ラミア(ギリシャ神話) - アニヲタWiki(仮) 非公式避難所wiki
ラミアは元来、スキタイ*2やリビアにおける女頭蛇身の愛と戦いの女神であった。原型は古代バビロニアまでさかのぼり、風の魔王[[パズズ>パズズ(メソポタミア神話)]]の妻であるラマシュトゥの化身の一つとも言われる。ラマシュトゥは創造主である天空神アヌの娘で、家畜の守護神であると同時に
ラミアは元来、スキタイ*2やリビアにおける女頭蛇身の愛と戦いの女神であった。原型は古代バビロニアまでさかのぼり、風の魔王[[パズズ>パズズ(メソポタミア神話)]]の妻であるラマシュトゥの化身の一つとも言われる。ラマシュトゥは創造主である天空神アヌの娘で、家畜の守護神であると同時に
1.フルリ人の大女神 フルリ人の大女神。性愛、戦争、長寿、豊穣の女神で、メソポタミアのイシュタルに匹敵する。ウル第3王朝時代にはシャウシャとして知られており、のちに指小辞-kaのついたシャウシュカ、更にアッシリアではイシュタルと合流した(※シャウシュガは元々イシュタルと同一の神格
闘神ニヌルタによって殺された怪物の一つ。 元々は、都市国家ラガシュにおける下位の地方神であったらしく、初期王朝時代に祀られていた形跡がある。メソポタミアにおける樹木信仰は珍しいが、やがてニヌルタの祭儀に取って代わられてしまった。(参考文献) 「メソポタミアの神々と空想動物」
1.冥界の書記女神 ベーリット・セーリ、ベレト・ツェリは、その名は「荒野(=冥界)の女主人」を意味する女神。(※「古代メソポタミアの神々」では「草原の女主人」の意)。 『ギルガメシュ叙事詩』において、病に伏したエンキドゥが見た夢に登場。冥界の女主人であるエレシュキガルの前にひざま
神殿があったとされていたようだが、ただこの神は、アッカド後期には目立たなくなる。アッカド王朝の衰微と関連するのであろうか…?(参考文献) 「メソポタミアの神々と空想動物」、「メソポタミアにおける「王の業績録」
された可能性が指摘されている。ドゥムジについても、同様の可能性があるかもしれない。8.参考動画 以下、ドゥムジについての参考動画です。 【メソポタミア神話】イナンナ(イシュタル)の冥界下り 前編(https://www.nicovideo.jp/watch/sm28401624
つ双面神の姿で描かれる。 知恵の大神エンキの従神であり、神話『エンキとニンフルサグ』では主人をそそのかす役回りとなっている。(参考文献) 「メソポタミアの神々と空想動物」、「古代メソポタミアの神々」(出典神話等) 『エンキとニンフルサグ』、『イナンナ女神とエンキ神』、『ニンウルタ
1.冥界神 ホロ、ホロン、ハウラン。アラビア語ホルは「井戸の底、洞窟」を意味する。 西セム系・シリアで崇拝された神で、元来は、メソポタミアのネルガルや、ウガリトのレシェフと同じく冥界神。フェニキア人の進出とともに地中海世界に流布、パレスティナ、エジプトでも崇拝を受けた。特にエジプ
の主たれ!」と述べられており、植物の神と明示される。 なお、エンリルとニンフルサグ女神の子としている紹介されている場合もある(参考文献) 「メソポタミアの神々と空想動物」、「古代メソポタミアの神々」(出典神話等) 『エンキとニンフルサグ』
サグは、夜静かな街路を守り、旅人を守る役目を持つという。また、このヘンドゥルサグ礼拝堂の中で、ラマ女神の小像が発見されている。(参考:「古代メソポタミアの神々」P52)。(参考文献) 「古代メソポタミアの神々」、「カルデア人のウル」
意味し、誓いを擬人化した女神(あるいは悪霊)。偽証罪を罰する女神であり、後にネルガル神、あるいはエラ神の配偶女神となる。(参考文献) 「古代メソポタミアの神々」、「メソポタミアの神々と空想動物」
1.メソポタミアの天候神 『エヌマ・エリシュ』において、ティアマト女神が生み出す怪物の一つ。巨大なライオン。 ※なお本項については、矢島文夫訳『エヌマ・エリシュ』(参考図書「メソポタミアの神話」)に基づく場合であるため、別翻訳では、別の名が与えられている場合があります。(出典神話
書など諸資料において議論あるが、民間においてアシェラがヤハウェの配偶女神として、象徴である木柱・自然木が立つ聖所で崇拝されていたことは確実。メソポタミアにおいては、前2千年紀初頭から前1千年紀まで同名の女神に言及する資料が知られる(参考文献) 「古代メソポタミアの神々」、「古代オ
被り病人のそばに立つ者が描かれているがり、これがアプカルそのものなのかアプカルにあやかった祈祷師、呪術師の類なのかは不鮮明。(参考文献) 「メソポタミアの神々と空想動物」、「古代メソポタミアの神々」、「古代オリエント事典」、 「アッシリア・レリーフへの招待」
上の馬頭" 。 神統譜においては、デール市のイシュタラン神の配偶女神である。エラム方面との関連が指摘される女神でもある。(参考文献) 「古代メソポタミアの神々」、「メソポタミアの神々と空想動物」
」について、名前は似ていないが、役割が似ているため同一の神として扱う。 カブラ(クッラ)は、シュメルの煉瓦の神(クッラの名は、参考図書「古代メソポタミアの神々」巻末の一覧から引いたもの)。 神話『エンキ神の定めた世界秩序』において、エンキから煉瓦のことを任されている。(参考文献)
トゥル神は、ウルナンシェ王にはじまるラガシュ王家の神(ラガシュ王家にとっての「家族神」であり、王朝各人の個人神)である。(参考文献) 「古代メソポタミアの神々」、「メソポタミアの王・神・世界観」、「文明の誕生」
1.死神 参考「古代メソポタミアの神々」巻末で触れられている "死神" 。詳細不明。(参考文献) 「古代メソポタミアの神々」
1.メソポタミアの天候神 ウェル、ウェール、メールは、アッカド王朝以降の天候神。 シリア地方の都市エマルにおいては、女神官エントゥと嵐神との間の結婚が知られているが、この嵐神が、アダドあるいはウェル神のことだったようである。 また、月本昭男訳『ギルガメシュ叙事詩』の古バビロニア版
ナの冥界下り』、『ウルの滅亡哀歌』、『イナンナ女神の歌』、『ナンナル神に対する「手をあげる」祈祷文』、『ルガルバンダ叙事詩』(参考) 「古代メソポタミアの神々」、「古代オリエント事典」、「メソポタミアとインダスのあいだ」
神が生み出した怪物の一つ。狂犬、狂い獅子、あるいは上半身が人間で下半身が獣の獣人間。類似は、獅子人間であるウルマフルル。(主な参考文献) 「メソポタミアの神話」、「シュメル神話の世界」、「古代メソポタミアの神々」(出典神話等) 『エヌマ・エリシュ』
正邪を判定するとされる。法律関係では「太陽神」、「光と闇の王」、また女神イシュニカラブと結びついて誓約の神ともなる。(主な参考文献) 「古代メソポタミアの神々」、「メソポタミアの王・神・世界観」、「古代オリエント事典」
これは、バビロニアの "エア神" がフルリ語になまったものであり、このページで扱っている "アヤ女神" とは異なる。(主な参考文献) 「古代メソポタミアの神々」、「古代オリエント事典」、「ギルガメシュ叙事詩」(月本)、 「古代メソポタミアの神々の系譜」、「ハンムラビ「法典」」(出
ュタビ神に相当するものと思われるが、興味深い。(主な参考文献) 「古代オリエント事典」、「古代オリエント カミとヒトのものがたり」、 「古代メソポタミアの神々」、「メソポタミアの神々と空想動物」(出典神話等) 『ハンムラビ「法典」』『クマルビ神話』
を見られた時などは、高確率で怪物の人格に切り替わります。3つの人格の中では最も表面に出ていることが多いです。 怪物 スフィンクスが、メソポタミア神話及びギリシャ神話において、戦いによる死を見守り小さな子供を攫うとされている怪物とされていることに基づく人格です。一人称は『私
1.魚人間 クルル、クルッルは古代メソポタミアの宗教観において想像された、男性の魚人間。古代の出土物からは、魚人間を彫り込んだ図像が幾つか見つかっている。クルルは、淡水と創造を司るエア神と特別な関係にあるとされた。 また、新バビロニア時代の美術においては、女性の魚人間であるクリル
キドゥは、神々の怒りを買って死ぬこととなる。床に臥せる前、エンキドゥは冥界の夢を見るのだが、そこにはスムカンが登場する。(主な参考文献) 「メソポタミアの神々と空想動物」、「古代オリエント カミとヒトのものがたり」、「古代メソポタミアの神々」(出典神話等) 『ギルガメシュ叙事詩』
1.ゾロアスター教の女神 アナーヒター(アナーヒード)は、ゾロアスター教最大の女神。水の女神であるが、その神性はメソポタミアのイシュタルに強く影響を受けており、豊穣の女神、戦の神という属性も負っている。また獅子の背に乗った図像で描かれる点も、イシュタル女神に由来するものと思われる
期から信仰されていたが、古バビロニア時代から途絶。ナンナル神の息子とされ、嵐の神だったとも。(主な参考文献) 「シュメル神話の世界」、「古代メソポタミアの神々」、「メソポタミアの神々と空想動物」(出典神話等) 『シュメルとウルの滅亡哀歌』、『マルトゥの結婚』
描かれていたため、周囲はマルトゥとの結婚を思いとどまるよう諭す。しかしアドゥガルキドゥグは周囲の反応をよそに、マルトゥとの婚約に乗り気。古代メソポタミア神話におけるヒロイン像として、なかなかに珍しい立ち振る舞いを見せている。 同神話は、南メソポタミア世界に流入してきたマルトゥ人(
ンスンは元来野牛信仰に関わる女神とも考察されており、牧畜の神であるドゥムジと関連付けられている。(主な参考文献) 「シュメル神話の世界」、「メソポタミアの神々と空想動物」、「古代メソポタミアの神々」(出典神話等) 『シュルギ王讃歌』、『ギルガメシュ叙事詩』、『ギルガメシュと』、『
。ナンシェについては、生産性や戦闘性につながるような記述は少ないが、人に安らぎを与えてくれる有難い女神様なのである。(主な参考文献) 「古代メソポタミアの神々」、「メソポタミアの神々と空想動物」、「ギルガメシュ叙事詩」(月本)、 「シュメル神話の世界」、「古代オリエント事典」(出
1.エラムの女神 エラムの女神で、キリリシャ女神の姉妹とされる。(参考:「古代メソポタミアの神々」)(主な参考文献) 「古代メソポタミアの神々」
。イシュム神の戦闘性を示したものとすれば、「屠殺者」とは、なかなか怖さがにじみ出る例えである。(出典神話) 『エラ神話』(参考文献) 「古代メソポタミアの神々」、「メソポタミアの神々と空想動物」
ンフルサグ』、『ネルガルとエレシュキガル』、『アダパ物語』、 『グデアの神殿讃歌』、『シュメルとウルの滅亡哀歌』(参考) 「最古の料理」、「メソポタミアの神々と空想動物」、「古代メソポタミアの神々」
1.各個人を守護する存在 ※多くの場合、特定の神を指すわけではないが、メソポタミアにおける概念として重要のため項目を設ける。 古代メソポタミアの宗教観においては、各人が個人神をもっており、この神は各個人を守護する有難い存在であった。日頃の無病息災をもたらしてくれるだけでなく、人と
1.ラガシュの治癒女神 ババ、バウ、シュハルヒ。メソポタミア南部ラガシュ市の主要な女神(『ウルの滅亡哀歌』において、ラガシュの一地区であるウルクッガを見捨てているが、これは都市女神であることの裏返し。また、ババ女神の聖堂名はバガラ)。ラガシュのパンテオンにおいては、ラガシュの主神
であり、性愛と豊穣を司る。著名な太陽神であるウトゥ、シャマシュ神の配偶女神。古バビロニア期と新バビロニア期に信仰が興隆。(参考文献) 「古代メソポタミアの神々」、「メソポタミアの神々と空想動物」
女神とエビフ山』、『エンリル神とスド女神』、 『エンメルカルとアラッタの君主』、『ルガル神話』、『エンリル神とニンリル女神』(参考文献) 「メソポタミアの神々と空想動物」、「シュメルにおける書記(術)と穀物の女神ニサバ」、 「最古の料理」、「古代メソポタミアの神々」、「文明の誕生
ら、シェードゥが男性、ラマッスが女性として位置づけられている。「人間の姿で寄り添うシェードゥや女性のラマッス」(引用:アンソニー・グリーン「メソポタミアの神々と空想動物」)(出典神話等) 『ハンムラビ法典碑』(参考書籍) 「メソポタミアの神々と空想動物」、「ハンムラビ「法典」」(
ば、杉の森の中では虫や鳥や猿たちの合唱を表した箇所がある。これをして渡辺は「新文書によって明らかになったことのうちには、このような自然賛歌がメソポタミア文学のなかにあったという驚くべき事実がある。~中略~この箇所においてフンババは決して下等でも野蛮でもなく、驚嘆すべき豊かな森で、
ニンイルドゥ。『エラの神話』で名前の挙がる神で「アヌ(など諸神)の偉大な指物師である神ニン・イギ・ナガル・ギド」とあり、木工技術の神。 古代メソポタミア世界の神像について、躯体部分は当時貴重品であった木材で作られていたと考えられている。そのため、神像を作る際に重要な存在だったと考
ンアンナである。(出典神話等) 『イナンナの冥界下り』 / 『ドゥムジの夢』 / 『ドゥムジ神とゲシュティンアンナ女神』(参考文献) 「古代メソポタミアの神々」、「最古の料理」、「シュメル神話の世界」、 「メソポタミアの神々と空想動物」、「文明の誕生」
)。 なお、ラガシュ王ウルカギナの個人神として名があげられている。(出典神話等) 『イナンナの冥界下り』、『ウルカギナ碑文』(参考文献) 「メソポタミアの神々と空想動物」、「古代メソポタミアの神々」、「イナンナの冥界下り」
鳥の姿」。やがて、シュメル・アッカドのアヌ、エンリル、アダドなどと習合された。また、後にフリ文化影響下の地域でも崇拝された。(参考文献) 「メソポタミアの神々と空想動物」、「古代メソポタミアの神々」、「古代オリエント事典」
1.彫物神 参考「メソポタミアの神像」に、王と神殿の間に交わされた一種の「契約文書」があり、その中で名の上がっている神格。技術系の神で、彫物神である。神像を造る際に重要視される。(参考文献) 「メソポタミアの神像」
ュ神の配偶女神。 (※神格の詳細については資料不足のため不詳)(出典神話等) 『シュルギ王讃歌』(参考文献) 「古代オリエント事典」、「古代メソポタミアの神々」、「メソポタミアの神像」
1.技術の神...? 参考「メソポタミアの神像」に、王と神殿の間に交わされた一種の「契約文書」があり、その中で名の上がっている神。詳細は分からないが技術系の神であるらしく、神像を作る際に重要視されている。(参考文献) 「メソポタミアの神像」
ルガルバンダ叙事詩』に登場する「夢神ザンガラ」。ルガルバンダ王子の夢見に現れ、ウトゥ神に捧げものをすべきと告げる。 (以下、編者私見) 古代メソポタミアには、ウトゥ神を含め「夢占い」の神格は複数認められいる。一方で、参考書籍におけるザンガラは「夢神」とされており、文字どおりに読む
1.牛人間 牛人間(合成獣の一つ)、『エヌマ・エリシュ』の中でティアマトが作り出す怪物の一つ(クサリックの名は、アンソニー・グリーン「メソポタミアの神々と空想動物」から)。(出典神話) 『エヌマ・エリシュ』(参考文献) 「シュメル神話の世界」、「メソポタミアの神々と空想動物」