aklib_operator_ニェン

ページ名:aklib_operator_ニェン

このページでは、ストーリー上のネタバレを扱っています。

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プロファイル

基礎情報

【コードネーム】ニェン

【性別】女

【戦闘経験】非公開

【出身地】炎国

【誕生日】9月9日

【種族】非公開

【身長】165cm

【鉱石病感染状況】非公開

能力測定

【物理強度】標準

【戦場機動】標準

【生理的耐性】標準

【戦術立案】標準

【戦闘技術】優秀

【アーツ適性】欠落

個人履歴

無職。様々な金属工芸に精通しており、身分不相応というほどに深い冶金の知識を持っている。現在、訪問者としてロドスに滞在しており、時としてロドスの金属加工事業に助言する。エンタメ関連の仕事が得意と主張し、よくオペレーターたちに作品を提供しているが、評判はイマイチ。

健康診断

訪問者としてロドスに滞在し、なお医学検査を頑なに拒否している。

飲み対決、サイコロ転がし、レスリングなど一連の勝負の後、彼女の生体データ採取の件はあやふやになった。

 

「惜しい!最後のクライミングでガヴィルさんが負けてしまうなんて!勝ったら彼女に検査を受けさせたのに。

それにしても、まさかあのガヴィルさんが医療部に貢献できるなんて。頑張って、ガヴィルさん!来年は絶対行けるはずです!」

——医療オペレーターハイビスカス

第一資料

ニェンはいつロドスにやって来たのか、はっきり覚えているオペレーターはほとんどいない。

意外なことに、ケルシーはいつものように訪問者を追い出すことはなかった。「奴の好きにさせろ」という言葉だけ残し、手術室に向かったのだ。

ニェンとアーミヤは良好な関係を築いているが、二人は顔を合わす機会が少ない。

その原因はおそらく、アーミヤはいつも仕事三昧だが、ニェンはいつも休んでいる――あるいは休暇中というべきか――とにかく一日中ブラブラしているからだ。

彼女はロドスの雇員ではないため、オペレーターたちもその行動について口出しはできない。

幸いなことに、彼女は他人の仕事を邪魔しない主義で、自分なりに楽しむことがほとんどだ。そのために、多くのオペレーターは彼女の行いには見て見ぬふりをしている。

 

「『他人の仕事を邪魔しない主義』?仕事している人間に麻雀の誘いをしてくるの、誰か止める人はいないのか?」

——オペレーターヤトウ

第二資料

態度はやや難有りだが、ニェンは心優しい人と言える。特にエンジニアオペレーターたちと共にいる時の彼女は、「熱心」とも言えるほどだ。

彼女は材料や材質などについてエンジニアオペレーターたちと熱く議論し、新型合金の設計や実験にも参加する。構造的な問題になると、エンジニアオペレーターたちと共に何日間徹夜することすらある。

少なくともエンジニアオペレーターたちにとって、ニェンは決して「ブラブラしてる」ような人ではない。

設計図に向かって、武器デザイナーたちと熱弁をふるう彼女を見て、筆者はこう推測した——おそらくニェンはありふれた仕事より、ただ全ての時間を趣味に注ぎ込むタイプなのだと。

しかし、エンジニアオペレーターのオファーを出された彼女は、それを断った。

特筆すべきは、ニェンは金属加工業の從業者に対して、他よりかなり優しいことだ。基本的にこんな扱いを得られるのは、彼女がいわゆる「独立映画」とやらの撮影を予定している時、その役者候補である人間たちだけだ。

一体なぜだろう。

第三資料

ケルシーの許可を得た後、ニェンは作戦チームに入って一部の任務に参加した。本人としては「ただの退屈しのぎ」らしいが、他のチームメンバーからすれば、戦場で彼女から受けた支援は決して遊び程度のものではなかった。

ニェンの戦闘スタイルは遊びであるはずがない。戦場での彼女は力強い戦士だ。

彼女は重装オペレーターでありながら、鎧の着用はまったくせず、なのに怪我一つしたことがない。

本人曰く、戦場に持ち込んだ装備のおかげだという。

鈍重な盾であれ、奇妙な形をした剣であれ、彼女は自在に使いこなす。更に、彼女は盾を戦場の各所に分散させ、解明不可能な技巧を駆使し、様々の攻撃からチームメンバーを守ることができる。

術師オペレーターたちの話によると、これらの芸当はアーツとはまったくの無関係らしい。が、チームメンバーたちにとって、それは大して重要なことではないのだ。

効果さえあれば、前線にいるオペレーターは作動原理などに興味はない。そう、たとえ彼女が大剣でハガネガニを真二つに切ったとしても、その理屈に興味を抱く人はいないだろう。多分。

 

基本的に、エンジニアオペレーターたちはニェン自前の装備への分析やリバースエンジニアリングをオススメしない。

「やっても無駄だから。あんなもんは俺らで作れるわけないし、あいつ一人で楽しくやればいいよ。」

この話を聞いた彼女は、少し凹んだという。

だが、ロドスの第三~第六作業場が三ヶ月間連続で稼働し、実験廃棄物も大量に増えた件について、エンジニアオペレーターたちは決して口にしない。これもモチベーションが上がった証拠なのでしょう。

第四資料

【権限記録】

もう待ちきれねぇんだよ。原因は一つだけ。やかんの上に座ってるのに、お湯が沸いた今、これ以上待ってられるか?

私には十一人の兄弟姉妹しかいねぇんだ。別に助けを求めに来たわけじゃねぇよ、こんな状況で私たちを助けられる人なんていると思うか?

考えてみろ、私たちの誰か一人が死んだら、そいつと「相応のモノ」はこの世から消える。私が死んだら、私の全てはこの世から消えるんだ。

もし人が夢の中で世界を織り成すというならば、私の夢も、そろそろシャボン玉のように破滅するだろう。

言ったろ、私は助けを求めに来たわけじゃない。ただ、この夢の破滅を誰かに見届けてもらいたいだけだ。

見届けるってのは、何かが存在したことを証明することだ。

黙ったまま自分の全てが消え去るのは嫌だからな。

 

ああ、この話はケルシーに言っていいよ、覚えとけって。忙しいのは分かってるが、これはあいつが知っておくべきことだ。

昇進記録

「白き獣あり 其の数は九

其の腹は釜の如く 其の角は赤銅の如し

時を経るに従ひて色変じ 幾んど日気に近くなりぬ

……

曰く 天に洪炉ありて 地が五金を生まん

人は十種あり 獣は百種に及ぶ

……

策略殺戮の果てに得らるる平和は脆く儚し

国は腐敗し器は錆びゆく 全ては夢の如く消え失せにけり」

 

文書は既に所々ぼやけていて、解読不可能となっている。

 

ボイス

ボイス(デフォルト)
秘書任命

あー、暇だ。街ブラもいいな……よし決めた、出かけんぞ!……おい、さっさと靴を履き替えんだよ。もちろん私と一緒に行くんだ、それ以外にあるか。

会話1

つまんなそうな顔しやがって……やるよ、オモチャだ。仕事中?仕事はつまんねーもんだろうが。気をつけろよ、ぼやっとしてたら、この小さな人形があっという間に消えてなくなるからな。

会話2

あーあ、腹減ったな。とは言え鍋を打つは易し割烹するは難しってな……うちの弟の中に一人料理上手がいてな、家族みんな集まった時に、何か食いたいって言やすぐに作ってみせんだよ。アレこそ料理人ってやつだよな!それに比べりゃロドスの料理は何ともまー味気ねーこと。

会話3

龍門も悪くないんだけどさ、なんつってもメシの味付けが物足りないんだよな。全ッ然辛味が足んねーのなんのって、ありえないよな!いいか、辛味ってのは生き方なんだ。ちょうどいい痛みと強烈な衝撃が舌の上で爆発すりゃ、オメーだって「人生とはこれほど滋味豊かなものだったのか!」って思うはずだ。

昇進後会話1

私の生業はな、元は生活に根付いた技術の一つだったんだ。でも私は俗世の影響を受けやすいってことで、今となっちゃ戦火に身を焦がす羽目になってんだ。武器を手に持つ感覚にも慣れちまった、というか持ってないとなーんかしっくりこないしな、むずかしーもんだな。

昇進後会話2

儀式が受け継がれてく理由は、儀式自体に何か意味があるからじゃなくて、それが人に与える意味の中にあんだよ。演出には実りがあって、願いも満たされる。しかも私好みのストーリーになってるときたもんだ、喜んで参加するに決まってんだろ。

信頼上昇後会話1

現実に馴染めないやつは、そのうちその現実に淘汰される。そんなの誰でもわかる常識だろ?なのにうちの兄弟姉妹に、まだ見栄を張ってるやつが何人もいる。そんなつまんない生き方をしてりゃ、歳月が苦になってくだけだってのにな。

信頼上昇後会話2

こんだけ長く生きてりゃ、夢も朧になるってもんだ。はぁ、夢を見るよりもやるべきことがあって、だから「生きてる」って実感できるのかもな。生きるのは大変だけど、人が必死に生き抜く様はたまらなく好きなのさ。さーて、オメーに私の金床になる度胸はあるかな。

信頼上昇後会話3

鍛冶はありふれた工芸に過ぎねぇけど、むかーしの暮らしの起源の一つでもあるんだ。他のものが全部消えちまっても、鍛冶だけはしっかり世に残してみせる。これはずーっと昔に選んだ道だ。オメーだって大事な選択はしたことあるだろ?その結果は絶対に見届けろよ。見届けてやっと、円満ってもんさ。

放置

また寝ちまったのかよ。もう起きろって、一緒に買い物いくぞ。ほらはやく!

入職会話

誰かー?御社のスタッフからここでいい暮らしができるって聞いたんだけどさ。寝食はタダ、遊びも充実してるって……ん、関係者以外立ち入り禁止?そんなこと言うなよ、少しは私の顔を立ててくれよ。

経験値上昇

あぁ?こんなの私にゃ何の役にも立たねーよ。技術はそれを重んじるヤツが使うからこそ活きるんだよ。

昇進Ⅰ

昇進?考えてみりゃ……そうだ、昔も同じようなことがあったな。まぁいいんじゃない、感謝しといてやるよ!

昇進Ⅱ

人には器具と同じように格付けってもんがあんだよ。オメーはそん中でも面白い、というか……ちょっと異質ってとこかな?オメーになら兵器を鋳造してやる価値はあるかもしんねぇけど、剣を打ったところで、戦えないなら宝の持ち腐れってやつだな。

編成

「干戈(かんか)の交わり」ってやつは、どの時代になっても避けらんねぇもんだな。

隊長任命

あ?指揮?そんなのやったことねーし、できるかな。

作戦準備

武器を打つ鍛冶師はな、そいつで流れる血まで背負わなきゃいけないんだ。

戦闘開始

この剣でお前たちが生きる価値を、その肉体ごと切り裂いてやる。

選択時1

へぇ?私にやれってか?

選択時2

鋳(ちゅう)とは柱(ちゅう)、すなわち鋳造は万象の主柱なり。

配置1

「生殺(せいさつ)の機、焉(いずく)んぞ能(よ)く拱手(こうしゅ)し相(あい)譲らん?」

配置2

ふんっ、さっさと片付けるぞ。

作戦中1

子(し)の矛を以て、子の盾を陥(とお)さば何如(いかん)、そしたら全部ドカーンだ!

作戦中2

私の身体の内部は、一千四百度にもなんだよ。

作戦中3

「明王聖帝(めいおうせいてい)、誰(たれ)か能(よ)く兵を去(さ)らんや?」

作戦中4

なぜこの私がお前ら劣等品のために時間を浪費しなくてはならないんだ。

高難度作戦クリア

いいねぇ!オメーの中に僅かな希望が見えたぞ!

★3で戦闘終了

こんなツマミじゃ小腹だって膨れねぇよ。

★2以下戦闘終了

おい、オメーやらかしたな?鋳造物に気泡が混じるのはやべーだろうがよ。

作戦失敗

みっともねーなぁ……私が本気を出せば、お前たちに降りかかる危険は、今の比じゃないかもしれないぞ。

基地配属

部屋を自分で飾り付けてもいいか?

タッチ1

えぇい、やめろって。

信頼タッチ

こら動くんじゃねぇ!飾り付けてやってんだ、じっとしてろ!

タイトルコール

アークナイツ。

挨拶

ドクター、メシは食ったか?

 

逆理演算

「除夕」 / 炎国・庭園

ニェンとシーの姉妹関係は、「良い」や「悪い」といった単純な言葉では表せない。もちろん、二人の性格が合わないのは事実である。一人は落ち着いた気性で、もう一人は大雑把な性格であり、一人が相手を「見てくれだけ」呼ばわりすれば、もう一人は相手を「調子に乗っている」と言い返すのだ。何より大きな違いは、ニェンが超の付くほどの辛党であるのに対し、シーは少しの辛味も受け付けない点だろう。ではそんないがみ合う二人が、一体いつ姉妹らしく振る舞うかと問われれば、答えは簡単――喧嘩の時だ。

 

コーデ

デフォルト(昇進0)

オペレーターの普段着。

実用性は制服に劣る部分もあるが、オペレーターが最も着慣れているコーディネート。

デフォルト(昇進2)

昇進後調整された服装。

オペレーターの経験に基づき細部の改善が図られ、より作戦に特化したものとなっている。戦闘向きでありながら、オペレーターが着慣れている服装を極力再現した。

0011/III - 楽逍遥

ニェンの私服。

0011ニューモデル/楽逍遥。龍門の職人の手縫い仕立て。顧客の要望にしたがって24種類の異なる民族衣装をデザインしたが、最終的にはサイコロを転がしてこの衣装に決まった。

彼女は服が体に合わないと言い出して、適当に一着選んで自分で直した。

 

モジュール

ORIGINAL / ニェンの記章

ニェンは戦線を維持しつつ敵を食い止めることに秀でている。

外勤部門の決定に基づき

外勤任務においては重装オペレーターとして区分し、重盾衛士の責務を担う。

特別に本記章を授与し、

その証明とする。

 

PRO-X / 混沌の隊列

僻村に有りし李(リ)氏という者、畑を耕し、人形を掘り出す。長さ一尺余り、栩栩然として生きているが如く、しかしてその材質判ずること能わず。子に渡せば、子それを甚く愛す。

李の子その人形を携え、隣人の子と戦を真似て遊ぶ。人形は軽く且つ固く、それにぶつけられし物即ち毀たれる。隣人の子、多くの土の人形を取り出すも、敵う物なく、甚だ怒るとおもむろにその人形を農具で打つ。農具は壊れ、しかして人形は損なわれず。

李の子ますますそれを大事に思い、必ず枕元に置き、然る後に寝る。

隣人の子、その父に人形のことを話す。

その父、性貪婪にして、かつて盗みを働く。話を聞き、人形を宝物と思う。

ある日、都市が僻村の近くへやってくる。隣人、都入りせんと欲し、貴人へと献ずるため夜に李氏の家へ入り、人形を盗む。

すぐに道端で人と行き会う。その人に曰く「夜道を行けば疲れること甚だし。しばし休むに如かず。」隣人は答えず。また曰く「子の手にするは稚児の玩具なり。人が知らば子に益はなく、かえって災い有り。とく返すべし。」

隣人は大いに驚き、行き会いしが奇人と知る。前に出ること能わず、ただ頷く他なし。奇人、その心中を知り大笑する。隣人は怯え、敢えて奇人の顔を見ず。やがて声は止み、見れば奇人は既に去れり。

隣人、災いを恐れるも引き返さず、かえって都市へと足を速める。しかし人形は袋の中で重さを増し、やがて抱えること能わず、これを引きずる。

瞬く間に力尽き、頭は靄がかかる。奇人が人形を奪うを恐れ、袋の上に伏し泣いて辺りを見回すも、遂に人形を手放さず。

翌日、商人がその道を通り、地に伏した男を見る。俄かに目覚めたその者、袋を掴みて曰く「人形を奪うことなかれ!」しかし袋の中には何一つなし。商人、その男を狂っているとし、放っていく。隣人はふらつきながら家へ帰り、やがて病で没す。

李の子目覚め、どこにも人形を見つけられず、泣き続ける。隣人が盗むを見たという者有り、李氏は隣人を問いたださんとするも、その病篤き様を見て問えず。

村の者、皆あの人形を不吉とする。李の子反論するも、説き伏せること適わず、やがて怒りて何も言わず。李氏、自らの子が隣人と同じ道を辿るを恐れ、子をつぶさに見守るも、子は病むことも狂うこともなく、やがて鍛冶を始める。李の子に訳を問うもの有れば、答えて曰く「あの人形は神仙妖怪の手の物にあらず。人の手による物なり。我、より優れた人形を作らんとす。」

李の子は長じれど鍛冶をやめず、その技は神にも通ずると思われ、その名は都までも届く。官庁もその才を称え、彼は天師へ抜擢されり。

また五年が経ち、李氏は人形を鋳りて、工部へと捧げる。人形、兵士の形をし、甲冑を纏い、利器をその手に持つ。軽く且つ固く、暴雨に晒されども錆びることなし。尚書驚きて事の経緯を問えば、李の子、幼い時分の出来事を語る。尚書、黙して何も答えず。

李の子、齢九十にして亡くなれど、その技は数多の者に伝えられ、今に至るまで用いる者も有り。

 

PRO-Y / 「扉叩くことなかれ」

あぁ、歳よ!

この地は広く、人多し。

御身は生まれながらの傑物なり。

天地を思うままに行き、鱗より落ちたるかけらは時に地に積もり丘となり、青々とした群山はことごとく御身の下でひれ伏せり。

御身の言葉はそれすなわち海の如き神秘の秘術なれば、炎国に轟く御名は天ほどに高し。

御身は自然法則を統べ括り、様々なる法術の扱いに堪能にして高尚なれば、自然のすべてがあなたの助力となり得たり。

人との交わりを申さば、炎国の民草は御身の徳を心より崇め、獰猛なる獣の身なれどかくも仁義に厚きものかと口にせり。

また、御身の純朴と善心を称え、かくも麗しき獣あれとやと感嘆せり。

今日に至れど人々はいまだ、歳はみだりに殺生をせぬ品徳を有すと口にす。

昔、御身は天地の狭間にて乱れし気流を鎮め、其を雲と成し雨降らせ、炎国に吉兆をもたらせり。

御身は細やかなる策を巡らせ、炎国人の行く末がため、御身の同胞を殺めたり。

御身は斯様に無私寛大なれば、まさに天下の人々の栄光なり!

……

御身の滅ぶる時、山湖までもが共に嘆き、草花は涙し、万人が御身の美しき心に胸打たれたり。天地も幾重なる霧を立たせ、強き秋風を幾度となく吹かせり。

御身を想いし人々は、雲眺むれば其に果てなきを恨み、川眺むれば其が止まらぬを憎む。

御身の滅ぶる時、香炉の香は燃え尽きて、我が兄弟姉妹も去りゆかば、墓を守るは我ばかりなり。

御身の策破れ、居所も滅びたることは、老若の知るところなり。

いとあさましきことこの上なし!

斯様な惨禍を前にして、御身は口惜しきをおぼえぬか?

これなる災いを引き起こせし者は誰か?

御身は斯様に落ちぶれたれば、なおも重ねて百の身体あれど、真の身体を取り返せしことあらんや?

歳よ、歳よ、史書には御身の行い記され、幾千年後も、詠い継がれ称えられん。

■■おかしきかな!

……

真龍曰く、歳在る限り、私はいずこへもまかりならぬという。

約束せし百年を過ぎて、私もとうに疲れ果てぬ。

今やいみじく味気なし。外へまかりて、火鍋など食うとす。

 

――蝋燭を灯し、扉を三度叩いたあと、司歳台持燭人が陵墓へと入った。

その時には、守り人はすでにいなくなっており、代わりに南東の一角の壁に文字が刻まれているばかりだった。

字は壁に深く刻まれ、その内容と形式を見るに、恐らくは彼女が残した……歳への追悼文だろうか?

 

ニェンの潜在能力強化に用いられる。

古風な意匠の匕首。一度殺しに使おうとする途端、匕首の刃が消えてしまうという。

 

指名券採用

いつも様々な娯楽の中心で盛り上がっている。

遥か炎の地より来訪した不思議な賓客・ニェン。少しぐらいなら助けてくれないこともない。

 

紹介文

省略

 

登場ストーリー

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