登録日:2012/06/19 Tue 02:35:37
更新日:2023/08/17 Thu 14:37:09NEW!
所要時間:約 5 分で読めます
▽タグ一覧
二つ名 厨二項目 愛称 称号 厨二病 蔑称 中二病 殺し屋 軍人 死神 コメント欄ログ化項目 ふたつ名 呼び名 通称 通り名 渾名 異名 かの有名な 『お前はまさか、あの…〇〇か?』←『そうだ、私が〇〇だ!』 別名
二つ名とは、ある人物の本名とはまた別の名称のことである。
とくに親しみを込めて対象を呼ぶ愛称やニックネーム、悪評や噂等から付けられる渾名・仇名・蔑称・通称・異名の様なものと思ってくれれば大体当たっているだろう。
命名パターン
この二つ名の付けられ方には大体下記の様なパターンがある。
なお以下のものには当時呼ばれたもののみならず、後世に呼ばれたものも含まれる。
◇外見的・身体的特徴から
かの有名な大リーガー「ベーブ・ルース」も二つ名(愛称)である。
本名は「ジョージ・H・ルース」で、ベーブとはベイブ、童顔であったために「ベイビールース」が上記の名になったもの。
黒ひげや赤ひげの影響か、「○ひげ」は海賊キャラの異名に使われる例が目立つ。
実在の人物
- 「美髯公」関羽
- 「独眼竜」伊達政宗
- 「猿」豊臣秀吉
- 「赤ひげ(バルバロッサ)」フリードリヒ1世・ウルージ&ハイレッディン兄弟
- 「黒ひげ」エドワード・ティーチ
- 「青ひげ」ジル・ド・レェ
- 「鉄腕ゲッツ」ゴットフリード・フォン・ベルリヒンゲン
- 「レッドバロン」マンフレート・リヒトホーフェン
- 「鉄脚のエース/義足のエース」檜與平
- 「白い死神」シモ・ヘイヘ
- 「野獣(ザ・ビースト)/筋肉の二世帯住宅」ボブ・サップ
- 「数学のサイクロプス」レオンハルト・オイラー(片目を失明していたため。後に残った方も失明した)
- 「赤い悪魔」OTO M35手榴弾
- 「芦毛の怪物」オグリキャップ
架空の人物
- 「金銀妖瞳」ロイエンタール
- 「白ひげ」エドワード・ニューゲート
- 「ゴリ」赤木剛憲
- 「壊れた刃」デルフィング
- 「赤い彗星」シャア・アズナブル
- 「リボン付き」メビウス1
- 「黄色の13」黄色の13(本名不明)
- 「三本線」ストライダー1
- 「バラのタトゥの女」ラ・バルバ・デ
- 「長脛彦」アラゴルン二世
- 「向こう疵の狂犬」夜叉一
- 「八寒地獄のホワイトブルドーザー」ポラリス
- 「紅蓮の怪獣」火車
- 「盲目の闘将」シュウ(北斗の拳)
- 「白夜叉」坂田銀時
◇対象の持つ特殊能力や技、装備などから
その性質上バトル系作品によく見られる。
実在人物の場合は武将や軍人が多いが、野球など道具を使うスポーツの選手もこのタイプと言えるだろうか。
実在の人物
- 「槍の又左」前田利家
- 「剣豪将軍」足利義輝
- 「零戦虎徹」岩本徹三
- 「赤鼻のエース/赤ダルマ」若松幸禧(第二次大戦時のパイロット。本人の鼻ではなく、搭乗機のスピナー部分と垂直尾翼の先端を赤色に塗っていた事に因む)
- 「赤バット」川上哲治/「青バット」大下弘
- 「トリケライナー工藤」Hiromi Kudo
架空の人物
- 「剣帝」レーヴェ
- 「火拳」ポートガス・D・エース
- 「爆炎の魔法使い」ダーク・シュナイダー
- 「衝撃の」アルベルト
- 「吹き荒ぶ風の」ゲーニッツ
- 「超電磁砲」御坂美琴
- 「二挺拳銃」レヴィ
- 「木ノ葉の黄色い閃光」波風ミナト
- 「雷帝」ゼオン
- 「ブラス・メイデン」ウィン・D・ファンション(愛機が真鍮色である事と、「Brass」には「売春婦」という意味もある事にも掛けたダブルミーニングである)
- 「聖剣の」ルドウイーク
- 「沈黙の魔女」モニカ・エヴァレット
- 世界樹の迷宮Ⅴの二つ名システム
- 「ダイナマイト・ビリー」ビリー・シューパック
◇対象が関係したエピソードから
武将、王族・皇帝の場合、その活躍ぶりから異名が付けられることが多い。
軍人の場合は目立った戦果を挙げた地名に由来するパターンも多く見られる。
実在の人物
- 「皇帝大菩薩」蕭衍
- 「国士無双」韓信
- 「オルレアンの乙女」ジャンヌ・ダルク
- 「兵隊王」フリードリヒ・ヴィルヘルム一世
- 「サラセン人の青ざめた死」ニケフォロス二世フォカス
- 「ブルガリア人殺し」バシレイオス二世“ブルガロクトノス”
- 「橙武者」薄田兼相
- 「不死鳥ヨーゼフ」フランツ・ヨーゼフ一世
- 「玉座の上の娼婦」エカチェリーナ二世
- 「五代目正統カリフ」ウマル二世
- 「コルシカの人喰い鬼」ナポレオン・ボナパルト
- 「偏在する蜘蛛」ルイ十一世
- 「最後の騎士」マクシミリアン一世
- 「油を注がれたる者」キュロス二世
- 「ネヴァ川の勝利者」アレクサンドル・ネフスキー
- 「イゾォンツォの騎士」スヴェトザル・ボロイェヴィッチ
- 「アフリカの星」ハンス・ヨアヒム・マルセイユ
- 「ウクライナの黒い悪魔」エーリッヒ・アルフレート・ハルトマン
- 「サン・トロンの幽霊」ハインツ=ヴォルフガング・シュナウファー
- 「ヨーロッパで最も危険な男」オットー・スコルツェニー
- 「ついてないカタヤイネン」ニルス・エドヴァルド・カタヤイネン
- 「無傷の撃墜王」エイノ・イルマリ・ユーティライネン
- 「生きている英霊」舩坂弘
- 「モロッコの恐怖」アールネ・エドヴァルド・ユーティライネン
- 「フライング・ダッチマン」ヨハン・クライフ
- 「不沈艦」スタン・ハンセン
- 「ミスター」長嶋茂雄
- 「大魔神」佐々木主浩
- 「世界にしか通用しない男」小林誠司(野球選手。日本国内の試合ではパッとしないのにWBCではやたら活躍した様から)
- 「霊長類最強女子」吉田沙保里
- 「マンガの神様」手塚治虫
- 「政界の暴れん坊」浜田幸一
- 「板橋の怪物」マテンロウ・アントニー(本人曰くであるため厳密には真偽不明)
- 「数学王/数学(界)の帝王」カール・フリードリヒ・ガウス
- 「インドの魔術師」シュリニヴァーサ・ラマヌジャン
- 「異次元の逃亡者」サイレンススズカ
- 「世紀末覇王」テイエムオペラオー(世紀末に当たる西暦2000年にGⅠ5勝を含む8戦8勝したのと、「ラオー」部分からの連想)
- 「ソロモンの狼」重巡洋艦青葉
- 「ガットレス・カットラス」ヴォートF7Uカットラス(構造上の問題で事故を頻発させたため)
- 「梅田の逆脚」AC6の梅田ヨドバシでの試遊会において、列の一番前という他人のプレイを見れない完全初見でありながら初回撃破を果たしたアーキテクト
架空の人物
- 「帝王」サガット
- 「魔術師殺し」衛宮切嗣
- 「虎殺し」愚地独歩
- 「死神」デュオ・マックスウェル
- 「悪魔の子」ニコ・ロビン
- 「幻の5人目」黒子野太助
- 「激突王」馬神弾
- 「暗闇」ザジ
- 「ソロモンの悪夢」アナベル・ガトー
- 「顔剥ぎ」ソフィー
- 「氷結の魔女」槍水仙
- 「湖の麗人」著莪あやめ
- 「ミスターファイヤーヘッド」ゾフィー
- 「ラーズグリーズの悪魔→ラーズグリーズの亡霊→ラーズグリーズの英雄」ウォードッグ隊
- 「凶鳥フッケバイン」ウォルフガング・ブフナー
- 「円卓の鬼神」 サイファー(ガルム1)
- 「片羽の妖精」ピクシー
- 「オーシアの二つ頭」トリガー&ワイズマン
- 「闇軍師」ロズゴート
- 「触れ得ざる者」キリコ・キュービィー
- 「神にも悪魔にも凡人にもなれる男」土見稟
- 「不死身のコーラサワー」パトリック・コーラサワー
- 「決闘王」武藤遊戯
- 「遊戯王」ユギ
- 「勇者姫」アンルシア
- 「ブリタニアの魔女」コーネリア・リ・ブリタニア
- 「虐殺皇女」ユーフェミア・リ・ブリタニア
- 「悪逆皇帝」ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア
- 「ブリタニアの吸血鬼」ルキアーノ・ブラッドリー
- 「奇跡の藤堂」藤堂鏡志郎
- 「アバレオーガ/子連れ番長」男鹿辰巳
- 「世界一ツイてない男」ジョン・マクレーン
- 「魔術師ヤン」ヤン・ウェンリー
- 「闇の帝王/名前を言ってはいけないあの人(例のあの人)」ヴォルデモート卿
- 「不死身の杉本」杉元佐一(劇中では他人から呼ばれるより本人が名乗る場面の方が多い)
- 「穴掘り小僧」綾部喜八郎
- 「豆腐小僧」久々知平助
- 「9年目のプリンス」食満留三郎
- 「ネオサイタマの死神」ニンジャスレイヤー
- 「盗賊殺し」リナ・インバース
- 「サイレントアサシン」エージェント47
- 「鴉殺し」アンジェ
- 「百獣の王」ガオグランナーレオ
- 「空の皇帝」ガオグランナーイーグル
- 「太古の支配者」ガオグランナーティラノ
◇性格や気質から
実在の人物
- 「犬公方」徳川綱吉
- 「鬼の副長」土方歳三
- 「魁先生」藤堂平助
- 「万人恐怖」足利義教
- 「飛将軍」李広
- 「伏龍」諸葛亮
- 「デストロイヤー(菅野デストロイヤー)」菅野直(操縦が乱暴で自分の乗機をやたら破壊する様から)
- 「甲冑を着た修道士」ティリー伯ヨハン
- 「甲冑を着た乞食」エルンスト・フォン・マンスフェルト
- 「獅子心王」リチャード一世
- 「神聖ローマ帝国の大愚図」フリードリヒ三世
- 「鉄の女」マーガレット・サッチャー
- 「稲妻」バヤズィト一世
- 「冷酷者」セリム一世
- 「ボアネルゲ(雷の子)」使徒ヨハネ
架空の人物
- 「うっかり」八兵衛
- 「地上最強の生物」「オーガ(鬼)」範馬勇次郎
- 「血塗られた獣」グリニデ
- 「空の王者」リオレウス
- 「氷の
ウンコ運行部長」カシマル・バーレ - 「黒い瞳のダミアン・ソーン」佐藤十兵衛
- 「大馬鹿野郎」トリガー
- 「シャラシャーシカ」リボルバー・オセロット
- 「摩訶鉢得魔のブリザード」春一
- 「ブクロの番犬」山田二郎
- 「早撃ちのジョー」ジョー・パケーロ
- 「豊作村の
姫毒林檎」エペル・フェルミエ - 「
不運風雲小僧」猪名寺乱太郎 - 「忍術学園のサイドワインダー」小松田秀作*1
◇似た特徴のある他人に準える
「○○二世*2」「○○の再来」「(地名、時代など)の○○」「○○界の××」といった言い回しは耳にすることも多いだろう。
「ルパン三世」も本来はアルセーヌ・ルパンの直接の子孫ではなく、「アルセーヌ・ルパンを思わせる盗みの手際」から世間にそのように通称された、という設定にする予定だったという。
マスコミ等が話題作りのために著名人にあやかって名付けるケースもしばしば見られるが、伸び悩み名前負けとなってしまうことも珍しくない。
一方で、先人のイメージに囚われない活躍によって唯一無二の個性を確立する者もまた存在する。
- 「小覇王」孫策
- 「東洋のネルソン」東郷平八郎
- 「東洋のリヒトホーフェン」篠原弘道
- 「赤ゴジラ」嶋重宣
- 「スカンデルベグ」ジェルジ・カストリオティ
- 「投げればガルベス、打てばマルティネス」マテンロウ・アントニー(本人曰くであるため厳密には真偽不明)
- 「北方の流星王」カール十二世
- 「赤いナポレオン」武原甲
- 「砂のサイレンススズカ」スマートファルコン
- 「白い稲妻」タマモクロス*3
- 「令和のツインターボ」パンサラッサ
- 「今太閤」田中角栄
- 「犯罪界のナポレオン」ジェームズ・モリアーティ教授
- 「扶桑海の巴御前」穴拭智子
◇「○○の父・母」
基本的に「ある分野に於ける先駆者・基礎を築いた者」「偉大なマイルストーンとなる功績を挙げた者」「研究が始まる切っ掛けとなった人物」等に与えられる。
文字通りの父親・母親という例も無くはないかもしれない。
因みにWikipediaには「○○の父(母)一覧」というヤケクソ気味な項目がある。
実在の人物
- 「宇宙旅行の父」コンスタンチン・エドゥアルドヴィチ・ツィオルコフスキー(ロケットエンジンで宇宙に行くことができると証明した人物)
- 「音楽の父」ヨハン・セバスティアン・バッハ
- 「音楽の母」ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(※ヘンデルは男性である)*4
- 「近代日本資本主義の父」渋沢栄一
- 「近代看護教育の母」フローレンス・ナイチンゲール
- 「光学の父」イブン・ハイサム
- 「微生物学の父」アントニ・ファン・レーウェンフック(初めて顕微鏡で微生物を観察した人物)*5
- 「日本プロレス界の父」力道山
- 「蒸気船海軍の父」マシュー・カルブレイス・ペリー(黒船を率いて江戸時代の日本に開国を求めた「あの」ペリーその人である)
- 「日本マラソンの父」金栗四三(日本初のオリンピックマラソン選手にして、日本のマラソン振興や箱根駅伝の開催にも深く関わった人物)*6
◇その他、動植物・幻獣に準える
力強さ、勇猛さを強調する場合は龍や獅子、策略家なら狐…といったように、それぞれの動物が持つイメージから名付けられることも多い。
実在の人物
- 「ゴジラ」松井秀喜
- 「ウルフ」千代の富士
- 「カンムリワシ」具志堅用高
- 「蒼き狼」チンギス・カン
- 「日本一の大天狗」後白河法皇
- 「甲斐の虎」武田信玄
- 「越後の龍」上杉謙信
- 「相模の獅子」北条氏康
- 「美濃のマムシ」斎藤道三
- 「羽州の狐」最上義光
- 「越前の狂犬」富田長繁
- 「ビルマの桃太郎」穴吹智
- 「砂漠の狐」エルヴィン・ロンメル
- 「スターリングラードの白百合」リディア・ウラジーミロヴナ・リトヴァク(歴史上2人しか居ない女性エースパイロットの一人である)
架空の人物
- 「堂島の龍」桐生一馬
- 「砂漠の虎」アンドリュー・バルトフェルド
- 「オーブの獅子」ウズミ・ナラ・アスハ
- 「電子の妖精」ホシノ・ルリ
- 「銀河の妖精」シェリル・ノーム
- 「ドラゴン田中」田中竜二
- 「黒バラの小太刀」九能小太刀
- 「桂浜の竜」坂本辰馬
◇軍・組織から与えられる、もしくは官職がそのまま異名となる
実在の人物
架空の人物
- 「ビッグ・ボス」ネイキッド・スネーク
- 「~の錬金術師」鋼の錬金術師の国家錬金術師
- 「皆殺しの」ダリル・ヤン
- 「聖堂騎士」アレクサンド・アンデルセン
- 「マンウェの旗持ち」エウォンウェ
- 「エンデュミオンの鷹」ムゥ・ラ・フラガ
- 「白銀」ターニャ・デグレチャフ
- 「少佐」草薙素子
- 「鬼兵隊総督」高杉晋助
◇チーム・複数人セットとして与えられたもの
「四天王」も元々は仏教に於ける東西南北に対応した四人の守護神の事であるが、
今日では「最高級の四傑」「リーダー直轄の最高幹部四人衆」といった意味合いで用いられる事が多い。
実在の人物
- 「五賢帝」ローマ帝国で最も平和だった時代の皇帝、ネルウァ、トラヤヌス、ハドリアヌス、アントニヌス・ピウス、マルクス・アウレリウス
- 「東洋の魔女」1964年東京オリンピック女子バレーボール日本代表チーム
- 「四駿四狗」チンギス・ハンに仕えた八人の宿将。
- 「北洋三傑」袁世凱の君臨する北洋軍閥において抜きん出た三人の実力者のこと。龍の王士珍、狗の馮国璋、虎の段祺瑞の三人を指す。
- 「十常侍」後漢末期に国政を恣にした宦官たちの呼び名。この手のお約束に違わず実は十二人いる。
- 「維新三傑」西郷隆盛、大久保利通、桂小五郎
- 「闘魂三銃士」蝶野正洋、武藤敬司、橋本真也
- 「三好三人衆」三好長逸・三好宗渭・岩成友通
- 「三羽烏」 何等かの分野・集団に於ける三傑の総称。特に若干曲者な感のある者に付けられる傾向あり
架空の人物
「大体四人くらいの公王」- 「サントハイム御三家」アリーナ、クリフト、ブライ
◇複数人に授けられる同一の二つ名(襲名制とは限らない)
- 「フライング・フィン」フィンランドの特に大きな功績を挙げたアスリートやレーサー
- 「山の神」箱根駅伝往路5区(標高差860m以上の山上り)にて特筆すべき記録を出したランナー
- 「未亡人製造機/寡婦製造機(ウィドウ・メーカー)」動く棺桶レベルで事故が続出した航空機
「バースの再来」阪神タイガースに入団する強打(という触れ込み)の外国人選手- 「剣八」BLEACHの護廷十三隊十一番隊隊長が代々受け継ぐ二つ名。特に有名なのは更木剣八
◇テキトーに
- 「オレンジ」ジェレミア・ゴットバルト
- 「クソ虫」相川歩
- 「絶†影」ヤマト・命
◇自称
実在の人物
- 「第六天魔王」織田信長
- 「白色電光戦闘穴吹」穴吹智
- 「路上の伝説」朝倉未来
「天地大将軍」区星「宇宙大将軍」侯景
架空の人物
- 「深緑の智将」グリニデ
- 「天才」桜木花道
- 「堕天使ヨハネ」津島善子
- 「高貴なる閃光」マイヤー*9
- 「運命の支配者」トゥーリン・トゥランバール
- 「不可能を可能にする男」ムゥ・ラ・フラガ*10
- 「勇者」フィン・ディムナ*11
- 「鉄砲玉のクロウ様」 クロウ・ホーガン
- 「幸せのコーラサワー」 パトリック・コーラサワー(「『不死身の』ではなくなったため悪運も尽きた」と思ったらそんな事はなかった」)
- 「マスマテュリアの闘犬」ボルカン
- 「天才軍師」→「天才魔軍師」アイヴァー
- 「Y談おじさん」「野球拳大好き」「靴下コレクション」他 吸血鬼すぐ死ぬの変態の皆様
- 「忍術学園のスーパースター」平滝夜叉丸
- 「愛の狩人」ルーク・ハント
- 「ウルトラダニー」ダニー*12
- 「疾風の冥姫」アンネローゼ・フォン・シュテッヒパルム*13
- この素晴らしい世界に祝福を!の紅魔族の皆様
◇禁句
死亡フラグとも断言できる
◇沢山ある
「多くの側面を持つ」「人によって評価が異なる」といった人物が多い。
いずれの場合でも、それだけ多くの人々に知られているということが前提になるだろう。
神話・宗教の神、特に主神クラスは多くの異名を持っていることがあるが、これは広まっていく過程において土着の信仰と習合していった結果である場合も。
実在の人物
- 「ソ連人民最大の敵」「スツーカ大佐」「空の魔王/魔王」他多数(後世の後付けを含む) ハンス・ウルリッヒ・ルーデル
- 「夜明けの」他多数 ヴァン
- 「這い寄る混沌」他多数 ニャルラトホテプ
- 「高座につくもの(スキルヴィング)」「がなり立てる者(ヴィズリル)」「戦の狼(ヒルドルブ)」他多数 オーディン
- 「偉大なる神(マハーディーヴァ)」「踊りの王(ナタラージャ)」「ガンジス川を支える者(ガンガーダラ)」他多数 シヴァ
- 「跛者の」「タメルラン」「吉兆の合の主」ティムール
架空の人物
- 「北海道の喧嘩チームDRAK~ダーク~の頭」「最高の騎士/至高の騎士」「黄金の鉄の塊で出来ているナイト」「ヴァナのイチロー」「ネックレス君」「メイン盾」「謙虚なナイト」他多数 ブロントさん
◇複合パターン
- 「おやっさん」立花藤兵衛
- 「永遠の二番手」ルイージ
- 「連邦の白い悪魔」RX-78-2ガンダム:外見+エピソード
- 「レッドショルダー」:外見+気質
- 「貞子」黒沼爽子:外見+エピソード
- 「大魔道士」ポップ:自称+師匠からの継承
- 「手乗りタイガー」逢坂大河:外見+気質(動物に準える)
- 「北方の獅子王」グスタフ二世アドルフ:外見+エピソード
- 「金色の暴君」オルフェーヴル:外見+気質
- 「業火の牧師」ヴィルヘルム・バッハ:役職+エピソード
- 「東呉の徳王」厳白虎:(正史でなく演戯の作者により)テキトーに+自称
- 軍・組織の役職や階級を自称(僭称)
◇作品タイトル
- 「科学忍者隊」ガッチャマン
- 「勇者」ライディーン
- 「魔法使い」サリー
二つ名持ちが多く登場する作品
主人公一行を始め、相対した海賊の船長、強豪の海軍兵士など、主要登場人物のほぼ全員に二つ名がある
こちらも名有りの登場人物ほぼ全員に二つ名や肩書きがある。
当項目の登場人物の項に各々の二つ名が記載されているので興味のある人は見てほしいっス。
シリーズ通して主人公やそのライバルキャラなど、エースパイロットの多くが二つ名持ちだが、
3つのルートでそれぞれ異なるエースが多数登場する『ZERO』は特に二つ名・通称持ちが多い。
紅世の徒・王とフレイムヘイズの全員に別名がある。設定上厳密には二つ名とは異なるため、更に別の異名がある可能性も。
フレイムヘイズは契約している王の別名もセットで名乗るため非ッ常に長い。
なおフレイムヘイズは代替わりする事があるが、二つ名は次代にそのまま引き継がれる。
- ゼノブレイドシリーズ
「ユニークモンスター」と呼ばれる二つ名を持ったモンスターが各地に存在する。
それらは同エリアの他のモンスターよりもレベルが高く設定されており、種類によっては序盤のエリアでレベル80台の個体も存在する。
二つ名持ちモンスターなるシステムが登場。
通常の個体とは異なる特徴を持つ個体に二つ名が与えられ、二つ名+モンスター名の表記がされる。
外見や生体の変化を表したものから、凝った表現の物もある。(紅兜、隻眼、宝纏、燼滅刃など)
詳しくは項目で。
「作中世界の後世に書かれた歴史小説」という体を取っている事もあってか、「魔術師」を筆頭に異名を持つ者は両陣営共に数多い。
架空のWWII世界を舞台に実在のエースパイロットを女性化したキャラが多数登場する作品という性質上、
元ネタと同一、ないしほぼ同じ意味*14の異名を持つキャラが多数存在する。
……が、実際の所作中で各々の異名に触れられる事は極稀で、実質死に設定に近い。
「砂漠の鷲」の様にWWオリジナルの異名を持つ者も中には居る。
- 半熟英雄 VS 3D
主人公達ペラペラの2D軍団と、テクスチャの貼られた敵組織「3D軍団」が対決する、ゲーム『半熟英雄』シリーズ第3作。
敵組織である3D軍団のボス達は、「スケルトン男爵」「ナマポリタン大使」などの3D描画技術をネタにした名前を持つのだが、
戦闘開始時には「デジタル・プレデター:ワイヤード伯爵」「一人最強タッグ:バイリンガ将軍」などといったやたらキャッチーな二つ名付きで紹介される。
アプリ版の育成モードでは、育成終了時のステータスや戦績などによって「唯一無二」「新時代の幕開け」など様々な二つ名が解禁され、解禁された物なら自由に設定できる。
1戦0勝で育成を終えても「メイクデビュー」という二つ名だけは保障される。
そしてウマ娘ごとに設定された特定の条件を満たして育成終了すると「日本の総大将」「破天荒」などといった固有の二つ名が与えられる。
固有二つ名の取得難易度はウマ娘ごとにかなりのバラつきがあり、特に意識しなくてもいつの間にか取得条件を満たしてしまう物もある。一方で取得が難しいと言われるのは
あたりだろう。
モブキャラ以外のほぼ全キャラが二つ名を持っている。
さらに、同じキャラでも作品が違えば別の二つ名をひっさげて来る事もザラにあり、シリーズ古参で出演作品数が多いキャラなら二つ名の数が十個以上あったりもする。
まとめ
以上、様々な例を挙げてきたが、どのパターンにしても他人から付けられる事が多く、自分から名乗る事は少ない。と言うか自分から名乗ったら痛い人に見られるかも。
…だがそれがいい!
漫画やアニメキャラの登場時の名乗り口上としては、ただ組織名や名前を言うよりも、二つ名があった方が断然格好良い。
「○○○とは俺のことよ!!」
また、上記のものが世間で勝手に呼ばれたものに対し、特定の人物や組織から名付けられるパターンもある。
創作物に限らずだが、二つ名を与えられると言う事は嬉しい事でも悲しい事でもある。
自分の名前は役所に行けば変更も出来るが、これだけは自分では変えようがない。
つまりこれは、自分以外の人間が今の自分を認知した結果付いたものなので、
今の自分自身がまるっきり変わってしまわないか、忘れられるなりしない限り付いて回る。
また、皮肉られて付けられる二つ名もあったりなかったり……
( 冥Д殿)
「…君にwiki籠りの二つ名を与える。追記修正をしなさい!」
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,6)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
#lsd()
#comment_num2(num=30)
*2 そのまま「親が同じ分野で活躍していた」というような場合もある
*3 同じ芦毛で「白い稲妻」と呼ばれた父馬・シービークロスから。「稲妻二世」とも
*4 「音楽の父」バッハの対となる人物として選定されたものだが、ヘンデルを「バッハの対になる人物」と考える向き、ひいてはヘンデルを「音楽の母」と呼ぶのは日本限定であるらしい
*5 顕微鏡で細胞を発見したのはロバート・フックであり別人
*6 オリンピック初参戦となったストックホルム五輪では競技中に熱中症で倒れて途中棄権していたが、記録上は「行方不明」扱いとなっていたため、ストックホルム五輪開催55周年記念式典に招待された際に「完走」させる事が取り計られ、結果「54年8ヶ月6日5時間32分20秒3」というマラソン史上最遅のギネス記録も持っている
*7 日本における衛門府の唐名。「執金吾」の略
*8 黄門=中納言の唐名。水戸の領主の中納言という意味。
*9 「深き者ども」という二つ名がイヤだったから
*10 エンデュミオンクレーターでの活躍と、その戦いが実質敗北だったのを誤魔化す目的で軍から与えられた「エンデュミオンの鷹」という二つ名を好んでいないため
*11 正確には、公的に二つ名を決定する機関にそう決めてもらえるように根回しした
*12 日本語版のみ、英語版では「ダニーエックス」
*13 別に他称として「歩く竜巻」の二つ名を持つ
*14 元ネタが「フュルスト(侯爵)」であるのに対し、女性化した事に合わせて「フュルスティン(女侯爵)」になっているなど
*15 長距離適性Eを補正した上で朝日杯FS&クラシック三冠を獲るのはまだ良いが、スキルをほとんど取得しておらずステータスにも差が付きにくいデビュー戦を8バ身差以上で勝つのがほぼ運ゲー
*16 ファン数32万人を稼ぐのはそれほど難しくはない。だがGⅠで3着を3回獲るという条件が付き、しかも彼女の固有スキルはレース終盤で3位の状態で4位と競り合うと速度が上がるという物で、上記の条件との相性が最悪
*17 一つ目の条件は「シニア級で春天、宝塚、有馬を勝利」「4番人気以下でGⅠ勝利」を全て逃げで達成する事。前者は問題ないが後者は育成に慣れてくると4番人気以下になる事が逆に難しくなってしまう。もう一つの条件は「逃げ適性Sの取得」。つまり因子ガチャにも勝たなければならない
*18 条件はファン数のみだが要求数は55万人と尋常ではなく多い。これを短~マイルのダートにしか適性がないウララで挑むには、因子と相性を徹底的に吟味し、芝適性とサポカのファン数ボーナスを上げられるだけ上げ、トレーニングを疎かにしてでも芝の短距離~マイルの重賞を勝ちまくらなければならない
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧