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プロファイル
基礎情報
【コードネーム】セイロン
【性別】女
【戦闘経験】なし
【出身地】シエスタ(独立都市)
【誕生日】9月25日
【種族】リーベリ
【身長】162cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
能力測定
【物理強度】普通
【戦場機動】普通
【生理的耐性】普通
【戦術立案】標準
【戦闘技術】標準
【アーツ適性】優秀
個人履歴
ヴィクトリア国立大学源石研究学科の卒業生で、現在はケルシー医師の研究室で補助研究員を務めている。
水系アーツに造詣が深く、戦場では頼もしい医療支援を行う。
健康診断
造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。
【源石融合率】0%
職業柄長期にわたる源石との接触が不可避だが、本人による予防措置が万全であるからか、鉱石病の兆候は全く確認されなかった。
【血液中源石密度】0.21u/L
正常値よりもやや高い傾向にあると言えるが、源石研究者であることを踏まえれば、決して驚くほどの数値ではない。
第一資料
彼女を一言で言い表すと、「やや高飛車なお嬢様」である。
本来は「お嬢様」ではなく「研究者」と言うべきであるが、彼女の「お嬢様」の印象は強烈で、大半のオペレーターはその業務内容を知っていたとしても、彼女の話になると「あぁ、あのお嬢様か。」といった反応になる。
もちろん、お嬢様と呼んでいるとしても、彼女を本当に嫌っている者はいない。彼女は基本的に正しいことしかしないし、万が一間違いを犯してもすぐに「ごめんなさい」と言うだけの素直さを持っているからである。
第二資料
セイロンの故郷であるシエスタ市は珍しい独立都市の一つだ。
珍しいというのは、移動都市ではないという点だけでなく、一つの独立都市である点に加え、今もなお急速に発展しているというところにある。
事実上、テラには長い歴史を持つ国家がいくつか存在しているが、最も普遍的な概念は国家というものではなく、独立都市だ。
現代において国家と呼ばれる社会集団は、かつては全て独立都市である。いくつかの国家の前身は、それら独立国家の集合体なのである。さらに、今となって名義上は国家に属している移動都市であっても、程度の差こそあれ、国家とは異なるその都市独特の風習が残っているのだ。
しかし、頑固な老人たちは認めようとはしないだろうが、一つの事実として、独立都市の概念はすでに衰退の一途をたどっている。なぜなら、国家という概念が、あまりにも強大だからである。
未だにテラにはかなりの数の独立都市が存在しているものの、各都市の統率者たちはすでに、独立した一都市では国家に対抗することができないことを理解している。近年、積極的に近隣の国家に帰順することを選ぶ独立都市も少なくない。
シエスタ市が現した頭角が、これから彼らを新たな方向に導くかもしれない。
第三資料
セイロンは自己紹介をする際、話を円滑にすすめるため自身の専攻については「源石研究」とだけ語り、細かな説明をしない。実際は源石研究と一口に言っても、実用方面、理論方面の多岐に渡って細分化されており、彼女の正しい専攻は「源石応用発展史研究」である。
近代学術の学科が成立する以前は、源石に関する重要な研究史料の多くはきちんとした保存がなされていなかった。そこで、現存している限られた史料の中の手がかりから、源石に関する各学派の発展の道を探ることも、近代源石研究の重要な一部である。
科学技術が発達した現代では、史料の研究の形は、理論を発見することから、その理論の検証へと変化している。しかし無論、歴史そのものへの記録が一つの文明にもたらす意義は、言わずもがなである。
セイロンは大学を卒業したばかりではあるが、彼女の知識量と源石研究にかける情熱は称賛に値するもので、彼女が在学中にどれだけ努力してきたかを容易にうかがい知れる。このように優秀な人物の加入は、ロドスにとって、望外の喜びだと言わざるを得ない。
第四資料
セイロンの個人資料において、あまりシュヴァルツの存在が言及されていない理由と、シュヴァルツの資料ではあまりセイロンが言及されていない理由は同じだ。
それは至極簡単なことで、必要がないからだ。文字で彼女たちの仲の深さを表現するのは、全く意味のないことだろう。
しかし、記録に値することがあるとすれば、それはセイロンもシュヴァルツも、互いを自身にとって最も重要な存在だと思っているが、彼女たちの世界において相手が全てというわけではないということだ。
セイロンは他の研究員と共に食事や研究をするし、何かの理論について夜更けまで討論を繰り広げることも多い。シュヴァルツも単独で任務に向かったり、傭兵上がりのオペレーターと酒を酌み交わしたり、彼らと演習場で「殺し合い」をしたりする。
二人ともそれぞれの生活があり、ロドスに加入してからは彼女たちの世界も更に広がっていくだろう。ただ、彼女たちが今の生活にさらに馴染んでいっても、お互いに相手のことを最も大切に思うというところはいつまでも変わらないように思える。
それこそが二人の「仲の深さ」というものだろう。
ボイス
ボイス(デフォルト) | |
---|---|
秘書任命 |
ドクター、隣でレポートを書いているから、何かあればいつでも声をかけてちょうだい。 |
会話1 |
努力は必ず報われる。そう信じてきましたし、実際そうやって生きてきましたわ。 |
会話2 |
……待って、鉱石病にこんな特性がありましたの?!早く実験で確かめないと!ドクター、ちょっと失礼するわ……えーと、ロドスにいい観察対象はいないかしら……。 |
会話3 |
紅茶のない日常は日常とは呼べないわ。ドクターも一杯いかがかしら?ヴィクトリア一の茶葉で淹れたものよ。 |
昇進後会話1 |
シュヴァルツとは幼い頃からずっと一緒だったから、彼女のことならなんでも知ってますの。ええ、わたくしのボディーガードになる前のこともね。あ、でもドクターに教えるにはまだ早いわ。 |
昇進後会話2 |
シュヴァルツを治す方法が見つかれば、ほかの感染者も治せるってことでしょう?もちろん、シュヴァルツさえ治せればいいなんて勝手なことは思っていないから安心なさい。でもドクター、シュヴァルツはわたくしにとって何より大事なのよ。それだけはわかってちょうだい。 |
信頼上昇後会話1 |
ドクター、源石の研究にはいろんなアプローチがあるの。だけど、わたくしにとってシュヴァルツを治すことが最優先事項。だからロドスのことを聞いてからずっと、ここに来られればって思ってましたの。 |
信頼上昇後会話2 |
ドクター、わたくしはね、感染者だからってシュヴァルツを差別するような人が大嫌いなの。でもロドスにそんな人はいません。それに、医学の知識もたくさん学べる……ここに来て本当によかったですわ。 |
信頼上昇後会話3 |
どんなに立派な指導者でも、目先の利益にとらわれて判断を誤ることはありますの。ドクターもお気をつけて。でもまぁ、そんなに心配しなくても、わたくしがいれば、ドクターが道を踏み外したとき、すぐに正してあげられますわね。 |
放置 |
ドクター、座ったまま寝るのはさすがにお行儀が……まぁいいでしょう、毛布くらいはかけてあげますわ。 |
入職会話 |
ごきげんよう。わたくしはセイロン、ヴィクトリア国立大学出身で専攻は源石。ケルシー先生の紹介で本日よりこちらで実習させていただきます。よろしくお願いします、ドクター。 |
経験値上昇 |
さすがはロドス、アーツの運用が素晴らしいわ。 |
昇進Ⅰ |
これでわたくしもロドスの一員として認められたということかしら?ありがとうドクター、これからはもっと努力しますわ。 |
昇進Ⅱ |
ロドスの鉱石病研究、さすがですわ。ここで勉強を続ければ、いつかきっとシュヴァルツをも治せるようになるに違いありません。ドクターも当然協力してくれますわよね? |
編成 |
任務の時間?ちょうどいいわ、新しいアーツを試してみたいところだったから。 |
隊長任命 |
安心して、指揮をとるのは得意な方よ。 |
作戦準備 |
どこかにレアな素材が落ちてたりしないかしら。 |
戦闘開始 |
慌てず、冷静に対処しなさい。 |
選択時1 |
負傷者はどこかしら? |
選択時2 |
ん? |
配置1 |
サポートはわたくしに任せなさい。 |
配置2 |
怪我人は大人しくしていなさい。 |
作戦中1 |
みなさま、安心して戦うのですわ! |
作戦中2 |
目の前の敵に集中しなさいな! |
作戦中3 |
今の状況にはこれがよいかしら。 |
高難度作戦クリア |
ふぅ……ふふ、なんだか難しい実験を終えた気分ね。疲れたけど、充実した時間を過ごせたわ。 |
★3で戦闘終了 |
敵はもういないかしら?では少し、この辺りを散歩してきますわ。 |
★2以下戦闘終了 |
シュヴァルツみたいに戦えれば、一人も逃さなかったはずですわ……。 |
作戦失敗 |
ドクター、ボーッとしてないで負傷者の搬送を手伝いなさい! |
基地配属 |
ここにいるほかの医者たちとも、話をしてみようかしら。 |
タッチ1 |
ちょっと、髪が乱れるじゃない! |
信頼タッチ |
ドクター、また椅子で眠ったりしてないでしょうね? |
タイトルコール |
アークナイツ。 |
挨拶 |
ごきげんよう、ドクター。一緒に紅茶でもいかが? |
逆理演算
静かなる深き流れ / シエスタ・ビーチ
セイロンの研究は本来戦場と関係がないものだった。しかし他者を慮る彼女は、常に少しでも多くの人々を守り、助けたいと思うのであった。すでに故郷を離れて久しいが、分厚いノートの行間には、いつもシエスタの潮の声が鳴り響いている。
コーデ
デフォルト(昇進0)
オペレーターの普段着。
実用性は制服に劣る部分もあるが、オペレーターが最も着慣れているコーディネート。
デフォルト(昇進2)
昇進後調整された服装。
オペレーターの経験に基づき細部の改善が図られ、より作戦に特化したものとなっている。戦闘向きでありながら、オペレーターが着慣れている服装を極力再現した。
CoralCoast/XIII - ホリデーHD49
セイロンの夏の装い。
MARTHE[CoralCoast]「ホリデー」モデル49。通気性がよく軽量で肌触りの良い素材を採用。穏やかな休日の砂浜での思い出づくりのお供に。
真夏に楽しむさくらんぼとマンダリンティーの味を、遠くの大事な人たちにも届けてあげたいものだ。
モジュール
ORIGINAL / セイロンの記章
セイロンは広範囲の治療を行うと同時に、有益な効果を付与することに秀でている。
外勤部門の決定に基づき
外勤任務においては医療オペレーターとして区分し、療養師の責務を担う。
特別に本記章を授与し、
その証明とする。
WAH-X / フィールドワークセット
病院の廊下に置かれた長椅子に、本を読んでいる学生と教師と思わしき佇まいの女性が並んで座り、その隣では悩ましげな表情を浮かべた労働者が、何やらぼそぼそとつぶやいていた。
「ピーター・デイビスさん。」
医者が検査結果を持って検査室から現れた。
名前を呼ばれた労働者は緊張した面持ちで顔を上げ、学生は読んでいた本を閉じた。
「――血液中の源石結晶密度はやや高めですが、鉱石病の兆候は見られません。」
「次に、セイロン・ドルクスさん。」
「同じく血液中の源石結晶密度はやや高めですが、こちらも同様に鉱石病の兆候は見られません。」
その場の三人は同時にほっとした表情を浮かべると、学生は嬉しそうに「ほら先生、二人とも大丈夫でしたわ!」と教師に向かって声を上げた。
「運が良かっただけよ。」
教師は険しい表情で頭を左右に振った。
「フィールドワークは規定の安全区域で時間を遵守して実施するだけでなく、防護措置もしっかり取るべきだと注意したはずよ。専用の防護服もなしに、高度に活性化した源石と接触するのは極めて危険な行為なの。それに、私たちには本来採掘場に入る権利はないのよ。あなたのあらゆる行動が責任問題に繋がる可能性だってあったの。セイロン、優等生のあなたがどうしてこんなこと……」
「ですが、どうしても本で学んだ理論を証明したくて……それに、もしデイビスさんたちに採掘を中止するよう提言しなければ、きっと突発的な感染事故が起きたに違いありませんわ。そのようなことを見過ごすなんて――」
「もしその判断が誤りだったら?」
セイロンは言葉に詰まった。沈黙の後、彼女は頭を垂れて「申し訳ございません。」と深く詫びた。
「除名処分にはしないけど、この科目は再履修してもらうわ。」
教師は長椅子から立ち上がった。
「今回が初めてのフィールドワークだし、これ以上は言わないけれど、今後はきちんと防護措置にも気を配りなさいね。」
教師が離れると、顔をこわばらせていた労働者がようやく口を開いた。
「俺たちは感謝してもしきれねぇってのに、そのせいで君に迷惑をかけちまったみたいで……先生は君が悪いと思ってるみたいだったし……」
「いえ、どうかお気になさらず。」
セイロンは微笑んでみせた。
「先生の仰りたいことはよく分かっているつもりです。この科目では、こういったことをしっかり覚える必要があるからこそのお言葉ですわ。恐怖を知り、最悪の結果を予測し、その責任を担えるかの判断をできるようにならなければいけませんの。」
「その後に初めて、選択を行えるようになるのですから。」
印
セイロンの潜在能力強化に用いられる。
余白まで文字で埋め尽くされたノート。これまで行われた源石研究の全てに関し、要点がまとめられている。あまりに詳細なその内容は『源石研究ーー入門から精通まで』というタイトルで本を出してもいいほどだ。
指名券採用
彼女、自分が戦場にいると忘れることがあるようだ。
ロドス研究員・セイロン、自らの研究の傍ら、源石に関する知識と技術を提供している。
紹介文
省略
登場ストーリー
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