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更新日:2024/05/13 Mon 11:18:10NEW!
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剣 刀 武器 武器項目 日本刀 斬鉄剣 魔剣 妖刀 意外と斬れないものも多い ロマン項目 男のロマン またつまらぬものを斬ってしまった 架空の武器 所要時間30分以上の項目 超振動 所要時間60分以上の項目 所要時間90分以上の項目 矛盾 聖剣 sf ファンタジー 魔法 技術 剣技 剣術 技 術 名刀 架空の兵器 兵器 厨二項目 手刀 所要時間120分以上の項目 大剣 ライトセーバー 切れ過ぎてヤバイ 何でも斬れる剣 鞘に入らない 空間切断 次元切断 概念切断 因果切断 原子切断 分子切断 時空切断 単分子 西洋剣 斬れぬものなど、あんまりない! 宇宙切断 銀河切断 惑星切断 万物両断 素粒子切断 世界切断 魂切断 精神切断 架空の刀剣 こちら側のどこからでも斬れます
●目次
【概要】
「剣」という武器において最も重要な要素である「斬れ味」を徹底的に突き詰めた結果誕生した、ある意味究極系。
ロマンあふれる存在であるためか、結構色々な作品に登場する。
ものによっては、物質にとどまらず空間や概念のような非実体までも切り裂いたり、因果を逆転したり省略して、最初から斬れていた事にするとんでもない剣も。
斬れる原理も様々であり、特に何の説明も無く何でも斬れる剣は置いといて。
超振動により物体を何でも斬る。*1
分子レベルの厚みしかない剣によって物体を何でも切断。
超々高熱により物体を何でも溶断。
空間・時間・次元その物を何でも両断。
因果とかの世界法則その物を操作して何でも真っ二つ。*2
などがある。
但し、場合によっては「あまりに斬れ味が良すぎる」ことが最大の欠点となってしまう。
特に「どうやって鞘に納めるの?」問題が発生する。*3
使用者の意思で、何でも斬れる能力のON/OFFの切り替えが出来るので、発動するまではただの刀剣でしかない*4
非実体の剣なので、通常時には刀身が存在しないから何も問題ない
何でも斬れるのは使用者の技量も込みで実現しているので、収納問題など存在しない
などで問題をクリアしてる刀剣は多い。
他の弱点としては、あくまで「剣」という形をした武器であることだろうか。
剣(遠距離武器)とは違い、基本的に刀身が届く範囲より遠くまで攻撃することはできない。
異様に切れ味があるだけでしかないので、当たらなければどうということは無い。
剣は凄いが使い手がヘボすぎる場合は、剣を使うのではなく剣に使われる点を愚弄されて倒される事もある。
「切れ過ぎるが故に使用者も危険」という要素も孕んでいるので、使い手が三下すぎる時には自滅で負ける事も……。
『ONE PIECE』のロロノア・ゾロ曰く、「主人の切りたい時に切りたいものだけ切るのが本当の名刀」とのことなので、使い手の意思すら無視してなんでも叩き切るこれらの剣は名刀というよりはどちらかというと魔剣/妖刀の部類なのかもしれない。
防御が出来ずに決まれば一撃で倒せるという特性上、バトル物において扱いにくく基本的に回避されるか、薄皮一枚の浅手ですまされる事が多々ある。
ゲームに至っては一撃必殺だとゲームバランスも何もないので、設定上で何でも斬れる剣でクリーンヒットさせようが、相手のHPを幾らか削るだけに留まるのもまた多い。*5
しかも下の一覧を見るとわかるが、特撮界隈では「何でも斬れる」という設定があっても全然切れない剣がやたら多い。
実写作品だと切断描写への規制が非常に厳しいため、ダメージ描写として表現しづらい、という事情は察せられるが…。
【何でも斬れる剣たち】
物語展開の都合上、結構斬れないものが多い剣もあるのだが、ここでは実際の描写は別として「何でも斬れる」という触れ込みの剣を紹介する。
〔実体剣〕
斬鉄剣(ルパン三世)
「またつまらぬものを斬ってしまった」
石川五ェ門が操る何でも斬れる剣の代表格。
「鉄しか斬れないのか」と思わせるような名前だが、実際には「鉄のような硬い物すら斬る」というだけであり基本なんでも斬れる。
その気になれば、なんと落雷を弾き飛ばし、竜巻すらも切り裂いて消滅させられる。
なぜか刀身より長い物すら斬れるのはご愛敬。
媒体によって設定がコロコロ変わっており、正確な来歴は不明。「隕鉄から作った流星刀」だとか、「3種の名刀を鋳つぶして打ち直した刀」だとか「雄刀と雌刀があって添い寝させないと斬れなくなる」だとかいろいろ言われている。
有名な設定としてコンニャクは斬れない。
但し、これはアニメ版の一エピソード限定の設定であり、完全な公式設定なのかは不明。
また、コンニャク以外にも割と斬れなかったものは多い。
結構折れることも多く、TV版でも第2シーズンの1話目からいきなり折れてたりする。
例えば、映画『ルパン三世 ルパンVS複製人間』では着用者のフリンチ曰く「レーザーでなければ斬れない合金製チョッキ」なる対策法が早々に登場しており、
結局最後までチョッキを斬る事ができずに折れてしまっている。
(ちなみにフリンチ本人はその後、チョッキでガードできない顔面を画面ごと斬られて*6倒された)
五ェ門曰く『己の腕が未熟だったが故』とのことだが、斬鉄剣でも斬れない人工物が登場するというのは、中々に衝撃的な一幕と言える。
研鑽は欠かさなかったようで、その後の映画『ルパン三世 燃えよ斬鉄剣』では斬鉄剣を超える合金で出来たステルス機を両断する剣技を披露した。
尚、原作版の斬鉄剣だが、斬鉄剣という銘が出るのは100話以上経ってからだったりする。*7
それに刀自体も強力だが*8、五右ェ門自身の技量も相当な物で、「竹光で鋼鉄を斬る」「手刀で人間の腕を斬り落とす」などという事をやらかしており、原作で五右ェ門が何でも斬れるのは、斬鉄剣もそうだが彼自身の技量も比重が大きい。
斬鉄剣(Elona)
「この世に切れぬ者など無いと謳われる一振りの奇跡。噂通りどんな物でも切り貫くが、話によると弾力性に富む灰色の食物だけは、切ることが出来ないらしい。」~イルヴァ幻想辞典~
固定アーティファクトの長剣。まんまルパン三世の斬鉄剣をオマージュしている。
完全貫通攻撃発動率が大幅にアップするエンチャントのおかげで、説明文通りに防御を無視して相手を切り裂ける。しかしこの刀は他に有用なエンチャントが少ないので、武器として使われるよりも家のランク上げとして使われる方が多い
斬鉄剣(FF14)
「…我が魔剣よ……全てを断て…」
森を漂う亡霊神であるオーディンの使う技。
上記の最初の言葉により攻撃を準備し、最後のセリフと共に剣を振ってかなり広い範囲のプレイヤーに全体ダメージを与える。
そのダメージはなんと99999。アプデによってHPのインフレが起きた時期はギリ耐えられるプレイヤーも多かったが、またアプデによりキャラのHPが調整された結果、一部のタンク以外は耐えられない状態に戻った。
即死効果などの特殊な仕様を除けば、FF14における最強威力の技である。
オーディンは過去シリーズで登場した際も斬鉄剣を使用しており、多くの場合その効果は(確率で)敵全員を即死させるというものであった。
なんでも切れる剣(サイボーグクロちゃん)
クロやミーくんなど、ゴーくんが作ったサイボーグ猫達の標準装備。
この名前だが、なんとこれが正式名称ガチでなんでも切れる剣という名前である。
腹部に収納されている(ミーくん曰く、盲腸の辺り)。
なぜかクロ達の身長より長いが、折り畳み機能があるのか、体内に四次元空間があるのかは不明。
ちなみにクロとミーくんのものは微妙にデザインが違う。
「なぜ斬れ味が良いのか」については特に何の説明もないが、実際斬れ味は非常にヤバく大抵のものは一刀両断。
描写からすると、どうやらゴーくんの作った量産品のようだが……。世界制服目指すよりこれ量産した方が儲からないだろうか?
しかしなぜか宇宙人の古代遺跡の扉は斬れなかった。
ぶっちゃけオーバーテクノロジーもいいところなのだが、クロのメイン武器はガトリング、ミーくんのメイン武器は合体機能であることが多かったため、性能のヤバさに対して活躍の機会はあまり多くない。
……というか、生身の野良猫であるマタタビが明らかにこの剣と同等以上の切れ味を誇る「すてるすブーメラン」を武器にしている上、ミーくんにいたっては前述の遺跡の件はじめ包丁二刀流の方が強いフシまであり、作中の刀剣類の中でも特別強力に描かれている訳ではない。
なお、同作には「なんでも溶かす液(但し人体には無効)」という似たような似ていないようなアイテムも登場している。
こちらもゴーくんの発明品である。
斬妖剣(スレイヤーズ)
第一部ラストで元々愛用していた魔法剣「光の剣」を失ったガウリィがとある城の宝物庫で見つけた剣。
元々は「妙に良く斬れて硬い無銘の魔法剣」と思われていたのだが、実はあまりに切れ味が良過ぎ、困った以前の持ち主が本来の刀身の上に硬度の高い仮の刀身を重ねた状態で保管されていた事が判明。むしろ仮の刀身が本来の刀身に壊されないように重ねた技術と、仮の刀身に使われた鉱物が凄い。
仮の刀身が壊れた後は、本来の斬れ味を発揮するようになった……のだが、切れ過ぎて扱いにく過ぎる(ちょっとした弾みで鞘が中から切り割れる、うっかり落としたら地面を切り裂くetc)ため*9、仕方なく切れ味を落とす呪文を書いて無理矢理運用するという本末転倒な事になっている。
第二部と第三部の間の16巻ではこの封印も解かれ「切れ味を落とす呪文」を鞘の内側に施すことで納刀中は安全になった。鞘絶対失くすなよガウリイ。
魔法剣なので普通の武器が通用しない魔族にも有効(これは仮の刀身を巻いた状態でも)。というか、この武器は周囲の魔力を吸収して切れ味に転化している事が異常な切れ味の原因であるため、ぶっちゃけ当たりさえすれば強力な魔力の塊である魔族に対して特効だったりする。
本編第二部最終巻(15巻)では魔王シャブラニグドゥ自身が「魔力が豊富な環境で直撃すれば自分でもただでは済まない」と認めている。
裏設定によると、降魔戦争時に竜やエルフが人間用の装備として製造した量産品。但しほとんどは降魔戦争で失われたため現代では貴重な一振り。
その一方で、2009年発行の解説書『スレイヤーズりーでぃんぐ』においては「赤の竜神(スィーフィード)が持つ武器」とされている。
双方の設定は矛盾しているが、「スィーフィードのオリジナル斬妖剣の原理や構造を解明してレプリカの量産に成功した」「スィーフィードの武器の残骸を再利用して生産した」と言う話ならば一応は辻褄が合う。
上述のおマヌケな特性をさっぴいても非常に強力な武器であったため、なんとか制御可能にした事で第三部現在ガウリィの愛剣として絶賛使用中。
鞘伏(BLEACH)
同作の刀鍛冶「二枚屋王悦」が作った失敗作。
あまりに切れ過ぎて、鞘に納めることができないという欠陥品もいいところの問題作。
更にはただ切れ味が良いだけでなく刃が滑らかすぎるため、斬った後に刀に血さえ付かず、斬る時の効果音もヌッという異様なものとなっている。
ぶっちゃけ、地面に落としたらそのまま地面を貫通するため持ち運びにすら難儀するという代物。
仕方ないので、直立のまま刀が浮く謎の液体(ゲル状の物質?)の水槽に納めて無理矢理運搬している。
このゲル状の措置は切れ味の問題だけでなく、刀身に一切なにもつかない滑らかさからメンテナンス等もほぼ不可能なためかと思われる。
(作中では鞘伏は刃の根元が柄からグラついているため、普通の刀のように刀身を鞘の中空に固定する方法は困難であろう状態だが、刃が滑りすぎるため迂闊に解体し手入れすることすら恐らくできない)
斬鉄剣のように特に何の説明もなく鞘で持ち運んでいる作品も多い中、強引にでも説明を試みているのは珍しいかもしれない。
斬刀 鈍(刀語)
四季埼記紀が作った完成系変体刀十二本の一振りで、名前に反して「斬れ味」に特化している。
一見普通の刀だが、刀身が触れた瞬間対象の分子結合を破壊して一刀両断するというとんでもない性質を持っている。*10
居合術との相性が非常に良く、人を斬り続けることで鞘の中に血を溜め、摩擦係数を減らすことで抜刀の速度を更に上昇させる限定奥義『斬刀狩り』という技もあるため「一対多」の戦いにも強い。
作中では二番目の回収対象(対戦相手)に選ばれた完成形変体刀。
その点について主人公から「そんなに凄い刀は最後の方で対決するべきじゃないのか?」という旨の若干メタな指摘をされているが、それに対してヒロインは「徒手空拳で戦い、鎧も身に着けないお前にとっては普通の刀と変わらない」と返している。
刀としては極めて優秀ながら、刀としての機能を超越してはいないというのがこの刀の完成系変体刀としての弱点と言えるのかもしれない。
実際に最後の戦いにおいては、白刃取りをされて刀身を砕き折られた
なお、同じ完成系変体刀十二本の中に頑丈さに特化し絶対に折れることも曲がることもない最強の硬度を持つ刀、「絶刀 鉋」もあるが両者がぶつかり合った場合はより後期に作られ完成度に優れている「鈍」の方が勝つだろう、とのこと(あくまで推測だが)。
魔法剣キラキラ 地の剣(魔法陣グルグル)
ニケが地の王に認められ使えるようになった魔法剣。
地に手をかざし、出てきた太鼓を「オッポレオッポレ」と叫びながら叩く事で出現する、大地とケーブルでつながった形の剣。
地上のものならば全てを斬る事が出来、砂にして大地に還す。
切れ味を宝石の精、エネルギー伝達を植物の精が担当しており、植物界に異変があるとケーブルが極端に短くなったり切れたりしてしまう。
初使用時は「レトニ石」という世界最強の石で作られたゴーレムを一刀両断し、その驚異的な威力を見せ付けたが、
「剣を呼び出す時に隙だらけになる*11」「ケーブルのせいで使用範囲が限定されている*12」「オマケに地の王はミノが変」と使い勝手は最悪レベル。
ニケからは「本当に使えない。むしろ使えなさすぎ」とまで評され、その切れ味は初登場時にしか発揮されなかった。
しかしこの短所は、後に「ひきょう剣」という形で改善はされている。
アニメでは一応その後も最終決戦時に普通に使われたりしている。
霧斬(9S)
現在の技術水準を遥かに超越した技術で作成された小刀。
物体に接触した際に、その対象の固有振動数を発生させることによって結合力を弱めて問答無用で破壊。
水分が含まれているなら液状化。含まれていないなら砂状になる。
鳴神尊(9S)
モノポール(通常陽子の一京倍の質量を持つ粒子)を含んだ小刀。
斬られた物体は陽子崩壊を起こすため、理論上はどんな物質でも斬れる。
更にここから主人公の技量(物理法則外の力を認識し行使できる特殊能力)によって、
- 小刀が認識出来なくなる(そこに何かが在るとだけ解る) 。
- 固有振動数への干渉。掠っただけで生物は液状に、無機物は砂になる。
- 電磁波や磁気嵐の切断。
などの絶技を行使できる。
醒剣ブレイラウザー(仮面ライダー剣)
仮面ライダーブレイドの基本武装。
その刀身「オリハルコン・エッジ」は極限まで研磨されたオリハルコンプラチナなるもので構成されており、
その硬さと高周波振動を併せることで、地球上の物質で切り裂けないものはない!!…らしい。
カテゴリーKに属する劇中最強クラスのアンデッド・コーカサスビートルアンデッドを武器強化や必殺技を発動するラウズカードを一切使わず、
剣技だけで倒したシーンはファンの間では語り草となっている。
一方で設定に反し劇中では明らかに受け止められているシーンが結構あり、実際の威力のほどは疑問。
ただ『剣』自体、原子力で動くはずのバイクがガソリンスタンドで給油するシーンがあるなど、
(特に前半部分の)脚本・設定がよく定まっていないことが多かったので、細かいことは気にしないであげてください…。
先端部分にティアマンテ・エッジという刃を新しく形成した強化版も存在する。その場合の硬度と切れ味は通常時の1.5倍になる。何でも切れるハズの剣の切れ味の1.5倍とか、切れない物が多かったんじゃ…
重醒剣キングラウザー(仮面ライダー剣)
仮面ライダーブレイド キングフォームとなった状態で使う大型剣。
刃に起こる高周波振動はもちろん、高熱放射によって、その切れ味はブレイラウザーの刃の3倍となっている。何でも切れる剣の3倍の切れ味とか、やっぱり切れない物が多かったんじゃ…
醒剣グレイブラウザー(劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE)
『剣』本編とは異なる4年後に活躍する仮面ライダーグレイブの基本武装。
主だった機能に関しては上記のブレイラウザーとほぼ同様だが、こちらは「オリハルコン・エッジ」と同じ素材・能力を持つ切っ先「ヒーティング・エッジ」が追加されており、
それによる高周波振動と高熱放射により、切れ味を倍増させるとの事。何でも切れるハズの剣の切れ味をわざわざ倍増させたって事はやっぱり切れない物が多かったんじゃ…
ファイズエッジ(仮面ライダー555)
仮面ライダーファイズの使う剣型武器。刀身を一閃すると放たれる莫大なエネルギー「フォトンブラッド」の刃で攻撃する。
最大出力にすると、刃渡りの先5m以内にあるあらゆるもの全て一刀両断できる切れ味。
GS-03 デストロイヤー(仮面ライダーアギト)
仮面ライダーG3/G3-Xの武装の一つ、右腕に装着する高周波ブレード。
ブレードを超高周波振動させる事によって、設定上あらゆる物質を切断できる。
……のだがこの武器、劇中ではなかなか相手に当たらない。しかも鉄骨を切るどころか傷一つ入れる事ができないという設定倒れな描写があったりする。
ガタックダブルカリバー(仮面ライダーカブト)
仮面ライダーガタックの持つ双剣。プラスカリバーとマイナスカリバーの名が付いている。
プラスカリバーにはプラスの荷電粒子エネルギーを、マイナスカリバーにはマイナスの荷電粒子エネルギーを刃先に集める事によって、触れるもの全てを寸断する切れ味を誇る。しかし実際はどうかと言うと、これは特撮なんで……
ハンドル剣(仮面ライダードライブ)
仮面ライダードライブの基本武装。
刃部分の「ハイスラッシャー」は高圧縮したエネルギー粒子の塊から削り出したもので、
超高速振動によって接触と同時にあらゆる物質を両断する効果を持つ。
ここまでならまあ特撮界隈だとそこそこ見られる凄い剣止まりなのだが、なんと柄の部分に車の丸いハンドルがくっついている。
このハンドルとハンドル中央部分のクラクションを操作することにより運動エネルギーを蓄積&解放、
さながら車の急激なターンやドリフトターンのような明らかに剣の動きではない異常な回転運動や急加速を可能とする。
また、スロット部分にミニカー型兵装のシフトカーを装填し各種能力を発動できる。
名前の由来の通りハンドルの剣だからハンドル剣である(命名はドライブ当人によるもの)
正直なんでも切れる要素よりこのハンドル要素の方が明らかに印象強い。
ガンガンセイバー(仮面ライダーゴースト)
仮面ライダーゴーストの用いる両刃の大剣。
金属体「クァンタムソリッド」で形成された特殊な刃を持ち、その刃の表面は接触した物質を分解する特殊な粒子で覆われている。
その斬撃は、地球上にあるほぼ全ての物体を切断することが可能。劇中での切れ味はどうってのは……大目に見てください
ディープスラッシャー(仮面ライダーゴースト)
仮面ライダースペクターが使う両刃の大剣。
ガンガンセイバーと同じく金属体「クァンタムソリッド」で形成された刃であり、接触した物質を分解する特殊な粒子で覆われている。
その一撃はガンガンセイバーと同威力であり、熱と光のエネルギーの刃を形成し、敵を蒸発させる事もできる。実際の切れ味がどんな具合かは、これは特撮なので……
ガンマイザー・ブレード(仮面ライダーゴースト)
あらゆる物体を切断する、特色/力を持つガンマイザー。
戦闘形態ではサソリのようなな意匠がある剣となり、他のガンマイザーの武装となる。
武器として他者に使われ無くても、自力で飛び回っての攻撃も可能。劇中での切れ味はどうなのかは、お察しください……
ジカンギレード・ケンモード(仮面ライダージオウ)
仮面ライダージオウの使う可変武器・ジカンギレードの剣モード。
高圧エネルギーを刀身のギレードエッジに送り込むことで、物体に共鳴振動を伝播させ、一撃であらゆる物体を容易に切断する。その設定通りの切れ味を劇中で披露できてるかって?まあそれはうん……
ザイアスラッシュライザー(仮面ライダーゼロワン)
仮面ライダー迅 バーニングファルコンの変身アイテム兼武器となる短剣。
その刀身「ライズスラッシャー」は軽量でありながら硬度と耐熱性が非常に高い特性を持つ新合金「フェザーレジニウム」製であり、光子被膜を纏わせることで摩擦が極限まで減少し、あらゆる物質を切断することができる。実際の切れ味はどうかって?察しろ
フェアグダード(仮面ライダーリバイス)
人間を生贄に誕生する怪人・ギフテリアン(TRUE)の両腕から生えている剣。
進化前であるフェアグドでも鋼鉄をたやすく切り裂くほどの切れ味を持つが、進化後のフェアグダードは、設定上ではあらゆる物を両断する切れ味を誇る。劇中での切れ味はどうだって?聞くな、これは特撮だ。
魔神剣(高速戦隊ターボレンジャー)
第35話「愛を呼ぶ魔神剣」に登場。
切っ先から天を揺るがすオーラを放ち、その切れ味は大地を割る恐るべき魔剣で、モアイ像にも似た石像に眠る赤い宝石の光がそれが眠る地へと導き、手にした者に最強の力を得ると言われている。
流れ暴魔キリカが最初に赤い宝石を発見するが、それを手にしたのはなんとスリの常習犯である東城ゆかりであった。
ひょんなことからブラックターボ/山形大地と手錠で繋がれてしまったゆかりは、人を信じる彼の真摯さに心を動かされ魔神剣を手にし窮地を救う。
彼女から魔神剣を得た大地はシニガミボーマの角を断ち切り、亡霊暴魔軍団を消滅させることに成功。魔神剣もまた、ブラックターボとなった大地に投擲され、シニガミボーマと運命を共にするのだった。
神剣フラガラッハ(海王ダンテ)
現代より遥かに進んだ科学により作られた、どんな物質をも切断できる剣。
しかも斬った個所を再生不能樹脂により細胞レベルで浸食するので、切創を物理的に接合する事ができなくなる。
樹脂をクリーニングする専用装置を使わない限り治癒は不可能。
理論的には、樹脂に侵食された患部を大きく切り取れば自然治癒も可能なのだが、常人でそれをやると出血多量を早めて死が近づく。
神剣フラガラッハ(ARMS)
キース・ホワイトのARMSの持つ、刃先が単分子の厚みしか持たない科学的に最高の切れ味の剣。
その切れ味はあらゆる現代兵器を以てしても破壊できないオリジナルARMSの体すら軽々と両断してしまう。
切断力でいえば「魔剣アンサラー」には劣るだろうが、あちらは空間の断裂を利用した能力であるため実体剣としてはこちらが最強と言える。
超振動ブレード(ARMS)
キース・レッドのARMSの武装。
両腕や腕のブレードからの超振動及び超音波で物質の分子結合に干渉して、触れる物全てを分子レベルにまで破壊できる。
ちなみにARMSと言えば、武器には神話から持ってきた名前が付くのだが(ブリューナクの槍とか魔剣アンサラーとか)この武器に名は付いていない。設定的にキース・レッドは失敗作であるから仕方ないかもしれないが。
秘剣『薄羽蜻蛉』(魔法科高校の劣等生)
剣術を得意とする魔法師・千葉一族に伝わる秘剣の一つ。
本来は秘剣を生成する魔法を指すが、生成された剣も同名のためここで紹介する。
厚さ5ナノメートルの単分子カーボンシートを、硬化魔法で固定して刃とした剣。
刀身は横からでは存在を確認できないほど薄いが、硬化魔法により硬度を保っているため極限の斬れ味を持つ。作中では鋼鉄のロボットを苦も無く斬り裂いた。
但しその性質上、刀身と剣筋が完全に一直線にならなければ斬ることができないため、使いこなすには熟練を要する。
未使用時は魔法を解除することで収納の問題もクリアしている。
プログレッシブナイフ(新世紀エヴァンゲリオン)
エヴァンゲリオンの標準装備。左肩部分に収納されており、スイッチを入れると高周波で振動し、あらゆる物質を分子レベルで切断できる。
使徒に対してもコアに直接突き刺すことで倒すことができるほど強力な武器ではあるが、無限再生だの、超長距離からの射撃だの、そもそも実体がなかったりだのといったトンデモ生物な使徒相手には必ずしも有効とは言えなかった。
実際、決め手になったのは第四使徒シャムシエルと第十使徒サハクィエル戦のみである。
初号機のものは普通のナイフの形だが、弐号機のものはカッターナイフに似た形(但し刃の向きはカッターとは逆)をしていて、折れても収納された替刃を出すことが出来る。
斧型のスマッシュ・ホーク、薙刀型のソニック・グレイブ、設定のみながら日本刀型のマゴロク・エクスターミネートソード、脇差型のカウンターソードといった武装も存在しており、おそらくは同じ原理を使っているものと思われる。
福本剣(戦闘破壊学園ダンゲロス)
意思によって世界を改変する……悪い言い方をすれば「自己の妄想を周囲に強制する力」を持つ魔人(所謂一つの現実改変者)が、自分の全存在を日本刀に変換した武器が福本剣。
魔人能力によって振れば対象に命中して両断して即死させる。世界改変で行われる絶対命中・絶対破壊・絶対即死、刀の形をした呪いである。
比喩抜きで無限の攻撃力と防御力を持つ転校生という超常存在さえも殺せる。
唯一の欠点は刀の間合いでしか効果が無い事、つまり遠距離攻撃されると手も足も出ない。
グランワームソード(グランゾン/ネオ・グランゾン)
専用の大剣。
次元振動を引き起こした刃が空間それ自体を虚の次元へと放逐する……らしい。
とりあえず、初登場作品のシュウのセリフ「このグランワームソードにきれねものはない!」を信じよう。え?「我が斬艦刀に断てぬものなし」?あれは結構受け止められているので論外である。
何でも切れる伝説の剣(ハーメルンのバイオリン弾き)
変態発明家オリンが「桃缶が食べたいが缶切りが見つからない」という理由で作った剣。
聖なる魂をルビーに埋め込む事によって発動する。*13
物語登場当初は魔族の手に渡っており、大魔王ケストラーが封じられたパンドラの箱の鍵を破壊するため、聖なる魂を持つというヒロインのフルートが命を狙われることとなる。
普通に缶切りを作ればいいものを、たかが桃缶のせいでフルートや主人公ハーメルの双子の妹であり同じく聖なる魂を持つサイザー、更にはパンドラの箱の本来の鍵を奪還したため先送りにしたはずの魔王復活の危機に全世界が晒されたことには登場人物達も激怒していた。
魔族の手に渡った頃にはルビーが取り外されており、聖なる魂と合わせて魔族が捜索していたが、ルビーはダル・セーニョ王の王冠に飾られていた。
これが明かされる回想シーンで王が剣を持っているため、元々何らかの理由でダル・セーニョ王国に流れ着いた件の剣が、王国が魔族侵攻により滅ぼされた際にルビーが外れたまま魔族へ流出したものと思われる。
一振りしただけで地平線の果てまで大地を割るほどの威力を持つが、剣に入れた魂が斬ることを拒んだものには無効という弱点がある。よく周りに被害を出さずに桃缶をこじ開けれたものである
墨焔(すみほむら)/白雷(はくらい)(SAKON(左近) -戦国風雲録-)
主人公・島左近の愛刀。
墨焔は炎のような紋様のある黒い太刀。
その切れ味は人間を真っ二つにするどころか、岩石や鋼鉄の鎧ごとぶった斬ってしまう化け物刀。
突けば岩をも豆腐のように刺し貫き、ひと振りで屈強の忍者を2,3人軽く叩き斬る。
一体どういう材質で出来てるんだ…!?
だがそんな化け物刀も激闘の連続で耐久に限界が来ていたのか、羅刹七人衆の一人・月羆との戦いで折れてしまった。
白雷は、折れた墨焔の修復の間の代理として、風魔忍軍の頭領・風魔小太郎より譲られた太刀。
こちらは刀身に稲妻の文様が浮かんでいる。
墨焔にも劣らぬ豪刀だが、真の力は風魔忍軍の奥義「風魔不動雷電」と組み合わせることにより発揮する。
「風魔不動雷電」の「氣」のエネルギーを受けることで、その「氣」を何倍にも増幅させ、ライザーソードばりのごん太の「氣」のレーザーソードとなって如何なる敵をも切り裂く。
初めて使った際も、熊どころかサイぐらいの大きさはあろうかという山の主の化け物猪を真っ二つに斬ってしまった。
修復を終えた墨焔との二刀流も見てみたかったという声も多い。
ポン刀(破壊魔定光)
主人公・椿定光の扱う武器。相棒のポンコツ(ヘルメット型電子生命体)に格納されている。
当初は流刑体捕獲用のアクティブデバイス*14しか装備してなかったが、アメリカでポンコツが破壊され、その修理をした際にその機能をオミットされてしまう。
その代わりに「木刀」と呼んでいる重量80tの超高比重金属棒が装備された。(金属製だが刃は付いていないので定光が勝手に命名した)
更に戦いにより「木刀」が破壊された後、木刀を改良した切れ味を自在に変えられる「ポン刀」が装着された。
この刀は刃の結晶構造をアクティブデバイスにより制御し、ヴァルチャー並の物理保護強度を誇りる為、事実上あらゆるものを切り裂ける。
但し重量が80tもあるため、落とすとそのまま地面を貫いてどんどん沈んでいってしまう為、下手に手放す事さえできない。
本作には他にも「空間を切る斬撃」を持つ流刑体「血刀(チガタナ)」の能力「糸引き」も存在する。
断罪(死がふたりを分かつまで)
盲目の剣士である主人公、土方護が振るう仕込み刀。
単分子レベルまで薄くした刃に、低摩擦コーティングを施している。そのため、理論上あらゆる物体を切断できる。
白杖に偽装させ携帯性を重視しているが故に、反りの無い直刀かつ刀身が薄くかなり折れやすい。
斬れたら斬れたで、標的に対し直角に打ち込まなければ単分子層が摩耗し切れ味も鈍る。
盲目でありながら凄腕の剣鬼である土方護ぐらいしか使えない代物である。
しかし、土方は常時着用している特殊なサングラスから発せられる超音波の音響データを網膜に投影した情報を頼りにしているため、それらが失われると致命傷を避けるなどの手加減が難しくなる*15という外部的な弱点が存在する。
聖剣グラム(異世界美少女受肉おじさんと)
「お主が想う最も強きものは如何や」
「それは漆黒!漆黒に彩られたすべてを切り裂く闇の刃!」
「100点満点の答え!!!!」
「グラム…北欧神話の魔剣か?持ち主が死ぬ呪われた逸話があったと思うんだが聖剣とは…?」
「あるがままを受け入れろ、あれは聖剣グラム。彼がそう言うならそうなんだよ」
日本からの召喚者の一人である高校三年生シュバルツ・フォン・リヒテンシュタイン・ローエングラム当然の事ながらこの名前は偽名が持つ剣。
召喚した女神の加護により生まれた武器であり、軽く振るった剣圧だけで軌道にある民家群を綺麗に切断する異様な切れ味を誇る。なおこれが初めての使用だったので、自分の剣のあまりの切れ味にビビリまくり冷や汗を垂れ流していた
望む物をすべて切り裂くというのは割と誇張ではなく、暴徒の群れの戦意とついでに服も切り裂いて平和的に解散させたり、山を貫通するビームを真っ二つに切り裂いたりもできる。
高周波ブレード(PARADISE LOST)
全身サイボーグと化したノウ・クライストの内臓兵器。
超振動であらゆる物体を粉砕する、これを肩、肘、腕、両拳、爪先に仕込んでいる。
この他にも搭載する兵器は多岐に渡り、純粋な身体能力の面だけでも半端じゃなく強いのだが……
インフレが激しすぎる作品なので他キャラはそれを遥かに超えて強かったりする。
超振動剣(スカルキラー邪鬼王)
敵ロボットのガルデアR24が使う剣。
説明によれば触れた物を全て分解する超振動を発生しており、
''ドワオと砲弾を、ドワオン''と戦車を綺麗に両断した。
大剣(アポカリプス・ウィッチ 飽食時代の【最強】たちへ)
スサノオノミコトを利用したジェシー《エッジ》マークスの使う魔法。
全長100㎞の大剣を出現させそれを振るう。という内訳であり、
二つ目の軌道エレベーターに間違われる程の超質量・長大のその一撃は横薙ぎに振るえば都市一つ程度簡単に消し飛ばす斬撃となる。
弱点は、その巨大さ故の小回りの利かなさ、つまり内懐に入られると無力。
魔剣アシュガン(魔女と野獣)
意思を持つ剣。万物を切り裂く剣。昔にメチャクチャ悪い事をしたが、封印中に一族の少女に絆されて丸くなったテンプレ
魔女一族に封印されていた剣、封印状態だと30cm程のなにの変哲も無さそうな剣(柄元に目玉が合って喋るけど)だが。
封印解除された真の姿は剣と人間が融合したような10mの巨体。普通に自分で動ける。
まだ力が本調子でもない状態でも、光を放っただけでも一撃は街を切り裂き、数百mある氷塊を切り裂き、1kmある巨体の大精霊を真っ二つにして更に上にある雲を2つに割る。
人間部分の両手を合わせたダブルチョップが最強技(しかし受け止められて不発に終わる)
ちなみに封印されたままでも、手にとって見ただけの人間が魅了されて奪い合いの殺し合いに発展する魔力性を持つ。
『万物両断』(血と灰の女王)
ヴァンパイアの戦いを描く本作において、自称正義のヒーローの錯乱中年堂島正の能力。後に堂島正の心臓を喰った佐神善も使用。
書いてある通りに何でも斬れる剣を出現して武器にできる。
攻撃力に関しては真祖*16から太鼓判を貰っている。通常の攻撃で真祖に有効打を与えられるという点でも非常に強力。
加えて、真祖以外のヴァンパイアにおいては最強格と言われる身体能力も揃って、近接戦では並ぶものが少ない。
また二本目を生み出せるという技を持ち、一本目を弾き飛ばして優位を取ったと思った相手に不意打ちできる隠し技としても使える。
欠点として、ほぼ近接オンリーで搦め手が少ない(離れた剣を手元に高速で引き寄せることができるため、それで限定的な遠距離攻撃ができる程度)ことがある。あと普通の剣を持つヴァンパイアは他にもいるが、設定上は上位に入る硬い装甲を(そこらの雑魚でも)スパスパ斬っている。万物を斬れる意味がそこまであるのか?
また、対応された事例としては、
- 念動力により、腕ごと押さえ込まれて斬ることができなかった。
- 作中でもトップクラスに強力な「反射」の能力*17によって無効化された。万物両断自体が効かなかったケースはこれのみ。
- 本来であれば万物両断と反射は双璧を成すものの、堂島の地力が反射の能力者を下回るために無効化されている(上回っていれば一方的に斬れたとのこと)。
がある。
そして、同じ剣を持っているならば、その刃を盾にして防ぐこともできる。
バルザイの偃月刀(デモンベインシリーズ)
デモンベインまた鬼械神であるアイオーン(魔法ロボ、50m級の大きさ)が使う魔法剣。生身の術者でもサイズ小さくして使える。
敵に投げつけるとブーメランのごとく回転して切り裂きながら戻ってきて、摩訶不思議な軌道を描く事も可能。
「この世に存在するあらゆる物質を切り刻む呪力の刃(地の文)」と外伝の機神胎動に書かれる切れ味。
しかし、この世に非ざる超物質で出来たズアウィア(マスターテリオンの一側面)には通用せず、当てたら逆に砕け散った。
デモンベイン本編でも、人型サイズでも軌道上の高層ビルをいともたやすく両断する鋭さ。
なお、鬼械神の攻撃は単なるパンチでも、その魔力の込められた一撃は、魂の根本への攻撃、存在定義の破壊、光の速度で奔る呪いである。
この術式の攻撃もそれと同じであり、鬼械神に乗って放つのならば物質・霊質の双方を粉砕する一撃である。
ソードビッカー(スパイダーマン(東映版))
登場してすぐに敵を秒殺しまくる。特撮界でも最強ロボと言われるレオパルドンの持つ剣。
元の特撮では大人の事情から*18、敵を一撃必殺するとんでもなく威力が高いだけの剣でしかなかったが……
コズミックパワー*19が剣にチャージされており、名前を叫んで投げれば因果を超越して命中し滅ぼす。
などと、全創作物のスパイダーマンが出演するクロスオーバー作品であるスパイダーバースにおいて後付けにより超凄い設定が付けられた。
一応ソードビッカーの使い方は「投げつけて突き刺す」であり、「斬ってはいない」ので「何でも斬れる」とは反するがそこはまぁ多目に…。
フォックスブレード(METAL GEAR RISING REVENGEANCE)
METAL GEAR RISING世界の高周波ブレードとは、刀身を高周波によって原子間結合を強固にし刀身の強度を高めた刀剣。
その高周波ブレードに触れた物体は、強度を高めた刀剣とは逆に原子間結合力が弱められるため、かなりの切れ味を誇る。
ここまではただの切れ味の良い武器に過ぎないのだが、なんとこのフォクスブレードは、元の持ち主であるグレイ・フォックスの魂が高周波と共鳴しているので一定確率で斬った物を、無条件で両断できる。
なんとその確率は、作中で獲得できるポイントで特殊効果強化を施せば、ほぼ100%。
高周波ブレード対策で、高周波を施して装甲の強度を高めたロボットも一刀両断。さすがにボス敵には一刀両断とはいかない。アクションゲームという仕様だから仕方ない。
贄殿遮那(灼眼のシャナ)
主人公兼ヒロインのシャナが愛用する大太刀。
この手の武器には珍しく刀の切断力に特殊性はないが、固有の能力として「自在法*20を含めたあらゆる力の干渉を受け付けない」「決して壊れない」の2つを持つ。
この2つの能力が合わさることで概念的な防御を無効化し、純粋な物質・物理エネルギー勝負に持ち込める、
つまるところあらゆる相手に対してパワーと技量によるゴリ押しを可能にするという特性に昇華されている。
それゆえ持ち主の力量が合わさって初めて何でも切れるようになる、まさに強者のための刀。
木の枝を何でも切れる剣に変える能力(出会って5秒でバトル)
メインキャラの一人、霧崎円に与えられた能力。
読んで字のごとく、手にもてるサイズの木材を、何でも切れる剣に変化させる。
物理的な切れ味は当然凄いが、能力の拡大解釈により、非物理的な存在すらも切断する事が可能になっている。
作中でこれを防げた存在は、同じ能力により生み出された何でも切れる剣ぐらいしかない。
高周波ブレード類(ソード・スピアー他)(強殖装甲ガイバー)
殖装体「ガイバー」や敵獣化兵(超獣化兵ザンクルスなど)の武装の一つ。
身体に形成された刃物状パーツを高周波振動することで、触れた物質の分子構造を切断することができ、そのために基本的に物質であれば何でも切断できる。
だが、同種武装の場合は切り結ぶ事になり、逆位相の高周波を用いた同じ原理の防御兵装には無効化される。
バリアなど特殊な力場の類は流石に切断できない。また、ブレード部自体の強度は高くなく、レーザーや粒子ビームなどで撃たれるとあっさり破壊されたりする。
SCP-6572(SCP Foundation)
あらゆる物体を切り裂くと宣伝されている剣。マーシャル・カーター&ダーク社の倉庫に保管されていた。
宣伝は誇張ではなく、この剣は摩擦の影響を受けない。なので、物理的に何でも切り裂けるという事である。
この特性上、保管には電磁石式磁気浮上装置が使われていたが、SCP財団はそれを押収して輸送中に装置が故障してしまい、落下した剣は地面を切り裂きながら沈んで消えていった。
しかしその半年後に人間が突然爆発四散する事件が発生、記録映像により地面から高速で飛び出してきた剣に切り裂かれたことが明らかになった。地面に落ちた剣はその勢いのまま地球の裏側に飛び出てしまったのだ。
そして、また地面に沈んでいったのだが、摩擦の影響は受けないのだが横方向の力は受けるので、地球のマントルなどの対流の影響により軌道が変化してしまうことが判明。
つまり、地球内部の対流の正確な予想ができない限り次にどこに現れるかの判断が不可能。財団でも管理できないketerクラスに昇格してしまった。
と思いきやその十数年後、地球内部で加速を続けたこの剣は地球の引力圏を振り切って宇宙に飛び出したので、財団は無力化したと判断しNeutralizedにクラス分けされた。
もはやその危険性は他の宇宙ゴミと変わりない。 —ソルスティス博士
エクスカリバー&正宗(サガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY)
エクスカリバーは「あらゆるものを時空ごと斬ることができる聖剣」
正宗は「どんなものでも断てないものはない奇跡の宝刀」
……という設定。
当然の事ながらゲームバランスってもんがあるので、これで攻撃したとしても相手のHPが高ければ普通に耐えられる。
まあ、それを抜きにしても終盤で拾得できる武器なだけはあって威力は高く、(エクスカリバーは)敵グループ一度にダメージを与えられる範囲攻撃。回数制限無しで無限に使用できる*21。
など実に有用な武器である。
魔剣どうたぬき(風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス)
「すべてのものを一刀両断できるというその太刀すじはもはや魔剣そのもの。どうたぬきの限界を超えたまぼろしの名刀である」
どうたぬき系で最上位に位置する刀。その攻撃力は、説明通り武器の中でも上位クラス。この武器よりも威力の高い武器があるという事でもある。
超振動刃(エスケヱプ・スピヰド)
夜叉の剣菱が搭乗する鬼虫参番式『蟷螂』の武装。
前肢に付けられた対装甲ブレードを、剣菱の異能である超振動により高速振動させる。
物体に分子レベルで斬り込むこの刃を防ぐ物質は、物理的に存在しない。
欠点は、超高速振動により刃に物凄い負荷が常時かかるので、刀身に対して横からの力にとても折れやすくなる。
水鉄の刃(エスケヱプ・スピヰド)
四天の竜胆が搭乗する鬼虫壱番式『蜻蛉』の武装。
本来は装甲である水鉄*22を、竜胆の異能である神経加速により自在に操り、無数の刃に転用する。
単分子レベルにまで薄くされた水鉄の刃を防ぐ物質は存在しない上に、避けられたとしてもそれを認識した上で刃を制御して再照準をしてくる。
主人公は、鬼虫九番式『蜂』でさえも水鉄の刃の250mの間合いで3秒以上の生存は不可能と自己認識している程。
指揮官機として作られ本来は主戦闘には適さない機体でありながら、本人の研鑽によりこの攻撃を開発。
最速の反応から万能に近い攻撃と防御を持つ、最初に作られた機体でありながら最強の機体となっている。
様々な武器(モンスターハンターシリーズ)
- 獄剣リュウリン「獄王の覚醒を顕現した、猛く煌く獄狼剣。雄々しく宿る黒き力が全てを斬滅する。」
- THEジャスティス「七色に輝く刀身があらゆる物を華麗に両断する。」
- スキュラブレイダー「改良を重ね更に性能を増した大剣。空恐ろしいほどの斬れ味で、どんな獲物も両断する。」
などと、何でも斬れるとの説明がある武器がやたら多い。モンスター相手では何度も斬らないとダメ、ゲームだから仕方ないけど。
様々な刀(討鬼伝シリーズ)
- 時空刀・遙『超古の素材を緻密に組み上げて作られた太刀。その斬撃は時空を斬り裂き、遙かな異世界に達するという』
- 時空双刀・遼『時空を超越する未知の力を宿した双刀。対象を空間ごと断ち切るという刃を防ぐ術はない』
- 真・天之羽々斬『神剣の名で呼ばれる、巨大な太刀。王たる鬼の威厳を放ち、圧倒的な力で全てを斬り伏せる』
- 天岩ノ砕剣『極限まで鍛え上げられた「道敷ノ砕剣」。その刃は天地万物を打ち砕き、塵へと還す』
この様に何でも斬れるとの説明がある剣がやたら多い。モンスター相手ではry
様々な刀剣(ファンタシースターオンラインシリーズ)
- フォルニスジエン「異なる力を宿した恐るべき大剣。扱いは困難を極めるが、業火にも等しい刃に、切れぬものはないという。」
- リンドクレイ「次元を越えるほどの力を秘めた大剣。眩い輝きを放つフォトンの刃は、空間ごと対象を両断するという。」
- セレダーサウロ「太古の時代を思い起こさせる抜剣。その多くは未解明だが、極めて強靭で鋭利な刃に、両断できぬものはない。」
みたいに、何でも斬れるとの説明がある武器がやたら多い。モンry
様々な刀剣(ウォーハンマー40K)
泥沼の星間戦争を描くSF作品における本作では、武器も超未来製で、単分子の刀剣は当たり前の様に兵士の武器として扱われている。
他にも様々な超未来製の武器(オカルト要素もある)が存在し、以下は一例。
- 現実次元で実体化と消失を小刻みに繰り返し、斬った対象を即座に分子分解する剣
- まばゆく発光し、いかなる装甲をも断ち割る、巨大かつ高質量であり混沌にすら汚染されなかった大剣
- 血と殺戮の神が用いる、一振りで世界を二つに割り壊せるという剣
『攻撃力は無限となる』無列(終わりのクロニクル)
四竜兄弟が一人、一光が使う青龍刀。
この刀単体は無限複製と無限再生があるだけで、破損を気にせずに戦えるだけの頑丈な兵器に過ぎないが。
一光の固有能力である『攻撃力は無限となる』*23の概念下においては、何でも破壊できる強力な武器に変貌する。
エネルギーを注入された刀(MARVEL COMICS)
エネルギーをあらゆる物に注ぐことができるミュータントであるシルバー・サムライの刀。
彼から、ミュータントのエネルギーを注ぎこまれた刀はアダマンチウム以外の全ての物質を切り裂く事ができる。
エボニー・ブレイド(MARVEL COMICS)
あらゆる魔法を跳ね除け、どんな物をも断ち切れる力を持つ魔剣。
しかし、人だけは斬る事ができない制約がある。
ちなみに(この剣を使わずとも)、持ち主が人を殺害すると、エボニー・ブレイドの持ち主を血に飢えた狂戦士と化す呪いがかけられている
超冷凍で生み出した刀剣(蒼き雷霆 ガンヴォルト爪)
「極寒の空に瞬くアルコル。七刃が描く斬撃の軌跡。雪溶けの後に残る者は無し」
全てを凍てつかせる超冷凍の能力者であり、作中において序盤と終盤に戦う事になる絶冷剣デンジアンの使う武器。
円月輪、直刀、曲刀など七種の氷刃を生み出して相手に攻撃する。それぞれの刃は刀身が絶対零度すら下回る超低温になっており、これに接触したあらゆる物体は分子構造の柔軟性を失い、たちどころに切断されてしまう。
更に七つの刃が斬撃の軌跡を描く、大技の羅雪七星は、ゲームの初見ではほぼ回避不可能な即死技である*24だが、やり込みプレイヤーにとっては予備動作がほぼ見えない、小ジャンプによる接触が最強の技とされていたりする*25
ヒヒイロカネの剣(スプリガン(漫画))
KGB極東支部に所属する、諸刃巧一の家に伝わっている。
オルハルコンと同系金属であり、AM(アーマード・マッスル)スーツを切り裂く、どんな物質でも断つことができるとされる剣。
しかし、「時間が流れていないので、絶対に瑕一つつかない金属板」で防がれた時には折れてしまった。
天空剣(超電磁マシーン ボルテスV)
ボルテスVの、胸部のV字型の装甲板に格納されている剣。
刃に纏う超電磁フィールドにより、触れた物質の分子結合を破壊する事で何でも斬る事ができる。
紛れもないボルテスVの最強の武器であり、敵組織はこの剣に対抗するために色々な策を講じた。*26
魔剣シャミール(胎界主)
かつて魔王アスモデウスが所有していた魔剣。 ソロモン王が古代イスラエル宮殿を作るのに使用していた。
普段は柄しかないが、柄の先の二本の紐を伸ばしてつなぎ合わせる事で刃が形成される。相応の時間はかかるがどこまでも長くする事も可能。
物理攻撃をほぼ無効にするオヌリス=アレスの誓約躰化者や、魔法法則製の超強固な煉瓦などを軽々と両断。
耐性能力*27すら無視するので、この刃で斬れない物体は作中世界に存在しない。
欠点は、所詮は剣でしかない事。彼我の素早さに天と地の差があり、斬撃が余裕で避けられてしまう場合は無力。
クランベルの聖剣(ボーズ・ミーツ・ガール 住職は異世界で破戒する)
異世界人の編んだ式であり、異界の理に立脚し、異界の血脈を有するものだけが起動しうる秘法。
圧縮詠唱から聖剣を振るう事により、およそ一呼吸の間空間に斬線が滞留する。
聖剣への接触は無数の剣撃を浴び続けると同義であり、斬撃は無限回の一撃に等しく、聖剣に防ぎは通用しない。
難点として、この秘技の発動は異界の理を召喚し続けるのに等しい行為であり、行使者は異常な消耗をする。
四宝剣(封神演義)
女カの使う宝貝
物の「存在する確率」を変化させ、崩壊させるという哲学的な宝貝。
超科学の産物なのでよくわからんと、作者自身もそれ以上の説明放棄した恐ろしい兵器。。
女カはこれを使い、地球を破壊しては再生する行為を、数えきれないほど行った。
スッパリ青竜刀(メカたんていペンチ 半分どろぼう)
矢玉四郎の児童文学に登場する剣。恐らく、児童文学でこの手の武器が登場するのはかなり稀。
作中では、とある泥棒がダイヤや札束、ライオンの後ろ半分など、様々なものを真っ二つにして半分だけ奪っていくという意味不明な犯罪に用いていた。
その目的は、その泥棒が別口で盗んだ「鏡式立体倍増復元機」という「どんなものでも鏡映しにしたように増やしてしまう」という機械で盗んだ半分を元通りに復元する、というもの。
しかし、ダイヤや家具は問題なかったが、札束は福沢諭吉が二人いる使用不能な代物になるし、ライオンに至っては後ろ半分が二つくっついた化け物になってしまう始末。どう考えてもわざわざ半分にして盗んだ意味が……
ちなみに、なぜかライオンは半分になっても問題なく生きていた。その理由は「斬られたことに気づかないほどよく斬れるから」と説明されている。
剣(離婚調停)
『魔人探偵脳噛ネウロ』の松井優征が描いた読切漫画にて、主人公の中年男性が持っている大剣。
なぜか鞘のない抜身の状態で引きずって歩いており、それを持ち上げて構えたり振り回したりとおおよそ剣らしい使い方を見せる様子はない。
一方で刃の切れ味は、石炭を押し当てればコーヒーゼリーのように切り刻めるなどかなりのものだが、それはまだ序の口。
なんとこの剣の刀身は地表に見えている部分だけではなく、地球の中心核まで届く長さ(最低でも6300km以上)を誇り、剣を引きずったまま真っすぐ歩き続けて世界一周すれば地球を両断できる。
また、単純な切れ味特化ではなく耐久性も十分にあるようで、梃子の原理の要領で刃筋の真横へ力を掛ければ、主人公のパワーも相まって巨大な地割れが発生する。
放っておいたら地球が砂の星になったので、愛想尽かした妻から離婚を切り出された主人公である神は、財産分与で地球を半分に切り分けるために世界を一周している。
蒼黎劍(Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀)
殤不患の所有する魔剣目録*28にある一振り。
刀身に氣を込めることで、あらゆる物質を粉砕する特殊な振動が発生する聖剣である。
他にも「剣で傷つけた者を、時空の果てに100年封印する魔剣」などの超常能力を持つ剣が存在する。こんなもんがゴロゴロあるんだから、そりゃ人心も乱れるわ
両断剣(宇宙十兵衛)
宇宙流という剣法に伝わる、あらゆる物質をも一刀両断する剣。
ちなみに、宇宙流にはどうしようもないなまくらだが、かつて惑星をも斬った伝説を持つ断星剣も存在する。
この断星剣は意思を持つ剣であり主人公をサポートし、しかも敵である兄は断星剣はなまくらだから、両断剣の方を欲したというオマケつき。メタ的に見てどちらが格上かは明らかである。
ダイヤソード(ジャッカー電撃隊)
国際科学特捜隊の一人、サイボーグに改造されたダイヤジャックの持つ剣。
電気エネルギーを利用した両刃の剣で、あらゆるものを切り裂く能力を持つ……という設定。
実際の切れ味だが、本作が1977年に放送された事からお察しください。
ザシアンの剣(ポケットモンスター ソード・シールド)
あらゆるものを きりすてるさまから ようせいおうのつるぎ と よばれ てきみかたに おそれあがめられた。
伝説のポケモンであるザシアンが口に咥えている剣。
設定通りに攻撃力は高く、他の能力も高水準で纏まっている、伝説のポケモンに相応しい能力を持つ。しかしこれはゲームなので、どんな敵も一撃必殺とはいかない。
仕込み単分子剣(ジャイアントまりん)
単分子レベルの刃を持ち、物質なら何でも切り裂ける剣。
しかし、物理法則を無視した筋肉を持つ、銀河最強の超人相手には歯が立たず砕け散った。
釈魂刀&そのレプリカ(呪術廻戦)
呪具である本物と、禪院真依が命を捧げた構築術式で生み出したレプリカの二振り。形状は毛が付いた刀。
あらゆるモノの硬度を無視し魂を切り裂くという特殊効果を持つ。
魂を直接操作すれば、肉体の質量や形状を無視して思うままに変形・改造できるなどの事例から、魂その物を切れるこの刀に破壊できない物は無い。
しかもこの世界においては無生物すら魂があるので、無機物にすら有効。
だが、その効果を十二分に発揮するには無生物の魂すら観測する目が必要であり、使用者の超絶的な技量も必要である。
この刀を使いこなせるのは、天与呪縛により呪力が完全に0になった結果、超人的な身体能力を得る事となった伏黒甚爾と禪院真希、非術師でありながら天下無双と評される剣豪の大道鋼の三名のみ。
しかし、「世界を断つ斬撃」という完全上位互換が登場してしまったため、切れ味においては最強から降ろされてしまった。
余談だが日本円にして5億の値が付く。ぶっちゃけ安くない?
エクスカリバー(刑事剣士Xカリバー)
全てを打ち砕く破壊のエネルギーを秘めた剣、エクスカリバー!!。
底なしの自己再生エネルギーを持つバイオ防具と融合させる事によって、バイオ怪人を巨大化させる光を放つ事もできる。
なお巨大化した怪人はもれなく狂暴化してしまう。
凍てついた時の刃(天空の扉(漫画))
勇者レイが魔王軍との戦いに備えて探していた古代文明の遺産(アーティファクト)のひとつ。同じ技術で作られた時間停止物体以外の全てを斬り裂くことができる。
剣の形状をしているが、本来は小規模な土木工事に用いる工具。当然ながら武器としての使用は想定されておらず、製造当時は対人安全装置が施されていたため生物に対して使用することができなかった。しかし作中の現代においては安全装置と管理AIが完全に破損しており、普通に武器として使用することが可能となってしまっている…
〔非実体剣〕
何らかのエネルギーで刃を形成する剣。通常状態では刀身が無いから収納問題はこれで解決だ。
光剣サイファー(ストライダー飛竜)
「貴様らにそんな玩具は必要ない」など恰好良いセリフの多いNINJA、ストライダー飛竜の使う武器。
形状はトンファー。振るうと光の刃(高圧加速されたプラズマ粒子)を放出し、どんな物質でも切断できる。ボスとか体力の高い敵には何回も斬らなきゃダメ、アクションゲームだから仕方ないけど
クロスオーバーゲームである『NAMCO×CAPCOM』でも、プラズマを発生させ、 あらゆる物質を一刀のもとに両断するという設定は健在である。ボスとか体力の高い敵には何回も斬らなきゃダメ、RPGだから仕方ないけど
ライトセーバー(スターウォーズシリーズ)
ピシュー、ヴォンヴォンなどと、映画をよく知らない人にも耳に残る効果音を発するエネルギー剣。
筒状の柄からプラズマの高熱体である刃を発し、あの世界の銀河においてユニバーサルカッティングツールと言われる程に斬れないものはない(正確には焼き溶かす)。
あくまで超高熱で焼く剣であるため、この世界から産出される鉱物や、独特の進化を遂げた生物で防げる物もある。
忘れがちだが、実体剣とはあまりに勝手が違いすぎるのでものすごく扱い難い。そもそもこの世界はブラスターなどのエネルギー銃が普及しているので、これを戦闘で実用レベルに扱えるのはフォースの力を使えるジェダイとシス位なもの。
LZ-アンサラー(バイオハザード ヴィレッジ)
BSAAが開発中の次世代近接戦闘装備。
荷電粒子の刃はあらゆる物質を両断する。
構え続ければ両刃剣モードにも変更可能だ!
LZ-アンサラーの説明文
本作における隠し武器の一つであり、クリア後のミニゲーム「THE MERCENARIES」の全てのステージをSSランクでクリアする事で購入できるようになる。
柄から光刃が生えるなど、見た目はまんまスターウォーズのライトセーバーで、性能は刃の色によって変化する*29モデリングがナイフのものを流用してあるのか、見た目の割にリーチが短いなど使い難い。正直入手難易度の割に性能が微妙過ぎる
ビームサーベル(仮)(ARMS)
通りすがりのサラリーマンが弟との因縁に決着をつけた最終戦で使用。
手に持っていたジャバウォックの爪が砕けたと思ったら、光り輝くエネルギーの剣が出現。
作中において無数の空間の断裂の刃を、完全体ARMSと化した弟ごと一刀両断した。
物理を無視して全てを両断する空間の断裂を逆に切り捨てたこの刃に断てぬ物は無いだろう。ジャバ爪がビームサーベルになる唐突さはシリアスな笑い。
アンタイ・ウェポンの大剣(ニンジャスレイヤー)
ザイバツ・グランドマスターの一人である、ダークドメイン=サンの使う反物質兵器。
亜空間へのアクセスを可能とするユニーク・ジツを応用して生み出す武器であり、触れただけで物体と対消滅するので防御は不可能。
作中では大剣の他にも、棒、クナイ、ジャベリンなどを生み出して使用した。
防御は不可能なのだが、この武器はどんな物質とも対消滅反応を起こすので、スリケンなど飛び道具の大量投擲によって相殺するという対処法がある。
光刃(エスケヱプ・スピヰド)
金翅の九曜が搭乗する鬼虫九番式『蜂』の武装の一つ。
九曜の二つ目の異能である光子制御により、光子を圧縮し数十mの長さの刃とする。
蜂の針の部分に相当する場所から伸びる、その超高熱の刃はあらゆる物体を焼き切る。
ブレード(アインハンダー)
レーザーで形成された刃で敵に直接攻撃をする。戦闘機で近接戦闘を行うというのは本来なら自殺行為なので、この武装は無人機の特攻用兵器である。しかしプレイヤーはこれで敵機に攻撃を行う、どういう神経してんだ
このレーザー刃は破壊できない障害物や敵機の装甲を無視して最大射程まで伸びる。という特性があるので、分厚い装甲を無視しつつ、敵ボスのコアに直接ダメージを与えるという芸当が可能。
なお普通だとブレードの間合いは短いが*30、十字キーを↓↘→と入力する事により一瞬だけ3倍程の長さまで延長できる。習熟すれば連続入力する事により、画面の半分以上を覆うブレードの斬撃乱舞を行える。
終焉ノ光刃(蒼き雷霆 ガンヴォルト)
「集いし残光、輝く刃。終焉を告げる光の煌めき。地平を裂いて無へと還す」
作中の終盤の敵である、大電波塔アマテラスの守護を担う、光を操る残光の能力者、イオタの使用する大技。
背中に装備されたフォトン・ビットと能力を全力で使用する事により、巨大な次元刀を形成、その一撃は空間すら切り裂く。
ちなみに彼は、光速い、音速いという独特の言葉を使う事により、ガンヴォルトスレのアイドルの一人でもあった。ネタの塊みたいな言動した結果、処女厨かつ緊縛&機械姦マニアかつ、ロリコンでドルオタだとの評価を受けたデイトナには負けるが
〔剣技〕
特殊な剣を振るうのではなく、ただ使い手の技量によって「なんでも切れる」を実現したものすごい人々。
「弘法筆を選ばず」の極致の様な方々である。
一文字流斬岩剣(魁!!男塾)
男塾二号生筆頭赤石剛次の必殺剣。
「この世に斬れぬ物なし」という赤石の決め台詞通り、銃弾から大地までありとあらゆるものを切り裂く。
初登場からしばらくは普通の日本刀を使っていたが、その刀を砕かれた後は斬馬刀のような巨大な刀を使うようになった。
この事からもわかるように、特別なのは一文字流の技であって、刀ではない。
斬鉄剣と名前が似ている事に加え、作中でも赤石の刀を指して「斬岩剣」と呼ぶ事があるので紛らわしいのは確かだが。
モビルスーツ用の剣術(機動戦士ガンダムSEED ASTRAY R)
『機動戦士ガンダムSEED』には日本刀を装備したMSが多数登場するが、単に振るうだけで何でも切断できる訳ではない。
その真髄はグレイブヤードに住んでいる剣術の達人蘊・奥 とその弟子のロウ・ギュールが修めた剣術にあり、
「物体に対して90度垂直に、まっすぐブレなく振り下ろす」事ができればあらゆる物体を切れると説明された。
きちんと当てれば、ビームだろうとフェイズシフト装甲*31だろうと切断し、作中で切り裂けないものはなかったチート剣術。
逆に言えば刃を垂直に当てなければその威力は発揮されないため、白刃取りで防がれてしまうという場面も存在する。
ただ、このトンデモ理論が説明されているのは戸田版のみの設定であるため、他の媒体ではどこまで反映されているかは不明。
戴天流剣法(鬼哭街)
エロゲなのに本人は一切の濡れ場が無い異色過ぎる主人公が修める剣法。
地の文において。
『内家の達人が獲物を執るとき、それは硬さ鋭さだけでは語れない。丹田より発する氣を込めて振るわれたとき、ただの布帯は剃刀に変じ、木片が鉄槌へと変じる。
同様に、鋼の刃は…… 鋼の刃の変ずる果ては、ただ因果律の破断のみ。それは形在るもの悉くを断ち割る、絶対にして不可避の破壊』
とあるように何でも斬れる、くらった奴は斬られた感触すら無い。
一見無敵なように見えるが、
- その一撃を放つまでに氣を練る時間が必要(込めてないとただの刃物でしかない)。
- 同じ戴天流を修めた同レベルの達人には防がれる。
- 氣を使う必要があるので、体をサイボーグにすると術理が使えなくなる*32
という欠点がある。
シュマーリ・ゴールド(B.B.ライダー)
主人公ニトスの必殺技。作中この技をまともに受けて無事だった者はいない。
本来ならば人間や魔族を遥かに超えた“真なる魔王”だけが使える金色の剣閃だが、全く普通の人間だった少年時代のニトスが習得しかけていた。
曰く「切るタイミングではなく開くタイミング」「ナイフを振るうとその軌道を開いているような光の剣閃が見える」との事。
終盤では戦闘でも使う事ができ、その威力は絶大。
ちなみにニトスが使うナイフは本当に何の変哲もない普通のナイフなのだが、1200年に渡る戦いの中で新しいナイフに持ち替えたような描写が無いので、もしかしたら戦っている内にナイフそのものも何でも斬れる剣に変わっていたのかもしれない。
剄術(鏡の中の戦魔)
自己の内部で練り上げた『気』を、刀剣なら刃の上に、棍や戦槌などの打撃武器であるならば打撃面に展開。
『破壊』の意思を練り込まれた、その『気』の作用で対象物を破壊する技。作中において一般技能であり、人間族の戦士なら大体誰でも使える。
巻末にある設定によるとこの技の真価は、極小規模の念動力である。武器を収束媒体として使い発揮されるこの力は、対象物の分子間引力を直接的に切断する。
このため同じ剄術を用いない限り、物理的に防ぐ事は不可能。
達人クラスになると物質の位相そのものに干渉し、強制的にその分子の状態を変化させる事で、対象物を冷却する事も、加熱する事も出来る。
無敵の技に見えるが、武器の切れ味を極限まで良くするだけであり、刀身より先にある物は切れない。(専用武器+剄術達人なら、一瞬だけ刀身を延長させて切る事もできるが)
斬り裂く銀の腕(カンピオーネ!)
神殺しの一人たる剣士サルバトーレ・ドニの持つ権能。
「僕に斬れないものを認めない」という意志を込めることで銀色に輝く右腕に触れたものを「全てを一刀両断する魔剣」へと変え、心眼に覚醒する程の超絶技量と合わせることで鉄はおろか気体・液体・霊体をもぶった切る。
基本手持ちの剣に付与して使用するが、最終的には右腕だけで全てを切り裂く領域にまで進化している。
また他にも斬撃の長大化・剣の巨大化が可能で、かすり傷しか与えられなくとも、呪力を込めれば「傷口の治癒不可能」・「自動的両断」・「傷口の爆発炎上」等各種呪詛を付与できるため当てればほぼ相手は積み、低く見積もっても呪詛に対する抵抗でかなり消耗する。
…まあ、向かう相手も同じくらいチートな神・神殺しなためこれでやっと互角というとこなのだが、この能力の真価は「どんなものでも魔剣に出来る」面にあり、
本人はガチで近接剣術特化型なので滅多に使用しないが、その気になれば地面を剣とし範囲攻撃・かつて魔剣化した小惑星を遠隔操作で落とすなんて裏技が出来たりする。
アトミック斬(ワンパンマン)
S級ヒーロー第4位、アトミック侍の必殺技。サイキック斬ではない。
一秒間に100を超える斬撃を放ち、一瞬で粉微塵に切り捨て、その切れ味は原子をも寸断する。
…但し本作には切っても死なない怪人もいる為、いまいち決め手にかける事が多い。
”先輩”の記動力(矛盾都市TOKYO)
常に日本刀を所持しており、
「思い信じて斬撃すれば、いかなるものも分詞結合を砕かれて断ち割られる」という記動力を持つ。
作中で似た能力と言われる「思い信じて打撃すれば、エネルギー保存の法則に従い、いかなるものも打撃力を受ける」の例から類推すれば、
実体のないものや概念も断ち割ることができると考えられる。
唯閃(とある魔術の禁書目録)
神裂火織の必殺技。
日本に伝来した十字教(キリスト教)を独自発達した宗教で研鑽された剣術や術式構成の集大成、肉体の超強化からの居合術。なお斬撃は居合で無くても良い。*33
十字教、仏教、神道三つの術式の相互補完(たとえるとグーしか出せない相手にはパーを出せば必勝出来る、つまりじゃんけん理論)により完全な破壊力を生み出している。必殺の概念も宿せて、下記にあるカーテナ=オリジナルと拮抗できる程。
あらゆるものを切断するとされるがじゃんけん理論の通り、神裂火織並みに多種多様な魔術に精通し、斬撃に合わせて適切な防御術式展開すれば普通に防げる。
武器その物の威力を無効化する魔術などを使われても無力化される。
次元斬(Devil May Cryシリーズ)
バージルとダンテの魔具であり、人と魔を分かつ力を持った閻魔刀によって繰り出される、空間を超えて切り裂く居合。
バージルは敵の位置をホーミングする小規模な形で発動し、ダンテは前方の空間に無数の斬線で切り裂く形で発動する。
更にバージルは上位の技として、前方の広範囲を大きく切り裂く次元斬・絶を奥義としても使える。
デビルメイクライ4の小説版によれば、居合いで抜刀した瞬間に、空間を湾曲し、切開かれた次元が隣の次元を巻き込み、対象の周囲の空間その物を破壊するとある。
兜割り(装甲悪鬼村正)
主人公の湊斗景明が使用。本来は吉野御流合戦礼法に伝わる技……ではなく試練。
その内容は、劒冑の兜を刀で両断する事で印可(免許皆伝の証)を与えられる。
しかし、強靭さにおいて戦車の正面装甲すら凌駕する甲鉄を両断するなど生身の人間では不可能であり、本来は自分はただの人間でしかないと自覚させるためだけの鍛錬である。
だが、これを現実に人の身で行えたとした場合、それは物理法則を超越した力を持っているという証明である。
これを行えた者のその一刀を阻む物は存在しない。
しかしこの大難行を行えた湊斗景明だが。ある事情から、ストーリーにおいて特定のルートに入るまで兜割りを行った事を忘却しており、故に兜割りも使用できない。
瞋(装甲悪鬼村正)
最悪の殺戮を行い続ける発狂した総大将、足利某が使った剣技。
背に触れる程に野太刀を大きく振りかぶった状態から斬撃を放つ技である相国寺流甲冑礼法”悪竜”に、始祖村正の異能を重ねて放つ斬撃。
その異能とは基素分解である*34。万物の結び付きを強制的に解くこの斬撃は振り抜いた先の広範囲のありとあらゆる物を消滅させる。
作中では、この技を放った際に山も河も木々も鳥も獣も敵軍も味方の軍もほぼ全てが消えて無くなった。
秘剣・飯綱(るろうに剣心)
登場人物である石動雷十太が使う剣技。
古流の秘伝書から十年の歳月をかけて会得した秘剣であり、凄まじい剣速によって真空の刃を生み出す。
真剣で放てば''金剛石すら両断できると見立てられる程の威力''。
最高の硬度を持つダイヤを砕かずキレイに真っ二つに出来るのなら、その剣で斬れぬ物はないだろう。剣心の勘違いでなければだが。
鉄砕牙で放つ冥道残月破(犬夜叉)
この世と冥界を直接つなぐ冥道を生み出す技である冥道残月破を鉄砕牙の斬撃に合わせて放つ技。
通常の妖術である冥道残月破は黒い球形の冥道により、直撃した部分は強度を無視して冥界に送られる。*35
鉄砕牙で放つこの技は通常より遥かに出力が高まっており、通常の冥道残月破に耐える奈落の巨体を丸ごと切り刻んで冥界に送り込んだ
形状も通常の球体状から変化しており、三日月型になっている。
薬師丸流剣術(荒野に獣慟哭す(漫画版))
主人公の最大の敵であり味方でもあった薬師丸法山の振るう野太刀の斬撃。
プレート入りのボディアーマーや、MINIMI機関銃の連射に耐えるパワードスーツを人体ごと真っ二つにする。
この男の斬撃は物理の範疇を超えているかのようだが…と、一見した主人公に思わせる程の切れ味を誇る。
その術理は、特定の形状の刃物が物体のある一点に斬り込む際、有効な進入角度は厳密には一つしかない。
薬師丸法山はその唯一の軌道を瞬時に選択して野太刀を振るっている。
理詰めの極みのような一刀である。
夢想侵略(戦う司書)
「フォトナには対象に刃物を当てる必要は無い、斬った、という確信がありさえすれば斬れているのだ。」
フォトナ=バードギャモンが持つ魔法権利。想念を持って現実を侵略する究極の戦闘能力。つまり世界改変による斬撃である。
斬ったという確信をフォトナが持てば、現実でも実際に相手が斬れている。
過程と結果を切り離す事ができる『因果抹消攻撃』に限りなく近い能力である。
彼が武器を振るうのは、その想念を形にするための儀式に過ぎない。
アバンストラッシュ(ドラゴンクエスト ダイの大冒険)
大地を斬り…海を斬り…空を斬り…そして全てを斬る!
主人公の師匠が興した剣術「アバン流刀殺法」の奥義。
【力】最大の力を効率良く放つ「大地斬」
【速】高速の一閃で水や炎などの不定形な存在を切り裂く「海波斬」
【心】心眼で敵の弱点や本体を捉え、光の闘気を込めて切り裂く「空裂斬」
上記三つの技術を一つに合わせて放つ大技。闘気を射出する事による遠距離攻撃も可能。
全てを斬る。という言葉に違わず高威力であり正に必殺技。主人公は更にアバンストラッシュXなどの派生技を編み出した。練習台にされた北の勇者は危うく死にかけた。
だが、あくまでも人間が編み出した技であるために、人知を超えた強敵の前ではさすがに力不足だった。
斬法・水面月(ボーズ・ミーツ・ガール 住職は異世界で破戒する)
我が意のままに世界を歪めるという「我法」の一つであり、ウィンザー・イムヘイムの人生観その物。
自身の影と接触した別の影を剣で斬る事で実体に影響を及ぼす。影を断つことで実体を断つ逆転の法。限定的な世界改変による斬撃。
水面に映る月を斬る行為は、天空の月に何ら影響を与えぬが道理。しかし彼の法は、水面を斬って月を斬る不条理を為す。我法使いがそう信じるなら、法の圏内においてそれは真実となる。
SCP-221-JP(SCP Foundation)
何者かによって手作りされたタバコであり、喫煙した人物は記憶に基づく剣術(それが架空であっても)を繰り出す事ができるようになる。
実験で「剣術で真空波を生み出し相手を斬る」という物理法則を無視した剣術*36を使わせようとしたが、それ以上にヤバイ技を再現してしまったのか実験のデータは削除された。
喫煙者の記憶にある剣術を再現できるという事は、例えばそれがもし惑星すらも斬るという絶技だった場合は……?というのが明らかになったようで、今後の実験は凍結される事となった。
なお、タバコの効果(喫煙から3時間程で切れる)が切れると、剣術を使用した対象者への肉体の負荷がかかるので、常人が使うのは不可能な技を使うと最悪死ぬ。*37
分子分解(サガシリーズ)
ロマンシング サ・ガ2「敵1体を分子レベルに分解し、跡形も無くしてしまう」
サガフロンティア「磁場を発生させ、敵1体を分子レベルで崩壊させる」
ロマサガ2ではスプラッシャーを装備する事で覚えられる技であり、サガフロではスプラッシュソードの専用技である。
説明文通りに相手を一撃で即死させられる。なお、これはゲームなので相手に即死耐性がある場合には効かず、どんな敵でも一撃必殺とはいかない。
テイルズオブシリーズの剣技(テイルズオブシリーズ)
空間を歪ませて敵を一刀両断する次元斬を筆頭に、
時間と空間を操る魔剣で、時空を切り裂き敵を飲み込むエターナル・ディバイドなど。
このシリーズにおいて空間を切り裂く剣技は結構多い。こんな絶技でも相手を何度も攻撃しないと倒せない事がある、ゲームだから仕方ないけど。
空魔断絶(ブラッククローバー)
ゼノンの魔法である、骨魔法と空間魔法を複合させる事により、魔剣ダーインスレイヴを生み出す。
そしてその剣を連続で振るう事により、無数の空間の断裂を飛ばして攻撃する技、空間そのものを斬る事により防御は不可能。
秘剣『斬鉄』(魔法科高校の劣等生)
剣術を得意とする魔法師である千葉一門の秘剣。
刀を鋼と鉄の塊ではなく、『刀』という単一概念の存在として定義し、魔法式で設定した斬撃線に沿って動かす移動系統魔法による斬撃。
単一概念存在として定義された『刀』はあたかも単分子結晶の刃の様に、折れることも曲がることも欠けることもなく、斬撃線に沿ってあらゆる物体を切り裂く。
ライダー超銀河フィニッシュ(仮面ライダーフォーゼ)
仮面ライダーフォーゼがコズミックステイツ形態で使う大剣であるバリズンソードで発動する技。
刀身を露出したスラッシュモードで、コズミックエナジーを攻撃に転用する斬撃であり、
敵に剣を突き立てた後に、宇宙空間に諸共にワープした後で、剣で切り裂く。
その威力は、あらゆるものを両断してしまう。
歪空剣(コールドゲヘナ)
人型ロボットに搭乗して放つ奥義。
亜光速に達する勢いで剣を振るい周囲の空間を歪める事により、大気を無限大の質量を持つ刃と化して攻撃する。
あらゆる物質を粉砕する斬撃だが、剣に滅茶苦茶な負荷がかかるので連発は不可能。
時空侵略クロノリメイク(時空戦士イバライガー)
茨城と世界の平和を守るイバライガーブラックの持つ能力。
時空の歪みを作り出し、周囲の物質を刃に変換して、どんなものでも分子レベルで切断してしまう。という設定。
万物両断(月歌の始まり)
主人公が使う異能の一つであり、彼が認識した万物を両断する。
電撃や火炎などの不定形の物や、自分の心の声などの概念も両断できる。
欠点として両断するだけなので、弾数の多い攻撃や、斬られる事で発動するトラップの搦め手にはただ斬るのみとはいかず。
本人が認識できない事象(視認不可能な速度だとか)にも能力の行使ができない。
〔手刀〕
己の手を剣とする方々。作品によっては生半可な名刀を凌駕する切れ味を誇る。
カラミティエンド(ドラゴンクエスト ダイの大冒険)
真・大魔王バーンの放つ超高速の手刀。
その切れ味は竜闘気での防御さえ無効化し、バーンいわく「切れぬものはない、この手刀こそ地上最強の剣」と豪語するシンプルながら最強の技。
更に「天地魔闘の構え」との併用も可能で、そうなると万全の状態のダイさえ大ダメージ負い身動きできくなるほどの破壊力となる。
但し、双竜紋の力を全開放したダイには通用せず真っ向から受け止められてしまっている。
アルティメットルーティンのナイフ(トリコ)
「何が起きても動じない「集中力」と…自己暗示にも似た圧倒的な「思い込み」…一部の隙もない「自信」が必要となる…!その思い込みが技の可能性を引き上げ…イメージに辿り着く道筋を見せてくれる…!!」
主人公トリコの放つ手刀。これ自体を素のままで放つだけでも超威力なのだが……。
アルティメットルーティン(一言で言えば、強く思い込みをする事でそのイメージを現実にするというもの)を使って放たれるナイフはイメージ通りに相手を貫く。
なお、これだけ見るとトリコの切り札と見える技かもしれないが、インフレが超凄いバトル漫画なので有用性はお察しください。これを初披露した次話でスタージュンに破られるとかなんだよ
エクスカリバー(聖闘士星矢シリーズ)
山羊座(カプリコーン)の黄金聖闘士が使う手刀。
シュラが繰り出すそれは、全てを両断する威力を持つ聖剣抜刃。彼が死した後は紫龍に魂と共に受け継がれた。
『THE LOST CANVAS 冥王神話』では先代の山羊座の黄金聖闘士であるエルシドが使用。
夢の四神の一人・パンタソス戦では利き腕を断たれても怯まず小宇宙を燃やし、自身の血を媒介にエクスカリバーを生成した。
なおエクスカリバーはイギリスのアーサー王伝説に登場する剣であり、ギリシャ神話とは特に関係無い。
ハイパーボリア・ゼロドライブ(斬魔大聖デモンベイン)
マスターテリオンの搭乗するリベル・レギスの必殺技。
負の無限熱量を纏った手刀攻撃。である。
ただの絶対零度ではなく、異界からくみ出される正真正銘の負の無限であり、
主人公機であるデモンベインが放つレムリア・インパクト*38が周囲の時空間をも焼滅させる一撃である事を考えるに。
負の無限熱量を纏ったこの一撃は時空をも破壊するだろう。
亜空間斬り(アンドロメロス)
アンドロマルスの使う技、亜光速で手刀を振るい空間ごと敵を切り裂く……という設定。
特撮にはよくある、設定のみの存在であり劇中で使用した事は無い。
マントルアーム(仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&W feat.スカル MOVIE大戦CORE)
仮面ライダーコアの両腕。
高熱の硬化外殻に覆われており、あらゆる物体をチョップで溶断できる……という設定である。
〔概念切断〕
「空間」「次元」「概念」のような、「通常の剣で切断できる」領域を遥かに超えてしまうものまで切れてしまう化け物のような剣(&剣技)達。
もはやここまで来ると「剣」のカテゴリに含んでいいのかだいぶ怪しいが……。
二次元の刃(魔人探偵脳噛ネウロ)
主人公脳噛ネウロの操る魔帝七ツ兵器の一つであり、その中でも最強を誇るもの。
見た目は根本が液体金属状、先が影のようになっている手のひらサイズの火のような形。どう見ても「剣」には見えない。*39
だがこの剣には''「斬る」という過程が存在せず、ただ対象を「斬った」という結果だけを残す''。本来なら斬れない物ですら難なく斬ったことにしてしまう。
つまり召喚した時点で剣を振るという予備動作もなく、対象は光よりも速く真っ二つにされる。ある意味で物質の切断というカテゴリにおける「何でも斬れる剣」の究極系。
但しその代償としてとんでもない量の魔力を消費し、召喚にも時間がかかる上に、召喚していられる時間も最短(作中では4回切って消滅)……と「諸刃の剣」を体現したような存在でもある。
また、言い換えれば相手を物理的に切断する効果“しかない”ので、たとえ真っ二つにされようと平気な相手には必殺とはならない。実際、作中唯一の切断対象が心臓を捥がれようが下半身が切り落とされようが死なない、「(変異を繰り返した)人間」なのだから洒落にならない。
常笑いの魔刀シュラムッフェン(戦う司書)
「穢れよ、シュラムッフェン」
意思を持ち思考して自ら動く魔法兵器。蜘蛛を象ったナックルガードにレイピアのような剣が付いている。
その力は斬るという過程と斬られるという結果を切り離す事ができる『因果抹消攻撃』。
振っただけで過程を無視し射程内(60m程)の任意の空間に不可視・無音の線が走り、そこに「斬った結果」を残せる。
常笑いという銘が付いたのは、無数の切断現象の結果起きる風切り音が笑い声に聞こえるからという事である。
使い手に一切の消耗は無く、無制限に連発が可能、しかも自動防御機能もあるという点ではネウロの二次元の刃より強そうに見えるが、
- 敵ではなく敵の居る空間を因果抹消で斬るので必中攻撃ではない
- 自動防御にも対応限界があり、超高速の攻撃(マッハ5以上)には対応できない
- 液体とか形の無いのを高速で飛ばす攻撃には自動防御で斬っても無意味
などの弱点があり、万能の武器ではない。魔法兵器の中でも下級に当たる。
上位の武器として、常泣きの魔剣アッハライが存在する。
カーテナ=オリジナル(とある魔術の禁書目録)
見掛けは切っ先が無く刃も付いてない儀礼用の剣。真価は魔術霊装として使用した時に発揮される。
この状態で振ると高次低次を問わず、整数で表す事の出来る全ての次元を切断することができる。
使用者の身体能力を高めて超人へと変える効果もあり、小技として莫大な魔力をドーム状の衝撃波に変える事もできる。
切断範囲は剣から100m先にまで及び、副効果として斬った空間の「断面」が残骸物質(同量の鉄より重い)が出現する。
(人間の知覚が3次元上の物のみしか認識できないだけで、実際には他の次元の断面も出現しているが)。
防ぐ手段が殆ど無く、術式により必殺の概念が込められた唯閃でようやく拮抗できる程度。
あらゆる異能の消去を行う幻想殺しでもなければ防げない。
なお、英国内でしか使用できない欠点もある(飛行魔術要塞により、他国の領土を英国の領土として塗り替えればそこでも使えるが)
カーテナ=セカンドというオリジナルが紛失した後に作られたレプリカが存在し、オリジナルが存在するとそちらに力を奪われるが次元切断自体は可能。
更にレプリカの破片程度でも由緒ある王族の手にあれば、「他国の聖剣」と拮抗できる出力の光の刃を生み出せる。
呪悲陣(COSMIC WORLD)
不殺王、および紅牙が使用する魔剣。属性は「呪」
かつて大昔に妻を殺された男がその恨みから鍛造した古の妖刀の一種。
外見は刃が根元から三寸ほどのところで折れた刀なのだが、資格を持った使用者の持つ「恨みの念」を吸って自在に刃を形成する。
つまり使い手が恨みや負の念を抱けば抱くほど強力な刃を造れると言うかなり嫌な刀。
この形成された「恨みの刃」に直接触れた存在は「呪」を撃ち込まれ構成情報が破壊、内側から崩壊してしまう。
触れた相手の持ってるデータが丸ごとデリートされるのに近い攻撃なため「壊されても情報からアイテムを再度形成できる能力者」でも再度造ることができなくなる(再度データを取得すれば別のようだが)
但し呪悲陣が放つエネルギーの総量を更に上回るエネルギーで防御すれば構成情報の崩壊を防ぎ、打ち合うことが可能。
(しかし魔剣は本来「銀河数個を一瞬で葬る力を持った」宇宙戦争用の最終兵器であり、相手の引き出せている技量次第だがこれを防ぐには相応の力を必要とする)
また呪術に詳しい存在でなければ感知すら不可能な「見えない呪いの刃」などの斬撃を遠隔で飛ばすことができる。
超銀河伝説剣(百合×薔薇:ライトノベル)
主人公の能力の両刃の剣。
斬った物を肉体・魂魄・生命・情報の全てを物理・哲学・神学で考えられる最小単位まで分解する。
物理学的には波の単位まで、哲学・神学的には泡の単位まで、つまり事実上の『消滅』。
更に、分解した相手を絶対的なルールを設定したうえで再創造できる
(自分や親しい者に危害を与えられないようにして再創造など。死や時間から開放されたとしてもこのルールから開放される事は無い)
音・光・時間・空間といった事象や概念そのものも切断・再構築し、「距離」という概念ごと斬ることも可能。
経津神・布都御魂剣(神咒神威神楽)
「ただ一振りの刃でありたい」という渇望を具現化した求道型の太極。
己自身を剣そのものに変生させた斬の神威。壬生宗次郎こそが剣である。俺自身が月牙になる事だ
相手の硬度は関係無く、視線も念波も寿命も運気も魂も法則も概念も次元も宇宙すらも切断する。
この能力覚醒前の状態でも、本人にその気が無くても出会っただけで何れかが斬られている。(宗次郎に会うと早死にするという悪評が本編で立ってたのは、対峙した相手の寿命が斬られていたから)
本人が剣という概念と化しているので、杖であろうと箸であろうと、徒手であろうと斬撃を放てる上に体表面に触れた相手の攻撃も自動で切り捨てられる(勿論、概念攻撃ですらも)という攻防一対の状態。
ちなみにこいつから距離を取っても、「距離」という概念その物を斬るので間合いの開きは無意味。
などと完全無敵なように見えるが作中ではこれ並のチート能力や、理屈も糞もなく格の差により無効化という状況があるので最強という訳ではない。
自己の可能性を無限拡大して攻撃をくらっても被害を最小限にできる玖錠紫織
存在としての格が違いすぎる第六天波旬
などが宗次郎の斬撃にも対抗できている。
八つの刃(神咒神威神楽)
蜘蛛の脚のようにも、ギロチンのようにも思える見た目をする、天魔・夜刀の背から生える八本の刃。
この刃は、星を裁断し、宇宙を切り裂き、時をも切り刻み、最悪の法則をも消滅させ塗り潰す強度かつ密度を有する。
無数の宇宙において、己以外の全生命体を抹殺しようとする最凶最悪の邪神と数千年も拮抗し続ける彼の刃を防げる物など、当の第六天波旬以外に居ないレベルである。
……故にクリーンヒットすれば確殺にも程がある武器なので直撃しないというメタ的な都合がある。
黄金色の誓約(fortissimo)
超常武装とそれに宿る異能を有する存在マホウツカイに覚醒した剣道少女『鈴白なぎさ』の能力。
魔剣と聖剣の両方の側面を持つ西洋剣『スウァフルラーメ』の武装と『二度に限り全てを切り裂き、三度使用するとその身を滅ぼす』能力『黄金色の誓約(ティルフィング)』。
回数制限がある点では上記の宗次郎に一歩譲るが、未来視や極低確率を引き寄せる能力などサブスキルとして優秀な能力を彼女は有している。
何より最終戦闘で発現させた「自身に降りかかるダメージを0にする」能力『有限殺しの無限回廊(アキレウス・パラドックス)』により「三回目の使用による滅びを0にする」ことで回数制限を克服するなど拡張性や成長性に伸びがあることが強みである。
Dの剣技(吸血鬼ハンターD)
惑星一つ改造したエネルギー炉の無限に近いエネルギーによるバリア
原子レベルから元通りになる超再生能力の存在
体が電子・水・霊体などで構成された物理無効の存在
クトゥルフ的存在な名状し難い神
肉でも骨でもない生命の源
空間とか
etc,etc,etc(作中じゃ超科学やオカルトでの超堅牢な装甲が普通に出てくる)
…などを剣の一振りで切断して殺している。
なんとこれ、特殊な武器じゃなく本人の技量の賜物。
作中じゃ斬れなかったりする物もあるが、それはD本人が本気出してなかったからとしか言えない。
獅子巳十蔵の剣技(UQ HOLDER!)
幼少期に「仙丹」を口にし、不老不死の身体を手に入れた青年。
剣術のセンスはなく、作中の剣士達が10歳程度で達成する「斬鉄」に40年近くを要したという非才の身である。
しかし不老不死のメリットをフルに活用し、有り余る時間のすべてを剣術の鍛錬に充てた結果、その技量は神域に至った。
「何でも斬れる」の看板に偽りはなく、呪いや因果、認識、概念といった形のないものまで問答無用で両断可能。
作中では「神に愛されているので一切の攻撃を受け付けない」「復活直後は無敵なので一切の攻撃を受け付けない」という
漫画の設定そのものを斬り捨てて勝利する離れ業を見せた。
才能も武器の力もなく、長年の努力のみで究極の斬れ味を実現している珍しい例。
無双剣(円環少女)
物理法則の歪んだ世界に住まう人間の使う魔術体系において、物と物の境界が曖昧な世界で発達した魔術錬金大系。
物と物の間の境界に「魔力」を見出し自分が肌に触れたものの性質を自由に操る。
無双剣とは錬金大系魔術における聖別の化身の応用(術者を覆う実体のない透明な膜を作り、その形状を自在に変える。この場合は剣の形)。
触れた物を粉砕、液化、気化、温度変化、ベクトル変化など自由自在に性質を操り斬れない物は無い。長さは地面から雲の高さまで伸びる程。
光の反射吸収を操る事により不可視にする事も可能で、実体が無いので重さも無いし振った時の風切り音すらも無い。強力だがこれ以上にチートな魔術大系を使う敵ばっかなので作中じゃ噛ませ犬
聖ロギノスの刃(イスカリオテ)
奇蹟(神話を模した物理現象を超越した力)を含むあらゆるものを切り裂く漆黒の刃。
居合いで剣圧を飛ばしたなら砂浜が吹っ飛び、130mのビルより遥かに巨大に刀身を伸ばす事もできる
同系統のなにものをも破壊する聖ゲオルギウスの槍と衝突した際には矛盾が発生し、その場の現実の物理法則が砕けて世界が悲鳴をあげるほど。
魔剣アンサラー(ARMS)
キース・グリーンのARMSの持つ、空間を断絶する能力により作られた刃。ジャバウォックを除いて、事実上あらゆる物体を切断できる。
その本領は三本尾の獣の姿になって放つ、射程100フィート、攻撃範囲360℃の完全無死角全方位攻撃により、範囲内の全ての物体を細断する「魔剣アンサラー」。
この魔剣アンサラーだが、別キャラの高槻崖も使用。元の使用者のキース・グリーンとはまた違い、空間の断絶を前方に隙間なく放った*40。
剣王登龍剣(超魔神英雄伝ワタル)
右腕と剣王の剣が一体化した巨大な手甲剣。その長さは龍神丸の全長の倍以上。
この世に存在するあらゆる全ての物を斬り裂く剣であり、更には時空や次元すらも両断する事ができる最強チート剣。
但し唯一「良き心」だけは切れないという欠点を持つ。
正確に言えばこれは元となった剣王の剣が持つ性質で、剣王登龍剣は登龍剣にその力を付与した代物である。
次元刀(幽☆遊☆白書)
桑原和真が仙水編で使用可能になった能力。それまで使用していた自身の霊気を剣状に変化させる「霊剣」に似ているが輪郭がはっきりしており、鋭い形状をしている。
文字通り次元や空間ごと切り裂くことで対象物の強度や硬度に関わらず切断可能な、命中さえすれば劇中最強クラスと言っても過言ではない能力。
領域や魔界と現世を仕切る亜空結界などの突破、脱出不可能な異空間を切り裂いて突破口・脱出口をこじ開けたり、空間を切り裂くことでワープトンネルを生み出すなど応用性にも優れる。
但し気分が高揚している時などに霊剣を出すと何か出る感じらしく、能力発現後も普段は霊剣しか使えない。
そのため、飛影が口車に乗せて桑原を高揚させることで使わせる一幕も。
理滅剣ヴェヌズドノア(魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~)
主人公こと史上最強の魔王アノス・ヴォルディゴードが使う魔剣。外見は闇色の長剣で、作中では魔剣の一種として扱われているが、その威力は桁違いなんて言葉が生易しいレベルの超チート。
「理を滅ぼす」という言葉に嘘偽りはなく、たとえ相手が時間を止めていようと切断し、一度斬られたら時間を戻しても回復しないし、回避行動も全く無意味。
神羅万象ありとあらゆるものを斬り裂く、まごうことなきアノスの最強にして最大の切り札である。
また、その素体はヒロインのサーシャの前世である破壊神の秩序であるため、サーシャも使用可能。
サーシャにとっての切り札の一つとなっている。
メダジャリバー(仮面ライダーOOO)
仮面ライダーオーズが使用する長剣。
通常時でも強力だが、「メダルインジェクション」という投入口にセルメダルを3枚入れた後、「メダレバー」を弾くことで保管ユニット「クリスタルボックス」に移動。そこにオースキャナーをリードすることで「トリプル!スキャニングチャージ!」の音声と共に必殺の「オーズバッシュ」が発動する。
グリップ部の「パワーオンバトン」というトリガーを引いた後、刀身の「ジャリバーエッジ」から空間を切り裂く斬撃が放たれるが、ヤミーを切り裂いた後すぐに空間が元に戻る仕組みとなっている。
幻界魔剣ベリアロク(ウルトラマンZ)
「宇宙の穴」と呼ばれる虚空怪獣グリーザの体内にある「次元を縫う針」とウルトラマンジードのベリアル因子が結合して生まれた、自意識を持つ魔剣。
ウルトラマンベリアルの顔を丸ごと模した柄頭を持つその魔剣は「斬りたい時に斬りたいモノを斬る」と嘯くほど傲慢で尊大だが、その威力は本物。
ただ怪獣を倒すだけでなく、ケムール人と一体化した地球人を分断したり、次元を切り裂いて時空移動も行うことも可能。
腐剣(PARADISE LOST)
自分の剣に、左頬の入墨から呼び出した黒炎を纏わせる、主人公ライルの技の一つ。
この黒炎は物質界を構成する物と逆波動を持ち、
この世界に存在するあらゆる物――不死であろうが、理論上殺害不可能であろうが腐滅させて、魂すらも塵とする。地脈の渦に放てば、周囲一帯を永劫の死の大地にする事も可能。
ここから更に詠唱で出力を上げる事(ついでに長さも伸ばせる)もできて、数億トン以上の瓦礫を凝縮溶解させ、威力はフレアの爆発にも匹敵する十数mの疑似太陽を一刀両断し簡単に消滅させられる
女王の剣(未踏召喚://ブラッドサイン)
ヒロインかつラスボスである白き女王の纏っている衣服が、無数に変形した武器の一つ(他に槍、槌、杖などがある)
白き女王の意思を自動で受け取り、自動で変形して自動で攻撃をする。
その一撃は現世と異界の双方のあらゆる組成を削り取り消滅させ、軌道上には白い痕跡のみが残るという防御不可能の一撃である。
なお白き女王にとっては、この程度の攻撃はジャブみたいなもん
無銘(血界戦線)
異次元の物質を刀身にした刀。父である次元怪盗ヴェネーノが死んだ後は娘のヴェネランダに受け継がれた。
次元を切り取る刀であり、あらゆる物を切断できる上に伸縮自在で分かる限りでは数百mも伸ばせる。
ちなみにこの刀は、一族にとって呪いみたいなもんでありヴェネーノが次元怪盗なんやってたのはそれを解く方法を探すためであった模様。
更に作中の描写見る限りは一日に使用回数制限もある。
蛍丸(地獄に祈れ。天に堕ちろ。)
ダブル主人公の片方。御殺十三が振るう総長四尺五寸、刀身二尺三寸あまりの大太刀。
この刀は地獄の瘴気を吸い変質しており、刃を起点に次元の裂け目を生み出し、強度もサイズも無関係に分割してのける次元切断を行える。
ここから能力を応用(地獄の最下層に落ちた右目と、刀で斬った次元に地獄を繋げる)する事により、
数百mサイズで地獄に繋がる裂け目を作り出したり、焦熱地獄と繋げて次元の裂け目から火炎の津波を巻き起こす事が可能。
絶し不変なる凶剣の冷徹(黒白のアヴェスター)
マグサリオンの能力、相手を理解すればする程に研ぎ澄まされる解体の剣。
相手の本質を理解し、矛盾や歪みを白日に示す事でどんな相手にも致命の一撃を叩き込める。
自身のこの能力の本質を理解していない不完全な状態だけでも、斬撃範囲は極小規模でさえ森羅万象を削り滅尽し、彼が攻撃すればする程に宇宙は縮小していく。
理解しつくした後に放たれた一閃は、超巨星規模のサイズの敵の、『大きさ』も『距離』も『世界法則を塗り替える覇道』すらも無視して一刀両断。
欠点は相手を理解する事が必要なので、新しい敵と戦う度に攻撃力が初期化される。
絶空斬(強殖装甲ガイバー)
獣神将の一人李剡魋とアポルオン、あと多分アルカンフェルが使える技。
李剡魋の獣神将としての能力は「離れた空間を特殊なゲートで繋ぐこと」である種の瞬間移動・空間転移系能力である
まず腕の剣状の器官で空間に三角形の印をつけると、それによって形成された「面」が任意の離れた場所へと繋がる即席のどこでもドアのようなゲートになる。
物体がそこを部分的に通過した状態でゲートを閉じることで本来繋がっているという連続性が断たれワープゲート面を介している部分が分断される事を
「あらゆる物を切断する刃が落ちる」と形容しているが原理としてはどこでもドアの様なワープゲート式空間移動で生じ得る「事故」を攻撃方法として転用した様な物である。
また本来のワープゲート機能を利用して射撃武装を死角から相手に返す事が出来るのでこの技の前にはギガンティックダークですら突破法を思いつくまでは逃げ回るしかなかった。
直死の魔眼(TYPE-MOON作品)
TYPE-MOON制作の同人ゲーム「月姫」の主人公である遠野志貴、及び小説「空の境界」の主人公である両儀式が所有する特殊能力。
この2人はナイフや日本刀で発動するため「なんでも切断する剣」になっているが、厳密には指でなぞるだけでも発動できる「なんでも破壊する能力」の部類。
物の「死」を視覚情報(線や点)として捉える事ができる。「死の線」は存在の死に易いラインを表し、線をなぞり断てば対象がどんなに強靭であろうと切断される。「死んだ」結果として切断されるプロセスのため、再生もほぼ不可能。
厳密には「なんでも」は切れないが、死・終了の概念が存在する大半の物体や、出力を高めれば概念や空間すら切断可能と破格のスペックを誇る。
両儀式は安定しているが出力は控えめで、遠野志貴は安定性に欠けるが出力が高い(脳が焼き切れるのを覚悟なら、通常では見えない線や点を見えるという事)。
SCP-2207(SCP Foundation)
見た目は使い捨てプラスチックナイフだが、相対速度6m/sで振られることで時空を切り裂き別の次元に繋がるポータルを生成する異常特性を持つ。*41
その特性を利用して、財団は色々な次元にDクラスを派遣してみたのだが、126回目の実験にて高次元の組織から注意勧告が入った。
多元宇宙事件局「次元にどのような悪影響を与えるかの知識が無く、悪意も持たずにやってるからSCP財団のこれまでの行動は許しますけど。これ以上やるなら、1.罰金払わせる 2.懲役を科す 3.軍を介入します。だから二度とやらないようにね?(意訳)」
というメッセージが届いたので、財団はそれ以上の実験を停止して、SCP-2207は保管される事となった。
SCP-322-JP(SCP Foundation)
「刃が触れた人間が持つこだわり」、あるいは「刃が触れた物体が持つ一般的な観念」*42を消去する異常性を持つ一振りの日本刀。
この刀を持つ人間が、観念上で一番最初に思っているのを斬れるようであり。
台を斬る→物を乗せるという観念が消滅し、パーツ単位でバラバラになる。
西瓜を斬る→食物という観念が消滅し、食べられる部位が皮と同じになる。
居合の訓練に用いられる藁束を斬る→斬られる物という観念が消滅し、通常の日本刀では切断不可能な強度になる。
床を斬る→床という観念が消滅し、地続きになっている全ての床が瞬間的に液状化。
人間に対して切りまくると、最終的に生のこだわりすら消滅して自殺に走る事となる。
ちなみにこの刀は同時に発見された鞘だけは斬れないので、この鞘のみ、この刀を無事に納める事ができる。
SCP-1079-JP(SCP Foundation)
チタンと鉛の合金で構成された円筒形の構造物であり、半径は1.5m、全長は3m。重量は0.83t。
SCP-1079-JPの内部は、未知の触媒を利用した光共振器となっており、スイッチ状の突起を押すことにより、内部から謎のビームを発射する。
ビームは紫色を帯びている。最大射程は約30mと推定されている。
で、この謎のビームだが簡単に言えば、次元そのものを歪める何かであり、これで「切断」されると次元構造レベルで切断されてしまう、「次元」を断つビームなのである。
「……ちょっと待て、剣じゃなくて射撃武器じゃん」と思ったあなた、この武器は予定ではこう使うんです
つまり、次元を断つビームサーベルである
画像出典:http://ja.scp-wiki.net/scp-1079-JP ,by crow_109,2020/01/12閲覧
この画像は『クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス』に従います。
喚び水の剣(ベルセルク)
髑髏の騎士が呑み込み続けた、多数のベヘリットで形成された異形の剣。
その斬撃は空間を切り裂き、幽界へと繋ぐ一刀である。
またその空間を通って別の場所にワープする応用もできる。「喚び水の剣 戦犯」「髑髏の騎士 やらかし」
九竜覇剣 虚空斬破(虚無戦史MIROKU)
無幻弥勒の使用する剣技。文字通り空間を切り裂く事が出来る。
応用技として、円状に切り抜いた空間を球体として飛ばす遠距離攻撃。
切り抜いた空間に飛び込んで別の場所からいきなり現れる短距離ワープも可能。
このような絶技を行えるのは、空間支配能力を持っているからだろう。
天地乖離す開闢の星(Fateシリーズ)
ギルガメッシュの所持する宝具である乖離剣エアの最大出力。
周囲の風を魔力を伴う超高速回転で巻き込み、極限に圧縮、それによる真空波の渦を放出する事で空間を切裂く。
後発作品&それに付く設定資料によって設定が変化しまくる剣でもある。この作品において設定変更はよくある事だが……。
RPGなどのゲームにおいて何でも斬れる剣でも、相手のHPを減らすだけでしかないのだが、なんとこの剣はRPG式のFate/EXTRA CCCにおいて発動すれば相手は絶対に死ぬ効果を持つ。*43
偽・螺旋剣(Fateシリーズ)
アーチャーの所持する投影宝具の一つ。
真名解放をする事で刀身の周囲の空間を削り取るなどの効果を発揮する。
この剣だが、見た目はまんまドリルな形状をしている。これはアーチャーが矢としても使えるように改造を施したからと推測されていたのだが、
なんと、元の虹霓剣からしてドリル剣の形をしていると判明した。
無元の剣製(Fateシリーズ)
千子村正の宝具。
まず特殊な固有結界を展開、無数の剣の荒野の空間を発生させた後に、その空間内の全ての剣が砕けて一振りの刀を形成する。
それが都牟刈村正。究極の一刀であるその刀は、時間、空間、因果を断つ一斬を行う。
次元刀(新説魔法少女)
時間と空間すら切り裂く時の剣。
手足の硬質化と変形の力を持つ剣のマジカロイドが、宇宙外の力を使用する剣の魔法少女に覚醒して使用できるようになった技。
シミュレーションRPGである本作において、攻撃力1.8倍+防御無視でダメージを計算するので、一撃必殺級の威力である。
光牙(新説魔法少女)
遥の形見の武器、あらゆる概念も斬る。
理論上は宇宙の法則をも書き換える闇のマジカロイドが、宇宙外の力を使用する星の魔法少女に覚醒して使用できるようになった技。
シミュレーションRPGである本作において、3マス先まで届くMP消費0の全属性特効の斬撃、という破格の攻撃である。
A・ARM(トライガン/トライガン・マキシマム)
主人公の兄にしてラスボスのナイブズが扱う能力。
作中では、腕を刃に変形させて、宇宙空間まで薙ぎ払う斬撃を行う。
この能力は理論上は、プランク的な不確定性を法則を無視して操作する事であり、更に因果律の崩壊やそれによる創造が可能である。
あらゆる時間軸、多元的宇宙、更に高次元にまで及ぶ。本気になれば因果律だろうと時間、概念なんだろうと「全て」を崩壊することが可能。
次元を断つ大剣(片道勇者(フリーゲーム))
読んで字のごとくな大剣。
フリー版「片道勇者」に新規要素追加とバランス調整を施した有料版であるプラス版の追加武器。
特定条件においてゲームクリアすれば獲得できる装備品であり、これを倉庫にしまえば次の周回で使えるようになる。
性能では、攻撃力は高く、耐久値*44も高いという面だけ見れば優れた武器。
だが、なんとその重量は16という数値を持ち、とにかく重すぎる。初期最大重量は30前後という本作において、所持品の重量との戦いでもあるゲーム性ではコレクションアイテムに近い。
Charaの一撃(UNDERTALE)
Gルートに入り、モンスターを次々に虐殺して行き最後の門番をも倒した結果。
HP、ATK、DEF、ゴールド、EXPExecution Points、LVLEVEL of VIOLENCEなどの「力」が高められた結果、復活を果たしたCharaの一刀。
その一撃は世界そのものに直撃し、世界は消滅した。*45
ゲームらしくこの一撃はダメージ表記があるのだが、それは無数の9が並ぶ*46という早々見かけない特大のダメージ数値となっている。
解明剣(アクセル・ワールド)
グラファイト・エッジの使う心意技*47、刃を単分子レベルまで薄くして、対象を切断する。
ここまでは物理の範疇に収まるのだが、オンラインゲームである作中において絶対的に薄くて鋭い刃だから何でも斬れるという究極理論によって、対象が切断されたという結果だけをもたらし、因果無視による回避も防御も不可能な一刀。
フィールド全体を俯瞰する技能も併せれば、対象との距離すらも無視できる。
欠点としては、使用者の想念による技能なのでイメージによって事象を上書きするという手順が存在する。距離すらも無視する斬撃を放つのは更に手間がかかるので、これを戦闘中に使うのは実質不可能。
枢機へ還す光(メイドインアビス)
「黎明卿」ことボンドルドが使用する遺物兵装。肘に装着されており、光の刀剣を生成する。
その威力は切断どころの話ではなく、接触した部分を問答無用で消滅させる。おまけに奈落のルールを書き換える力があるらしく、
不死身の呪いをかけられ無限に肉体が再生されてしまうミーティの左目を穿った際には左目だけが再生されないままになっており、
金属製の医療器具や工具でさえ傷一つ付かないレグの腕を容易く切断したりしている。
ごく短時間しか刀剣を生成できない、発動時に莫大な熱を発するため水中では使えない(無理に使えば大規模な水蒸気爆発が起きるとの事)という弱点はあるが、
それを差し引いても彼が所有する兵装の中では最大の脅威と言える。
〔その他〕
なんでも切れるけど剣じゃなかったり、「特定の物体」ならなんでも切れたりしたり、そもそもなんでも切れるのは大嘘だったりする剣類。
リアル斬鉄剣(現実)
岡山県のアロイ工業で作成された刀だが、日本刀ではない。*48
10cmの超硬合金を、軟鉄に溝を掘ったものに並べて鑞付けし、ダイヤモンドディスクを付けたグラインダーで刃付けした物。
普通の日本刀と一緒に車のドアに試し切りをした結果。通常の日本刀は刃毀れが起きて鞘に入らないぐらいにひん曲がったのに、この刀はその日本刀の3倍以上の長さを斬った上に、折れず曲がらず刃毀れも無しだった。
試し斬りした藤岡弘、はこれをリアル斬鉄剣と呼び表した。
現代の製造法で強固な刀を作るというのは、海外のコールドスチールという会社でも行っている。
特殊ステルス戦闘機(ルパン三世 燃えよ斬鉄剣)
石川五ェ門の斬鉄剣を凌駕する、軽く丈夫な特殊斬鉄合金で制作された両翼機。
ボディその物が斬鉄剣を超える金属で精製されており、巨大な刃のようなその翼は、突撃するだけで戦闘機を真っ二つにする。何でも斬れる翼。
しかし五ェ門の全く同じ個所を三度斬るという絶技の前に敗北。両断された機体は海の藻屑となった。
なんでも切れる刀(HUNTER×HUNTER)
登場したものではなく、登場しなかったもの。
クラピカの師匠が具現化系念能力の解説をする際に「具現化系能力で作れないもの」の例としてあげている。
曰く、「単によく切れる刀だけなら作れるが、なんでも切れる刀は人間の能力を超えているので無理」とのこと。
……ノヴの「四次元マンション」とか明らかに人間の能力を超えてるから出来るのでは?と疑問視されることもあるが、
異空間生成はデメちゃんや不思議で便利な大風呂敷などで登場済みで、テレポート能力だけ見ても元々何例か登場しているため、
才能と制約の賜物とも言えるノヴの能力は作中において常軌を逸した能力という訳ではない(利便性なども考慮すると極めて稀有な能力ではある)。
ここはやはり、「なんでも(=100%、絶対に)」が人間の能力を超えている部分と解釈するのが自然なところだろう。
そもそもこのシーンは念能力の利便性とその限界について教授しているものであり
何でも切れるような刀は作れないが、それを限定的に可能にしてしまう強化方法である「制約と誓約」こそが話の骨子。
ここで語られた『何でも斬れる刀』は、クラピカにわかりやすく「制約と誓約」を説明するためのただの例題でしかない。
フラガラッハ(ケルト神話)
名は報復者を意味する。どんな「鎖」でも斬れる魔剣。用途が限定的すぎやしませんかね……。
一応鎖以外にも鎧ぐらいなら簡単に切り裂ける切れ味はある模様。
投げたら敵に当たって戻ってくる能力や、これでつけた傷は治らなかったりするなど神話の魔剣テンプレ能力も持っている
死神の鎌(黒執事)
作中に登場する「死神」が使用する道具が該当。剣ではなく、チェーンソーや枝切り鋏といった園芸用品が基本だが、大鎌も存在する。
本来は死んだ人間から魂を回収するための道具だが、「何でも切れる」という謳い文句があり、作中では鉄パイプやナイフ、果ては大型客船を一刀両断して見せた。
死神の鎌同士を斬りあうことはできない。
アヌビス神(ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース)
本体が死んだ後もスタンドが刀に宿り、500年が経過した現在も生きている特殊なタイプのスタンド。
選択した物体を透過して、斬りたい物だけを斬れる能力がある。
これによって防具や障壁の影響を受けずに対象を切り刻める。装甲を透過するから、結果的に何でも斬れる剣。
刀自体の切れ味も相当なもので、ジャン=ピエール・ポルナレフとの戦いでは遺跡の石柱を難なく切断してみせた。
デュラハンの剣(元将軍のアンデッドナイト)
異界の精霊であるデュラハンの体の一部である剣。
刃や鎧や肉体を透過して、対象の命のみを断つ呪われた魔剣。装甲を透過するから、結果的に何でも斬れる剣。
斬霞(蟲忍)
己の身を不確定の存在と化して、長距離の座標に転移する技であるが
応用として、一瞬だけ対象を不確定の存在に変化し、途中にある物体を切断する技としても使える。
この斬撃を物理的に防ぐ事は不可能。装甲を透過するから、結果的に何でも斬れる剣技。
ジャバウォックの爪(ARMS)
高槻涼が完全体ARMSと化した事で使えるようになった武器。
原子レベルに干渉するサイコキネシスによる防壁などの防御などを、次元への干渉もして切り裂く爪。
破損した爪の一部分だけでも、上記にある非実体剣の項目の通りすがりのサラリーマンが使ったビームサーベルみたいな、光り輝くエネルギーの剣から、ジャバウォックは爪はそのようにも変化できると考えられる。
ウルヴァリンの爪(MARVEL COMICS)
あらゆるものを切り裂く爪。
骨格に分子レベルで結合されたアダマンチウムを、鉤爪の形で伸ばして敵を切り裂く。
ヴァリアブルスライサー(ゴジラVSデストロイア)
デストロイアの使用する技であり。何でも斬れる角。
角からミクロオキンゲンの分子間結合を緩める。効果を利用して分子レベルで角を伸ばし敵を切り裂く。
当然この角は分子結合を解く力があるので、相手の材質を無視して何でも切り裂ける。体内炉心が暴走し、異常再生力を持ったバーニングゴジラの前には切られた瞬間にその箇所が再生するという現象を起こして無力だったが。
次元断(サガシリーズ)
ロマンシング サ・ガ3「空間を断ち割って、次元の狭間に敵を落とす」
ロマンシング サガ -ミンストレルソング-「敵の周囲の次元を切り裂く大技」
読んで字のごとく、次元を断つ斧技。
説明文通りに相手を一撃で即死させられる。なお、これはゲームなので相手に即死耐性がある場合には効かない。
醒杖ランスラウザー(劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE)
仮面ライダーランスの持つ武器であり、
1秒間に200万回振動することで高熱を放ち、あらゆる物体を分断する刃を持つ槍。
シンゴウアックス(仮面ライダードライブ)
登場キャラである仮面ライダーチェイサーが使用する武器。
高周波振動装置が組み込まれた刃は、あらゆる物体を一瞬で切断することができる斧。
ジカンザックス(仮面ライダージオウ)
仮面ライダーゲイツの持つ可変武器であり、
高圧エネルギーを送り込む事で、共鳴振動を生み出し、あらゆる物質の切断を容易に行える刃を持つ斧。
メモリ「切断」(風都探偵)
『風都探偵』のエピソード「迷路棟のh」に登場するシザーズ・ドーパントの能力。
人差し指と中指を動かして閉じた瞬間、対象はもちろん空間その物を断ち切る鋏の能力を有している。
発動時は対象となる空間に切断する光の輪が発生し、その輪を境目として空間を切り開く。
鬼鋏(エスケヱプ・スピヰド)
朧が搭乗する甲虫五号丸『鍬形』の奥義。
自身の異能である重力操作を鍬形の両の鋏に集中し鋏を閉じる事で。
空間その物を捩じ切る超重力により、km範囲の全てを両断する。
鬼虫を超えるために開発され、最新・最後・最強に位置づけられた甲虫五号丸が誇る最強の大技である何でも斬れる鋏。
チョキチョキの実(ONE PIECE)
超人系悪魔の実であり、食べた人間をあらゆるものを切り取り、切り出したものを紙のように扱えるハサミ人間に変える。
応用として、切り取った物は自由に折り曲げたり接着したりもできる。
SCP-572(SCP Foundation)
素晴らしい『バランス』と『切断力』を有している刀剣……だと、持っている人間が錯覚する異常特性を持った刀。
自分が無敵の剣豪になったかのような感覚を得るだけであり、実際の性能は劣悪の一言。素材である鋼の材質は一般的な刀剣の標準以下であり、戦闘用としては重心もひどくアンバランスである。
項目名は『パッと見無敵のカタナ』。
SCP-4514(SCP Foundation)
何でも斬れるという特性などは無く、ある一つの異常性を持つ以外は、標準的なスイッチナイフ。勿論、これで致命傷を負わされたら人間は死ぬ。
……このナイフが存在する世界では、老いも病いもあるが、ただ死ぬ事ができず人類は死を渇望している。
しかし、このナイフのみが人を殺せる。つまり、不死を断つ事ができるのである。
レイピア(THE 地球防衛軍シリーズ)
いわゆる飛行兵(『2』『3』のペイルウィング、『4』以降のウイングダイバー)用に開発された近距離用兵器。
無数のプラズマアークの刃を発射する事によって、あらゆる物体を崩壊させられる銃。
二次元の刃(アリシア・Y)
ヨグ=ソトースの娘であり、後にヨグ=ソトースと一体化したアリシアの使う刃。
全身の傷跡に見える模様から、異次元に住まうヨグ=ソトースを刃として伸ばし、この世の物質をなんであれ無抵抗で切断する事ができる。
あくうせつだん(ポケットモンスターシリーズ)
パルキアの専用技。
標的の周囲の空間ごと切断する技。爪で。なおRPGである作中において、普通にHPで耐える敵は存在する。
ギリザメスのカッター(仮面ライダー)
ノコギリザメの特性を備えたギリザメスの左腕に付いているカッター。
切れ味鋭い左腕のカッターであらゆる物体を切り裂く……という設定。
- 矛盾の矛(パタリロ!)
「剣」ではないが、何でも斬るという特性は同じなので紹介。
パタリロが故事成語の「矛盾」を実際にやってみたらどうなるか、という完全な興味本位で作った武器。
優れた武器ではあるが、武器として使うことは一切想定されていないというある種珍しい存在。
パタリロが開発した特殊な金属でできており、絶対に折れることも曲がることもなく銀行の大金庫ですらバターのように切り裂いてしまう。
もちろん、実験なので当然同じ金属で「矛盾の盾」も作られている。
……が、作ってからわかったのだが、これは「絶対に壊れないもの同士がぶつかったらどうなるか」というレベルの話ではなく、無限大のエネルギー同士が衝突したらどうなるかという行為になることが判明し、パタリロが計算したところ矛と盾がぶつかり合った瞬間宇宙の半分が吹き飛ぶとのこと。
当然実験は中止され、矛と盾を隔離するために矛だけがイギリスに送られたのだがそれが盗まれてしまい……。
宮本明の扱う刀剣類
「ふんっ」
ザンッ
「凄ェ‼」
普通の人間の使う普通の刀…なのだが斬りたいものは何でも斬れる。誇張や比喩なしで「何でも」。自分が水の中にいようが、鉄でできていようが、どんなに分厚かろうが関係ない。
精密度も大したものであり、大きな門の扉の隙間から鍵を切って壊したり、ゴキブリや蚊のような小さな虫ですら切って全滅させるという芸当を見せた。
なので分類以上は剣技になるのだろうが、中でも特異な点は「明らかに刀身よりも太く大きいものでも一刀両断する」ことだろう。特に義手の仕込み刀になってからが顕著。(刀の構成上、見た目上のリーチは自分の腕と同じくらい、刀身に至ってはの腕の半分しかない)
巨大なモンスター(邪鬼や人食いワニなど)や敵が投げ付けた自動販売機などもあっけなく「ザンッ」される。
また、普通の刀の場合は折れることもあるのだが、義手の仕込み刀の場合はどんなことをされても絶対に折れない。
追記・修正はあらゆるものを切り裂いてからお願いします。
CC BY-SA 3.0に基づく表示
SCP-572 - Katana of Apparent Invincibility
http://www.scp-wiki.net/scp-572
http://ja.scp-wiki.net/scp-572 (翻訳)
by DrClef
SCP-2207 - Dimensional Razor
by dankaar
http://www.scp-wiki.net/scp-2207
http://ja.scp-wiki.net/scp-2207
SCP-4514 - The Thing That Kills You
by Captain Kirby
http://www.scp-wiki.net//scp-4514
http://ja.scp-wiki.net/scp-4514
SCP-6572 - Sword That Cuts Everything
by LORDXVNV
http://www.scp-wiki.net/scp-6572
http://ja.scp-wiki.net/scp-6572
SCP-221-JP - 秘剣ドラッグ
by zantou_t
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SCP-322-JP - 斬徹剣
by nekomiya_guu
http://scp-jp.wikidot.com/scp-322-jp
SCP-1079-JP - TH-G
by crow_109
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*2 この場合の剣だと、最初から当たっていた事にして、防御はもちろん回避すら不可能な事も
*3 ただ日本刀などは普通に刃の斬れる部分が浮いて収められている構造なため、この問題は全ての刀剣類に成立するとは限らないが
*4 場合によっては、刀剣と言うにも冗談みたいな細長い板でしかない状態のものもある
*5 ギリギリ浅手で済ましているという言い訳ができる場合もあるが
*6 画面が切れたのは顔を斬られた彼の視点だから。ただ目の部分は無傷なので切れ方が不自然だというツッコミはよくあったりする
*7 それまでは無銘。銘が付いたのも流星という名の方が早かった
*8 斬鉄剣を破るため、それ以上の刀を生み出す事に人生を費やしている刀鍛冶父娘が登場している
*9 リナ曰く「全自動辻斬り装置みたいなシロモノ」
*10 但しその性質が判明するのは終盤、この刀との対決は既に終わった後のことである。
*11 そのせいでククリが攻撃を受けてしまったこともある
*12 リーチが短い上に、高所だとそもそも呼び出すことすらできない
*13 桃缶の時は聖なるカブト虫を使った。
*14 超重量力場により時間を圧縮して閉じ込める小型ブラックホール弾
*15 サングラスが無くとも殺気や空気の動きなどで動きを捉えることは出来るが、人質を取られ盾にされた場合等より繊細かつ詳細な視覚補助と太刀筋が必要な状況への対処が困難になる
*16 登場人物達がヴァンパイアになる切っ掛けの富士山噴火以前からヴァンパイアだった存在。並のヴァンパイアでは歯が立たない。
*17 上述の真祖のものを含むあらゆる攻撃を反射し、無効化して返すことができる。反射状態の持続時間が1/75秒ほどしかないという欠点があるが、能力者本人の超絶反射神経によりカバーしている。
*18 着ぐるみの盗難やら劣化やらで、まともな撮影がままならなかった
*19 宇宙を構成しており、通常の物理法則を無視した「力」その物
*20 所謂魔法のようなもの
*21 このゲームにおいて基本的にどの武器も魔法も使用回数に制限がある
*22 ナノマシンで制御された液体金属
*23 文字通りにその戦闘領域において、どのような攻撃でも威力が無限となる
*24 適当に攻撃を避けてたら、回避するスペースが氷柱で阻まれるので、最終的に絶対に回避できなくなる
*25 通称:唯之跳躍:ただのジャンプ
*26 「ボルテスVの合体阻止」、「天空剣の使用不可」、「超金属による天空剣への防御」など
*27 一度くらった攻撃を完全無効化する能力
*28 超常の力を有す剣であり、人の心を惑わして天下を乱す魔剣や聖剣の集まり
*29 赤は攻撃の威力が上がる。青は威力が下がる代わりに防御中に攻撃されると自動で衝撃波が発生し怯ませる。緑は威力が下がる代わりに相手に攻撃を当てると自分のHPが回復する
*30 それでも戦闘機と同じぐらいの長さなので、刃の長さは十数mはある
*31 作中ではリジェネレイトガンダムを切り裂いている。
*32 巨額の金を費やして、人間と完全に同じサイボーグボディにすれば使えるが
*33 この術式発動中は肉体に異常な負荷がかかるので、短期決戦用に居合術を使ってるだけ
*34 基素とは、万物を細かく砕いていった際に残る最小単位。つまり素粒子
*35 冥道より物体の方が大きかった場合、当たった個所は球形に抉り取られたようにその部分が欠損する
*36 そもそも真空の波など現実で存在しない
*37 実験で全身の筋肉、骨、内臓が粉砕して死亡したケースがある
*38 こっちは正の無限熱量を纏った掌底
*39 この特異な形状は、漫画家のGペンモチーフとの推測がある。それだと、漫画のページ=作中の存在、を自由に描き返る事ができるという意味を持っている事になる
*40 通りすがりのサラリーマンが殺気を読んで不可視無音の空間の断裂すらも避けるので、物理的に避ける方法が無い攻撃をする必要があった
*41 24時間までなら開きっぱなしにできるが、それ以上経つと強制的にポータルが閉じて全ての物質が切断される
*42 刀は物質は透過しており、観念を斬った後で初めてその物質に影響が及ぶ
*43 カンストダメージと即死効果の二重発動
*44 0になるとその武器が壊れる
*45 これはゲームの強制終了というメタフィクション的な効果で表現している。世界は壊れてしまったのでゲームを再起動しても真っ暗なまま
*46 計測できるだけで234桁もの数
*47 強固なイメージを押し付ける事により事象を上書きする
*48 伝統の製法に則って特定の素材を使用して作刀したもののみが法律上で「日本刀」と認められるため、現在の日本の法律ではこれは日本刀として認められていない
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