人造人間17号

ページ名:人造人間17号

登録日:2016/01/25 Mon 17:22:50
更新日:2024/01/18 Thu 13:50:32NEW!
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なんどもいうなよ

そのムダが楽しいんじゃないか


人造人間17号とは、漫画ドラゴンボールの登場人物の一人。


CV:中原茂



◆人物

レッドリボン軍残党のドクター・ゲロが、孫悟空への復讐を果たすために、人間の若い男性に改造手術を施した人造人間(サイボーグ)。
見た目は黒の長髪を持つイケメンで、首にオレンジ色のスカーフを巻いている。服の左胸にレッドリボン軍のマークが入っている。
腰のホルスターには拳銃を装備しているが、本編での時系列では一度も使用していない。
彼の声を担当した中原氏は、彼を一目見た時に「江口洋介みたいだな」と言っていた。
有機質だけで改造を施されているうえに永久エネルギー炉を搭載しているため、無尽蔵のスタミナを持っている。


好戦的な性格だが意外にも無駄な争いは好まない性分である。
また無関係な人間を殺す事を嫌い、自分達に立ちはだかったベジータ達を戦闘不能に追い込む場面はあったものの最後まで彼らの命を奪う事は無かった(自分に二度挑んできたピッコロに対しては「今度は殺す」と言っているが)。
戦闘はあくまでゲームと考えている一方で、戦闘は1対1でするものだというフェアプレイの精神も持ち合わせている*1
悟空の元に向かう際にわざわざ車を調達し、それに乗って移動しながらその道中のドライブを楽しもうとする自由気ままな一面も持っている。
その事で18号に文句を言われると、「その無駄が楽しいんじゃないか」と返答するなど、あえて[無駄]を[娯楽]として楽しむ余裕とゆとり、人間性を持つ。


人造人間18号は彼の双子の姉である。
人間だった頃の記憶は、18号が双子の姉である事以外は忘れているが、自分達を勝手に改造したゲロの事は今でも激しく憎んでいる。
また記憶をなくしたからといって過去を調べるわけでもなく、自身の出自にはあまり興味がないようである。



別次元(別時間軸)では

未来時系列の一つ*2、トランクスとブルマが過去の悟空に助けを求めてくる事になった元凶の一人。
本編の時系列とは対極をゆく極めて残虐非道な性格であり、18号と共に多くの人間の命を奪う殺人マシーン。
ゲーム感覚で動いている面は変わらないものの本編では「悟空を斃すまでの道中そのものも娯楽として楽しむ」というスタンスだったのに対し「人間を殺す事そのものを愉しむ」という最悪な形に変わっており、 一気に皆殺しにするのではなくじわじわ人類を追いつめながら街を破壊する事に快感を覚える悪魔のような考えを持っている。特に壊滅した町でエアカーで逃げ惑う民衆を笑いながら轢き殺す場面はとても同一人物とは思えない程。誇張抜きでこいつらレベルである。
本編時空の17号は上記のように割と余裕をもって、それでいて自分が人間ではなく人造人間であることを飄々と受け入れて今を楽しもうとしているのに対し、こちらは18号共々癇癪を起した子供のような言動が多く、トランクスに人間を殺して回る理由を尋ねられた時も「人間見てるとなんとなくむかつくから」と、本編時空の2人なら言いそうにない事を言うほど。
戦闘面でも18号と二人がかりでリンチするなど、1対1の正々堂々とした戦いを望んだ過去の自分とは全く対照的。


だがその戦闘力は本編同様に圧倒的で、悟飯たちZ戦士を葬り、トランクスにも深手を負わせるほどだったが、セル編ラストにおいてパセリシティで対決した際に18号を撃破され、自身もトランクスのエネルギー弾を食らいあっという間に破壊された。
…こう書くと未来17号は本編17号より弱いように思えるが*3、この時のトランクスは過去で「精神と時の部屋」により長期の修行を積んだ結果セル第二形態を軽くあしらえるレベルに成長していた為、どちらにせよ未来17号程度は相手にならない。


天津飯「トランクス、今のお前なら簡単に未来の人造人間を倒せるだろうが、がんばれよ」
トランクス「はい!」


なお未来トランクスにとって凶悪な人造人間が本来の姿なので、過去での初邂逅では相当に面食らったようである。まぁ無理もないが。
この過去と未来でのあまりの落差の原因は、ゲロが感情面で2人の調整に失敗したのではないかと長年考察されたりする。
トランクスが介入した結果ゲロの研究所が早期に発見される運びとなり、ゲロも焦って17号と18号を(ゲロの意のままに動くような)調整ができないまま起動せざるを得なくなったのである。




◆戦闘能力

強大なパワーを持っていた事でコントロールがうまくいかず、起動当初はゲロの命令を全く聞かなかったらしい。
そのためゲロの手によって緊急停止させられる事となり、ゲロの研究所で18号と共に眠りについていた。


「史上最強の人造人間」を自負するだけあってかなりの戦闘力を有しており、トランクス天津飯ピッコロを難なく仕留め、後にと融合して大幅に戦闘力が上がったピッコロとも互角の勝負を繰り広げていた。
ピッコロが神と融合する前でも「18号では(上記の3人にベジータを加えた)全員を相手にするのはさすがに無理だろうな」とのことだが、裏を返せば自分なら全員問題なく倒せるともとれる。


ドラゴンボール超ではジレン相手に善戦するレベルなので、恐らく悟空やベジータ、フリーザと遜色無い強さ。悟空もお世辞抜きで称賛するほど。
いち早く敵の性質を分析したり、バリアによるサポートで数多くのピンチを打破している頼れる存在。ピッコロと互角だった頃が懐かしい*4
ゲロの科学力恐るべしである。


主な技

  • パワーブリッツ/ブラスター

片方の掌から放つエネルギー弾。ゲームにより名称が異なる。
ドラゴンボール超では下記のエネルギー波とのセットプレイで使用した。
ビルス以上の力を持つジレン相手に背面からの零距離撃ちでダメージを通した。


  • 特大エネルギー波

片手の掌や両手から放つ極太サイズのエネルギー波。
ドラゴンボール超でのカクンサ戦で初めて使用した。
規模も威力もかめはめ波レベルの大技。


  • バリヤー

周囲にエネルギーの障壁を張り巡らせ、敵の技を防御する。
ピッコロの魔空包囲弾を防ぐ時に使用。
ドラゴンボール超では17号の代名詞とも言える技で頻繁に使用している。
破壊不能かと思われる程の硬さで、ブルー悟空、ブルーベジータ、アルティメット悟飯、ゴールデンフリーザの全力の同時攻撃でも押し返される攻撃すら防いでしまう。
ただし衝撃を完全にシャットアウトできるわけではないようだ。
また、破壊神やジレンの攻撃ではさすがに割れる。
応用が利くようでバリエーションが多彩なのが特徴。
小型のボールにして飛ばし、フリーザのサイコキネシスのように閉じ込めて身動きをできなくさせたり、自分の拳をバリアでコーティングして殴ることもできる。
因みにセルも同様の技を使用しており、ゲーム等では18号も使用しているので生物タイプの人造人間の共通機能のようだ。


  • 超電圧爆裂斬

両手に凄まじい電圧のエネルギーを溜め、渦を巻くように相手に浴びせる技。
名前とは裏腹に斬撃を放つ技ではないようだ。
今の所本編では使用しておらず主にゲーム作品で使用している。
恐らく、超17号の電撃地獄玉から逆算された技だと思われる。


◆活躍

原作での活躍

人造人間、セル編

18号と共に研究所のカプセルの中で眠っていたが、19号を破壊されて後がなくなったゲロの手によって再び起動する。
カプセルから出た時に、ゲロが緊急停止コントローラーを握っているのが見えたので、命令に従うふりをしてゲロの油断を誘う。
そして隙を突いてコントローラーを破壊し、そのままゲロを殺害した。


ゲロを殺したので晴れて自由の身となったのだが、記憶の大半を失っているためにこれといった目的もなくなってしまう。
とりあえずの目標としてゲロの指示にあった「悟空の抹殺」をすると決め、16号や18号と一緒にのんびりと彼の元へ向かう事に。
そこにベジータ達Z戦士が立ちはだかるが、彼らに実力の差を見せつけ一方的に戦闘不能に追いやった。


悟空の自宅に到着するがそこには誰の姿もなく、潜伏先がカメハウスだと睨み、そこに向かう。
そこでピッコロ達と遭遇し、力ずくで悟空の居場所を聞き出そうと無人島に場所を移してピッコロと戦闘を開始。
パワーアップしたピッコロと互角の勝負を繰り広げていたが、その途中でセルが出現する。
セルの狙いが自分の吸収だと知り、16号に逃げるように忠告されるが、好戦的な性格が災いしてその忠告を無視する。
セルと交戦するが、数十万人もの生体エネルギーを吸収してパワーアップしていたその力に成す術がなく、16号が助けに入るものの、16号がセルに痛手を負わせたと油断した隙に背後から一気に吸収されてしまった。


その後は18号とは違って体外に排出される事なくセルと共に消滅したが、「セルに殺された人間」と見なされてドラゴンボールの願いにより生き返る。
体内にあった爆弾も2つめの願いによって排除された。



魔人ブウ編

セルゲーム以降は後述のとおり平穏に暮らしていたが、魔人ブウが復活し、地球人全滅攻撃か或いは直後に起きた地球崩壊に巻き込まれて命を落とす。
後にナメック星のドラゴンボールで生き返り、悟空の呼びかけに応じて元気玉に協力した。


ただ、人造人間編の描写だと17号が気を持っているのか不明だからか、アニメ版では元気玉に協力していないふたりの猟師を猟銃で脅し、無理矢理に手を上げさせた。



アニメ版の活躍

ドラゴンボールGT

超17号編で久々に登場。
本作では、実はセルをも凌ぐパワーを秘めていたものの、人間の感情を完全に取りきれなかったために力がうまく引き出せなかったとされていた。
あの世でゲロとドクター・ミューが手を組んで作成した新17号(ヘルファイター17号)に操られ、言われるがままに共鳴して地獄とこの世を結ぶ巨大な穴を出現させる。
性格も未来の17号のように残忍なものへと変貌し、トランクスを襲い「自分達と戦いたければ地獄に来いと悟空に伝えろ」と言い残し、自身を説得しようとしていたクリリンを無情にも殺害してしまった。
2人の17号の外見の見分け方は、コートを着用しているのが本来の17号で、人造人間編の時と同じ服装なのが新17号である。


後に地獄からやってきた新17号と合体して超17号が誕生。
すさまじいパワーでZ戦士達を圧倒し、超サイヤ人4に変身した悟空をも窮地に追い込むが、悟空が18号と組んだ事で弱点を見破られ、龍拳で胴を貫かれた後でかめはめ波の連続攻撃を食らい跡形も無く消滅した。
(新17号・超17号及び戦闘の詳細は、超17号の項目を参照)
スタッフの話によると最終話でドラゴンボールによって復活していたが、放送時間の都合で描かれなかったという。


ご覧の通り、この事件での本家17号は完全な被害者であり、ゲロとミューの野望の巻き添えを食って死んだようなものであった。


ドラゴンボール超

宇宙サバイバル編で登場。
ドラゴンボールで生き返った後は結婚し、3児の父となる(内2人は養子)。
動物保護区に指定された島にレンジャーとして単身赴任し、密猟者を取り締まる日々を送っている。
不殺を心がけており、密猟者にも手心を加えるなど、超に登場したキャラの中でも一段と丸くなった印象。
ただし動物を守るためなら簡単に自分の命を捨てようとするなど、どこか危うい部分もある。スゴむと怖い。


給料もよく、スマホには家族の写真を入れていたり、全宇宙格闘大会にスカウトされても仕事の都合で難色を示したりと人間らしい…というか立派な社会人。
自然を愛してはいるが、みんな揃って消滅するのならばそれは仕方のない事と、どこか達観した面も見られる。


デンデから17号は強いと聞かされた悟空が武道大会スカウトと腕試しを兼ねて島へと訪れ、時系列ではここで悟空と17号は初対面となる。
17号のほうは悟空の声の事は知っているらしく、ブウ編での謎が一つ明かされる事となった。
ブウとの戦いの顛末は恐らく18号から聞かされているらしく、武道大会メンバーにブウがいると聞いたときには驚いていた。
勿論悟空の命を狙う理由もとうに無いため、悟空が仕事を手伝ってから軽く手合わせし、その後はたき火を囲んで身の上話を聞かせていた。


その後、島にやってきた宇宙人の密漁団との戦いで悟空に借りができたため、17号が不在の間の島の警備をトランクスと悟天に任せる事を条件に武道大会への参加を取り付けた。
17号はトランクスと聞いて未来トランクスを思い浮かべているようだが実際は子供トランクス。
色々と大丈夫なのだろうか…。
優勝したら超ドラゴンボールで家族で世界旅行をするためのクルーザー(約50億ゼニー)を貰うのもいいな、と思っている。
ブルマが持ってたような…。


作中の18号曰く「17号はガキっぽくて悟空と似ている」とのことで、実際に17号と悟空は気が合うようだ。
18号の旦那であるお灸チビクリリンの事は「義兄さん」または「クリリンさん」と、さん付けで呼ぶ衝撃の事実も判明した。
何気に姉弟揃って安定した生活を送っている。


ちなみに手の内の探り合い程度ではあるが、この時点のブルー状態の悟空のかめはめ波をバリアで防ぎきり、さらには互角に打ち合うなど底知れない実力を披露している。
悟空が手加減している、またはオーバー気味な描写かと思われていたりもしたが、後述のアニラーザやトッポ、ジレンとの戦いを見る限りでは本当に超サイヤ人ブルーと同等の実力か普通のブルーよりもやや上である。


一応補足すると人造人間編から超までで作中では10年以上の年月が経っている。
フリーザですら半年程度の修行でブルーに並んだので、素の力がフリーザ以上で伸びしろのある17号が10年以上修業を続けていたならこれ程の実力があっても不思議ではない。
ただ、すでにセルがどうこうとかいう次元では無い強さなのでGTとの整合性に問題が発生している。
むしろこっちが超17号である。


大会直前のメンバー招集時に18号との久々の再会を果たしたが、人造人間編と変わらない淡泊なやり取りとなった。姪のマーロンの名前をよりにもよってマロン(ドラゴンボールZのアニオリキャラ、クリリンの元カノ)と間違え18号の怒りを買っている。
なお、マーロンの名前の由来は原作者が「クリリン(栗)の子どもですのでそのまま栗=マロンからとった」と説明している。
アニオリの元カノから付けた説はガセネタであるので注意されたい。


マーロンに年齢を聞かれた時は17歳だ、と真顔で言い放ち周囲を凍らせている。
改造を受けた時の年齢が17歳なら歳を取らないはずなので嘘ではないにせよ、18号まで呆れていたので冗談だろう。
Zで因縁のあったピッコロとの出会いでは一触即発かと思いきや、ピッコロに協力してくれた事の礼を述べられ握手をして和解となった。


大会では第2宇宙の魔女っ子達の変身シーン中にパワーブリッツをブチ当てるという変身物のタブーをやらかして恨みを買ってしまう。そのまま魔女っ子の一人、獣人娘のカクンサ及びアシストのビカルとの戦いに突入。
本職が動物保護官であるためか、最初は獣人のカクンサとの戦いには乗り気ではなかったが、いい一発をもらったことで「真面目にやるとするか…」と、ビカルを瞬殺してからカクンサと超高速戦闘を開始。
パワーブリッツの反動で遥か上空にある照明まで飛び、追ってきたカクンサを特大エネルギー波で吹き飛ばして勝利する。


第3宇宙のアニラーザ戦ではバリアごと場外に押し出されてしまったが、すんでのところで18号が身代わりとなり場内へと復帰する。
アニラーザの撃った超巨大エネルギー弾に対して悟空、ベジータ、悟飯、フリーザと共に全力のエネルギー波を同時に撃って押し返そうとするがそれでもパワー負けで押し返されそうになった。
17号は人造人間としての勘からアニラーザの頭部がエネルギー炉ではないかと気づきバリアを展開、そのまま超巨大エネルギー弾に正面から体当たりをして突破し、アニラーザの額部分の弱点をバリアでコーティングしたパンチで叩き割って隙を作ったことで勝利へと導いた。


第11宇宙の精鋭「プライド・トルーパーズ」戦では悟飯とコンビを組んでトッポとの対決となった。
即席コンビ故に連携が難しいと考えた17号が悟飯に指示を与えるという形で対抗。
途中で悟飯と別れ、トッポを一人で食い止めていたがジリ貧となり、エネルギー波の押し比べで武舞台から落とされそうになったが、悟飯を犠牲にしてディスポとの戦いに勝利したフリーザが駆け付けた事により窮地を脱した。


形勢逆転かと思われたが、正義を捨てたトッポが破壊神へと変貌したことで再びピンチヘ。
トッポに瞬殺されそうになったフリーザを17号が手が滑ったと称した投石で救ったものの、バリアを破壊エネルギーで割られてしまう為、逃げ回りながら勝ち筋を探す事となった。
結局トッポは途中で割り込んできたベジータに敗れ、フリーザはジレンの攻撃で安否不明となる。


最終戦となるジレン戦ではジレンが全く気付かない程の意識外からの不意打ちを当てて、大会初となる怪我を負わせて激昂させる。
悟空、ベジータ、フリーザが立てなく程のダメージを負った中、17号は一人でジレンに立ち向かう。
ジレンの攻撃から仲間を守るためにバリアを仲間に展開して17号は自爆、そのエネルギーでジレンの攻撃を相殺させて死亡する。
ジレンは悟空達に「自らを犠牲にして弱きお前らを助けたアイツに感謝しろ」と発言しており、強者と認められていた。


残念ながら退場してしまったが、力の大会編におけるMVPは17号だったのは間違いない。





と思ったらすんでのところで生きていた(全王が神Padに17号を脱落者登録する描写がなかったのが伏線だった模様)。そしてジレンに以前当てた不意打ちと同じ攻撃を体を張るという形でダメージを負わせる(これは失敗してもフリーザであれば大丈夫であったという彼への信頼からとった行動)。そしてジレンを敗北寸前まで追い詰めるが、トッポの叱責を受け立ち上がったジレンのエネルギー波にフリーザと共に追い詰められる。


だが最後の力で立ち上がった悟空により助けられる。その後共闘する悟空とフリーザの後方支援という形でジレンを攻撃し、ジレン共に脱落した2人を見届けた。その結果彼が最後の生き残りとなり、力の大会のMVPに選ばれた。


その後超ドラゴンボールで消滅した宇宙を全て元に戻してほしいと願い、消された宇宙を元に戻した。直後に姉である18号から「自分の願いはよかったのかと」と言われたが、いくつもの宇宙を救った事による満足感と仕事と家族サービスの両立は自力ですると言った(本人は悟空達といたせいからだと発言しており、18号もますます悟空に似てきたと発言している)。


その後は約束通りにブルマから家族と世界旅行するための大きなクルーザーをもらった事が、ブルマのパソコン越しから明らかになった。




◆余談

  • 原作では気弾系の攻撃を一度も使用していない*5。体術以外で使用した技は、バリヤーのみである。

  • 超でも相変わらず悟空ですら気が感じ取れないのだが、戦いでは体からアルティメット悟飯と似た色の気を放出するようになっていた。

  • アークシステムワークス開発の対戦格闘ゲーム「ドラゴンボールファイターズ」ではプレイアブルキャラである18号のアシストとして登場している。

  • 上記の様にトランクスが来た別の未来で暴れていた人造人間は17号と18号なのだが、トランクスが初登場した際には19号と20号だと説明されていた。
    これは、当初は19号・20号をボスにする予定だった名残である。
    19号と20号のデザインが編集から不評を買い、それを受けて17号と18号を新たなボスとして設定したが、それも不評だった為に更に新たなボスとしてセルを登場させたという経緯がある。

  • ブウ編終盤に元気玉に協力した際に、「ふん…ひさしぶりに聞いたなあいつの声も…」と悟空の声を懐かしむような台詞を言っているが、前述のとおりこの時点で悟空とは一切面識がない
    これは当初、この場面でランチを出演させる予定だったものを急遽17号に変更したため、下書きの段階で残っていた台詞部分がほぼそのまま使用された事でこのような矛盾が生じてしまったらしい。
    まぁ見方によっては、「ゲロからターゲットである悟空の特徴を教えられていて、その時に悟空の声を知りそれを今まで覚えていた」「実は懐かしさを感じた声はべジータのほう」などの解釈もできるため、完全に矛盾しているとも言い難いのだが……
    ちなみに元々出演するはずだったランチのほうは、アニメでちゃんと登場して悟空の元気玉に協力している(台詞はないが)。
    この辺りは後の『超』で掘り下げられ、ゲロから悟空の声と特徴は教えられていたと語られている。

  • 何かと裏設定が多いキャラである。中には近年になって原作者の鳥山明から語られたものもある。以下、いくつかを列挙する。
    • 2人とも札付きの不良だったが、そこをドクター・ゲロに見込まれて拉致され、そのまま改造されてしまったという経緯がある。
    • 人造人間になる前の名前は「ラピス」
    • 前述のとおり、セルゲームが終結した後は、王立自然公園動物保護区の保護官として働いている。動物学者の女性と結婚し、子供1人、養子2人の計5人で、自然公園内の自宅で幸せな生活を送っているようである。この設定は後に『超』で生かされる事となる。


「のんびりと追記・修正しながら行こう。急いだって意味は無い」



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*1 ピッコロたちに「ベジータと18号の戦いを邪魔する場合は自分も参加する」と言い、ピッコロやセルとの戦いでも誰かに頼ることは決してしなかった
*2 「原作では」セル編の最後の描写から本編時系列と明確に違う未来になりながらも消滅していないので、独立した世界になったと思われる。
*3 トランクス自身も「未来の人造人間は自分でもそこそこ戦えた、あそこまで一方的じゃなかった」と言っていた。尤も、未来世界の2人がどこまでトランクス相手に本気だったかは疑問だが…
*4 後にピッコロも彼と悟飯が主役の映画で大幅なパワーアップを遂げた。
*5 逆にTVスペシャルの17号はエネルギー波を多用している

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名無し

ゼノバース2で未来がセルと対決する

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2024-02-05 19:26:32

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