登録日:2024/09/25 Wed 18:56:31
更新日:2026/05/22 Thu 08:50:30NEW!
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お菓子も悪も、俺が食べつくす!!
『仮面ライダーガヴ』とは、2024年9月1日から2025年8月31日までニチアサキッズタイムで放送された仮面ライダーシリーズの特撮テレビドラマであり、「令和仮面ライダーシリーズ」第6作目にあたる。全50話。
本編開始前には例年通り映画『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』および前作『仮面ライダーガッチャード』最終話ラストにも主人公であるガヴと、変身者であるショウマが先行登場している。
●目次
【概要】
メインターゲットとなる子供達には馴染み深い「お菓子」をモチーフとした作品。
異世界から落ちてきた人間と怪人の混血児である主人公の放浪先での出会いと別れや、闇菓子の材料として人々を狙うグラニュートとの戦いを描く。
ポップな雰囲気に反してその実重いストーリーが展開される作品の前例があったことから情報解禁の時点で不穏に感じたファンも少なくなく、その後も『ガッチャード』の劇場版での先行登場での描写*1がダークな展開を予感させるものだった。
そして、情報の初解禁後もしばらく名前を伏せられていたメインライターが、ダークな表現に定評がある香村純子である事が放送前のスタートアップ特番で判明したり、杉原監督もインタビューで「エグいところはエグく描く」と明言するなど、不安な要素を含む作品であることが匂わされていた。
そして実際に始まると人間を食品に加工するなど『アマゾンズ』じみた描写が見受けられていた。誰が呼んだか「甘ゾンズ」『鎧武』や『エグゼイド』、『ビルド』といった過去作では2クール目ごろから作風が大きく変化する構成だったのに対し、本作は全体を通して基本的にダークでシリアスな作風を貫いていた。
中でも第4話では主人公の目の前で母親が食品へ加工されるという凄惨なシーンが描かれた。
一応、日曜朝という時間帯や子供向けという性質、規制の厳しいご時世という事もあり描写の過激さは比較的抑えめになってはいるが…なってるかこれ?
また、「同族殺し」や「孤独な境遇」など、昭和ライダーのセオリーにある程度回帰した世界観も本作の特徴のひとつである。
そしてなにより、平成ライダーに入って以降長らく自主規制されていた「改造人間」の設定が遂に復活。手術シーンもガッツリと描かれている。
この他、前作までの令和仮面ライダーシリーズには必ず登場していた女性仮面ライダーも、本作には登場しない。
ちなみに昭和ライダーでは、物語の結末として仮面ライダーが勝利できたとしても、主人公自身の出自が敵組織にある以上は最終的に自分を消さなくてはならない「自己否定」という要素があった*2が、現代の制作サイドがそこまでオマージュするのかも注目されていた。
果たしてショウマが苦難を乗り越えて人類と共存する未来を選択するのか、それとも「自己否定」を選択して私達の前から姿を消すのか……長い戦いを経て彼が見つけたその答えと物語の終着点は……?
また、メインライター特有の作風なのかはたまた前作の民度が低かった反動か、一般人の民度が比較的よく、住所不定のショウマに対して暖かく接する人物が多い。
その他にも過去作ならかなり引っ張るだろう主人公の正体や出生などの秘密に関しても序盤どころか第1話であっさり明かすという珍しい作風となっている。まあ視聴者も分かりきってることを何話も引っ張る必要がないと判断したものだと思われる。
ショウマを取り巻く境遇や起こる出来事は凄惨なものが多い反面、一般人を含め登場する人類側のキャラクターはショウマ自身を含めて良識溢れた人物が多く、ギスギスする展開が少ない(=見やすい)ことも特徴である。今までだったら1クール引っ張るようなギスギスも1~2話程度で完結する。
お菓子という少なからず健康に関わってくる嗜好品がモチーフであることからか、劇中ではお菓子のみならずきちんと栄養バランスの取れた食事を勧められるシーンがあり、歯磨きの重要性が設定面でも用いられているなど子供達の健康・食育に配慮した要素が各所に見られる。
今回は例年行われていた報道陣を集めての制作記者発表会見は行われず、主人公キャストは東映からのリリースのみで発表。後日彼を取り巻くキャストのお披露目と脚本担当の発表、キャスト・スタッフのインタビューを織り交ぜた「スタートアップ特番」が配信された。
マスコミ向けの会見としては後日その代替として前作主役ライダーとの引き継ぎイベント(これは前作の映画作品のイベント)、ならびに第1話の特別試写会がいずれも一般公開で行われた。
プロデューサーは東映からは『仮面ライダーギーツ』以来の武部直美と『魔進戦隊キラメイジャー』や『ギーツ』等でプロデューサー補を担当した瀧島南美が、テレビ朝日からは前作から引き続き芝高啓介が担当。
メイン監督は令和ライダーでは『仮面ライダーゼロワン』以来2度目となる杉原輝昭がパイロット監督を務め、以降柴﨑貴行、諸田敏、上堀内佳寿也らが参加。
アクション監督は『ギーツ』に引き続き藤田慧が2度目の担当。
劇伴は『ゼロワン』以来3度目となる坂部剛が担当。
メインライターは『仮面ライダーウィザード』以来となる香村純子が初の単独メインライターとなる。前述の通り、本作の情報の初解禁後も脚本担当が長らく伏せられていた事もあり、誰が担当するのかというファンの予想もSNSなどで活発だった。サブライターには『キラメイジャー』や『ギーツエクストラ 仮面ライダータイクーンmeets仮面ライダーシノビ』等を担当した金子香緒里と『仮面ライダー鎧武』や『仮面ライダーリバイス』等を担当した毛利亘宏、『ガッチャード』のメインライターを担当した内田裕基が参加。
ちなみにクランクインは例年よりも早めの3月であり、当時放送されていた『ガッチャード』の物語が後半に入った頃から撮影が開始。従来よりも余裕を持って制作が進められている事がうかがえる。
これにはいわゆる「働き方改革」だけでなく、ローカライズを早期に進めることで海賊版を撲滅するという目的もある。*3
この取り組みにより、2024年10月13日から中国で日本での放送と同日中の配信を実現した他、「キャストが世間の評判に左右されずに役作りに集中できた」「合成の入ったプロモーション映像が無理なく作れる」などの効果もあったという。
ついでに工場ラインのスケジュールも確保できるためか近年ならプレミアムバンダイにまわるようなアイテムが一般流通にまわせるようになった。
またこの事からいつもより早めの前作との同時撮影となっており、例年とは違い初期メンバーのスーツアクター関連の続役は縄田氏のみになっている。(前作の撮影がある程度落ち着いた時期に永徳氏と中田氏も合流*4)この時期辺りの縄田氏の負担がかなり心配である。*5
主題歌は50TAFANTASTICS from EXILE TRIBEの「Got Boost?」。
OP映像では主要キャストの口パクによる音ハメが行われている他、Cメロのダンスシーンの振り付けはニエルブ役の滝澤諒氏が担当している。
【あらすじ】
エージェントから逃げている間にグラニュート界から人間界に落ちてしまった青年、ショウマ。
ひょんなことからトラックに轢かれそうになった少年、廣井始を助けたことでお礼にお菓子をもらい、
自分がお菓子を食べることで自身の眷属「ゴチゾウ」を産み出す能力を持っていることを知ることとなる。
そんな最中、闇菓子の材料にしようと幸福な人間を狙う怪人・グラニュートが人間界に襲来。
かつて母を助けられなかった経験を持つショウマは幸福な人々を守るために自身の眷属の力で仮面ライダーガヴへと変身し、同族であるグラニュートと戦う事を決意するのであった…。
【登場キャラクター】
主要人物
- ショウマ・ストマック/仮面ライダーガヴ
演:知念英和
本作の主人公。
「グラニュート界」から落ちてきた青年であり、人間とグラニュートのハーフ。
人間界では「井上生真」と名乗っている。
食いしん坊であり、人間界に落ちてからは特にお菓子を気に入っている。
当初は行く先々で様々な人々と出会っては鉢合わせた同族と戦い、その度に自分の所為で危険が及ばぬよう去ってを繰り返していたが、
後に人間が幸せになるのがいけないのではなく、それを利用するグラニュートが悪いと考えを改め、何でも屋「はぴぱれ」のオフィスを拠点に泊まり込みで働くことになる。
詳細は個別項目を参照。
- 辛木田絆斗/仮面ライダーヴァレン
演:日野友輔
フリーライターとして活動する青年。塩谷の事務所でライターとして活動している。
彼を師匠と仰ぎ、仕事の傍らで自身の母の仇であるグラニュートの情報を追っている。幸果とは本編前から関わりを持つが、「ハンティー」呼びは嫌がっている。
酸賀研造とも調査の過程で関わりを持つようになるが、やがて訪れた悲劇からグラニュートへの復讐に燃え酸賀の改造手術に応じライダーとなる決断をし、本作の2号ライダーとなる。
詳細は個別項目を参照。
- 甘根幸果
演:宮部のぞみ
何でも屋「はぴぱれ」を営む若きギャル社長。蕎麦が好物。
自分の名前に由来するように人々の幸せを望んでおり、それを実現するために何でも屋を営むに至った。
一見軽そうな容貌や言動に反し内面は思慮深く、ショウマがワケアリだと察しながらも深く詮索する事無く受け入れた人格者。雇って早々出奔されたのには流石に怒っていたが、戻ってきたショウマを許して再び従業員として迎え入れた。
それだけに人の幸せを(文字通り)食い物にするグラニュートの所業には強い敵意と嫌悪を向け、「地獄に落ちろ!!」と怒鳴ったことも。
長らく仮面ライダーの正体を知らずにいたが、第21話にて遂にショウマの正体が人間ではなく半グラニュートだと知るも、「例えウマショーが化け物だとしても、ウチは今までウチが見て来たウマショーを信じる」と断言し、むしろ勝手にショウマの秘密をバラした絆斗にブチ切れていた。
以降はショウマ母子を虐げたストマック家に怒りを露わにしつつ、改めてショウマを受け入れると共に「仮面ライダーガヴ」の協力者となる事を誓う。
詳細は個別項目を参照。
- ラキア・アマルガ/仮面ライダーヴラム
演:庄司浩平
スーツアクター(怪人態):永徳
元ストマック社のバイトであるクラゲのようなグラニュート。
弟・コメルの死の真相を探るべく「ラーゲ9」という偽名(コードネーム?)でストマック社に潜入し、自前の触手と神経毒を存分に振るって大勢の人間をヒトプレスに変えて納品していた。
また他のバイトの用心棒という立場も兼ねておりショウマと絆斗とも敵対していたが、対峙したショウマに「身内が行方不明になって悲しむのは人間もグラニュートも同じ」「優しいコメルなら絶対人攫いに加担などしなかった」件での説得を受けて考えを改め、ストマック社から離反する事を決意(離反する時期を早めただけとも言える)。
以降は引き続き弟の仇を探しつつ、ショウマと協力関係になる。
詳細は個別項目を参照。
グラニュート
異世界「グラニュート界」に生息する本作の怪人種族。
闇菓子を好物としており、本作でショウマと敵対するグラニュート達は闇菓子を目当てに集まったストマック社のアルバイトである。
多くは犬や蛸など人間界の生物に似た姿をしているが、共通して腹部に「ガヴ」という第二の口を備える。腹踊りとか言ってはいけない。
詳細は個別項目を参照。
ストマック家
グラニュート界の大手製菓会社「ストマック社」を経営するグラニュートの一家*6。
幸福な人間をスパイスに闇菓子を製造し、それを流通させることでグラニュート界の掌握を目指している。
なおショウマの本名からも窺える通り彼らはショウマの異母兄弟に当たる存在なのだが、当の彼らは半分人間のショウマを家族と認めておらず、仮にも末弟にするものとは思えない程酷薄で非道な仕打ちをし続けている。
第30話にてグラニュート界の大統領であるジャルダック家に会社を乗っ取られるというまさかの事態に見舞われる。
詳細は個別項目を参照。
周辺人物
- 井上みちる
演:中島亜梨沙
ショウマの生みの親である人間の女性。
本編開始前に既に闇菓子の材料「ヒトプレス」にされてしまった挙句「安い闇菓子の材料」とするためにショウマの目の前で砕かれてしまった。
彼女を助けることができなかったことがショウマの「誰かを守る」ことへの意志の強さを、人間界のお菓子を恋しがっていたことがショウマのお菓子への興味を形成することとなった。
自分を見初めたブーシュ・ストマックには最期まで心を許さなかった一方、ショウマに対しては望まぬ形で産んだにもかかわらず深い愛情を注いで育てており、息子同様の強い善性が感じられる。
演じる中島亜梨沙は過去に『仮面ライダーセイバー』で尾上晴香役で出演している。そちらでも母親役だった。
- 辛木田早恵
演:我妻三輪子
絆斗の母。
絆斗の幼少期にグラニュートに攫われ、闇菓子の材料としてストマック社の倉庫に監禁されていたものの、当時はまだヒトプレス技術が確立していなかったためたびたび脱走を試みていた様子。
偶然工場内で出会ったショウマを「親子ともども攫われた子供」と認識して一緒に母親を探そうとする優しい女性だったが、その矢先ランゴとエージェント達に捕まってしまう。
「何度も逃げられるくらいならさっさと処理してしまおう」というランゴの意向でその場で材料にされる事が決まり、息子の名を叫びながら生きたまま溶解槽に突き落とされて闇菓子に加工されるというあまりに救いのない最期を遂げてしまった。
この光景を目にしたショウマは当然深いトラウマを背負う事となり、ショウマからその話を聞かされた絆斗も(ショウマに非は無いと分かりつつも)混乱状態に陥ってしまった。
- 塩谷壮士
演:小松利昌
「塩谷ジャーナリスト事務所」を構えるフリーのジャーナリストであり、絆斗の師匠。
幼くして母を亡くした絆斗の育ての親でもあるが、第6話にてグラニュート・オタケに襲撃され、ヒトプレスにされた挙句胴体をへし折られて殺害されてしまった。結果、絆斗は二度も親をグラニュートに奪われてしまう事に……。
しかし大勢いる人間の中で、何故彼がピンポイントで狙われ、それも闇菓子にされず殺害されたのか……?
演じる小松氏は過去に『アマゾンズ』にて加納省吾役で出演している。
その最期も加納同様、胴を真っ二つにされるというものだった……。
- 酸賀研造/仮面ライダーベイク
演:浅沼晋太郎
「グラニュート研究家」を名乗る謎の男。
殆どの人間が知らない筈のグラニュート界や闇菓子周りの事情に異常に詳しく、さらにグラニュートの臓器などというどうやって手に入れたのか分からない代物まで保存していた。
何やら絆斗には興味津々なようで、第6話にて彼に改造手術を施し、自らが開発したグラニュート退治用のアイテムを授けたが、実はストマック社のニエルブと内通している研究者仲間。
グラニュートの情報や絆斗に埋め込んだ臓器も彼から得た物。
演じる浅沼氏は前作の『仮面ライダーガッチャード』にてドラゴナロスおよびドラゴンマルガムのCV、特番『スタートアップ!!仮面ライダーガヴ』にてナレーターを担当している。
香村純子脚本作品にはライダー以外にも過去に縁があったり。という事でついでによろしこ!
詳細は個別項目を参照。
- ダークショウマ/仮面ライダービターガヴ
演:知念英和
「ご主人様」なる何者かによって生み出された、ショウマと瓜二つの謎の人物。
表面的な言動や食いしん坊なところは本物のショウマに似ているが、食べ物を他者から奪い、それを止めようとした人間に平然と暴力を振るうなど本物であれば絶対にしないような悪逆かつ稚拙な行動を取る。
腹部には赤ガヴならぬ「ビターガヴ」という黒いガヴを備えており、そこにゴチゾウを装填して仮面ライダービターガヴに変身する。
実は[[同じ容姿の個体が何体も存在>綾波レイ]]し、それぞれで微妙に性格が異なる。
詳細は個別項目を参照。
- 「ひだまり」の店主
演:半田周平
お菓子カフェ「ひだまり」を営む中年の男性。
第30話でグラニュート・オチルの情報収集をしていたショウマが店を訪れた際に彼と知り合い、ゴチゾウの生成に必要な駄菓子の品揃えが良い事からその後もショウマの行きつけの店となる。
人当たりの良い性格で、駄菓子を買いに来るショウマをいつも温かく迎えている。
一方でショウマとの初対面時は、彼が「人を探している」としか言っていないのにも拘わらず「もしかして、行方不明なのか?」と食い気味に尋ねていたが……?
正体はみちるの兄・井上優。ショウマの伯父にあたる。
みちるの死を知るショウマらは最後まで秘密にしていたが、一方の彼自身はお菓子を楽しむショウマの姿に妹の面影を感じた事、そして彼が仮面ライダーとして戦うきっかけとなった「母をストマック社に奪われた」という動機を幸果から知らされた事で察している模様。なお最終的にはショウマがいつか話せるようになるまで見守る選択をした。
【登場ライダー】
本作に登場するライダーは、全体的に各種ステータスが歴代のライダー達と比較してかなり低い傾向にある。
- 仮面ライダーガヴ
ショウマが赤ガヴ(変身ベルトガヴ)にポッピングミゴチゾウを食べさせて変身する仮面ライダー。
グミの持つ粘弾性と追い菓子チェンジによる武装追加を活かして戦う。
近年の主役ライダーでは珍しく、ステータスが軒並み低水準……どころか歴代でも最低クラスに低い。
具体的に言うとクウガグローイングフォームや電王プラットフォーム並。
- 仮面ライダーヴァレン
絆斗がヴァレンバスターに(酸賀が窃盗した)チョコドンゴチゾウをセットして変身する仮面ライダー。
ヴァレンバスターを使用した銃撃戦のほか、肉弾戦や零距離発射といった戦法も行う。
こちらもステータスが軒並み低く、上述のガヴのポッピングミフォームよりも低い。
- 仮面ライダーヴラム
ラキアがニエルブ開発のヴラスタムギアで変身する仮面ライダー。
純粋なグラニュートが変身するライダーであり、ラキア自身が持つ能力も扱うことができる。
後発のシステム故か初期のカタログスペックはガヴやヴァレンを上回っている。
- 仮面ライダービターガヴ
ダークショウマがビターガヴにスパーキングミゴチゾウを食べさせて変身する仮面ライダー。
全体的なステータスでガヴを上回る他、ダークショウマ自身の凶暴性や攻撃性もあってより容赦のない戦い方をする。
しかしそのスペックに対し肉体そのものの強度が追いついていないのか、攻撃のたびに腕がへし折れてそれを無理やり直すといった不気味な行動が見られる。
後に二エルブの手によってビターガヴ単体での培養が行われ、ダークショウマ以外の変身者も登場するようになった。
- 仮面ライダーベイク
酸賀研造が新開発したアイテム・ベイクマグナムにより変身する仮面ライダー。
ブリザードソルベフォームに匹敵するスペックを持ち、ヴァレンやビターガヴを基に収集したデータを基に開発されたため、変身時の負荷も軽減されている訳でも無く、なんならチョコルドより酷い。
【用語】
本作において敵キャラクターとなる種族、および敵対勢力。
ほとんどの個体は異世界「グラニュート界」で平和に暮らしているのだが、本作に登場するものは後述の「闇菓子」の素材となる人間を攫うアルバイターとして人間界に派遣されており、それらがショウマの敵として立ちはだかる。
- 闇菓子
本作のキーアイテム。「幸福な感情を感じている人間」を材料に作られる嗜好品(菓子)。
グラニュートにとっての麻薬に相当する存在で、一度食べれば病みつきになる強い依存性を持つ。
この闇菓子の製造・開発元である企業「ストマック社」はこれをグラニュートの一般市民に供して闇菓子依存にさせ、報酬の闇菓子で釣った彼らを使って人間を攫い、それらから製造した闇菓子を売り捌き……というサイクルで荒稼ぎしている。
先述のアルバイターたちはそうして身を持ち崩した末に手駒にさせられた依存症患者であり、知性こそあれども「闇菓子をたくさん食べる」以外のことは頭にない。
故に、ショウマ達に倒される危険を承知で人攫いに躍起になっている。
詳しくはグラニュート(仮面ライダーガヴ)の項目を参照。
CV:櫻井皓基、東海林亜祐
ショウマがお菓子を食べる度に赤ガヴから産まれる彼の眷属。グラニュート(の血を引く者)の眷属という点ではエージェントと同じ存在。
大きさはいずれも手のひらサイズで、グミを食べればグミのゴチゾウ、キャンディを食べればキャンディ…と食べるお菓子で生まれる個体が変わる。又、同じお菓子でも味によって違う個体になる。
変身時に赤ガヴで「食べる」という動作を行う以上、使用されたゴチゾウは変身後に死んでしまう。なお、ショウマ一自身は一応仲間として認識してはいるが彼らが死ぬことには特に気にしない当たりやっぱりストマック家の血は流れている。
詳細は個別項目を参照。
- 凪浜市
本作の主な舞台の街。
世間知らずで正体も知れない青年のショウマに優しく接する人が多い一方、グラニュートの暗躍によって行方不明者が続出している。
- POPPIN GUMMY
人間界に来て初めてショウマが食べたお菓子。
グレープ、オレンジ、ソーダの3種類のグミが一つの袋に入っており、ショウマに食べられる事でそれぞれポッピングミゴチゾウ、キッキングミゴチゾウ、パンチングミゴチゾウが産まれる。
現実でも「仮面ライダー ポッピングミ」名義で似たパッケージの物が実際に発売されている。
劇中の小道具として使われている物はビニール製で中身が透けて見える小袋*7に入っているが、現実で発売されているものはガヴの立ち姿と劇中デザインで透けている部分に大量のグミが追加で印刷されている。
グミ自体の形状もストマック家の社章とガウ&ヴァレンの頭部を模した物が追加されている。
ちなみにお馴染み仮面ライダーグミも本作ではこの名義を冠されて販売されている。
- ZAKUZAKU CHIPS
第2話でショウマが律から貰ったポテトチップス。のり塩味。
ショウマに食べられることでザクザクチップスゴチゾウが産まれる。
- チョコレート(正式名称不明)
2話などでショウマが食べていたチョコ菓子。
ミルクチョコとホワイトチョコの二種類が入っているようで、一箱分食べただけでチョコダンゴチゾウとチョコドンゴチゾウがそれぞれ産まれている。
現実では「仮面ライダーガヴ フィギュア付きチョコスナック」名義で発売。
身長60mm程の歴代ライダーのフィギュアと劇中のデザインそのままの箱に入ったチョコスナックが、シュリンク包装で一つにまとまった状態での商品化となる。
- SPARKIN GUMMY
POPPIN GUMMYの関連商品と思われる黒い梱包のグミ菓子。
コーラ味のようだが、やたらと禍々しい配色のパッケージと「スパイシー」という公式の表現からしてかなり刺激の強い味である模様。炭酸か香辛料入りなのだろうか。
ダークショウマに食べられることで、スパーキングミゴチゾウが産まれる。
【放映済みエピソード】
一覧
| 話数 | タイトル | 登場した敵(戦闘員、同種個体除く) | 脚本 | 監督 |
| 第1話 | おカシな仮面ライダー!? | グラニュート・ハウンド | 香村純子 | 杉原輝昭 |
| 第2話 | 幸せザクザクチップス | グラニュート・ウィップル | ||
| 第3話 | ソーダパンチは罪な味 | グラニュート・ボン | 柴﨑貴行 | |
| 第4話 | マシュマロおかわり! | - | ||
| 第5話 | 思い出がヒリヒリ | グラニュート・オタケ | 諸田敏 | |
| 第6話 | 変身はビターチョコ | |||
| 第7話 | 仮面の下はどんな味 | グラニュート・ディーン | 杉原輝昭 | |
| 第8話 | デュアル チョコレイト | グラニュート・ディーン グロッタ・ストマック | ||
| 第9話 | トリック オア ダンス! | グラニュート・ヤード | 金子香緒里 (監修:香村純子) | 柴﨑貴行 |
| 第10話 | 特盛り!キャンディ砲! | |||
| 第11話 | あまい言葉にご用心! | グラニュート・アーリー | 香村純子 | 上堀内佳寿也 |
| 第12話 | ドーナツがつなぐ絆 | |||
| 第13話 | 約束の手作りケーキ | グラニュート・ロジョー シータ・ストマック(怪人態) ジープ・ストマック(怪人態) | 杉原輝昭 | |
| 第14話 | 奇跡の覚醒!ケーキング | シータ・ストマック(怪人態) ジープ・ストマック(怪人態) | ||
| 第15話 | 脱走グラニュート! | グラニュート・ロジョー | 毛利亘宏 (監修:香村純子) | 諸田敏 |
| 第16話 | ノエルのおくりもの | |||
| 第17話 | カラメる触手は幸福味 | グラニュート・チョール ラキア・アマルガ/仮面ライダーヴラム | 金子香緒里 香村純子 | 柴﨑貴行 |
| 第18話 | 激強!プリンな用心棒 | |||
| 第19話 | プリンのほろ苦隠し味 | ラキア・アマルガ/仮面ライダーヴラム | 香村純子 | 杉原輝昭 |
| 第20話 | 突入!闇菓子工場へ! | グロッタ・ストマック(怪人態) | ||
| 第21話 | ビターすぎるガヴ | ダークショウマ/仮面ライダービターガヴ | 田﨑竜太 | |
| 第22話 | 真実は甘く苦い | |||
| 第23話 | ブロークンスイーツ | 諸田敏 | ||
| 第24話 | 復活のアイスひとさじ | ダークショウマ/仮面ライダービターガヴ グラニュート・スミール | ||
| 第25話 | 虚像の幸せ 蜜の味 | ダークショウマ/仮面ライダービターガヴ グラニュート・ル・ビート | 毛利亘宏 (監修:香村純子) | 柴﨑貴行 |
| 第26話 | 怒りのぷっつんプリン | グラニュート・ル・ビート | ||
| 第27話 | 酸いも甘いも焦がす程 | ダークショウマ/仮面ライダービターガヴ 酸賀研造/仮面ライダーベイク | 香村純子 | 杉原輝昭 |
| 第28話 | 絆のチョコフラッペ | |||
| 第29話 | ジープの電撃結婚! | グラニュート・オチル | 諸田敏 | |
| 第30話 | 最凶の大統領令嬢! | グラニュート・オチル リゼル・ジャルダック | ||
| 第31話 | 辛苦マリアージュ | グラニュート・リッパー | 内田裕基 (監修:香村純子) | 上堀内佳寿也 |
| 第32話 | 本音をカップオン! | |||
| 第33話 | 一撃必殺!!オーバーガヴ! | マーゲン/仮面ライダービターガヴ | 香村純子 | 柴﨑貴行 |
| 第34話 | ゴチゾウ100匹大作戦! | |||
| 第35話 | 甘さゼロ!鉄壁のランゴ | ランゴ・ストマック(怪人態) | 杉原輝昭 | |
| 第36話 | 逆転!覚醒!マスターガヴ | |||
| 第37話 | 忘れたことはない | ジープ・ストマック/ジープ・ストマック(怪人態)/仮面ライダービターガヴ グラニュート・ラゴー | 毛利亘宏 (監修:香村純子) | 諸田敏 |
| 第38話 | 憎しみの向こう側 | |||
| 第39話 | 探し求めていたのに | グロッタ・ストマック(怪人態) | 香村純子 | 中澤祥次郎 |
| 第40話 | 追憶のアラモード | |||
| 第41話 | にじり寄る眼鏡 | 酸賀研造/仮面ライダービターガヴ | 柴﨑貴行 | |
| 第42話 | 割れた思いの果てに | 酸賀研造/仮面ライダービターガヴ ニエルブ・ストマック(怪人態) | ||
| 第43話 | 人間界はどんな味? | ボッカ・ジャルダック | 毛利亘宏 (監修:香村純子) | 諸田敏 |
| 第44話 | まぶしくて戻らない瞬間 | ニエルブ・ストマック(怪人態) カリエス/仮面ライダーカリエス | 八手三郎 (監修:香村純子) | 杉原輝昭 |
| 第45話 | もう誰にも奪わせない | グラニュート・テ・ソー | 香村純子 | |
| 第46話 | 決意のショウマ | ボッカ・ジャルダック | ||
| 第47話 | 幸せのディストピア | ニエルブ・ストマック(怪人態) | 中澤祥次郎 | |
| 第48話 | 燃えろアメイジングミ | ボッカ・ジャルダック ジープ・ストマック/仮面ライダービターガヴ | ||
| 第49話 | 俺はお菓子を信じてる | - | 諸田敏 | |
| 最終話 | 目指せ!おいしい未来! | ランゴ・ストマック(怪人態) ジープ・ストマック/仮面ライダービターガヴ リゼル・ジャルダック(怪人態) |
【劇場版】
2024年7月26日に公開された『ガッチャード』の単独映画作品。
前述の通り、仮面ライダーガヴおよび変身者のショウマが先行登場している。
2025年7月25日に公開された『ガヴ』初の単独映画作品。
本作の主題歌を担当するFANTASTICS from EXILE TRIBEがゲスト出演する他、次回作『仮面ライダーゼッツ』より万津莫/仮面ライダーゼッツが先行出演する。
同時上映は『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 復活のテガソード』と『ゴチゾウのなつやすみ』。
【スピンオフ】
- グロッタのバレンタイン/グロッタのバレンタイン2 ホワイトデーお返し大作戦
前者は2025年2月16日、後者は同年3月9日より東映特撮ファンクラブ(TTFC)にて配信。
グロッタ・ストマックが主役を務めるスピンオフ作品で、初のボイスドラマ風コンテンツ。
脚本はグロッタ役の千歳まちが担当。
- 酸賀研造オーディオドラマCD~If coffee is poison.It is a slow poison.~
ファイナルステージの物販、及び通販で販売されたオーディオドラマCD。『酸賀研造解剖リーフレット』も付属される。
酸賀研造が主役を務めるスピンオフ作品で、狂気に至るまでの過去やニエルブとの出会いなどを描く。
脚本は酸賀役の浅沼晋太郎が担当*8。
Vシネクスト作品。2025年11月28日に期間限定で上映。
辛木田絆斗が主役を務めるスピンオフ作品で、テレビシリーズの後日談。
同時上映は『ゴチゾウちょうれい』。
- 仮面ライダーヴラム ルートストマック
2025年12月21日よりTTFCにて配信。
ラキア・アマルガが主役を務めるスピンオフ作品で、「もしもラキアがショウマの説得に応じず、ストマック社に身を置き続けていたら?」というIFストーリーを描く。
脚本は田倉まりが担当。
- ゴチゾウパーティー
Youtubeのバンダイ公式チャンネルで配信。
ゴチゾウが主役を務めるスピンオフ作品で、彼ら(?)の日常をショートストーリーで描く。
【その他媒体】
- 仮面ライダーガヴ【変身講座】
YouTubeのバンダイ公式チャンネルで配信のネットムービー。
例年お馴染みの仮面ライダーの変身ポーズのナビゲート動画。
既にゴチゾウという名前があり、メゾンゴチゾウがある事から時系列は第8話以降と思われるが、同エピソード時点で既に使用しているザクザクチップスとふわマロを相手に初対面のように接していたりと所々矛盾している箇所がある。
パンチングミアシストおよびキッキングミアシストが本編に先駆けて先行登場している。
- 仮面ライダーガヴ【変身講座②】仮面ライダーヴァレン編
東映特撮YouTube Officialで配信のネットムービー。
こちらではヴァレンの変身ポーズを紹介。時系列としては第14話後で、ケーキングゴチゾウが登場している。
ある人物がナレーションを務めており、昇天したゴチゾウ達の行方も判明した。
- 仮面ライダーガヴ【変身講座③】仮面ライダーヴラム編
東映特撮YouTube Official及びバンダイ公式チャンネルで配信のネットムービー。
こちらではヴラムの変身ポーズを紹介。時系列としては第20話以降で、ラキアの面倒見のよさが描かれる。
それと並行し、ニエルブが不審な動きを見せる。ラストでは何と次元の壁を越えてきた。
- てれびくん超バトルDVD 仮面ライダーガヴ お菓子なグルメでWoo!マイ ワカメ~ン!!
毎年恒例『てれびくん』誌上販売の超バトルDVD。
本作オリジナルフォームとして、ガヴ シールドスナックフォームが登場する。
幸果がゴチゾウの存在を認知していること、絆斗と和解済みであることから時系列は第29話以降と思われる。もしくは、第29話冒頭で言われた1ヶ月間の出来事の一つかもしれない。
脚本は田倉まりが担当。
- ガヴっとアニメ! Sweety Days~おかしな日常~
2024年3月2日よりTTFCにて配信された、『ゼロワン』から続くTTFCオリジナルアニメ。ショウマ達は勿論ストマック社の兄弟達、さらにゴチゾウも登場している。ランゴ兄さん「なにぃ?俺だけハブられてるだと?」
- 仮面ライダーガヴ GRADUATIONS おかしなスクールデイズ/おかしなスクールデイズ2
前者は2025年3月16日*9、後者は同年4月13日よりTTFCにて配信。
所謂公式学パロで、ショウマ達の学園生活をショートコント仕立てで描く。武部先生と瀧島先生を筆頭にメタ発言も多く、ほとんどの面子がいい意味でキャラ崩壊している。勉強の妖精ネ・サーンに扮するグロッタとかまんまワンダー兄貴…もとい中の人の地が出てるラキアとか
追記・修正はお菓子を食べながらお願いします。もちろん、バランスの取れた食事と歯磨きも忘れずに。
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*2 実際、昭和ライダーの中には最終回で敵組織を壊滅させた後、仲間達の前から姿を消す者がいた。
*3 海賊版には法律の面での問題はもちろん、白倉伸一郎Pによると「海賊版を見るような『濃い』ファンによって正式配信前に作品の評判が決まってしまい、番組販売に影響がでる」という問題もあるという。
*4 中田氏は『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』への参加のためにガヴの撮影後に離脱
*5 2023年後期~2024年後期までにバッファ、キングキョウリュウレッド、ドレッド、レジェンド、そしてガヴとかなり多忙な撮影をしている。さすがにドレッドは後半のSAは交代となったり、レジェンドもちょくちょく他の人に変わっている。
*6 社章はキャンディと悪魔を模したマーク。
*7 現実におけるハリボーグミと同じタイプ。
*8 二次創作に近いもの扱いされることを嫌い、メインライターの香村純子とプロデューサーのチェックを経て「公式」認定を受けている旨がリーフレットに記されている
*9 東映特撮Youtube Officialでも期間限定で配信された。
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