登録日:2025/12/08 Mon 00:18:49
更新日:2026/08/12 Tue 07:27:33NEW!
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アニメ 漫画 25年秋アニメ 電撃マオウ 百合 上田麗奈 ファイルーズあい 石川由依 kadokawa 妖怪 人魚 愛媛県 スタジオリングス 高校生 お前のような高校生がいるか お前のような主人公がいるか 三角関係 結構暗い過去持ち 結構重い過去持ち 濃すぎるキャラクター性 なんだよこの展開… ポニーキャニオン tokyo mx bs日テレ at-x 広田光毅 鬱展開多し 私を喰べたい、ひとでなし わたたべ 苗川采 ひとでなし 吉乃 八百歳比名子 近江汐莉 社美胡
出典:「私を喰べたい、ひとでなし」第7話「優しいひと」より
2025年10月~12月/©2024 苗川 采/KADOKAWA/わたたべ製作委員会
海と鮮血
ひととひとでなし
この邂逅がもたらすは
破滅か、あるいは。
『私を喰べたい、ひとでなし』は、苗川采による漫画作品である。
「電撃マオウ」(KADOKAWA)にて2020年より連載されている。
既刊11巻(2025年10月現在)。
略称は「わたたべ」。奇しくも本作と同様に2025年にアニメ化した某ガールズラブコメ作品の略称と語感が似ているが、特に関係はない。
●目次
【概要】
過去に事故で家族を失い、心を閉ざした少女。
彼女を食べようと降りかかる妖たち。そんな彼女を救った人魚との奇妙な縁。
この世に未練がなく、「死」を望む少女と彼女を「食らう」ことを約束した人魚の交流を描いたサスペンスホラーな演出を交えた百合作品である。
彼女を食べるとしている人魚の思惑は何なのか、少女を取り巻く環境や経緯が徐々に明かされることにより、そこには切なく、上述したような破滅をも予感させる関係性が掘り下げられることになる。
本作の舞台は作者の出身地である愛媛県がモチーフ。
特に伊予市や松前町などの中予地方がモデルではないかとされている。
なお道の駅等では本作の主要キャラの等身大パネルなども置かれておりPR活動もされている*1。
百合ナビ主催の第5回百合漫画総選挙のストーリー部門で9位に選出。
メディアミックスとしては2025年10月からテレビアニメが放送されている。
【あらすじ】
「私は君を喰べに来ました。」
突如現れた人魚の少女・汐莉は
海辺の街に独り暮らす比名子の手を取り、優しく語りかける。
比名子の持つ血肉は、特別に美味しいという。
それは数多の妖怪を惹きつけるほどに…。
汐莉は、成熟し、最高の状態を迎えるまで比名子を守り
“いずれ自分が喰べる”と約束する。
比名子の胸には
「このひとなら私の願いを叶えられるかもしれない」
という切なる想いが浮かび―。
(テレビアニメHPより引用)
【キャラクター】
・八百歳比名子
CV:上田麗奈
「このひとなら、私を死なせてくれるかもしれない。」
海辺の街で独り暮らしている少女。後述の通り孤児。
厳密には親戚の叔母さんからLINE等で連絡をもらっているようだが、多忙故に顔を出す機会は少ない。
幼少期は明るく天真爛漫な少女だったが、両親と兄を事故で失ったために心を閉ざしてしまう。生きる気力を失った彼女が望むのは、死ぬことで先立たれた家族の下へ向かうことである。
事故の影響で体には凄惨な傷跡が残っており、それを隠すために人前では夏場であろうと肌をほとんど露出しない服装をしている。
高校には通っているが、独りでいることが多い。積極的に人と関わろうとせず、交流が多いのは親友の美胡くらいである。
お昼はお弁当を作って来るが、元々はおにぎりも握れず、ミートボールをレンジで黒焦げにしたりウインナーを焼こうとしたら火柱を上げるほどの料理下手。
美胡「ギャーーーーーーーーー!!」
コンビニ弁当ばかりで心配した美胡の前でも料理下手を披露してしまい、それから1か月におよぶ猛特訓により普通に料理が出来るようになった。
どういうわけか、妖怪に狙われやすい体質である。
ある日、妖怪により海へ引きずり降ろされそうになったところを人魚の汐莉に救われる。
しかし、助けてくれた彼女の目的は比名子を「食べる」ことにある。
そのためには比名子が「食べ頃」になる頃合いを見計らっているという。
その汐莉の言葉を信じて、彼女は自分が死ぬその日を待ち望むことになる。
妖怪に狙われやすい体質
幼い比名子に汐莉が助けられ、汐莉が「また会えるように」汐莉の少量の血液を比名子に飲ませてマーキングした為。
比名子が妖怪に狙われ続けているのは、汐莉のせいかも、と社美胡談。
・近江汐莉
CV:石川由依
「私は君を食べにきました」
妖怪によって海に引きずられていた比名子を助けた人喰い人魚の妖怪*2。
人間の姿でいるときは、黒い長髪に美しい青い色の瞳が特徴的な美少女でいる。また、時折見せる八重歯がカワイイ。
ちなみにこの姿は変幻自在。例えば、小学生相当の幼女とか、年上の先生キャラにだってなれる。
ただ、変身する過程で関節を折り曲げたりする際、かなりグロテスクな光景になるため、比名子からは勘弁してほしいと言われている。
妖怪と対峙する際は一部顔半分や片腕が人魚の形状になる。
比名子を妖怪から助けた後、比名子のクラスに転入してくる。
そして彼女を「食べる」ために変な虫が付かないように他の妖怪の手から彼女を守っている。
彼女を「美味しくいただく」には、彼女に人間らしい幸せを手にしてほしいと考えており、夏祭りなどの楽しいイベントに誘ってデートして欲しいと持ちかけている。
飄々としていて、なかなか本心を掴むことが難しい性格であるが、比名子を大事に思っている気持ちは本物。その真意が物語において重要なファクターになっていく。
中の人も汐莉については、強引なところがある中で優しいところもあり、どこか見透かしている部分もあるなど、読み切れない部分があると評している。おちゃらけるシーンでも比名子への想いの強さを意識して演じているという。
・社美胡
CV:ファイルーズあい
「比名子の大親友の社美胡です!」
比名子の幼なじみの大親友。
明るく元気で快活な少女。色々な部活を掛け持ちしている*3。バスケ部にも所属しており、比名子や汐莉はマネージャーとして合宿を手伝いに行ったこともある。
比名子にとっては、美胡のおかげで今の学生生活が過ごせると言っても過言ではない。
比名子に料理を教えたのも美胡である。
ただ快活な割にやや身体が弱いのか、学校を休んでしまうのが珍しくない。
突然比名子の前に現れた汐莉に対しては、警戒心を隠さないどころか、バチバチにマウントを取り、対立していることが多い。
彼女の正体
その正体は「人喰い狐」(妖狐と呼ばれるもの)で、かつては人を喰らう存在だったが、ある僧侶に戒められてからは人間を守る土地の守護者になった*4。
比名子のことは幼い頃から見てきており、事故でふさぎがちだった彼女を支えてくれた一途な存在。
比名子といっしょにいるために、架空の戸籍と学籍を用意して、幼なじみの親友として接してきた。
同時に彼女を狙う妖怪をも倒してきた。
しかし、彼女を喰らいたい衝動は抑えきれず、体調を崩してしまったのはこれが原因ともされている。
比名子の中の人は美胡については、どんより暗い曇り空のイメージのある比名子とは対照的な存在。もっと言えば太陽のような存在。汐莉の中の人は美胡のことを「比名子を現世に留めておいてくれる貴重な存在である」と評している。
【テレビアニメ版】
2025年10月より放送されている。
アニメーション制作は、スタジオリングス。
比名子役の上田麗奈氏は、比名子は死に対して、怖いどころか救いに感じているところがあって、見ていて辛くなるところであるが、比名子がどう変わっていくか見守って欲しいことを述べている。
OP:「贄-nie-」
吉乃によるオープニングテーマ。
ED:「リリィ」
八百歳比名子(上田麗奈)によるエンディングテーマ。
比名子のはかなさを表現しているED。
もう一つのエンディングテーマ
出典:「私を喰べたい、ひとでなし」ED「太陽、なってあげよっか?♡」より
2025年10月~12月/©2024 苗川 采/KADOKAWA/わたたべ製作委員会
ED:「太陽、なってあげよっか?♡」
社美胡(ファイルーズあい)によるエンディングテーマ。
美胡の明るさ、元気さを表現したエンディングテーマ。
笑顔で飛んだり跳ねたりする彼女が可愛らしい。
なお、エンディングのイラストの一部は担当声優のファイルーズあい氏によるイラストが盛り込まれている。
反面、シリアスな作風の中で底抜けに明るい美胡の可愛さを前面に押し出したEDにギャップを感じた視聴者も多いとか。
なにより、この曲が放送された回が美胡の正体が明らかになった回なので余計にそう思った視聴者もいた模様。美胡が可愛ければ問題ないか。
【余談】
作者が本格的にアニメにはまったのは「ローゼンメイデン」である。
可愛い絵柄のキャラがシビアな境遇にあってしまうことについてはこの作品の影響があったという*5。
追記・修正は自分を食べてくれる存在を見つけた時にお願いします。
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この項目が面白かったなら……\まだ食べないで~/
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▷ コメント欄
- これ百合なのかなぁ、と思いながら見続けてる -- 名無しさん (2025-12-08 19:28:07)
- ↑好き食べたいくらいとか言われてみて― -- 人魚キャラとか演じたことないのに人魚と縁がある女、上田麗奈 (2025-12-08 20:45:25)
- やっとできたかこの記事。ファンも作者も望んだ形の良いアニメ化だと思う -- 名無しさん (2025-12-08 21:30:38)
- 特別な血を持つ“ひなこ”が狐と深い関わりを持つという点でサイレントヒルfと不思議なバッティングしてたりもする。こちらの狐は善き存在で良かったけども -- 名無しさん (2025-12-08 21:40:24)
- 百合だけでなく妖怪デザインもいい。人魚だからと言ってアンデルセンのアレとは限らないという -- 名無しさん (2025-12-08 22:32:43)
- 作画も緻密で上手くストーリーも心理描写や伏線が秀逸と個人的にかなりの名作だと思ってるから色んな人に触れて欲しい。古き良き百合って感じで昨今の明るい百合作品と思って入ると面食らうけど妖怪奇譚物としても楽しめる。 -- 名無しさん (2025-12-09 08:49:39)
- ↑ひと昔の百合はとにかくだれか死ぬからな高確率で… -- 名無しさん (2025-12-09 16:13:44)
- アニメもスタッフの原作愛が感じられて素晴らしいけど、原作がめちゃくちゃ感情揺さぶられてマジでいい -- 名無しさん (2025-12-09 17:53:07)
- 恋ではなく愛の話 -- 名無しさん (2025-12-09 19:22:53)
- 百合もの以上に人外と人との異種ものの要素が強くからなぁ。どちらかが男性でも割と成り立つし -- 名無しさん (2025-12-09 19:39:13)
- アニメの次回の話?の28話は読んでて心底驚いだ。ぶっちゃけそっち方面でそこまで期待してなかったから。 -- 名無しさん (2025-12-09 23:21:43)
- そう言えば中の人全員プリキュア関係者なんだな -- 名無しさん (2025-12-10 11:39:45)
- 出海ちゃんも初音ミクもいたし -- 名無しさん (2025-12-10 13:55:31)
- お前も歌うんかい! -- 名無しさん (2025-12-12 01:27:49)
- 比名子の部分に透明で『汐莉が「また会えるように」汐莉の少量の血液を比名子に飲ませてマーキングした為。』と書かれてるけど、汐莉は二度と会う気はなかったよね? -- 名無しさん (2025-12-20 19:53:01)
- ↑そうだね、血を与えたのは幸せと健康を祈って与えたもので -- 名無しさん (2025-12-23 17:11:29)
- ↑途中送信しちゃった、汐莉さん自身は比名子の人生に自分との出会いが少しでも憚りにならないように記憶を封じて二度と会うつもりはなかった -- 名無しさん (2025-12-23 17:13:45)
- 個人的に去年1番良かったアニメだったな -- 名無しさん (2026-01-01 07:58:17)
- アニメから入ったけど原作面白くてドはまりしてしまった。本編がシリアスな分おまけ漫画とかでのはっちゃけが面白い。原作者の苗川先生が冬コミで出したわたたべ本がコミケや通販で即完売になったのを見るとかなり人気が出ているように感じる。 -- 名無しさん (2026-01-12 15:08:21)
- 汐莉がどれほど「生きててほしい」って思ったところで、それが比名子にとって生きる理由にならないのは、家族ほどの積み重ねがないからなので、それと同じぐらいの積み重ねができるかどうか。でも家族の描写がない。今際の際の回想でも、家族は顔がぼんやりだし、セリフもほぼないし。だから比名子にとって、今までの家族との積み重ねがどれほどのものかは分からない。これから汐莉とどれほどのことを成し遂げていけばいいのかも分からない。 -- 名無しさん (2026-01-19 13:15:19)
#comment
*2 人喰い人魚ということでファンタジー作品に出てくるような人魚ではなく、本来の姿はグロテスクなものである
*3 本人曰く助っ人みたいな役割らしい
*4 最初は人間を嫌っていたが、情が移ったようで、土地の守護者になってからは人間を喰うことはしていない
*5 ちなみに作者の好きなキャラは翠星石
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