ロクロウ・ランゲツ

ページ名:ロクロウ_ランゲツ

登録日:2017/05/04 (木曜日) 09:40:00
更新日:2024/02/06 Tue 11:03:57NEW!
所要時間:約 10 分で読めます



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toz tobe toz-x 災禍の顕主御一行 夜叉 岸尾だいすけ 業魔 ロクロウ・ランゲツ



斬捨御免…


CV:岸尾だいすけ



テイルズ オブ ベルセリア』の登場人物。



プロフィール

年齢:22歳
性別:男性
身長:180cm
戦闘タイプ:二刀剣士
ブレイクソウル:因果応報
出身:???



概要

着崩した着物のような服装と背中の大太刀が特徴の男。
戦いの鬼神「夜叉」の業魔と化した凄腕の剣客で、業魔としての特徴は右眼に現れている。


物語開始当初は監獄島に収監されており、脱獄を試みていた所でベルベット・クラウとシアリーズに遭遇。
ベルベットから「命の太刀」として大事にしていた名刀・號嵐の保管場所を聞き、その恩返しとしてその後の旅に同行するようになる。



最強の剣術流派・ランゲツ(嵐月)流を継承するランゲツ家の六男坊。
ランゲツ家の家訓「借りたものは必ず返す。命を使ってでも」に従いベルベットに協力する。
兄のうち、長兄のシグレ・ランゲツを除く4人はこの家訓を遵守した結果死亡している。


本編開始より数年前にランゲツ当主の名「シグレ」と当主のみが継承する名刀「號嵐・真打」を狙って長兄を襲撃するが、圧倒的な格の差を見せつけられた上で敗北を喫する。
この時に感じた悔しさと勝利への渇望が穢れとなり、業魔と化した。
業魔となったことをまるで悲観しておらず、むしろ剣を極めることに利用している。


ランゲツ流は表芸の大太刀一刀流の剣術が知られているが、これを極めたシグレに対抗するため敢えて裏芸の小太刀二刀流を鍛えている。
なお、シグレを襲撃した際は大太刀一刀流を用いたのだが、シグレは小太刀二刀流でロクロウを圧倒した上に號嵐・影打を圧し折った。
己の未熟さを戒めるため、折られた號嵐を「命の太刀」として戦闘に使わないものの常に携帯している。



性格は普通にしていれば明朗快活な好青年。
突っ走りがちなベルベットや、当初意思を持っていなかったライフィセット、立場が悪いエレノア・ヒュームらに対してフォローを行ったり、細かく気を配ったりと面倒見が良い。
パーティメンバーの中では大人の男同士ということもあってアイゼンと仲が良く、出会って直ぐの頃から盃を交わしたり、男のロマンを語り合ったりしている。しょうもないことで張り合うことも多いが。


平時こそ好青年であるものの、業魔としては剣術バカの戦闘狂。
己の戦いを邪魔されることを嫌い、劇中では自分を助けようと横槍を入れたライフィセットを本気で殺しに掛かったことも。
この時はベルベットに「止めないなら先にお前を殺す」と言われて素直に謝罪し引き下がったが、一瞬で気持ちを切り替える二面性から業魔としてのクレイジーさが垣間見える。


人間の時から記憶と人格はそのままだが、業魔になってからは感情が一部欠落し思考形態が変化している。
「斬ること」を存在意義として定義しているらしく、あらゆる物事を斬ることに繋げて考える節がある。
現状を指して本人曰く、「業が無くなったら俺でなくなる」「人間のロクロウからすれば今の俺は間違いなく化物」と言う程に人間時からかけ離れた状態になっている。


ベルベットと違って味覚は無くなっておらず、心水(酒)が好物。
アイゼンやアイフリード海賊団のクルー達と度々晩酌している様子が語られる。



キャラクター性能

ベルベットと同じく前衛特化型。
装備は二刀小太刀。
後述のブレイクソウル「因果応報」の性能が凄まじく、ハマれば恐ろしい速度で敵をスタンさせソウルを奪いまくることができる。
ソウルが多い=ブレイクソウルをその分使える=体力とBGを大量に回復できる=秘奥義をその分撃てる、ということになるのである意味ベルベット以上に攻撃に特化した性能を持つ。


ブレイクソウル「因果応報」
カウンターの構えを取り、続く攻撃のスタン率が上昇する。
因果応報中に攻撃を受けると追撃の「応報・裂」が発動する。
レベルアップによりノーダメージで「裂」を連続成功させるとより強力なカウンターを行う「応報・絶」、特定条件達成で「絶」中に更に追撃を行う「応報・滅」を習得する。


瞬撃必倒!

  • 零の型・破空

この距離なら外しはせん!

第一秘奥義。消費BG:3。
小太刀二刀により敵を打ち上げる。


  • 嵐月流・白鷺

相伝の秘技、刮目せよ!

第二秘奥義。消費BG:4。発動条件:8連携以上。
小太刀二刀による連撃で敵を斬り刻む。
テイルズ オブ ゼスティリア』のロゼの第一秘奥義「嵐月流・翡翠」とカメラワークが微妙に違うだけの同一技。


  • 九の型・絶刑

儚く散り逝け、絶命の太刀!

第三秘奥義。消費BG:5。発動条件:応報・滅発動中。
大太刀により敵を滅多斬りにする。
テイルズ オブ グレイセス』のアスベル・ラントの第二秘奥義「白夜殲滅剣」と似た演出。


  • ファイナリティ・ゼスト

そろそろ白黒はっきり
つけないとな!
その前に!
目の前の敵を…
片づける!

アイゼンとの合体秘奥義。消費BG:5(2人とも)。発動条件:連携中にスイッチブラストで相方と入れ替わる。
無数の斬撃と打撃で敵を挟撃する。



劇中での活躍

監獄島で受けた恩からベルベットの旅に同行することを宣言。
先輩剣士として武器の取り扱いについてアドバイスをすることもあった。


導師暗殺に失敗し、地脈を通って逃走した先で業魔となった刀鍛冶・クロガネと出会う。
號嵐を超える刀・征嵐を目指して数百年に渡り刀を打ち続けている姿に感銘を受け、自身の新たな刀の製作を依頼。
因縁あるシグレに対しその刀で立ち向かうが、圧倒された上に見逃される屈辱を受ける。


その後、地脈点探しで釣りを行った際に偶然手に入れた金剛鉄(オリハルコン)を大太刀に鍛えてもらうが、今度は復活したカノヌシが振るう細剣で簡単に折られてしまう。
クロガネは悩みに悩み抜き、自分そのものを刀に打ち直したクロガネ征嵐を製作する。俺自身が征嵐になることだ。


キララウス火山にてシグレと盃を酌み交わした後、最後の戦いに挑む。
圧倒的な力を振るうシグレに押されるものの、小太刀二刀でシグレの號嵐を弾き飛ばし、クロガネ征嵐による一閃で致命傷を与え遂に勝利。
三刀流という解答を以て兄超えを果たした。


ロクロウの最大の目的は果たされたが、ベルベットの行く末を見届けたいこともあり最終決戦まで同行する。



最終決戦後、聖主となったライフィセットの白銀の炎で人間に戻る可能性を得たが、人間に戻る気が無かったため効果は無かった。
その後はシグレから受け継いだ號嵐・真打とクロガネ征嵐の大太刀二刀流を駆使し、更に強い奴を求めて業魔の群れと戦う様子が描かれた。



余談

ランゲツ家は元々ミッドガンド王国の家ではなく、祖先は異大陸のアルベイン大陸から渡ってきた。
国王の懐刀と言われるキャスパリーグ伯爵家に恩を受けた祖先の遺言に従い、キャスパリーグ家を主君として汚れ仕事を請け負うようになる。
なお、キャスパリーグ家は当主のランスロット卿が業魔と化して一族郎党を喰い殺したため断絶してしまい、そのランスロットもサブイベントでロクロウに斬り殺されることになる。


ランゲツ流は1000年後の『TOZ』の時代になっても継承されており、ロゼが双剣の暗殺術として使用する。
『TOBe』の資料集によると気が向いた相手に剣術を教えていたらしい。
よってロゼに暗殺術を教えたブラドがロクロウの子孫という訳ではない。


テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス』では監獄島の一件がアニメ化されたが、ロクロウについては特に変更点は無かった。





追記・修正よろしくお願いします。


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  • 六番目に生まれたからロクロウって安直な名前だけど母からは愛されていた模様 兄と母を斬った男になるんだよなロクロウは -- 名無しさん (2017-05-04 11:13:50)
  • パーティキャラではすず・しいなに続いて3人目の日系キャラか。 -- 名無しさん (2017-05-04 14:16:31)
  • ロクロウはZ時代でも生きてんのかなー。 -- 名無しさん (2017-05-04 20:30:27)
  • ↑3部作目の裏ボスとかで出演とかありそう 純粋に強い剣士との戦いを所望するとかで -- 名無しさん (2017-05-04 20:50:59)
  • しかしエレノアに小太刀投げつけたのはビックリしたなぁ シグレとの最終決戦でPTメンバーが加勢するのはOKなのね -- 名無しさん (2017-05-04 20:53:25)
  • なんか一歩間違えたらバルバトスとかザギさん辺りのポジションになっててもおかしくなさそうな危うさがある -- 名無しさん (2017-05-04 21:34:04)
  • ゲーム発売前は裏切り枠かな?とか疑ってしまった自分を殴りたい。危ない部分もあるけど気の良いあんちゃんだった。 -- 名無しさん (2017-05-05 00:16:04)
  • EDの業魔のロクロウもロクロウと肯定してくれたフィーに「優しいなお前は」っていうシーン好き -- 名無しさん (2017-05-05 00:20:57)
  • 加勢したフィーをガチで殺しかけたけど そのあとちゃんと謝罪できる限り戦闘が絡まないといい兄貴分なんだよね -- 名無しさん (2017-05-05 10:17:51)
  • 白鷺と翡翠って最後の切り抜け以外は別物だと思うんだが -- 名無しさん (2017-05-06 05:47:23)
  • 戦闘狂だけど普段はよく気がつくし面倒見がいいというギャップが -- 名無しさん (2017-05-24 22:59:16)
  • Zの時代まで生きていてもおかしくないキャラだけど、やはりどこかで戦いの果てに…と考えるのが自然だろうか。 -- 名無しさん (2019-06-28 06:39:30)
  • 業魔になる前の、シグレに上意討ちを仕掛ける時のロクロウは凄く三下 -- 名無しさん (2019-09-09 23:35:23)
  • ↑続き くさい…というかクズと言ってもいい(ララビット版の特典小説より)。本編でロクロウ自身が人間の自分と業魔の自分の違いをよく口にしていたけど、本当に別人にしか思えないほどだわ -- 名無しさん (2019-09-09 23:45:23)

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