登録日:2024/10/26 (土曜日) 18:03
更新日:2024/12/01 Sun 16:56:11NEW!
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本項ではフィクション等に出てくる架空の競技や競技性のある遊戯、またそれ以外の遊戯について取り扱う。
競技および競技性とは「一定の規則に従った状態で、何らかの技の優劣を競うこと」というWikipedia等にある「競技」の語にあてはまるものを指すこととする。
1段目が妙に堅苦しいが、事情として下記を参照されたい。
例えば漫画「火の鳥」のムーピー・ゲームや「コブラ」冒頭及び映画「トータル・リコール」などに夢を見せる娯楽というものが存在する。
これは特殊な宇宙生物や高度科学技術が関与する架空の遊戯だが、対戦相手と技能を競わず競技としては描かれていない。
また同様にフルダイブVRゲームも現在フィクションとして1ジャンルを形成しているが、これにも観光モノや観光勢が存在する。(実在しないファンタジーの景色を楽しむなどで戦闘などをしない)。
生産オンリーとかもいる。そもそもMMOの類は本質的にゲーム内大会でもなければ競技にはならないとも言える。
SAOのアインクラッドなどは一位しか生還できないルールでもなきゃ争ってる場合じゃねえ!としかならない。(ギスる事は多々あるけど)
一方VRでも「シャンフロ内ゲーム」などは明確な格闘などの対戦型ゲームがあり、プロ同士の頂上決戦が描かれているケースもある。
Wikipediaを再び持ち出すと「遊び」という語のページに知能で優劣を競う遊びとしてチェスが挙げられている。
実在のチェス及び三次元チェスは本項では関係ないが、「スタートレック」や「銀河英雄伝説」などに左記とルール(また盤面の構造など)が違う三次元チェスが存在している。
銀英伝ではプロの競技ではなく登場人物の遊戯として、未来性を表現する小道具的に表現されている。
上記事情から「競技性」を対戦相手が存在している描写のものとし、対戦しない描写のものは別扱いとしたい。
ただWikipediaによれば簿記などでも競技会(正確性や速度の競い合い)が存在するし、逆に上記チェス系などで詰め問題を行っている場合一人遊びになってしまう。
架空の通貨を参考に、三次元チェスならは三次元チェスでまとめる等した上でこの作品では競技であった、この作品では詰め問題があった等記載していく形になるだろうか。
上記の例は高度科学などの関係で現在実現していないものが多めであるが、初出時はフィクションであったが後に実際販売された=ルールの細則が確定、現実にプレイ可能となった
「HUNTER×HUNTER」の”軍儀”や、同様に「遊戯王」内のゲームであったがカード販売やルール制定が行われていった「遊戯王OCG」のようなものも存在する。
こちらは実現したひみつ道具のようなものだろうか。架空であった時期が存在するため、記載は問題ないが分類は整頓した方がよいと思われる。
野球などの大会やリーグの名前が違う、といったものについてはフィクションにおける言い換えを参照されたい。
何らかの事情により3リーグ以上になった架空のプロ野球がある世界だとか、明確にフィクション特有の改変があるものは特殊事項として下の方へ。
現実に存在する格闘技同士の異種格闘大会(拳願とか陰陽みたいなやつ)や、賭博ものに出てくる麻雀亜種(鷲頭麻雀みたいなガラス牌とか)、超人プロレス等も特殊事例で書けないこともないとは思われるが、
スポーツやホビータイアップの過剰表現は特に線引きが難しい(超次元サッカーとスカイラブハリケーンをどこでどう架空と分けるのか?)ので、
記載したい場合は架空枠である理由を記載されたし。(ドラベースの例なら「一般的野球道具以外を持ち込み効果的に運用することが重要要素」)
架空の競技
- ラグボール(コブラ)
ラグビーのような防具を纏い、野球式に鉄球を打ちベースを回る競技。
鉄球は人間が投擲するものではなく、ピッチングマシンのようなもので射出され野球盤のように穴に回収される。
凄まじく危険を伴うスポーツで、ボールを持っている者のブロックはタッチどころか殴打すら可。
このため死亡リスクがしれっとあり、特に作中のコブラジョー・ギリアンの試合はオーナーが悪い意味で関与しているため死傷率が高そうなのだが客がそこまでドン引いていないあたり通常営業の範囲くさい。
- ●バトルボール(剛Q超児イッキマン)
- 野球から発展したスポーツで、基本ルールは上記ラグボールに似ている。
ピッチングの代わりにゴルフのティーショットなどでバッターに投球できるのが特徴。
選手は野球に限らず、各方面の一流アスリートが集められている。 - ●フライングボール(銀河英雄伝説)
- 低重力に調整された環境での、バスケットボールに似たスポーツ。
- ローラーボール(ローラーボール)
同名のSF短編および、それを原作に原作者自身が脚本を執筆したSF映画の競技。
Wikipediaによると鉄球を奪い合いマグネットのゴールにシュートするというもの。
- ● プリズマボール(トランスフォーマー)
- ネビュロス星で盛んなスポーツ。
ターゲットマスター化したカップ(日本名・チャー)のパートナー・リコイルはこの競技の元選手。
- ● 超人野球(究極超人あ~る)
- 階段の上にいるピッチャーが踊り場のバッターへ投球する、春風高校光画部に伝わる球技。
- ● アストロボール(宇宙のステルヴィア)
- ● 温泉卓球(頑丈人間スパルタカス)
- 基本は卓球だが、ポイントを取られるたびに温泉につかってビール飲んで温泉卵を食べなければならない。
- ● タオルボール(伝染るんです。)
- 斎藤さんが大学のクラブでやっているスポーツ。その名の通りボールをタオルで受け止める。
- ● タニス(伝染るんです。)
- ● レッスルボール(レッスルボール)
- アメフトに似ているが、より格闘色が強くなっている。
- ● クディッチ(ハリー・ポッター)
- ● 宙球(宙球戦士アブソルト)
- 異星人間で、宇宙空間で行われる球技。基本的ルールは野球と同じだが、出身惑星による体格・体型の差がハンディにならないように身長120メートルまでのロボットに搭乗する事が認められている。
- ● ロボットボール(アストロボーイ・鉄腕アトム)
- ● アイアンボウル(熱風!アイアンリーガー)
- 基本的にはボウリングだが、ピンを挟んで敵味方の投手が向かい合っているのが特徴。ピンや打球を相手の体に当てるラフプレイも行われるが、アイアンリーグの常で反則には問われない。
ガンマンの早撃ち勝負を真似て、1本のピンを1対1の投手が同時に狙う「決闘」も行われている。*1
- モーターボール(銃夢)
上記ローラーボールの影響がありそうな競技なのだが、こちらはレース形式。コースをローラーブレード的に周回しながらボールを奪い合い最後にゴールに入れると勝利。
ボール保有者にもそれ以外にも攻撃が可能であり、作中技術レベルは高性能戦闘用サイボーグがごく普通という水準の世界。
主人公ガリィ含むプレイヤーらには格闘技こそ実在の要素を持つものも複数いるが、振動拳とかも使ってくる(人類も一部やべーのは使うけど)戦闘能力は一般人のそれを遥かに凌駕する。
そんな存在が高速でローラー移動しながら腕ブレード斬で相手を真っ二つにしたりなど、破壊が茶飯事の残虐ショーの一面を持つ。
- ● ヤー球(マンションズ&ドラゴンズ)
- ガンプの台詞によれば「ゴブリンに似たヤーという生き物たちが、自らが球になり行う命がけの球技のコトだ」。
- ● 殺カー(マンションズ&ドラゴンズ)
- アルマジロに似たモンスター「カー」を用いるらしいが詳細不明。おそらく蹴るのであろう。
- ● アリスドッジ(学園アリス)
- 基本はドッジボールだが、各自のアリス能力を駆使してもよい。
- ● メックボール(サイバーナイト)
- 増力装甲モジュールを装着してプレイされるアメフトに似たスポーツ。この他にも、モジュールを用いた格闘技、登山やダイビングなどがスポーツとして行われている。
- ● ザルボール(未来町内会)
- ● モッヂボール(【増田こうすけ劇場】ギャグマンガ日和)
- この漫画の定番ネタである「変なスポーツのルール解説」のひとつ。アニメのOPにも使われた。
- ● スフィアボール(ポチのウィニングショット)
- バーチャルリアリティを利用し、仮想の球体の内側で互いにボールを打ち合って相手ゴールを狙う。
- ● ローラー・クライ(おざなりダンジョン)
- ● 天下(ヤニーズ)
- ドッジボールから発展した一対一の格闘球技。
この「天下」の一番を決める大会が天下一武闘会。
- ● ウィズボール(ウィザードリィRPG)
- 基本ルールは野球に近いが、選手の死も珍しくない過激なバイオレンススポーツ。人気は高く、プロリーグも存在する。
- AR/MS(AR/MS!!)
タイトル左にあるようにAR=「拡張現実」を用いた、作品の主題となる競技。
ファンタジーの戦乙女鎧など衣装をゴーグルを通して見るなりきりバトル的な要素がある作品で、主人公はロールプレイ能力によって競技での役割に貢献している。
具体的には「上手く魔法少女プレイをすることで必殺枠(プリキュアのマーブルスクリューみたいな火力砲)として機能する」というもの。
他のキャラクターもロールしながら戦うので、サバゲ―兵士や戦国武将風など非常にノンジャンル的な混沌がありながらもロールの上手さ判定(ポージングの完成度など)は機械がやっているという未来科学性がある。
- プロスフェアー(血界戦線)
盤面が増えていくチェスベースの異界の遊戯。そもそも最初の盤面が13×13(チェスが8×8)ある。また最初に書いたようにサブ面が4つある。(5×5)
作中では追加面が左右ではなく右斜め上などに展開されている表現があり、作中の異界要素が存分に感じられる。
スタートレックとアニメ(OVA)版銀河英雄伝のものは上記プロスフェアーのように複数盤面型(3層構造)のようである。
アシモフの短編とスタートレック世界には別途8×8×3の盤面型も存在しているという。
上述した通り「競技」には当てはまらないものが多数あるためもあり、一部を取り上げる。
ストーリーモードもあるが対戦要素も大きく取り上げられているので格ゲー的な扱いとしてここに。
フルダイブVRの特性、特にシャンフロという作品内のそれを生かしている作品。言い方としては「グリッチ・バグじゃないほう」とでも言おうか。
巨大ロボット的なものを操縦するゲームなのだが、ロボットそのものに身体感覚を合わせる必要がある。
ガンダムで例えるならグフのヒートロッドを自分の第六の指として曲げたり延長して相手に巻き付けたりしろ(これくらい序の口)みたいなゲーム性。
マジで序の口というか、ZZみたいな可変機構で飛行機になり空を飛ぶときは手足を折り曲げるみたいなイメージなどもちゃんと自分で管理する必要がある。逆に言うとそれが出来る連中は対戦上位。
こうした超絶人を選ぶ操作性なのだが、バグとかの類ではなくもともとの仕様でこうなっているらしく特にバグっている等の言及がない。
ベルセルク・オンライン・パッション
登場ゲームのリンク参照。人間が感覚を用いるフルダイブの格ゲーなのだが、足首から上だけをスライド移動させる「ヨーヨー」や、手足や首が伸び触手生物のように相手に襲い掛かる「R18触手アタック」などの技が開発されており、
これでゲーム内プレイヤーは対戦している。
こちらはネフホロと違いバグである、バグ前提対戦しますか?(バーグトゥード)の発言があるなど、完全に想定仕様ではない遊び方をごく一部の狂じ……趣味者がやっているゲームと表現されている。
事情の項で記した「プロ級頂上対決」が作中描かれた格闘ゲーム。最大の特徴はシャンフロエンジンと呼ばれる高性能システムを用いたマップ生成。
シャンフロ本家ほどではないにせよ高い知能を持つAIの反応読みやマップの構造把握によるゲージ管理が非常に重要なため、キャラ読み人読み以外の戦略性も用いて世界ランクのプロを爆殺したイカレポンチ(倫理含め)すら作中で描かれた。
- ガンゲイル・オンライン(スクワッド・ジャム)(ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン)
”イカジャム”のGGOとする。ガンゲイル・オンラインそのものは事情に記したようにMMOだが、作中「スクワッド・ジャム」という多対多の大会が大きく描かれているためあえてここに。
上記シャンフロでもそうなのだが、本スピンオフにおいてVRは身長体重変更による脳へのダメージや不可能性等が表現されていない。
また主人公のAGIが高い事による人間を超えた高機動の戦闘や最初の大会でのアバターゆえの特殊な戦闘が描かれている。
このため銃自体はスピンオフ作家の趣味でガチの実銃を参照しているのだが、戦闘そのものは現実のサバイバルゲームやコンピューターゲームとしてのFPSとは全く別のゲーム性を持っている。
ちなみに競技としての描写は主体ではないが、本編でも「バレット・オブ・バレッツ (Bullet of Bullets)」という個人戦がある。
- バタバタヒラヒラなど(ドラえもん)
ドラえもんの「ひみつ道具」で行われる競技複数。バタバタヒラヒラは「風神うちわ」という強風を起こす道具を何かに使えないかと考え副主人公ののび太が発案。
作中ではドラ「やがてはオリンピックの正式種目に……」のび「ヒャッホー!」と乗り気なので、のんびり飛ぶ趣味の世界ではなく明らかにガチ競技化(利権化)目的。
また「けん銃王コンテスト」という今のサバゲーのようなバトル回もある。この回では「空気ピストル」という道具の射撃が音声認証であることを使った機転で勝利するなど頭脳戦もある。
競技・対戦遊戯というほど明確ではないものでは、小さくなってラジコン飛行機に乗ったり操虫かんでトンボなどに乗ってレースをしようとし始める(アニオリ含む)展開もある。
ドラえもんは未来科学を使う長期作品であるため上記のような展開は探すと結構な数があると思われる。
実際に作られた架空競技
- 軍儀(HUNTER×HUNTER)
上述した「初出では架空だったが後に発売」の事例の一つ。ホビー漫画とは同時タイアップ式でない点が違う。
アジア系将棋族の亜種に近い(中国の象棋(シャンチー)など)部分があるが、大きな特徴として駒のスタック要素がある。
自駒に自駒を重ねる、自駒に相手駒が乗って来たのを更に自駒で挟むなどの手筋があり、公式ルールでは最大3積みができる。
(公式ページ画像では白黒白=相手が乗って来た上に載せる、黒黒黒=自前三積みなどが見受けられる)
この仕様があるため上級者の対戦は非常に複雑であると思われる。
「遊戯王」の項目冒頭にあるように、本当に初出の頃は名前すら違っていたレベルで何のタイアップ目的でもなかった。
このため原作初期のデュエルでは「岩石の巨兵で月を破壊」とか「砦を守る翼竜の回避率30%」など結構色んな所が勢いで処理されている。
逆に今であれば岩石の巨兵は「相手の(装備やフィールド)魔法1つを破壊」といった効果モンスター化するとそれっぽくなると判断されるかもしれない。
そんな感じで現在は「アニメでやってるカードゲームのやつ」として定着している一面がある。
タイアップだが内容が大幅に違う(架空)
- バーコードファイター(バーコードバトラー)
スーツ式AR(VR)のはしりみたいな要素が作中メインで、バーコードの数字を読み合う実際のゲーム機はあまり描かれない。
作中ではスーツを着て全周囲コクピットのようなポッド(戦場の絆的な)に入り、読み取らせたバーコードから生成されるロボットなどで戦う。
このため操縦要素が普通にあり、作中ではスポ根特訓でボタン操作のために卵をソフトタッチする(割ると卵焼き地獄)というシーンすらある。
実在競技亜種など特殊なもの(数が多いジャンルは「など」である程度まとめる)
- ドラベースの野球(ドラベース ドラえもん超野球外伝)
変化球については超次元サッカーとスカイラブハリケーンの線引きが非常に難しくなってしまうため問題としない。
本作における野球ルールの大きな特異性は「ひみつ道具を3つ(世界大会では1つ)持ち込み使える」というもの。
これによりドラえもん作品としての独自性と一般野球とは大幅に様相が違う性質を生み出している。
まず天下一武道会は異種格闘大会の一種だが、作中は現代地球と違うため試合内容に明らかに架空要素がある。
「主なルール」にある「魔封波」はいわゆる封印術で、オカルトというか相手を閉じ込める”術”である。一般的イメージの地球格闘技の世界の話ではまったくないのだ。
気功砲のような”気による熱線のような攻撃”や舞空術による空中移動などもある。
キン肉マンの試合も、ゆで理論がどうのこうのを全部無視しても100%の架空要素が残る。
アシュラマンの試合展開を真似できるなら人類卒業であるからだ。
逆に「キン肉バスター」は安全性に配慮*2した「実際のプロレス技」として行われるケースさえあるが。
機動武闘伝Gガンダムの大会など巨大ロボット系もあるだろう。現実にもノコギリをつけたルンバみたいなの同士でボコりあうのはあるようだが。(アメリカなど)
- 拳願仕合(ケンガンシリーズ)などの異種格闘
こちらは天下一武道会や超人プロレスよりはだいぶ現実寄りで、ケンガンは原作者が格闘経験者。
だがバキシリーズの地下闘技場のように主な戦闘舞台が大金持ちらによる特殊な賭博場的なエリアであったりする。
喧嘩商売(漫画)も「陰陽トーナメント」という裏社会の者(暗殺者など)と表社会の者(本物の作中横綱)などを戦わせる大会をアングラで行っている。
現実に放送されている異種格闘と違って本当の殺し合いに近い要素があるのもフィクション性や架空性の高さを増している。
ただこの辺りは事情にも書いたように、強烈な表現のあるスポーツ漫画などを入れるかどうかなどで話が変わるため議論、場合によれば削除の余地もあるだろう。
格闘技系(搭乗型ロボットによるものを含む)
- ● バトリング(装甲騎兵ボトムズ)
- ATを用いた模擬戦闘。
銃火器・実弾を使用する危険なリアルバトルも行われる。
- ● コロニー格闘技(機動武闘伝Gガンダム)
- ● ガンダムファイト(機動武闘伝Gガンダム)
- 戦争の代替行為として4年に一度開催される、MFによる格闘技。
ルールは条約で定められ、優勝国は4年間国際社会の主導権を得る。
- ● メタルファイト(レッドバロン)
- ● ネオ・プロレス(メタルファイターMIKU)
- 一種のパワードスーツを装着して行われるプロレスリング。
- ● ハイパーグラップル(アイアンマッスル)
- 搭乗・動作追随操縦型巨大ロボットによる格闘技。
- ● ゾイドバトル(ゾイド新世紀/0 他)
- ● グラップ(未来戦隊タイムレンジャー)
- 30世紀の世界で盛んな格闘技。武器の使用も可。
ドモンはこの競技のプロファイターだった。
- ● スナッパーディスク(ロックマンX2)
- レプリロイドによる格闘スポーツ。ナンバー8などの選手が有名。
- ● セクシーコマンドー(セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん)
- 相手の意表を突く「フェイント」の価値を極限まで重視した格闘技。
試合では攻撃以前に意表を突く事によって審判からポイントが与えられる。
- ● シュート・フェンシング(頑丈人間スパルタカス)
- アナボリック国際スポーツアカデミーの金ジャージ・ブレイザーが考案したフェンシングのスピード感とクレー射撃の楽しさをミックスした競技。
向き合って銃を仕込んだサーベルで撃ちあい、死んだ方が負け。
- ● ヌード・フェンシング(頑丈人間スパルタカス)
- ブレイザーが考案したスポーツ。己の肉体の一部を極限まで鍛え、腰の動きで戦う。
シュートフェンシングは試合のたびに競技人口が減るという欠点があったが、こちらは場合によっては増やす事もできる。
- ● まわしレス相撲(頑丈人間スパルタカス)
- 兄弟弟子にあたる鼻の形・鼻の皮コンビが考案。まわしを取られると弱いという相撲の致命的欠陥に改良を加えた近未来格闘技。股間はガムテープで隠す。
- ● バランシング(装甲騎兵ボトムズ)
- クメン王国の伝統的武術。柄の長い鎌のような武器を用いる。
- ● ガングラップ(勇者警察ジェイデッカー)
- 南米で盛んな巨大ロボットによるプロレス風格闘技。
- ● ロボッティング(鉄腕アトム)
- ロボット同士による格闘試合。馬力もしくはダイン別による階級制らしい。
- ● ストライキング(鉄鋼闘機ガイラ)
- ● 超人レスリング(キン肉マン)
- ● カレイド・アーツ(ランブリング・カレイド)
- カレイド/カレイドフォース/彼士力を用いて行われるバトル。
カレイドは強力なエネルギーだが極めて限定した場でしか活用できないため、この競技以外に使い道がない。
- ● スウォードプレイ(プライム・ローズ)
- 特殊ラバー製両刃剣による剣闘。ビキニアーマー風のプロテクターを着用する。
- ● マウンティン(アワヤケ)
- 猿のマウンティング行為がモチーフ。女性選手が股間の前後にアルミ製ファウルカップを装着し、相手の背後から腰を打ちつけて三度打ち鳴らせば勝ち。第一回世界大会は女相撲的な見世物興行だった。
- ● 鉄道(かってに改蔵)
- 鉄製のものを使って攻撃してよいという武道。
- ● 闘竜(恐竜世紀ダイナクロア)
- 凶暴化させた恐竜を円形競技場内で囚人と戦わせる。ユウとフェイがステゴサウルスに勝利するまで、囚人が生き残った例はなかったという。
- ● VAバトル(サイバーボッツ)
- 地球で行われているVA同士の格闘大会。非合法の闇組織が取り仕切っているが、半ば黙認されている。
- ● スパイラル・ダイブ(猫の地球儀)
- 人類が滅んだ後、知性化された猫たちがスペースコロニーで熱中している競技。
らんま1/2の架空競技(「格闘××」など)
- ●格闘新体操
- リボン・ロープ・クラブ・ボールなどを用いてリング上で闘う。素手でなければどんな道具を使っても良いようだ。
- 代表的なアスリート:九能小太刀(聖ヘベレケ女学院格闘新体操クラブ)
- ●格闘スケート/フリースケート格闘部門
- 作中では男女ペア同士の対戦が行われている。パートナーとの信頼関係が問われる競技。
- 代表的なアスリート:白鳥あずさ&三千院帝(コルホーズ学園高校)
- ●格闘スイカ割り競争
- スイカを小脇に抱えて走り、木刀で互いのスイカを割り合って最後まで割られずにゴールインしたものが優勝となる。
- ●格闘茶道
- 正座したまま足の指で移動し、茶道具を用いて闘う。場外乱闘も「野点勝負」として認められているようだ。
- 代表的なアスリート:大文字煎太郎(格闘茶道大文字流)、都大路茶月(格闘茶道都大路流)
- ●ミス格闘出前レース
- 飲食店を代表する出前娘達が集い、互いに妨害しあいながら一つの目的地(九能の自宅)を目指す。最終的には九能に料理を食べさせたものが勝者となる。
- ●格闘羽根つき大会
- ボウリングの玉ほどもある羽根を打ち合い、どちらかが動けなくなったら試合終了。羽根はいくつでも同時に使えるが、打ち損じると鎖やトリモチが飛び出して選手を拘束する。
- ●格闘ディナー
- 文字通り目にもとまらぬ速度を要求される早食い勝負。食べる姿を見せると減点対象となる。
- 代表的なアスリート:ピコレット・シャルダン二世(おフランス流格闘ディナー家元)
- ●格闘チアリーディング
- 応援と称してあらゆるスポーツの試合に乱入、自軍を勝利に導く無差別格闘技。
バトンやポンポンを用いるほか、スタンツ(組体操)によってリーダーを持ち上げる「団体奥義」も存在する。
- 代表的なアスリート:今条マリ子(青春学園格闘チアリーディング部)
- ●ブタ相撲
- 2mはあろうかという巨大なブタ(直立歩行する)同士の相撲。作中に試合の描写が無いため詳細不明。
- 代表的なアスリート:十四代目横綱 カツ錦
アニメ版のみの競技
- ●格闘スキー
- エピソードは「格闘スイカ割り競争」を改変したもの。
- ●格闘将棋
- ●格闘書道
- 鷲頭麻雀など亜種ギャンブル(ローカルルールでない)
アカギ~闇に降り立った天才~作中に出てくる麻雀の一種ははっきりと異質で、牌そのものを加工してガラスで透けた牌を3/4近く用いるという、非常に変わった内容。
他にも牌はいじっていないが、誠京麻雀という「金でツモなどを買う」という言わばドロー権などの金銭化ルールもある。
鷲頭麻雀は軍儀のようにファンアイテムが販売されたので実プレイする事もできるし、誠京麻雀もレート下げで一般市民が現実に可能と項目記載がある。
ただフィクションが初出のルールであり、それこそ麻雀そのもののローカルルールなど「現実にもとからあった」ものをベースにした地方大会と言う構図ではないのでここに。
上記は麻雀だが嘘喰いなどの作中ギャンブルもこの辺に入れられるか。
指示・擬似バトル系
- ● プラレス(プラレス3四郎 他)
- ● エンジェリックレイヤー(エンジェリックレイヤー)
- ● ロボトル(メダロットシリーズ)
- 成長型お友達機械メダロット同士を戦わせる。
勝者は敗者からメダルとティンペット以外のメダロットのパーツを1つもらうコトが出来る。
複数体のメダロットでロボトルを行う場合、リーダーを決めて戦う。
- ● バトロボファイト(爆闘宣言ダイガンダー)
- ● 電動ファイト(初恋★電動ファイトほか)
- 自律思考する模型ロボット「マシネット(別名”ミニ四脚”)」を用いた格闘ホビー。
二脚タイプも存在するが、人型とは言い難いスタイルのものが多い。
- ● 高専モーターグラップル/ガチンコロボ合戦(野蛮の園)
- 富士の裾野で秘密裏に開催される、全国の高専生による遠隔操作ロボットバトル大会。
2メートルを超す大形機体同士の肉弾戦である。
- ● バトペン(ドラゴンクエストヴァーチャルバトラー仁)
- 正式名称:ドラゴンクエストヴァーチャルバトルペンシル。
DQのモンスターを詳しいデータのプログラムが入ったペンシル状のシリンダーをコンピュータ装着させて実体化させたのを、子供の精神力によって自在に動かしバトルする。
- ● 武装神姫(武装神姫)
- フィギュアロボットMMS-Automation 神姫に様々な武装、装甲などのオプションを装備させて実際に戦わせるゲーム。
武装神姫バトル管理協会の決めたクラスとレギュレーションに則ったオフィシャルバトルと自由に戦えるフリーバトルの2つの試合形式が有る。
レース・モータースポーツ
- ● F0(ゼロ)(グランプリの鷹)
- F1で優勝できなかったアメリカの発案で実施された、F1を超えるレース。
車体には排気量などの規制がない。
- ● サイバーフォーミュラ(新世紀GPXサイバーフォーミュラ)
- コンピュータによるナビゲーションシステムを搭載した車によるレース。
TV版ではオフロードなど多彩なコースが舞台だったが、OVA版では基本的にサーキットのみとなった。
- ● IGPX(IGPX)
- IGマシンと呼ばれるロボットで一周60kmのコースを3周するレース。
1チームは3台のIGマシンで構成され、2チームが同時に走って順位によるポイントを競う。
IG-1、IG-2、IG-3の3つのリーグに分かれている。
- ● オープンカップ(デッドヒート)
- 手足を持つバイク「FX」によるレース。
- ● 韋駄天バトル(韋駄天翔)
- 異世界「Xゾーン」で繰り広げられるMTBレース。
「ライダーが途中で交代してはいけない」「レースをしている以外の者が妨害してはいけない」「相手の身体を直接攻撃してはいけない」の三つのルールがあり、これに触れない限りいかなる行為も許される。
コースは廃墟・火山・砂漠など千差万別。
勝者は敗者からエンブレムを受け取り、これを10枚集めると元の世界に戻れる。
- ● 階段レース(学校の階段)
- 校内の階段をひたすら走り、タイムを競う競技。
- ● 競鳥(バード・ハート・ビート)
- ● F01(獣装機攻ダンクーガノヴァ)
- エアカー全盛の時代に行われている「車輪によるもっとも危険なレース」。
- ● 赤道レース(鉄腕アトム)
- ただひたすら赤道の上を走り続け地球を一周するレース。今までに6回行われ、その全てで日本の”白い惑星号”が優勝している。
- ● バトルホイール(ゾアハンター)
その他
- ● ホモ・アビス(機動戦士Zガンダム)
- 動力付きの個人用飛行ユニットを用いる競技。詳細は不明。
- ● Jrモビルスーツ(機動戦士Zガンダム)
- 自作した小型モビルスーツによる競技で、詳細は不明。*3
なおJrモビルスーツ自体は作業用として一般に普及している。
- ● リフ(交響詩篇エウレカセブン)
- 大気中に存在する粒子「トラパー」の流れにボードでライディングする、空のサーフィンともいうべきアウトドアスポーツ。
- ● アイアンリーグ(疾風!アイアンリーガー)
- 自律型ロボット・アイアンリーガーたちによるスポーツ競技の総称。
野球、サッカー、空手、アイスホッケーなど多数の種類が存在する。
- ● デービーバック・ファイト(ONE PIECE)
- 海賊の間で行われる仲間取りゲーム。
三回行われる各種競技の勝者が、相手のクルーを自軍に加えることが出来る。
- ● V1(日の丸あげて)
- 空戦とタイムアタックを組み合わせたレシプロ機の競技。
低威力のプラスティック製だが実弾が用いられる。安全対策は取られているが、空戦中の死亡は殺人として扱われない。
- ● リング(RING)
- 輪投げとバスケットボールを複合したようなフィールドスポーツ。
- ● スキージャンプ・ペアの部(スキージャンプ・ペア)
- ● ガドルバーン(閃光弾道ガドルバーン)
- 羽子板をベースにした2対2で行われるスポーツ。
仲間同士でラリーを繋ぐことで得点が加算されるが、相手ペアのラリーを妨害することも許されている。
- ● 便所ホッケー(頑丈人間スパルタカス)
- 便所を競技場に、排水孔のフタをブラシで打ち合うホッケー。競技中にちゃんと掃除もしなければならない。
- ● ホーキング(ドラえもん のび太の魔界大冒険)
- 魔法世界のスポーツ。ホウキで行うサイクリングである。
- ● カラテ・サファリ(サイバーナイト)
- マスタースレイブによる増力システムのみで装甲がほとんどないモジュールを用い、格闘戦で猛獣を狩る。悪趣味な金持ちの野蛮な道楽と言われている。
- ● エア・トレック(エア・ギア)
- 動力内蔵スケートを履いてトリックを決めたりするスポーツ。ストリートでの非公然プレイが盛んだが、プロも存在する。
- ● パーツ・ウォウ(エア・ギア)
- ストームライダーの間で行われる競技の総称。ランクによって単純な競走や格闘要素の大きいものなど、さまざまなルールが定められている。
- ● お花見(【増田こうすけ劇場】ギャグマンガ日和)
- ● 留守番(【増田こうすけ劇場】ギャグマンガ日和)
- ● 砂(【増田こうすけ劇場】ギャグマンガ日和)
- ● ドリームバリュー(江豆町 ブリトビラロマンSF)
架空の遊戯
- ムーピー・ゲーム(火の鳥)など
事情の例に挙げたひとり遊びの系統。見たい夢を見るというのは現実でも試みられているし、できる人もいるようだが
外部の特殊生物やテクノロジー補助を受けることで広範に実現しているようではない。
コブラ冒頭やトータル・リコール(これも例に挙げた。元ネタはどちらもフィリップ・K・ディック「追憶売ります」の技術と思われる)の夢を見せる商売や、
ドラえもんの道具でも夢を好きに見るタイプの道具はある。えらいことになった有名例も。
夢幻三剣士の機材は他の人間も引き込めはするが、ランキング戦などなく(半強制)協力プレイ仕様っぽいので競技ではないと思われる。(それ以前のやべーものだが)
- 生産など(のんびりVRMMO記)など
上記項目名「のんびり」はガチらしく、不遇職救済的な意味で上手いプレイヤーの話ではあってもランキングで云々みたいな物語とは全く違うようである。
こちらも他のキャラクターとの絡みはあっても、それは”競技”ではない。
RTA大会で争わない限り別に競技性はない。VR特有の性質を持つゲームを挙げるなら
ドルチェフェアリー☆スクランブル・アイスクリーム!
「アイスクリームそのもの」に近い姿になるため、作中VR設定がモロに効いており普通の人間的手足の運動を縛られる。
ゴースト・ライド
「フルダイブ」であるが「TPS」という特殊なゲーム。三人称視点で乗っ取った無人機を操作し人外の動きができるという。
現代のゲームのようにコントローラーやキーボードによらない操作で、かつ手足を動かす感覚での操作でもないという点がかなり異色。
TPSなのでネフホロともまた違う。
ラビリンス・ポータブル
競技欄に書いたベルセルク~(R18触手アタック)と同様のエンジンを使っているため強烈なバグがある。
特に転位先にNPCを置いていたらNPCがプレイヤーにハマり込むという現象がシュール。
人間には体内に深部感覚*4があるため、コレは許容していいバグなのか……?
ヤミナベ・メーカー
嗅覚・味覚などの問題上重複できない感覚を何度も試せそう(試したいかはともかく)な性質がある。*5
- ズクダンズンブングンゲーム
お笑いコンビ「はんにゃ」のネタに登場するゲーム。
ルールは説明不可。コント内ではにらめっこのようなものでよくわからないルールの謎の遊戯だった。
インパクトの強い名称からかルールが良く分からないのに一時期ブームになり、コント内の描写を基に様々なルールの考察や構築が行われた。
まさに本当の意味で実体のない架空の遊戯。
同じくはんにゃのネタでイヤイヤヨゲームというのもあるが、こちらはリズムに合わせて嫌なものを述べ合うというある程度固まったルールが存在し、実際にこれをプレイするバラエティー番組などもあるので架空の遊戯という枠を脱している。
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▷ コメント欄
- ビデオゲームは「作中作」の項目があるんだから削った方がいいんでは?シャンフロのゲームももうそっちに載ってるし -- 名無しさん (2024-10-26 18:22:37)
- ハリーポッターのクィディッチは現実化した架空競技になるかな。 -- 名無しさん (2024-10-26 18:23:22)
- バトルランナーは入るのか?(笑) -- 名無しさん (2024-10-26 19:01:53)
- ミニ四駆やベイブレードなどホビー作品みたいに「現実のホビーを使っているが、大規模な世界大会があったりルールが異なるなど事実上の架空の競技と化している」パターンは微妙なライン? -- 名無しさん (2024-10-26 19:05:47)
- 雰囲気的に一覧項目みたいだけど、相談はされてましたか? -- 名無しさん (2024-10-26 19:09:10)
- 遊戯王はそもそもM&Wに限らず架空のゲームとかめっちゃある作品だからなぁ -- 名無しさん (2024-10-26 19:10:37)
- 要相談項目に該当しそう… -- 名無しさん (2024-10-26 19:32:28)
- 要相談の一覧項目にガッツリ該当すると思います。して、事後承諾を取るとしても……これいくらでも追記できそうでマズくないですか……?対象範囲が広すぎて自分としては事後承諾もちょっと……ってレベルです。 -- 名無しさん (2024-10-26 19:36:37)
- ひとまず本項目を規約違反項目議論所に報告し、項目名に削除審議中を付けました。 -- 名無しさん (2024-10-26 19:44:00)
- これ確か立てて欲しい項目提案ページでお願いされてたやつだよね……。その辺のルール明記とか改定とかもお願いしてみようと思う -- 名無しさん (2024-10-27 11:39:22)
- 個別に記事作るべき内容かも? -- 名無しさん (2024-10-27 13:36:44)
- 「ただこの辺りは事情にも書いたように…」みたいに分類分けの記事にもかかわらず全体的に自信なさげなのが良くないかな。アバウトな分け方をするなら一覧項目としては不適当に思う。 -- 名無しさん (2024-10-31 13:40:18)
#comment(striction)
*2 落下方式やかけ方や高度によっては掛けた側も掛けられた側も重大な傷を負う
*3 長谷川裕一の漫画では格闘技として描かれた。
*4 胃が痛いとか体の中の情報を認知する皮膚感覚と違うもの
*5 VRは満腹中枢の疑似刺激はともかく、嗅覚器の穴に匂いの物質が詰まり”鼻が利かなくなる”要素がない。デスソースがびちゃびちゃ鼻に入ろうが現実ほど尾は引かない。そもそも作中の痛覚は制限があるが
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