怪獣(パシフィック・リム)

ページ名:怪獣_パシフィック_リム_

登録日:2013/10/18(金) 21:51:25
更新日:2023/11/24 Fri 13:35:07NEW!
所要時間:約 13 分で読めます



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映画 怪獣 特撮 ハリウッド 難敵 パシフィック・リム カテゴリー4の面汚し←か、壁は壊したから… ないふへっど君 絶妙な弱さのラスボス 強すぎる中ボス 壁は無意味 まるでラスボスのようだ 異世界獣





「奴ら」が現れるなら、宇宙からだと思っていた。だが実際は―太平洋から来た。




ここでは、映画パシフィック・リムに登場した怪獣について詳述する。
ちなみに、原語でもKAIJUと呼ばれているため怪獣は訳語ではなく正式名称である。



●目次



概要

突如として環太平洋諸国を襲撃し始めた謎の巨大生物。体液や発光器官、眼の鮮やかな蛍光色と皮膚の灰色が不気味なコントラストになっている。


蒼く光る体液はKaiju Blueと呼ばれる猛毒で、下手な金属なら溶かすという厄介な代物。この体液は猛毒な上土壌や空気にも大いに悪影響を及ぼすため、切断や弾丸では出血を引き起こしばらまいてしまうため対処が難しい。後年には、何と起爆剤にもなることが判明した。
そのため、イェーガーの武器には貫通しても傷口を焼くビーム兵器や体液を凍らせる冷凍兵器、内部にダメージを与える電撃兵器などが採用されている。
そもそもイェーガーが殴打などの格闘戦を主眼にしているのは体液を流す量を少なくするための工夫である。


最も、相手が凶悪になるにつれ流出に配慮している余裕がなくなり、簡単に弱らせられる切断武器の採用も増えてきている。


内臓の機能や配置は地球の生物から大きくかけ離れているわけではないようである。
ただ、巨体を素早く制御するために脳が二つある。平成シリーズの怪獣王リスペクトだろうか。


知性も高く、東京、サンフランシスコ、マニラ、香港、シドニーなど大都市・人口密集地をピンポイントで狙いに来るとも思えるような進路を取る。


テレパシー能力を持ち、複数個体が出現した場合連携するような動きを取る上、イェーガーの弱点や武装の特性を後続に伝えるという厄介な能力を持つ。
このため、イェーガーはいきなり大技を繰り出し仕留め切れずに手の内をただ晒すということの無いよう、
確殺圏内に持って行ってから必殺技を使わなくてはならないという制約がかかる。


作中ではある怪獣を右手に仕込んだ蛇腹剣でとどめを刺したところ、次に戦う怪獣が真っ先に右手を攻撃して蛇腹剣を破損させて封じるなどの戦法を取っている。
本当に即死させない限り、後続の怪獣への情報流出は防げない可能性もある。


巨大化の一途をたどり、どんどん強くなっていく相手に縛りプレイを強制されるという無理ゲー感が凄まじい相手である。


大体の攻撃を跳ね返し続けるゴジラやガメラのような日本の怪獣とは違ったベクトルですごみのある存在。Kaiju Blueの環境汚染毒といい、この学習能力といい、何がしかの意志を感じる。


さらにガイズラーの生物学的アプローチにより姿こそ多種多様だが、
遺伝子はほぼ共通しているということが判明しており、何者かが作った兵器という疑惑が…。


ちなみに体重はガメラのような軽い設定であり、ウルトラマンゴジラの怪獣と比べるとかなり軽めに設定されている。


日本版のパンフレットには、恐らく非公式だろうが登場した怪獣にいかにもな別名が付いている。
制作スタッフだけでなく日本の配給もわかりすぎである。


ただし、本シリーズには原語と日本語での設定の食い違いが多い。例えば、日本語では「体長」とされているが、実際は「全高」である。よって、これまでの日本の怪獣の平均よりもかなり巨大なのだ。


セリザワスケール

怪獣は大きさによってカテゴリー1~カテゴリー5までのスケールで分類される。
竜巻の藤田スケールのようだが、こちらはセリザワ・スケールである。


デルトロ監督が酸素破壊剤で怪獣王を葬った博士へのオマージュを捧げたのであろうか。
ちなみに、被害規模や攻撃の苛烈さなどから算出されており、大きさも算定要素にはなるが大きいだけでカテゴリーが上がることはないようである。




怪獣一覧

アックスヘッド(トレスパッサー)

別名:尖兵怪獣
体長:92メートル
体重:2700トン
襲撃地:アメリカ西海岸(サンフランシスコ、オークランドなど)
武器・能力:四本の腕、角、尻尾
カテゴリー:不明(この個体が基準ならカテゴリー1か?)
出現年:2013年
名前の由来:頭の飾りの形(一番最初に現れたこと)から


本編冒頭、作中時間軸で初めて登場した怪獣。マグニチュード7.1クラスの揺れとともにチャレンジャー海淵より出現。
太平洋を横断し、サンフランシスコに上陸。金門橋を破壊するなど破壊の限りを尽くした。
初めて登場した怪獣ということもあり、突出した戦闘力は持たないが、スピードは後に登場した怪獣に比べても速い部類で、サイズも大きめ。


初めての出現ということもあり対策が後手に回ってしまった上、
通常兵器では有効打を与えられず6日間に渡り野放しにしてしまったこともあり、サンフランシスコなど三都市が甚大な被害を受けた。
米軍が苦渋の決断の末、オークランドを犠牲に放った3発の核弾頭でようやく仕留めることが出来た。
オークランドはその後、オブリビオンベイという破壊されたイェーガーの処分場になったという。


レッコナー

別名:怪獣寺院
体長:不明
体重:不明
襲撃地:香港
武器・能力:不明
カテゴリー:不明
出現年:2016年


2016年に香港に出現した怪獣。討伐にこそ成功したが相当な巨体かつ肉が猛毒で遺骸の片付けが進まなかったらしい。
そのため、死骸の跡には骨などを利用した貧民街が構成され、頭骨部には怪獣を崇める新興宗教の寺院が建立されている。
映画では寺院として登場した。


オニババ

別名:甲殻怪獣
体高:57m
体重:2040t
襲撃地:日本(東京)
武器・能力:ハサミ、甲殻、角
カテゴリー:カテゴリー2
出現年:2017年
名前の由来:1964年の日本映画『鬼婆』から


東京を襲ったカニに似た姿を持つ怪獣。どちらかと言えば防御に長けた怪獣で、持久戦向き。


コヨーテ・タンゴに撃破されるが、
被曝リスクのあるコヨーテにとっては硬いオニババは最悪の相手であり、パイロットはリタイアを余儀なくされた。
この襲撃は「オニババ事件」として日本で有名であり、森マコはこの事件の生き残りである。
頭骨は後にモニュメントとして三浦半島に飾られることになったらしい。


デザインモチーフには日本の寺社の意匠が取り入れられているとのこと。
マコがウサギ追いとなった際の回想で登場。この作品の中では小柄な怪獣だが、
マコが味わった恐怖の再現とあってかなりの恐怖感を観客にももたらした。


ヤマアラシ

別名:巨漢怪獣
体長:不明
体重:2500t
襲撃地:アメリカ(ロサンゼルス、ロングビーチ)
武器・能力:不明
カテゴリー:カテゴリー3
出現年:2017年
名前の由来:ヤマアラシから


別名のとおり、カテゴリー3最大サイズ記録をしばらく持っていた巨大怪獣。
ロングビーチを襲撃したが、ジプシー・デンジャーに撃破された。
本編ではガイズラーのタトゥーとして登場した。


マニラのカテゴリー4(仮称)

別名:不明
体長:不明
体重:不明
襲撃地:フィリピン(マニラ)
武器・能力:不明
カテゴリー:カテゴリー4
出現年:2019年


史上初めて観測されたカテゴリー4の怪獣。
怪獣の出現頻度も下がり、たまに現れてもイェーガーが蹴散らすという状況になっており、
弛緩した空気が支配し始めた2019年末に出現。中国のホライゾン・ブレイヴが迎撃に出たが大苦戦。


それでもなんとかホライゾン単騎で戦線を支えきり、
加勢に来たジプシー・デンジャーとラッキー・セブンと共に三機がかりでなんとか撃破した。
しかし、第3世代イェーガー含む、三機のイェーガーをもってしても大苦戦し、余裕綽々で怪獣を屠るのみだった戦況は一気に人類に不利な方向に傾いていく。
本編冒頭に死骸がチラッと登場した。
なお、小説版ではラッキー・セブンの代わりになんと、ストライカー・エウレカと戦っている。


ナイフヘッド

別名:衝角怪獣
体高:96m
体重:2700t
襲撃地:アメリカ(アラスカ州アンカレッジ)
武器・能力:頭部衝角、尻尾、腕
カテゴリー:カテゴリー3
出現年:2020年
名前の由来:頭部衝角から


作中冒頭でジプシー・デンジャーを大破に追い込んだ強豪怪獣。ナイフのような頭部から某大悪獣の影響が見られる。
カテゴリー3に分類されているが体躯はカテゴリー4の怪獣と遜色ない。


特に大都市もないアラスカを狙ったのだが、アンカレッジのジプシーが所属する基地を狙っていたとみられる。
怪獣の分析力は相当なものと推察できる。


当初はジプシーに押されており、プラズマキャノンを食らって海中に没したかに見えたが、これは死んだふりであった。
隙を突いた奇襲で頭部コクピットブロックを破壊し、ローリーの兄ヤンシーを食い殺すも、ローリーの決死の反撃でついに撃破された。


ヤンシーの死の感覚を共有し、さらにたった一人でジプシーを操った負荷もあってローリーはしばらくパイロットとしての再起ができなくなってしまった。


余談になるが、ないふへっど君というゆるキャラっぽいツイッターアカウントがあり、
パシフィック・リムを宣伝していたり、ゆるキャラ選挙に参加していたり色々な活動をしている。
目標の人はガチャピンらしい。


ムタヴォア(ブレードヘッド)

別名:破城怪獣
体長:不明(100m以上?)
体重:不明
襲撃地:オーストラリア(シドニー)
武器・能力:刺突腕部、頭部他全身のブレード
カテゴリー:カテゴリー4
出現年:2024年
名前の由来:不明(頭部のブレードから)


シドニーに現れ、旧市街地に作られた命の壁を初めて破壊した怪獣となった強豪。*1


しかし、命の壁破壊で疲弊したかストライカー・エウレカのエア・ミサイルで瞬殺されたため「カテゴリー4の面汚し」と言われることも。


ただし、実際はかなりの強者である。命の壁を破壊する前に日本のエコー・セイバーとオーストラリアのヴァルカン・スペクターを瞬殺したという設定があるが、一時期はこの設定がなくなりつつあった。また、スラターンがストライカー・エウレカに苦戦してたことも、それを後押ししている。


レザーバック

別名:電磁波暴獣
体高:81m
体重:2900t
襲撃地:香港
武器・能力:メイスのようなたくましい腕、強固な皮膚、背部EMP発生器官、電撃
カテゴリー:カテゴリー4
出現年:2025年
名前の由来:オサガメの英名+シルバーバック*2のダブルミーニング


香港を襲った二体のカテゴリー4の一体。たくましい腕を使ったパワフルな攻撃が売りだが、意外とテクニシャンでもある。手が人間や類人猿のように何かを握れるようになっており、そこら辺の建造物を拾って投げたりして攻撃できる。イェーガーすら数kmも投げ飛ばせるほどのパワーを持つ。強固な皮膚は防御にも攻撃にも役立ち、屈強な腕はメイスのようになっているため、破壊力がさらに増す。


海水から電気を発生させる電撃も可能で、後頭部のイソギンチャクみたいな部分が興奮すると帯電する。背部には、イェーガーや都市機能等の電子機器をダウンさせる程のEMPを放つ器官がある。


しかも、動きには鈍重さは一切無く軽快そのもの。イェーガーの中で最も軽業に長けたクリムゾン・タイフーンすら遅く感じるほどである。


激烈なパワーでチェルノを押しに押し、後述のオオタチとの連携で破壊。救援に来たエウレカもEMPでダウンさせるが、
ついに出撃した新コンビが駆るジプシー・デンジャーの執拗な頭部狙いの攻撃に弱ったが捨て身の猛攻に出たところにプラズマキャノンをしこたま浴びて敗れた。


ナイフヘッドの教訓から念入りにプラズマキャノンを浴びせられるおまけ付きであった。


ちなみに、後年のイェーガーであるタイタン・リディーマーは、レザーバックに対抗するかのような装備を持つ。


オオタチ

別名:凶悪翼獣
体高:63m
体重:2690t
襲撃地:香港
武器・能力:猛毒体液、強酸放射、尻尾、尾部先端握爪、舌部感覚器、飛膜
カテゴリー:カテゴリー4
出現年:2025年
名前の由来:大太刀ではなくて御立ち


レザーバックと共に出現したカテゴリー4の怪獣。前肢は非常に長くレザーバック同様に敏捷であり、狡猾さも併せ持つ難敵。カテゴリー4でもかなりのサイズを持つ。


体液の毒性は歴代でも最高クラスで、この体液をベースに作られた強酸を浴びると、イェーガーの装甲さえ無力化されるほど。


この体液を浴びてしまったチェルノは最大にして唯一の防御策であった装甲を無力化されてしまい、古強者にも関わらずあっけなく逝ってしまった。
舌の感覚器は触覚以外にも様々な物を観測出来るようで、生きた怪獣の脳標本とドリフトし秘密を探ったガイズラーを捜索する際に使用した。
チェルノに体液を浴びせ無力化し、クリムゾンのコクピットを尻尾の先端の爪で握りつぶして破壊し葬るなど大暴れ。


ガイズラーを捜索するべくレザーバックと別れたが、レザーバックはジプシーに敗れて死亡。


その後はジプシーとの戦闘に入ったが、体液放射はヤバさを理解されてあまり通じず体液袋を引き抜かれ、自慢の尻尾も氷付けにされ部位破壊されてしまう。
しかし最後の切り札である前腕部の飛膜を展開。飛行能力を開放すると一気に優勢になり成層圏上部からの突き落としを図るが
ジプシーも切り札であるチェーンソードを展開。翼を切り落とされ真っ逆さまに落ち死亡した。


妊娠してこの戦いぶりだったらしく、死体から「赤子怪獣 オオタチ幼獣」が産まれた。なおへその緒が絡まって窒息死した。
その死にたてホヤホヤの脳はガイズラーとゴッドリープがドリフトし、ゲートの秘密を探り当てることになった。


スカナー

別名:突貫角獣
体高度:134m
体重:3230t
襲撃地:チャレンジャー海淵
武器・能力:頭部大角、巨大な腕
カテゴリー:カテゴリー4
出現年:2025年
名前の由来:強い嫌悪をもたらすものという単語から


PPDCのポータル破壊閉塞作戦妨害のため現れたカテゴリー4二体の内の一体。


頭に水牛のような巨大な角があり、カタツムリのような触覚の先に目がある。
カテゴリー4とはいうものの、相方のライジュウ共々従来のカテゴリー4とは規格外の巨体を持つ。


相方と比べるとスピードで劣るが、タフネスとパワーは高い。
頭に刃物をぶっ刺されて海底火山に突っ込まれてもまだ平気で動けるんだから大したものである。


前述の通りの凄惨な攻撃を受けながら、
スラターンがエウレカにボコられて悲鳴を上げると救援に向かう律儀さを見せたが、エウレカの自爆に巻き込まれて死亡した。


ライジュウ

別名:巨顎海獣
体高:109m
体重:3475t
襲撃地:チャレンジャー海淵
武器・能力:頭部外骨格、尻尾
カテゴリー:カテゴリー4
出現年:2025年
名前の由来:雷獣から


スカナーと共に現れたカテゴリー4。ワニのような体つきをしており、水中での速さは大したもの。
頭部外骨格を閉じると某ウルトラ怪獣のようになり、この状態で突撃された場合凄まじい損害を受けるのは必至である。
尻尾も長く力強いため、叩きつけられればやはりただでは済まない。
パワフルなスカナーとの連携で苦しめるが、突進の勢いを逆に利用されチェーンソードで両断された。


スラターン

別名:大魔獣帝
体高:181m
体重:6750t
襲撃地:チャレンジャー海淵
武器・能力:長大な尻尾2本、超猛毒体液
カテゴリー:カテゴリー5
出現年:2025年
名前の由来:あばずれを意味する単語から


スカナー、ライジュウに続いて現れた観測史上初のカテゴリー5。観測された怪獣としてはぶっちぎりの超巨体を誇る。
シュモクザメのような頭を持ち、攻撃力・体液の毒性・タフネス・知能全てにおいて設定上トップクラス。


尻尾はそれぞれ先端付近で3叉に分かれており、
緩急を付けて幻惑しつつ本命の全力攻撃を叩きつけるなど武術の理論を応用したかのような攻撃が可能。


体液の毒性も設定上ではオオタチすら凌ぐもので、浴びたらひとたまりもない。
巨体に某怪獣王っぽい背鰭がある背中など、怪獣の王としてデザインされたことが伺える。


作中ではスカナー、ライジュウに続いて登場。3VS2の戦いを強いる。
尻尾や巨体を利して数の暴力を使いつつ優位に進めるかに思われたが、存外苦戦する。おいおい。


大破したエウレカに自爆攻撃を仕掛けられ、
ゲート破壊のために用意された核爆弾にエウレカのリアクター爆発が加わった壮絶な爆発を浴びても耐え切った辺りは
カテゴリー5の面目躍如であったが、さすがに万全で戦うわけには行かなかったようで、ボロボロのジプシーに敗れ、
その体を怪獣以外通さないゲートを開ける鍵にされた。


  • その他

他にもユーコン・ブロウラーに撃破されたカーロフ、ヴァルカン・スペクターに撃破されたスパインジャッカル、東京に出現したラグナロクなど様々な怪獣がいた。


怪獣出現マップ

海外有志作成の怪獣出現マップがあり、襲撃地が様々ということがわかるので興味があれば見ると面白いかも。
詳しくはググってくれ





以下ネタバレにつき反転


先駆者プリカーサー


チャレンジャー海淵の底に開いたゲートの先にある世界、『アンティヴァース』の住人。非常に高度な文明を築き上げている存在。
クローン技術を使い怪獣を作り上げ、送り込んだ怪獣が得た人類側兵器の弱点や特性を見極め対策し、後続の怪獣に取り入れるフィードバックを行っていたのは彼らである。
恐竜時代に一度ゲートを開き地球侵略を狙ったが、大気の組成が彼らの生存に適さない成分だったため断念したという前歴がある。
しかし、近年の大気汚染で生存できる組成になりつつあったため再度ゲートを開き、怪獣を送り込み始めた。
環境汚染が原因でピンチに陥るのは特撮の王道と言える展開である。
Kaiju Blueの毒に大気汚染効果があるのも、彼ら好みの大気に作り上げかつ人類を滅ぼすという狙いがあるのかもしれない。なんとも狡猾である。
イェーガーの集結地となった香港に精鋭を送り込み2体のイェーガーを破壊するなど冷静に相手の狙いを見極め、
さらにゲートに攻め寄せてきたイェーガーを迎え撃つゲート防衛要員としてスカナー、ライジュウ、スラターンという用意出来た中でも最大戦力といえるであろう3体を投入し完全勝利を目指したが
ジプシー・デンジャーにゲートへの突入を許し、ジプシーの自爆攻撃で一部のプリカーサーをもろともにゲートを破壊され、地球侵略は失敗に終わった。
ただ、これでプリカーサーが全滅したとは思えないため、続編では再びゲートを開けて攻めて来るかもしれない…。




ちなみに、地球に送られてくる怪獣たちは、あらかじめ殺し合いをさせられて勝った個体をさらに調整された存在であり、奴隷そのものなのだ…。





加筆・修正は、Wiki篭もりがやってくれると思っていた、だが実際は―


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  • 最優秀KAIJUはオオタチかな。残存する全イェーガーとやり合って共同で二機撃破してるし
    次点で焼き土下座喰らっても健気にスラターン援護に動くスカナー -- 名無しさん (2013-10-18 22:20:22)
  • ↑与えた被害ならトレスパサーかな。 -- 名無しさん (2013-10-18 22:38:24)
  • 近頃のクリーチャーは実際に行動してる所を見ないと全く怖く無い、いわば「頭で考える恐怖」を持ったタイプが増えて来てるけど、KAIJUは一目見ただけで「あ、勝てない。」って理屈抜きのプリミティブな恐怖を本能に与えてくる所がまた素晴らしい。 -- 名無しさん (2013-10-18 23:02:31)
  • 瞬時に小気味良い名前を名付けるテンドー・チョイの優れた命名センスとそれを速攻で受け入れるよく訓練された環太平洋防衛軍 -- 名無しさん (2013-10-19 00:01:31)
  • こちらには二つ名とステータスを書くぜ -- 名無しさん (2013-10-19 03:49:13)
  • レザーバック系でイェーガーを潰した後 -- 名無しさん (2013-10-19 21:09:14)
  • レザーバック系であらかたイェーガーを潰した後、壁の完成で安心させたところで、オオタチ系の投入が、効率のいい人類の滅ぼし方かな? -- 名無しさん (2013-10-19 21:11:52)
  • なんとなく忍殺語っぽいアトモスフィアが愉快w -- 名無しさん (2013-10-19 22:30:44)
  • 既に二匹いるのにその上で『カテゴリー5だ!』ってセリフ聞いた時の絶望感ったら。実際自爆かまさなきゃ人類終わってたよなあ -- 名無しさん (2013-10-21 17:53:27)
  • 日本版パンフに書いてた別名について追記。多分非公式だろうけどいかにもで美味しいので -- 名無しさん (2013-10-21 19:07:40)
  • マニラのはホライゾン含めて三機で倒したんだぞ。ホライゾンが堕ちたのはリマだから -- 5588 (2013-10-25 12:28:30)
  • スラターンたち最終決戦の怪獣トリオ、陸上戦での暴れっぷりも見てみたかったな…… -- 名無しさん (2013-10-27 22:23:28)
  • あの後は怪獣の身体に更に高値が付くようになるんだろうなぁ -- 名無しさん (2013-10-27 22:25:49)
  • ↑日本のどっかの海岸線に置いといたKAIJUの頭蓋骨とか削って持って行こうとするやついそうだよな -- 名無しさん (2013-12-17 17:36:56)
  • イェーガーが対怪獣戦に必要とされるだけの説得力を考えると、怪獣のハイブブレインとそれを作ったプリカーサーがますます怖くなる。 -- 名無しさん (2013-12-17 17:47:58)
  • オニババの顔はレギオン、ナイフヘッドはギロンに似てると思ったけど、オマージュかな -- 名無しさん (2014-01-01 13:48:28)
  • ゴジラ怪獣だと、ゴジラ、モスラ系、ギドラ系にはかなわないと思うがガイガンはどうだろう -- 名無しさん (2014-01-04 18:47:15)
  • 初めてナイフヘッドって名前を聞いた時はガメラのギロンが思い浮かんだけど、もしかしてギロンがモチーフだったりするのか?(頭が刃物繋がり) -- 名無しさん (2014-01-04 19:49:11)
  • マニラのカテゴリー4にエウレカが参戦したのは小説版の方で、映画ではジプシー、ホライゾン、ラッキーセブンのチームだったみたいです。なおそのカテゴリー4は有刺鉄線の様なトゲだらけの尻尾を持ってるようです。 -- 名無しさん (2014-01-14 22:47:23)
  • 打撃中心の闘い方と必殺技は最後ってのにも理由あるとは知らんかった。すごい考えられてるわ -- 名無しさん (2014-01-15 09:38:01)
  • 本編には出て来てないKAIJUやイェーガーの動くところが観てみたい‼︎ -- 名無しさん (2014-02-16 03:11:45)
  • レザーバック&オオタチの怪力怪獣と有翼怪獣のコンビはティガのゴルザとメルバを彷彿させるな -- 名無しさん (2014-03-08 11:35:14)
  • こいつらを送ってきたあいつらはヤプールに似てるな --   (2014-03-15 03:31:00)
  • スカナー「おいライジュウ、いつ人類滅ぼしに行く?」ライジュウ「来週(ライジュウ)。」 -- 名無しさん (2014-03-30 20:19:31)
  • ↑スカナーくん、ライジュウくんの座布団全部持って行って。 -- 名無しさん (2014-07-17 13:34:14)
  • ↑9 KAIJUがハリウッドに来たゴジラを作品乗っとりに来たと勘違いして勝負を挑むSSがあったがレザーバックがゴジラに尻尾の一撃で瞬殺された。レザーバック2900トン、ゴジラ9万トンだからしゃあないが……何故パワー系はかませにされるんだろうか…… -- 名無しさん (2014-08-11 09:38:49)
  • ↑2 レザーバック「じゃあオオタチねーさん、パシフィック・リムの見所をお願いします」オオタチ「なんと言っても、香港での私の大立ち(オオタチ)回りに御注目ください!(^_^)/」 -- 名無しさん (2014-08-11 22:18:01)
  • ↑スカナーくん、オオタチくんに座布団1枚あげてください。ついでにライジュウくんの座布団二枚持っていって -- 名無しさん (2014-08-11 23:23:47)
  • こいつらの見た目がどれも似たり寄ったりに感じるのがちと残念。ウルトラマンやゴジラの怪獣みたいに一目で違いが分かる造形は難しいのかな? -- 名無しさん (2014-08-11 23:47:15)
  • ↑クローンだからじゃない? -- 名無しさん (2014-08-12 00:12:22)
  • ↑アニメだけどエヴァの使徒だって遺伝子同じなのに造形がバラエティーに富んでるじゃない。設定の縛りにとらわれてほしくなかったな。まぁここまで求めるのは贅沢か -- 名無しさん (2014-08-12 00:26:22)
  • カラーリングはもっと差別して欲しかったかも。そうするだけで印象かなり変わると思うわ -- 名無しさん (2014-08-12 11:53:16)
  • ↑7 レザーバックが喧嘩っ早くて男気があるキャラ付けですごく納得した。 -- 名無しさん (2014-08-18 13:42:24)
  • ↑名前のせいでババァキャラにされたオニババェ…… -- 名無しさん (2014-08-18 15:07:28)
  • ↑SS見て思うんだけどカテゴリー4が三体束になって挑んでもゴジラには敵わないんだろうな・・・ww -- 名無しさん (2014-08-23 01:09:02)
  • ↑核で死ぬ奴と核から生まれた奴じゃあねえ… -- 名無しさん (2014-09-07 19:22:06)
  • 数万度の熱線を常時打ち放題とか完璧にゴジラってこいつ等の天敵だもの、自衛隊のメーサーとかも設定どおりなら命中した個所を瞬時に蒸発させるから毒液も怖くないし徹底的にメタ貼られてる -- 名無しさん (2014-09-07 20:15:24)
  • ↑熱線の威力も脅威だが肉弾戦でもゴジラには敵わない、カテゴリー5のスラターンですら初代ゴジラの体重の約三分の一しかない・・・ -- 名無しさん (2014-09-10 22:48:18)
  • ↑ライジュウ「ウランとか食ってみようかな」 -- 名無しさん (2014-09-11 23:30:17)
  • スカナー「海底火山超熱くてマジ勘弁」 ゴジラ「少し熱い温泉みたいなモンだろ?」 スカナー「・・・・・・」 -- 名無しさん (2014-10-02 01:18:47)
  • そっかスラターンでも昭和クモンガより軽いんだ・・・網破れるか心配になってきた -- 名無しさん (2014-10-04 15:11:28)
  • そりゃ火山の火口に落とされても、マントルの超高熱にも圧力もモノともせずに泳いで帰ってくるやつからしたらちょっと暑い温泉とも感じてないだろうな --   (2014-10-04 15:14:21)
  • 怪獣王の世界じゃこいつらもヒヨッコとか先輩パネェな。まあこっちは見方変えれば単なる兵器だから仕方ないか -- 名無しさん (2014-10-04 15:19:49)
  • オオタチ「カイジュウ・ブル、翼を授ける。」 -- 名無しさん (2014-11-01 13:49:23)
  • カーロフの別名は間違いなく「フランケンシュタインの怪獣」だろうなあ。吸血怪獣がいたら「ルゴシ」か? -- 名無しさん (2014-11-13 01:08:33)
  • ウルトラワールドに出てきたらパワードさんの出番だな -- 名無しさん (2015-02-02 03:51:45)
  • ナイフヘッドの元ネタはガメラのギロンかな -- 名無しさん (2015-04-22 01:15:08)
  • ラストの3体が爬虫類みたいに身体くねらせて泳いでるのに対しナイフヘッドは犬掻きで泳いでるのを見ると種類によって泳ぎ方が違うのかなと思ったり -- 名無しさん (2015-05-19 22:50:57)
  • 自爆寸前のジプシーを見てたプリカーサーって、何をしですか分かって絶望しただろうな -- 名無しさん (2015-06-21 13:46:55)
  • ↑小説版では顔に恐怖の色がありありと浮かんでたって描写されてたし、多分あれでものっそい死んだに違い無い -- 名無しさん (2015-06-21 16:51:31)
  • 異次元から怪獣を送り込んでくる。まるでヤプール人だ -- 名無しさん (2016-01-13 04:08:07)
  • 体重とかその辺を考えないようにしたらレザーバック&オオタチのコンビならギャレゴジと互角に渡り合えるのではと思う。レザーバックはEMP持ってるからギャレゴジの熱戦に干渉できるかもだし、オオタチは溶解液を中心に飛行してヒットアンドアウェイに徹したら結構いいとこ行くのでは。 -- 名無しさん (2016-02-13 12:03:29)
  • ↑1対多数 -- 名無しさん (2016-02-13 15:53:54)
  • ↑↑失礼 ギャレゴジが1対多数と飛行持ちが苦手なのは証明済みだからな -- 名無しさん (2016-02-13 15:55:30)
  • イェーガーの項目といいこれといいなんで反転がリンクになってんだよ -- 名無しさん (2016-03-06 01:40:04)
  • 終盤の怪獣を次々と作り出さなければならなかった生産担当はブラック企業の社畜めいた気分だったんじゃないかと思うとなんか同情する -- 名無しさん (2016-03-06 17:47:23)
  • ↑ナイフヘッド系統多めだったしね -- 名無しさん (2016-03-06 22:17:21)
  • 改めてみると虫っぽいのがいないんだな。創造主が虫っぽいからか、向こう側の世界には虫に相当する生命体がいないのか --   (2016-03-06 22:34:20)
  • ↑オニババはかろうじて節足動物めいた姿だったけどね。 -- 名無しさん (2016-03-20 16:55:51)
  • レザーバックはレッドキングみたいに愛嬌があって感情豊かな奴なのに、周りの奴ら誰もわかってくれない・・・ -- 名無しさん (2016-10-01 00:14:18)
  • ↑エウレカを機能停止させた後「なんで止まってんのコイツ」みたいな顔で回りウロウロしてるの可愛いよね -- 名無しさん (2016-10-06 00:35:13)
  • ↑そーそー、その後の「おーい、どーしたー?コツン」とかジプシーに後ろ取られたときの「ん?」みたいな顔芸とか投げ飛ばされたときの激怒っぷりとか -- 名無しさん (2016-10-12 19:23:53)
  • ↑ジプシーに両頬からコンテナパンチくらった時の表情も割と面白いしな。それに単純に考えてもEMPパルスの放電を纏うゴリラ的パワー型怪獣っていうビジュアルからしてドンピシャだったわ。 -- 名無しさん (2016-10-18 23:07:46)
  • ↑そう!それわかってくれる人いて嬉しいわ~ -- 名無しさん (2016-10-18 23:20:39)
  • でも本来まだ上があるんだよね。「いままでのは斥候。いずれ軍隊が来る」みたいなこと言ってたし。限界が見えないのも恐ろしいわ -- 名無しさん (2016-10-18 23:49:21)
  • ↑あれ「カテゴリー4までは斥候に過ぎない」みたいなこと言ってた気がしたからスラターンなどのカテゴリー5あたりが本番ってことかと思ってたけど違うんかねえ。まぁスラターンがあれだけのサイズと戦力でありながらレザーバックやオオタチみたいな特殊武装を備えてなかったあたり伸び代はありそうよね。 -- 名無しさん (2016-10-18 23:55:07)
  • 昔どこかで見た、かつてプリカーサーたちははるか古代にも怪獣たちを引き連れて攻め入ってきたが(レジェンダリー繋がりで)ギャレゴジ筆頭にペルム紀の地球怪獣軍団に応戦されて撤退した、という説狂おしいほど好き -- 名無しさん (2017-04-29 01:33:45)
  • ↑良いよな、分かるよ -- 名無しさん (2017-04-29 01:58:11)
  • ↑×2 今度の映画に出て来るキングギドラはプリカーサー達が作ったKAIJUの試作タイプ、何て設定はどうだろう?最も地球原産のギドラっていう可能性もあるんだけど -- 名無しさん (2017-04-29 08:57:39)
  • ↑宇宙超恐獣かな?w 地球産ギドラもありえなくはないがコング映画では島の地下は異界に繋がってるみたいなこと言ってた気がするので地球産は地球産でも異次元怪獣の可能性もある。そこでまたプリカーサー&パシリム怪獣の時空の裂け目と関連付けられる説も出てきてるらしい。パシリムがモンスターバースの別アースになる可能性も? -- 名無しさん (2017-04-29 09:14:27)
  • KAIJUを知ってまずフィギュアのナイフヘッドにハマり、次に劇中の活躍からオオタチorレザーバックに惚れ、ラスボスということでスラターンに目移りし、やがてその側近のライジュウにガボラ的アトモスフィアを感じて心奪われ、紆余曲折あって最終的に好きなKAIJUはナイフヘッドに戻る。そんな感じ。 -- 名無しさん (2017-05-10 22:52:21)
  • 体長は誤訳だな。実際にはheightだから全高、つまり日本の特撮映画の怪獣の多くよりもデカイ。の -- 名無しさん (2018-04-08 21:44:25)
  • 雷獣って名前聞いてその瞬間「お前みたいなサンダースがいてたまるか!」って思ったよ -- 名無しさん (2018-05-10 19:10:12)
  • 散々搦め手やコクピット狙いで攻めてきた怪獣が最終的に「デカければ強いし完膚なきまでにぶち壊せばコクピットなんか狙うまでもない」って至極シンプルな結論に行き着いたのには感慨深いものがある -- 名無しさん (2018-05-12 14:31:51)
  • ↑それをメインにしたレザーバックとオオタチがジプシーに倒され、ズタボロになったエウレカ相手にスラターンが大苦戦したのを教訓にしたんだろうな。 -- 名無しさん (2018-05-16 01:02:30)
  • スラターンとライジン、カテゴリーは同じ5だけど強さはどちらが上なんだろうか? -- 名無しさん (2019-05-13 21:11:09)
  • アックスヘッドとかナイフヘッドとかスラターンとかに見られる、足とか腕とかに穴が開いてる造形が好き。量産するため -- ガイズラー (2021-11-15 11:35:56)
  • アックスヘッドとかナイフヘッドとかスラターンとかに見られる、足とか腕とかに穴が開いてる造形が本当に好き。量産するためにいらない部分は肉もつけないのか、筋繊維も改良されて少しの筋肉で良くなったからかはわからないけど、異形感が伝わってくしプリカーサーKAIJU開発部の妄想が捗る。 -- ガイズラー博士 (2021-11-15 11:39:09)
  • プリカーサーの裏設定がデル・トロ監督によって明かされた -- 名無しさん (2021-12-27 22:04:57)
  • モンスターバースゴジラは体重9万tだからスラターンですら10分の1以下か。ゴジラが重すぎるのかこいつらが軽すぎるのか。 -- 名無しさん (2022-06-13 11:37:01)
  • スラターンって、伝説上の巨大なバケガニ「サラタン」由来だと思ってたけど、ちゃうんか -- 名無しさん (2022-09-26 13:08:32)

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*1 一時期はシドニーと呼ばれたこともあった。
*2 成熟して背中の毛が銀色っぽくなったオスのゴリラ

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