登録日:2014/03/31(月) 22:08:24
更新日:2023/12/14 Thu 11:46:45NEW!
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スーパーロボット大戦 悪党 川津泰彦 ゲーム脳 スーパーロボット大戦og スパロボ og バーニングpt ディバイン・クルセイダーズ アドバンスド・チルドレン ゲーザ・ハガナー テンザン・ナカジマ バレリオン ヴァルシオン改
リュウセイ!てめえを撃墜リストに載せてやるっての!
テンザン・ナカジマとは、スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONSの登場人物。
CV:川津泰彦
概要
ゲーム好きな21歳の日本人男性。漢字表記は「仲嶋天山」。
小太りで性格が悪くリュウセイ・ダテのダークサイドにしてライバルであり、「~だっての」や「ホ!」が口癖。
主な搭乗機体はリオン・タイプT、ガーリオン・カスタム、バレリオン、ヘビーバレリオン、ヴァルシオン改。
バーニングPTの全国大会の出場者であり、リュウセイとほぼ互角の腕前を持つ。
GBA版OG1では大会を棄権したためにリュウセイが優勝者となったが、アニメ「スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ」及びPS2版OG1では決勝戦でリュウセイを圧倒し、優勝した。
その内訳も「賞金で少しでも家計を助ける」と意気込むリュウセイに対し「食事しながらゲームをする」という嘗めたような言動を取り、彼の負け惜しみについても「たかがゲームだろう?」と言い放つ等、大物でクールな印象を与えていた。
その直後、アドバンスド・チルドレンとしてリョウト・ヒカワとともにディバイン・クルセイダーズ(DC)のアードラー・コッホにスカウトされ入隊する。
所属してからは階級は与えられていないものの、「大尉特級」という待遇で扱われるようになり、傍若無人に暴れまわっていた。
敵を撃ち落とすことを何よりも好む性格で倫理観を全く持っておらず、上官に対して敬語を使わずタメ口で話すなど礼儀作法もゼロである。
ロングレンジの射撃と防御に優れていて乗機に関してもバレリオンを好んでおり、自分の戦術が活かせるのかこの機体で大いに暴れ回っては敵を圧倒していた。
特にリュウセイ編では、海上にバレリオンを大量に配置するという凄まじく理に適った非常に嫌らしい戦略を取ってきている。
一方で近接型のガーリオン・カスタムでは自分の戦術が思うように活かせず、愚痴をこぼしていた。
また、ギリアム・イェーガーのゲシュペンストMk-Ⅱやマサキ・アンドーのサイバスターを見つけては「レアもん」といって大喜びする場面も見られた。
DCが壊滅してからはアードラーの元に付き、ヴァルシオン改で出撃。
しかしゲイム・システムに取り込まれて理性を失ってしまい、「血祭り」「プチプチ」などの言葉を口にして暴走してしまう。
その暴走は留まることを知らず、ジュネーブでの戦いが終わった後にアードラーも血祭りにしてやろうとまで口走っている。
そうしてリュウセイ達を圧倒するも力及ばずに敗北し…
これで終わりだ、テンザン・ナカジマ!!
馬鹿言ってんじゃねえ! コンティニューすりゃいいんだよ、コンティニュー!
そうすりゃヒットポイントも全回復だっての、ヒャハハハ!!
それでレベルを上げりゃ、日本どころか世界制覇も出来るっての!!
ヒャハハハ! ヒャーッハッハッハッハ……!!
既にゲイム・システムの影響によって現実とゲームの区別もつかなくなってしまっており、機体から脱出することなくそのまま爆死する。
ライバルであったリュウセイはその死に様に、「ゲームを楽しむのは・・・ゲームの中だけにしときゃ良かったんだよ!バカヤロオォォォォッ!!」と叫ぶのだった。
そんなリュウセイに、リョウトもかける言葉がなかった…
ちっ…追記・修正して出直しだっての!
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[#include(name=テンプレ3)]
ん? あいつらは…!
うぐっ…あ、頭が痛てえ!!あ、あいつらを見た途端に…!!
ぐぐ…よくも俺をこんな目に遭わせやがって…!
許せねえ!!このゲーザ・ハガナーが、てめえらを皆殺しにしてやる!!
その後、イングラム・ブリスケンは異星人エアロゲイター(ゼ・バルマリィ帝国)としての正体を現し、クスハ・ミズハを誘拐・洗脳し差し向けた。
彼女は無事奪還、洗脳も解かれるのだが、その際に指揮官機に乗った男が現れた。
ゲーザ・ハガナーと名乗るその男はヒャハハハと笑い「血祭り」「プチプチ」などの言葉を口にし、更には「ゲーム」「リセット」とも口にしている。
そして何度となくリュウセイの前に立ちはだかり、キョウスケ編では更にエクセレン・ブロウニングをヴァイスリッターもろとも鹵獲している。
だがやはりその正体は、死亡したはずのテンザン・ナカジマがエアロゲイターによって改造・洗脳されたものであった。メタ的に言えば単にレベルが上がった分だけ能力値も上がったテンザンだったりする
だが「コンティニュー」の影響で記憶喪失に陥っており、何度となく頭痛に悩まされながらも「ゲーム」を楽しもうとする。
そうした言動からゲーザがテンザンだと確信したリュウセイは説得を試みるが…
テンザン!そこをどけ!!
テンザン? 誰だ、そいつぁ? 俺はゲーザ、ゲーザ・ハガナー様だっての!
わからねえのか!?てめえはエアロゲイターに捕まって、操られてるんだ!!
だったら、どうしたってんだ?俺はてめえらを殺せば、後は何だっていいんだよ!
な、何…!?
そうさ、ご大層なお題目なんざいらねえ!過去も未来も関係ねえ!
この手で!この足で!目の前にいる敵を潰せりゃ、それでいいのさ、ヒャハハハ!!
さあ、かかって来やがれ!てめえらだって、負けるつもりはねえんだろ?
お互いが命を賭けて戦う…この世の中に、こんな面白いゲームがあるかっての!!
……!いいだろう、テンザン! ここで最後の決着をつけてやる!!
記憶が多少戻ったもののテンザンであった時に受けたゲイム・システムの影響は大きく、更に強い洗脳を受けたこともあってゲーザにとってはそんなことすらどうでも良くなっていた。
狂戦士へと戻ったゲーザを誰も救うことはできず、チームATXにより再びトドメの一撃が撃ち込まれる。
その時ゲーザは、走馬灯のようにゲイム・システムを受けた時より前の過去の記憶を取り戻し口にする…
かっ…かか…。そ、そそそうだ…あ、あああ、ああ
あ、ああ明日は……はは…明日ははは……バーニングググPTの…けけ決勝大会じゃねえええか…
お前、記憶が!?
い、いいい家に帰って、マママシンの設定しなきゃなななな そ、それでででで…どいつもこここいつもブチ倒しててて、やる…
どいつもこいつももも…なな。ヒャ、ヒャハハ…ヒヒヒハハハ…!
ヒャハハハハハ…ッ!! ヒャーッハッハッハッハァァァ!!
だが結局正気を取り戻すことはなく、そのまま機体と共に真のゲームオーバーを迎えた。
ゲーザの死を目の当たりにした後、リオ・メイロンは「自業自得」と言っていたが、リュウセイとリョウトはテンザンがエアロゲイターに改造されて無理矢理戦わされていることに哀れみを抱いていた……
余談
「戦闘をゲーム感覚で軽視している」言動などから、『新スーパーロボット大戦』におけるリュウセイの性格を元にしているという見方が存在している。
流石に『新』のリュウセイがここまで悪辣という訳ではないついでにテンザンも「落ちちゃいなちゃーい!」とかギャグ台詞を言うわけでもないが、
良くも悪くもリュウセイが初登場の『新』から大きく変化を遂げた事とテンザンがリュウセイへの対比として描かれていることを考えると、この説もあながち間違いではないかもしれない。
なお、寺田Pからしてみれば「(『新』のリュウセイに比べれば)テンザンなんてまだまだ」とのこと。
アニメ版ではではリュウセイにトドメを刺されて正気に戻り、「忘れんじゃねぇぞ、リュウセイ……てめぇは俺と同類だ……いずれてめぇも同じ目に遭うぜ……」と警告して死亡し、ゲーザ・ハガナーとして再登場することはなかった。
しかし漫画版ではゲーザ・ハガナーとして再生されており、正気を取り戻したシーンがある。
その中で「楽しいなあこのゲームは、ゲームの中だけは!」と言っていることからバーニングPTに出会う前のテンザンには何か薄暗い過去があったのかもしれない。
また、リュウセイ編のゲーザは念動力者ではないのにもかかわらず、念動力者専用の機体であるヴァイクルを動かしていた。
ヴァイクル自体は念動力者でなくても動かせる設計にはなっているが、やはり本来の性能を発揮できてはいなかった。
総合的に見ると全体として小悪党的なキャラではあるが、その言動の面白さと悲惨な末路から密かに人気がある。
書けねえだと!?くそっ!この頭痛さえなけりゃショボい文なんぞに…!覚えていろ、今度こそ必ず追記修正した項目を上げてやるぜ!!
[#include(name=テンプレ2)]
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▷ コメント欄
- 実は新スーパーで初登場したリュウセイはこいつに近い。テンザンとは新リュウセイの化身である。 -- 名無しさん (2014-03-31 22:42:13)
- ↑ リュウセイの暗黒面を凝縮させたような存在だよね。OG2ndに出てきたアルジャンクラスの面々とも近いか? -- 名無しさん (2014-03-31 22:49:20)
- でもDWの一話でリュウセイに突っかかれて「たかがゲームだろ…」って返してるのは意外だったな。本人なりにゲームと現実の区別はつけてたんだろうな -- (2014-04-01 01:28:30)
- ぶっちゃけリュウセイよりこっちねが好き -- 名無しさん (2014-04-01 08:18:50)
- 悪役だけど不人気ではないよね 言動がコミカルだからか? -- 名無しさん (2014-05-14 01:34:20)
- 自分に素直で清々しいくらい好き勝手やって最後は潔く散る系悪役は人気出る -- 名無しさん (2014-06-20 10:52:43)
- ↑3 DWの最後はゲームに例えてたけど現実との区別はついてた感じだったな -- 名無しさん (2016-02-18 22:01:10)
- ↑間違えた。↑4だった -- 名無しさん (2017-09-12 11:12:41)
- 一度海上にバレリオン隊を展開して迎え撃ってきたのもテンザンの差し金だったっけ……?アレ自軍は海中を進むのが不得手でなかなか近寄れないままバレリオンに遠距離から狙い打たれ、近寄っても頑丈なバレリオンが相互に庇い合いダメージが通らないとえらく理に叶った戦術なんだよなあ -- 名無しさん (2021-11-21 23:53:50)
- 今にして思うと士官教育どころか軍隊訓練以前に常識すら怪しい若造に大尉相当の権限とかマジでなに考えてんだ……。そりゃあんだけ傍若無人できるわな……(腕だけならエアロゲイターも拾ってまで使ったくらい誰もが認める高い評価だったのがまたタチ悪い)。 -- 名無しさん (2023-04-10 16:55:40)
- ↑そこらへんもリュウセイに大した権限が与えられなかった連邦軍側の妥当性が光るとこよな。なお、精霊に認められているし実際悪用しなかったとはいえ15歳の若造に国家の命令に従わなくてもいいなんて権限を渡しやがった国が地底にあったらしい -- 名無しさん (2023-07-03 17:59:55)
- 『新』のリュウセイに比べればテンザンなんてまだまだ←アニメ版のDWとOGsでリュウセイにトドメを刺されて正気に戻った台詞でなんか納得した -- 名無しさん (2023-07-04 20:58:37)
- 後にほぼ同類のシエンヌがゼオラへの侮辱を知って、ラトゥーニを馬鹿にした時はテンザンの方が内容はまだマシだと言えた -- 名無しさん (2023-07-04 21:02:51)
- 道徳などが皆無なだけでパイロットの腕自体は優れてるのがタチ悪い -- 名無しさん (2023-07-30 23:10:07)
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