aklib_operator_ユーネクテス

ページ名:aklib_operator_ユーネクテス

このページでは、ストーリー上のネタバレを扱っています。

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プロファイル

基礎情報

【コードネーム】ユーネクテス

【性別】女

【戦闘経験】なし

【出身地】サルゴン

【誕生日】10月30日

【種族】フィディア

【身長】171cm

【鉱石病感染状況】

体表に源石結晶の分布を確認。メディカルチェックの結果、感染者に認定。

能力測定

【物理強度】優秀

【戦場機動】標準

【生理的耐性】優秀

【戦術立案】普通

【戦闘技術】標準

【アーツ適性】標準

個人履歴

ガヴィルの故郷、アカフラのとある部族の族長。オペレーター試験に合格し、ロドスに加入すると同時に、鉱石病の治療を受け始めた。

身体能力はガヴィルに勝るとも劣らず。相棒である「アイアンハイド」と共に戦場で活躍している。

健康診断

造影検査の結果、臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環器系源石顆粒検査の結果に異常があり、鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から、鉱石病感染者と判定。

 

【源石融合率】7%

体表に微量の源石結晶の分布が見られる。

 

【血液中源石密度】0.22u/L

早い時期に鉱石病にかかっていたにもかかわらず、適切な治療を受けていなかったため病状は比較的重い。しかし生まれつき体が丈夫なため、病気の進行はある程度抑えられている。ロドス加入後、病状は安定に向かっているが、定期的な観察と治療が必要である。

 

「なんだ、結構丈夫じゃねぇか!」――ガヴィル

第一資料

変わり者のフィディアの少女。

自分から話すことは少ないが寡黙というわけではなく、故郷から離れて長いガヴィルよりも常識的な考えを持っている。ただその思考は、機械に関わる時のみ常識的とは言えなくなる。

彼女はロドスに入ったばかりの頃、トミミと同様に本名の「ズゥママ」をそのままコードネームにしていた。しかし生まれ変わった「ビッグアグリー」がクロージャに「アイアンハイド」と命名されたことをきっかけに、コードネームを変更し部族の名前である「ユーネクテス」と名乗るようになった。

しかしガヴィルのように、彼女を本名で呼び続けるオペレーターも少なくない。

本人によると、子供の頃はガヴィルとよく喧嘩していたが、それ以外の荒れ事に関わったことは少ないらしい。人事部は、喧嘩は戦闘経験にはあたらないと判断した。

第二資料

ユーネクテス本人によれば、彼女の部族の外に関する知識は、全て収集した書籍から得ているらしい。

これで、なぜ彼女がエンジニア部に入った時クロージャと順調にコミュニケーションができたのに(あまりの腹立ちにクロージャが持っていたポテトチップスを投げ捨てるというアクシデントは起こったが)、一般的な生活常識に関しては変わった認識を抱いているかの説明がつく。

とはいえ、書籍を読んだだけで、未知なる言語や機械知識を身につけたという事実は、彼女の学習能力の高さを物語っている。

しかも彼女の学習意欲は、ロドスに加入してからも上昇の一途をたどった。結果彼女はたった数ヶ月で、クロージャに、エンジニア部常時滞在の申請を許可されるまでになったのである。

しかしこの数ヶ月間、ありとあらゆる機械の使い方を真っ先に覚えてきた彼女は、部族外の生活様式についてだけは、知識の上昇が見られない。残念なことだ。

第三資料

ユーネクテスはロドスに来てから、部族外の知識の欠如ゆえに、多くの愉快な事件を起こした。そのうち皆に一番ウケたのが、彼女とLancet-2の関係である。

彼女がLancet-2を「姉様」と呼ぶ光景は、それを初めて見るほぼ全てのオペレーターを驚かせた。Lancet-2は優しい性格のため、オペレーターたちの間では人気があるが、ユーネクテスほど夢中になる人は、これまでいなかったのである。

だが、それも無理ないことだろう。

未知なる存在に初めて遭遇した時の、頭皮が痺れるような衝撃。もしかしたら同じ経験をしたことがある者もいるかもしれないが、これは新しい世界へと通じる扉の先に、前人未踏の新天地が広がるようなものである。ユーネクテスにとって、その衝撃をもたらしたのは、幼い頃に偶然見かけた移動都市の大きく冷たい鋼鉄の色であり、Lancet-2が言葉を発した瞬間に見せられた機械の可能性でもあった。

ロドスの言葉を話せる作業プラットフォームたちを初めて見た時、ほとんどのオペレーターが、似たような衝撃を受けたのではないだろうか?ユーネクテスほどの大きな反応がないのは、ただ単に、彼らが機械にそれほどの興味を持っていないからだろう。

ユーネクテスは当然他の作業プラットフォームたちも尊敬している。その中で彼女がLancet-2を特別扱いするのは、Lancet-2が彼女の感情のよりどころであり、新しい生活の中で見つけた道しるべだからだ。つまり彼女はLancet-2に、追い求める夢の理想形を見ているのである。

全ての作業プラットフォームの開発者であり、今ユーネクテスに師匠として尊敬されているクロージャは、自分の「馬鹿弟子」の行動を控えさせるようなことはしなかった。きっとクロージャは、ユーネクテスのこのような心情を理解しているのだろう。

第四資料

ドクターのアカフラへの旅は、最終的に喜劇に近い結末を迎えたが、検討に値する事項もなかったわけではない。

ユーネクテスは、ただ巨大な機械を作りたい一心だった。もしこの一連の出来事がなかったら、彼女は故郷で首領となっていたはずだ。そして全アカフラの部族たちは、彼女の導きで、機械時代と呼べるような状態へと進んでいただろう。これはいわば、伝統への反抗であり現状の突破である。

この視点からすれば、ガヴィルは伝統の体現者だ。自分自身の力を信じ、他力には頼らない。アカフラの人々は長い間、そうやって生きてきた。このようなスタイルは、彼らの典型的な伝統様式なのである。

つまり今回の件は、伝統と反伝統の衝突なのだ。もしガヴィルとユーネクテスの関係性がこのようなものでなければ、この地域の伝統が廃れてなければ、アカフラの人々がこれほどまでに純朴でなければ、この一件は、これまでの歴史同様、円満な結末を迎えられなかっただろう。

とはいえ、物事に「もしも」は存在しない。この話題について討論したのは、円満解決が幸運だったと言うためではなく、興味深い問題を提起したいからある――

もしガヴィルとユーネクテスがそれぞれ一つの生活スタイルを体現しているとした場合、ガヴィルは原始的で自由な生活を、ユーネクテスは道具を頼りにしたより規則的な生活を体現していると言える。しかしそのどちらが正しくて幸福的なものかを、我々に断言することはできるのだろうか?

更に言えば、どのような生活が「良い生活」と言えるのだろうか?

おそらく、この問題に絶対的な答えは存在しないだろう。だがガヴィルとユーネクテスという、まったく異なっていながらどこか共通点がある二人を見ていると、この問題について考えること自体、愉快な経験として我々の糧になるように思う。

昇進記録

ユーネクテスの相棒は、実はドクター一行がジャングルで遭遇したものと同一個体ではない。あの時遭遇した個体は「デカい不細工なモノ」という意味で「ビッグアグリー」という愛称がつけられていた。

ロドスに帰還する際、飛行ユニットにはビッグアグリーの残留パーツをそれほど積載しなかった。その原型が大きすぎて飛行ユニットに入りきらなかったことと、すでに損壊していたことが理由である。

今の個体は、エンジニア部全体の協力によって新たに作られ、チーフエンジニアであるクロージャが自ら命名した二代目――その名も「アイアンハイド」だ。

アイアンハイドは見た目こそビッグアグリーそっくりだが、中身はビッグアグリーのように無秩序ではなく、ロドスエンジニア部の知恵の結晶が詰まっている。完成した当日、ユーネクテスはその場で泣き出してしまったほどだ。

ユーネクテスにとっては、夢が現実になるための大きな一歩に感じられたのだろう。

また、アイアンハイドが完成してから、ビッグアグリーの操縦者である大祭司という生物が頻繁にロドス内に現れるようになった。それを知ったケルシーは皆に気にしないようにと伝えたが、そう言われれば、よけいに気になるのが人の常。とはいえ大祭司は開放的で愉快な性格であるため、時間が経つにつれて、皆もその存在に慣れつつある。

 

ボイス

ボイス(デフォルト)
秘書任命

手伝ってほしいのか?ああ、わかった。

会話1

ここでは床で寝るのは禁止?では通路にテントを張ろう……それもダメ?なぜだ?部族にいた頃は、疲れたらその辺で寝ていたものだが。

会話2

ドクター、なぜ私のLancet-2との同室希望の申請が却下されたんだ?彼女はロボットだから?いや、私たちはもう姉妹なんだよ。ああ、彼女が姉で、私が妹だ。

会話3

ドクター、ガヴィルのような医者は余所では普通なのか?彼女が私に鉱石病の検査をする時の様子は、まるで私を殴りつけている時のようなんだ……だからいつも最後には我慢できずにケンカになってしまうのだ。

昇進後会話1

大祭司のじいや?ああ、今回は同行していない。だが、ロドスには時々私の様子を見に来ると言っていたな。そういえば、ロドスの場所は知っているのだろうか……

昇進後会話2

昔の私の夢は、移動都市のように巨大な機械を造り出すことだった。だが今は、さらに会話もできるものを目指しているんだ。クロージャ師匠も、機械に関するとびきりの知識を教えてくれると約束してくれたからな。

信頼上昇後会話1

……ほう、わかったぞ。つまり、「ドクター」というのは、「大族長」と同じように豊富な知識を持つ者に対する敬称だな。では私がここで多くの知識を学べば、皆も私をDr.ズゥママと呼んでくれるのだろう?なに、そうはならないだと?

信頼上昇後会話2

ドクター、本当はお前の時間がある時にサルゴンに同行してもらい、諸々教えを請おうと考えていたのだが、どうやら忙しそうだな……では、Lancet-2姉様に同行してもらっても良いか?クロージャ師匠でも構わないが。

信頼上昇後会話3

余所の者たちはいつも意味のないことで悩んだり争ったりする。おかしなものだな。ドクターもそうだ、いつもそんなことでつらそうにしている。ほら、レンチだ。私と一緒に機械を組み立てよう。徐々に大きく、素晴らしく組み上がっていく様子は、お前も楽しめるはずだ。

放置

ドクターが眠っているのを見てると、私も少し眠く……ふわぁ……

入職会話

試験には全て合格したから、もうここに残っても良いのだろう?Lancet-2のような、会話のできるロボットの作り方を学ばせてもらいたいのだ……なに、コードネーム?私の名前はズゥママだ、これをコードネームにしてはダメか?

経験値上昇

まさかガヴィルと対等に戦える者がいようとはな……

昇進Ⅰ

昇進?それは戦士から勇士になるようなものなのか?……ならば、祝杯を挙げなければな。今夜にでもLancet-2姉様とブリッジでバーベキューをするとしよう。

昇進Ⅱ

大祭司のじいやから聞かされていた、この大地はとても広大なものだと。その語り口に悲しみを滲ませていた理由は分からなかったが、ロドスに来て少し理解できた。広大であることは、必ずしも良いことではないのだな。

編成

狩りの時間か?

隊長任命

獲物はなんだ?

作戦準備

ドクターも行くのか?

戦闘開始

全て倒せば良いのだな?

選択時1

いつでもいける。

選択時2

私に行かせてもらおう。

配置1

私に合わせる者がいれば効率が上がる。

配置2

ここを守るのか?ふむ、容易い。

作戦中1

お前たちはガヴィルには及ばない。

作戦中2

私の力も弱くはない。

作戦中3

どんな獲物相手でも全力で行く。

作戦中4

噛み付いたぞ。

高難度作戦クリア

大収穫だな。

★3で戦闘終了

ガヴィルにはまだ少し及ばないな。

★2以下戦闘終了

私が追う。

作戦失敗

気にするな、私もガヴィルには何度もやられている。恥じることはない。

基地配属

Lancet-2姉様はどこだ?

タッチ1

うん?

信頼タッチ

どうすればドクターのように博学になれるんだ……

タイトルコール

アークナイツ。

挨拶

ドクター、ちょうど教えてほしいことがあったんだ。

 

逆理演算

未実装

 

コーデ

デフォルト(昇進0)

オペレーターの普段着。

実用性は制服に劣る部分もあるが、オペレーターが最も着慣れているコーディネート。

デフォルト(昇進2)

昇進後調整された服装。

オペレーターの経験に基づき細部の改善が図られ、より作戦に特化したものとなっている。戦闘向きでありながら、オペレーターが着慣れている服装を極力再現した。

闘争の血脈/III - 熔冶工匠

ユーネクテスが重要な局面で着用する服。

闘争の血脈シリーズ/熔冶工匠。ロドスのエンジニア部部長ユーネクテスが試験型アイアンハイドを改造した時の服装。どの作業もすべて自分で行い、彼女はクロージャよりもずっと頼りになると誰もが口々に言っていた。それに対してクロージャは猛烈に白目をむいていた。

「ガヴィル、私がお前の代わりにロドスを守っておこう。」

 

モジュール

ORIGINAL / ユーネクテスの記章

ユーネクテスは攻撃を防ぐと同時に敵へ攻撃を行うことに秀でている。

外勤部門の決定に基づき

外勤任務においては重装オペレーターとして区分し、決闘者の責務を担う。

特別に本記章を授与し、

その証明とする。

 

HES-X / ズゥママの工具箱

評定表コード:RDLEDSG03

コードネーム:ユーネクテス

本名:ズゥママ

配属年数:半年

……

参加プロジェクト:

1.大型ロボット「アイアンハイド」の設計、開発、パーツ生産および組み立て。

2.訓練場の最新エネルギー発生装置のメンテナンス、修理、アップデート。

3.ドローン隊の武器積載改良案の考案。

4.ロドス本艦自動航行システムのメンテナンス。

5.一部のスーパーマシン改造に関する開発計画が承認され、エンジニア部にてプロジェクトの立ち上げが決定済み。

……

12.作業プラットフォーム「Lancet-2」の定期メンテナンス、塗装、及びメンタル面でのコミュニケーション、カウンセリング(注:これらに関してはオペレーターがエンジニア部に申請後、正式に認可される前に実施したものである。「Lancet-2」がこちらの行為を拒絶していないことを考慮し、エンジニア部としては過剰な介入を避ける方針とした)。

……

総合評定:

ユーネクテスはエンジニア部に配属されて以来、多くのプロジェクトに参加し、各方面で優れた成果を残した。よって、すでに初歩的な独立研究開発を行う能力が備わっていると判断しても問題ないだろう。

……

責任者補足(口述の内容をそのまま記載):

えぇ~、毎回こんな改まって査定させるなんて、仕事の邪魔なんだけど……

えーっとね、あの子なら育てる価値は十分にあると思うよ。マイクロコンデンサの性能テストのやり方を覚えたかと思ったら、そのまま手探りで精密な基板を組み立てちゃった時は驚いたなぁ。あの天才っぷりはあたしそっくり!

それにすっごい勉強熱心でさ、たった半年でロドスにある工学関連の本を全部読破して、それについて技術者たちと討論したりなんかしちゃってさ。本当にすごい技術ってのは本には載ってないものだし、まだまだ学んでもらいたいことはたーくさんあるけどね。

あの子がどうしてそんな急いでるのかなんてわからないけど、もしかしたらロドスに来てからまだ心底驚かされる出来事に遭遇してないせいかもね……

あの子はこれまでに二回、人生観を変えてしまうほどの衝撃的な経験をしてるって話は聞いてるでしょ?小さい頃に航行する移動都市を初めて見たときが一回目、アカフラでLancet-2が言葉を話すのを見た時が二回目ってことだけど、機械や自分自身が三回目を起こすのに期待してるんじゃないかな。

その期待はつまり、ある種の可能性でもあって……遠くない未来に自分を驚かせるような機械を――もしかしたら、テラに技術革命を起こす程の創造物を生み出しちゃうのかもね!

本当にそんなことになったら、エンジニア部部長の座を譲ることだって……ちょっと、今のは冗談だから記録しなくていいからね。

 

日付:12月13日

責任者:クロージャ

 

HES-Y / 「リトルアグリー」

あの荒野を往く巨大な物体は一体何なんだ?いくら考えても答えが得られることはなく、ズゥママは三日三晩うまく寝付けなかった。

ガヴィルはズゥママの目を囲う厚いクマを見て気遣う言葉をかけながら、同時にいつも通りに容赦のない一撃も見舞った。ズゥママは地面に倒れこんだが、今日は急いで立ち上がることはしなかった。

「ズールザックじいやが、あれは移動都市だと言っていた。では移動都市とはなんだ?」ズゥママは青空を仰ぎながら、三日間悩み続けていた疑問を友人に投げかけた。これほど思い悩むのはズゥママにとって初めてのことだった。樹の上に見たこともないキノコが生えていた時でさえ、一日半の間考え込んだだけだった。

「理由も所以も、自ずから道理があるもんだ。」――ガヴィルは自分ではウィットに富んでいると思っている返しをした。ズールザックから聞いたことわざである。ガヴィルが腕を振り回す。「ズゥママ、休憩はもう十分だろ?続きをやろうぜ!」

ズゥママはふいに退屈を覚えた。起き上がった彼女は、移動都市が通り過ぎていった場所へと向かった。移動都市の輪郭はまだおぼろげながら見えたが、目の届く距離というのは脚の届く距離よりも遥かに長いものだ。子供の足で前進する機械に追い付けるはずもない。夕日が沈むまで、ズゥママは自分と移動都市との間の距離が僅かたりとも縮まらないことを確かめ続けた。

少し気落ちした彼女が地面にへたり込むと、何か違和感を覚えた。お尻の下を探ってみれば、そこにあったのは怪しげな金属の輪だった。部族で最も知識の豊富な男がこれと同じような物を持っているのを、ズゥママは見たことがあった。名前は確か「ナット」だったか?それとも「キャット」だったか?

ズゥママはそれをポケットにしまった。もしかしたらそれは移動都市から落下したのではなく、そそっかしい旅人の落とし物だったのかもしれない。しかしズゥママははこの時、それをとても気に入っていた。

彼女はこうした鉄屑や怪しげなパーツを集め始め、手当たり次第に組み合わせていった。初めは紐でくくりつけ、次に接着剤でくっつけていたが、ある日、通りがかったキャラバンから溶接というもののやり方を聞いた。

そしてある日、ついに奇妙なおもちゃがズゥママの手で誕生した。ガヴィルとトミミはそれを「醜い」と評したが、ズゥママはとても気に入った。

ズゥママはそれを手に、以前移動都市が通る様子を眺めた場所を再び訪れた。あの移動都市はとうに見えなくなっていたが、あれが移動する時に伴う振動はまだ感じられるような気がした。

一人の奇妙なリーベリが突然ズゥママの前に現れて言った。「お前さん、何を考えておるのじゃ?」

ズゥママは小さな醜い骨組みを、痛いほど強く握りしめて答えた。

「私は、これを動かしてみたい。」

 

ユーネクテスの潜在能力強化に用いられる。

使い古したレンチ。機械を作るのにも、護身にも使える。

 

指名券採用

拳より、機械で問題を解決する方が好き。

ガヴィルの宿敵、ユーネクテス。「アイアンハイド」と共に戦場に立つ。

 

紹介文

省略

 

登場ストーリー

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