードよりはよっぽど強力とも言え、実際黎明期の速攻デッキには使われた例もあったようだ。
ちなみに同期の1マナ1/1・能力無しのクリーチャーには《真珠三叉矛の人魚/Merfolk of the Pearl Trident》というものがあるが、
こちらは色や種族、メタゲームの関係上、ガチデッキにも使われた事もある強者である。
一方、真珠三叉矛の人魚と種族だけが異なる《脱走魔術師/Fugitive Wizard》や《さまようもの/Wandering Ones》と言ったクリーチャーもいるが、
こちらはさっぱり使われずネタカードの座を欲しいままにしている。色や種族、環境が異なるだけでこれだけ異なるのだ。
……が、確かにこいつらは弱いがまだ最弱ではない。では更に弱い奴はと言うと…?(後述)
●狂ったゴブリン/Crazed Goblin(Magic the Gathering)
まず性能から先に言うと、赤1マナ・1/1・強制攻撃(可能なら各ターン攻撃しなければならない)…以上。
そう、先程のモンスにマイナス能力を足したもの。
登場当時からしても1マナ1/1ならコモンであれ何らかの能力があって然るべきな中、何故か更なる弱体化がなされている。
当然ながら当時でもボロクソな評価を下された逸材であり、挙句『モンス以下』という蔑通称まで頂いた。
●Wood Elemental(Magic the Gathering)
上述の「下手に要らない能力を有したコストの重いカードや、妙なデメリットを課せられたカード」の内の代表例。
名コラム「18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time(マジック・ザ・ギャザリング歴代最低最悪のカード100選)」においてクリーチャー中堂々ワースト1位に挙げられた強者。いや弱者。
素のパワー/タフネスは0/0で、このまま出してもタフネス皆無なため即死してしまうのだが、召喚時に自分の場の土地カード「森」を好きな数生贄にし、その分だけ自身のパワー・タフネスを上昇させる能力を持つ。
土地カードはほぼ全てのカードを使うのに必要となる「マナ」を捻出する基盤で、基本的に1ターン1枚しか出せない。
時間をかけて並べた、使い回せるはずの土地を、使用不可能な状態へと食い荒らしてしまうのはなかなか大きなコストと言える。
…で、どれだけ強くなるかと言えば、森1つにつきパワー・タフネスが1増えるのみ。それ以外の能力は何もない。
しかも生贄にできるのはアンタップ状態の「森」に限定され、これ自身を召喚するためにタップさせマナを出した森は使えない。
ちなみにこいつの召喚コストは4マナ(緑1+任意の色3)。「森」等の基本的な土地だと合計4枚タップして召喚用のマナを捻出し、その上で即死しない様に別の「森」を生贄にする必要がある。
分かりやすく言えば、普通にプレイした場合、1ターン目には上記のモンスを召喚でき、2ターン目にはもう2体出せるのに、
こいつは5ターン目に貴重な森を一つ犠牲にしてやっとモンスと同じ1/1で出てくる。
召喚マナを揃えたうえで森5枚を生贄にするなら5/5、6枚なら6/6……と、より森をたくさんつぎ込めばさすがに強くなれるが、
それだけ森が揃っているなら遥かに軽くて強いカードが幾らでも出せる。
これが登場したのは黎明期故、手探り状態の調整の産物と言えばそれまでだが、
これよりも古いカードとして「土地を犠牲にせずともマナを払えば払うだけ大きくなり、最低3マナでも場に残せる」《Rock Hydra》というカードが存在し、それと比べても明らかに弱い。
●零龍(デュエル・マスターズ)
ゲーム開始前から「滅亡の起源 零無」としてバトルゾーンに存在し、4つの「零龍の儀」を達成することで裏返り、「零龍」になる。
派手なデザインの割にコスト0、パワー0という衝撃の数値だが、パワー0以下ならバトルゾーンを離れず全てのバトルに勝てる上、
登場時に相手クリーチャー全員のパワーを0にする*6という全体除去を放つ事が出来る。
対策無しでこれを出されたらほぼ詰みである。
…が、零龍にはバトルゾーンを離れたらゲームに敗北するという重すぎるリスクがあるため、こいつを除去出来るデッキならむしろいいカモである。
●バトランドの爺さん(ドラゴンクエストカードゲーム 大格闘技場)
『ドラゴンクエストカードゲーム 大格闘技場』というのはDQ4の頃に発売されてた文字通りのカードゲーム。
全52枚で1枚のカード中、50枚にはDQ1から4までのモンスターが各自1種類づつ合計4種類描かれており、それぞれのモンスターの横に作品別に色分けされた数字(1から50)が入っていてこれがそのモンスターの強さである。
「これらのカードを各自7枚づつくばり、親が色を決めてそれの数字の大小で対決*7。勝った人が次の親になり次の色を決める。」を繰り返し、「7戦後に一番勝ち数の多い人が1点、自分の勝ち数を的中させるると10点で50点先取すると最終的な勝利。」という仕様なのだが、51枚目の「バトランドの爺さん」はその通りの人が1人描かれているだけですべてのカードに負ける(色の指定もないのでどの色でも負ける)最弱カード。
前述のように個別戦で1勝得ても1点取れるかも怪しいルールなので、これを使って確実に1回負けれると思えばむしろ10点入手の予想当てに役立つというカードである。
(ただし、爺さんと逆の「全部のカードに勝つ」エスタークのカードが52枚目にあるのでこれの下位互換になるが。)
●アシュレイ・ホライゾン&ナギサ・奏・アマツ(シルヴァリオ トリニティ)
グランドルートにて光と闇の両方の側面を知り、どちらにもそれぞれ価値があるという答えに至った2人が到達した極晃星(スフィア)、
新西暦最弱の相互理解の星「天地宇宙の航界記、描かれるは灰と光の境界線」。「星をもたらすもの(スフィアブリンガー)」や「界奏」とも。
高位次元を通じて他者の異能力を借り受ける能力で、それを自分以外に付与することも出来る他、空間にさえ付属(エンチャント)させることが可能。
相反する性質を反発させることなく同時に付与し共存、融合させることも出来る付属性の極致。
ただ、借り受けるためには双方の合意が必要であり、それは対話によってのみ可能。
死者との対話・借り受けも可能であるが、人類史を正確に記録し続けた機構にて一時的に再現された人格を対象としており、本人そのものを相手とするわけではない。
それでも説得の難易度は本人を相手にするのと同じくらい高く、純粋なコミュ力が要求される。
他者の協力を前提とした能力であり、単一では効力を発揮しない故の最弱である。
また、極晃星(スフィア)とは星辰奏者(この世界における異能力者)の究極・到達点であり、アシュレイとナギサが創生したこの「界奏」は、
その時点で歴史上(オリジナルの第二太陽を除き)4つ目の極晃星(スフィア)として数えられる。
過去3つのものが凶悪な効果を有していたため、穏やかで優しいこの力は正に最弱と呼ばれるに相応しいと言えるだろう。
●ピチュー(大乱闘スマッシュブラザーズDX)
DXでは「公式」最弱キャラクターとして登場。非常に軽くて吹っ飛ばされやすく、火力もなく、電気ワザを使うと自傷ダメージを受けてしまう。
しかし身体が小さく機動力にも優れていることから、確かに弱くはあるが最弱ではない、もっと弱いファイターもいる、というのがプレイヤー側からの評価。
SPで再登場した際には方向性はそのままに、よりピーキーなチューンの施されたキャラとなった。
●ジャギ(AC北斗の拳)
2021年現在はハート様に譲っているが、世紀末なゲームバランスで有名なAC北斗で最弱を独走していた。
技のリーチが短く隙が大きいうえ、バニコン以外の火力が低く、しゃがみガード限定でガードクラッシュがあるなど散々な性能で、
かつては上位のトキやユダにダイヤグラムで9:1をつけられるほど無理ゲーな組み合わせが多かった。
しかし某ゲーセンの修羅たちの研究の末、難易度は高いが実用的なバスケが可能になり、実戦でトキがボールになることが見られるようになった。
そのほかにもロマン技の「俺の名を言ってみろ」、単純に高性能な「北斗羅漢撃」など相性をひっくり返すほどの逆転要素を持っている。
●タベラレルー(風来のシレンシリーズ)
このシリーズの雑魚枠であるマムルやチンタラ以下の強さに加え、本人もシレンから逃げ回ることしかしない一見謎な存在。
そんな彼の役割はわざと他のモンスターに倒されることで、倒したモンスターはレベルアップして大抵場違いな強さのモンスターが生まれてしまう。
マムル→あなぐらマムル位ならマシだが更にどうくつマムルになると十分恐ろしい。体力だけは低いのでうまく倒せればウハウハではあるが。
ちなみに名前通り自他共に認める美味しさらしく、他のモンスターも食べることでレベルアップしているらしい。
●まるゆ(艦隊これくしょん -艦これ-)
公式公認の最弱の艦娘。
艦種は潜水艦で、現時点ではレベル20でまるゆ改に改造できる。
で、問題はここから。
改造するまでは武器スロットがないので何も装備できない。武器は勿論、轟沈を防ぐダメコンも積めないのだ。
改になればようやく武器スロットが一つ付くが、ステータスの方も最弱の名に恥じない低さなので、
強力な魚雷を装備してようやく下位の駆逐艦にまともにダメージを与えられることもある。
戦闘向きではない艦娘は他にもいるが(秋津洲やあきつ丸等)、そちらは彼女達にしかできない事も多く、イベントで引っ張りだこになる事もしばしば。
だが現時点では、まるゆにしかできない事というのはない。
強いて言えば、強力な艦を温存したい時の数合わせ位か。
そんなまるゆだが、入手手段は限られており、大量の資源を消費する大型建造で当てるか、後半の高難易度海域で掘るかの二つ。
レア艦狙いの建造や掘りでは当然ハズレ扱いされている…かというと、実はそんな事は無く、むしろ当たり扱いされている。
理由は、まるゆを近代化改修の素材にした時の効果にある。艦娘のレベルアップでも上がらない「運」のパラメーターを上げる事が出来るのだ。
これは史実エピソードに基づいたもので、まるゆの隊長が些細な事で上官を怒らせてしまった結果、久留米へ左遷されたのだが、
もし左遷されなければ昭和20年8月6日に広島へ行っていたはずであり、まさに奇跡的な幸運で惨劇を回避できた事に由来する。
●魔トカゲ(Identity V)
サバイバーたちができないジャンプを駆使し、立体的な動きでサバイバーを狩るハンター。多段ジャンプと急降下攻撃も行える。
しかしマップ上における空中の障害物が意外と多い上に、ジャンプのためのゲージは時間経過で自然回復&最大値が増加するとはいえ初期値で3回分しかなくとにかく扱い辛い。
ジャンプができなければ無能力に等しいハンターでありマップへの理解がなければむしろジャンプするだけ損ということから最弱クラスの一角にあるが、
中華版ではマップとジャンプの理解度があまりに高すぎて勝率8割を叩き出す猛者がいる。
このため最弱クラスでありながら極めれば最強クラスという歪な状態になっており、運営側としては安易に強くすることができないというあんまりな立ち位置にある。
【その他】
●野上良太郎/仮面ライダー電王(仮面ライダー電王)
史上最弱の仮面ライダー。
電王に変身できる存在ではあるが、良太郎自身は恐ろしく運がなく、気弱で荒事が苦手であり体力もない。
彼一人では電王に変身してもアーマーが装着されずスペックも低い「プラットフォーム」にしかなれず、イマジンを体に憑依させてようやくまともに戦えるフォームに変身できる。
後に、プラットフォームでも武器を使えるようになったり、良太郎が主体で変身する最終フォーム「ライナーフォーム」も登場したが、やっぱり彼自身は戦いに向かないので、強化形態でありながら下手すると基本フォームよりも弱そうに見える有様。
しかしながら、心の奥には確固たる強い意志を持っており、どんな不幸な運命や危険な敵が相手でも退かないと決めた時は決して退かないという一面を持つ。
このため、芯の強さは歴代仮面ライダートップクラスとしばしば評されている。
実はスペック的には仮面ライダージョーカーとそんなに変わらなかったりする。が、あちらは格闘能力向上に加え、変身者の精神状態によって能力が変動する仕様の為、実際の能力はやっぱりこちらが下である。
●一寸法師
元祖最弱系主人公。子供の居ない老夫婦が住吉の神に子供が欲しいと願った所、産まれてきたのは身長一寸(3cm)の男の子。
鬼に襲われそうになった娘さんを守るため、小さな体で身軽に立ち回って鬼を翻弄。
怒った鬼に飲み込まれるも、今度は腹の内側に針の刀を突き刺して反撃。
こうして見事に鬼を成敗すると、鬼が落としていった打出の小槌を振って自分の体を大きくし、娘さんと結婚。
ご飯や金銀財宝も打ち出して、末代まで栄えたという。
▷ 原典(御伽草子など)での生い立ち
自ら頼んだ癖に大きくならないからと、化物だと蔑む両親達から逃げ出すように旅に出る……と中々悲劇的な生い立ち。
……が、旅先で雇ってもらった宰相殿の娘に一目惚れ。
娘を妻にしたいと思ったが、体の大きさ的に普通のアプローチでは無理と悟ると、策略を巡らせる。
娘に濡れ衣を着せた上で、殺されそうになった娘をかばい、自身を命の恩人と思い込ませたのである。
クソ外道である。
鬼との戦いでもその大きさから鬼に侮られ、飲み込まれるも、直後に鬼の目から脱出。
それを繰り返し、鬼を降参させ、小槌を奪い取ってしまった。
そうして奪い取った小槌を使い、大きくなった一寸法師は騙くらかした娘と何時までも幸せに暮らしたとさ。
めでたし、めでたし。
●3のカード(トランプ 大富豪)
一般的に大富豪(大貧民)ではジョーカーを除けば2がKやAを上回る最強であり、3が最弱である。
しかし「革命」が起こった時、天地はくつがえる。2を最弱に貶め、3こそが最強になるのだ。
また採用されていない事も多いが、真の最強であるジョーカーをスペードの3だけ倒せるというローカルルール「スペ3(スペード3返し)」もある。
●スパイと斥候(ラタック/ストラテゴ)
「ラタック(L'ATTAQUE)」と「ストラテゴ(Stratego)」は軍人将棋と同じ系統のゲームであり、駒ごとに固定された強さがあってそれで勝敗が決まる。
軍人将棋にもある「スパイ」はジャイアントキリング専用の駒で「一番強い駒にだけ勝てる」が、ラタック/ストラテゴではさらに条件が厳しく「それに加えスパイ側が攻撃でないと負ける」という仕様。
(軍人将棋だと「大将」の方が「スパイ」を誤って攻撃した場合も「スパイ」に返り討ちにされるが、こっちだと「スパイ」が最弱駒としてそのままやられる。)
だが、まだ見せ場のある「スパイ」と違い「斥候」は比喩でない捨て駒専用の駒である。(ただし「スパイ」にだけは勝てる)
ラタック/ストラテゴでは戦闘時に全駒共通でお互いめくって強さの確認ができるが、「斥候」は「これで相手の駒が何か確認して負ける」というための代物。
他の駒より枚数も多いし、失っても惜しくないので躊躇いなく使えるという、「スパイ」と違う意味で扱いのひどい駒である。
なお、これ以外に「軍旗*8」という「スパイ」「斥候」いずれにも負ける駒もあるが、こいつは取られると軍全体が負ける(軍人将棋の「総司令部」に当たる)うえ、動けないので、実質誰でも入れる制圧マスの印である。
●ボロミア(Lord of the Rings The Confrontation)
これまた軍人将棋系のゲームで表題通り『指輪物語』題材だが、こちらは「駒自体の強さ」に「手持ちカード(枚数制限あり)で強さ上乗せ」で勝負する方式。
そしてボロミアの強さは「0」で、同作に登場する駒すべてにおいて一番弱い。(次点がピピンとフロドの「1」)
原作でもそこまで強いキャラではないが「ホビット以下」とはずいぶんひどくないかと思われるかもしれないが、ボロミアには「戦闘時相手と自分を即座に撃破(相打ち)」という凶悪な特殊能力があり、
ボロミアに攻撃する・されるという時点で相打ちになるので実質強さは関係ない。
(ただし特殊能力を無効にできるワーグ(強さ2)との戦闘に限り「強さ0」として戦わないといけない。)
軍人将棋における「地雷」のポジだが、ボロミアは人間なので他の駒と同様に動き回れること*9、前述のカードの上乗せシステムで理論上はワーグ戦にも勝機がある事などからそれの上位互換に当たる駒である。
●トライピオ(爆転シュートベイブレードシリーズ)
プロペラ状の巨大なアタックリングを持つ防御型のベイブレード。
下向きの揚力によってダウンフォースを発生させる事でスタジアムに張り付く。
だがダウンフォースというのは空気抵抗であり、それが発生するという事はベイの回転を阻害している事に他ならない。
更にアタックリングが巨大すぎるために傾くと非常に脆い。
地面をこすったり相手に踏まれれば一気に失速、逆に浮き上がってアタックリング内のブレードが接触すれば思いっきり吹き飛び、持久力を完全に死なせてしまう。
防御型である以上攻撃力もお察しなので、全方位隙の無い弱さを見せている。
●アンロックユニコーン(ベイブレードバーストシリーズ)
大きな一本角でカウンターを狙う防御型のベイブレード。
バーストシリーズにはロックというものが存在し、全てがアンロックされるとベイは自壊、バーストしてしまう。
このアンロックユニコーンはカウンター攻撃をする割にはそのロックが甘く、名前通りにあっという間にアンロックされバーストする。
その弱さはトライピオにすら負けるほどであり、新時代の最弱ベイの座を手にしている。
一応、カスタム前提で考えればトライピオより遥かに扱いやすい事が救いか。
●ゲイ・マカーイ(レスリングシリーズ)
本名エリック・マイケルズ、ドMのゲイビデオ男優。
初出がVAN様に調教される役で、同じ電磁熊手調教を受けた吾作に比べ明らかに声が大きかった。
次作において相手に首を絞められヘナヘナと崩れ落ち、ジーンズを剥がされ*10、人をホモにするソファに拘束され、脚をくすぐられ大いに笑う。
三作目でスーパーヒーローになり、敵の基地にテレポートするが、基地にあった肉の棒型の飴をしゃぶった結果、飴に含まれていた薬により昏睡してしまい、敵に掘られてしまう。
結果、レスリングシリーズ最弱の二つ名を頂戴することとなった。仕方ないね。
追記・修正は上記の最弱キャラと戦って勝った方にお願いします(スペランカーを除く)。
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*2 今回メンバー入りしなかったヤムチャの方が戦闘力を見ればはるかに上である。
*3 例:DQ1では終盤のメルキドで買える最強盾の「みかがみのたて」(守備力+20、値段14800G)が、すべてにおいて中盤のマイラやリムルダールで売られている「はがねのよろい」(守備力+24、値段3000G)に負けている。ただ「もっと強力な鎧を装備しながらはがねのよろいを装備はできないが、みかがみのたてを装備することはできる。」というただ一点においてみかがみのたてを購入する意義が生まれる。
*4 HPが高くなると絶対値分回復しても全快にならず、割合ダメージ回復では全快できないのでこの戦法が使えなくなる
*5 ちなみに、原作を知るユーザーからは「これでこそアンリ」的な絶賛の声が多数上がっている。
*6 デュエマではパワー0以下のクリーチャーは破壊される
*7 別のカードに同色で同数値はないので引き分けはない
*8 軍人将棋の同名駒とは全くの別物。
*9 軍人将棋における「一度でも動いたらそいつは地雷ではない」といった判断がボロミアには通用しない。
*10 この時、相手もパンツ一丁であり、マカーイの奮闘部分はカットされたものと思われる、あぁん、ひどぅい
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