aklib_story_帰還密林の長_RI-8_ガヴィルの拳_戦闘後

ページ名:aklib_story_帰還密林の長_RI-8_ガヴィルの拳_戦闘後

このページでは、ストーリー上のネタバレを扱っています。

各ストーリー情報を検索で探せるように作成したページなので、理解した上でご利用ください。

著作権者からの削除要請があった場合、このページは速やかに削除されます。

帰還!密林の長_RI-8_ガヴィルの拳_戦闘後

ビッグ・アグリーが倒れた後、ズゥママは負けを認め、大族長の座をガヴィルに譲った。 その後ガヴィルは大族長の座をトミミに譲ろうとするが、それは逆にトミミの行動を決定づけることとなった。


[大祭司] のわああああああ! うーむ、いまいちじゃな。次は別の叫び声にしようかのう、少々飽きてしまった……

[ガヴィル] おい、あいつは大丈夫なのかよ。

[ユーネクテス] 心配ない、じきに戻る。

[ガヴィル] じゃあいいけどよ。つーかあれって本当に普通のヤツなのか? あんなヤツがいるなんて聞いたことねぇんだけど。

[ユーネクテス] 私にもわからない。本人からは、ずいぶん長くここで生活していたという話しか聞いていない。

[ガヴィル] ふぅん。それよりも……

[ガヴィル] 本当に大したデカブツだったな。

[ブレイズ] ガヴィル、頭から血が出てるよ! 大丈夫?

[ガヴィル] 平気平気、こんくらい掠り傷だよ。トミミ、アタシの救急箱を持ってきてくれ。

[ガヴィル] ん? トミミのガキンチョはどこ行ったんだ?

[ウタゲ] ほい、救急箱だよ。トミミなら、あいつを倒す寸前に慌ててどっかに走ってったけど……

[ガヴィル] サンキュー。まさかあいつ、ちびったんじゃねぇだろうな。まあいいや、先に手当しとくか。

[ガヴィル] そうだ、お前らはほかにケガ人がいないか見てきてくれねぇか。いたら全員ここに連れてきてくれ。アタシが診るから。

[ケオベ] おー、おいらにまかせろ!

[ブレイズ] ハハッ、了解。

[ウタゲ] えー、めんど。

[クロワッサン] ほらほら、文句はその辺にしときや。

[ガヴィル] ドクター……ん?

[ユーネクテス] ビッグ……アグリー……

[ガヴィル] ズゥママ、わりぃな。バラバラにブッ壊すしかなかった。

[ユーネクテス] わかっている。

[ユーネクテス] 確認した限り、お前のエンジンは無事のようだ。あとで返そう。

[ガヴィル] そうか、そりゃあ助かるぜ!

[ユーネクテス] ガヴィル、ここに残るつもりはないのか?

[ガヴィル] お前と同じように、アタシにもやりたいことが見つかったんだ。

[ユーネクテス] 医者か?

[ガヴィル] ああ。

[ユーネクテス] 医者をやるのは楽しいか?

[ガヴィル] うーん、機械を作るのは楽しいか?

[ユーネクテス] 楽しい。

[ガヴィル] そういうことだ。

[ユーネクテス] だが、やはり大族長はお前しかいない。

[ガヴィル] ハァ? なんでだよ?

[ユーネクテス] ビッグ・アグリーを倒したからだ。ガヴィル、お前の勝利だ。

[ユーネクテス] 見ろ、また人が集まってきた、皆お前を見ている。

[ガヴィル] チッ、どうすんだ、ドクター?

[ドクター選択肢1] 自分で決めてくれ。

[ドクター選択肢2] ……

[ドクター選択肢3] 大族長ガヴィル万歳!

[ガヴィル] 答えになってねぇ!

[ガヴィル] ドクター、狸寝入りはやめろ! 医者のアタシには通用しねぇぞ!

[ガヴィル] ドクターてめぇ、マジで一発殴ってやろうか?

[トミミ] ガヴィルさん、大丈夫ですか!

[ガヴィル] ん? ああ大丈夫だ。どこに行ってたんだ?

[トミミ] え? あっ、その、急にトイレに行きたくなっちゃって!

[ガヴィル] そうか……ん?

[トミミ] どうしたんですか、急にじっと私を見つめて……

[ガヴィル] ハハ、この手があった!

[ガヴィル] みんな聞いてくれ!

[ガヴィル] アタシはビッグ・アグリーに勝った! だからこれからはアタシが大族長だ!

[ガヴィル] そこで、お前らに言いたいことがある。それは――

[ガヴィル] 拳こそがすべてだ!

[トミミ] えっ、ガヴィルさん、大族長になってくれるんですか?

[ガヴィル] しかーし!

[ガヴィル] アタシには、まだ大事な用がある! だから、やっぱりしばらくここを離れなきゃならない。

[ガヴィル] だが心配すんな! アタシがいない間、トミミがここをまとめる。

[ガヴィル] お前ら全員、このトミミをアタシだと思え!

[トミミ] えっ、えええ?

[ウタゲ] えっ、そんなので大丈夫なの? ここの人たちって、実力至上主義なんじゃないの?

[ユーネクテス] ガヴィルはすべてに打ち勝ち、大族長になった。ヤツの言葉は当然受け入れられるだろう。

[ガヴィル] ハハッ、ズゥママ、機械も面白ぇけど、やっぱりアタシは拳の方がいい。

[ユーネクテス] ふんっ、私はまだお前の考えを認めたわけではない。いずれもっと強い機械を作って、お前に再挑戦する。それを忘れるな。

[ガヴィル] いいぜ、待っててやるよ。

[ガヴィル] おっとその前に、アタシと一緒にロドスに来い。

[ユーネクテス] なぜだ?

[ガヴィル] お前の鉱石病を診てもらうんだ。

[ユーネクテス] 断ってもいいか? 私はまだビッグ・アグリーを……

[ガヴィル] こればかりはダメだ。それに今はアタシが大族長だ。お前がなんと言おうが、引っ括ってでも連れて行くからな。

[ユーネクテス] わかった。

[トミミ] ……ガヴィルさん、やっぱり行っちゃうんですか?

[ガヴィル] ああ。飛行ユニットにエンジンをつけ直したら、すぐにでも出発するつもりだ。

[トミミ] ……

[トミミ] ダメです。

[ガヴィル] は?

[トミミ] い、行かせません!

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧