コナンvs平次 東西探偵推理勝負(名探偵コナン)

ページ名:コナンvs平次 東西探偵推理勝負_名探偵コナン_

登録日:2016/5/28(土) 19:16:20
更新日:2026/05/21 Thu 14:33:41NEW!
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じゃあ、ぶっちゃけ西と東…


どっちが名探偵なんだ?




「コナンVS平次 東西探偵推理勝負」とは『名探偵コナン』において、江戸川コナン服部平次が協力して解決した事件のうちの1件。
単行本第74巻に収録。テレビアニメでは第651話として2012年3月24日に枠移動後では初となる1時間スペシャルで放送された。



以下、ネタバレにご注意ください。



【あらすじ】
ある用件のために、またまた東京へ来ることになった平次と和葉。東京へ来ることになったことを世良に話したところ、平次は新一のライバルという話になり、彼らのどちらが名探偵なんだとついコナンと蘭に尋ねる。コナンは新一だと答えようとしたが、その話を立ち聞きしていた平次は自分の方が名探偵だと言い張って譲らない。そんな時、別行動でファミレス「ダニーズ」を訪れていた和葉はトイレで男性が毒殺される事件に遭い、平次に連絡する。和葉を迎えに行こうとした平次だったが、世良はこの事件で西と東、どちらが上かはっきりさせようと提案。その推理勝負にノリノリの平次と微妙そうな顔をして承諾するコナン。はたして事件の真相は?そして西と東の推理対決の行方やいかに……。



【事件関係者】
※いずれの名前も「ファミレスチェーン」からとられている。


  • 被害者

ファミレス「ダニーズ」のトイレで死亡していた男性。
携帯電話が水没しており、身元が分かるような所持品も持っていなかった。青酸系のが混入された飴玉を舐めた事による毒殺であり、被害者が死ぬ間際の言葉を聞いていたキャメルは自殺と判断。だが、被害者が関西弁で話していたことで平次は自殺ではなく他殺だと推理。死ぬ間際の言葉で被害者が犯人を幼馴染と言っていた事から犯人は関西人で被害者と同年代であることが推測されるため、ファミレスで30代から40代のアリバイのない客に絞り込んでいる。

  • 須貝絡利(すがい らくとし)

CV:五王四郎
ファミレス「ダニーズ」で食事をしていた客の一人。39歳。
自称東京生まれで米花町のマンション在住。事情聴取中に汗をかいているが、これはカレーが辛いせいで汗をかいたとのこと。ファミレスからなかなか出してくれなかったことで腹が減って、事情聴取前にカレーを注文しており、平次は人が一人死んでいるのに注文を取るなと店員に思っていた。
名前の由来は「すかいらーく」から。

  • 甘粕亨(あまかす とおる)

CV:田中一成
ファミレス「ダニーズ」で食事をしていた客の一人。36歳。
自称東京生まれで杯戸町のアパート在住。友達からは「甘(あま)」と呼ばれている。事情聴取中に汗をかいているが、これはラーメンが辛いせいで汗をかいたとのこと。東京生まれの東京弁で話すが、平次は甘粕が話すたびに何故かイライラすると感じている。
名前の由来は「ガスト」から。

  • 東條参平(とうじょう さんぺい)

CV:広瀬正志
ファミレス「ダニーズ」で食事をしていた客の一人。45歳。
自称三代続いた江戸っ子であり、米花町の家に住んでいる。事情聴取中に汗をかいているが、これは汗っかきだからとのこと。人が死んでいるのに食事ができるほど図太くはなく、注文した麻婆豆腐に手を付けず、注文していた水菓子もキャンセルしている。
名前の由来は「ジョナサン」から。



【レギュラー陣】

ご存知主人公。
今回の事件では、世良の提案で新一の連絡役として推理対決をすることになる。推理勝負については最初は微妙な顔をしていたが、平次に一歩リードされたことや平次に「オメーの方が上でいいから…」と言わされたりと、不満を抱いている。

ご存知蘭姉ちゃん。
今回は事件の傍観者であり、和葉とおしゃべりをしていた。世良の母親には会った事が無いらしい。だが…。事件の最中に東條が頼んでいた麻婆豆腐を食べていた。
捜査の一助のためとはいえ、殺人事件直後の現場で食欲がある時点で色々感覚が麻痺しているかもしれない。流石は犯罪都市米花町の住人

ご存知おっちゃん。
今回は西と東の推理対決という事で傍観者。最近は、事件現場に入る時に警官から目暮に呼ばれたと勘違いされてスルーされることも多いという。事件の最中に甘粕が頼んでいた塩ラーメンを食べていた。

ご存知色黒関西弁探偵。
東京に用事がある事や最近コナンの周りを嗅ぎ回っている世良の顔を見る為に上京。世良に焚き付けられコナンと推理対決する事になるが、外交官殺人事件の時とは違い今回は目の前に新一がいる事を理解しているので、かなりノリノリだった。キャメルから被害者が自分と同じ喋りだった事を聞かされ、事件は自殺ではなく殺人事件だと推理して、推理勝負に一歩リードしている。

ご存知関西娘。
ファミレス限定のレトルトカレーを探しに行った際、ファミレスで事件に巻き込まれる。事件の最中に須貝が頼んでいたカレーを食べていた。

ボクっ娘女子高生探偵。
推理勝負の発案者であり、今回の事件では審判として新一と平次の推理対決を黙って聞いている。また、コナンが事件の真相に気づいた時もまるでコナンを新一だと知っているような反応をしていた。ちなみに平次から男に間違われて乳が寂しいというセクハラ発言を受けているが、本人としては「母親は胸があった為これから成長する」との事。

ご存知警視庁の警部殿。
また事件現場に来ている小五郎に皮肉を言っていた。現場に世良も来ている事に「君も来ていたのか」と心の中で思っていたりと、あまりいい印象を持っていない事が伺える。

ご存知高木君。
事件の概要について説明している。

FBI捜査官。
ダニーズには一度仲間と食べに行っており、そこのカレーの味が忘れられず、一人で食べに来た時に事件に巻き込まれる(服部「そんなに美味いのか?ここのカレー」)。事件の第一発見者であり、すぐに現場を封鎖して、店から客を出すなと指示したりと手際良く現場を保存した。世良の顔を何処かで見た事がある印象を持っている。

FBI捜査官。
事件に巻き込まれたキャメルを迎えに来ている。彼女も世良の顔を何処かで見た事があり、誰かに似ていると感じていた。

FBI捜査官。
事件に巻き込まれたキャメルを迎えに来ている。世良の顔を見た事が無いと言うが、写真を見ただけで女性だと見抜いている。



【手がかり】

  • 被害者の最後の言葉

「阿部という人に毒を盛って殺したのは自分で、自分は責任をとるしかない」と被害者が言っているのをキャメルは聞いていた。また、阿部という人物は被害者と親しい間柄だったようで、「阿部ちゃん」と親しく呼んでいた。


だが、「阿部ちゃん」というのは実は「アメちゃん(飴玉)」の事で飴玉に毒を塗って誰かを毒殺しているという意味だった。また、関西弁では「自分」というのは「お前」という意味を含む(日本語は世界の言語の中でも難しいので、標準語の日本語しか受けなかったキャンベルには無理は無いが)。それ故に被害者の言葉は罪の告白ではなく、相手を非難または自首を勧めている言葉だったと平次は推理している。

  • 注文した料理

小五郎が店の人から聞いた話によると、須貝や甘粕はそれぞれの注文をする前にケーキとコーヒーを注文して食べていた。東條はフルーツの盛り合わせも注文していたが、突然キャンセルしたという。



【以下、さらなるネタバレ】


























  • 魔法の料理

蘭達が食べている容疑者の注文した料理を聞いた時、コナンは真相にたどり着いた。コナンは事件の真相をまるで新一から電話で聞いたように振る舞い、ある料理を飲めば東京生まれと嘘をついている関西人だとわかると語った。ファミレスに頼んで作ってもらった料理とは「味噌汁」であり、この味噌汁を飲んだ時、犯人はボロを出すことになる。







ええ加減にせぇよ、コラァ!!!


急にけったいな関西弁使いよって…どーいうつもりじゃ、ボケェ!!


  • 甘粕亨

今回の事件の犯人。
実は1週間前に埼玉にある建設会社で社長を殺害し、金庫から大金を盗んでいた。その犯行を今回の被害者である友人に知られ、ばらされる前に殺害した。


事情聴取の際にラーメンを「辛い」と言っていたが、彼が食べていたのは塩ラーメンであり、コナンは「しょっぱい/塩辛い」ではなく「辛い」と口にしたことで彼が関西人だとわかったのである。味噌汁も塩味の濃い味付けになっており、平次も味噌汁を飲んで「辛い」と言ったことに釣られて「辛い」と言ってしまいボロを出した。


また、甘粕は東京で生まれ育ったとアピールしていたが、東京の人が普通は使わない「東京弁」という言葉を使っていたことも指摘される。そして、コナンに下手な関西弁を使われることで「下手な関西弁を使われるとイラッとするのも関西人の特徴」通りに関西弁を使ってキレてしまい、自分が関西人であることを暴露してしまったのである。


ちなみに、関西出身だとバレていなくても決定的な証拠を持っていた。トイレで毒殺した後に手洗いで手を洗って毒を流そうとしたが、トイレに別の客(キャメル)がいたため死体を置いたまま手を洗うことができなかった。そのため、塩ラーメンを頼んで、それについてきたお手拭で毒が付いた手を拭き、そのお手拭を服のポケットの中にしまって隠していたのである(なお、甘粕は右利きだが、左手で煙草を持っていたのは右手にまだ毒が付いている可能性があると恐れていたから。その証拠にラーメンの割り箸が右側に置いてある)。その毒のついたお手拭を所持していたことが決め手となり、逮捕されている。


原作では大人しく連行されたが、アニメでは真相を暴かれた後にナイフを取り出して逃走を図る場面が追加されている。だが、逃走中に襲い掛かったのがよりによって蘭と和葉。勿論事情を知るコナンと平次は「そっちはやめたほうが…」と止めたも時既に遅く、蘭に襲い掛かった時は蹴りでナイフを叩き落され、その後で和葉に襲い掛かった時は逆に投げ飛ばされてしまい、そのまま気絶した。
コナン&平次「だから言ったのに…」

  • 東條参平

彼が注文をキャンセルした「水菓子」とは「フルーツ盛り合わせ」のこと。甘粕は彼もおかしい言葉を使っていると指摘しているが、水菓子は江戸の言葉のため、逆に甘粕が東京の人間ではないことを証明してしまった。ちなみに目暮も水菓子の意味を知っていた。

  • 柴宮研吾(しばみや けんご)

今回の被害者。
警察の捜査によると周囲にはアラフォーと誤魔化していたらしく、判明した名前も偽称の可能性があるとのこと。甘粕の友人であり、埼玉の建設会社でアルバイトしていた。社長殺害事件で第一発見者となっており、何らかの理由で甘粕が犯人だと気づくが、説得もむなしく口封じされてしまった。
名前の由来は「バーミヤン」から。

  • 江戸川コナン

今回の事件では平次に煽られて鬱憤が溜まっていたのか、真相を話す時は得意げな顔をしながら逆に平次を煽っている。また、「それも可能となりまんがな」並みのひどい関西弁を挑発のために敢えて使っており、そのことで甘粕だけではなく平次もキレさせている。
しかし下手な関西弁を使われるとイラッとするのも関西人の特徴とか言ってたが、あそこまで酷い関西弁使われたら誰だってイラっとすると思うが…(というか前述の酷い関西弁を使った回で実際に小五郎をイラつかせている)。

  • 服部平次

事件は他殺であり、犯人は関西人というところまでは推理できたが、関西では当たり前なことだった為か矛盾に気付くことができなかった。ちなみに平次が東京へ来た理由は次の事件で明らかになっている。

  • 推理勝負の行方

今回の推理勝負について、世良は引き分けと判断した。事件を解いたのは新一(コナン)であるが、事件の取っ掛かりを掴んだのが平次だったからという理由である。





関西の人はそれだけ、自分たちの言葉を大切にしてるってことなんじゃないの?


  • 毛利蘭

遠山和葉
事件解決後、「下手な関西弁を使われるとイラッとするのも関西人の特徴」というコナンの言葉を聞いて、関西人の心は狭いのではないかと考え込む和葉。だけど、蘭は和葉に、関西の人は自分たちの言葉を大切にしているとフォローを入れていれ、わざと関西弁を使ってみるなど和葉と仲良くしていた。


――仲の良い女性陣の傍で、コナンの珍妙な関西弁にキレた平次が怒鳴っていたので台無しだったけどな!



【余談】
今回登場した「ダニーズ」は『心のこもったストラップ』『紅の修学旅行(アニメ版)』等に、劇場版だと『異次元の狙撃手』と『純黒の悪夢』に、アニオリ回だと『偶然は二度かさなる』『高木刑事、手錠で逃走』等にも登場している。ただし店内で何かしらのトラブルが発生する場合もある。


コナンのにやけ面と似非関西弁を組み合わせたコラージュ画像が存在するが、元となっているのはこの話である。




追記・修正は広い心を持ってお願いします。

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