登録日:2024/02/27 Tue 21:01:58ワン
更新日:2026/05/22 Thu 08:53:57NEW!ニャ
所要時間:約 35 分で読めますメェ
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みんななかよし!わんだふる~!
色の指定が間違っています。とは、『プリキュア』シリーズ第21作目である。
●目次
【概要】
2024年2月4日から2025年1月26日まで放送された。全50話。
シリーズ構成は歴代プリキュア作品に複数回携わってきた常連・成田良美が担当し、キャラクターデザインにはシリーズ初参加となる内田陽子を起用している*1。
シリーズディレクターは『おしりたんてい』の2代目シリーズディレクターの佐藤雅教、プロデューサーは前作から続投する髙橋麻樹、音楽は前作に引き続き深澤恵梨香が担当。前作のBGMもいくつか流用されている。
サブ脚本は井上美緒、千葉美鈴、香村純子、赤尾でこ、平林佐和子。ゲスト脚本は神林裕介。
プリキュアシリーズでは初めて「プリキュア」の部分も込みでタイトル表記が全てひらがなとなった作品である。
メインモチーフは「動物」で、テーマは「動物も人も、みんな友達になれる!」。
数多くの動物と人が暮らす町を舞台に、人間同士は勿論、異種族との手の取り合いを通じて成長していく主人公達を描いていく。
前作『ひろがるスカイ!プリキュア』が、キャラクター設定や世界観等でシリーズの大幅な路線変更を行っていたのに対し、本作では再び主人公一行を人間界のごく普通の家庭出身に設定し、プリキュアとしての活動以外にも彼女達の何気ない日常生活にも焦点があてられるようにもなっており、どこか原点回帰と言えるような作風になっている。
一方で主人公が人間ではなく犬であったり*2、物語の序盤から前作以上に敵勢力の詳細が秘匿されていて敵幹部や組織の存在が本編の中盤になってようやく明かされる*3という展開があったり、そもそも敵のモンスターとは原則として今までのような肉弾戦をせず、追跡の末に語り掛けて落ち着かせて解決していく等、アプローチが変わっただけで前作から引き続き新機軸の展開にも力が入れられている。
また、作中では動物絡みの注意喚起が度々なされている。例としては「犬にグミを与えてはいけない*4」「コスメショップでは動物の苦手な匂いがある可能性があるので動物を入店させてはいけない*5」「野良猫に触ってはいけない*6」など。
更にはペットの寿命や死別についても作中で触れており、従来のプリキュアシリーズでは極力避けられていた「死」の描写に踏み込んだ事でSNSでトレンド入りするなど大きな反響を呼んだ*7。
今までのシリーズでは新たなプリキュアが登場すると既存のチームにそのまま加入するスタイルだったが、本作の場合は当初、ユキの意向もあってワンダフル&フレンディ・ニャミー&リリアンで異なるチームを結成しており、シリーズでは初となる2チームのプリキュアが敵勢力と戦う構図となっていた。それぞれの使用アイテムや変身シーンのバンク映像の演出も異なっていて、名乗りも毎回2チーム分が流れていたが、第30話よりニャンダフルプリキュアがわんだふるぷりきゅあに合流した事で正式に4人のチームとなり、それに伴い4人纏めての全員変身バンクが作られている。また、久々に追加戦士が登場しない作品であり(但し、放送前から発表されていたメンバーが近年の追加戦士と同じ時期に登場している他、番外戦士は登場している)、更には強化フォームを手にした後にもかかわらず、基本フォームでラスボスを浄化したという珍しいプリキュアでもある。
ちなみに『ヒーリングっど♥プリキュア』以来となる、夏服のエピソードが作られなかった作品でもある。*8
令和以降のプリキュアシリーズでは、初めて前作の最終回で主人公の先行登場が無かった作品でもある。
また、『ふたりはプリキュア Splash☆Star』以来18年ぶりとなる『クレヨンしんちゃん』とのコラボが行われた。
尚、前作では20周年としてのプロモーションが行われていたが、厳密には第20作記念であり、本来の20周年は今作。
但し『ハピネスチャージ』とは異なり、前年で十分シリーズの周年イベントはやったためか本作はやっていない。*9
本作のプリキュア声優陣のうち上田氏のみ本作が初出演。上田氏以外は過去作に出演経験あり。
【あらすじ】
人と動物が溢れる町「アニマルタウン」。
そこに住むこむぎは、飼い主の犬飼いろはのことが大好きなパピヨンの女の子。
ある時、いつものように彼女と散歩やドッグランを楽しむこむぎだったが、突如謎の怪物「ガルガル」が出現し、人々を混乱に陥れる。
そんな中でも体を張ってガルガルを誘導するいろはの身を案じたこむぎの前に、不思議な石が現れると、こむぎはその石の力でキュアワンダフルに変身し、更には人間になれる力を手に入れた。
そして、そんなこむぎと共にガルガルに立ち向かうことを決めたいろはもまた、プリキュアの力に目覚め、共にガルガルを浄化して、解放されたニコアニマル達を異世界「ニコガーデン」へと帰していくことになる。
何故こむぎは人間になれるようになったのか、何故ガルガルは生まれたのか……
様々な謎が交錯する中でも、こむぎはいろはとの日常を守るため、摩訶不思議な冒険に身を乗り出した。
いろはのクラスメート・兎山悟や、こむぎといろはと同じくプリキュアに覚醒した、猫屋敷まゆとその飼い猫・ユキと共にガルガルを追う日々の中、ニコガーデンの創造主・ニコが復活。
こむぎ達はニコの話から、ガルガルを操っていた黒幕が、かつて狼の群れを率いていたリーダー・ガオウであることを知ることとなる。
そして時を同じくして、ガオウは自身の力が満ちるまでの繋ぎとしてザクロとトラメを生み出し、人間達の動きを探るように命じたのだった……。
【登場人物】
本作では苗字や名前に動物を意味する単語が入っているのが特徴。
プリキュア
わんだふるぷりきゅあ
ワンダフルとフレンディのチーム。
変身後の決め台詞は、「せーの!わんだふるぷりきゅあ!」(第8話~第29話)、「みんな一緒に、せーの!わんだふるぷりきゅあ!」(第30話以降)。
- [[犬飼こむぎ/キュアワンダフル>犬飼こむぎ/キュアワンダフル]]
CV:長縄まりあ
本作の主人公である雌のパピヨン。
元々は野犬だったが、ある雨の日に傷ついている所をいろはに発見されて以降、犬飼家で飼われるようになる。
自分を助け、常日頃から世話してくれるいろはのことが大好きで、以前から彼女と話せるようになりたいと思ってきたらしく、プリキュアの覚醒と共に人間になれるようになったことには大変喜んでいる。
明るく天真爛漫な性格だが、良くも悪くも自分の気持ちに忠実な犬らしい性格で、ガルガルに立ち向かう理由も当初は「いろはを守るため」という一点に依存していた他、考えることも苦手で自分にとって興味のない話題は基本的に軽く聞き流している。
人間になったことで犬の姿で喋れるようになったり、犬の頃には食べられなかった物を食べられるようになっている。
口癖は、いろはのそれを真似た「わんだふる~!」。
- [[犬飼いろは/キュアフレンディ>犬飼いろは/キュアフレンディ]]
CV:種﨑敦美
もう1人の主人公でこむぎの飼い主。湾岸第二中学2年A組所属。
大の動物好きで、「世界中の動物と友達になる」ことを夢にしている*10。
こむぎのことも家族として大切に思っており、こむぎが1人で危険な戦いに巻き込まれることに心を痛め、その助けになりたいという思いからプリキュアになった。
「ペットは飼い主に似る」と言うべきか、こむぎと同じく明朗快活な性格だが、同時に隠し事や嘘が苦手な他、目の前のことに夢中になるあまり重要なことを忘れかけてしまったり、プリキュアの事が悟にバレたのをメエメエに知られた際も「言ってないよ、バレちゃっただけ」と弁明になってない弁明をする等、結構抜けている所も多い。ここ数年間の主人公達が化け物クラスなせいでややかすみがちだが、運動神経も良く、部活動の助っ人も頼まれている他、ガルガルとの追跡にも生身である程度食らいつくことができる。
口癖は、「ワンダフル~!」。
ニャンダフルプリキュア
第21話で初呼称されたニャミーとリリアンのチーム。猫であるユキが犬の鳴き声である「ワン」を含んだチーム名に抵抗を覚えたため、まゆの提案で名乗る事になったが、後に第30話にてガオガオーンに立ち向かうためにも今まで以上にプリキュア同士で力を合わせる決意を固めたユキの意思により「わんだふるぷりきゅあ」に合流する事になった。猫喋ればニャンてことなのかもしれない…
- [[猫屋敷ユキ/キュアニャミー>猫屋敷ユキ/キュアニャミー]]
CV:松田颯水
まゆが飼っている雌の白猫で、首元に青いリボンを巻いている。
常に眠たそうな目つきをしているが、人見知りを発動するまゆに呆れて喝を入れるように猫パンチを見舞ったりと、自由ながらもどこか強かな雰囲気を持つ。
また、普段からまゆを引っ掻いたり自由気ままな行動で困らせているらしいが、それでもなお彼女から大いに愛されている模様。
ユキ自身、上記以外にも平時はまゆの愛情表現に対して素っ気ないリアクションが多いが、彼女が自分を置いて行った時には不安げな表情と鳴き声を見せたり、彼女がこむぎを膝の上に乗せていた際には、そのこむぎに対して明らかな嫉妬の視線を向ける等、内心では飼い主に対して彼女なりの愛情があったり、どこか独占欲めいた感情を抱いていることを垣間見せている。
キュアニャミーとしては、第11話ラストにて存在がほのめかされた後、第12話より正式登場。第18話の回想シーンによると、月や星が雲に覆われた暗い夜にキラリンベアーのガルガルに遭遇した際、第10話にてまゆがデザインしたPretty Holicのブローチがシャイニーキャッツパクトへと変化し、人間の姿を得ると同時にプリキュアに覚醒した様子。
- [[猫屋敷まゆ/キュアリリアン>猫屋敷まゆ/キュアリリアン]]
CV:上田麗奈
最近アニマルタウンに引っ越してきた少女で、湾岸第2中学校にいろはのクラスメイトとして編入する。
一見するとクールビューティーな雰囲気の持ち主だが、実際は照れ屋で人見知り。
あがり症でもあるらしく、緊張すると内心自分に対して「怖くない、怖くない」と語り掛けている。
ユキのことを愛してやまないが、主導権は完全に握られている他、元々の性格と合わさって人付き合いも苦手な為にユキをその逃げ場として依存している節も見受けられる。
母がコスメショップを営んでいるためかメイクが得意で、ショップの宣伝チラシも手書きしたり、こむぎ用のハーネスを縫ったりする等手先が器用なのだが、集中すると周りに全く気が付かなくなるほどに没頭してしまう。
第12~13話にかけて彼女もプリキュア及びガルガルの存在を知ることになり、第14話にて犬と人間のこむぎが同一である事や、彼女といろはがプリキュアである事を知り、さらに悟からニコガーデンの存在も聞かされ、そして第17話では以前出会った謎の金髪の少女とキュアニャミーの正体がユキである事を知った。
やがて第19話にて、プリキュア達が強化されたキラリンハムスターのガルガルに小さくされてしまう危機に陥る中、ついに自身もプリキュアへと覚醒した。
第1話の頃から提供バックの一枚絵ではユキの写真または動画を撮影している様子が描かれていたが、第19話の放送後に更新された公式サイトのキャラクター紹介に「ユキの動画を投稿する動物系キュアチューバーもやっている」という設定が追記された。…が、本編ではこの設定には触れられてなく、第31話ではキュアスタにてユキの写真を投稿している。
ニコガーデン
本作における異世界。
遥か昔、「ニコ」なる人物が地球の動物達を連れて作り上げた楽園であり、独自の進化を遂げた「ニコアニマル」達が大勢暮らしているほか、中にはジャイアントモアやティラノサウルスのような既に人間界で絶滅している動物も存在する。
しかし、物語開始以前に謎の現象によってニコアニマル達がガルガルに変えられてこむぎやいろは達が住む世界に送り込まれるようになり、ニコ本人も消息を絶った上にニコガーデンそのものも半壊してしまった。
ニコアニマルの中には、体の何処かに宝石を持った「キラリンアニマル」という個体も全部で9匹いるらしく、彼らが全員ニコガーデンに戻ることで完全に復旧することができるとされている。
この世界の存在は、ニコの言いつけによって外部の人間には基本的に秘密にされている。
第24話にて、キラリンアニマル達が揃ったことでニコガーデンは完全復活を果たした。
尚、本作はラスボスであるガオウが過去の悲惨な出来事により人間に復讐を誓うというというのが敵視点でのストーリーなのだが、何故か人間世界ではなくニコガーデンが物語開始以前に襲撃されており、その説明も本編ではされていない。ニコガーデンを絡ませないとプリキュアが誕生しないというメタ的な理由はあるが。
- ニコ
CV:植田佳奈
ニコガーデンの創造主。
開始時点では行方不明になっており、第24話にてキラリンアニマルが勢ぞろいしたのと同時に、角が生えたピンク色の卵の姿で現れる。
当初メエメエはこの卵を独占しようとするも、何故か目を離した隙にいろはの部屋にワープしてしまう為、仕方なくいろは達に預けることになった。
この卵は感情の変化によって光り輝く特性があるようだ。
第29話にて満を持して、卵から孵化する形で完全復活。その正体は唯一無二の「ダイヤモンドユニコーン」であった。
初登場時は軽い口調でいろは達に挨拶したり、ニコガーデンに戻ってきた際にマイク片手にアイドルのようにアニマルたちに呼びかけるなど、創造主とは思えぬフランクな性格。
ただ、ノリこそ軽いものの規律には厳しく、言いつけを破ってしまったメエメエには炎をバックに怒りを示しており、彼にとっては頭が上がらない存在である様子。
とはいえ、決して石頭ではなく事情があれば許したり、自分も完璧ではないと柔らかい物腰を見せたりと柔軟性も持っている。
また、第30話ではプリキュアがガオウ達を鎮められない場合はこむぎ達からプリキュアの力を没収し、自分自身でガオウ達を鎮めることをメエメエに宣言するなど、安易にプリキュア頼りにはせず自力で解決しようとする責任感の強さも持つ。
そして狼を鎮められそうにないこむぎ達に一度は失望してプリキュアの力を没収しようとするも、メエメエからの説得や絶対に諦めないこむぎ達の強い意志を感じ取ったことで、新しい力・ダイヤモンドリボンキャッスルを授けた。
戦いの後は、「人間界でやりたいことがある」という理由から犬飼家に居候することを決め、いろはの両親も軽いノリで快く受け入れてくれた。
キラニコトランクを介さずとも、自力でニコガーデンにワープすることができる他、ガオガオーン化の影響で弱った動物を回復することも可能。ニコガーデンが闇に覆われ、アニマルたちがガオウの手でガルガルへと変貌した際には彼らを卵の中に封印している。ただ流石に、動物の寿命を延ばしたり死んだ動物を蘇らせるといった事はできない様子。
第38話ラストからは、人間の姿も登場するようになった。
- メエメエ
CV:立花慎之介
羊のニコアニマルで、ニコの執事でもある。希望の王国の王子様とは無関係。
本作で最初に登場したガルガルのオリジナルであり、キュアワンダフルに浄化されたことを機にこむぎ達と出会う。
執事らしく普段は紳士的な口調と振る舞いだが、実際は杓子定規で融通の効かない石頭で、相手の良くない行動には「ダメェ~~ッ!!」と言って禁止するのがお約束。
「自分がニコに怒られる」という自己保身もあってか、こむぎやいろはに自分達の事を話すのを禁止しているが、同時にどこかフリーダムな彼女達の行動には頭を悩ませており、第4話にてキラリンアニマルについての話をスルーしてプリティーホリックへ一番乗りで行こうとするいろはに「それ、今行かなきゃダメなんですか…?」と発言したり、第7話にてこむぎが家出した事をいろはから聞かされた際にはいかにもアホそうな表情で奇っ怪な走り方をするこむぎをイメージしながら「前から思っていましたがこむぎ様はプリキュアとしての自覚が足りないのでは…?」と割と真っ当な苦言を呈した一方で、彼女がタクトを使える様になりキラリンライオンを救出した際は「貴方ならやってくれると思ってました」と掌を返してベタ褒めするなど、こむぎが使命などにやや無頓着寄りであるとはいえ調子のいい面も。なお、彼が話している時点で2人は既に帰っていたのでこの話もやっぱり聞いて貰えなかった。
その分現時点で唯一話をまともに聞いてくれる悟には即座に心を開いた。
まぁニコガーデンに何があったのかを話している最中、2人は目の前でニコの実で遊んでいたので胃を痛めるのも無理はないが…。
現に4話ではやっぱり2人に話を途中で打ち切られたことを連絡先を交換した悟に電話して泣き付くというムーブをかましており、早くもべったり気味。第35話では、悟がいろはの事が好きであることをうっかり口を滑らせてバラしてしまう大失態を犯してしまった*11が、続く第36話ではこれが切っ掛けで悟がいろはに告白できたため、ある意味怪我の功名であった。
初の主役回となる第15話において、ニコガーデンにおけるガーデニングから野菜やニコの実の栽培・収穫、アニマルたちの世話…といったハードなスケジュールを全て一人でこなしており、アニマルたちからの信頼も厚かったことが判明。
そして同回では、キラリンコジカを核としたガルガルを前に好物の特製煎餅を使いつつ、自らを巨大な毛玉に変化させて動きを封じるというファインプレーを披露した。そして、ガルガル共々フレンド・リベラーレで浄化された直後は何故か美形の姿となり、それを目の当たりにしたワンダフルとフレンディも困惑してしまった。なお同話で披露した正装姿はちょっとカッコいい。
第16話にてひょんな事からいろはの両親と知り合うこととなり、その際にこむぎやいろは達が抱える事情を説明。*12以降もよく交流している。
序盤の頃はこれといった活躍が少なく、2話ラストでニコダチョウをニコガーデンへ連れていくことを提案したり、9話にてこむぎ用の制服やカバンを用意しておいてくれたぐらいだった。
尤も、普段は自分からニコガーデンの外に出ることがないのもあって5話等全く登場しなかった回もあった他、登場する度に(悟以外に)全て話をスルーされるorろくな目に遭わない*13のが誇張抜きで出番の8割以上を占めているので、そもそも活躍させて貰えなかった、という方が正確か。
実際前述したとおり、15話ではこれまでの不遇ぶりを見事に払拭する活躍ぶりを見せてくれている。
それに加えて第30話では、狼を鎮められないこむぎ達に失望しプリキュアの力を没収しようとしたニコに対し、今までアニマルたちを助けてきたのはこむぎ達だと説得し、彼女の心を動かしている。そしてこれは、これまでニコに従順だった彼が初めてニコの意に逆らった瞬間でもあった。同回ラストではその事を気にしていたものの、ニコからは快く許されていた。
更に第37話では、悟がいろはと付き合い始めた影響で彼が自分に構ってくれなくなるのではという危機感から、いろはがプリキュアの活動を疎かにしてしまうという不安を口実にしてデートへの介入を度々試みるもその度に大福に制裁されたりニコから窘められる。しかし、いろはが戦いを知ることなくデートを楽しんでほしいというまゆの思いを汲んだことで悟の大切な日を守る決意を固め、キリンのガオガオーンの攻撃でショッピングカートの山に閉じ込められたワンダフルとニャミーを、北斗百裂拳の如き猛スピードの手さばきでカートを崩して救出し、35話での汚名を返上してみせた。
やや紛らわしいがメエメエが正式名称。
メェメェだとこちらのザコ敵になってしまうので注意。
- キラリンウサギ
CV:松岡美里
ウサギのキラリンアニマル。明るく陽気な性格。優れた聴覚を持ち、音を聞き分けることができる。
司る宝石はトルマリン。宝石の形状はハート。
プリキュアに与える力は「耳が良くなる」。
ちなみに担当声優は次回作『キミとアイドルプリキュア♪』で主人公の咲良うた/キュアアイドル役に抜擢される事になる。決して語尾に「ラビ」を付けて喋らない。
- キラリンペンギン
CV:飯田友子
ペンギンのキラリンアニマル。冷静沈着。寒い場所が好きで、氷上を滑走する。
司る宝石はエメラルド。宝石の形状は雫。
プリキュアに与える力は「滑る」。決して語尾に「ペェ」を付けて喋らない。
- キラリンライオン
CV:池田朋子
ライオンのキラリンアニマル。自他共に認める頼りがいのある性格で、すばしっこい。
司る宝石はトパーズ。宝石の形状は太陽。
プリキュアに与える力は「素早くなる」。
- キラリンベアー
CV:首藤志奈
クマのキラリンアニマル。熱血漢。頼もしい性格で、筋トレ大好き。
司る宝石はガーネット。宝石の形状は花。
プリキュアに与える力は「力が強くなる」。決して語尾に「モフ」を付けて喋らない。
- キラリンコジカ
CV:嶋野花
シカのキラリンアニマル。キラリンアニマルの末っ子的存在で、明るく元気な性格。シカらしく鹿煎餅が好物らしい。
司る宝石はアクアマリン。宝石の形状は8分音符。
プリキュアに与える力は「ジャンプ力強化」。
- キラリンハムスター
CV:和久野愛佳
ハムスターのキラリンアニマル。やんちゃな性格で、負けず嫌い。穴掘りが趣味らしい。
司る宝石はスピネル。宝石の形状は稲妻。
プリキュアに与える力は「小さくなる」。
リリアンに助けられており、作中では初めてワンダフル&フレンディ以外のプリキュアに助けられたキラリンアニマルとなった。
- キラリンキツネ
CV:斎藤千和
狐のキラリンアニマル。手品が趣味で、仲間を楽しませるのが生きがい。
司る宝石はシトリン。宝石の形状は三日月。
プリキュアに与える力は「変化する(擬態)」。
これまではガルガルを攻撃してきたニャミーが、初めてリリアンと共に助けたキラリンアニマルとなった。決して語尾に「コメ」を付けて喋らない。
この中では唯一「対応する動物の生態・実在する生きものとしてのイメージ」ではなく、「文化上その動物がどういうキャラ付けをされているか」に由来する追加能力。
- キラリンパンダ
CV:喜代原まり
パンダのキラリンアニマル。おっとりした性格で、のんびり屋。昼寝が趣味。
司る宝石はサファイア。宝石の形状はクローバー。
プリキュアに与える力は「相手を眠らせる」。
ガルガル時の大きさが過去最大のサイズだったりする。
- キラリンスワン
CV:廣原ふう
白鳥のキラリンアニマル。バレエ大好きで、美しいものを好む。お嬢様を思わせるような口調で会話する。
司る宝石はアメジスト。宝石の形状はダイヤ。
プリキュアに与える力は「空を飛べるようになる」。
周辺人物
プリキュアの家族については各人の個別項目を参照。
- 兎山悟
CV:寺島拓篤
いろはのクラスメイトの男子中学生で、生物部所属。
眼鏡に長身という知的な出で立ちで、実際に知的好奇心旺盛で几帳面。
特に動物については中々に博識であり、同じく動物好きないろはからも信頼されている。
一方で運動音痴であり、スポーツが大の苦手。というか、いろはやこむぎの運動神経が高すぎるというべきか。
いろはに対し恋心を抱いているが、当のいろはからは気付かれていない。恒例と言えば恒例ではある。
偶然ガルガルの卵を見つけたことを切っ掛けに、プリキュアやニコガーデンの事情を知り、例え戦えなくても力になりたいという思いから、彼女達の仲間になった。
当初メエメエは部外者の介入を禁止していたが、「ニコガーデンのことを秘密にしていたのはそこに住む動物達を守るため」というニコの真意にすぐに気づく等、いろは達とは正反対に理知的でその話も真剣に聞いてくれることもあり、初対面早々に悟に心を許しきっている。そもそも、今作のプリキュア達が揃いも揃って問題児なため彼無くしてプリキュアの活動は円滑に進まないし、その後のメエメエからの好感度が露骨にプリキュア以上だったりするが……。
あくまで一般人なのでガルガルへの対応はできないが、ガルガルの特徴から誰よりも先に元の動物を見抜き、その生態や弱点に基づいてプリキュアたちにアドバイスを送るなど、プリキュアにとって欠かせない仲間となっている。その反動故か、実家が動物病院であるはずのいろはが何故か動物にあまり詳しくないというチグハグなキャラになってしまっているのだが。*14
早い話本作のチームのマネージャー兼アシスタントである。
また本作を「動物の生態を紹介する番組」と解釈すれば、チーム内で唯一「ニコガーデンではなく、いろはやこむぎたちの住む側」の動物の中から種同定をすることができる*15悟は『ダーウィンが来た!』の専門家の先生たちや『どうぶつ奇想天外』のムツゴロウ・千石*16両先生にも相当する。…ってことはこむぎがひげジイ……?
また後述するように、プリキュアに変身可能なメンバーと同じ学校の面々で名前がついているキャラは全員「動物の名前」が姓名に組み込まれており、悟も同様なのは上で姓を記載した通り。
日常パートのみのメンバーと比べると組み込まれている動物の要素は少ない…と思いきや、ある回ではなんと物理的にウサギになった。
- 兎山大福
CV:[[中村悠一>中村悠一]]
悟が飼っている雄のロップイヤー種の兎で、白と黒の斑点模様が特徴。
元々はアニマルタウン近辺に生息していた野兎であり、蛇に襲われて虫の息だったのを悟に救助され、そのままいろはの実家である動物病院で手当てされたのを機に悟のペットとなった*17。
(そもそも兎に声帯は存在しないが)鳴き声を上げず、表情の変化も殆どないが、こむぎと一緒にドッグランで戯れる等、動物らしく活動的。
悟が単独で行動する事も珍しくないためか当初はプリキュアの存在を知らなかったが、第6話でのガルガルの出現の際に悟に自分も連れて行くように促し、結果的にこむぎといろはがプリキュアである事を知るのだった。
第7話のこむぎの通訳によると、意外とワイルドかつハードボイルドな性格であるらしく、いろはと喧嘩して落ち込むこむぎを「いっしょにいりゃあ喧嘩の一つや二つするもんだぜ」と励ましつつ「腹いっぱい食って元気出しな」と自分が食べていた草を分けてあげた他、悟を「マブダチ」と呼んでいる模様。
また、兎ならではの警戒心の強さから、悟をサポートすることもある。
そのキャラクター性から視聴者からの人気も高く、「喋ってほしい」との声が多かったが、劇場版、及びTVシリーズ最終盤で遂に……
- 大熊みつ子
CV:飯田友子
いろはのクラスメイトで、2つのシニヨンが特徴。蟹江と仲が良く、しばしば一緒に行動している。
実家は羊や牛といった様々な動物を飼育している「大熊牧場」であり、彼女自身放課後は家業の手伝いとして動物達を世話している。
- 蟹江七海
CV:嶋野花
いろはのクラスメイトで、ウェーブのかかったツインテールをしている。
同じクラスの男子・猿渡(CV:池田朋子)とは喧嘩が絶えず、大熊から「猿蟹合戦」と揶揄されている。猿渡から一方的に絡まれているだけかと思いきや正月回では逆に猿渡にカニピースを無理矢理させている辺り、意外と険悪な関係ではない様子。
大熊共々いろはとは1年生から付き合いがあるらしく、進級して同じクラスになった際にはお互い喜んでいた。別の世界線のプリキュアの作ったバンドを見て、そのうちのひとりに一目ぼれはしないはず。
因みに、大熊と蟹江は本編中で下の名前が分かるシーンは無く、2024年11月に刊行された『アニメージュ』の記事内にて初めて言及された。
- 猪狩勝
CV:小松昌平
いろはのクラスメイト。サッカー部所属。
朝練中に割り込んできたこむぎをライバル視し*18、授業中にPK勝負を挑んだりサッカー部に勧誘したりしている。
勝負に負けて悔しがったりはするものの、相手の才能に嫉妬することなく自分を磨き続ける努力家。でも勉強は苦手な様子。
彼が自主練にガルガルの卵を使ったことで、こむぎといろはがガルガルの卵の実物を見ることとなった。
口癖は「ショウ〇〇」。
初登場からしばらく出ていなかったが、第42話ではいろはのイメージで登場。その際にミニブタを飼っていたことが明かされた。
イノシシを家畜化したのがブタなので*19、ようやくの苗字ネタでもある。
- 烏丸
CV:首藤志奈
いろはのクラスメイトで、一つ結びにしたセミロングの髪型に眼鏡をかけている。
鏡石神社が実家であり、祭事には巫女をすることもある。
第41話では、150年前に書かれたとされる『昴の日誌』なる書物を悟に貸与した。
- 馬場園清
CV:高桑満
いろは達の担任教師で、馬術部の顧問でもある。担当科目は数学。座右の銘は「塞翁が馬」。
- お鶴
CV:相川奈都姫
- お亀
CV:喜代原まり
- お鹿
CV:小平有希
Pretty Holicの常連客である壮年女性達。本名は不明。
基本的にいつも3人一緒に行動しており、いろは達やまゆと顔を合わせる機会も多い。
- 鷲尾
CV:高木渉
アニマルタウン町長。
「ツチノコ大捜索大会」を毎年企画・開催している。
第42話では、アニマルタウンのカレンダーに使う動物たちの写真撮影をまゆの父・貴行に依頼していた。
中の人はブンビーさんでお馴染み。また、別作品でツチノコ探しに情熱を燃やすキャラを演じたこともある。
名前の由来は「苗字や名前に動物を意味する単語が入っている」法則に鷲尾天氏の姓をあてたもの。
ガルガル
CV:高橋伸也
今作における「今週の怪物」枠。
ニコアニマルやキラリンアニマルが謎の力で変貌させられた姿であり、アニマルタウンにランダムに現れる、伝統工芸の仮面のような顔が描かれた黒い卵から誕生する。
その姿は、元になったニコ(キラリン)アニマルのモデルの動物をそのまま黒くしたかのようであり、全員目元を赤で目が描かれた鉄仮面で隠され、四肢に手枷や足枷のような物が付けられている。
また、キラリンアニマルが素体となっている個体は、額にそのアニマルに対応した色の宝石が付いている。
不安や破壊衝動のままに暴れ回り、その巨体とパワーで車や壁を容易に破壊してしまうが、プリキュアからの抱擁か浄化技を受け、その気持ちが沈まると浄化されて元の姿に戻る。
但し、ガルガルの時の記憶は殆ど残っておらず*20、場合によってはガルガルの時に負ったダメージを引きずることもあり、その時は早急にニコガーデンに連れて行き、治癒させなければならない。
これらの経緯もあって、OP含めた作中描写からプリキュア達からも「倒すべき敵」ではなく「救助対象」として扱われている怪物枠としてはかなり異例の存在。
また、その名前は鳴き声と雰囲気からこむぎが付けた物である。
第29話によると、その卵はニコの力で封印されたことで出来たものだったが、力が足りなかったがために黒い卵になってしまったとの事、その正式名称は「黒き獣」であることが黒幕によって判明。
- ???
CV:大塚剛央
第7話にて、洞窟で眠っていたキラリンライオンのガルガルに接触した謎の存在。
その姿はハッキリと描かれてはいないものの、狼や犬を思わせる頭部を持つ事が暗示されており、人間でない事は確か。
人間を敵視しており、その世界を破壊し尽くすためにガルガルを操って暴走させているようだが、その真意や正体は依然不明。
現状はキラリンアニマルベースのガルガルに接触している様子であり、第11話ではキラリンベアーのガルガルにテレパシーを送ったり、第19話ではキラリンハムスターのガルガルに力を注ぎ込んで強化している。
そして、その正体と全貌は第29話にて明かされた。
ガオウたち
今作の敵勢力。第29話にて復活したニコの口からその存在が明かされ、同回から本格的に活動を開始した。
その正体はかつて人類に滅ぼされたニホンオオカミの亡霊であり、遠吠神社を根城として人間への復讐を目論んでいる。
明確な組織名はなく、公式サイトでは「ガオウたち」という表記をされている。
彼らのように「人間そのものへの憎悪・敵意」を持ち、メンバーが亡霊である敵は、実はプリキュアシリーズでも極めて珍しい存在だったりする。
首領
- [[ガオウ>ガオウ(わんだふるぷりきゅあ!)]]
立ち上がれ…吼えろ…牙を剥け…!
人間共が作ったもの、全て…この世界を破壊するのだ!!
CV:大塚剛央
ニコアニマルやキラリンアニマルをガルガルこと黒き獣に変貌させた張本人で、狼男の正体。
ガルガルと同じ仮面をつけた狼のような頭部を持ち、和風な服装を身に纏う*21。
かつては狼の群れを率いていたリーダーだったが、自分たち狼を絶滅に追い込んだ人間を敵視しており、この世界を破壊し尽くすためにガルガルを操って暴走させている。
詳しくは項目を参照。
配下
ガオウが遠吠神社の狼の石像に力を与えて誕生させた。共通してガオウと同じく和風な服装を身に纏っている。
ガオウの命により、自分達の仲間を滅ぼした人間達の動きを探るべく暗躍する。
- ザクロ
あたし達は住処を追われて数を減らし、そして絶滅した…。
絶滅したのはアンタ達人間の所為なんだよ!!
CV:中原麻衣
第29話より登場。一人称は「あたし」。
普段は狼の姿だが、白のメッシュが入った赤い髪をした女性のような人間態を持つ。またガオウに心酔している。
リリアンを顎クイしつつ「アンタ顔色悪いね…怖いんだろ?」と嘲る等小悪魔的な態度を見せつけているが、トラメからの些細な言葉で簡単に感情的になるなど意外に短気。また、知覧友真の飼いチンチラであるコテツが入ったケージを強奪してコテツをガオガオーン化させるなど横暴なやり方が目立つ。
住処を追いやられた為に人間に対する恨みは深く、そんな自分達にも手を差し伸べようとするフレンディを、凄まじい顔芸と共に上記の台詞で一蹴している。その言葉はいろはの心に深く刻まれ、どれだけ自分は無関係でも人間が狼を絶滅させたという事実に一時的に苦悩してしまう事になった。
名前の由来はガーネットの和名「柘榴石」からか。
余談だが、声を担当されている中原麻衣嬢はプリキュアとは別の作品で「ざくろ」という名のヒロインを演じていた。
そして、『トロピカル~ジュ!プリキュア』でアウネーテ/キュアオアシスの声も担当していた。
- トラメ
嘗めんなよ、そんなんでオイラたちを止められっかよ!
CV:松井恵理子
第29話より登場。一人称は「オイラ」。
こちらも普段は狼の姿だが、白のメッシュが入った黄色い髪をした少年のような人間態を持つ。ギザ歯が特徴。
小生意気かつ自信過剰な性格で、フレンディに肩を寄せつつ上記の台詞でアプローチしたことも。
とはいえ、彼もまたザクロと同じく人間に対する恨みは深く、自分たち狼と同じイヌ科であるこむぎが、人間であるいろはと共にいる事に対して「お前、犬なのに何で人間なんかとつるんでんだ?」と言い放っている。
また、3以上の数を数えられないなど頭はあまり良くない様子。
ザクロとは仲が悪く、4年前の敵勢力よろしく足を引っ張り合っている様子。
名前の由来はタイガーズアイの和名「虎目石」からか。
ガオガオーン
闇を纏いし黒い獣よ、吼えろ!
獣たちよ!闇を纏って吼えなさい!
CV:高橋伸也
トラメがガルガルの卵に力を注ぐか、ザクロに力を注がれた普通の動物が変貌することで誕生する、ガルガルの強化タイプ。名前は似ているが3年前の戦隊イエローは関係ない。
鉄仮面に二対の棘が追加されているほか、トラメが繰り出す個体は金色の爪状のプロテクターを、ザクロが繰り出す個体は前足に赤い人魂を装着している。
初登場時はガルガル以上のパワーとタフネスでプリキュアを終始圧倒し、完全敗北に追い込んだ。
フレンドリベラーレはおろかアミティールミエールすら弾く為、ダイヤモンドリボンキャッスルを使った浄化技であるプリキュア・エターナルキズナシャワーでなければ浄化ができない。
こちらも、その名前は鳴き声と雰囲気からこむぎが付けた物で、それを気に入ったトラメも即座に採用し、以後はその名で呼んでいる。
【用語】
- アニマルタウン
本作の舞台。
その名の通り動物が沢山おり、住民の多くがペットを飼っている。
町の中心地には、「鏡石」という表面が鏡のように光る石が鎮座しており、人や動物の強い思いに呼応してプリキュアの力を生み出すが、その実態は謎に包まれている。
第16話にていろはの父・剛の口から語られた、アニマルタウンに昔から伝わっている昔話によると…
昔この辺りでは、人間と動物が仲良く平和に暮らしており、ある日もっと人間と仲良くなりたいと望んだ動物が「人間と話せるようにして下さい」と神様にお願いすると、不思議な力を持つキラキラ光る石を与えられた。
動物がその石にお願いすると、動物は言葉を話せるようになり人間と仲良く暮らした。
やがて鏡石の評判を聞いた沢山の生き物がやって来て道ができ、アニマルタウンが出来上がった。
しかし、集まった生き物達が争うようになってしまい、これを悲しんだ神様は、鏡石をただの石にしてしまったのだという。
現在は「鏡石に願えば、願いが叶う」という言い伝えだけが残っている。
鏡石の真実…
やがて第30話にて、昔話の神様の正体が他でもないニコ自身だったことが判明。
鏡石からプリキュアの力が生み出されたのも、鏡石自体がニコダイヤの欠片だからであった。
「集まった生き物達が争うようになった」という話の真相は、「ニコダイヤの力を独占しようとした人間達が動物達を追い払った」というものだった。
- ワンダフルパクト
こむぎといろはの変身アイテムで、鏡石から生まれた小石が変化して誕生する。
二つ折りの手鏡の形をしており、黄色いリボンのレリーフや宝石があしらわれたファンシーな形をしている。
まずは展開し、変身用のボタンを押した後で中央部のディスクを回すことで変身待機となり、鏡の前で三回ポーズを決めることで使用者をプリキュアに変身させる。
また、こむぎに人間の姿を与え、二つの姿を切り替える為にも使用される。
全てが終わった後はニコによって回収され、それに伴いこむぎは人間の姿を失い、言葉も話せなくなったが…?
- キラニコトランク
メエメエが持ってきたトランクバッグ型のアイテム。
アニマルタウンとニコガーデンを繋ぐワープゲートの役割があり、普段は掌サイズだが、ワープの際には通常のトランクバッグと同じぐらいの大きさになり、使用者を吸い込んで転送する。
第20話ラストにて、正式に仲間に加わったユキとまゆ用にもう一つのトランクが譲渡された。
第29話のニコの弁によると「緊急用のトランク」だったとの事で、それをいろは達に渡したメエメエは大目玉を食らう羽目になった。
- シャイニーキャッツパクト
ユキとまゆの変身アイテム。
丸型だったワンダフルパクトと違い、ハート型の二つ折りの手鏡の形をしており、青いリボンのレリーフや宝石があしらわれたファンシーな形をしている。
まずは展開して、下部のコスメパレットからユキの場合は上のチーク、まゆの場合は下のアイカラーを塗り、続けて猫を模したパレットカバーを回してリップを塗って使用者をプリキュアに変身させる。
また、ユキに人間の姿を与え、二つの姿を切り替える為にも使用される。
全てが終わった後はニコによって回収され、それに伴いユキは人間の姿を失い、言葉も話せなくなったが…?
- ダイヤモンドリボンキャッスル
第30話より登場した、宝箱の形をしたアイテム兼ニコの住居。
ダイヤハートキーを差し込むことで、プリキュアをダイヤモンドリボンスタイルにパワーアップさせ、プリキュア・エターナルキズナシャワーを使用できるようになる。
- ニコダイヤ
ニコガーデンの中心に存在する巨大なダイヤモンド。
襲撃を受けた際に一部破壊され力を失っていたが、キラリンアニマルが戻ってきた影響で修復され、少しずつ力が戻っていった。
奇跡を起こす力があり、その力のおかげでこむぎとユキは学校に通えるようになった。どうやって通えるようにしたかって?知らん、そんな事は俺の管轄外だ!
やがて第24話にてキラリンアニマルが全員揃ったことで、完全に修復された。
- 湾岸第二中学校
アニマルタウンにある中学校で、通称「わんにゃん中」。
馬や亀といった多種多様な生き物を飼育している。
女子の制服は、ボトムズをスカートとキュロットの中から選ぶことができる。
- 遠吠神社
第23話にて存在が語られた、アニマルタウンの山奥にある神社。狛犬の代わりに狼の石像が建っている。
大昔、アニマルタウン周辺の山には狼が沢山住んでいて、遠吠えがよく聞こえていたが、人間に狩られた事、伝染病、住む場所の減少などの要因により100年ほど前に絶滅してしまったという。
同回ラストでは、祠の中にガオウのシルエットが浮かんでおり、第29話にてガオウたちの根城であったことが明かされた。
全てが終わった後最終回EDにおいて、鷲尾町長の主導で再建されたことが明かされた。
- 昴の日誌
第41話より登場した、烏丸が蔵の中で見つけた150年前に書かれた書物で、「昴」なる人物の日記である様子。
【放送済みエピソード】
一覧
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 |
|---|---|---|---|---|
| 第1話 | はじまりは「わんだふる!」 | 成田良美 | 佐藤雅教 | 広末悠奈 |
| 第2話 | みんな友達、キュアフレンディ! | 佐々木憲世 | 飛田剛 | |
| 第3話 | 言っちゃダメェ〜! | 頂真司 | 岩井隆央 | |
| 第4話 | 猫屋敷の猫とまゆ | 今千秋 | のもとゆうや | |
| 第5話 | つながるキズナ フレンドリータクト! | 井上美緒 | 野呂彩芳 | |
| 第6話 | こむぎ、いろはとケンカする | 成田良美 | 頂真司 | 鬼頭和矢 |
| 第7話 | ふたりのフレンドリベラーレ! | 土田豊 | ||
| 第8話 | まゆのドキドキ新学期 | 千葉美鈴 | 高橋裕哉 | 岩井隆央 |
| 第9話 | こむぎ、中学生だワン! | 神林裕介 | 佐々木憲世 | ひろしまひでき |
| 第10話 | ユキの中の思い出 | 香村純子 | 今千秋 | 岩井隆央 |
| 第11話 | 山に潜む、巨大生物!? | 千葉美鈴 | 篠原花奈 | |
| 第12話 | 私はキュアニャミー | 井上美緒 | 畑野森生 | |
| 第13話 | キュアニャミーを探せ! | 神林裕介 | 野呂彩芳 | |
| 第14話 | まゆ、はじめてのお泊り | 香村純子 | 中村亮太 | 広末悠奈 |
| 第15話 | ヒツジの執事 メエメエの一日 | 千葉美鈴 | 高橋裕哉 | 鬼頭和矢 |
| 第16話 | 鏡石のふしぎ | 成田良美 | 頂真司 | 岩井隆央 |
| 第17話 | 私が、あなたを守る! | 井上美緒 | 上田華子 | |
| 第18話 | まゆの気持ち、ユキの気持ち | 成田良美 | 今千秋 | 飛田剛 |
| 第19話 | キュアリリアン、誕生! | 土田豊 | ||
| 第20話 | 二人ならこわくない | 香村純子 | 小川孝治 | |
| 第21話 | まゆとユキのスクールライフ | 井上美緒 | 手塚江美 | |
| 第22話 | わんだふるご〜! | 赤尾でこ | 頂真司 | 岩井隆央 |
| 第23話 | 願い事はワォ〜〜〜〜〜ン | 成田良美 | 野呂彩芳 | |
| 第24話 | 不思議すぎるたまご | 井上美緒 | 佐々木憲世 | ひろしまひでき |
| 第25話 | 夏だ! 海だ! 宿題だ! | 赤尾でこ | 頂真司 | 熨斗谷充孝 |
| 第26話 | 暑すぎてヤバい! | 千葉美鈴 | のもとゆうや | |
| 第27話 | ツチノコに会いた〜い! | 平林佐和子 | 頂真司 | 岩井隆央 |
| 第28話 | 大熊牧場で遊ぼ♪ | 千葉美鈴 | 篠原花奈 | |
| 第29話 | はじめましてニコ様! | 成田良美 | 畑野森生 | |
| 第30話 | わんだふるなキャッスル! | 土田豊 | ||
| 第31話 | ニャンフルエンサーまゆ | 香村純子 | 頂真司 | 熨斗谷充孝 |
| 第32話 | 動物園の推しアニマル | 井上美緒 | 小川孝治 | |
| 第33話 | マルっとアニマルスマイル | 赤尾でこ | 鬼頭和矢 | |
| 第34話 | ねこ、ネコ、猫集会 | 千葉美鈴 | 河原龍太 | ひろしまひでき |
| 第35話 | 悟の告白大作戦 | 平林佐和子 | 広末悠奈 | |
| 第36話 | 特別なワンダフル! | 成田良美 | 上田華子 | 飛田剛 |
| 第37話 | みんなで初デート!? | 井上美緒 | 手塚江美 | |
| 第38話 | こむぎの帰る場所 | 千葉美鈴 | 頂真司 | 渡邊智喜 |
| 第39話 | ニコエボリューション! | 成田良美 | 岩井隆央 | |
| 第40話 | ワンニャン大事件 | 平林佐和子 | 熨斗谷充孝 | |
| 第41話 | ユキ・オンステージ! | 井上美緒 | 横内一樹 | |
| 第42話 | みんなのおうちのワンダフル! | 赤尾でこ | 篠原花奈 | |
| 第43話 | つむがれる思い | 千葉美鈴 | 土田豊 | |
| 第44話 | たくさんの幸せ | 井上美緒 | のもとゆうや | |
| 第45話 | ずっとずっと友達 | 成田良美 | 小川孝治 | |
| 第46話 | メェェェリィクリスマス! | 平林佐和子 | 河原龍太 | 岩井隆央 |
| 第47話 | あけましてガオウ | 赤尾でこ | 頂真司 | ひろしまひでき |
| 第48話 | ガオウの友達 | 成田良美 | 倉無凡 | 広末悠奈 |
| 第49話 | あなたの声 | 畑野森生 | ||
| 最終話 | ず〜っとわんだふる! | 佐藤雅教 上田華子 フルヤヨウコ | 佐藤雅教 | |
【主題歌】
- 『わんだふるぷりきゅあ!evolution!!』
作詞:こだまさおり 作曲・編曲:EFFY 歌:吉武千颯
オープニング主題歌。
ラストカットはこむぎ(人間態)といろはが草原を駆けるというもの。
一方、映像の途中でまゆの背後に謎の少女のシルエットが浮かんでいるカットが挿入されており、第12話よりシルエットが消え、第11話より登場したユキの人間態であることが判明した。
第20話より、冒頭、サビ部分、ラストカットにユキ(人間態)とまゆが追加された。
- 『FUN☆FUN☆わんだふるDAYS!』
作詞:マイクスギヤマ 作曲:ヒゲドライバー 編曲:石塚玲依 歌:石井あみ&後本萌葉
前期エンディング主題歌。
ダンスはワンダフルとフレンディが踊っている。
また、本作では『トロピカル~ジュ!プリキュア』以降恒例だったED冒頭でのキャラの挨拶が廃止さており、エンディング後には視聴者が送ったペットの写真を紹介する「あなたのおうちのわんだふる♥」というコーナーが挿入されている。
- 『しあわせえぼりゅ〜しょん♡』
作詞:マイクスギヤマ 作曲・編曲:石塚玲依 歌:石井あみ&後本萌葉
中盤以降の後期エンディング主題歌。
ダンスはニャミーとリリアンも参加するようになった。
「こむぎ&いろはVer.」と「ユキ&まゆVer.」の2つのバージョンがあり、それぞれで1番のAメロの歌詞や映像が異なる。
奇数話ではこむぎ&いろはVer.、偶数話(最終話以外)ではユキ&まゆVer.が流れる。
- 『Wonderful Smile』
作詞:こだまさおり 作曲・編曲:馬瀬みさき 歌:石井あみ
最終回で使用。
前作同様ダンスパートは一切流れず、『デリシャスパーティ♡プリキュア』以来の後日談となっている。
「わんだふるぷりきゅあ!ボーカルアルバム ~We are わんだふる!!!!~」に収録。
【映画】
2024年9月13日公開。
『わんぷり』の単独映画。
監督は宮原直樹、脚本は次作にてシリーズ構成を担当する加藤陽一。
前作『ひろがるスカイ!プリキュア』と、2025年に続編の放送を控えた『魔法つかいプリキュア!』の戦士達も客演。第32話では映画の公開に先駆けて2作品のキャラクターがゲスト出演した。
『キミプリ』の単独映画。
本作と前作の戦士達も客演。第31話*22では映画の公開に先駆けてキュアワンダフルがキミとファンサレッスン♪に参加している。
追記・修正は、世界中の動物と友達になってからお願いします。
20.ひろがるスカイ!プリキュア←21.わんだふるぷりきゅあ!→22.キミとアイドルプリキュア♪
&link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー}
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*2 他のシリーズで言う「妖精枠」のポジションに近いが、それでも初の試みと言える。
*3 前作は開始時点で敵幹部(カバトン)が登場しており、彼が所属するアンダーグ帝国の名称も本編で触れられる前から公式サイトに記載されていた。
*4 第3話より。
*5 第4話より。
*6 第10話より。
*7 第44話より。
*8 尤も同作はコロナ禍の影響による制作遅延の影響もあるのだが…。
*9 但し翌年にスーパー戦隊シリーズがそれまでの〇〇作記念から〇〇周年記念に切り替えたため、今後プリキュアシリーズも同じように〇〇周年の節目で周年イベントを盛大に行うようになる可能性もある。
*10 本編では第23話にて明かされた。
*11 放送後にはSNSでメエメエの失態を巡って様々な声が寄せられた。特に該当回の放送日が2024年9月29日の俗に言う「肉の日」だった為、中には「メエメエがジンギスカンとして調理(身もふたもないことを言えば屠殺)される」というネタまで大量に投稿され、更に中の人も放送直後に自身のXで「諸事情でジンギスカンは食べられませんwww」とネタにしていた。但し、これらの騒ぎについて不快感を持つファンや視聴者も数多くいるので、話に持ち出す際には注意が必要である。
*12 プリキュアの活動に関しては、心配を掛けたくないという自身の意向で伏せられている。
*13 いろはとの会話中に母親が入ってきた際、咄嗟に隠す為に強引にキラニコトランクに押し込まれて挟まれてしまう等。
*14 ただし普通の開業の動物病院で診察する種はかなり限定されること(当たり前だがペットとして飼育されることが特に多い種に偏る。未知の鳥類を診察して「人工保育を行う。それ以外は定期確認のみでok」とあっさり正しい状況把握をした某走先生が驚異的なだけ)、動物園獣医としては母親はおそらく非常勤であることを考慮すると、「普段両親がほとんど仕事で触れない」動物にさほど詳しくないのはある意味自然とも解釈できる。
*15 なんて動物であるのかの判断・識別のこと。『けものフレンズ(アニメ1期)』でかばんが何という動物のフレンズなのかを確かめるのも「かばんの種同定」となる。実際には万が一「同定不能。見たことがない」となった場合、新種ないし新亜種である可能性が出てくる…という理由もある
*16 千石正一先生。番組後半を中心に解説担当として出演
*17 よく見ると右耳先端の毛先が乱れており、蛇に襲われた際の古傷と考察するファンも多い。
*18 未経験のはずのこむぎが全部キーパーとして止めてしまったため。ただ、犬は俊敏性だけではなく動体視力もヒトとは比べ物にならないほど高いため、仮にこのへんの能力が残っていたならば、サッカーでなくともおそらく簡単に見切ってしまうことには留意
*19 そのため豚肉とほぼ同様の調理で猪の肉を食することも(生物学としては)可能。兵庫の一部地域などで盛んなため(あと農作被害対策で間引きするため、どうしても殺す必要があることでの「命への礼儀」から)、関西圏を中心に商業の場で猪肉の料理を出していることもある
*20 メエメエいわく「心が暗くなり全てを壊したくなるような狂暴な気持ち」になったことぐらいは辛うじて覚えてる模様。
*21 正体判明前はマントのようなものを身に着けていた。
*22 本放送とTVer配信時のみ
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