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更新日:2024/01/29 Mon 13:49:44NEW!
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正義超人とは、漫画『キン肉マン』に登場する超人の属性の一つである。
尚、正義とカテゴリーされてはいるが、これは後述の通りこの世界での超人という種族の主な役目に沿って生きている位の意味でもあり、そういう意味では一般的な超人というのと同程度の意味合いも含まれる呼び名であると考えられる。
その名のように殺人上等の非道なファイトを行う残虐超人や、更に非道で文字通りの魔界を根城とする悪魔でもある悪魔超人といった敵対勢力が登場する中で主人公であるキン肉マンと主要な仲間達を指す言葉として誕生し、更に意味合いが拡大されていった……といった所が用語の誕生の経緯である。
『キン肉マンⅡ世』までは、それこそ過去に登場した正義超人以外の超人カテゴリーが一纏めに悪行超人とされてしまい、それと対立する主人公側の勢力…という位の意味合いであったが、web連載として復活した『キン肉マン』新章以降は事実上の設定の再編がされ、人間や他の生命と同じく地上を住処とし、基本的にはその平和を守る役目を請け負う超人達という扱いとなっている。
因みに、太古に於いて正義超人の源流となった勢力は、彼等に“平和の神”と呼ばれた開祖に指導された、理念と力を持った正に“正義超人”だったのだが、ある神話として語られている出来事により開祖を失ってしまっており、それが現代までに純粋に“正義”と呼べる超人以外も属性内に含まれることの原因となったのだと思われる。
●概要
宇宙の平和や人間達を守るために怪人や怪獣、敵対超人等と闘うのを主な役目とする超人達のこと。
主人公であるキン肉マン親子やその仲間達がこれに該当する。つまり、読み切り時には血縁があった他、初期連載で名前が登場していたウルトラマンや仮面ライダーなんかもここに入るのだろうか。
これは、少なくとも正義超人にとっては半神的種族として人間を含むあらゆる生命を越える力を持つ超人本来の使命として掲げられており、初期『キン肉マン』から一貫して、作品世界でのスーパーヒーロー達を指す概念である。
この為、基本的に人間達から広く愛され尊敬される存在であるのだが、中には文字通り人間以上の力を持つ超人の存在自体を忌み嫌う人間も存在する模様。
……とはいえ、後述のように基本的に人間を守ってくれている上に超人レスリングの興行や大会により娯楽も提供してくれる超人達の存在は多くの人々に受け入れられている。
人間の力を越える彼等であるが、太古からの様々な経緯を経て自らが世界の支配者として前面に出るようなことも殆どなく、超人は超人で社会を築きつつ人間の社会と共存しているような関係となっている。
……実は、太古より超人の世界も人間の世界も地上はある超人集団によりコントロールされていたことが後に明らかになるのだが、彼等が行ってきたのも“支配”というよりは“管理”であり、後に地上に現れた悪行超人のように私利私欲を目的としたものでは無かった。
平時には他の役職(普通に働いている超人も存在する)に専念する者、ジムを経営する者、
有事や超人オリンピックの開催に備えて鍛錬を続ける者、巡業に行く者等、立場によって様々。
殆どの者が連載時点ではハラボテ・マッスルが委員長を務める超人協会に所属しており、超人協会は超人オリンピックを初めとする超人達が力を競い合う大会の運営や、超人レスリングの各種タイトルを管理する団体の上位組織として存在している模様。
単に話を進めやすくするという程度の意味合いが大きいのかも知れないが、協会の存在は悪魔超人や完璧超人にも認識され、いざというときの裁定や進行も任されている程であり、協会自体は絶対的な権力機関という訳ではないものの、その存在意義は大きい。
超人レスリングの試合においては基本的にフェアプレイやクリーンファイトを信条とする。
……が、普段は正統派として知られる超人達も試合展開やシリーズ毎の設定変更によってはその限りではない。
これは、前述のように現在の正義超人という概念に一般的な超人という意味合いも含まれているからだと思われ、その辺は人間と一緒である。
その他、正義超人の中でも情け無用の残虐ファイトを信条とする超人達は特に『残虐超人』と呼ばれている。
矢張り前述のように、元々は主人公であるキン肉マン達とは異質な価値観を持つ敵方のキャラクターに付けられていた呼び名であったが、web連載以降は、あくまでも正義超人内の一派という扱いとなった。
実際、正義超人と同じく地上を根城として超人協会に所属し、超人レスリングの各団体の下で試合を行う等、ファイトスタイル以外に大きな違いが無かったり、改心した程度で正義超人に転向するキャラが殆どなので、納得のいく扱いである。
web連載以前の一部外伝や『Ⅱ世』では、上記の通り正義超人と敵対する悪行超人の一派として描かれており、無理矢理に現行の設定に当て嵌めるのなら残虐超人の中でも正義には決して靡かないような派閥があるのかもしれない。
(と言うより、人格者のラーメンマン達がいたからこそ「正義超人の別派閥」として成り立っていたのかもしれない)
対戦相手には容赦ないが、基本的には他の正義超人と同様に平和を守るために活動しており、ダークヒーロー的な立ち位置とも言える。
より正確には、超人レスリングに於ける悪役レスラーといった所か。
一方、劇中でもたまに登場する犯罪を行う悪漢超人が登場したり『Ⅱ世』の例のように悪行超人の構成派閥となっている残虐超人に関しては、どう見ても職業ヒール等では無いのでガチの犯罪(超)人も含まれているのだろう。
●組織体系等
悪魔超人や完璧超人ほど厳格な階級や組織体系が存在せず、基本的に皆対等な立場(のはず、多分)。*1
勢力的には「キン肉王族」「宇宙超人委員会」「世界超人委員会」の三つの組織が中枢機関として存在しており、
三権分立を行うことで互いに暴走をしないように相互に監視し合う体制となっている。
伝統的に天上界の神々の認可を受けることで正義超人のリーダーとして定められるキン肉王家は勿論、前述のように超人委員会も大会や興行の音頭をとったり決定を行うといった以上の権力は行使しない。
この辺が超人と人間の社会との大きな違いであるが、人間と違って一人一人が強大な力を持つ超人だと権力が暴走した時でも数人が集まれば難なく打倒出来てしまう可能性もある訳で、偉くとも対等な立場で話し合う……というのは、その辺を踏まえれば当然の力関係なのかもしれない。
実際、暴走さえしなければ前述のように別の属性の超人達でさえ委員会なり王家を立てている。
基本的に敵対する超人勢力との闘いをも含む最重要事項すらも超人委員会の運営等の下、公平なルールに従ってリングの上で行う。
超人達にとっては単なる競技を越えた命懸けの舞台となる訳だが、人間のプロレスと同じように興行としての側面も備えており、基本的に委員会やら団体が公式に裁定するような試合の場合は観戦するためには入場料が必要。
シリアスな闘いとしてはこの辺の設定に突っ込まれることもあり、「プロレスだから」とか「伝統だから」と言っても良いが、
しかし、正義超人は人間達や力の弱い仲間を争いに巻き込まずに済み、敵対超人も覇権を握る上で雑魚と闘う手間が省けること、
宇宙超人委員会の維持・運営には興行収入が重要であることを考えると、意外と合理的な決着の付け方とも言える。
というか、最新の連載では遂にこの世界を創造した神々からして超人レスリングでの決着に殉じているので、そもそもが万物共通の不文律として超人(神々による)レスリングが存在しており、そこから世界が生まれたと考える方が自然なので、超人達は本能の段階からそれに従っていただけだったと考えられる。
●闘う目的等
リング外でも普通に超人同士の争いが起こる場合もあり、街が壊滅したり多数の超人、時には人間が犠牲となる例もある。
(人間に手を出すのは基本的に初代よりも『Ⅱ世』の悪役だが)リングの存在はやはり大切だったのだ。
敵対超人が正義超人を打ち負かし、地球を支配した後はどうするのかといった具体的なビジョンの詳細はあまり語られないことが多い。
20世紀の悪魔超人や完璧超人には彼らなりの信念や掟があり、正義超人はともかく人間にはあまり手荒な真似はしないとも考えられる。特に悪魔超人は『完璧・無量大数軍編』『完璧超人始祖編』などにおいて、観客に対しては実際の悪役レスラー同様「笑いごとで済む程度の悪事」しか行わない(悪魔としてのアピールとして暴言を吐くなど)シーンが散見された。一方ガンマンは真眼で女性客の化粧を剥がすという割とシャレにならない狼藉を働いた。
が、21世紀の悪行超人達は青年誌で掲載したこともあってか割とガチで容赦のない悪党であり、人間が危険に晒される可能性もある。
少なくとも悪行・時間超人は「人間を奴隷にし、悪行・時間超人の子孫を沢山作る」と宣言している。やべぇ。
以下、主な正義超人の紹介。
他の属性に比べてキャラ数が多いため、載っていないキャラも多数。
●初代の主な正義超人
20世紀を舞台とする初代『キン肉マン』に登場する正義超人達の一部。
『Ⅱ世』の時代では、この時代に活躍した正義超人達を伝説超人と呼ぶ。
アイドル超人
正義超人の中でも特に実力とカリスマ性に溢れた主力メンバー。
- キン肉マン…我らがスーパーヒーロー。キン肉星の王子。
- テリーマン…キン肉マンの親友。不死身のテキサス・ブロンコの異名を持つ。
- ロビンマスク…元グレートチャンプ。卓越した技術と戦略で超人博士と呼ばれる。
- ブロッケンJr.…残虐超人ブロッケンマンの遺児。ラーメンマンを師と仰ぐ。アイドル超人の中では若年。
- ウルフマン…元超人相撲の横綱。
- ウォーズマン…ロビンマスクの弟子。ファイティング・コンピューターの異名を持つロボ超人。
- ラーメンマン(モンゴルマン)…元残虐超人総帥。中国拳法の達人。正義超人一の知恵者。
- ジェロニモ…人間から超人になった男。
- バッファローマン…悪魔超人から転身。1000万パワーを誇るパワーファイター。
シリーズによってはアシュラマンやザ・ニンジャ、ネプチューンマン、ついでにスプリングマンをここに含む場合もある。
ただし、最新シリーズでは「正義超人と一時共闘はしたが、属性自体は変わっていない」扱いとなっている。
キン肉星の超人やその関係者等
- アレキサンドリア・ミート…キン肉マンのお目付け役。試合をサポートする頭脳派…という印象はさほどない。
- キン肉アタル…キン肉マンの兄。実力は高く、冷静で的確な判断力を持つ。
◇キン肉真弓
出身:キン肉星
身長:217cm
体重:154kg
超人強度:65万パワー
必殺技:アイアンクロー、キン肉フラッシュ
CV:岸野一彦、山口奈々(少年時代)、佐藤正治(王位争奪編)、塩屋浩三(Ⅱ世)、神谷明(完璧超人始祖編)
テーマソング:「栄光の大王」(歌:さとまさのり)
キン肉マンの父親であり、第57代キン肉星大王。
子育てにはことごとく失敗しているが、王としては人望がある。キン肉王族ってそんなんばっかだな!
超人レスラーとしての現役時代に第9回、第10回超人オリンピックで優勝している。
しかし、キン肉族三大奥義はどれも習得しておらず、フェイスフラッシュも使えない。…らしい。
(マッスル・スパークは「天」までは習得したらしいが)
派手な技は苦手だが、関節技などの地味だが堅実な技の方が得意であるとの事。
【超人オリンピック ザ・ビッグファイト編】のウォーズマン戦ではキン肉マンのトレーナーやセコンドを務めたほか、
【宇宙超人タッグ編】では友情を奪われた2000万パワーズと和解するための助言をした。
名前の由来は真弓明信。
◇キン肉小百合
出身:キン肉星
身長:170cm
体重:48kg
超人強度:6万パワー
必殺技:キン肉フラッシュ
CV:山口奈々、松岡洋子(王位争奪編)
キン肉マンの母親。
名前はアニメ版の王位争奪編で登場。気が強く、真弓を完全に尻に敷いている。
キン肉マンのダメ超人時代は名誉挽回のために彼に変装して怪獣と戦う等、息子想い。
『Ⅱ世』では既に故人となっている。
◇キン肉タツノリ
出身:キン肉星
身長:195cm
体重:103kg
超人強度:81万パワー
必殺技:肉のカーテン、マッスル・スパーク
CV:神谷明
第56第キン肉星大王。キン肉マンの祖父であり、真弓の父親。本編では既に故人となっている。
過去に敵の捕虜となった際に三日三晩に渡って拷問を受けるも、「肉のカーテン」で耐え抜いた。
後にこの事件が彼に大きな影響を与えることとなったのが明かされるなど、最近の展開にも影響を残している隠れた重要人物。
名前の由来は原辰徳。
◇ハラボテ・マッスル
出身:ハラボテ星
身長:165cm
体重:122kg
超人強度:45万パワー
必殺技:ローキック、力比べ
CV:北川米彦、石森達幸(王位争奪編)、佐藤正治(ゲーム)、乃村健次(Ⅱ世)
超人委員会の委員長。キン肉真弓とは親友でありライバル。劇中ではもっぱら委員長と呼ばれ名前で呼ばれることはほとんどない。
現役時代には第11回超人オリンピック決勝で真弓に勝利し、優勝している。
引退後も真弓とエキシビジョンマッチを繰り広げるが、(超人レスリングとしては)内容が地味過ぎて極めて不評。
ライバルであった真弓の息子キン肉マンを目の敵にしており、度々大会で冷遇している。
また、かなりの銭ゲバであり、消防法を無視して目一杯観客を会場に入れることも。
王位争奪編ではオメガマンの死体を片付け忘れるポカもやらかしている。
一度片付けていた気がするが。
そんな委員長だが、【悪魔六騎士編】のキン肉マンvs悪魔将軍の死闘の時では他の正義超人と共にリングを支えたり、
『Ⅱ世』の【究極の超人タッグトーナメント編】ではキン肉マンの窮地を救う裁定を下したりと良い所を見せることも。
◇ホルモン・ヤーキ
出身:キン肉星
身長:不明
体重:不明
超人強度:5万パワー
必殺技:不明
CV:八奈見乗児
かつてキン肉族以上に繁栄していたとされるホルモン族の族長。
キン肉族との戦争に敗れて以来一族は没落し、彼自身も真弓に勝てなかった。
娘のビビンバに対しては、妻のハラミもキン肉族に殺されたと語っている。
…が、真弓の進めていた和平路線からしてこれはデマである可能性が高い。
恐らくは部族を立て直すために自身も超人レスラーになったものの、一度も真弓に勝てず鳴かず飛ばずで終わってしまった、と言ったところだろうか。
キン肉マンへの刺客として実の娘のビビンバを差し向けたり、同盟関係にあるバーベーキュー族のシシカバ・ブーとビビンバをムリヤリ婚約させたりするなど、娘の事を自分の復讐の道具としか考えていないかなりのクズ野郎。
ビビンバがスグルと結婚した後は改心したようで、『Ⅱ世』では超人評議会のメンバーとして登場する。
初代と違い、キン肉カッターや眉毛が付いている。
◇ホルモン・ビビンバ
出身:キン肉星
身長:163cm
体重:43kg
超人強度:10万パワー
必殺技:ホルモン・ソバット
CV:山本百合子(劇場版第二作)、富沢美智恵(王位争奪編)、高木早苗(キン肉マンII世)
上述の通り父に刺客として送り込まれるが、キン肉マンの優しさに触れて彼に惚れ込む。
その後は地球のキン肉ハウスに押しかけたり、地球防衛軍に入ってキン肉マン以上に活躍する等お転婆ぶりを見せた。
第21回超人オリンピックではウォーズマンの本来の優しさに気づき、残虐ファイトを止めさせようとしていた。
(そのためにキン肉マンに嫉妬されたり、ロビンマスクにぶたれたりしている)
その後はしばらくキン肉マンを見守り続けていたが、【王位争奪編】では大坂城に潜入し、拘束されていた真弓と小百合を救出するも知性チームに捕まってしまう。
しかしその後も自力で脱出し、フェニックスに対し正々堂々と戦うよう懇願してスタンド内側に投身。
地表激突寸前に灰となったキン肉アタルに救われる。
王位争奪トーナメント終了後、正式にスグルと婚約。スグルの大王継承にあわせ王妃となる。
姑同様、家庭内での立場は旦那より強い模様。
『Ⅱ世』では一人息子・万太郎をもうけている。
アニメ版では、劇場版第二作と【王位争奪編】、『Ⅱ世』にのみに登場。
そのため、前述のウォーズマンとのエピソードではナツコが同じ役割を務めている。
王位争奪編ではキン肉マンの幼馴染という設定で登場し、最後はキン肉マンスーパー・フェニックスと恋仲になった。
(キン肉マンが二階堂マリと結ばれたり、フェニックスが原作より外道じゃなかったりと、様々な面で原作と異なる)
無論、この設定はアニメ版『Ⅱ世』には繋がらず、そちらでは普通に万太郎の母親として登場している。
◇シシカバ・ブー
出身:ハラボテ星
身長:185cm
体重:90kg
超人強度:95万パワー
必殺技:ローキック、力比べ
CV:北川米彦、石森達幸(王位争奪編)、佐藤正治(ゲーム)、乃村健次(Ⅱ世)
バーベキュー族の王子。ブ男だが、高潔な武人であり、格闘家としての実力は本物。
同盟関係にあるホルモン・ヤーキの刺客としてキン肉マンと決闘し、勝利。
しかし、元々ホルモンの操り人形同然にされているビビンバを不憫に思っていたようで、彼女のキン肉マンに対する真剣な思いを感じ、潔く身を引いた。
『Ⅱ世』ではバーベキュー族の族長として登場。
万太郎がK・K・D修練から逃れるために彼に変装したことも。
ちなみに顔のデザインはキン肉マンの没デザインの流用である。
第20回超人オリンピック出場者等
- カナディアンマン…ロビンマスクを苦しめた強豪だが、その後はスペシャルマン共々かませ犬役が定着。
- スペシャルマン…テリーマンの友人で、試合で彼に声援を送ったことも。カナディアンマンとは相棒。
- カレクック……ラーメンマン、ブロッケンマンと並び称される残虐超人。激辛カレーを傷口に擦り込む攻撃でキン肉マンを苦しめた。
- スカイマン…ルチャの空中殺法を得意とする覆面超人。テリーマンと互角の試合を展開するも敗北。
◇ブロッケンマン
出身:西ドイツ
身長:185cm
体重:85kg
超人強度:90万パワー
必殺技:殺超人ミスト、ベルリンの赤い雨
CV:水鳥鉄夫
ブロッケンJrの父親。第20回超人オリンピックでラーメンマンと対戦した。
メリケンサックによる凶器攻撃や口から吐く毒ガス等でラーメンマンを苦しめるが、「キャメルクラッチ」で真っ二つにされた。
アニメ版では「人類は麺類」という良く分からないセリフと共にラーメンにされて食われるという最期を迎えている。
その後は超人墓場で浮いている様子が描かれているが、自身は敢えて復活しない道を選んでいる様子。
マーベラス戦でのラーメンマンによると「過去最大の難敵」だったらしい。
◇カニベース
出身:イタリア
身長:208cm
体重:50kg
超人強度:2パワー
必殺技:不明
カニの化身超人。上記の通り、数ある超人の中でもワースト1位のブッチ切りに低い超人強度の持ち主。
第20回予選でチョキしか出せないためにキン肉マンのグーに敗北。
第21回では大手術でグローブ型に改造し、予選開始前にキン肉マンとジャンケンするも今度はチョキに敗北。
その後、ジャンケンではなく「超人ふるい落とし」で失格に。
また他の予選落ち超人達と一緒に「敗者復活戦」と称してベンキマンのデモンストレーションに利用される。
指一本触れられないまま「恐怖のベンキ流し」の餌食となった。
ウルフマンの引退断髪式では髷を全部切るポカをやってしまい、制裁を受けていた。
『Ⅱ世』では「ジャンケンに弱い」「史上最弱超人」ということで人々から虐げられていたと判明。ヒデェ。
アシュラマンのような6本腕でグーチョキパーを2本ずつ出せるようになり、万太郎にジャンケンで勝利。
しかし、種目が「あっち向いてホイ」だったために勝利確定とはならず。
さらに万太郎のピーの悪臭で顔をそむけさせる作戦にハマり、またもあっさりと敗北した。
元ネタは時代的に考えてインベーダーゲームかもしれない。
◇ルピーン
出身:フランス(ノルマンディー地方)
身長:186cm
体重:78kg
超人強度:1万パワー
必殺技:ベルサイユパッケージホールド
細身でマントにシルクハット、片眼鏡を装着した細身の紳士超人。
力ずくの闘いを嫌う技巧派。
「超人強度が低すぎて力がないだけでは?」とも言われるが、
第20回超人オリンピックの予選ではステッキ一本で1トンの超人を支えた。
その後も最終予選まで勝ち進んだものの、バトルロイヤルで敗北している。
本職は泥棒であり、金持ちの悪人からしか盗まない義賊。変装が得意で今まで一度も逮捕歴はない。
『ディープオブマッスル』ではハラボテの依頼で超人委員会から紛失したチャンピオンベルトを探索。
真犯人(キン骨マン)を突き止め、見事奪還に成功している。
『Ⅱ世』の【究極の超人タッグ編】ではカオスが47万円で落札したシルクハットを手渡していた。
元ネタは言わずもがな怪盗ルパン(Lupin)。
◇銅ベルマン
出身:ペルー(古代インカ)
身長:189cm
体重:450kg
超人強度:55万パワー
必殺技:ブロンズ・クロー
全身銅製の超人。
鐘状の頭部を持ち、胸には「銅」のマーク、右手には盾を持っている。
左手は爪状だったり普通の手の形だったりと作画が安定していない。
第20回超人オリンピックにおいて最終予選後のバトルロイヤルで死亡した。
第21回でも三次予選の新幹線アタックまでは勝ち抜いていた様子。
『ディープオブマッスル』では同じく古代インカ出身であるベンキマンとの因縁が描かれた。
『超人列伝』のベンキマンが主役のエピソードではペルー予選でヒガンテマンに瞬殺された。
元ネタは時代的に考えてドーベルマン刑事かもしれない。
◇スフィンクスマン
出身:エジプト
身長:189cm
体重:82kg
超人強度:70万パワー(59万パワー)
必殺技:ガーディアン・パンチ
CV:岸野一彦
アニメ版での名称は「スフィンクス」
第20回超人オリンピックのバトルロイヤルで敗退した超人の一人。
アナウンスによるとこの時に敗退した超人達は全員死亡したらしいが、
トーナメントの決勝戦前には上野公園で人間の女性とデートしていた。
超人墓場から帰ってきたのだろうか。
悪魔超人ミスターカーメンとの関係性は不明。
キャラソンによるとカーメンは「スフィンクスの謎を解いた」らしいが…。
◇キンターマン
出身:中央アフリカ
身長:183cm
体重:88kg
超人強度:35万パワー
必殺技:不明
CV:北川米彦
アニメ版での名称は「クンターマン」。
予選競技「怪獣上げ」で股間の力のみで1トンの怪獣を持ち上げた。
最終予選の「月往復飛行マラソン」では月で爆発した爆弾に吹き飛ばされたキン肉マンと激突し同着に。
その後はバトルロイヤルで敗退。
【黄金のマスク編】では悪魔将軍戦でリングを支えた正義超人の一人。
『Ⅱ世』ではカオスがダブった彼のキン消しを改造してヘルズベアーズを作ろうとしていた。無理だろ
◇ガニアマスク
出身:中央アフリカ
身長:不明
体重:不明
超人強度:不明
CV:佐藤正治
ロビンマスクの専属トレーナー。名前の割に覆面超人には見えない。単なる姓なのだろうか?
モデルはAWAの帝王と呼ばれたバーン・ガニア。
アメリカ遠征編の超人
- プリンス・カメハメ…ハワイ超人ヘビー級タイトルを999回防衛したベテラン。キン肉マンの師匠となる。
- シャネルマン…自称アフリカ出身の残虐超人。超人同盟と超人評議会の分断工作のために所属超人を次々と倒した。
実在プロレスネタの多かった時期であることから、当時の著名レスラーをモチーフとした超人も多い。
◇ジェシー・メイビア
出身:アメリカ合衆国・ハワイ州
身長:195cm
体重:110kg
超人強度:85万パワー
必殺技:返し技、ジャパニーズ・レッグ・ロール・ホールド、フロント・スープレックス
CV:田中亮一
プリンス・カメハメを倒し、彼に代わってハワイの英雄となった返し技の達人。イケメンだが、派手好きで高慢。
メイビアはカメハメを自分の付き人にし、カメハメもまたメイビアの弱点を探るためにその地位に甘んじていた。
カメハメに鍛えられたキン肉マンとの対決では返し技に頼り過ぎて、自身の必殺技が貧弱な点を突かれて敗北。
原作では「風林火山」でKOされたのはコイツとピークア・ブーだけ。
序盤でフェードアウトしたとは言え、カメハメを倒した実績は読者からもそれなりに評価されていたが、後にジェロニモに敗れたことで株が急落。
一応、【キン肉星王位争奪編】の最終盤では実体化して真・ソルジャーの姿になった残虐の神をツームストンドライバーで瞬殺する活躍を見せた。
また、ウルフマンと親友になっており(おそらくウルフマンのハワイ遠征・現地リング参戦の時にだと思われる)、何故かこの時は口調がルー語になっていた。
携帯小説『ディープオブマッスル』では彼とカメハメとの因縁について語られている。
実は二人は過去にスパーリングをしており、その際にはカメハメがメイビアを無傷で下していたことが判明。
だが、半年後のタイトル戦ではメイビアがカメハメの苦手な返し技を習得したことと、カメハメ自身の老いが原因でメイビアが勝利した。
第21回超人オリンピックでは、あろうことか第一次予選のふるい落としで失格。
ただし、『マッスルリターンズ』ではペンタゴンに勝利しており、やはり実力はある様子。
『Ⅱ世』ではヘラクレスファクトリーの教官一人であり、最終試験として二期生の一人スカーフェイスと対決。5分足らずで倒されている。
◇ゴッド・フォン・エリック
出身:アメリカ合衆国
身長:不明
体重:不明
超人強度:不明
必殺技:アイアン・クロー、アイアンクロー投げ
アメリカ超人界の創始者。約150年間に渡って米国最高峰に君臨した超人。
世界超人協会(WSA)、世界超人評議会(WSC)、世界超人同盟(WSF)の会長達の師匠でもある。
三団体のテリトリー争いを見かねた彼の提言により、タッグリーグで優勝した組織が覇権を握ることに。
(ちなみにキン骨マン率いる「怪人血社」も参加している)
ストーリーが大幅に変更されたアニメ版には登場せず。
元ネタは伝説のレスラー、「鉄の爪」フリッツ・フォン・エリック。その握力(120kgあったという。超人だったのかも?)からアイアンクローを編み出した男である。
◇ドーロ・フレアース
出身:アメリカ合衆国
身長:不明
体重:不明
超人強度:不明
必殺技:老体アタック
CV:蟹江栄司
世界超人協会の会長。第20回超人オリンピックの決勝戦も観戦していた。
先の超人オリンピック中に世界超人評議会(WSC)と世界超人同盟(WSF)にテリトリーを大きく奪われている。
ゴッド・フォン・エリックの提言を受け、新たに超人協会チャンピオンとなったキン肉マンに希望を託す。
◇イヤデス・ハリスン
出身:アメリカ合衆国
身長:不明
体重:不明
超人強度:不明
必殺技:不明
CV:山口奈々
アメリカ東部・南部に勢力を持つ超人評議会の会長。
超人同盟のシーク会長(シーク星人)とキン肉マンの超人オリンピックチャンピオンベルトを奪おうと画策。
しかし、シャネルマンの正体暴きの際に超人同盟チャンピオンのスカル・ボーズに裏切られてしまう。
タッグリーグには後述の『ジ・エンペラーズ』を出場させる。
彼らのリーグ敗退後、超人同盟のキン骨マンにテリーマンに義足を盗ませる等汚いやり方に反発。
選手達と共に義足を取り返し、キン骨マンに気絶させられたロバートを介抱する等善玉キャラに。
アニメ版では超人同盟の会長で、シーク星人は腹心の部下で参謀という設定。
ドーロ・フレアースとの殴り合い後、五分刈刑事達に数々の不正が暴かれ、逮捕された。
◇ビューティー・ローデス
出身:アメリカ合衆国・フロリダ州
身長:190cm
体重:180kg
超人強度:55万パワー(65万パワー)
必殺技:エルボー、サーフボード、デッドリー・ドライブ、エアープレンスピン、ベア・ハッグ
CV:佐藤正治
超人評議会のチャンピオンであり、タッグリーグでは『ジ・エンペラーズ』のチームリーダーを務める。
シャネルマンの正体暴きの際にスカル・ボーズに裏切られ、上唇から額まで顔の皮を引き剥がされてしまう。
以来、彼は金属製のマスクを着用するようになった。
(【黄金のマスク編】でもマスクを着けていたが、【王位争奪編】では再手術したのか普通の顔に戻っている)
タッグリーグ一戦目ではチームワークの差でマシンガンズを圧倒。
しかし、アメリカ超人界の首領ゴッド・フォン・エリックの叱咤を受けたキン肉マンがテリーマンと連携し始め、引き分ける。
二戦目のスカル・ボーズ達との因縁の対決でも息の合った連携で一時は優位に試合を進める。
しかし、スカル・ボーズのガソリンと火炎による反則攻撃で火だるまにされ、あえなく敗北。
ラジオでも容態の悪化が伝えられていたが、決勝戦ではザ・マシンガンズの応援に駆けつけ、上述の活躍を見せている。
【王位争奪編】ではキン肉マンの応援のために大阪城に駆けつけた正義超人達の中にジ・エンペラーズの姿もあった。
アニメではビューティー・ロローデスという名前で登場。
モデルのダスティ・ローデスへの配慮と思われる。
こちらではロボ超人の一人という設定で、キン骨マンが誤射したトリモチ弾で皮膚が剥がれたことで正体が露見。
動揺した隙に48の殺人技の一つ「人間風車」を受け、敗北した。
◇ジャンヌ・スティムボード
出身:スペイン(アニメ版ではフランス)
身長:198cm
体重:143kg
超人強度:65万パワー(55万パワー)
必殺技:フライングチョップ、空手殺法、サイド・スープレックス
タッグリーグ開催にあたって『ジ・エンペラーズ』結成のためにフランスから呼び戻された覆面超人。
かなり不遜な性格で口が悪い。
マシンガンズ戦では得意の空手殺法やジャンヌとの連携でキン肉マンを追い詰めるが、上述の通り引き分けに。
宇宙一凶悪コンビ戦では凶器攻撃の餌食となったローデスを助けようとしたが、デビルマジシャンの投げた短剣で胸を刺され倒れた。
アニメ版では【王位争奪編】まで登場せず。
◇シーク星人
出身:シーク星
身長:183cm
体重:110kg
超人強度:30万パワー
必殺技:不明
CV:岸野一彦
ザ・シークとも。アメリカ西部に勢力を持つ超人同盟の会長。
初期の【第1次怪獣退治編】ではラクダにまたがった怪獣として登場していた。
実質的な組織運営や作戦立案はスカル・ボーズに任せているため、影が薄い。
ゴッド・フォン・エリックの訪問時にも間抜けな反応をしてブン投げられている。
アニメ版では上述の通り設定が大幅に変更。
キン骨マンを差し向けたことでキン肉マンに怒りを買い、「人間風車」で倒された。
モデルは「アラビアの悪魔」「デトロイトの帝王」ことザ・シーク。
◇スカル・ボーズ
出身:アメリカ合衆国(アニメ版ではアフリカ)
身長:204cm
体重:160kg
超人強度:60万パワー
必殺技:凶器攻撃、フライング・ニードロップ、針ネズミ殺法、火炎放射、8の字固め
CV:佐藤正治
超人同盟のチャンピオンでシーク会長の腹心。
タッグリーグでは『宇宙一凶悪コンビ(ブラッド・イリュージョンズ)』のチームリーダーを務める。
スキンヘッドで、上半身にはローマ字で「SUKARU」の文字のタトゥーを入れている。何故「SKULL」ではないのか。
正義超人の中でも残虐なラフファイトを行う過激派「残虐超人」の一人で、全身から針を出す針ネズミ殺法を使う。
WSAのチャボ・ケロリをあっさりと倒すが、タッグ選手権では決勝でザ・マシンガンズに敗れた。
後に全米タッグリーグを制するも、宇宙超人タッグトーナメント開催前には超人師弟コンビにタイトルを奪われた。
その後は正義超人に転向するが、メイビア同様、第21回超人オリンピックではふるい落としで失格になる。
アニメ版では超人同盟のアフリカチャンピオンとして登場し、シングルマッチでキン肉マンと対決した。
◇デビル・マジシャン
出身:スペイン(アニメ版ではフランス)
身長:190cm
体重:130kg
超人強度:60万パワー
必殺技:トランプ攻撃、凶器攻撃、8の字固め
CV:佐藤正治
スカル・ボーズのタッグパートナーを務める超人同盟の若手超人。白と黒のツートンカラーが特徴。
スカル・ボーズの過酷なスパーリングに耐え、タッグパートナーとして認められた。
トランプやナイフ等の凶器を全身に仕込んでおり、それを活かした凶器攻撃が得意。
マシンガンズとの対決時にはレフェリーのラーメンマンに見破られた。
スカル・ボーズとのツープラトン「8の字固め」は「4の字固め」と「首4の字固め」の複合技。
掛けて両端のロープを掴み伸縮性を利用することで、さらに威力が増す。
加えて、トップロープを持つ事で体が浮き、ロープの伸縮性と重力を付加させることもできる。
キン肉マン スーパー・フェニックスの「レイジング・オックス」にも似た技。
意外なことに、本編でこの技が使われたのは「怪人結社」のブラック・シャドーに対してのみ。
アニメ版ではシングルマッチでキン肉マンと対決。
ピアノ線を使った攻撃や肩当てに仕込んだ凶器をラーメンマンに見破られる。
最後は48の殺人技の一つ「人間ヘリコプター」で宇宙まで投げ飛ばされた。
『ディープオブマッスル』では彼の過去についても語られ、本名が「エンゼル」であることと、
超人界きっての手品師である父デビル・マギーとの確執がきっかけで残虐超人に転身したことが判明。
◇ダイナマイト・パイパー
出身:アメリカ合衆国(アニメ版ではブラジル)
身長:183cm
体重:103kg
超人強度:78万パワー
必殺技:パイパー・キーロック
「超人同盟きっての暴れん坊」と言われる超人。
シャネルマンの正体暴きのために開催されたランバージャック・ショーでやさぐれ時代のロビンマスクと対戦。
握手を装ってロビンの腕を取り、キーロックに固めた。
しかし、ロビンがキン肉マンに敗れたことを揶揄したせいで怒りを買い、タワーブリッジで真っ二つにされた。
完璧超人始祖編では超人墓場にて姿を見せ、悪魔将軍によって墓場が崩壊した時に落石に潰されていた。
アニメでは超人同盟のブラジル代表という立場で髪型がリーゼントになった。
試合では真っ二つにこそされなかったが失神KOの上に場外まで投げ飛ばされ、病院送りに。
宇宙野武士編の超人
◇ビーンズマン
出身:ラッカ星(キンギョ星)
身長:140cm
体重:40kg
超人強度:10パワー
必殺技:携帯怪獣攻撃
CV:間嶋里美
ラッカ星の大長老インゲンの弟子である少年超人。
侵略者集団「宇宙野武士」の襲撃を受け、地球の正義超人達に助けを求めた。
自身は闘えないが、携帯怪獣「モンスター1号」を所持している。
アニメスペシャル版では、実は「キンギョ星」生まれの「メダカ王子」という設定。
終盤で身分を明かし、マロン姫の求愛を受け入れて結ばれた。
◇クリスタルマン
出身:南極
身長:280cm
体重:200kg
超人強度:90万パワー
必殺技:冷たいファイト、ビーム攻撃
十万年以上も南極の氷の下で眠り続けていた超人。
ビーンズマンの提案した「ミルク金時食べ放題」という報酬をにより、闘いに参加。
冷静沈着で洞察力に優れている。
無限に増殖する宇宙野武士の弱点が胸のハートマークだと言う事を瞬時に見抜いた。
◇プヨプヨ
出身:南アフリカ共和国
身長:120cm
体重:120kg
超人強度:25万パワー(25パワー)
必殺技:変身
同じくビーンズマンにスカウトされた超人。
軟体質の肉体を持ち、あらゆるものに変身できる。
彼が宇宙船に変身したことで、キン肉マン達は難なくラッカ星へ行けた。
宇宙野武士との闘いではロープに変身し、彼らを足止めしている。
普段は気弱な性格だが、自分を「白ブタ」呼ばわりしたキン肉マンに対してはキツイ。
大きな拳に変身して攻撃したほか、ラッカ星への移動時にキン肉マンの席を分離した。
第21回超人オリンピック出場者
- ティーパックマン…熱い紅茶入りカップの頭部を持ち、巨大なティーバッグを武器とする。ウォーズマンと対戦したが、首を千切られ紅茶を飲み干された。
- ベンキマン…和式便器の化身。対戦相手を便器内に流してしまう恐ろしい超人だが、キン肉マンにパンツを詰まらされて敗北した。
- ペンタゴン…翼を持ち空中殺法を得意とするアメリカ超人。ウォーズマンとの米ソ対決で敗北した。悪魔超人ブラックホールの従兄弟でありタッグパートナー。
◇ウォッチマン
出身:スイス
身長:185cm(192cm)
体重:680kg(125kg)
超人強度:25万パワー
必殺技:スリーパーホールド
CV:田中秀幸
腕時計型の機械超人。正確な時間で対戦相手を絞め殺す「時間の殺し屋」。
ブロッケンJrを追い詰めるが、パンチ一発で顔面を破壊されてしまう。
さらにラーメンマンへの挑戦状としてキャメルクラッチで真っ二つにされた。
投げつけられた破片でラーメンマンが植物状態になるコラ画像は有名。
間違っても時間超人ではない。ペンタゴンも。
◇チエの輪マン
出身:ノルウェー(タモーリ国)
身長:175cm(150cm)
体重:65kg(30kg)
超人強度:30万パワー
必殺技:チエの輪絡み、チエの輪ヘッドバット、キーロック
CV:岸野一彦
チエの輪の化身超人。キューブマンとの新旧パズル対決に敗れた。
本人曰く「近代オモチャにゃかなわん」とのこと。スプリングマンやケンダマンになら勝てるのだろうか。
後にキューブマンとタッグチーム『ザ・ビッグパズルズ』を結成。
『Ⅱ世』の【究極の超人タッグ編】でもリザーブマッチの参加候補者として招集されている。
◇キューブマン
出身:ハンガリー
身長:200cm(250cm)
体重:100kg(150kg)
超人強度:8万パワー
必殺技:ヘッドロック、地獄の六面体、パズルバスター
CV:田中秀幸
ルービックキューブの化身超人。
作者のゆでたまごによると、ルービックキューブのブームにあやかり登場させたらしい。
試合中対戦相手に「六面体を作ってみろ」と挑発する。
チエの輪マン戦では六面体を完成させられなかった上、あっさり知恵の輪を解いて勝利。
ウルフマン戦では張り手で血豆・青タン・膿の偽の六面体を作られ激怒。
しかし、あっさり合掌捻りで場外まで投げ飛ばされ、観客の老婆の日傘に刺さって破裂。
(アニメでは全て赤の六面体で破裂する描写は無し)
『超人列伝』のウルフマンの章では、脚を悪くした彼の引退断髪式に出席。
頭身が上がって若干カッコ良くなっており、「お前の張り手が俺の超人人生で一番痛い技だったぜ」コメントし、彼の引退を惜しんだ。
カニベースがうっかり髷を全部切ってしまった際にはカレクックと共に制裁を加えている。
『ディープオブマッスル』では甲子園でチエの輪マンと再戦するエピソードが描かれている。
同時に、キューブの色を揃えると何が起こるのかも明らかになった。
揃えられた色によって「ルービック・ファイアー」「ルービック・リヴァイアサン」等異なる技が発動。
最後に六面体が完成したことで最強必殺技「ルービック・アポカリプスエクスプロージョン」が発動する。
しかし、空中に逃れたチエの輪マンの「チエの輪ヘッドバット」で敗北を喫した。
余談になるが、出身地がハンガリーになっているのはルービックキューブの発明者がハンガリー出身のため。
◇キングコブラ
出身:インド(タイ)
身長:186cm(200cm)
体重:123kg(150kg)
超人強度:30万パワー
必殺技:ロウ固め、コブラによる噛みつき
CV:佐藤正治
全身が蝋でできており、頭部にはコブラを載せた超人。
甲子園のラッキゾーンでキン肉マンと闘い、蝋の汗を飛ばすことでキン肉マンの身体を固めてしまう。
そのまま頭部のコブラの餌食にする寸前、特設リングに向けて飛んできたホームランボールが飛来。
キングコブラの頭部のコブラが吹っ飛び、キン肉マンの身体を固めていた蝋が破壊され形勢逆転。
そのままリングロープとの摩擦で蝋の頭部に火を付けられ、敗走。
ベンキマンに火を消すよう助けを求めるが、「恐怖のベンキ流し」で流されてしまった。
【王位争奪編】では例によって大阪城に駆けつけている。
【完璧超人始祖編】の終盤でもキューブマン、チエの輪マンと共に再び甲子園で闘うことになったキン肉マンの応援に駆けつけている。
◇タイルマン
出身:フランス
身長:225cm(325cm)
体重:5t(3500kg)
超人強度:20万パワー
必殺技:タイルアタック、タイルクラッシュ
CV:佐藤正治
全身がタイルでできた巨漢超人。
第3次予選の「新幹線アタック」で博多という好記録を出すが、最終予選のローラースケートでトップ通過の直前で敗退。
その後の末路は上述の通り。
【王位争奪編】では大阪城に駆けつけている。
完璧・無量大数軍の襲来時にはストロング・ザ・武道に立ち向かう。
アイドル超人に代わって平和を守ろうと意気込む彼だったが、アッサリと人間にされてしまった。
しかも何気にその時の容姿がハゲでメタボのオッサンだったのが酷い。設定上は16歳なのに。
作者のゆでたまご曰く「実は(まともに戦えられれば)サンシャインと引き分けられるほどの実力者」らしい。
ほんまかいな…
後にオイルマンとタッグチーム『高速武器庫コンビ』を結成。
『Ⅱ世』の【究極の超人タッグ編】でもリザーブマッチの参加候補者として招集されている。
2017年3月11日、焼き物・タイル産業が盛んな岐阜県多治見駅にPR事業としてタイルマンの像が建てられた。
◇フィッシャーズ
出身:ブラジル
身長:100cm
体重:50kg
超人強度:2万パワー
必殺技:フィッシャーマンズ・スープレックス
CV:田中秀幸
キン肉マンのような分厚い唇の異形の超人コンビ。
最終予選のローラーゲームでは多数の超人達を妨害して回るも、キン肉マンとウルフマンに返り討ちにされて失格となった。
『Ⅱ世』ではリザーブマッチの参加候補者だったが、他の多数のチームと同様、それまでの凄惨な闘いにビビって辞退した。
◇オイルマン
出身:サウジアラビア
身長:180cm
体重:520kg
超人強度:33万パワー
必殺技:オイルリバー・スリップ
CV:北川米彦
ドラム缶の身体を持つ超人で、内部にはオイルが詰まっている。
最初はカニベースと同様、両手がハサミ状だった。
最終予選のローラーゲームで転倒してオイルを撒き散らし、キン肉マンを有利にしてしまった。
上述のベンキマンのデモンストレーションの際には怖気づいたキン肉マンに盾にされている。
【六騎士編】冒頭では主食のオイルの飲み過ぎでウエイトが50kgオーバーしていた。
そのため、グラウンドを走らされている。
◇ジョーズマン
出身:オーストラリア・ブリスベン港(オーストリア説あり)
身長:180cm
体重:140kg
超人強度:40万パワー
必殺技:ヘッド・J・カッター、アトランティスドライバー
鮫の化身超人。
第3競技新幹線アタックで新大阪という好記録を出した。
キン消しの中にはジョーズマンがロビンマスクにアトランティスの必殺技「アトランティスドライバー」を仕掛けているものがある。
水棲超人繋がりなのだろうか。
同じ鮫超人であるザ・ゴッドシャークとの関係性は不明。
ゲーム『超人コロシアム』ではザ・ゴッドシャークのイラストがジョーズマン、名前がシャークマンとなり混同が起きていた。
◇スマイルマン
出身:ケニア
身長:174cm
体重:71kg
超人強度:46万パワー
必殺技:笑い面うつしの呪い
アフリカに古くから伝わる呪術を使う残虐超人。
アニメ版でのみ超人オリンピック編で不気味なBGMと共に登場している。
テリーマン曰く「底知れぬ力を秘めている」らしいが、特に何の活躍もなく予選落ち。
ゆでたまご曰く優勝候補にする予定だった超人。
ウォーズマンスマイルはその名残かもしれないとのこと。
読み切りでは100万年前にミュースマンに成敗されたが復活した悪行超人タイラントの部下。
他の部下と共にテリーマンに倒されている。
それにより学研の超人図鑑では悪行超人に分類されている。
その他
- キン肉マングレート…タッグトーナメントにおいてキン肉マン及び万太郎の相棒を務める超人。中の人がよく変わる。
- 強力チーム…『王位争奪編』に登場したペンチマン、レオパルドン、ゴーレムマン、キャノン・ボーラー、そしてキン肉マン ビッグボディの5人のチーム。彼らも実は正義超人である。
◇ウルドラマン
出身:ウルドラの星/日本
身長:193cm
体重:102kg
超人強度:90万パワー
必殺技:不明
回想でのみ存在が語られる超人。
キン肉星系近くに存在するウルドラの星出身。
第18回超人オリンピックに日本代表として出場、優勝した。
しかし、第19回でロビンに敗北。
プライドの高い彼はこれを苦にして第20回への出場を辞退。
キン肉マンはその代役の日本代表として出場した。
アニメ版では21回予選大会や【悪魔六騎士編】でも姿を見せている。
また、『Ⅱ世』や【完璧超人始祖編】の回想では「タワーブリッジ」で真っ二つにされた様子が描かれている。
一命は取り留めていたようだが、第20回大会を辞退したのもこの時の傷が癒えてなかったからだったのかもしれない。
アニメでは初代では「ウットラマン」、『Ⅱ世』では「ウラドラマン」という名前で登場。
◇ドクター・ボンベ
出身:スイス
身長:189cm
体重:90kg
超人強度:78万パワー
必殺技:麻酔を使わない手術
CV:佐藤正治、石森達幸(王位争奪編)
超人医師であり、プリンス・カメハメの長年の親友。
麻酔を一切使わず、しかも患者に痛みを与えない手術がウリ。
何かとアイドル超人達に貢献した影の功労者。
ウォーズマン戦で再起不能になったラーメンマンに霊命木で作ったモンゴルマンマスクを与え、
【宇宙超人タッグ編】ではジェロニモを救ったほか、腕を失ったキン肉マンのためにバッファローマンのロングホーンを加工している。後に持病である悪性腫瘍の悪化で死亡した。
【王位争奪編】では超人墓場でウォーズマンに人工心臓を埋め込んで蘇生させている…が、人工頭脳を復活させるのを忘れるミスを犯した。
元々は読者が投稿したハング・キラーという超人がモデルだった。学研の超人図鑑によると現役レスラー時代のリングネームであることが判明している。
◇ディッキーマン
出身:アメリカ合衆国・テキサス州
身長:188cm
体重:117kg
超人強度:81万パワー
必殺技:なし
CV:掛川裕彦
テリーマンが講師を務めるアメリカ・テキサス超人学校格闘科の生徒。
王位争奪編でテリーマンが行う授業の一環としてキン肉マンチームvs飛翔チームのテレビ中継を観戦していた際に生徒の一人として登場。
超人参謀という中立的な立場を強いられ、苦戦するキン肉マンを助けに行けず苦悩するテリーを気遣っており、授業の代行を任された。
この時の彼の「先生、テレビはこれくらいにしてスピニング・トゥ・ホールドのかけ方をおしえてください」というセリフは妙に印象に残る。
その後、キン肉マンを救うために熊本城へ向かう事を決意したテリーマンを援護、他の生徒達と共に超人警察隊の妨害を阻む活躍を見せた。
『ディープオブマッスル!!』では、超人委員会の命を受けて現れたマグニチュードIマンと乱闘を繰り広げる様子も描かれている。
モデルはディック・スレーター。無鉄砲で荒々しいファイトスタイルから、"Mr.Unpredictable" または "Mr. Excitement"(日本では「喧嘩番長」)の異名で知られる。
彼はテリーマンのモデルとなったテリー・ファンクの門下生であり、そのファイトスタイルから「右利きのテリー」とも称された。
◇始祖
太古の昔、この世に正義超人という枠組みを築いたやんごとなき御方。
理想を追求しながらも、自身はそこに到達できないことに苦悩していた。
●Ⅱ世の主な正義超人
21世紀を舞台とする『Ⅱ世』において登場する正義超人達。
この時代に活躍する正義超人達は新世代超人と呼ばれる。
ヘラクレス・ファクトリー一期生
- キン肉万太郎…キン肉マンの息子。潜在能力は父親を凌ぐが、父親以上にワガママでお調子者な問題児でもある。
- テリー・ザ・キッド…テリーマンの息子。万太郎に対抗心を燃やしていたが、後に新世代超人のまとめ役に。
- セイウチン…万太郎の弟分。格闘実技の成績No.1だが、温厚な人柄から思うように実力が発揮できない。
◇ガゼルマン
出身:タンザニア
身長:205cm
体重:136kg
超人強度:100万パワー
必殺技:アントラーフィスト、チャランボ(悪い子だ!)、サバンナヒート
CV:増谷康紀
ヘラクレス・ファクトリーを首席で卒業し、重要地区として東京の防衛を任された超人。
それだけにエリート意識が強く、プライドも高い。ちなみに女の子にもモテるらしい。
しかし、ケビンマスクに軽くあしらわれ、d.M.p.の闇討ちに遭い、ジェイドのかませ犬になる等不遇。
万太郎達とは次第に打ち解けていったものの自堕落な性格も伝染し、ジェイド戦の敗因にもなった。
超人オリンピック・ザ・レザレクションでも第3競技のビーチフラッグスでいつの間にか失格に。
【究極の超人タッグ編】でも過去に向かうメンバーに名乗りを挙げなかった。
『オール超人大進撃』やアニメ版ではもう少し活躍が増えている。
前者では昔からの仇敵であるザ・フォックスに子供を人質に取る等の卑怯な手を使われながらも勝利。
d.M.p.のアジト「ダンジョン・ハンド」での闘いでは寝ずの番の1人・夜叉夢を倒している。
後者では超人オリンピックに乱入してきた悪行超人タッグを相手にセイウチンと共に闘い、勝利した。
ただ、それ以上にギャグシーンでの出番が増えてキャラ立ちしている。
◇バーバリアン
出身:ケニア
身長:200cm
体重:120kg
超人強度:80万パワー
必殺技:不明
CV:山崎たくみ
中部近畿地区を防衛する超人。
大阪を襲撃したナイトメアズと闘うも敗北。レックス・キングに惨殺される。
アニメ版では大阪城に投げつけられるが、生存。劇場版にも登場している。
◇ジャイロ
出身:オーストラリア
身長:193cm
体重:102kg
超人強度:91万パワー
必殺技:ジャイロ・ストレッチ
国地区を担当する超人。
沖縄サミット警護のために訪れていた沖縄でボーン・コールドにハントされ死亡。
アニメ版ではボーンとは対面せず。
◇ゴージャスマン
出身:アメリカ合衆国・ヒューストン州
身長:220cm
体重:185kg
超人強度:86万パワー
必殺技:不明
CV:大場真人
九州沖縄地区の防衛を担当。星条旗を思わせるゴージャスな外見の超人。
大阪がナイトメアズに襲われた時に駆けつけるがチェック・メイトに敗れ、腕をへし折られた。
しかし、その後何故かチェック・メイトと握手をしようとしてまたも腕を折られるシーンがある。
流石におかしいと思われたためか、アニメ版では後者の役割はガゼルマンが担っている。
上述の敗北が響いたのか、超人オリンピックではアメリカ代表に選ばれなかった。
◇カナディアンボーイ
出身:カナダ
身長:不明
体重:不明
超人強度:66万パワー
必殺技:不明
CV:大場真人
カナディアンマンの息子で外見もそっくり。
彼とスペシャルマンJrが息子だと名乗った時にキン肉マンの脳裏に浮かんだのは、
はぐれ悪魔コンビに瞬殺されるビッグ・ボンバーズの姿だった。
(流石にあんまりだと思われたのか、アニメ版では立ち向かうシーンの回想だった)
スペシャルマンJr共々、ファクトリーの最終試験に到達できなかった。
◇スペシャルマンJr.
出身:アメリカ東部
身長:不明
体重:不明
超人強度:65万パワー
必殺技:不明
CV:増谷康紀
スペシャルマンの息子で、これまた父親にそっくり。
途中、悪行超人アナコンダが彼に変装して紛れ込んでいたが、本物も存在している。
ヘラクレス・ファクトリーニ期生
超人オリンピック・ザ・レザレクション出場者
- ケビンマスク…ロビンマスクの息子。一時はグレてd.M.pに所属していたが、後に離脱。
- イリューヒン…飛行機への変形機能を備え、「赤き死の飛行機」と呼ばれるロシア超人。準決勝ではケビンマスクを苦しめた。
- ヒカルド…関節技アーティストと呼ばれる技巧派超人。悪行超人の血を引く多重人格超人。
- バリアフリーマン…若者と老人の合体超人。若者ボディは優しい好青年だが、老人ボディはスケベジジイ。
- ウォッシュ・アス…ベンキマンの弟子。師匠を倒したキン肉族への雪辱を誓う。
- プリクラン…プリクラ機の化身。撮った相手を写真の中に閉じ込める残虐な超人で予選競技の相手や人間を取り込んだが、デストラクションの角で体を3等分にされた。
- ザ☆農村マン…貧乏農家からのし上がろうとするハングリー精神溢れる超人。決勝では負傷したミートに代わり万太郎のセコンドとして貢献した。
◇チヂミマン
出身:韓国
身長:207cm
体重:146kg
超人強度:115万パワー
必殺技:ソンロンタン・フィリップ、蹴術・石鍋割り
CV:田中大文
頭部に昆虫のような触覚、腕に龍のような鱗が付いた超人。
上半身には国旗のマークが付いたプロテクターを付けている。
対戦相手のケビンには散々待たされた挙句、サウナで指一本逆立ちして衰弱した状態で登場。
序盤はチヂミマンが優位に立つも、大渦パワーの加わった「ロイヤル・スレッチ」で瞬殺。
完全にかませ犬扱いだった。
◇ザ・摩天楼
出身:アメリカ合衆国
身長:278cm
体重:790kg
超人強度:115万パワー
必殺技:ハイクレイパー・ボム
CV:増谷康紀、野田順子(幼少期)
高層ビルの化身超人。一回戦でヒカルドと対決。ちなみにテリー・ザ・キッドがセコンドを務めている。
巨体と伸縮能力を活かしたパワーボムを使ったほか、頭部に膝蹴りを繰り返すも、首の強靭な彼には効かなかった。
最後の手段として巨体で押しつぶそうとするも敵わず、「トーチャースラッシュ」で真っ二つにされた。
アニメでは幼少時に背が低いことを悩んでいたが、キッドの勧めで牛乳を飲んだお陰で大きくなったことが語られた。
KOされた瞬間には「あんなに牛乳飲んだのにカルシウムが足りなかった」とも述べている。
◇レゴックス
出身:オランダ
身長:261cm
体重:289kg
超人強度:132万パワー
必殺技:ブックエンド・クラッシュ、センセーショナル・クローン
CV:江川央生
全身がブロックで構築された超人。っていうかレゴブロック。
何故か出身はレゴ発祥の地デンマークではなくオランダ。
アニメ版での名前は「ブロックス」で、カラーリングも変更された。
身体のブロックスを自在に組み替えて本やロードローラー等、様々な変身が可能。
また、分離したブロックで全身を覆う攻撃は相手の肉体を圧迫するほか、相手の能力をコピーするための準備でもある。
しかし、ケビンがクリーンファイトからラフファイトに切り替えたことやコアブロックという弱点を突かれたことで敗北した。
◇デストラクション
出身:イラク
身長:253cm
体重:210kg
超人強度:120万パワー
必殺技:アバランチャークラッシュ、ツイスター・アンテナ
CV:乃村健次
頭部にレーダーの役割を果たす3本の角を持つ超人。
また、亀のように首を胴体に引っ込めることも可能な体質。
さらに流血することで興奮状態になるが、頭脳も冴え渡るという特徴を持つ。
プリクラン戦ではサポーターの犠牲や首引っ込めで「スマックダウンピクチャー」を回避。
「アバランチャークラッシュ」でプリクランを真っ二つにして勝利。
イリューヒン戦ではステルス機となった彼をレーダーでは探知できずに苦戦。
自分の角を折って傷口を広げ、大出血させて色をつけることで判別するという荒業に出る。
(アニメ版では折った角を噛み砕いて粉末状にし、それを吹きかけることで判別した)
しかし、体力の消耗と角の数が減ったことで「アバランチャークラッシュ」が不発に。
プロペラで角を切断された挙句、「ザ・タービュレンス」でKOされた。
◇EZOマン
出身:日本
身長:203cm
体重:164kg
超人強度:83万パワー(70万パワー)
必殺技:不明
北海道の形の仮面を着け、柔道着を着た超人。
温厚な人格者で、会場入りが遅い万太郎を心配したり、アホな入場パフォーマンスにも付き合ってくれるほど。
最終予選の二人三脚では父親・九州マンのミスで回転する丸太から落ちて失格となったが、彼を責めることはしなかった。
◇パワーコマンド・ジョー
出身:リビア
身長:205cm
体重:190kg
超人強度:114万パワー
必殺技:コマンドーシェル
鋼鉄のマスクやとプロテクターに大砲、軍靴等、ミリタリーな重装備をした超人。
正式な名称は上述の通りらしいが、アナウンスからは一貫して「コマンドー・ジョー」と呼ばれる。
血の気が多く、アホな入場パフォーマンスをした万太郎に蹴りを見舞ったり、対戦相手の殺害を仄めかすほど。
第3競技のビーチフラッグスでアルジェリア代表のマッド・ペンギンと共謀し、イリューヒンにエルボーを見舞う。
しかし、そのために彼の怒りを買い、殺人翼「デス・ママリオート」で攻撃されることに。
背後に鉄球を撃つ「コマンドーシェル」で迎撃しようとするも、鉄球もろとも頭から真っ二つにされてしまった。
【究極の超人タッグ編】では復活していた。
◇バアロノス
出身:ギリシャ(リビア)
身長:210cm
体重:152kg
超人強度:110万パワー
必殺技:サンドウォール、開脚蹴り
男爵の名の通り貴族的で華やかな服装に加え、マスクと兜を着けた超人。
第3競技でわざと出遅れ、地面に蹴りの衝撃を伝えて壁を出現させる「サンドウォール」でテリー・ザ・キッドとジェイドを妨害した。
なおも追いかけてくる彼らを開脚蹴りで迎撃しようとするがアッサリと避けられ、ダブルのローリングソバットを食らってリタイア。
◇カイザームーン
出身:マレーシア
身長:239cm
体重:158kg
超人強度:103万パワー
最終予選の二人三脚でケビン&クロエ組とともにゴール寸前まで行った陰の実力者(パートナーは人間の女性)。
しかし、彼らにスライディングからのツープラトン「ダブル・スタナー」を食らい、顔面を破壊されてリタイア。
予選競技とは言え互いに1位通過を狙ってのぶつかり合いをしていたのだが、相手が悪すぎたと言える。
究極の超人タッグ編では時空船建造に参加しており、この時は破壊された顔面に修理の後があった。
マスク超人なのかどうかは不明。
その他
- チェック・メイト…元はd.M.p悪魔超人軍のメンバーでサンシャインの弟子。チェスの駒の化身超人。万太郎との闘いで改心した。
- ハンゾウ…元は「鬼畜ハンゾウ」と言われた悪行超人。万太郎との闘いで改心した。
- カオス…「間隙の救世主」と目される超人オタク。【究極の超人タッグ編】のもう一人の主人公。
◇ミンチ
出身:キン肉星
身長:100cm
体重:38kg
超人強度:10万パワー
シュラスコ族の長老で超人評議会のメンバーの一人。
長老の中では最も温厚な性格で、K・K・D修練に挑む万太郎に様々な助言をした。
実はミートの実父であり、彼の優れた頭脳が平和を守るために必要だと真弓に説き伏せられ、涙を呑んでキン肉族に預けていた。
息子に対して関係を隠しながらも常に気にかけていたが、そのためにノーリスペクトの一人、ボーン・コールドに攫われてしまう。
ミートが真実を知ったのはミンチがボーンの手に掛かり絶命する寸前だった。
◇イケメン・マッスル
出身:ハラボテ星
身長:190cm
体重:131kg
超人強度:40万パワー
CV:稲田徹、太田真一郎(ULTIMATE MUSCLE)
ハラボテの長子であり、父親に代わって宇宙超人委員長を務める。
名前の割には暑苦しい顔で、良く言えば昔のイケメン。髪型はモーツァルトヘアー。
父親に輪をかけてがめつく、その商才を活かして超人オリンピックを復活、多額の利益を齎した。
当初は傲慢かつ嫌味な性格で、かつての父親同様に万太郎に数々の嫌がらせをしていた。
また、主催者としては妹のジャクリーンの方が優秀と見られることも多く、父親に見限られることも。
しかし、決勝戦で純粋に闘いと友情の素晴らしさを知り改心。
以後は新世代超人の身を案じたり闘いをサポートする等、名前通り人格者的な振る舞いが多くなった。
当初は毛嫌いしてた万太郎ともそれ以降はなかなかにウマが合い、年の離れた友人とも言える程仲良くなった。
◇ジャクリーン・マッスル
出身:ハラボテ星
身長:175cm
体重:58kg
超人強度:60万パワー
CV:野田順子
ハラボテの娘でイケメンの妹。肉親達とは似ても似つかない美人かつ爆乳。
主催者としての手腕は優れているものの気性が激しく血生臭い過激な試合を好み、敗北した超人にも辛辣。
しかし、決勝戦を通じて闘いの凄惨さを理解し、闘う超人達を気遣う等常識人的な面が強調されるように。
というか凛子と共に万太郎にツッコミを入れる役回りが多くなった。
以前と違って改心した兄にはそれなりに敬意を払っている様子。
◇ノック
出身:キン肉星
身長:不明
体重:不明
超人強度:不明
CV:稲田徹、太田真一郎(ULTIMATE MUSCLE)
宇宙超人委員会のスタッフ。垂れ下がった髪型が特徴。
イケメン委員長の付き人のような役割だが、彼が職務を忘れて浮かれた時にはツッコミを入れることも。
20世紀が舞台の【究極の超人タッグ編】【完璧超人始祖編】【サタン編】ではハラボテ委員長に付き従っていた。
『Ⅱ世』から初代に逆輸入されたキャラ。
◇パシャンゴ
出身:ブラジル
身長:178cm
体重:65kg
超人強度:90万パワー
CV:麻生智久
ヒカルドの師匠であり、「技の聖人」の異名を取る達人。
しかし、ヒカルドが悪行超人の血を引いていることを見抜き、殺そうとするが「トーチャースラッシュ」で返り討ちに。
アニメ版ではその場で殺されることはなかったものの、悪行超人に敗北したことで失意の内に死亡したと語られている。どっちも自業自得のような気がしないでもない。
◇ベネディクト・ロビンⅢ世
出身:イギリス
身長:不明
体重:不明
超人強度:不明
必殺技:不明
ケビンマスク曰く、ロビン一族で歴代最強と伝えられる男。
【悪魔の種子編】で戦死したアイドル超人やキン肉タツノリと共に骸柱の一部として登場。
他の骸と共に万太郎とケビンマスクがリングに辿り着くための足場となったり、クッションとなって万太郎が受けたダメージを軽減する等サポートした。
◇ジョンブルマン
出身:イギリス
身長:195cm
体重:113kg
超人強度:91万パワー
必殺技:ビーフィーター・スープレックス
英国警察・超人課所属の超人。
ロビンマスクの親友で、第19回超人オリンピック・イギリス予選において5分以内に対戦相手を倒すほどの強豪。
しかし、準決勝で(実は悪行超人の)ギロチン・キングには全く通じず、『断末断頭台』で死亡。
【完璧超人始祖編】の回想シーンでは、超人墓場でアビスマンと墓守鬼が語らう横で労働でへばっている姿が見られた。
具体的な時期や、上述の敗戦以来一度も蘇ることができなかったのか、別の闘いでまた死亡したのかは不明。
◇シャーロックマン
出身:イギリス
身長:183cm
体重:65kg
超人強度:69万パワー
必殺技:不明
シャーロック・ホームズがモチーフと思われる超人。
イギリス予選を勝ち上がり、本来ギロチン・キングと闘う予定だった。
が、ジョンブルマンの凄惨な死に様に見ていた彼は恐ろしくなり逃亡。
代わりにロビンマスクが闘う資格を得た。
ルピーンと因縁があるかどうかは不明。
項目とは成長の遅い植物である。
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▷ コメント欄
- 乙、この項目今までなかったのか… -- 名無しさん (2016-11-30 02:12:02)
- タイルマン、サンシャインと互角ってマジかよ…… -- 名無しさん (2016-11-30 11:14:17)
- 正義超人の中核、キン肉一族。ロビン王族がなかなかのブラック人材ぞろいなのはすっかりおなじみ -- 名無しさん (2016-12-01 23:00:34)
- 開祖シルバーマンの存在が残虐超人も正義超人の一派であることの十二分な説明になったのはちょっとすごすぎた -- 名無しさん (2016-12-01 23:36:40)
- 2世になると危なっかしい正義超人が増えたような -- 名無しさん (2017-02-13 20:24:13)
- クリオネマンやデッド・シグナルはどこら辺が正義なのかわからない。言動がどう見ても悪行系の残虐超人 -- 名無しさん (2017-04-27 01:23:41)
- Ⅱ世の正義超人なんて大半が残虐超人っぽいもんな -- 名無しさん (2017-06-07 18:18:08)
- ウルフマンの援軍にカレクック、ベンキマン、ティーパックマン、カナディアンマンがくるとは。読み切り書かれた3人のうちの1人くらいは勝てそうな気もするけどティーパックマンとカナディアンマンが勝てるビジョンが全く見えない -- 名無しさん (2017-07-31 08:05:10)
- 二軍どころか三軍四軍みたいなやつらがまさかの登場とは…。こいつらでどう話を動かすのか全く読めない。 -- 名無しさん (2017-07-31 10:01:24)
- カナディアンマンは負けそうになったらスペシャルマンにクロノスチェンジするから・・・ -- 名無しさん (2017-07-31 10:48:47)
- ティーパックマンより、地獄の六面体が決まればワンチャンあるキューブマンの方が勝ち目がありそう。 カレクックとウルフマン以外は死ぬんじゃないだろうか。 -- 名無しさん (2017-07-31 13:45:38)
- この章が始まった時に言われたように、上位陣がメディカルサスペンションやフェイスフラッシュで使いまわされ続けることへの解答になるんだろうか? 若手は早々お亡くなりになったけど -- 名無しさん (2017-07-31 14:54:23)
- 最終的にはスグル達が戦線に加わるにせよ、ウルフマン達が活躍をみせてくれたら少年バトル漫画のストーリーテリングに新しい可能性を示せるんじゃないかって、そんな気がする… -- 名無しさん (2017-07-31 16:38:26)
- チエの輪マンやキングコブラ達も何処かでスタンバイしてるのかな -- 名無しさん (2017-09-26 23:53:43)
- 悪魔超人と完璧超人は下の連中の教育も行き届いているのに正義と来たら -- 名無しさん (2017-10-29 18:56:00)
- ベンキマン1話目から、予想されていた水で回転を止める攻撃を使っちゃったけど大丈夫か? -- 名無しさん (2017-10-30 09:42:58)
- ↑アリダンゴも便器流しも残ってるから・・・(汗。ベンキも超人強度低いしアリダンゴにして流そうとしたけどパワー差で解除されて逆転負けな気がするけど。 -- 名無しさん (2017-10-30 10:14:13)
- 今まで:友情パワーが勝利のカギだな 今回:むしろウルフマンかキン肉マンに全員の死を背負わせるフラグじゃね? -- 名無しさん (2017-11-06 10:08:16)
- 二世タッグ編で委員長が集めたチームの中にスカルボーズとローデスのタッグがあったけど顔の皮はがされたり反則で火だるまにされたり散々な目に合わされたのによくタッグ組んでくれたなローデス -- 名無しさん (2017-11-07 09:52:48)
- この展開はマズい⋯ -- 名無しさん (2017-11-13 00:33:35)
- ベンキマンは勝つか引き分けにはしてくれ…!! そして精魂尽き果ててヨボヨボになれば「二世」で亡くなった理由付けにもなる -- 名無しさん (2017-11-13 00:39:22)
- 2勝2敗1分ぐらいかなと思ってたが、厳しいなぁ -- 名無しさん (2017-11-27 00:23:46)
- 悪魔と完璧に比べたら数が多いけど主力はほんの一握りしかいない -- 名無しさん (2018-01-06 19:36:50)
- ↑性格の方も嫌な奴とか結構いるし、正義超人の正義って前科の無いカタギの人間をクソ野郎でも善良な市民と呼ぶのに近いのかもしれない -- 名無しさん (2018-02-05 19:59:48)
- 悪魔や完璧と違って執念や誇りとかそういう目標が無さげだから -- 名無しさん (2018-05-26 23:54:16)
- そういや、初代と二世の時代をつなぐべき若手超人たちが数ページで皆殺しにされてしまったな 二世とはパラレルなんだろうけど、初代の正義超人たちがあの時代まで頑張らないといけなかった理由がついてしまう -- 名無しさん (2018-06-03 14:25:50)
- いつまで経っても下の世代が育たないイメージ -- 名無しさん (2018-08-25 23:52:07)
- 正義超人の中でもロクでもないのが居るからな -- 名無しさん (2018-12-09 19:11:33)
- 旧作では残虐超人でなくとも競技での殺し合い上等みたいな所あったけど、超人墓場が崩壊した今となっては流石にそんな血なまぐささは改められるかな。二世では相変わらずだったがパラレルワールドと考えればまぁ… -- 名無しさん (2019-08-09 11:28:26)
- 実は1番定義が難しい超人だからな、運命の五王子なんかもどの派閥なのか曖昧な超人が多い -- 名無しさん (2020-09-11 10:24:50)
- こんなことになる前にブロッケンマンやカニベースあたりの項目も作っておけばよかったかなぁ -- 名無しさん (2020-09-26 16:47:22)
- 強力チームの連中も超人オリンピック出たら普通に活躍しそうな気がするがそういう展開はないんだろうな・・・(´・ω・`) -- 名無しさん (2020-09-26 17:30:53)
- ↑ビッグボディみたいに野心や功名心が強くないが故に実力がありながら埋もれていた超人たちなのかな -- 名無しさん (2021-10-01 11:57:52)
- ↑5超人墓場が崩壊したから戦いそのものを辞めよう、となったのが超人オリンピックが -- 名無しさん (2024-01-09 18:26:11)
- 続き>長年休止され正義超人が若手を育てることを放棄したⅡ世世界だと思ってる。戦うことそのものが「悪」となったからこそ戦いを捨てられなかった、あるいは身体が物騒すぎて平和に順応できなかった奴らがまとめて「悪行超人」と呼ばれるようになったと。 -- 名無しさん (2024-01-09 18:35:13)
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