鈴木実(TOUGH)

ページ名:鈴木実TOUGH

登録日:2026/09/22 Tue 00:00:01
更新日:2026/09/22 Mon 07:21:40NEW!
所要時間:約 12 分で読めます



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俺はまた強くなっちまったんだ

俺自身がビックリするくらいに…





鈴木すずき みのるは超人気格闘漫画タフ・シリーズの登場人物。
第2部『TOUGH』に登場し、主にハイパー・バトル予選~ハイパー・バトル本戦にて活躍する。


外見と名前のモデルはほぼそのまんまプロレスラーの鈴木みのる





【人物】

灘神影流活殺術の親戚筋にあたる覇生流はぎゅうりゅう体術」の使い手。
宗家の師範代を務めており、その腕前は一級品。


風のように気まぐれなところもあるが、根は努力と根性という言葉が好きな熱血タイプの好漢であり、バイタリティに溢れている。
その実直な性格から一人に対して多勢に無勢で襲いかかることや、八百長試合などの汚いマネを嫌っている。


鍛えることや強くなることには貪欲かつストイックであり、弱い者いじめが一番嫌いということで強者との戦いを楽しむ。
また、自分の強さに自信と信頼を持ち、例え敗北してもそれを引きずることなく次の戦いを見据えるなどメンタルはかなり前向きでタフ。
自らを叩かれて伸びるタイプだと称する。
これらの性格や気質もあってか、御狐四人衆などの覇生流上層部とは違い、キー坊静虎ら灘神影流の者たちともいがみ合うこともなく好敵手の一人として良い関係を築いている。


以外にも分析家な面も垣間見え、“ミノル・ノート”という手帳に収集した相手の情報を書き留めている。
少年マンガも嗜んでいるのか、[[「ミノル・ノートに名前を書かれた者は…1ラウンド以内にK・Oされる!!」>DEATH NOTE(漫画)]]というジョークを飛ばしている。



【戦闘能力】

“覇生の風は激しく強く草木をなぎ倒す”と謳われるほどの使い手であり、その技量は覇生流の中でも最強クラス。まぁ あまり比較対象がいないんやけどなブヘヘヘヘ
覇生流の技だけでなく、一般的な打撃や寝業などの純粋な格闘術もかなりの腕前を持つ。
武術はどんな技でも会得できるという自信を持ち、実際に多くの流派の技を会得してきたらしい。
また、劇中では打撃での戦いの描写が多いが、本人は関節技の方が得意という発言をしている。



◇覇生流体術

灘神影流活殺術と源流を同じくする武術。
森に肉体を帰依させる修行や、風や砂といった自然界のものを利用した技など、自然と深い関わりを持つ。
単純な格闘術・武術の他に呪詛を用いることもあり、安全な所から呪いをかけるというかなり陰湿な技がある。
殺法だけでなく活法の技も存在し、灘神影流との共通点も所々に見られる。


御狐が「灘神影流は覇生流の亜流にすぎない」という発言をしているので、灘神影流の本家筋に当たる灘心陽流との関係性が読者の間で度々議論になる。



◇使用技

  • 風当身かぜあてみ

覇生流の秘儀にしてミノルの代名詞。
詳しい原理は不明だが、大きく振りかぶってから打つ掌打に合わせて風のような不可視の波動を放ち、離れた相手に衝撃波でダメージを与える。
並みの人間ならば内臓が破裂するほどの威力を発揮する。
覇生流宗家にある“天鳴大太鼓”と呼ばれる巨大な和太鼓を二回鳴らすと会得したと認定されるもよう。



  • 連弾風当身

風当身を連続で打ち込む派生技。
振りかぶらずに手打ちで打つ分一発の威力は落ちるが、至近距離で放てば威力は絶大。



  • 砂塵の障壁

砂煙を立てて天然の煙幕を張り、目眩ましをする覇生流の技。
そのまま砂を蹴り上げて相手の顔や目にぶつけて目潰しにも利用できる。



  • 風神脚

高い跳躍から裏回し蹴りを放つ覇生流の技。
上記の砂塵の障壁と組み合わせて使用することもある。



  • ミノル式飛び付き腕十字

相手の打撃をかわし、その腕を即座に捕らえて飛び付きながら腕十字固めへと移行するカウンター技。



  • 塊蒐拳かいかんけん

鬼の五年殺しとも言われる灘神影流の門外不出の秘技の一つ。
両手で胸を突き、ジワジワと内臓の機能を狂わせて死に至らしめるという非道の殺人拳。
静虎の肉体を診て鬼龍の攻撃を研究・分析した上で、鬼龍とつるんでいたときに独学で会得したものと思われる。
付け焼き刃の全く以て不完全なものであり、鬼の五年殺しとしての作用は鬼龍よりも劣ると考えられる。



【活躍】

◇灘神影流との接触

3日間飲まず食わずで深い森の中に独座し、自然に己の肉体を帰依する“食獄の行”を余裕綽々で終え、御狐四人衆から灘神影流のキー坊を倒すように命じられる。


キー坊が石心会空手の道場破りをしている現場に遭遇し、彼の闘いぶりを目に焼き付ける。
そして道場のマネキンモブたちが多勢に無勢でキー坊に襲いかかってきた際に加勢し、キー坊に助太刀した。
その後現れた和香ちゃんがキー坊に挑むが、「男と女は骨格も筋力も全てが違う」「この差は根性や努力じゃ埋まらない」と言い、キー坊の代わりに彼女を傷つけずに絞め落とした*1


その後、キー坊と人気のない場所へ移動し、覇生流の刺客として戦闘を始める*2
しかし、闘いの中でキー坊はミノルに殺気がないことに気付き、「闘うときも死ぬときも自分の意志と意思で決める」というミノルの言葉を聞いて一時休戦。
キー坊に案内されて静虎が入院している病院へ赴く。
しかし、かつて憧れた“静かなる虎”は廃人となり、今や赤ん坊のようになってしまったことにショックを受けた。


灘神影流の活法で施術するキー坊に快く協力し、源流を同じくする覇生流の活法を用いて静虎に施術を行う。
そして最初は大した敵として認識していなかったキー坊を好敵手として認め、彼がハイパー・バトルの日本予選への出場を決めたことを知り、ハイパー・バトル予選の舞台で倒すことを決意する。



◇ハイパー・バトル予選

  • VS.鬼龍

予選開始時、キー坊に「最も危険で警戒すべき相手は風のミノルだ」と宣戦布告して屍山へと入って行った。
その後、アマレスの元メダリストのモブを倒していたところで御狐様の宿敵である鬼龍と遭遇する。


早速風当身を打ち込み、一気に距離を詰めて風当身連弾を仕掛ける。
しかし鬼龍には通じず、覇生流の技を次々繰り出して攻めても、どれも大したダメージは与えられない。
それどころかたった数発の打撃だけであっさりと倒されてしまった。


そんな中、御狐ら覇生流の者たちが鬼龍や灘神影流を呪う呪詛を唱えている声が、どこからか風に乗って聞こえてくる。


笑ってしまう
自分達は安全な所にいて
相手を呪詛するしか能がないのか


鬼龍に怯えて隠れているだけの御狐四人衆に対してついに愛想を尽かし、鬼龍の圧倒的な強さに魅せられたミノルは彼の弟子になってやる・・・・・ことを宣言した。


その後、しばらくは鬼龍と行動を共にする。



  • VS.キー坊

キー坊が王と闘っているところに鬼龍と共に姿を現す。
キー坊が王を殺すか否かの瀬戸際での戦いを繰り広げているのを見てやたらとテンションが上がっている鬼龍を「まるで運動会で応援しているパパさんみたいだぜ」と煽る。


そしてキー坊が死力を尽くして王を撃破し、空が白み始めた。
予選はもう終わった。そうキー坊と読者が思った瞬間


「終わりじゃない…」
「これから始まるんだ」


なんと、大の字に倒れているキー坊の前に立ちはだかり、死合開始を促す。
意識が朦朧とし視界も霞んでいて立つだけで限界のキー坊に無慈悲に冷徹に襲いかかり、*3風当身と風神脚で一気に勝負を決めようとする。
その瞬間、キー坊は灘神影流の究極奥義の一つ“空眼の目付け”を無意識に発動。
もう一人の自分が俯瞰しているような錯覚に陥り、あらゆるものがスロー・モーションに見えるというゾーンを超えたゾーンに入りミノルの攻撃に対応し始める。


ミノルは今度こそ確実に勝負を決めようと、ミノル式飛び付き腕十字からの裏腕十字に移り、キー坊の右腕をへし折ろうと全力で極める。
極限まで追い詰められたキー坊はここに来て更に究極の筋肉弛緩法“変水”を発動し、筋肉を液体のように弛緩させてミノルの裏十字に耐える。
キー坊の右腕を必死に絞め上げるが、ここで戦闘終了の合図が鳴り響き、キー坊を完全に仕留めることは叶わなかった。


最終的にリング保有数34個のキー坊、リング保有数24個の鉄宝流空手・木村大観に次ぐリング保有数19個という記録でトップ3に入り、ハイパー・バトル本戦への出場権を獲得する。



◇ハイパー・バトル本戦

  • 第一回戦

ハイパー・バトル一回戦の出番直前、マフィアの八百長に協力していたサンボ王者のイリューヒンに対して怒りをあらわにし、前蹴りを打ち込んでしばきあげる。


そして始まった一回戦では“少林寺の魔人”ことホオー 嵩高チオンガオーと対決。
早速風当身を放つが、体重250kgの脂肪の塊によって軌道をずらされ、鯖折りの体制で捕まってしまう。
そのまま脂肪の塊で押し潰されそうになったものの、耳を掴んで引きちぎれそうなほど引っ張ることでなんとか脱出。
ゼロ距離からの全力の風当身を叩き込み、悶絶K・Oを取る。
なお、風当身の風圧でホオーの脂肪を燃焼させたらしく、彼の身体は皮膚が伸びきってアメーバのようになってしまった。



  • 第二回戦

二回戦では静虎と対決。
尊敬する武道家との念願の試合ということもあり、髪を独特な模様に刈り込んで気合いを入れる。


初手から塊蒐拳を打ち込み、怒涛の攻撃を仕掛ける。
しかし静虎は尊鷹の塊蒐拳で肉体が修復されつつあり、静虎も風当身を弾丸滑りでいなして反撃に出て来る。


そして打ち合いの最中に静虎は突如飛び上がり、異常な滞空時間の跳躍をし、虎腿蹴タイガー・シュートを放つ。
一瞬時間が止まったかのような錯覚に陥ったミノルは虎腿蹴タイガー・シュートをモロに顔面にくらい、一瞬記憶が飛ぶほどの衝撃を一身に受ける。
なんとか立ち上がるが、再度繰り出された虎腿蹴タイガー・シュートに対して回避も防御もままならず、気づけばリングに仰臥していた。
ここで試合終了のゴングが鳴り、ミノルは二回戦敗退となった。


その後バック・ヤードで静虎とキー坊と顔を合わせる。
敗北したことを引きずることなく、怨恨も残さず爽やかに静虎や鬼龍への再挑戦を誓う。
その直後、姿を現した鬼龍と静虎で小競り合いが始まり、その最中にミノルはいつの間にか姿を消していた。


そのまま存在を忘れられて猿空間に飲み込まれた…かと思われたが、インタビューに応えている一幕が描かれた*4
そこでは虎腿蹴タイガー・シュートを受けた瞬間のコメントや、静虎とキー坊が闘えば静虎が100戦100勝だと答え、新旧当主対決は静虎の勝利だと予想していた。



◇幽玄真影流

ハイパー・バトルの後は音沙汰がなく、灘と幽玄のいざこざが起きた際も特に干渉しなかった。
そして宮沢熹一と日下部覚吾、灘神影流と幽玄真影流の当主同士の他流試合が行われ、ブラジルのレストランに設置されたテレビからその中継を見ていた。


キー坊が覚吾の致命的な一撃を咄嗟に回避した姿を見て再び“空眼の目付け”を発動したことを確信。
同じく中継を見ている現地の人たちの解説役を担っていた。



【関連人物】

  • 御狐四人衆

和歌山県山中にある覇生流体術宗家の守護者たち。
四つ子であり、4人とも全く同じ顔をしたオッサン。
常に狐の面を着けている。
覇生流の技か、はたまた御狐自身の超能力か、遥か遠方にいるミノルとテレパシーのようなもので会話をする能力を見せる。


あるとき宗家を訪れた鬼龍に挑むが、4人まとめて瞬殺され、見分けがつくようにとそれぞれ違う傷を付けられて顔面を破壊された。
その後詫びを入れるために覇生流の宗家を訪れた静虎と手合わせをするが、静虎はわざと御狐の攻撃を受けて彼らの面子を潰さないように痛み分けという結果に納めた。


灘神影流と覇生流がいがみ合ってきた過去や、鬼龍に破壊された確執、そして静虎からの情けで屈辱を味わったことから灘神影流への恨みつらみを持っているが、静虎の身を呈した停戦協定に同意し、事を鎮めた。
しかし、静虎が代を譲ったことで停戦協定が破棄されたものと勝手に判断し、新当主の熹一を潰そうとミノルを刺客として送り込む。


全盛期の鬼龍に4対1で惨敗は仕方ないにしても、
先代が廃人化、新当主もまだ未成年のペーペーというグダグダな当主の交代のタイミングで一方的に停戦を破る、
しかも最高戦力である弟子に刺客をやらせて自分たちは全く動かず安全な場所から呪詛を唱えているだけなど、やってることは小物を超えた小物。






さあ…追記・修正させてもらうぜ!!



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*1 この台詞の前に「差別じゃない 差異だ」と言っている通り、ミノルに男尊女卑の思想があるわけではない
*2 ご丁寧にキー坊の元に御狐から果たし状が送られて来ていたらしく、キー坊はミノルが覇生流の刺客であることに気づいていた
*3 一応始める前に「闘れるか?」と問いかけており、キー坊がファイティング・ポーズを取ったことを確認してから攻撃を仕掛けている
*4 なお、インタビュアーの姿は見えず、読者自身がインタビュアーの視点という演出になっている

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