ドーベン・ウルフ

ページ名:ドーベン_ウルフ

登録日:2012/01/30 Mon 16:55:20
更新日:2025/08/24 Sun 11:24:21NEW!
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見掛け倒しが!!



ドーベン・ウルフ(DÖVEN WOLF)とは、『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場するモビルスーツ(MS)である。





機体データ


型式番号:AMX-014
頭頂高:22.0m
本体重量:36.8t
全備重量:74.5t
ジェネレーター出力:5,250kW
推力:87,300kg
センサー有効半径:12,000m
装甲材質:ガンダリウム・コンポジット


武装:

  • 30mmバルカン砲×2
  • グレネードランチャー×2
  • ビームキャノン×2
  • ビームサーベル×2
  • 12連装ミサイルランチャー×2
  • メガ粒子砲×2
  • 大型対艦ミサイル×2
  • メガランチャー兼ビームライフル
  • インコム×2
  • 有線式ハンドビーム×2(一般機のみ)
  • 無線式ハンドビーム×2(指揮官機のみ)
  • 隠し腕×2(指揮官機のみ)

搭乗者:ラカン・ダカラン





機体解説


U.C.0088の第一次ネオ・ジオン抗争の際、ネオ・ジオン軍が開発した量産機
緑系のメイン装甲に赤いアクセントが入ったボディが特徴。


ひたすら高出力と高火力を追い求めたU.C.0088の熱狂の権化の如き機種。


ローレン・ナカモト博士らがアクシズに亡命した際に手土産として持ってきたガンダムMk-Ⅴや、グリプス戦役中に鹵獲に成功したサイコガンダムMk-Ⅱを元に開発した機体。
基本フレームはMk-Ⅴを受け継いでおり、アクシズ製MSでも珍しい角ばったフォルムをしている。
また、全身にビーム砲を搭載したサイコMk-Ⅱのように本機も多数のビーム砲を内蔵しており、同クラスの機体の中でも特に高い火力を誇る。
更にハンマ・ハンマでは未完成だった準サイコミュシステムの発展形を搭載した結果、パイロットのNT能力を問わずインコムや有線式(指揮官機はレーザー通信を利用した無線式)ハンドビームなどの遠隔攻撃端末の使用が可能になった。


火力だけでなく防御力もかなりのもので、ΖΖのミサイルランチャーが殆ど通じていなかった。


原型機のガンダムMk-Vと比較して重装備ながらも重量は軽減され、姿勢制御バーニアの数が増加しているなど、スペック値の推力は低いながらも高い機動性が確保されており、パイロットを選ばない点でゲーマルクより高評価を得た。
火器の多さはどっこいとはいえ、撃ち切りの実弾兵器・多用途切替可能な携行ライフル・前傾で正面火力補強にも使える肩ビーム・接近戦で役立つ切替式腹部ビーム…と分類すればあちらと比べ遥かに用途やレンジがはっきりしていると言える。
もっとも実際はこれにインコムやビームハンドが加わるので、やっぱり火器管制は複雑で「乗り手を選ぶ」ことには変わらなかったが。
腹部メガ粒子砲の上にコクピットがあるなど安全性にも難がある。


これらの理由に加えて既に戦争末期だったため、量産は決定されたものの結局は少数限定生産に留まり、
本機はスペースウルフ隊などのエース部隊向けに少数が実戦配備されたのみであった。



機動戦士ガンダムUCの時代である宇宙世紀0096においても現役。
しかしそれは貧乏所帯な袖付きゆえで整備状況は劣悪だったらしく、小説版ではアンジェロに同期と纏めて耐用年数切れのガラクタ呼ばわりされていた。
袖付き仕様として装飾やメインカラーをブルー系の寒色に変更するなどされているが、機体自体はほぼそのままの装備となっている。



ドーベン・ウルフは、アクシズがサイコミュ兵器を核とした戦術を構築する中で、一般兵でも扱える準サイコミュ搭載機として開発された。地球連邦軍から入手したORX-013(ガンダムMk-V)やMRX-010(サイコガンダムMk-II)の技術をベースに、ナカモト博士の協力のもと準サイコミュ技術を導入。サイコガンダムMk-IIの小型化・量産化を目指した設計であり、火力・迎撃能力を重視した構成。
単なる高火力MSではなく、戦闘攻撃型=“領域支配型”MSとして設計された側面を持つ。 サイコガンダムMk-IIの設計思想を継承し、複数の敵を同時に制圧可能な火力と装備を備えており、単機で制空権を掌握することを目的とした「エリアドミナンス型兵器」としての性格が強い。
ハンマ・ハンマの高機動型設計とは対照的に、ドーベン・ウルフは火力偏重型として設計されている。その武装構成は、対MS戦に特化したインコムや有線ハンドビームに加え、対艦ミサイルやメガランチャーなどの対艦・対母艦兵器も含まれており、単機で複数の任務を遂行可能な“戦闘攻撃機”としての運用が想定されていた。
ザクIIIとの比較では推力では劣るが、ペイロードの余裕から持続戦闘能力に優れ、火力面で圧倒。ペイロードの余裕により、多数の固定武装と準サイコミュ兵器を同時搭載可能。火器管制システムは複雑で、運用には高度な制御技術が必要。
ドーベン・ウルフは また、ゲーマルクが強化人間専用機であるのに対し、ドーベン・ウルフは一般兵でも運用可能な準サイコミュ搭載機であり、同等の技術をより汎用性の高い形で実装した実用型MSと評価される。 このような設計思想は、第四世代MS群(ZZガンダム、ゲーマルクなど)に共通するものであり、ドーベン・ウルフはその中でも最も量産性と実用性のバランスが取れた“真っ当な”兵器であったとされる。
技術的には連邦系MSの影響を強く受けており、アナハイム・エレクトロニクスの協力によって生産された可能性が高い。
サイコミュ兵器の量産化と一般化を象徴するMSであり、後継機「シルヴァ・バレト」へ技術が継承された。




武装


  • 30mmバルカン砲

側頭部に2門内蔵する。


  • グレネードランチャー

両脇に装備。ちゃんと設定画にも描いてあるのだが、忘れられがち。
弾種は任意で変更可能。


  • ビームキャノン

ジェネレーターに直結されたビーム砲。
バックパック両側のバインダー先端部に装備されている。
リック・ディアスのビームピストルに相当する火力兵装。


大腿部に2基格納する。腰アーマーにある丸い蓋のようなものがそれ。
格納させたままビーム砲としても使用可能。


  • 12連装ミサイルランチャー

バックパックのバインダーに装備されている。
ミサイルガザDと同型。


  • メガ粒子砲

腹部に内蔵されたメガ粒子砲。
切り替えによって、ビームを拡散・収束させる。
出力はそこまで高くないのか、ガズエルは至近距離で直撃を受けてもまだ動く余裕があった。(致命傷ではあったようだが。)


  • 大型対艦ミサイル

バックパック中央部のパイロンにオプションとして2基装備可能。
劇中未使用。


  • ビームライフル / メガランチャー

メインの携行武器。「ビームライフル」としてはかなりの大型で取り回しは良くない。
単体でも高出力を誇るが、腹部メガ粒子砲に接続させて砲身を展開し大型メガランチャーとしても使用可能。
その威力はマゼラン級戦艦をも一発で撃沈するとされるが、消費も大きく連射は出来ない。一応出力調節は可能で、低出力ならば連射可能。


  • インコム

有線式の準サイコミュ兵器。バックパックに搭載された小さな円盤状の端末がこれ。
一般パイロットでも擬似的なオールレンジ攻撃が可能である。
ただし、有線式であるためファンネルには劣る上、弾数制限もタイトで発するビームも標準の域を出ない。
また、「自分の意思で制御できる」範囲もファンネルに比べればかなり限定される。
それでも「相手の死角から攻撃できる」等利点は多い。
バックパックに2基搭載されている。


  • 有線(無線)式ハンドビーム

準サイコミュ兵器。
一般機用の有線式と指揮官機用のレーザー通信を利用した無線式が存在する。
掌からビームを発射したり、電流で攻撃が可能。


  • 隠し腕

簡易型マニピュレーター。
指揮官機に装備されている。
上記の無線式ハンドビームを手袋にするような形で内部に仕込まれている。有線式の一般機には搭載されていない。
複雑な動作には向かないがビームサーベルの使用など、最低限の動作能力は持っている。
劇中ではラカン機に装備された。


  • 隠しランチャー

複数弾頭を搭載可能な実弾兵器。



劇中での活躍


U.C.0088

『ΖΖ』

スペース・ウルフ隊に6機が配備され、ラカン・ダカランが搭乗。グレミー派の象徴的MSとして、ハマーン派のキュベレイ部隊に対抗する弾幕戦術を展開。
ラカン率いるスペースウルフ隊としてグレミー軍で戦い、特にラカン機はゲーマルクを圧倒したり、
部下との連携でマシュマー・セロが乗るザクⅢ改を撃破している。


だが隊自体はザクⅢ改戦の前にゲーマルクに1機、その改の自爆(「何の光ィ!?」)で1機、直後のゲーマルクの攻撃で2機が倒され、
ラカン機だけになった所をジュドー・アーシタが駆るΖΖに倒され、全機撃破された。



????

GUNDAM EVOLVE

第二シーズンの第10話に登場。
小惑星帯で活動する為の仕様らしく、スラスターやアポジモーターが追加されている。


ネオ・ジオンの残党部隊として、脱走したキュベレイMk-Ⅱとそのパイロットを追い木星へ向かう途中のジュピトリスⅡに通常カラーとグレーカラーの二機が襲来。
不完全なΖΖを追い詰めるが、通常カラーはリィナが送って来たコンテナにぶつかって損傷しそのまま宇宙の迷子に。
一方グレーカラーのほうはジュピトリスⅡに取りつき大型メガランチャーを発射するが、完全になったΖΖのハイメガキャノンにかき消され、機体も跡形も無く消し飛んだ。



U.C.0096

『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』

パラオ戦でまさかの登場。立ち位置的にはアニメ版のドライセンの代わり。


メガランチャーや拡散メガ粒子砲を浴びせるがユニコーンガンダムのガトリングの餌食となってしまった。
シルヴァ・バレトの時の恨みだろうか。


木星圏での目撃情報があり、袖付き仕様として再登場。一部機体はロールアウトが間に合わず、後方で訓練機として運用された可能性もある。


『機動戦士ガンダムUC MSV 楔』

パラオを偵察に来たEWACジェガンを襲撃。
2機の内1機を仕留め、もう1機をメガランチャーで仕留めんとするが、
相手のデブリをにした巧みな逃走経路に阻まれ、逃げられた。
なおこの機体に乗っていたのは同じ外伝漫画『『袖付き』の機付長は詩詠う』に登場したザミュ大尉であり、
この戦闘の後彼は「俺やっぱドライセンの方が性にあってるわ」としてドライセンに乗り続けた模様。
ちなみにこのドーベン・ウルフはジェトロが無理を言って引っ張ってきたものだったらしい。





デザイン


デザインは明貴美加氏。当初計画されていた「G-Ⅴ」を流用した物である(G-ⅤはセンチネルでガンダムMk-Ⅴとして登場する)。
当初の予定では流用元の意匠を色濃く残してしまった「ガンダム」であったが、「これ以上ガンダムは出せない」という方針の為、頭部デザインが現在の物に改められた。
この時に余った頭部デザインは同作で監督から駄目だしを喰らったクィン・マンサの頭部デザインへ流用されている(あちらがガンダム顔なのはここに由来する)。


本機の色については制作当時アニメ用の塗料が不足していたらしく、ゲーマルクや本機もその影響を受けたものらしい(一応富野監督が指定したカラーリングらしいが)。
本機を運用していたスペースウルフ隊の隊長ラカン・ダカランが機体色の塗替えを拒否したのはそういった裏事情ゆえ。
これについて、劇中設定的には、ドーベン・ウルフの機体色はスペースウルフ隊のチームカラーであり、
「赤い彗星」シャアの赤い機体にも見られる「エースパイロットにはパーソナルカラーによる塗装が認められる」というジオン軍の伝統に、
ジオン出身の古参兵であるラカンが強く執着した……とされるが、真偽の程は不明である。





関連機体


ガンダムMk-Ⅴ

項目を参照。




押し通るッ!!!

◇シルヴァ・バレト

型番:ARX-014
頭頂高:22.0m
本体重量:33.5t
ジェネレーター出力:5,250kW
装甲材質:ガンダリウム合金


武装:

  • 60mmバルカン砲×2
  • ビームキャノン×2
  • ビームサーベル×2
  • 12連装ミサイルランチャー×2
  • 大型対艦ミサイル×2
  • インコム×2
  • 有線式ハンドビーム×2
  • シールド(2連装ミサイルランチャー、ビームランチャー)
  • ジェガン用ビームライフル
  • グレネードランチャー×2(設定には未記載)

搭乗者:ガエル・チャン(OVA版)



機体解説

漫画『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』に登場。メインカラーはグレー。
『ΖΖ』の後にドーベン・ウルフを回収したオーガスタ研の元技術者がAE社グラナダ工場で開発した準サイコミュ試験機。
形式番号「ARX-014」は便宜的なもので、オーガスタ系技術の継承を示すとされる。
外観はウルフの特徴を色濃く残しており、名前の由来は「ウルフ」にかけた「狼男を殺す銀の弾丸」と思われる。


火力偏重のドーベン・ウルフに対し、過剰を削ぎ落とし90年代らしく兵器としてのバランスを整える方向で改修を施され、
結果ジェネレーター直結式の火器はほぼ廃されているが、その分安全性や操縦性は改善されており機体バランスも良好で実戦にも即時対応可能な数値を叩きだした。
だが優秀な数値は、この機体に固執する技術者が優秀さを主張したいがために予定以上の改修を施したからという疑惑もある。まあアナハイムだし。


なお、頭部には準サイコミュ兵装テスト用のガンダム・ヘッドの他にシステム解析用のジム・ヘッドが用意されたが、
Mk-Ⅴ顔は流石になかったようだが、ガンダム系の意匠を再導入したことで、連邦系MSとしての整合性を確保している。



劇中ではユニコーンの仮想敵として登場し、本機のパイロット達の私怨からユニコーンをリンチにするも擬似NT-Dが発動し、
貫手などを喰らい大半が倒された。
また残った機体もネェル・アーガマリゼル隊と交戦し、撃破されている。



OVA版ではアナハイムで作られたものがビスト財団に一部だが渡っており、EP7ではサイアム・ビストの護衛役であるガエル・チャンが搭乗する。
メガラニカ内部に侵入してきたネオ・ジオングからバナージ・リンクスを守る壁役として戦いを挑むも、圧倒的な攻撃を前に四肢と頭部を破壊され行動不能に。
トドメを刺されそうになるも、バナージの叫びに答えるかのように現れたユニコーンガンダムの介入よって事なきを得る。
尚、ガエル機は頭部のデザインが変更されており、よりガンダムらしい顔になっている(単なるデザイン変更なのか、劇中設定で改造された結果なのかは不明)。
また、設定には書かれていなかったが脇の下のグレネードランチャーを使用したことで、ドーベン・ウルフからオミットされていなかったことが判明した。



武装

側頭部に2門内蔵する。
頭部変更の際、連邦軍の標準規格である60mmに改装された。


  • シールド(2連装ミサイルランチャー、ビームランチャー)

ジェガン用のシールドを改造したもの。
その際にウルフのビームライフルをショート化したビームランチャーが搭載された。


  • ジェガン用ビームライフル

ジェガンが使用するものと同型。
模擬戦などで使用される。


その他の武装はウルフの物を踏襲している(インコムは装弾数やチャージ時間に改良が加えられている)。




◇シルヴァ・バレト(ファンネル試験型)

型番:ARX-014P


PS3版「ガンダムUC」に登場。
背中にフィン・ファンネルを装備しているが、有線式になっている。
U.C.0092年時にジオンの残党狩りを兼ねて実戦テストが行われた。
後に本機のデータはνガンダムの開発に活かされている。




◇シルヴァ・バレト・サプレッサー


機動戦士ガンダムNT』に登場したミネバ一派が保有するシルヴァ・バレト。
元々はメガラニカ内に保管されていたシルヴァ・バレトの一機で、その拡張性に目を付けて改修を施された機体だという*1
装甲が黒系に変更されており、頭部は四本のブレードアンテナを備えたガンダムヘッドタイプとなっている。
その他にもバックパック、膝や足首など脚部周りも変更されている。


武装としてユニコーン系と同型のビームマグナムを装備。
反動の大きさは解消出来ておらず一発撃つだけでも腕部が壊れてしまうのだが、腕部の分離機能を利用して「破損した腕を切り離し、予備の腕を装着する」という力技で無理矢理解決している。
なお予備の腕は、後方に付き出したブースターユニットの装甲に四本懸架されており、後腰部に増設されたアームを介して装着を行う。




◇リーベン・ヴォルフ

型式番号:AMX-014R


本体武装:

  • 30mmバルカン砲×2
  • グレネードランチャー×2
  • ビームサーベル×2

オプション武装:

  • ビームマシンガン
  • 対艦ライフル
  • ビームランチャー
  • ミサイルポッド
  • グレネードランチャー(オプション)
  • アームミサイル
  • ビームキャノン
  • 胸部メガ粒子砲
  • インコム
  • 対艦ミサイル
  • 有線式ビームハンド


機体解説

『A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ -くろうさぎのみた夢-』に登場。
ネオ・ジオンに協力していた火星独立ジオン軍が独自に改良した機体。
名前はドイツ語で「生きる」を意味する「Leben」とリファインの「Re」のダブルミーニングで、「ドーベン・ウルフはまだ生きている」という意味が込められている。


AMX-014 ドーベン・ウルフをベースに、火星ジオンが地球侵攻支援のために開発した量産型高性能MS。
ザクⅢ-R型との部品共通化によるコストダウンと生産性向上を図り、過剰な装備を整理・オプション化することで操縦性も改善された。


外装はジオン的な丸みを帯びた意匠に変更され、連邦系MSに見られる角張った構造は排除されている。
また、アクシズで開発された新技術が組み込まれており、後のギラ・ドーガヤクト・ドーガに繋がるパーツや武装が随所に見られる。


バックパックはマルチ・コネクター・ポッド方式を採用し、インコムやミサイルポッドなどを選択式で搭載可能。
胸部メガ粒子砲もオプション化され、砲門数を選択できるなど柔軟な装備構成が可能となっている。
地球圏で戦うネオ・ジオンのためにチェスター艦隊が輸送していたが、到着時にはネオ・ジオンが瓦解しており、火星へ帰還。
その後、火星で勃発したレジオン建国戦争に投入され、初陣を飾った。


ちなみに後述のリーベン・ヴォルフ・カスタムやフェンリス・ヴォルフのオプションを装備することも可能であるため、腰部にエクステンションブースターを装備した上で脚部を大型ブースターユニットに換装して超高機動に仕上げたり、サイコミュ・アンテナとマザー・ファンネル等のサイコミュ兵装を装備するといった、理論上は機種の壁を越えてグラデーション的に装備変更することが可能。



武装

  • 30mmバルカン砲×2
  • グレネードランチャー

頭部に備わる機関砲と両脇に隠されたグレネードランチャー。
原型機からそのまま受け継がれた。


  • ビームソードアックス

ギラ・ドーガと同じ物。
ソード、アックス、ピックと状況に応じて3つの機能を使い分ける。


  • ビームマシンガン

本機の主兵装。
ヤクト・ドーガのビームアサルトライフルにそっくりだが、グレネードランチャーが無いなど微妙に形状が異なる。
開発時期が近いので、おそらくどっちかが設計を流用したのだろう。


  • 対艦ライフル

ゲム・カモフなど旧ジオン軍の頃から使われている対艦用の大型ライフル。
旧式の実弾兵装ではあるが、対艦というだけあって平均的なサイズのMSなら一撃でブチ抜く威力は健在。
予備弾倉はフロントスカートに懸架される。


  • ビームランチャー

リック・ドムのビームバズーカに似せた形状の高出力ビーム砲。
後のRFドムに引き継がれた。


  • オプショングレネードランチャー

バックパックに装備可能なオプション式の連装グレネードランチャー。
後のRFドム及びRFスノー・ドムに引き継がれた。


  • アームミサイル

前腕部に装備する対MS用小型ミサイル。
後のRFゲルググに引き継がれた。


  • オプションミサイルポッド

バックパックに装備可能な4連装ミサイルポッド。
後のRFデザート・ドムと同じ物。


  • シールド

両肩部に装備されるスパイク付きのショルダーシールド。
ギラ・ドーガとほぼ同じ物。


  • ビームキャノン
  • 胸部メガ粒子砲
  • インコム
  • 対艦ミサイル
  • 有線式ビームハンド

オリジナルで固定兵装だった物をオプション化したもの。
メガ粒子砲は砲門数を1〜2門から選択出来る。




◇リーベン・ヴォルフ・カスタム

型式番号:AMX-014Rs



機体解説

MAビグ・ザムールの護衛兼管制機として改修されたリーベン・ヴォルフ。
強化人間部隊の隊長ムンスキーの専用機である。



ビグ・ザムールはIフィールドを装備している為にビーム兵器には強いが実弾に対する防御手段が無く、巨体故に懐に潜り込まれると弱かったため、その対抗措置として開発された。
Iフィールドの影響下で戦うことを想定しているため、メガ粒子砲などが外された代わりにダブル・ガトリングガンをはじめとした実弾装備を使用し、ビグ・ザムールに接近する敵機やミサイルの迎撃を行う。
本機は、原型機であるAMX-014 ドーベン・ウルフのフレームをベースに、実弾兵器運用に特化したカスタム仕様として設計されている。
特にIフィールド下での戦闘を前提としているため、ビーム兵器はデッドウェイトと判断され、胸部メガ粒子砲などは撤去されている。
主兵装であるダブル・ガトリングガンは、機体の全高に匹敵するほどの大型火器であり、弾幕展開による接近阻止やミサイル迎撃に効果を発揮する。
この火器の運用に対応するため、バックパックには大型マガジンを装着し、肩部にはドーベン・ウルフと同型のスラスターを増設。
さらに、腰部にはAMX-011 ザクⅢ用の「エクステンションブースター」を装備し、重量増加に伴う機動力低下を補っている。
頭部には指揮官機としての識別を兼ねた大型アンテナを装備。
ムンスキー自身が搭乗し、ビグ・ザムールの護衛任務に従事した火星降下作戦では、チェスターJr.艦隊に合流したアクシズ勢力の象徴的存在として運用された。
このような大型MAと随伴MSの連携構造は、TR計画におけるRX-123 ガンダムTR-S[ラブスカトル]とその護衛機[エルアライラー]との関係にも通じており、戦術思想としても共通点が見られる。


武装

  • ダブル・ガトリングガン

主兵装。実弾による弾幕展開で敵機の接近を阻止し、ミサイル迎撃にも対応。
Iフィールド下での戦闘において、ビーム兵器に代わる主力火器として運用される。

  • 大型弾薬マガジン

バックパックに装着。ガトリングガン用の弾薬を大量に搭載可能。

  • 肩部スラスター

ドーベン・ウルフと同型。重量増加に伴う機動力補助。

  • 腰部エクステンションブースター

AMX-011 ザクⅢ用の装備を転用。推力強化と姿勢制御に貢献。

  • 頭部大型アンテナ

指揮官機としての識別装備。通信・索敵能力の強化にも寄与。



◇ムンスキー

所属:元ジオン士官/アクシズ→ジオンマーズ

人物解説

元ジオン公国軍士官であり、アクシズにおいて独自の派閥を形成した人物。
後にジオンマーズへ合流し、火星降下作戦ではチェスターJr.艦隊に帯同。
強化人間部隊「PP部隊」の育成責任者であり、彼女たちの精神的支柱として機能する存在。
ムンスキーは、兵器と人間の融合を重視する思想を持ち、フェンリス・ヴォルフのようなサイコミュ兵装を最大限に活かすために、パイロットの人格形成にまで関与。
PP部隊の少女たちには「父親」として刷り込まれており、彼の命令は絶対的なものとして受け入れられている。
火星降下作戦では、リーベン・ヴォルフ・カスタムに搭乗し、ビグ・ザムールの護衛任務に従事。
その戦術思想は、TR計画における大型MAと随伴MSの連携構造にも通じるものがあり、実体弾による防御と近接戦闘を重視した運用を展開した。

搭乗機

  • リーベン・ヴォルフ・カスタム(ビグ・ザムール護衛用)
  • 指揮官機としてフェンリス・ヴォルフの運用にも関与


◇フェンリス・ヴォルフ

武装:

  • 30mmバルカン砲×2
  • グレネードランチャー×2
  • サイコアーム×2
  • ハイパーメガ粒子砲
  • ハイメガカノン
  • バインダー部メガ粒子砲×2
  • ミサイルポッド×2
  • マザーファンネル×2
  • チルドファンネル×28


機体解説

リーベン・ヴォルフの強化人間用カスタムタイプ。
別名「サイコ・リーベン・ヴォルフ」、「サイコミュ高機動型」。
機体サイズと不釣り合いに巨大な前腕部、ソール部が無く足首から直接スラスターの生えた脚部、大型化したバックパックのバインダーなど、一見するとドーベン・ウルフ系には見えない外見が特徴。


元のリーベン・ヴォルフにも準サイコミュがオプションとして残されているが、フェンリス・ヴォルフはゲーマルクの技術を取り入れた完全なサイコミュ仕様機として調整されたもので、つまりはドーベン・ウルフとゲーマルクとの合の子である。


装備面にもその特徴が表れており、ゲーマルクからハイパーメガ粒子砲とマザー/チルドファンネルを受け継ぎ、股間部の砲身をハイパーメガ粒子砲と接続することでハイメガキャノンを使用出来る。


特に目を引くのは両腕部がクィン・マンサの機能を再現した40m級MSサイズのサイコアームとなっている点で、これはメガ粒子砲と大型ビームサーベルを内蔵した言わば「ビッグサイズのサイコミュハンド」であり、より高火力なオールレンジ攻撃を実現している。


また、強化人間の搭乗が前提なので高機動用の装備を増設、背部にはシュツルム・ディアスのグライ・バインダーを参考にウルフのバインダーを発展させた大型バインダーを装着して重装備ながら高い機動性を確保した。


さらに、頭部には巨大なサイコミュ・アンテナを装備し、マザー・ファンネルの感応波中継機能によってファンネルの展開範囲を拡大。これにより、広域でのオールレンジ攻撃が可能となっている。


本機は、ムンスキーが指揮するPP(Power PSYCHO)部隊に配備され、チェスターJr.艦隊の火星降下作戦にてストンリー率いる3名の強化人間少女が搭乗。フォボス港攻略戦に投入された。
搭乗者たちはアクシズ開拓民の孤児であり、精神的刷り込みによりムンスキーを親のように慕うよう調整されている。
そのため、フェンリス・ヴォルフのサイコミュ兵装は、彼女たちの存在を前提として初めて真価を発揮する。



武装

  • 30mmバルカン砲
  • グレネードランチャー
  • オプションミサイルポッド

リーベン・ヴォルフと同じ物。


  • サイコアーム

巨大な両腕はサイコミュ制御の複合兵装となっており、メガ粒子砲、ビームサーベル、クローを集約して多角的なオールレンジ攻撃を可能とした。
これはクィン・マンサの機能を再現したもので、射出後には原型機と同じく隠し腕が備わっている。


  • ハイパーメガ粒子砲

胸部に備え付けられた高出力メガ粒子砲。
基本的にゲーマルクと同型。


  • ハイ・メガ・カノン

股間部に格納した砲身をハイパーメガ粒子砲と接続することで使用可能となる長距離用ビーム砲。
ウルフのメガランチャーに相当する火器と思われる。


  • バインダー部メガ粒子砲

背部のバインダー先端に内蔵。
シュツルム・ディアスのビームカノンの系譜で、ウルフのビームキャノンよりも出力が高い。


  • マザーファンネル / チルドファンネル

これもゲーマルクから受け継がれたもの。
マザー1基あたりにチルド14基の合計28基を内蔵。
マザー・ファンネルは感応波中継機能を持ち、広域展開が可能。



◇PP部隊(Power PSYCHO部隊)

分類:強化人間部隊/アクシズ→ジオンマーズ所属

部隊解説

アクシズが兵力不足を補うために育成した強化人間(人工ニュータイプ)による特殊部隊。
正式名称は「Power PSYCHO部隊」、通称「PP部隊」。
主に少女型強化人間で構成されており、精神的・肉体的な強化に加え、ニュータイプ能力を人工的に付与されている。
隊員たちはアクシズ開拓民の孤児であり、親を事故で失った後、ムンスキーの庇護下で育成された。
その過程で、ムンスキーを「親」として認識するよう精神的刷り込みが施されている。
部隊はムンスキーの懐刀として運用され、彼の命令に忠実に従う。
フェンリス・ヴォルフなどのサイコミュ兵装を最大限に活かすため、彼女たちの存在は不可欠であり、機体とパイロットが一体となった運用思想が採られている。
火星降下作戦では、チェスターJr.艦隊に合流し、フォボス港攻略戦に投入。
ストンリーをリーダーとする3名がフェンリス・ヴォルフに搭乗し、戦果を挙げた。
また、ヌマーシュはビグ・ザムールに搭乗し、別任務に従事している。

主な隊員

  • ストンリー(隊長)
  • ヌマーシュ(ビグ・ザムール搭乗)
  • その他2名(フェンリス・ヴォルフ搭乗)


◇ドーベン・ウルフ(ワークラッハ・バナム専用機)

漫画『機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン』に登場。
上記のザミュ大尉が乗っていたものと同一で、彼が降りた後はモスポールされていたが、ブランダムール隊に所属となったワークラッハ・バナム少尉*2に与えられた。


カラーリングは担当機付き長ヘンプティ・ラス曹長の趣味でダークブルーとレッドという派手な物になっている。
装備は右腕部に接続したクィン・マンサの大型ビームサーベルと左腕部のハンマ・ハンマのシールド。





余談


重武装が売りのドーベンだが、実は劇中ではその武装の殆どを使っておらず、インコムさえ使用していない。
ゲームに出なければ、大半が忘れられていただろう。
現在に至るまで武装全てを扱えるゲーム作品は存在せず、あのガンダムバトルシリーズでもシステムの都合上武装がオミットされている。
あまりにも武器が多すぎるのである。
恐るべしウルフ。


ちなみにこの時代はΖΖを始めとしてサイコガンダムMk-Ⅱ 、ゲーマルクやクィン・マンサなどのワンオフの火力バカが列挙しているが、それに量産機で並ぶというのもさすがである。


ゲームで量産機のみを使用する縛りプレイをする場合はエース機として大いに活躍が期待できる。
ただ、少数生産の高級機な為、ガザCギラ・ドーガのようないわゆるやられ役大量生産機とは線引きがなされる事がある。


関連機体が数多く存在するように、この機体はご先祖さまから子孫までの系譜がわかりやすい一方……
1.連邦軍の試作機
2.ネオジオンの量産機
3.連邦軍の試作機
4.ビスト財団の私有機
5.姫様一派の魔改造
敵だったり味方だったり、ガンダム顔だったりそうじゃなかったりと、複雑怪奇な一族である。


また、ΖΖでの立ち位置からSDガンダムでは敵の中堅幹部クラスでの出番が多かったが、UC以降の描写が影響してか、ガンダム顔の主人公達と共に行動する味方として登場するケースも出てきた。



ゲームブック『シャアの帰還』では宇宙で残骸として登場し、シャアがこの機体からメガランチャーを取り外して自分のMSの武装として追加するイベントが存在する。
このメガランチャーは、このゲームブック内ではノクチュルヌの拡散メガ粒子砲と並んで、MSの武装では最強の攻撃力を持ち、3発まで撃てる。



SDガンダム外伝シリーズでは、ジオン族の闘士ドーベンウルフ、ネオジオン族の戦士ドーベンウルフ、ヘルアクシズ団のモンスターウルフダイル、デスペリオル族のモンスターウルフマン、インフェルデスのエンドアンデッド騎士ナイトドーベン・ウルフとして登場している。


三国伝では周倉ドーベンウルフとして登場。
ΖΖガンダムがモチーフの関羽ガンダムの漢気に心打たれ配下となり関羽ガンダムや彼の息子でEx-Sガンダムがモチーフの関平ガンダムと共に翔(所属したキャラ名からわかるように原作三国志の蜀)陣営の一員として戦った。
この陣営は他のキャラが主役級ガンダムばかりなので緑色ボディーでモノアイであるし其れまでのSDガンダム系作品でも敵ポジが多かったドーベンウルフが今回は善玉として抜擢というのはかなり浮いており、従来ファンにとってはサプライズな人選となった。





立体化


ガンプラ

放送当時に1/144で発売されている。



2013年には『バンデシネ』と『楔』に登場した袖付き仕様で念願のHGUCが発売した。
可動は良好で背部のビームカノンもちゃんと可動。
ビームライフルも腹部に接続してメガランチャーになるほかインコムも付属。
さらに差し替えの選択式で有線式ハンドや隠し腕もあるほか射出した腕用のスタンドも付属するなどボリューム満点な、ファン待望の出来である。
ただ、インコム用のリード線は付属していないが、一応有線式ハンド用のリード線を繋ぐことは出来る。


改修機であるシルヴァ・バレトの発売も決定したので、
多くの人が馴染みあるであろうΖΖ版のカラーや原型機であるガンダムMk-Ⅴの発売も期待したいところである…
とか言ってたらΖΖ版の発売も決定した。しかも、一般販売なので昔から待ち望んでいた人は買うべきだろう。


そして『NT』公開後、サプレッサーも一般で発売。
流用の都合上劇中イメージより若干太目だが、腕部の交換ギミックやビームマグナムなどちゃんと付属しており、相変わらずボリューミー。


プレミアムバンダイ限定でシルヴァ・バレト・ファンネル試験型及びガエル・チャン専用機(ガンダム顔が劇中準拠のデザインに)が発売されている。


2025年にはリーベン・ヴォルフも完全新規造形でHG化。例によってプレミアムバンダイ限定。
付属するオプションはビームマシンガンとビームソードアックス*3、ミサイルランチャーだけだが、HGUCドーベン・ウルフのバックパックと前腕及びHGUCシナンジュのプロペラントタンクとはパーツの互換性があり、ヴォルフ自体も脚部はHGガンダムTR-6[ウーンドウォート]サイコブレードカスタム(A.O.Ζ RE-BOOT)に接続する為の専用膝関節ジョイントが付属するなど、ミキシングビルドが前提のキットとなっている。
その他のオプションに関しては幸いビームランチャーは同形状のビームバズーカを持つリック・ドム、対艦ライフルはヅダでHG化しているので腕に覚えのあるモデラーは持たせられるようグリップの改造に挑戦してみよう。





ゲームでの活躍


スパロボ

やや強めの敵軍量産機として登場することが多いが、条件を満たせば味方機として手に入ることもしばしば。
特に『EX』ではリューネの章とシュウの章で入手できるが、後者では同時に入手できるサザビーと共に自軍を支える貴重な戦力となる。
第2次α』ではハマーンと休戦した場合のみ量産型キュベレイと共に入手でき、「メガ・ランチャー」がALL兵器扱いである等、小隊長機として優秀。
また、主役機と遜色ない性能ながらパーツスロットは最大の4つであり、潜在能力が高い。
反して、原作主要パイロットのラカン始めネオ・ジオンのオールドタイプ系はシリーズを通じて自軍入り機会に恵まれないのでデフォルトで乗る人間がおらず、のせかえ用のフリー機体の立場にいる。
主役機やニュータイプ専用機以外で強力なモビルスーツが少ない中、バニングドレル等の脇役オールドタイプが乗るには最適な機体と言える。
実は『第1次』から登場している古参組であり、『第1次』では上記のような量産機だけでなく、ステージ4のボスを務めるという快挙を成し遂げている。
30』では『NT』が参戦しているためサプレッサーが自軍で使える…が、終盤からの参戦に加えてバナージの乗機としてはやや心もとないのでシュラク隊に乗せ換えるという手もある。しかし戦闘シーンに関してはとてもかっこいい。
ビームマグナムの換装に対しての専用台詞も多いので、乗せ替えしてて楽しい機体ではある。
なおビームマグナムはデフォルトで6発撃てる上にカスタムボーナスを取得すれば2発追加、フルカスタムボーナスの弾倉アップを選べばさらに1発増えて計9発、特殊技能「Bセーブ」を覚えれば弾数が最大2倍になるので18発撃つことが可能。一体腕を何本装備しているのか…。



Gジェネ

初代から登場。初期は多少射程に穴があるのが難だったが、威力と射程の優れた「インコム」や「メガランチャー」のおかげで使い易い。
削り役として重宝した人も多いのではなかろうか。『魂』からは武器に「ビームライフル」が追加されたが、射程2から攻撃できるMk-Ⅴとはまだ差があった。
しかし『WARS』からはほぼ全ての機体が射程2から攻撃可になり、『WORLD』からは「メガランチャー」が通常使用可になるなど、Mk-Ⅴと評価が逆転した。


ただ、設定通り、機動性・移動力ではMk-Ⅴに劣る。
とは言え、その点を差し引いても強力な機体であり、基本性能・武装の優秀さ共に歴代量産機の中でも最高レベルを誇る。
上述の「インコム」や「メガランチャー」に加え、ビーム耐性を備えた機体には「ミサイル・ランチャー」が威力を発揮する。
そのため、下手な主役機やラスボス機より使いやすいことも多い。
UC後半やアナザーの機体に比べて飛行能力がない点で劣るが、OP「ミノフスキードライブ」を入手すれば飛べるようになる。
『GENESIS』では射撃向きの指揮官機と格闘向きの一般機に分化したほか、ステータスの強化された袖付き仕様が追加された。


シリーズをプレイしてきた方なら本機が大量に出てくるΖΖ最終面は大いにてこずっただろう。
何しろ長射程かつ高威力のメガランチャーを連射してくるのだからうっかり間合いに入って何発も浴びせられたり、
ガーダーが何発も喰らってピンチになった人も多いのではないだろうか?


それ以前にもΖΖではズサによる全弾発射地獄もあり、量産機によるMAP兵器地獄というある種の「数の暴力」を思い知らせてくれる。
当時の高火力主義は色々と狂っていたようだ。



ギレンの野望 アクシズの脅威

アクシズ系の他に、正統ジオンやシャアが総大将のジオン系で使用可能。
武装が豊富な上に、強力なインコムを持つため殲滅力は抜群。
射程2〜3に対応する武装もあり、後方からの間接攻撃も得意。
重武装モビルスーツでありながら移動力も高いのでキュベレイ等にも随伴できる。
サイコミュ搭載だが、同時期に様々なNT専用機が開発されるのでオールドタイプに任せたい。


一方で盾が無い上に、運動性も時期を考慮するとさほどでもない。
スタック先頭に配置して敵エースに挑むと、思わぬ損害を被ってしまう。
頑丈な機体に前を任せ、ドーベン・ウルフは後衛に回るといい。
接近戦を挑みたいなら盾を持つバウを、距離を取って戦うなら射程の長いガズエルかガズアルを護衛としたいところ。
また、ドーベン・ウルフはグリプス戦役以降のMSでは珍しく、SFSに乗れない。重すぎるのだろうか。*4運用するなら宇宙がいいだろう。


脅威Vから追加されたガンダムMk-Ⅴに改造を加えるとドーベン・ウルフになり、開発経緯を再現する。
ただ、Mk-Ⅴはティターンズや連邦でのみ開発提案されるので通常では実行できない。
改造するなら運良くプランを奪取するか、専用機以外が全て開発できるテム・レイ軍に限られる。


機動戦士ガンダム 戦場の絆

連邦軍のコスト300近距離機体として、シルヴァ・バレトが登場。
射程が長く3体までマルチロック可能な連装ミサイル/ビーム・ハンドか
誘導が少ないが対拠点威力の高い対艦ミサイル/ビーム・ハンドをメイン武装に持つ。
ミサイルを打ち切った後にビーム・ハンドに持ち帰る形式。


サブ武装はインコムAとBで、それぞれ2発ダウンか1発ダウンの違いがある。


ローゼン・ズールと同様に同タイトル初のインコム搭載機体であり、メイン武装のボタン長押しで腕を射出する。
腕が伸び切るor障害物に当たる前に離すとビームを発射可能な特性を持つ。短めに押せば通常のビーム・ライフルと同様に運用が可能で、インコムと併用すれば2体程度なら同時に相手に出来る。
単体が相手なら相手を近づけさせない戦法も可能。ただし運用方法がこれまでにないタイプであり、コストの高さも相まって人を選ぶ機体。


格闘は三連撃可能なビーム・サーベルAか、一発ダウン&ノックバック効果ありのビーム・サーベルBとなっている。



2018年9月の勢力戦、オータムバトル2018ではジオン軍のコスト280近距離機体として、ドーベン・ウルフが登場。何気に初となるΖΖ本編登場のMSである。
メイン武装は低威力高誘導のミサイルを四発発射する12連装ミサイルランチャー/ビーム・ライフルと
高威力高爆風範囲のミサイルを単発発射(弾数2発)する大型対艦ミサイル/ビーム・ライフルがあり、ミサイルを撃ち切るとビーム・ライフルに持ち変える形式。


サブ武装は相手をダウンさせやすいインコム。ボタン長押しで腕を飛ばして離すとビームを発射し、腕の命中でカメラ破壊効果を与えるビーム・ハンド
コスト+10だが威力と貫通効果を持つメガ・ランチャーの三種類がある。


2019年12月の勢力戦、クライマックスバトル′19→′20ではジオン軍のコスト300格闘機体としてシルヴァ・バレト・サプレッサーが登場。
メイン武装は高威力&硬直の重いビーム・マグナム一択。サブ武装はダウン値の高い60mm頭部バルカン砲、そこそこの威力と本機のサブ武装で最もリロードが短いグレネード・ランチャー、コスト+20で高威力&当たり判定の広いビーム・キャノンが存在する。


ジオン軍初の高威力メイン武装かつバルカン持ちの高コスト格闘機体で、QD時には密着威力65と破格のダメージを与えられるが
格闘機体屈指の射撃硬直の重さがネックとなっており、扱いが難しいMSでもある。


ビーム・マグナム発射時には腕が破壊される演出が入るが、プレイに支障はない。



◇機動戦士ガンダムExtreme VS.2

コスト2000で新規参戦。
射撃寄り万能機として遺憾なくその性能を発揮できる……はずが、プレイヤーの間ではドーベン・チワワと呼ばれている。


機体の全身に装備された武装をバルカンとグレネード以外は使用できる。
サブ射撃はメガランチャーによる照射で、発射までの銃口補正が良く近接戦闘ではラグこそあれど当てやすい部類。
特殊格闘はインコムを射出。一度の入力で一基につき二回攻撃してくれるので、一度目の攻撃で避けられてもある程度リカバリーが効く。
格闘CSは無線式ハンドの射出となっていて、命中すると敵機の機動力を著しくダウンさせられる。その間はメイン射撃は拡散ビーム砲(収束)、格闘は隠し腕によって制御され、サブ射撃は大型対艦ミサイルに切り替わる。
覚醒技はザクⅢ改を屠ったスペース・ウルフ隊の連携攻撃。


反面、キャンセルルートに乏しく静止射撃も多いため、S覚醒を含む落下ルートの少なさには気を付けたい。


機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOSTでも続投。
共通で特殊射撃の誘導強化、特殊格闘の射程減少と再誘導付与。通常時はサブ射撃の威力がちょっと下がり、ハンド射出中はメイン射撃周りの強化と被覚醒で手が取れなくなった。
とはいえ2000コストの後衛砲撃機としては影が薄めで、降りテクの無さと足の止まる武装ばかりなのが尾を引いていた。


2021年12月のアップデートで強化が入る。
かなりの射撃武装に強化が入る中、遂に特殊格闘からメイン射撃への降りテクルートが開設。その特殊格闘もほぼ全ての要素が強化されたので、気軽にスルーし辛い武装に変貌した。
格闘でも特殊格闘派生が追加され、既存の格闘CSが出せるようになった。格闘を差し込めるタイミングで鈍足効果が容易に狙えるようになったのは大きな追い風であり、更にそこからメイン射撃キャンセルなどもあるのでカバーもできている。
限定的とはいえ降りテクを得られた事などで見た目以上に大きな強化を貰えたが、移動技や動きを止める武装による逃げ性能が低く、特に近距離での対応がプレイヤーの腕前次第で変わってくる点は相変わらずなので注意したい。



◇機動戦士ガンダム バトルオペレーション2

ドーベン・ウルフはコスト600の汎用機。Ζガンダムや、同期で言うとハンマ・ハンマと同格のコスト。
全機体中最大数となる8個の武装を駆使するバリバリの射撃機体。
特徴的なのがこれでもかと盛られたよろけ耐性スキルの数々で、射撃だろうが格闘だろうがほとんどよろけない。
よろけを生み出して動きを止め、そこに追撃していくゲーム性の中では、どれだけ殴られようが平気で撃ち返す様はかなり異質。
以前より同様の機体にゴッグがいたが、あちらは低コストの鈍足格闘型強襲機のため運用は異なる。
その代わりこのコスト帯の汎用機で最もHPが低く*5、流石に回避もせず撃たれっぱなしではあっという間に溶けてしまう。格闘攻撃への耐性も低いので強襲機の格闘コンボも割と痛い。
よろけない=回避行動を阻害されない事を活用して、回避と攻撃を同時に行う運用が求められる。


シルヴァ・バレトは650コスト汎用機。よろけ耐性が若干マイルドになった代わりにHPと防御力が体格相応になっている。
武装は変わらず豊富だが、スモークグレネードやインコム系のやや癖が強いものに差し変わっていたり格闘よりのベースパラメータとのかみ合わせが悪い関係で、
射撃一辺倒でも格闘一辺倒でもそれだけでは激戦区である650コスト汎用の中では埋もれがち。
豊富な射撃武装もややよろけにくいスキルも活かし、状況に合わせて射撃も格闘も交えていくことで強みを発揮するテクニカルな機体となっている。



◇バトルドッジボールⅡ

チームメンバーとして参戦しているわけではないが、モビルスーツキラーズのガンダムMk-Ⅴの必殺技「ウルフアタック」で3機召喚されてメガランチャーの一斉射撃を決める。




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  • シルヴァバレトの開発経緯には「ドーベンウルフに対する個人的な執着を持った開発者の尽力」があったとされる
    確かに魅力的かつ強力に機体だったが、なんか怖い -- 名無しさん (2013-07-18 11:05:34)
  • 祝HGUC化!…UCバンデシネの袖付き仕様だけど -- 名無しさん (2013-08-06 20:29:09)
  • クロスドライブではイベントでウィッツとロアビィがタダで2機かっぱらってきてくれる。 -- 名無しさん (2013-08-06 21:40:41)
  • HGあの量の説明書なら冊子化してほしかったなあ -- 名無しさん (2013-08-10 17:54:40)
  • 初見の時、シルヴァ・バレトがガンダムMk-Ⅵだと思った -- 名無しさん (2013-09-18 19:49:17)
  • こいつもそうだがユニコーンのHGUCは幅を取りすぎる(誉め言葉) -- 名無しさん (2013-11-11 21:13:34)
  • ΖΖ版も近々HGUC化するらしいぞ! -- 名無しさん (2013-12-24 01:14:09)
  • 量産機の皮を被った重MS… -- 名無しさん (2014-02-07 22:56:59)
  • こいつ、腋の下あたりにグレネードランチャー仕込んでなかったっけ。いろいろ見てるとそういう風に書いてる資料がそこそこあるのだが -- 名無しさん (2014-03-24 19:47:58)
  • バトルドッジボールだとガンダムMk-Vがレベル2の必殺技で召還するんだよな -- 名無しさん (2014-05-06 23:06:25)
  • こいつゲームでバルカンとグレネードが再現されてたの見たことないんだけど……スパロボEXでは最強武器が対艦ミサイルだったのが印象深い -- 名無しさん (2014-05-06 23:28:50)
  • ロンド・ベルは本機欲しかったでしょうね。 -- ビギナー (2014-05-09 18:10:42)
  • hguc -- 名無しさん (2014-07-22 02:18:06)
  • ミス HGUC買ったら思ったのと違って大分箱っぽかったんだぜ イメージに合うように改修するかいっそのこと俺ガンにしちゃうか迷うんだぜ -- 名無しさん (2014-07-22 02:19:59)
  • HGUC、シルヴァバレトとZZ版買った。まだ組んでないけど。いっそのこと袖付き版と顔の再現の為にシルヴァバレトもう一つ買った方がいいかな? -- 名無しさん (2014-07-22 19:32:12)
  • スパロボだと初期のシリーズから登場。4次じゃ敵のオールドタイプ最強の機体という扱いで、ヤザン隊やらジェリドやらマウアーやらランバラルやらが乗る…でもカクリコンはバウンドドック。なぜだ? -- 名無しさん (2014-07-22 21:20:23)
  • EXのリプレイ動画だとリューネ編の黒い三連星加入エピでカミーユが乗っていてメガランチャー撃ちまくってた。シュウのだとジェリドが乗っていたよ。 -- 名無しさん (2014-08-06 21:40:17)
  • 「条件を満たせば味方機として手に入ることもしばしば」←第四次でも1機くれよ。敵のA級ヘビーメタルやオーラバトラー並に欲しい機体だったわ。 -- 名無しさん (2014-10-10 11:35:02)
  • Fの最終話でラカンの乗ったこいつにEVA3機落とされたのはトラウマ -- 名無しさん (2014-12-15 21:49:31)
  • EP7でボロボロになりながらも諦めず、守る為に戦う姿を見て、やっと『ガンダム』になれんたんだよな。 -- 名無しさん (2015-01-02 04:12:14)
  • ↑ 真っ正面から挑みすぎて、「オッサン、もうちょっと考えて戦えや!」って思っちゃったりしてごめんなさい…。 -- 名無しさん (2015-02-15 19:54:10)
  • まぁフロンタル&ネオ・ジオングだとどうやっても勝てないからなぁ -- 名無しさん (2015-02-15 20:06:26)
  • タグに「何の光!?」ないのかよ -- 名無しさん (2016-02-22 23:05:35)
  • Gジェネで強い量産機と言えば、真っ先にこれが思いつく。基本のサーベルとライフル、ミサイル、メガランチャー、インコムと隙がないどころか至れり尽くせり。ラスボスやライバルの機体でもないのにこんなに強くていいのかってぐらい。 -- 名無しさん (2016-07-27 22:25:56)
  • こんだけ武器多いと、戦闘中使う武器を切り替えるのも混乱しそうだし大変そうだな。てか明らか過剰だろ -- 名無しさん (2017-01-04 20:36:29)
  • ↑ バレトを例にすると、 ボタン1:右手装備 ボタン2:左手装備 ボタン3:背面 ニア左手→機能選択:ビームカノン こんなふうにホイールなりタッチパネルなりモーションセンサーなりで操作するようだ(ノルンのグレポンの描写しかり) 咄嗟の反射的行動は学習蓄積からOSが各操作割当の役割だけ汲んで勝手に動く -- 名無しさん (2017-01-05 10:45:15)
  • 確かGジェネFのZZ最終ステージだと、地味に嫌な配置でガーターがMAP兵器を喰らうから、コイツだけは出たら瞬殺を余儀なくしてるな。 -- 名無しさん (2017-01-11 19:16:10)
  • ラカンとドーベン・ウルフはヤザンとハンブラビに劣らぬ驚異的な存在 -- 名無しさん (2017-01-11 20:36:50)
  • こいつの開発経緯考えると顔は違えどもまさに量産型サイコガンダムだな。(小型化且つ非NTでも操縦可能) -- 名無しさん (2017-06-07 21:51:36)
  • プレバンでガエル・チャン専用シルヴァバレトが出てたけど、あれって要するに仕様を劇中設定により近づけただけであって、ガエルが実際に専用機に乗ってた訳ではないって事でいいんだろうか? -- 名無しさん (2017-06-23 18:37:17)
  • ↑ ペイント1つつけただけでも専用機、そのぐらいの認識でいいんじゃないかな -- 名無しさん (2018-03-07 10:52:21)
  • 一斉射撃とかやったらどんな光景になるんだろう -- 名無しさん (2018-05-17 23:25:53)
  • SRWでは旧シリーズだと2ページ目まで続く圧倒的な武器リストを誇っていたのだが、戦闘アニメが発展したα以降はごっそり削られる事に……殆どが死に武装だったとはいえアニメ重視路線の功罪を垣間見る事が出来る機体でもある -- 名無しさん (2018-09-19 18:49:48)
  • ドーベンウルフ系列なのか。とんがった細身はUCで多数登場したZガンダム系にも似ているように見えてしまった -- 名無しさん (2018-12-17 21:39:43)
  • リーベン・ヴォルフという新たな派生機が出た模様(AOZ3) -- 名無しさん (2018-12-23 20:28:26)
  • ↑3最近のザクⅢ改なんてたった2つしかないとか嫌がらせにしか思えん…… -- 名無しさん (2019-03-28 12:39:27)
  • サプレッサーの、マグナム撃ったら腕が駄目になる→じゃあ予備の腕用意すれば良いじゃん! っていかにも脳筋な発想、キライじゃないわ!(わざわざマグナム使わなきゃ良くね?ってツッコミはナシでw) -- 名無しさん (2019-04-02 22:49:10)
  • 白ングに効きそうなのが他に無かっただけで、腕交換もあくまで「もしもマグナム使わなければならない時のため」でしかないんじゃない?バナージも「用意してくれ」ってわざわざ言ってたし。元々威力高過ぎるくらいなもんだし他に普通の手持ち火器は用意してありそう -- 名無しさん (2019-04-09 23:34:22)
  • ゲームとかでは大体使えることになってるが、どう考えても地上で使える機体じゃないよなあ -- 名無しさん (2019-04-10 01:04:57)
  • ガンダムブレイカー3で登場したドーベンは何とフルセットで全ての武装が余すところなく使用出来る。敢えて言うなら腕部が有線アームと隠し腕が差別化できず同居しているぐらい -- 名無しさん (2019-05-25 13:05:32)
  • こいつがバルカン使ってるの見たことない。まあ射撃重視だから牽制用には必要だろうけど -- 名無しさん (2019-05-25 15:43:34)
  • エクバ2参戦記念に見に来たら書いてること強すぎて草 -- 名無しさん (2019-09-26 10:25:51)
  • BB三国伝では何故か周倉役に抜擢。翔所属のキャラで唯一の元ネタが敵モノアイ機なのにちゃんと周倉やってた -- 名無しさん (2020-04-03 22:43:02)
  • ちょっと種類増えすぎじゃないですかね -- 名無しさん (2020-04-04 18:39:23)
  • EXVS2は残りバルカンとグレネードランチャーだけまで行ったんだが全武装使用はならず そうそう無い機会だと思うので無念… -- 名無しさん (2020-04-04 18:48:46)
  • シルヴァ・バレト・サプレッサーの記述に関してだが、メガ粒子には反動は無いらしいゾ。 -- 名無しさん (2020-05-17 12:34:34)
  • 好きな人は本当に好きな機体だな、と -- 名無しさん (2020-06-14 14:54:37)
  • 当時の火力至上主義の権化みたいな機体で好きよ -- 名無しさん (2020-08-18 18:38:21)
  • ガンダムオンラインでは無印実装後に同カラーのグレミー軍機が実装されて、無印は所属不明機って呼ばれてたりした -- 名無しさん (2020-08-19 23:33:44)
  • ガンダムVのフレーム流用してるのにマグナム一発でおしゃかになるあたり、マグナムの過剰さやばいな  -- 名無しさん (2020-10-21 11:58:32)
  • むしろスペック的にビームマグナム撃てないのがおかしいというか、こいつ大出力のビームライフルやメガ粒子砲使ってるんだからオーバーロードなんて起こさないでしょ本来 -- 名無しさん (2021-08-19 12:40:35)
  • どう考えても、シルヴァのシールドのメガランチャーの時点で -- 名無しさん (2021-11-18 08:59:14)
  • ↑ 12.5mwでシルヴァのシールドのランチャーでも12.5mw以上は確実だし、ビームマグナム搭載する意味が無い。サプレッサーはマジで欠陥機になる。 -- 名無しさん (2021-11-18 09:02:25)
  • サプレッサーはマグナム対応改造というよりはバナージ専用カスタムって言った方がしっくりくる。バナージの操縦スキルがユニコーンに最適化されてるからそれに合わせて操縦感覚をユニコーンに近くしてるとか -- 名無しさん (2021-12-18 20:32:13)
  • ビームマグナム一発で腕一本交換は勿体無さ過ぎ。せめて3発に一回とかできないの。 -- 名無しさん (2021-12-28 04:15:47)
  • 反動逃がすには腕だけじゃなくて本体フレームも大幅改造が要るし、だったらあえて腕だけを壊して衝撃を逃がす方が理に適ってるんだ -- 名無しさん (2022-07-28 16:37:14)
  • えー、本日からうちに配備された機体のドーベン・ウルフですが武装が多いので説明します。まず武装が10個。内実弾兵器は4。ビーム兵器は6あります。ただし指揮官機にはその内の有線式ハンドビームが無線式ハンドビームに置き換わってます。またそれと同時に隠し腕も実装されています。これまであったガザCと比べチェック項目が数倍ありますが頑張ってください(白目) -- 名無しさん (2022-08-13 09:45:27)
  • 整備兵が本気でブチギレるわ、こんなん量産した暁には…w -- 名無しさん (2022-09-25 03:55:40)
  • バレトはドーベンに比べて武装を整理してすっきりしたような印象があるけど、明確になくなったと言える武器って胸部メガ粒子砲とそこに接続して使うメガランチャーくらいなんだよな。従来のビームライフルはシールドと合体&シールドにミサイル搭載、さらにジェガンのライフルも装備とむしろ数だけで言ったらさらに増えてるような…… -- 名無しさん (2023-03-16 17:41:22)
  • さぷれっさーの「ビームマグナム一発撃つごとに腕交換」は勿体無さ過ぎ。せめて「三発に一回」にできなかったの? -- 名無しさん (2024-03-09 00:59:35)
  • >腹部メガ粒子砲の上にコクピットがあるなど安全性にも難がある ヴァサーゴも似たようなコクピットレイアウト。よくシャギアは何時暴発するか判らないメガソニック砲の上で操縦してたな。 -- 名無しさん (2024-06-19 11:08:47)
  • ゲームブック『シャアの帰還』では残骸が出てきて、それからメガランチャーを外して自分のMSに装備できる -- 名無しさん (2024-08-16 19:58:18)
  • デザインが微妙にダサく感じる。腰のせいかな -- 名無しさん (2024-09-08 05:56:29)
  • 連邦(ティターンズ)産まれなのにジオン(アクシズ)で量産され、その後連邦(ビスト財団)に出戻りし、最後はジオン(ミネバ一派)で運用されると云う数奇過ぎる運命を辿ったMS -- 名無しさん (2025-07-21 23:20:05)

#comment

*1 監督のイメージではネオ・ジオングに破壊されたガエル機がベースなんだとか。
*2 元々は『機動戦士ガンダムUC MSV 楔』の登場人物で、シナンジュ・スタインのテストパイロットだった。
*3 ガンプラ史上初めて差し替え無しでの伸縮機構を実現したらしい。
*4 もっと重そうなナイチンゲールの場合はドダイ改に乗れるので、イマイチ判断基準がわからない…。
*5 数値にして15000、450コストの汎用機並しかない。600コスト汎用機の平均HPはおよそ18000〜19000なのでどれだけ脆いかよくわかる。同コストの低HP機体にトリスタンがいるが、あちらは機体サイズが小さくシールド持ちで足が速いのに対しこちらはシールドなし、鈍足に加えてΖΖガンダム級の大型サイズなので被弾率が高く、脆さに拍車をかける。

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