登録日:2009/12/26(土) 20:40:49
更新日:2023/08/18 Fri 17:08:59NEW!
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仮面ライダー 仮面ライダー電王 佐藤健 佐藤健の本気 電王 主人公 不運 ヘタレ 愛すべきバカ 愛すべきヘタレ 仮面ライダー主人公 野上良太郎 鋼メンタル 特異点 仮面ライダージオウに登場したレジェンド項目 不幸体質 ネーミングセンスは残念 常識人 苦労人 怒らせてはいけない人 怒ると怖い 良主人公 黄金の精神 愛されキャラ 良ちゃん 「およー」 「よくないらめぇぇぇー!」 「ごめんなさいは?」 超センス センスない イマジントレーナー オロナミンcでは別人 「時間は消させないよ」 ヘタレ←精神力は最強 溝口琢矢
悪いけど時間は消させない
演:佐藤健、溝口琢矢(『超・電王』以降)
概要
誕生日は1988年12月26日
作中(2007年)では18歳。
職業と言える職業はないが、姉の経営する喫茶店でアルバイトをしている。
類い稀な不運体質で、出歩けば
- 自転車で木の上に引っ掛かって降りられなくなる
- 不良に絡まれてカツアゲされる
- 自転車がパンクする
- また不良に絡まれる
などと言った不運に見舞われる。
上記はすべて第1話の出来事であり、以前からこんな不運がずっと続いていたらしい。
そして物語が進んでも大体こんな感じである。
大きな不幸が降ってくるというよりは、ちまちました不運が毎日無数に降り注ぐ。
姉の愛理曰く「幸運の星はまだまだ先」
この幸運の星、別にらき☆すたとは関係ない
でも不運慣れしているため、多少の問題事象には動じない。
昔はこの体質に悩んでいた時期もあったらしいが、義兄の言葉によって救われたらしい。
自転車で転んで怪我をする程度であれば「今日はだいぶマシだった」、
チンピラに絡まれても逃げられれば「運がよかった」で済ませられる。
ある日偶然ライダーパスを拾ったことにより、不思議な女性・ハナに出会う。
そして変な怪人に体を乗っとられたりしておろおろしているうちに、電王として戦うことになった。
実は時間上の特殊な存在“特異点”である。
【人物】
不運な上に体力が無く、貧血などですぐに倒れる。
穏やかな性格と気弱そうな喋り方から頼りなさげに見えるが、本当は芯が強い。
自分が不運だからか他人の不幸にも敏感で、皆の幸せは守りたいと思っている。
しかし侑斗やタロス達の、自らを犠牲にするかのような戦いを止めさせようとするなど、芯の強さと信念ゆえの頑固さも持つ。
一度決めたことは絶対貫き通そうとするので時折周囲を困惑させたり、ぶつかり合うことも。
あとキレると怖い。
持ち前の優しさと、不運慣れの末に身に着けたある種のどっしり感はタロス達からも一目置かれている。
超センスの持ち主であり、部屋に変な置物が大量にあったり、敵味方イマジン全員が気持ち悪いと感じるクライマックスフォームを「カッコいい」と言い切ったりする。
このセンスは未来永劫変わらないらしく、孫にとある名前を付けて一悶着起きることに…
【来歴】
幼い頃に両親を亡くしており、姉と二人、祖母に引き取られて暮らしていた。
両親と祖母のことについては劇場版『俺、誕生!』で描かれている。
ちなみに姉の運営するミルクディッパーは元々両親がやっていた喫茶店で、良太郎にとっても大切な場所。
高校に通っていたが、ある出来事をきっかけに卒業間際になって中退している。
詳しくは桜井侑斗の項目で。
なお、彼が通っていた「星城高校」は、愛知県に実在する校名である(さすがにロケ地は違うが)。
【憑いている(憑いていた)イマジン】
名前にタロスと付く4体が基本味方陣営。
イマジンはほぼ全てが自己中で好戦的な怪人であり、それはタロス達も同じなのだが、良太郎の手腕で次第に纏まっていく。
というか良太郎がいないと纏まらない。
なお、良太郎は特異点なので一定の支配制御も出来る。
■モモタロス
一番最初に憑いたイマジン。
チンピラ戦闘狂で手に負えなかったが、良太郎が根性を見せた+「ごめんなさいは?」で手懐けた。
■ウラタロス
特異点のメリットを狙って憑いたイマジン。
純粋に信じる心で手懐けた。
■キンタロス
元は別の人に憑いていたが、色々あって消えそうになっていたところを拾った。
その恩で力を貸してくれるが当然問題も多い。
■リュウタロス
ウラタロスが憑く直前にこっそり憑いていた刺客。
愛理が間接的にセーブしていたが、後半良太郎の見事な腕前でべったり懐かせることに成功。
■ジーク
ゲスト。元は別の人に憑いていたが色々あって良太郎にも何度か憑いた。
■デネブ
侑斗のイマジン。侑斗のいない時間では良太郎に憑いていた。
本編では披露されていないために詳細は不明だが、『特撮ニュータイプ』2008年1月号によれば、「“電王 ベガフォ-ム”に変身出来るのでは」と推測されている。
【変身・戦闘】
体力の無さからかそれとも不運が災いしてか、自力では自前のオーラアーマーを生成することが出来ない。
よってただ変身してもめちゃくちゃ弱いので、まともに戦うためにはタロス達の力を借りる。
とはいえ怪人のタロス達に任せっきりだとそれはそれで収拾がつかなくなるため、上手く舵取りしなければならない。
指揮の良太郎と実戦のタロスというDouble-Actionで時間を守る。
しかし自力で戦うための努力は惜しまず、地道な特訓を重ねていった結果、ある時から一人でも戦えるようになる。
詳しくは仮面ライダー電王の項目で。
【その他】
電王での役回りからはとても想像がつかないが演者さんこと佐藤健氏の特技はブレイクダンス。
つまり、作中リュウタロスに取り憑かれて魅せていたアレは全て本人が踊っている。すげぇ。そのスキルの高さ故に後々のライダー俳優の皆さんはリュウタロスに憑かれるのを恐れているとかなんとか。
数年後の主演映画で後輩もびっくりなアクションをほぼ生身でやってたりするので気づいた人もいるかもしれないが。
てれびくんハイパーバトルDVDではイマジンブートキャンプでぴょんこたんぴょんこたん!して鍛えていた。
撮影中に中の人が体調を崩して休業したことがある。
沢山歌ったDouble-Actionの中でも一番大変だったのはAx formとのこと。
沢山演じた憑依体の中で一番大変だったのもK良太郎とのこと。
劇場版『さらば電王』にて中の人が良太郎役からさらばした。
『超・電王』シリーズ以降は子供時代の良太郎を演じた溝口琢矢が務めている。
8年後では成人し、再びレギュラー出演している。
しかし『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』においてウラタロスの憑依と言う形で10年ぶりに出演。
電王初期の演出のような、良太郎とウラタロス双方の声が聞こえる演出を取っている。
悩めるアタルや、ライダーとしての後輩のソウゴにあるアドバイスを送った。
佐藤健氏の出演は今作トップシークレットであり、公開前は、
- 番宣ポスターにも映画パンフレットにも記載しない
- 台本でも、佐藤氏本人以外の出演者のものには良太郎の登場が伏せられていた。
- 本作の脚本担当である下山健人氏に対してもシークレット*1
- 試写会でも佐藤氏の登場シーンはカット
- 児童誌やTwitterなどでの情報も一切公開しない
……など、徹底的な情報統制が取られていた。
なお、U良太郎としての登場の理由は、
「U良太郎ならできるが、今の歳で良太郎を演じたらみんなの夢を壊してしまう」
「10年経って良太郎が成長しているのはいいことだが、一方それは夢を壊すことでもある」
という佐藤健氏本人の配慮によるものである。
おそらく佐藤氏が「10年経ってもかつてと変わらない良太郎」「10年経って成長した良太郎」のどちらを演じたとしても、
『電王』ファンの誰かの夢を必ず壊すことになるという考えだと思われる。
ウラタロス役の遊佐浩二氏も佐藤氏の意思を汲み、あえて当時の演技を再現しないようにしたとの事。
ただ、良太郎の登場シーンのラストでは、モモタロスから掛けられたある言葉に対して、
ウラタロスが身体から抜けた(瞳や髪が通常に戻った)良太郎本人が、無言ながら微笑みを返していた。
さすがにジオウ本編には出なかったが、名前の言及のみはされている。
ちなみに、『ディケイド』では電王の世界だけ唯一原作とほぼ変わらなかった(とはいえ設定と雰囲気が違う別の世界である)。
そのため「リョウタロウ」はおらず、そのポジションにはモモタロスが着いていた。
以降のオールライダーものでも電王の中身はモモタロスということになっている。
『超・電王トリロジー エピソードイエロー』にて、海東に愛用のマグカップを盗まれた。
【台詞・名言いろいろ】
「みんな、行くよ!」
「何だかよく分からないけど、やらなきゃいけないことだけは分かった気がする」
「ごめんなさいは?」
「やっぱりそうですよね…辛くても、忘れたくなんかないんですよね。大切なことを忘れてしまうのって、きっと…すごく辛い」
「お、およ~」
「ちょっと一人で戦ってみるよ。どこまで出来るか分からないけど、やってみる」
「やらなきゃいけないと思ったらやるよ、これからも。人助けとかそんなんじゃなくて、出来ることがあったらやるだけなんだ。僕が電王になった時みたいに」
「弱かったり、運が悪かったり、何も知らないとしても、それは何もやらないことの言い訳にはならない。僕の知ってる桜井さんが言ってた」
「たった一日でも、一瞬でも、忘れたくない時間はあるんだ…失くしたくない時間が。何で忘れてたんだろ? 僕のもう一つの時間!」
「うん、すごくいいよね。あの新しい電王」
「やるよ。僕がやらなきゃ。…そのためにも、もっと強くなる」
「君が誰だろうと今はいいよ。ただ、僕が邪魔なら君が直接来て。僕は絶対逃げない。だから…二度とリュウタロスに近付かないで」
「面白い…? 勝手に時間弄って、こんな簡単に人を消して。それで面白いってどういうこと!? そんなの、僕は絶対認めない。…変身」
「楽しくても、これは本当の時間じゃない!!」
「でも僕は迷えない。迷いなんかない! モモタロス達が消えるかもしれないのに、僕はこの時間を守ろうって思ってる、今も。なんでかな…? モモタロス達が消えるのは、こんなに嫌なのに…」
「モモタロス! 望みを言うよ。…僕と…最後まで一緒に戦ってくれる?」
「いつか、未来で」
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▷ コメント欄
- メンタル面は歴代でも最強クラスだったりする -- 名無しさん (2013-07-08 02:52:36)
- 中の人がフェードアウトしたのは残念だな・・・Wから世代が移行したって言ったら仕方ないがな -- 名無しさん (2013-10-12 06:49:03)
- 野上葵(絶対可憐チルドレン)の兄ですか? -- 名無しさん (2013-11-20 08:28:22)
- 気弱な雰囲気に騙されるけどすでに完成されてて成長型主人公じゃなく成長に影響を与える側。 -- 名無しさん (2013-12-23 02:23:16)
- ハナと良い感じになるかな?と期待したがお姉さんと侑斗のことを知ったとき「あ~~~」となってしまった。もう!モモタロスとくっつけ! -- 名無しさん (2013-12-23 09:28:57)
- 坊っちゃま「我が友ノ・ガーミン!オレは運の悪さに置いても頂点に立つ男だ!!」 モモタロス「それじゃダメだろ・・・(汗)」 -- 名無しさん (2013-12-23 13:07:54)
- 運が悪いというがイマジンに恵まれている。 -- 名無しさん (2014-03-07 09:55:57)
- 2話辺りのモモタロスが憑依した状態の良太郎の声健本人だったよね? -- 名無しさん (2014-03-07 12:51:26)
- 弱さを持たない人間が強いんじゃなくて自分の弱さと向き合える人間が本当に強い人間なんだと教えてくれる…そんなヒーロー -- 名無しさん (2014-03-07 13:10:35)
- 4話で印象変わった人多いと思う -- 名無しさん (2014-03-07 13:36:01)
- 弱いけど未熟って感じはしないな -- 名無しさん (2014-03-25 20:51:41)
- 1話からすでに精神的には完成されてた存在だからなー。 -- 名無しさん (2014-03-25 20:56:18)
- 憑依された状態のキャラを全て演じきった佐藤さんは凄いと思う。 -- 名無しさん (2014-03-25 21:29:04)
- ↑6佐藤健とおのおの声優が合わさった感じ、何時から声優一択になったんだ -- 名無しさん (2014-03-25 21:34:01)
- iPhoneから送信 2014/06/14 1:33、<utjjxc49gwrnb3z44asj@docomo.ne.jp> のメッセージ: 性格とかは俺も好きやなぁ確かに武器はあれやな、てかおもろい(笑)同期で馬岱に似とるやつおるんよー -- 名無しさん (2014-06-14 01:37:55)
- ⬆︎消して下さい すみません -- 名無しさん (2014-06-14 01:40:30)
- 本人が電王やりたくてもやれないのは可哀想だな -- 名無しさん (2014-06-14 01:43:03)
- 佐藤健って電王またやりたいの? 水嶋ヒロはディケイドやってるときオファーきたらやりたいみたいなのどっかで聞いたけど -- 名無しさん (2014-06-14 01:43:28)
- おとなしい子がキれるのが一番怖い、の典型。敵には凄く冷徹な視線を向けるし一切容赦がない -- 名無しさん (2014-08-05 20:33:58)
- 腕っぷしが弱かっただけで実は一番の頑固者だからね。でなきゃイマジンズを繋ぎとめられなかったし -- 名無しさん (2014-08-05 20:37:45)
- 良太郎は精神メンタル高い -- 名無しさん (2014-11-03 00:58:25)
- 頑固な一面が良い方向にも悪い方向にも働く -- (2014-11-03 01:12:45)
- スーパーヒーロー大戦侑都出てくるから佐藤健の良太郎も出てきて欲しい -- 名無しさん (2014-12-26 22:09:59)
- 良太郎は不幸じゃなくて不運なんじゃないか -- 名無しさん (2015-02-12 21:30:55)
- ↑そうだね。そういう表現の方がしっくりくるかもしれない。彼は頼りなく見えるけど、穏やかな性格だから親しみやすそうだ。 -- 名無しさん (2015-02-12 21:43:37)
- 佐藤健が超電王とかに出たい出たいって優斗役の人に言ってたらしい -- 名無しさん (2015-10-30 21:05:37)
- 佐藤健は売れちゃったから、本人が出たくても事務所が許してくれなそう -- 名無しさん (2015-11-11 22:13:58)
- 頼りなく見えるとは言っても強靭な意志と明確な正義感を持つ、ゴセイのアラタと並んで絶対に敵に回したくないタイプでもある -- 名無しさん (2015-11-11 22:45:50)
- 良太郎は運は悪いけど、精神面は強いよな -- 名無しさん (2016-03-04 22:55:59)
- あまりに精神面が強すぎて、このままイマジンを倒し続け、カイの野望を阻止した場合タロスズも消滅するってことが発覚した際、そのせいで戦うのを躊躇うのではなく、戦う意志は一ミリも失ってないので逆にそんな自分に嫌悪感を感じて悩むっていう珍しい展開になったりもしたな -- 名無しさん (2018-10-25 20:30:45)
- 次の劇場版では出てくれるかね。態々劇場版枠にしたんだし、否が応でも期待してしまう -- 名無しさん (2018-11-02 15:53:16)
- 久しぶりに健くんが演じる良太郎くんを見たいよね -- 名無しさん (2018-11-02 20:33:57)
- 佐藤健のその後のカメレオン俳優路線を決定づけた役柄かもしれない。多重憑依の設定に本人のスター性と演技力が噛み合った最良の配役だった -- 名無しさん (2018-11-29 18:10:31)
- 今はただ一言だけ言いたい……おかえり、良太郎 -- 名無しさん (2018-12-23 03:44:31)
- 今年は大晦日NHKホールで先輩ライダー(+戦隊出身組)達が歌う姿も見られるしね。 -- 名無しさん (2018-12-25 17:37:57)
- 本当に未来で再会したんだなあと…感無量 -- 名無しさん (2019-05-11 10:50:15)
- 「いつか…未来で」の別れから10年後にかつての仲間達と一緒に時を守るために戦ってるとか本当にいいよね…今の良太郎がどうなってるかは分からないままだけど、モモタロス達との絆は以前よりも深く確かなものになってるし… -- 名無しさん (2019-05-16 21:59:22)
- 彼の不運ぶりはオーレンジャーの新田一家といい勝負 -- 名無しさん (2019-05-27 20:12:40)
- 野上じゃなくてイマジンばかりがクローズアップされるようになってから電王はなんか追っかける気なくなっちゃったかなぁ、野上とイマジンの友情が電王の妙なのに -- 名無しさん (2019-12-07 13:32:38)
- とあるの当麻とはどっちが不幸なのか気になるところ -- 名無しさん (2020-03-25 17:51:40)
- 平成フォーエバーの良太郎は年齢的に30歳前後かな。 -- 名無しさん (2021-02-08 21:54:35)
- おそらくセンスは車に乗る刑事で仮面ライダーなあの人と同じレベル -- 名無しさん (2021-04-10 11:22:29)
- 佐藤健くんの素の声を聞くと良太郎は気弱に聞こえるように弱弱しい演技してたんだなってよくわかる。 -- 名無しさん (2022-06-06 10:20:59)
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