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テンプレート:コンピュータゲーム
『ガンダム無双』(-むそう)は、2007年3月1日にプレイステーション3向けにバンダイナムコゲームスバンダイレーベルから発売したアクションゲーム。
海外でのタイトルは、"Dynasty Warriors: Gundam"。
本項では本作以降に発売された他機種移植作、および続編作品についても、それぞれ記述する。
タクティカルアクションの定番ゲームである無双シリーズを開発したコーエー(現・コーエーテクモゲームス)とバンダイナムコゲームスが協力し、ガンダムのキャラクター性に無双シリーズのプレイ要素を融合したソフト。無双シリーズとしては3シリーズ目となる。1機のモビルスーツ(以下MS)で1000機の敵MSを倒すような一「機」当千が実現し、従来のガンダムゲームにない爽快感を追求した作品となった。
『機動戦士ガンダム』『機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダムΖΖ』などからキャラクターやMSが登場し、プレイヤーはガンダム、シャア専用ゲルググ、キュベレイといったMSに乗り込み、並み居る敵を倒していく。従来の無双シリーズに無い要素として×ボタンで高速移動できる「ダッシュ」が追加されており、スピード感のあるアクションが可能になっている。
本作の成長要素は、従来の無双シリーズを概ね踏襲した上で、キャラクター(パイロット)とMSのレベル(パイロットごとに独立)が別々に存在する仕組みとなっている。また、従来の無双シリーズでの戦場は地上のみだったが、ガンダムシリーズを題材にした本作は地上のみならず宇宙も戦場になる(ただし、3次元軸の見方は地上と同一)。
メインのゲームモードとなる「オフィシャルモード」ではアムロやカミーユ、シャアといったキャラクターの視点で原作の流れに沿ってストーリーを進めていく。「オリジナルモード」では上記の3作品だけでなく、『機動武闘伝Gガンダム』『新機動戦記ガンダムW』『∀ガンダム』からもMSやキャラクターが参戦し、ガンダムシリーズ計6作品が総出演した荒唐無稽な要素がふんだんに盛り込まれたオリジナルシナリオとなっている(ただし『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』や『モビルスーツバリエーション』の一部機体・キャラクターも登場している)。個々のキャラクターでクリアするとアムロをΖガンダムに乗せたり、シャアをガンダムに乗せたりと他のMSに乗り換え可能になり、自分の好きな組み合わせで戦わせることができる。
パイロットレベルとモビルスーツレベルが設定されており、それぞれ上がると能力値が増加するほか、パイロットレベルはスラスターゲージ、モビルスーツレベルは通常攻撃の段数やSP攻撃が強化される。モビルスーツレベルは機体の習熟度を表す物で、パイロットごと・個々の機体ごとに分かれている。ある機体のレベルを最大まで上げていても、他の機体に乗り換えた場合はモビルスーツレベルは1から上げる事になる(乗り換え前の機体のレベルは乗り換えても残る)。
パイロットごとにスキルがあり、特殊な効果を持つ(他の無双シリーズにおける装備アイテムと同じような物)。個々のキャラごとにパイロットレベルが上がると1つ取得できる。固有スキルと汎用スキルがあり、固有スキルは最初から1つ所持、一定レベルに達する事でもう一つ取得できる。この2つのスキルはキャラごとに何が付くかが決まっており、付け替えは不可。汎用スキルはパイロットレベルが上がるごとにランダムで取得、4つまで自由に付け替え可能。パイロットレベルが最大に達するとミッションを1つクリアするごとにスキルを1つ取得できるようになり、汎用スキルをコンプリートすると固有スキルも取得できるようになる(この場合の固有スキルは汎用スキル欄にセットする事になる)。固有スキルも取得できるようになると、原作ではオールドタイプだったキャラをニュータイプにするなどの楽しみ方も可能になる。
固有パイロットが乗った機体を撃破すると強化パーツを落とすことがあり、それを付けることで能力値にボーナスが付く。パーツの組み合わせによっては特殊な効果が発揮される事もある。強化パーツは取得したMS専用で他のMSには使い回すことが出来ないが、別のパイロットが取得したパーツでも機体が同じならば使い回せる。
制作が公にされたのは2006年12月下旬で、発表から発売までの期間が異例の短さとなるが、約2年前から開発されていたという。コーエー側の働きかけによって企画が実現した。PS3本体(60GBモデル)とのセットパッケージも同時発売され、特典としてテクニカルFILE・キャラクターFILE・アートカード8枚セットが付属する(発売元はコーエーの子会社コーエーネット)。2007年度日本ゲーム大賞優秀賞受賞。
※例:PS3版の場合
PS2版でも操作法に大差はない。Xbox360版もボタンの名称こそ違うが配置は同じ。
他の無双シリーズの無双乱舞にあたるSP攻撃は、従来のシステムと違い、途中で攻撃を中断することはできず、使用後は全SPゲージを消費するが、シリーズの中ではSPゲージがたまりやすい方であるため不便さは感じにくい。
チャージ攻撃は4種類存在しており、おもにビームライフルなどでの牽制が中心となるチャージ1を除き、ダッシュでキャンセル可能。
各マップには、複数のフィールドが存在している。味方フィールドは青、敵フィールドは赤、第三勢力のフィールドは黄色、占拠されてないフィールドは灰色で表記されている。各フィールドには耐久ゲージが存在しており、敵を撃墜するごとにゲージは減る。ゲージを0にした地点で「制圧」となる。ただしフィールドによっては敵の守備隊長機や敵エース機が現れたり、フィールド内にいた敵エース機が守備に就く場合がある。この場合これを撃墜して始めて制圧したことになる。ミッションの勝利条件を満たした地点でミッションクリアとなる。自機の耐久値が0になり撃墜されるか敗北条件を満たした場合ゲームオーバーとなる。本作には戦艦戦の概念はなく、フィールドに同じゲージが存在しており所属MSを撃墜してゲージを0にすると守備隊長が登場するので、これを倒した地点で「撤退」したことになる。
本ゲームの特徴であるゲームモードのひとつ。プレイヤーキャラクター全16人(『Special』では+2機の18人)が謎の惑星を舞台に作品の枠を超え、様々な理由から共闘、敵対し、目的を達成していく。
初期状態では3人(『Special』では武者ガンダムを加えて4人)だが、ゲームをクリアしていくことによって、使用可能キャラクターが増えていく。
キャラクター達は何人かのグループに分かれており、そのグループによって大まかなストーリーが決まっている。
ある時、地球に接近する惑星が現れる。地球との衝突を避けるため、各ガンダム世界のキャラクター達が惑星の調査へ向かう。
その惑星では、「すべての勢力を統一した者にすべてを可能にする力が与えられる」という伝説があり、その力をめぐり日夜戦いが繰り広げられていた。
アムロは旧友ハヤトと共に惑星の調査にやって来た。そこで2人はかつて刃を交え、共に戦ったこともある宿敵・シャアに出会う。
シャアはアムロが現れる以前からこの惑星を調査し、様々な情報を入手していた。その中の伝説に興味を持ち、部下のアポリー、ロベルトと共に軍勢を率いて都市を攻撃しようとしている最中だった。
シャアは惑星の情報を与えることを条件に共闘してほしいと申し出る。アムロはシャアに何かを感じつつも、共闘する道を選び、かつて愛機であったガンダムを駆り、出撃する。
カミーユは惑星の調査に向かう途中、仲間達とはぐれてしまう。軌道エレベーターにたどり着くが、そこでハマーン率いるアクシズ軍に出くわしてしまう。
ハマーンも軍を率いて惑星の調査に向かうが、軌道エレベーターで謎の軍勢と交戦状態に入っていた。
否応無しにハマーンと共闘することになったカミーユは、部下のグレミーの裏切りに遭いながらも何とか敵を退ける。ハマーンの横暴さを見かねたカミーユは、グワダンを置いていくことを条件にハマーンと共に惑星に降りて行くのだった。
ジュドーとルーは惑星の調査のため木星からやってきた。何が起こるかわからないと言うのに全く緊張感のないジュドーにルーは呆れてしまう。そこに突如シロッコが現れる。
シロッコはティターンズとは別に部下のサラ、レコアと共に独自で惑星の調査に来ていた。あらかた調査を終え、城下にある基地を制圧するため行動を開始する。そんな中、全く警戒心の無い2機のモビルスーツ、ジュドーのΖΖガンダムとルーのΖガンダムを発見、言葉巧みに味方に引き込もうとする。
ティターンズであったシロッコに警戒するルーであったが、敵になれば倒せばいいとジュドーはシロッコについて行く。呆れ果てたルーも仕方なくシロッコと共闘することになってしまった。
惑星の調査にやってきたドモンとレインは、古代遺跡の基地を攻略しようとしていたミリアルドと合流、共闘することになった。そこに偵察を終えて戻ってきたプルと合流し、遺跡の攻略に赴く。
その後、4人は幾度かの戦いを経たが、ただ消耗し、統一どころか次々と敵を作り続けてしまう。ついにドモンとミリアルドは己の戦いの意味が見えなくなってしまう。プルはそんな2人を必死に鼓舞する。
氷山地帯で3人は敵に包囲されてしまうが、そこに東方不敗とヒイロが現れ、2人を叱咤する。戦う気力を取り戻したドモンとミリアルドは敵を撃破する。そして、それぞれの戦いに決着を告げるべく、一騎打ちを申し出る。プルは彼らの戦いを邪魔する敵を倒すため、行動を開始するのだった。
ヒイロと東方不敗は惑星に向かう途中ティターンズと交戦、これを撃破し、惑星の中枢に向かっていた。そこへ、ジェリドが合流、カミーユを倒す力を手にするため、2人に同行することに。地下堂で武者ガンダムを撃破したが、惑星の降下は止まらなかった。
ヒイロは、無意味な戦いを続ける東方不敗に疑問を感じつつも、彼の情報に頼らざるを得ない状況に焦りを募らせていた。
ジェリドは確実に自分が強くなっていることに手ごたえを感じ、カミーユとの対決を待ち望んでいた。
そして東方不敗はある野望を達成するため、その機会を待っているのだった。
小惑星の調査に来たものの、カミーユとはぐれてしまったエマとヘンケンは、同じく仲間とはぐれていたプルツー、単機で調査にあたっていたロランと合流する。
様々な勢力が各々の思惑で戦闘を続けている中、ロランはあくまで話し合いによる解決・戦闘の停止を繰り返し呼びかけるが、応じる者はおらず、ついには味方を危険に晒してしまう。
エマ・プルツーの叱咤を受けた彼は、自らと“ホワイトドール”の存在意義を見つめ直し“機械が人の役に立つ世界”を目指す、という強い決意で戦いに身を投じ、味方からの信頼を得るようになる。
しかし、そんな矢先、敵となったカミーユ・ジュドー・プルが現れるのだった。
地下礼拝堂奥深くで武者ガンダムと武者Mk-II、二つの機体が起動した。武者ガンダムは地球に永遠の繁栄と支配をもたらす為に、手始めに地下堂に集まった敵達を迎撃する。一方武者MK-IIは仮主人を武者ガンダムと設定し、武者ガンダムと共に戦闘を開始する。ちなみに武者ガンダムと武者MK-IIは意志を持っており、パイロットなしでも動く事ができる。
礼拝堂の敵を退けた武者ガンダムは武者MK-IIに地球降下の障害となる敵の排除を命じ、武者ガンダムは強い敵と戦うことでリアルタイムで戦闘力を高める事が出来る為、自身の力を高めるために別の戦場へと向かう。しかし武者MK-IIの真の目的は自分に搭乗する優れたパイロットを探す事であり、武者ガンダムの命令をこなしながら自分の搭乗者となる人物の選定、そして人類の調査を密かに行う。そして武者MK-IIは武者ガンダムの地球の支配によって人類の未来と可能性が脅かされると感じ、地球降下の直前に反旗を翻す。武者MK-IIの裏切りに遭いながらも武者ガンダムは機動エレベーターを使用せず単機で地球に降下し、武者MK-IIもエレベーターで先に地球へと降下する。
争いや力こそが人類を強くし、更なる高みへと人類を導いていき、それこそが自分の宿命と考える武者ガンダム。人類の可能性を信じ、自分の搭乗者を探す事も重要だが、自分の搭乗者を生む可能性のある地球の未来を守る事が自分の最大の任務と考え、未来の主人のために戦う決意をする武者MK-II。二体の武者はそれぞれの宿命のために最後の決戦を始めようとしていた。
オフィシャル・オリジナルモードメインMSオリジナルモードメインMS戦艦 ※3では未登場 | サブMS
|
オフィシャル・オリジナルモードのメインキャラクター
| サブキャラクター
|
2007年12月27日に発売。英語音声と日本語音声の切り替え機能が追加された。
2008年2月28日に発売。
テンプレート:コンピュータゲーム
2008年12月18日、PS3・XBOX360・PS2での3ハード同時発売。参戦作品は前作のPS2版の作品に加えて『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』、『機動戦士ガンダムF91』、『機動戦士Vガンダム』、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』などの作品に登場するキャラクター、MSが追加された。また、大型機や戦艦を除いた全ての登場MSを操作できるようになった。さらにPS3・XBOX360版のみオリジナルミッションがダウンロード出来るようになった。PS2版はPlayStation BB UnitのHDDにインストールすることでロード時間を短縮できる。無双シリーズ初のトリプルプラットフォームでもあり、更に海外版はオンラインモード対応である。
海外でのタイトルは、"Dynasty Warriors: Gundam 2"。
オフィシャルモードとミッションモードの二種が存在し、オフィシャルモードでは、『機動戦士ガンダム』『機動戦士Ζガンダム(劇場版を含む)』『機動戦士ガンダムΖΖ』『逆襲のシャア』の物語を再現したストーリーモード。これに対し、ミッションモードは、全作品のキャラクターが入り混じり各作品のネタを元に構築されたパロディーシナリオとなっている。シリアスなものからギャグまで多種多様なシナリオが混在しており、本家無双シリーズに近いものとなっている。各キャラクター毎のストーリーミッションと、全キャラクター共通のフリーミッション・コレクションミッション・フレンドシップミッション・エキストラミッションが存在する。各キャラクターには友好関係が存在し、戦闘内容の如何によって、新たなミッションやキャラクターが登場する。
メインMS
| サブMS
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メインキャラクター | サブキャラクター
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テンプレート:コンピュータゲーム
2010年12月16日発売。前作までとは異なり、PS2版は今作では発売されない。前作までのフルCGによる描写からセルアニメを意識したCG描写へと変更された。開発がスタートしたのは2009年の夏頃。
海外でのタイトルは、"Dynasty Warriors: Gundam 3"。
参戦作品は前作までの作品の他、『機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン』、『機動戦士ガンダムUC』、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』、『機動新世紀ガンダムX』が追加されている。これにより『機動戦士ガンダムSEED』[1]を除くTVシリーズ作品が今作で全て登場する。前作では海外版のみだったオンラインモードを追加。本作のストーリーモードは完全オリジナルストーリーとなっている。
メインMS
| サブMS
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メインキャラクター
| サブキャラクター
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テンプレート:無双シリーズ
|
テンプレート:Video-game-stub
en:Dynasty Warriors: Gundamfr:Dynasty Warriors: Gundamit:Dynasty Warriors: Gundamth:ไดนาสตีวอริเออร์กันดั้มtl:Dynasty Warriors: Gundamzh:GUNDAM無雙
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