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機動戦士ガンダム00 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ジャンル | ロボットアニメ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アニメ:機動戦士ガンダム00(ファーストシーズン) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
原作 | 矢立肇、富野由悠季 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
監督 | 水島精二 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シリーズ構成 | 黒田洋介 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
脚本 | 黒田洋介 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクターデザイン | 高河ゆん、千葉道徳 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
メカニックデザイン | 海老川兼武、柳瀬敬之、鷲尾直広 寺岡賢司、福地仁 中谷誠一、大河原邦男 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アニメーション制作 | サンライズ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
製作 | サンライズ、毎日放送 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
放送局 | MBS発TBS系列、GyaO | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
放送期間 | 2007年10月6日[1] - 2008年3月29日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
話数 | 全25話 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コピーライト表記 | ©創通・サンライズ・毎日放送 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アニメ:機動戦士ガンダム00(セカンドシーズン) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
原作 | 矢立肇、富野由悠季 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
監督 | 水島精二 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シリーズ構成 | 黒田洋介 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
脚本 | 黒田洋介 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクターデザイン | 高河ゆん、千葉道徳 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
メカニックデザイン | 海老川兼武、柳瀬敬之、鷲尾直広 寺岡賢司、福地仁 中谷誠一、大河原邦男 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アニメーション制作 | サンライズ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
製作 | サンライズ、毎日放送 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
放送局 | MBS発TBS系列、GyaO | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
放送期間 | 2008年10月5日[1] - 2009年3月29日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
話数 | 全25話 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コピーライト表記 | ©創通・サンライズ・毎日放送 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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■テンプレート使用方法 ■ノート | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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テンプレート:ウィキプロジェクト アニメ『機動戦士ガンダム00』(きどうせんしガンダムダブルオー)は、日本のテレビアニメ、およびそれを原作としたメディアミックス作品群である。ハイビジョン制作。略称は「00(ダブルオー)」。
本作は、西暦2307年の地球を舞台としてスタートする。人類は枯渇した化石燃料に代わるエネルギー源として宇宙太陽光発電システムと軌道エレベーターを実用化していたが、莫大な建造費が必要なこれらのシステムを所有しその恩恵が得られるのは「ユニオン」、「AEU」、「人類革新連盟」の世界三大国家群のみだった。それらの超大国間には全面的な対決こそ無いものの熾烈な軍備開発競争による冷戦状態が継続し、また、いずれの国家群にも属せなかった小国は貧困にあえぎ、紛争や内戦を繰り返していた。
テンプレート:ネタバレ
ファーストシーズン[]新型モビルスーツ(以下“MS”)の公開軍事演習を行っていたAEUは、突如所属不明のMS2機の襲撃を受ける。額に“GUNDAM”と刻印されたそれらの機体は、圧倒的な機動性と攻撃力でAEUのMSを破壊していった。同じころ、人類革新連盟の宇宙ステーションを襲撃したテロリストを、同様の刻印が施された別の2機が迎撃し、多数の市民の命が救われた。
この騒動にメディアが沸き立つ中、世界に向けて一つの声明が発表される。4機のMS「ガンダム」を所有する私設武装組織「ソレスタルビーイング(以下“CB”)」は、戦争・内乱など世界中のあらゆる武力紛争に同じ武力をもって介入し、戦争根絶を目指す集団であるという。それは「平和のための武力行使」という矛盾を抱える行為であった。
莫大なエネルギーを生み出す"太陽炉"を搭載した4機のガンダムを操るのは、刹那、ロックオン、アレルヤ、ティエリアら4人のガンダムマイスター達。武力介入を行ないながらも、その最中に人命救助を行なうなど、彼らの存在に世界は混乱。存在を否定するかのごとくテロが起きる一方、彼らを正義だと称える声もあり、賛否両論が巻き起こる。また、日本に暮らすごく普通の学生、沙慈も世界の変革へと徐々に巻き込まれていく。
各国家群は己の威信をかけ、ガンダムを手に入れようと様々な作戦を実行。各国家群のエースパイロット達も出撃するが、ガンダムとの性能差の前にことごとく敗北、CBは着実に武力介入を達成していった。そうした中で、各国家群は合同軍事演習を名目に、大規模なガンダム鹵獲作戦を決行。圧倒的な物量を前についにガンダムも敗北するかと思われたその時、「トリニティ」を名乗る新たなガンダムマイスター達が出現する。彼らによって窮地を救われた刹那達だったが、彼らはこれまでの武力介入を手緩いものとし、より過激な武力介入を始めた。
民間人をも巻き込むトリニティの武力介入に疑問を感じた刹那達は彼らと決別するも、彼らの介入による市民達の憎悪がCBに向けられていた。そんな中、CBの監視者の一人、アレハンドロの裏切りによって"擬似太陽炉"が各国家群へと渡る。トリニティによる過激な武力介入は、CBの計画を掌握しようとする彼の計略であり、CB討伐のための国連軍結成を促するための布石だった。用済みとなったトリニティは始末され、さらには謎の少年リボンズの協力によって、計画の要の量子コンピュータ「ヴェーダ」も掌握されてしまう。
擬似太陽炉搭載機を手に入れた各国家群は、国連軍を組織し、ガンダム殲滅作戦を決行する。CBの計画は破綻し、仲間を次々と失いながらも、戦いの果てに平和があると信じ、刹那達は最終決戦へと挑む。死闘の末にアレハンドロは倒されるが、CBも壊滅的な打撃を受け、メンバーも離散することとなる。
セカンドシーズン[]西暦2312年。各国家群は地球連邦として統一を果たし、世界は一つになりつつあった。しかしその裏では独立治安維持部隊「アロウズ」によって、反連邦主義や思想への弾圧や虐殺が行なわれており、世界は未だに歪んだままであった。夢を叶えて宇宙技術者となった沙慈はアロウズによる弾圧に巻き込まれ、国連軍との決戦を生き延びた刹那は一人、再び戦いへと身を投じていた。
アロウズによって捕えられていた沙慈と偶然再会した刹那は、彼を救出し満身創痍のガンダムで戦うが、すでにアロウズの機体は従来のガンダムの性能を超えており、苦戦を強いられる。しかし、そこに水面下で活動していたティエリアを始めとする新生CBが救援に現れ窮地を脱した。先の戦いで死亡したロックオンことニールに代わり、弟のライルを加え、アロウズに捕えられていたアレルヤを救出し、新しいガンダムでCBは再び歪んでいく世界に戦いを挑む。
戦いの中で反連邦組織「カタロン」と合流するが、CBの介入がガールフレンドのルイスとの別れと、姉の絹江を失う間接的な要因を作ったと思う沙慈は、未だ戦いをやめようとしない彼らに反発し逃亡、そこを連邦正規軍に拿捕されてしまう。事情を説明し潔白を証明しようとしたが、その行動が原因でカタロンの基地がアロウズに襲撃され、多数の人命が失われてしまう。その軽率な行動を「無自覚な悪意」だと沙慈はティエリアに責められ、戦いを避け続けてきた彼はその償いのためにCBに同行する決意をする。
調査の末、アロウズの首魁がイオリアの真の計画のために生み出されたイノベイドの集団、イノベイター勢力であることを突き止める。倒すべき敵を見つけたものの、アロウズは日増しにその力を強め、ついには衛星兵器「メメントモリ」によって、中東の一国を滅ぼすほどとなっていた。情報統制によって真実は世界に伝えられぬままではあったが、歪みは連邦内でも確実に広まっていた。沙慈は戦いの中での偶発的な要因から、ダブルオーガンダムの支援機であるオーライザーのパイロットとなり、ダブルオーとの合体を成功させCBの危機を救うが、直後の未知なる現象により、ルイスが家族の復讐のためアロウズに所属していることを知る。激しく苦悩する沙慈だったが、彼女を救うことと無意味な戦いを止めるための「守るための戦い」をすることを決意する。
CBがメメントモリの破壊に成功してから数日。連邦内でクーデターが起こり、市民6万人が人質にとられアフリカの軌道エレベーターが占拠される。彼らの目的は人質達にアロウズの蛮行を伝え、真実を世に知らしめることだった。しかしアロウズは真実が露見する前に、密かに建造していたもう1基のメメントモリで、人質ごと軌道エレベーターを破壊することを決定。刹那達は再びメメントモリの破壊へと向かうが、射線を逸らすことはできたものの発射は阻止できず、軌道エレベーターは崩壊し、地表には無数の破片が降り注ぐ大惨事へと発展した。この時には、CB・連邦正規軍・アロウズ・カタロン・反乱軍が協力して破片落下阻止に当たった。後に「ブレイク・ピラー」と呼ばれるこの事件は反連邦勢力の仕業として公表され、アロウズは強硬な姿勢を強めていくが、その一方で皮肉にも人々の意思は一つとなっていた。
「ブレイク・ピラー」事件から4か月。CBは2基目のメメントモリの破壊を成功させ、「ヴェーダ」奪還のために動き出した。CBの下にはカタロン、更に様々な事件を機に決起した反乱軍も加わり、アロウズ・イノベイター勢力との最終決戦が行われる。ダブルオーのトランザムバーストの発動によりヴェーダは奪還され、ルイスも憎しみの感情から解き放たれた。
戦いは、自分こそが人類を導く存在だと自負するイノベイター勢力の首魁リボンズと、未来のために戦う刹那の一騎討ちによって締め括られる。イノベイター勢力は敗北し、数々の所業を暴かれたアロウズは解体され、CBは今後も紛争の抑止力となって戦い続ける道を選択する。
本作は『SDガンダムフォース』を含むガンダムシリーズの通算12作目に当たり、テレビ放映では初めて前期(ファーストシーズン、25話分)・後期(セカンドシーズン、25話分)の分割放送を行った。
ファーストシーズンは2007年10月6日から2008年3月29日まで、MBS・TBS系列「土6」枠(一部地域遅れネット)にて放送された。また、ガンダムシリーズおよび「土6」枠作品初のハイビジョン制作・放映となった。セカンドシーズンは2008年10月5日から2009年3月29日までMBS・TBS系列「日曜午後五」枠(全国地域同時ネット)にて放送された。また、2010年9月には、シリーズ完結編として映画『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』が公開された。
「機動戦士ガンダム00の登場人物」を参照
「機動戦士ガンダム00シリーズの登場兵器」を参照
この節以降では、アニメ版のファーストシーズンを『1st』、セカンドシーズンを『2nd』、『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』を『劇場版』と記述する。
組織、国家[]ソレスタルビーイング (Celestial Being)西暦2100年頃に、科学者イオリア・シュヘンベルグによって創設された私設武装組織。半永久機関である太陽炉(後述)を搭載した機動兵器ガンダムを有し、西暦2307年に活動を開始した。世界の紛争根絶のためにあらゆる紛争に対して武力による介入を行い、紛争を幇助する企業や国も武力介入の対象としている。ガンダムのパイロットであり主人公の刹那達ガンダムマイスター (Gundam Meister)[4][5] とその母艦のクルー達実動隊「プトレマイオスチーム」の他、サポートチームの「フェレシュテ」が存在。また、計画には本来存在しないチーム「トリニティ」もある。資金は、エージェントと呼ばれるスポンサー達のほか、イオリアの計画に賛同し代々歴史の影からCBの計画を準備してきた監視者と呼ばれる人々から提供される。監視者は、主に国連大使のアレハンドロや、軌道エレベーター公社総裁のラグナなど、世界に影響をもたらせる者や莫大な資産を持つ者達で構成されている。作戦はすべて量子コンピュータのヴェーダによって決められているが、監視者の全会一致の場合のみヴェーダの決定に対する拒否権を持つ。この監視者達はCB崩壊までにリボンズによって全員抹殺されたが、西暦2312年に選抜されたイノベイド6人による新たな監視者が設立された。当初はガンダムの機体性能で圧倒的優位を誇っていたが、監視者の裏切りによって擬似太陽炉が各国家群に渡ったことでミリタリーバランスが崩れ、さらに国連軍との決戦でプトレマイオスチームが壊滅したため西暦2308年に一度崩壊するも、4年後の西暦2312年には活動を再開している。以前と異なり武力介入はアロウズにのみ行われた。なお、劇中にて同名の艦船も登場した[6]。アロウズの解体後も世界の抑止力となるべく活動を続け、『劇場版』の西暦2314年時では新型のガンダムや太陽炉の開発を行っている。しかし新政権の掲げる宥和政策への影響を配慮し表立った活動は控えており、奪還したヴェーダからもたらされる情報を元に小さな紛争やテロの芽を事前に摘み取るといった陰の活動に従事。やむを得ずMSが必要な場合でも、活動の露出を抑えるために地上に隠匿して配備した機体と宇宙で使用する機体を分けて運用し、ガンダム以外に改造したフラッグ等も使用していた。しかし、地球圏へのELS(劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-#用語を参照)の襲来により、イオリア計画にある“来るべき対話”の時が訪れたと考え、表舞台での活動を開始する。ユニオン正式名称は「太陽エネルギーと自由国家の連合 (Union of Solar Energy and Free Nations)」[7]。大統領を元首とする共和制。大統領官邸はワシントンD.C.にある旧ホワイトハウスの敷地内にあり、同時にユニオン最高議会の議事堂としても機能している。主にアメリカ合衆国、南米各国、オセアニアの国々で構成されている。日本も、「経済特区」(中国に実在するものとは別)としてこの傘下にある。三大勢力では、最も早く軌道エレベーターの実用化に成功し、「タワー」という名称で南アメリカ・アマゾン川上流域に設置されている。AEU正式名称は「新ヨーロッパ共同体[8] (Advanced European Union)[7]」。元首は存在せず、各国代表による協議制によって政策が行われているが、それぞれが自国の国益を優先しているため、意見が一致しないことが多く、他の超大国と比べ、政策などが遅れている[9]。故に、アフリカ・ヴィクトリア湖西方にある、軌道エレベーター「ラ・トゥール」も建設が遅れている。この軌道エレベーターは、『2nd』では、完成して「アフリカタワー」と改名されているが、アロウズによる、「ブレイク・ピラー」事件において半壊した。人類革新連盟通称「人革連」。英名は「Human Reform League」[7]。中国、ロシアのアジア部分、他の旧共産圏、インドなどを中心に国家主席を元首とした連合国家群。ユーラシア大陸の国々から形成される。なお、ロシアのヨーロッパ部分は「モスクワ」として独立し、AEUに加盟している。ソロモン諸島北方の海上に設置されている、軌道エレベーターの「天柱」はすでに運用されているが、技術面ではユニオンやAEUにやや遅れを取っている。アザディスタン王国中東にある新興国の一つ。過去に、主人公である刹那の出身国クルジス共和国を武力併合している。他の中東諸国と同様に、化石燃料に依存していたため、各国家群のように太陽光エネルギーの恩恵を受けられず、困窮している。さらに国内では保守派と改革派の対立によってテロが頻発している。『2nd』では、一度国土を焦土化され解体されてしまうが、イノベイター勢力との決戦後には、国土の復興が行われている。地球連邦『2nd』から登場。西暦2308年に起きたCBと国連軍の決戦の後に、ユニオン・AEU・人革連・その他の国連加盟国を統合して誕生した全地球規模の国家。三大勢力がそれぞれ所有していた3基の軌道エレベーターを全て管理し、擬似太陽炉をはじめとした最新鋭の技術を独占している。世界統一と平和維持を目的とした「地球連邦平和維持軍」のほか、西暦2310年に起こった大規模テロを切っ掛けとして、身柄拘束や尋問、処刑などが許可された超法規的機関の、独立治安維持部隊「アロウズ」が編成されている。イノベイター勢力との決戦後には、アロウズは解体された。なお、『2nd』では、アザディスタンやスイールといった中東の国家の多くは、連邦には加盟していない。カタロン『2nd』から登場する反連邦組織。連邦の一方的な弾圧に反発して世界各地で戦いを続けているが、戦力は太陽炉を搭載していない旧世代のMSのため、擬似太陽炉搭載機を多数所有する連邦には、常に劣勢を強いられている。イノベイター勢力との決戦後には、組織は解散した。解散後、一部のメンバーは新たに政党を結成。少数派の立場を訴える政治姿勢を主張して、連邦議会の一翼を担っている。兵器関連[]GNドライヴ(ジーエヌドライヴ)「GUNDAM NUCLEUS DRIVE(ガンダムの中核のドライヴ)」[10]の略称で通称「太陽炉」。ガンダムの根幹を成す動力機関。重粒子を蒸発させることなく質量崩壊させ、陽電子と光子(GN粒子)を発生させることにより、莫大なエネルギーとGN粒子を半永久的に生み出す。出力の割に小型化が容易であり、排熱量の低さから隠密性にも優れる。『1st』開始時点において稼働しているGNドライヴは、プトレマイオスチームの第3世代のガンダムに搭載された4基と、外伝『00F』に登場するフェレシュテで運用されている1基の、計5基[11]。『1st』での最終決戦後は、旧プトレマイオスクルーがガンダムデュナメスとガンダムヴァーチェ(ガンダムナドレ)のを、フェレシュテがガンダムキュリオスのドライヴを回収[12]し、『2nd』ではプトレマイオスチームが5基を所有。2基のドライヴを搭載したダブルオーを含む、新世代ガンダム4機に搭載されている。GNドライヴ[T](擬似太陽炉)の登場以降は、差別化のために「オリジナルのGNドライヴ」と呼称することもある。それぞれに微細ながら「個性」のようなものがあるらしく、ツインドライヴシステム開発の際は「相性」の良さが必要だと語られている。ユニオンのエイフマン教授の分析ではこのエネルギー機関を作れる環境は木星のような高重力下の環境のみと推測され、製造には莫大な時間が必要。小説版では製造作業に約20年、製造可能な環境に至るまでの航行時間を含めれば約40年を費やしている。GNドライヴは淡い緑のGN粒子を放ち、これを搭載したガンダムのビーム兵器はピンク色の光を放つ。このGNドライヴが放つGN粒子はある特定の条件下において強い毒性を持つことが外伝『00P』におけるジョイス・モレノの研究で判明している[13]。『2nd』終盤においてダブルオーのツインドライヴに使用されていた2基とセラフィムガンダムに搭載されていた1基の計3基のドライヴが大破、喪失。それを受けて『劇場版』までの2年間の間に、ダブルオークアンタのツインドライヴ用に最初から同調を踏まえた新型のドライヴが木星で2基新造されている(モスボールされていた建造施設を再起動し、急ピッチで作られた。また艦船へのトランザムシステムの搭載により、木星への航行は数か月で可能となっている)。GNドライヴ[T](ジーエヌドライヴ タウ)「擬似太陽炉」とも呼ばれる[14]。ガンダムスローネ及び国連軍に提供されたジンクスシリーズ、その後継MSの他に連邦軍やアロウズの艦艇[15]、イノベイター勢力の機体などに使われている動力機関。基本的な性能は、オリジナルのGNドライヴとほぼ同等ながら、地球圏での生産と量産が可能。しかしオリジナルのGNドライヴと異なり活動時間に制限がある。これはドライヴの炉心部に中核技術の一つであるTDブランケットがあるかどうかの構造的相違点が関係している。ドライヴの稼働には外部からの電力供給を必要とし、始動機(スターター)が必要となっているほか、生成されるGN粒子はオリジナルのように完成されたエネルギーではなく、常時はオリジナルと同様に無害だが、武装用に高濃度圧縮すると生体細胞に障害を起こす毒性を持つ。放出されるGN粒子の色や搭載機のビーム兵器の色は真紅色である。『2nd』までの4年間の間に国連軍の手により解析が進められ、改良が為されたことで性能は格段に向上し、GN粒子の色は赤みを帯びたオレンジ色に、搭載機のビーム兵器の色はオレンジ色に変わっている。GN粒子の毒性については、無くなったと解説する資料[16][17]と、そのままであると解説する資料[18]があり、劇中でも言及されておらずはっきりしていない。この改良型の開発により国連軍はそれまで所有していた初期型のドライヴを破棄したが、アルケーガンダム及び4年前から残存するガンダムスローネドライは初期型のドライヴを搭載している。広義の「GNドライヴ」を指す場合にはこの「GNドライヴ[T]」も含まれた表現がされることも少なくない[19]。量産が可能という特徴から、数の関係でオリジナルのGNドライヴはMS1機に対して1基〜2基しか搭載できていないのに対し、GNドライヴ[T]はMSサイズなら1基〜3基、MAサイズだとそれ以上の数を搭載することができる。このため、武装の破壊力や射程・GNフィールドの出力・機体の最大推力等で往々にオリジナルを凌駕するパワーを実現することができる(オリジナルのツインドライヴは必ずしもこの限りではない)。稀少な例ではあるがGNドライヴ[T]によるツインドライヴもオリジナルのそれと同等かは不明だが存在が確認されている。また、ガデラーザに搭載されている3基のドライヴを直結させた直列型のような異なるバリエーションのドライヴなども存在する。しかし複数搭載はコスト的な問題のほか、搭乗者に高出力機への高い適正を要求するようになってしまうため、一般的な機体の多くは単基にて運用されている。GN粒子生成方法として最初に開発されたのはこちらであり、より完成度を高めた物がオリジナルのGNドライヴである。GNドライヴ[T]は、CB離反組が機密保持のために破棄された木星のCB施設より回収したデータを基に作り上げた代物である。トポロジカル・ディフェクト(位相欠陥)太陽炉のコアパーツにして燃料を燃やす永久に消えることのない「火」とも言うべき現象。オリジナルの太陽炉が無限機関であるのはこれを起こす物質[20]を内部に組み込んでいることが理由である。粒子加速器[21]で加速したトポロジカル・ディフェクトの元を木星中心部に撃ち込むと、木星の高重力・高エネルギー下で相転移直前の状態まで活性化し、活性化した位相欠陥の場からGN粒子を無限に放出し始めるようになる(正確には重粒子に対し質量崩壊を起こさせるようになり、そこからGN粒子を取り出せるようになる)。これを回収し、状態を崩壊させてしまわぬよう特殊な器(TDブランケット)に封印し、粒子制御能力を付加したものが太陽炉である。つまり、オリジナル炉の製造が難しいのは製造に木星の高重力を利用しなければならない点、またトポロジカル・ディフェクトの元自体は宇宙空間から採取しなければならないことが理由である。なお、アニメ本編やその字幕などではト‘ロポ’ジカル・ディフェクトという言葉が非常に多数見受けられるが、製作側のミスか意図的なものかは不明である。GN粒子(ジーエヌりゅうし)太陽炉や擬似太陽炉から生成される変異ニュートリノ。その正体は光子の亜種であり、相転移直前の位相欠陥を用いて重粒子を蒸発させずに質量崩壊させると電子と共に放出される原初粒子である。原初の粒子だけあって、状態によって多様な効果を発揮する。機体の推進力や姿勢制御に使われ、周囲に散布することによって電波通信やレーダー機器を妨害する効果を発揮し、圧縮して射出することでビーム兵器として火器にも転用可能。このビームは、デュナメスのように大気圏越しに対象を射撃したり、1.5ガンダムのようにクラビカルアンテナによる制御にてビームをある程度曲射させたりと、あらゆる応用ができる兵器を実現する。光学迷彩を行うためにも使用される。さらに、GNカタールのように、瞬時に熱変換を行うことができる。物質に付加することで実弾兵器がほとんど通用しないほどに強度を高め、質量操作や衝撃軽減等にて防御にも使用することができる。GNフィールドのように遥かに強力な防壁も形成できるが、粒子圧縮率を調整したビームはこのフィールドを無効化できる。また、GNソードなど実体剣にGN粒子を付加した場合、このフィールドに対抗しうる兵器となる(ただし、純粋なビームから形成されたビームサーベルは無効化される)。また、GN粒子を炸薬として使用するGNミサイルは、通常のミサイルとは違い、弾頭内に高圧縮したGN粒子を詰め、ターゲットに撃ち込んだ後に放出し、敵機を内部から膨張させて破壊するため、小型ながら極めて高い破壊力を持つ。逆に、ターゲットと接触する前に炸裂して大量のGN粒子を指向性の爆風のようにターゲットに叩きつけるタイプも存在する。光子であるものの拳銃の弾丸に込めることもできるため、対人戦闘でも使える。ただし、正確にはGN粒子と擬似GN粒子は性質が同じだが、根本的には違う物質である。オリジナルの粒子は脳量子波の伝達にも影響し、『2nd』に登場するダブルオーライザーのトランザム発動時には、高濃度の粒子が空間に満ちることによって、通常の人間にも脳量子波による通信が可能となった。また、人体にも影響を及ぼし、遺伝子をも変化させ、人類をイノベイターへと進化させる力も秘めている。Eカーボン(イーカーボン)ガンダム及び、各国家群の最新鋭MSの装甲や武装、軌道エレベーターの建材などに用いられている、最新の炭素素材[22]。カーボンナノチューブの20倍の引っ張り強度を持つとされている[22]。GNドライヴを搭載しているMSやMAは、Eカーボンの表面にGN粒子をコーティングすることにより、さらに耐弾性能を高めている。またCB製のEカーボンは各国家群が使用するものよりはるかに高品質だという(『1st』)。その他の用語[]超兵人革連が秘密裏に創設した研究機関「超人機関技術研究所」(後に閉鎖)にて人体改造や実験を受け、人為的に脳量子波が使用可能となった人間を指す。人革連のピーリス(マリー)や、ガンダムマイスターのアレルヤがこれにあたる。『劇場版』における西暦2314年以降は、純粋種たる「イノベイター」の出現によって、それを模倣した「擬似イノベイター」製造の技術として利用された。脳量子波超兵やイノベイド、または純粋種のイノベイターとして覚醒した刹那などが扱うことができる特殊な脳波。脳量子波を発生させることで、人が持っている空間認識能力・攻撃回避能力・反射能力などが高くなり、高い戦闘力を得ることができる。超兵に付加されている脳量子波は不完全のため、他の人間との共鳴や干渉などの弊害も併せ持つ。一方、イノベイドは思考を通信として送ることができ、GN粒子を触媒とした脳量子波を用いて、ヴェーダや同タイプのイノベイドと直接リンクしたり、他タイプのイノベイドと間接リンクすることで、イオリアが立てた計画を推進している。なお、『劇場版』に登場するELSは、脳量子波を使ってコミュニケーションを取る性質があり、それ故にイノベイターや超兵など、高い脳量子波を発する者に惹き付けられていた。また、彼らの脳量子波による“叫び”は脳量子波を有する人間に激しい苦痛をもたらしている。なお、特殊なパイロットスーツ(ピーリスやデカルトのもの)を着用したり、遮断施設へと避難することにより、脳量子波の干渉を防ぐことは可能である。テンプレート:Visible anchor計画遂行のために、ヴェーダによって生み出された人間であり情報端末。ガンダムマイスター等の計画の重要任務をこなすために、身体能力を向上させて造られた「マイスタータイプ」は、無性として設計されており、ヴェーダが世界中の情報を収集するために生み出した「情報タイプ」は有性で、世界中に数万人存在し、自分がイノベイドだと知らないまま、人間社会に溶け込んで活動している[23]。『2nd』最終話ラストの群集シーンでは、アニューに瓜二つな容姿の人物が登場している[24]。イノベイドの肉体は、ヒトの遺伝子から合成された細胞を組み立てて構成されており、完成した時には、既に設定された年齢になっている。その肉体にヴェーダ内で造られた人格と記憶をインストールすることで完成する。幾つかの遺伝子データからタイプ別に分けられており、上記のように同じ容姿を持つ者が多数存在している。イノベイドを構成する合成細胞は、自力で新陳代謝を行えないため、細胞を完全に再構成するナノマシンを投与されており、その副次的効果で肉体的に「老化(成長)」しないという特徴を持つ。このナノマシンは、通常時は機能を制限されており、特殊な起動コマンドを入力することで、再生能力を高めることも可能。また、老化しないという関係上、「不慮の死の経験」は貴重な情報として、死亡寸前に人格データがヴェーダにバックアップされる。情報タイプは世界中に派遣され、10年から15年ほどで「帰還」し、ヴェーダによって新しい人格や記憶を与えられて社会に戻るという行為を繰り返すが、中には「前世」の記憶を夢に見たり、かつて関係のあった相手に懐かしさを感じたり、完全ではない。情報タイプのイノベイドも、ヴェーダからのミッションによって「覚醒」させられ、エージェントやガンダムマイスターとして働く者もいる。そのため、イノベイドの能力はリミッターで制限されていて、必要に応じて解除されることになる。性別や世代ごとに多数存在し、子供のイノベイドの場合は家族全員がイノベイドで構成される。子供の場合は成長による変化が著しいため、早くて5年、長くとも10年で帰還することになる。イノベイターイオリアが将来的に現れるであろうことを予見した、進化した人類を指す。「純粋種」とも呼ばれる。『2nd』では、リボンズが率いる一部のイノベイドが、自分達のことを「イノベイター」と称していた。超兵やイノベイドを凌駕する強力な脳量子波、驚異的な空間認識能力等を持ち、寿命は理論上常人の倍近いとされている。劇中では、『2nd』の終盤で刹那が人類初の純粋種となった。刹那は、ツインドライヴシステムの放つGN粒子の影響を受けて、『劇場版』に登場するデカルトは、刹那が発動したダブルオーライザーの「トランザムバースト」の力によって覚醒を果たした。『劇場版』では、世界各地で純粋種としての能力を得る者が増えつつあり、連邦政府もインフラ整備に奔走をしていた。しかし、その最中に地球圏へELSが襲来し、純粋種と成りうる因子を持つ人々は、連邦政府が用意した脳量子波遮断施設へ避難を行った。また、連邦軍ではデカルトや後に現れてくるであろう彼ら純粋種の驚異的な能力を軍事利用すべく、イノベイター専用機の試作として、大型MAガデラーザなどを開発していた。『劇場版』の劇中では、ELSに侵食され共生関係となった女子高生(アーミア)がイノベイターとして覚醒したほか、エピローグにおける西暦2364年には、人類の4割程がイノベイターとして覚醒している。その一部は外宇宙航行艦「スメラギ」に搭乗して、外宇宙へと旅立とうとしていた。ヴェーダCBの計画の根幹をなす演算処理システム。CBは、このシステムが推奨するプラン通りにミッションを遂行している。ヴェーダ内のデータには、情報の重要性に基づいた7段階のレベル分けがなされており、ガンダムマイスターやGNドライヴのデータ、ナドレのトライアルシステムの制御機能等が、レベル7の情報とされている。領域毎に厳しいアクセス制限が設けられており、プトレマイオスチームの実質的リーダーであるスメラギはレベル4、監視者達はレベル3までしかアクセスできず、レベル7にアクセスするにはヴェーダの許可が必要である。『1st』終盤で、アレハンドロとリボンズによって、レベル7まで掌握されてしまうが、その際、イオリアの残したシステムトラップにより、ガンダムマイスターの情報とオリジナルのGNドライヴの所在が、ヴェーダ側からはアクセスできない状態にされた。そのため、ヴェーダと連動している連邦のコンピュータネットワークでは、ガンダムマイスターはあらゆる個人情報を抹消された、「存在しない人間」として扱われている[23]。なお、通常ヴェーダへの特殊なアクセスを許可されている人物は、計画遂行のために生み出されたイノベイドだけである。当初、その本体であるメインターミナルは月の裏側に設置されていたが、リボンズによる掌握後計画と並行して建造されていたソレスタルビーイング号内の予備ターミナルに、内部データを移設された。だが、フォン・スパークが放棄されたターミナルコアをエウクレイデス内に回収し、再起動に成功。蓄積データは失われていたが、以後ヴェーダに挙げられる情報は同様にアップされている。『劇場版』では、ソレスタルビーイング号と共に連邦政府及び連邦軍の共同管理下に置かれている。基本的にはCBの所有となっているが連邦側にも協力している。終盤ではティエリアを介して刹那とリンクし、ELSから彼に送られてくる膨大な情報を制御し、人類とELSの対話を成功に導いた。トランザムシステム (TRANS-AM)オリジナルの太陽炉に予め組み込まれていたシステム。機体内部に蓄積されていた高濃度圧縮粒子を全面開放することで、一定時間スペックを3倍以上に上げることができる。しかし、このシステムは大量のGN粒子を消費するため、使用後は粒子の再チャージまで機体性能が大幅に低下するなど、諸刃の剣であった。ヴェーダが何者かによって破壊、もしくは掌握されたときのために、イオリアが温存していた最後の希望である。トランザム発動後の機体は赤く発光し、移動によって残像を発生させるが、これは装甲内に流れるGN粒子の赤色化と、量の増大によるものである[25]。『1st』終盤の国連軍との戦闘では、戦力に大きな差がありながらも、CBの各ガンダムはトランザムを使って互角以上に戦った。『2nd』におけるガンダムは、このシステムの使用を前提に設計されているため、任意での途中解除が可能となり、限界時間到達後も一定以上の戦闘行動は行えるようになっている。また、プトレマイオス2はガンダムを搭載中ならば、その太陽炉を使って艦自体のトランザムが可能であり、非常に大きな時間的制約を受けるものの、艦単独でのトランザムも可能となっている。CB以外の機体では、マスラオ及びスサノオに故エイフマン教授の手書き資料を基にビリーが実証した理論により、トランザムシステムが搭載されている。トランザムを使用した擬似太陽炉は、焼き切れて機能停止状態となる[26]ため、帰還用の粒子をGNコンデンサーにプールしている[27]。また、イノベイター勢力はCBからデータを直に手に入れ、『2nd』終盤に、自分達の専用機(ガデッサ、ガラッゾ、リボーンズガンダム)に搭載した。ビリーが製作したタイプとは違い途中解除が可能で、トランザム後も戦闘を継続し二度目のトランザムをも行った他、量産型MSガガは、トランザムの加速力を特攻に利用した。『劇場版』においては、ジンクスIVやブレイヴといった一般量産機のほか、ナイル級大型航宙戦艦やバージニア級試験特務艦といった連邦軍の艦船もトランザムの使用が可能となっている。また、機体やパイロットの侵食を行うELSに対して、トランザム状態の擬似太陽炉をオーバーロードさせることにより、MSごと自爆するというオリジナルには無い苦肉の策も使われた。トライアルシステム主にガンダムプルトーネの系列機に搭載されている特殊システム。この機能を使用すると、有効範囲の中のヴェーダとリンクする機体全てを制御下に置くことができる。これは、イオリアがガンダムマイスターの離反、あるいは太陽炉の奪取による計画の崩壊を防ぐために用意した一種のカウンターで、メインターゲットである対ガンダム戦では圧倒的な優位を生み出すことが可能である。『1st』では、ナドレがこれを使用し、一時的にチームトリニティが所有するガンダムスローネを制御下に置いた。『2nd』では、ナドレの後継機であるセラフィムが、このシステムの有効範囲を大幅に拡張させたトライアルフィールドを展開可能で、終盤でこれを使用して、リボーンズガンダムを除くイノベイター勢力の全ての機体を制御下に置いた。このシステムを行使する権限を持つのは一部の限られたイノベイドのマイスターのみであり、更にその中でもアクセス権には序列が存在する。作中の登場人物の中ではリボンズ、ティエリア、外伝のマイスター874(ハナヨ)が該当することが確認されている。また、システムの特性上同時に複数個所で使用することはできず、発動中に別の場所でより高位のアクセス権を持つ者がシステムを使用した場合、それまで使用されていたシステムは強制解除される[28]。軌道エレベーター地球の赤道上に建設された超巨大建造物。全高5万kmにも達する人類史上最大の構造物である。高度3万5千km付近に設置された太陽光発電衛星からの電力を地上に送る目的で建設されたもので、化石燃料に代わるエネルギー源となっている。エレベーター本体は地上から伸びているが、地上の土台だけでは巨大な質量を支えられないため、高度1万km付近と3万5千km付近にオービタルリングを設置して安定させているほか、先端にカウンターウェイトの役割を果たすバラスト衛星が取り付けられている。エレベーター内部には電力を送るチューブのほかに、宇宙空間に設置されたステーションと地上を往復するリニアトレインが存在する。観光スポットとしても人気が高く、連日、多くの観光客が地上とステーションを往復している。防護システムとしてデブリの侵入を防ぐ電磁ネットや、デブリが衝突した時の衝撃を吸収するショックアブソーバーがステーションに設置されている。ユニオンの「タワー」、AEUの「ラ・トゥール」、人革連の「天柱」の全部で3基が存在し、それぞれを三大国が管理しているが、『1st』の時点では「ラ・トゥール」のみ未完成であった。『2nd』以降は全て連邦の管理下に置かれ、「ラ・トゥール」は「アフリカタワー」の名称で完成する。人類共通の財産なので、軌道エレベーター及びオービタルリングへの攻撃は国際条約で厳重に禁止されているが、『2nd』でアロウズは条約を無視してメメントモリ2号基で「アフリカタワー」を攻撃し、「ブレイク・ピラー」事件を引き起こした。また、内部にはCBの秘密工場が極秘裏に設置され、MSの開発と製造を行っている。スペースコロニー宇宙空間に建造される宇宙都市。今作では開発途上の技術で、登場するのは小型のバナール球型のみである。軌道エレベーター同様、国際条約で戦闘が禁止されているが、人革連は条約を逆手に取って、ラグランジュ3のコロニー「全球」に超兵の研究施設を設置していたが、『1st』にて、キュリオスの介入を受け施設は破壊された。また、建設途中で放棄されたコロニーも存在する。『2nd』では、沙慈が働いていたコロニー「プラウド」や、留美と紅龍が逃げ込み、付近で刹那とブシドーとの戦闘が行われたコロニー「エクリプス」などが登場した。『劇場版』では、コロニー公社により開発が進められているが、裏で不正行為が働かれているなどの黒い噂もあり、マリナら中東使節団が視察を行っていた。目次に戻るテンプレート:ネタバレ終了
個別にシングル記事のある曲の作詞者、作曲者、編曲者については各シングル記事を参照
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | メカ作画監督 | 放送日 |
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#01 | ソレスタルビーイング | 黒田洋介 | 大塚健 水島精二 | 北村真咲 | 千葉道徳 | 中谷誠一 | 2007年 10月6日 |
#02 | ガンダムマイスター | 寺岡巌 | ヤマトナオミチ | 高村和宏 | 有澤寛 | 10月13日 | |
#03 | 変わる世界 | 大原実 ミズシマセイヂ | 吉村章 | 大貫健一 | 西井正典 | 10月20日 | |
#04 | 対外折衝 | 松尾衡 | うえだしげる | しんぼたくろう | 高瀬健一 | 10月27日 | |
#05 | 限界離脱領域 | 榎本明広 | 森下博光 | 松田寛 | 11月3日 | ||
#06 | セブンソード | 北村真咲 | 松川哲也 | 佐村義一 有澤寛 | 11月10日 | ||
#07 | 報われぬ魂 | 寺岡巌 | ヤマトナオミチ | 千葉道徳 | 大塚健 | 11月17日 | |
#08 | 無差別報復 | 木村真一郎 | 吉村章 | 大貫健一 | 西井正典 | 11月24日 | |
#09 | 大国の威信 | うえだしげる | しんぼたくろう | 高瀬健一 | 12月1日 | ||
#10 | ガンダム鹵獲作戦 | 榎本明広 | 森下博光 | 松田寛 | 12月8日 | ||
#11 | アレルヤ | 北村真咲 | 今泉良一 | 佐村義一 | 12月15日 | ||
#12 | 教義の果てに | 角田一樹 | 松川哲也 | 有澤寛 | 12月22日 | ||
#13 | 聖者の帰還 | 長崎健司 | 大貫健一 | 西川正典 | 2008年 1月5日 | ||
#14 | 決意の朝 | ヤマトナオミチ ミズシマセイヂ | ヤマトナオミチ | しんぼたくろう | 高瀬健一 | 1月12日 | |
#15 | 折れた翼 | 西本由紀夫 | うえだしげる | 森下博光 | 高瀬健一 | 1月19日 | |
#16 | トリニティ | 北村真咲 | 今泉良一 | 松田寛 | 1月26日 | ||
#17 | スローネ強襲 | 榎本明広 | 松川哲也 | 有澤寛 | 2月2日 | ||
#18 | 悪意の矛先 | 長崎健司 | 大貫健一 | 西井正典 | 2月9日 | ||
#19 | 絆 | 木村真一郎 水島精二 | うえだしげる | しんぼたくろう | 高瀬健一 | 2月16日 | |
#20 | 変革の刃 | 角田一樹 | 森下博光 | 佐村義一 | 2月23日 | ||
#21 | 滅びの道 | ヤマトナオミチ 角田一樹 ミズシマセイヂ | ヤマトナオミチ | 今泉良一 | 松田寛 | 3月1日 | |
#22 | トランザム | 北村真咲 | 松川哲也 | 有澤寛 | 3月8日 | ||
#23 | 世界を止めて | 長崎健司 | 大貫健一 | 西井正典 | 3月15日 | ||
#24 | 終わりなき詩 | 榎本明広 ミズシマセイヂ 長崎健司 北村真咲 | うえだしげる | しんぼたくろう | 高瀬健一 | 3月22日 | |
#25 | 刹那 | 寺岡巌 角田一樹 水島精二 | 水島精二 | 千葉道徳 | 中谷誠一 大塚健 松田寛 有澤寛 | 3月29日 |
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | メカ作画監督 | 放送日 |
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#01 | 天使再臨 | 黒田洋介 | 水島精二 角田一樹 | 角田一樹 | 千葉道徳 | 中谷誠一 阿部邦博 | 2008年 10月5日 |
#02 | ツインドライヴ | 北村真咲 | 今泉良一 | 有澤寛 | 10月12日 | ||
#03 | アレルヤ奪還作戦 | 長崎健司 | 大貫健一 | 西井正典 | 10月19日 | ||
#04 | 戦う理由 | 寺岡巌 | 宅野誠起 | しんぼたくろう | 高瀬健一 | 10月26日 | |
#05 | 故国燃ゆ | うえだしげる | 森下博光 | 松田寛 | 11月2日 | ||
#06 | 傷痕 | 北村真咲 | 名取孝浩 | 松川哲也 | 阿部邦博 | 11月9日 | |
#07 | 再会と離別と | 角田一樹 | 角田一樹 水島精二 | 千葉道徳 | 大塚健 | 11月16日 | |
#08 | 無垢なる歪み | 長崎健司 | 高橋正典 | 大貫健一 | 西井正典 | 11月23日 | |
#09 | 拭えぬ過去 | 寺岡巌 | 宅野誠起 | しんぼたくろう | 高瀬健一 | 11月30日 | |
#10 | 天の光 | うえだしげる | 森下博光 | 松田寛 | 12月7日 | ||
#11 | ダブルオーの声 | 北村真咲 | 松川哲也 | 中谷誠一 阿部邦博 | 12月14日 | ||
#12 | 宇宙で待ってる | 長崎健司 | 池田佳代 | 有澤寛 | 12月21日 | ||
#13 | メメントモリ攻略戦 | 寺岡巌 | 高橋正典 | しんぼたくろう | 高瀬健一 | 12月28日 | |
#14 | 歌が聴こえる | 宅野誠起 | 大貫健一 | 西井正典 | 2009年 1月11日 | ||
#15 | 反抗の凱歌 | うえだしげる | 森下博光 | 松田寛 | 1月18日 | ||
#16 | 悲劇への序章 | 寺岡巌 | 北村真咲 | 松川哲也 | 阿部邦博 | 1月25日 | |
#17 | 散りゆく光の中で | 長崎健司 | 池田佳代 | 中谷誠一 有澤寬 | 2月1日 | ||
#18 | 交錯する想い | 角田一樹 水島精二 | 角田一樹 | しんぼたくろう | 高瀬健一 | 2月8日 | |
#19 | イノベイターの影 | 北村真咲 | 宅野誠起 | 大貫健一 | 西井正典 | 2月15日 | |
#20 | アニュー・リターン | 寺岡巌 | 綿田慎也 | 森下博光 | 大塚健 | 2月22日 | |
#21 | 革新の扉 | うえだしげる | 松川哲也 | 阿部邦博 | 3月1日 | ||
#22 | 未来のために | 寺岡巌 角田一樹 水島精二 | 名取孝浩 | 池田佳代 | 松田寛 | 3月8日 | |
#23 | 命の華 | 北村真咲 | 宅野誠起 | しんぼたくろう | 高瀬健一 | 3月15日 | |
#24 | BEYOND | 長崎健司 | 大貫健一 | 西井正典 有澤寛 | 3月22日 | ||
#25 | 再生 | 寺岡巌 角田一樹 水島精二 | 角田一樹 水島精二 | 千葉道徳 森下博光 | 中谷誠一 大塚健 | 3月29日 |
放送局 | 放送期間 | 放送日時 |
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MBS・TBS系列 (下記2局除く) | 2007年10月6日 - 2008年3月29日 | 土曜 18時00分 - 18時30分 |
SBS・RCC | 2007年10月13日 - 2008年4月4日 | 土曜 17時30分 - 18時00分 |
GyaO | 土曜 19時00分更新 | |
BS-i | 2008年4月6日 - 9月28日 | 日曜 11時30分 - 12時00分 |
TBSチャンネル | 2008年11月3日 - 12月8日 | 月曜 - 金曜 18時30分 - 19時00分 (リピート放送あり) |
TOKYO MX | 2010年12月7日 - 2011年5月31日 | 火曜 22時29分 - 23時00分 |
初回放送開始の前週に当たる2007年9月29日の17時30分 - 18時00分には、放送開始記念特別番組『機動戦士ガンダム00披露宴』がMBS・TBS系列にて放送された(SBS、RCCでは1週間遅れ)。また、放送日前日に当たる10月5日の24時25分 - 25時20分には、これに未公開のトークや映像を加えた『機動戦士ガンダム00披露宴 完全版』がMBSでのみ放送された。
今作の再放送は、キッズステーションでも行われた。アニマックスではガンダムシリーズが毎月1作は必ず放送され、土6作品は全ての作品を再放送しているが、今作のみ放送されていない。(しかし、土6作品の『機動戦士ガンダムSEED』、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』は、キッズステーションが先に放送していた。)
放送局 | 放送期間 | 放送日時 |
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MBS・TBS系列 | 2008年10月5日 - 2009年3月29日 | 日曜 17時00分 - 17時30分 |
GyaO | 2008年10月12日 - 2009年4月5日 | 日曜 12時00分更新 |
BS-TBS | 2009年4月5日 - 9月27日 | 日曜 11時30分 - 12時00分 |
TOKYO MX | 2011年6月7日 - | 火曜 22時29分 - 23時00分 |
TBS再放送では17話より予告が省かれている。TOKYO MXではファーストシーズン終了の翌週より放送。そのため、初めて1年間通しての放送となる。
詳細は機動戦士ガンダム00外伝を参照
テレビアニメ版と並行し、雑誌媒体において本伝の一部として位置づけられる[29]「公式外伝」と銘打った連載が展開され、アニメ版より前世代のガンダムマイスターや、フェレシュテなるCBのサポート組織の活躍といった、本編では描かれなかった物語が漫画、小説、ジオラマなどの形で展開された。
テンプレート:継続中の作品
『マガジンイーノ』、『ケロケロエース』、『ガンダムエース』の3誌で連載。
田口央斗版(月刊マガジンZ→マガジンGREAT→マガジンイーノ)2007年11月号プレ連載、12月号より本格連載。角川スニーカー文庫から発売。著者は木村暢。イラストは米山浩平、柳瀬敬之、羽音たらく、鷲尾直広(2巻のみ)。「完全小説化」と銘打った[30]、テレビアニメ版のノベライズ作品。
下記の2作品はバンダイナムコゲームス(バンダイレーベル)より発売。
機動戦士ガンダム00ニンテンドーDS用ソフト。2008年3月27日発売。『1st』の合同演習までのストーリーとオリジナルシナリオを収録。ニンテンドーDS用ソフトながら、360度フリー空間の3Dアクションゲームを実現しており、簡易操作で爽快な空中戦を行なうことができる。ゲームは会話パートの後にミッションを選択。4機のガンダムから操作する機体を選択してミッションに赴く。三大勢力には勢力ゲージが存在し、ミッションをクリアすることで該当する勢力のゲージが減少する。期限内に三大勢力の勢力ゲージを一定値まで減少させるのが目的となる。会話パートはCBのメンバー同士が会話をする。基本的に世界情勢に関する話だが、稀に雑談もある。ミッションの成否で内容が変化することもある。第3世代の4機のガンダムに加え、ガンダムエクシアのロールアウトカラー(アニメ中では刹那の回想の中で登場)とナドレ(武装はGNキャノンとGNビームサーベルのみ)が、グッドクリア後出現する特殊模擬戦2をクリアすると手に入る隠し機体として使用可能。スローネは最後のミッションで監視者達がプトレマイオスチームに差し向けた刺客として登場している。なおホームページで公開されているムービーと製品版では、覚醒時の太陽炉の発光色(赤が製品版では黄に)やヴァーチェのチャージショット(GNバズーカ→GNキャノン)等の違いがある。また本作には、「GUNPLA NAVI」(バンダイホビー事業部監修、ホビージャパン製作)も収録されている。機動戦士ガンダム00 ガンダムマイスターズプレイステーション2用ソフト。2008年10月16日発売。メインの「ミッションモード」は『1st』のストーリーに沿った内容であり、4人のマイスター全員のシナリオが用意されている。いずれも原作と同じミッションを行う他、原作を補完する様なオリジナルのストーリーが用意されている。多数の敵を倒して上位ランキングを目指す「マイスターモード」では、「ミッションモード」で使用する4機のガンダムの他、スローネやCBと敵対した機体を使用することができる。隠し機体として、『2nd』からダブルオー(パイロットは『2nd』時の刹那)とアヘッド(パイロットはブシドー)が参戦する。ブシドーは「仮面の男」という表記になっており、使用するアヘッドもサキガケではなく通常型となっている(武装はサキガケのビームサーベルとショートビームサーベルだけであり、射撃武装を一切持たない。メインカメラの色がオレンジではなく赤という違いもある)。また、GNフラッグの武装にGNビームライフルが追加されている。クロスオーバー作品[]ガンダムウォートレーディングカードゲーム。『1st』放映に先駆けて本作品からも登場した。機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム対戦アクションゲーム。エクシアが隠し機体として登場。ゲームシステムの一環としてデュナメス・キュリオス・ヴァーチェも2008年8月の隠し要素開放でCPU戦の追加ルートで敵機として登場。その後最後の隠し要素として同月末の『キャラホビ C3×HOBBY』での先行開放を経て、9月1日に正式に自機としての使用が可能となった。トランザムシステムは搭載されていない。後に放送中に発売されたPSP版も同様。機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダムNEXT2009年3月稼働のアーケードゲーム(対戦アクションゲーム)。『1st』からエクシアとヴァーチェが登場(ゲームシステムの一環としてデュナメス・キュリオスも続投)。対戦ステージとして「軌道エレベーター ラ・トゥール」、戦闘中のBGMとして「Ash Like Snow」が収録。エクシアにはトランザムシステムが装備され、ヴァーチェは外装をパージしてナドレになれる。機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダムNEXT PLUS2009年12月3日発売のプレイステーション・ポータブル用ゲームで上記の移植版。上記の2体に加え、『2nd』からダブルオーライザーとリボーンズガンダム(ゲームシステムの一環としてセラヴィーガンダムとガデッサも登場)が、家庭用オリジナルの「NEXT-PLUS」モードでフラッグなどの機体がスポット登場する。リボーンズガンダムはガンダムゲーム初登場。SDガンダム GGENERATION WARS2009年8月6日発売のプレイステーション2・Wii用ゲーム。ゲーム中のシナリオとして『1st』のシナリオが収録されており、体型こそSDガンダムではあるが、『1st』の大半の機体と『2nd』からエクシアリペア(II含む)・ダブルオー・ダブルオーライザー・0ガンダム(実戦配備型)が登場する。また、オリジナル機体として0ガンダムに酷似した『0ガンダム(ゼロガンダム)』がラストボスとして出現する。機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2010年9月28日から稼働のアーケードゲーム。『2nd』からダブルオー・ケルディムガンダム・スサノオ、CPU戦のボス機体としてレグナントが登場(ダブルオーとケルディムの武装の一環としてアリオスガンダム、セラヴィーも登場)。また2010年12月21日に行われたアップデートで『1st』からエクシアが登場。スサノオとレグナントはガンダムゲーム初登場。対戦ステージとして「アフリカタワー」(「ブレイク・ピラー」事件で崩壊するときのもの)と「REBIRTH」(『2nd』後期エンディングをイメージしたもの)、戦闘中のBGMとして「儚くも永久のカナシ」「Scramble」が収録。今回はダブルオーライザーは制限時間付きのパワーアップ形態という扱いで、ケルディムはGNHW/R形態での登場。またエクシアはGNアームズが武装の一つとして登場する。ガンダム無双32010年12月16日発売のPS3・Xbox360用ゲーム。『2nd』からダブルオーライザーとリボーンズガンダムが登場。2011年1月から2月までに順次開始された追加データの有料ダウンロード配信で、スサノオ・ケルディム・アリオス・セラヴィーが追加された。SDガンダム GGENERATION WORLD2011年2月24日発売のプレイステーション・ポータブル・Wii用ゲーム。WARSに収録されていなかった『2nd』のシナリオや機体が追加されたほか、『劇場版』からもダブルオークアンタと『劇場版』の刹那(A.D.2314)が登場する。第2次スーパーロボット大戦Zプレイステーション・ポータブル用ゲーム。スーパーロボット大戦シリーズの一作で『スーパーロボット大戦Z』の続編。2部構成となっており、2011年4月14日に前編の破界篇が発売。破界篇には『1st』が参戦する。シナリオは『1st』の世界観が一部取り入れられ、三大国家として、AEU・人革連・ユニオン(本作では『コードギアス 反逆のルルーシュ』に登場する国家「神聖ブリタニア帝国」と合併した「ブリタニア・ユニオン」となっている)が登場する。また、刹那役の宮野真守が、グラハム及び『マクロスF』の主人公の早乙女アルト役の中村悠一と共に、破界篇のCMナレーションを務めている。ガンダムメモリーズ ~戦いの記憶~2011年6月23日発売のプレイステーション・ポータブル用ゲーム。『劇場版』のミッションが収録され、クアンタ以外の機体やELS及び、『00V』からアヴァランチエクシアが登場する。企画制作はサンライズ。販売はJVCエンタテインメント。
機動戦士ガンダム00 アナザーストーリー MISSION-23062008年7月23日発売。『1st』と同じ世界を舞台としているが、作風はアニメと打って変わり非常にバラエティー色が強いコメディー作品となっている。声優コメントではキャストの多くが、そのあまりの差に困惑している様子が収録されている。エクストラドラマ『ハレルヤの日』も収録されている。アナザーストーリー MISSION-2306西暦2307年。ガンダムマイスター達に、潜入任務がヴェーダにより課せられる。目的はある事情により犯罪組織に身柄を狙われるルイスの護衛。刹那は学生達に溶け込むために21世紀初頭の軽い若者を装って潜入するも、護衛対象に警戒されたうえ担任のグラハムに一目惚れされてしまい、任務は難航。女学生に扮したティエリアや催眠術で喧嘩番長となったアレルヤが増援に駆けつけるも任務は失敗し、ルイスは犯罪組織に誘拐されてしまう。マイスター達はグラハムに犯罪組織との結託を疑うが、怪しく見えた彼は軍の上級大尉だった。謎の変態グラハムとマイスター達の喜劇が描かれる。ハレルヤの日ガンダムマイスター達の手緩い作戦行動に痺れを切らしたハレルヤが暴走し、持ち前の性技を用いてスメラギやヴェーダを籠絡。メンバーの反発を押しのけ、独自作戦を遂行してしまう。機動戦士ガンダム00 アナザーストーリー ROAD TO 23072008年9月24日発売。刹那がプトレマイオスチームへ合流した直後を描いたエピソード『天使降臨』と、フラッグのテストパイロット時代のグラハムのエピソード『ユニオンフラッグ』の二つが収録されている。天使降臨武力介入を開始する2年前。刹那はプトレマイオスチームへ合流し、メンバー達はその若さに驚いていた。一方、ティエリアはヴェーダに情報のなかった刹那の存在に疑問を抱き、その実力を見極めるため、模擬戦を行うことになる。ユニオンフラッグ若いながらも優秀なパイロットとして、フラッグのテストパイロットとなったグラハム。その対抗機体のテストパイロットは、かつての上官だった。グラハムが「上官殺し」と呼ばれる経緯が描かれている。機動戦士ガンダム00 アナザーストーリー COOPERATION-23122009年6月10日発売。アレルヤが救出された直後を描いたエピソード。4人のマイスターがようやく揃ったものの、アレルヤは脳量子波を、ティエリアはヴェーダへのアクセス権をそれぞれ失い、マイスターになったばかりの2代目ロックオンことライルは素人同然。イアンは彼らのチームワークを高めるため、仮想シミュレーターを使った訓練を提案する。4人はミレイナの描いた「皆で協力し、刑事に扮して殺人事件を解決する」シナリオに沿って奔走するが、捜査は難航していた。そんな中、特別捜査官としてブシ仮面と名乗る人物がやってくる。『MISSION-2306』の流れを汲むコメディー作品であり、一部にBLの要素まで含まれている。機動戦士ガンダム00 アナザーストーリー 4MONTH FOR 23122009年7月8日発売。ブレイク・ピラー事件後の4か月の間に起きた出来事[31]を描いたエピソード。ブレイク・ピラー事件以降、ガンダムマイスター達の間にぎこちない空気が漂っていた。刹那とティエリアはヴェーダ本体の所在が掴めぬことに悩み、マリーはセルゲイが殺されたショックによってピーリスと人格が入れ替わり、食事もろくにとらず部屋に何日も閉じこもったまま。そしてアレルヤも、そんな彼女を気遣って心を痛める日々が続いていた。スメラギはクルーの士気を上げるためにささやかなパーティを企画する。そんな折、誰も身内がいないと思われていたスメラギに親戚がいることが判明。彼女は有視界通信で全軍に呼びかけを行ったため、素性が割れている可能性が高く、その親戚がアロウズによって捕らえられる恐れが出てきた。ライルの協力の下、刹那とティエリアはスメラギの親戚を保護するために小型艇でヨーロッパへと向かう。「ソレスタルステーション00」を参照
詳細は劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-を参照
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