遠隔操作型(ジョジョの奇妙な冒険)

ページ名:遠隔操作型_ジョジョの奇妙な冒険_

登録日:2010/09/22(水) 23:55:56
更新日:2023/08/17 Thu 15:36:52NEW!
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ジョジョの奇妙な冒険 ジョジョ スタンド 遠隔操作 セルフパシリ 見えないラジコン いざというとき手元にいない 力仕事は超ニガテ 遠隔操作型



だがな 物事というのは短所がすなわち長所になる
わたしのスタンド「恋人」は 力が弱いぶん
一度体内へ入ったら
どの「スタンド」より遠隔まで操作可能なのだ
何百kmもな…


遠隔操作型とは、漫画ジョジョの奇妙な冒険に登場するスタンドのタイプの一つ。


主な特徴として


  • スタンドによって差はあるが、本体から遠く離れて行動できる
  • 基本的にパワーは弱い(何らかの手段によって、パワーを上げられるスタンドも存在する)
  • 本体と視界を共有できる


中には分離、変形をする物やある程度自動で追尾するスタンドもいる。


また、遠くまで移動できるが弱点として本体と離れ過ぎている時に本体は無防備になり、
あまり遠くに移動させすぎると身を守る時に本体の元への到着が間に合わなくなる場合がある。
スピードが超スゴイスタンドが多いのも特徴。
戦闘スタイルは遠隔自動操縦型と類似している。大きな違いは「精密動作性」と「本体へのフィードバック」。
ただし、能力によっては区別をつけ辛く、そもそも描写がごっちゃになっている場合もある。
また、近距離パワー型と違い、弾丸を発射するような明確な「射撃攻撃」を行うスタンドも多いのも特徴で、
これはスタンドの持つ破壊エネルギーや像の一部を遠隔地まで届かせる事ができる、といった遠隔操作型ならではの特性によるものと思われる。


また、近距離パワー型、遠隔自動操縦型には無い特徴として、
「スタンドの像が複数体存在する」場合もある(ハーヴェスト、セックス・ピストルズなど)。このようなタイプを特に「群体型」と呼ぶ事もある。
群れを成す小人のようなスタンドが多い。
本体へのダメージフィードバックも像の数だけ分割されているようで、500体もいるハーヴェストなどは数体潰したくらいではダメージが無いが、
6体のセックス・ピストルズは1体やられると大きなダメージを負っている。

基本的には複数の像の間でも能力は変わらない。数も含めて能力である。
ただしバッド・カンパニーは個体によって兵科=装備や専門分野が違ったり、ピストルズは性格が個体毎に異なるなど例外らしき描写も多々あるため、絶対ではない。



「近距離パワー型より遠隔操作型の方が強いじゃん」


と思うかもしれないが、それは間違い。
前述の通りパワー自体は近距離パワー型に劣る事が多く、強引に突破されて正面からの殴り合いに持ち込まれたらまず勝ち目はない。
また距離を取りすぎるとすぐには回収する事ができず、本体が無防備になってしまい、その隙をつかれて倒される事も多い。
作中で近距離パワー型を苦しめた遠隔操作型の多くは能力が優れているか、本体の立ち回りが上手いか、数の暴力で封殺したか、
いずれにせよ「真正面からの殴り合いを避ける」事で初めて優位に立てている場合が殆どである。
花京院やナランチャは威力が高い飛び道具を保有している為近距離でも案外なんとかなっている。


要は能力の使い方一つなのだ。



主な遠隔操作型スタンド


第3部
この頃から距離と破壊力の反比例関係は示されているが、それでも設定がまだ固まり切っていないのか、距離に対する破壊力は後続部のスタンドより高め。
後の部に比べると「能力ではなくスタンド像自体の肉体や武器で攻撃」というタイプのスタンドが多いため、その影響もあるかもしれない。

体を紐状にして伸ばす(=本体と距離を置かずに移動する)事で100mほど先でも活動できる。人型の際はどれくらいの射程なのかは不明。
飛び道具だからか、遠距離型にしては高い攻撃力を持つ必殺技・エメラルドスプラッシュを有する。


羽で飛行し、オラオララッシュを軽々と交わす驚異的なスピードを誇るクワガタ型のスタンド。攻撃は口のタワーニードルで行う。


本体の恨みのエネルギーに応じて強さが変化する。その為にわざわざ標的の前に現れ攻撃を受ける。
恨みが直接的なパワーに反映される為、遠距離の割に殺傷力はかなり高い。


鏡の中に潜み、鏡に移った標的を攻撃するミイラ男のような姿のスタンド。
ナイフが得物なので実際の殺傷力が射程と反比例していない。


相手に取り憑いて成長する人面疽のスタンド。人体と一体化しているためかパワーは強い。


人体に開けた穴に霧の糸を通して自由自在に操る霧のスタンド。


史上最小にして最弱(自称)のスタンド。(※DIO様公認の最弱はサバイバー)
人間の体内に侵入して神経を操り、自分が受けた痛みを取りついた相手に感じさせる事が可能。
スタンド屈指の非力さと極小サイズと引き換えに、数百kmという破格の射程距離を得ている。


太陽そのものの姿のスタンド。パワーだけなら近距離型以上。本体の上空に固定というかなり特殊なスタンド。


あらゆる鉱物に化けて攻撃する。本体との距離に応じてパワーも変動し、近距離型の特徴も併せ持つ。


水のスタンド。本体は盲目だが、数キロ先の音を聴き分ける超人的な聴力でスタンドを遠隔操作する。



第4部

ゲブ神に似ているが水と一体化する事で広範囲に広がる事が出来る。
作中では雨の水、加湿器の蒸気、などと一体化した。


初めて登場した「群体型」のスタンド。ミニチュアの軍隊の形をしている。
少なくとも虹村宅内なら自在に行動できるくらいの射程距離があるようである。
銃器持ちなので殺傷力は高い。


音に関する能力を持ち、進化していったスタンド。
ACT3は射程距離5mの近距離パワー型だが、ACT1は以降も偵察に使われている。


  • レッド・ホット・チリ・ペッパー/本体:音石明

電気がある限りどこにでも現れ、無尽蔵に強くなる。逆に電気を得られない場所ではほとんど力を発揮できない。
そのため遠隔操作型でありながら近距離型と同等の破壊力:A・スピード:Aという驚異的なステータスを持つ。


荒木飛呂彦公認、最強のスタンド。
500体もの数が存在するため、本体へのダメージのフィードバックが発生しにくい。
小銭拾いにおいては自動操縦させていると思われる。


体を分離させて時速60キロのスピードで敵を追跡し、養分を吸い取るスタンド。閉じ込められてもワープして追いかける。
仗助と町中をChaseできる事から、射程距離は相当広範囲と思われる。
初戦時は完全に遠隔自動操縦だったが、再登場時は本体が動かしているようである。



第5部

二酸化炭素をレーダーで感知して射撃する戦闘機型のスタンド。
射程距離は50m、破壊力:Bと強力だが上記の方法でしか遠くを探れないという点が結構なデメリット。


全部で6体の群体型。NO.1、2、3、5、6、7の呼称で呼ばれる。尚、NO.4は本体のミスタ曰く「縁起の悪い数」として欠番となっている。
ミスタの撃つ銃弾を操作する能力を持ち、射程距離も銃弾が届く距離まで。
それぞれに自我があり、自分で考えて行動できる。


水面に隠れ潜む鮫のスタンド。
隠れた水面の面積によって大きさが変わるが、小さくても人の喉を噛み千切る事は可能。


標的の舌にとり憑き、喋りたい事と真逆の言葉を言わせる。
一時的に解除し、更なる混乱を引き起こす事も可能。



第6部

  • グーグー・ドールズ/本体:グェス

対象を小さくする能力を持ち、対象が本体のグェスに逆らうと自動的に現れて殺害するスタンド。
これまた自動追尾型っぽいが、オラオラされた際にはグェスもボコボコになっていた。


空中に浮かび、弾丸の軌道を変えるスタンド。こちらはピストルズと違い自我はない。


人間の『記憶』と『スタンド』をディスクにして抜き取る事ができる。
スタンドディスクを他の人間に与える事で、スタンド使いにして操る事ができる。
格闘能力が射程距離の割に高く、自意識を持っている事から遠隔自動操縦型の可能性もある。


  • C-MOON/本体:エンリコ・プッチ

プッチ神父が『緑色の赤ちゃん』と合体して、ホワイトスネイクが進化したスタンド。
殴った物の重力を裏返して破壊する事ができる。そのため攻撃力が非常に高く、徐倫達は最初は自動操縦型だと考えた。



第8部

本体やそれに近しい者を安全な場所、状況へと誘導する。


折り紙(スマホ等でも可)を踏んづけた人間の認識(人の顔や落ち葉など)を単一にする。


遺留品に残った『匂い』を形にして追跡する事ができる。



【その他】

スピンオフ小説、恥知らずのパープルヘイズにて登場。
狭い隙間に入り込み、諜報や暗殺を行うトランプのスタンド。


第3部のドラマCDに登場。
本体の持つ手回しオルガンから奏でられる「音」のスタンド。
音そのものがスタンドなのでスタンド使いにしか聞く事ができず、音を聴いたスタンド使いを思いのまま操る能力を持つ。


「利用者自身がスタンド使いになる」という設定で『ジョジョ展』をネットを通じて観覧できるサービスのために荒木先生直々にデザインされたスタンド。
インターネット回線を介して「本体」の分身を送り込み、遠隔地を自由に見る事ができる能力を持つ。
元々の本体であるディキシーは既に死亡しているためスタンド像が一人歩きしており、特定のサーバーにアクセスした人間を4分間だけ「本体」として扱う珍しいタイプのスタンド。
分身の操作自体は「本体」が行うため遠隔操作型と思われるが、条件に沿って本体を自動的に探し出す習性は自動操縦型にも近いと言える。




関連


「い、いつの間に《追記・修正》されたんだ!?」


「まさか」


「相手は遠隔操作型か!」


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  • ハイプリエステスも遠隔操作だが相手にとりつくのはエンプレスじゃね? -- 名無しさん (2013-03-01 16:09:23)
  • 遠隔操作型と遠隔自動操縦型がごっちゃになってない?あとハーヴェスト、ピストルズ、FFは遠隔操作じゃないよ -- 名無しさん (2014-06-06 10:33:50)
  • ナランチャに襲ってきたティッツァーノとスクアーロも遠隔操作型だな -- 名無しさん (2014-07-09 03:53:20)
  • シアーハット戦の時に億泰がいれば・・・ -- 名無しさん (2014-12-09 00:48:29)
  • キングナッシングが微妙そうに見えて結構便利能力、臭いの形を自動で追跡する所がミソかも -- 名無しさん (2015-01-16 02:14:20)
  • ↑ 遠距離でも働くハトの帰巣本能は嗅覚による臭気分析によるものっていうからバカにできんよな。ジョルノがミスタの銃をモグラに変えてボスの存在に気づいた前例もあるし探索・追跡役としてかなり高水準なスタンド。 -- 名無しさん (2015-03-29 02:10:06)
  • ハイエロは「一部をヒモ状にすることで遠距離にいながらも本体と繋がっていられる(遠距離にいってもパワーダウンしない)」ってだけで遠距離にいくだけならヒモにならなくても平気だぞ。 -- 名無しさん (2015-12-17 07:09:07)
  • 龍騎のミラーモンスター、ダークドライブの機能とかこれに似てる -- 名無しさん (2015-12-17 12:02:59)
  • 正直レッチリのマックスはやばい -- 名無しさん (2016-04-17 20:47:44)
  • 電力不足でピンチになったレッチリが億泰にボコられても一向に能力解除して消える様子を見せなかったり、靴屋での一戦で康一がエコーズを手元に戻すまで時間がかかって隙だらけになったりと実は『スタンドを消す』→『またすぐ近くに出す』ということができないのかもな。出し入れ可能エリアみたいなのがあって、そこまで自力で帰還しないと消せない、とか。 -- 名無しさん (2016-05-06 01:36:31)
  • …結構多いなwおい -- 名無しさん (2017-11-05 18:55:55)
  • 重ちーの顔が吹っ飛んだのは単に至近距離で爆発が起こったからじゃないのか? -- 名無しさん (2019-11-21 13:05:00)
  • ↑そうだと思う。本体へのフィードバックなら全身が焼かれているはず。 -- 名無しさん (2019-12-03 16:22:18)
  • どうでもいいかもだけど、項目名は「遠隔操作型」じゃなく「遠隔操作型スタンド」の方がいいんじゃ・・・ -- 名無しさん (2021-05-06 15:16:02)

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