天野美汐

ページ名:天野美汐

登録日:2012/06/23(土) 22:34:32
更新日:2023/08/11 Fri 16:43:11NEW!
所要時間:約 4 分で読めます



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key kanon サブキャラ 坂本真綾 おばさんくさい 天野美汐



「そんな酷なことは無いでしょう…」






key制作のゲーム「Kanon」に登場するサブキャラの1人。
CV:坂本真綾



誕生日:12月6日
血液型:A
身長:159cm
体重:44kg
スリーサイズ:B80/W53/H79



ヒロインの1人である沢渡真琴の個別ルートにて登場する。祐一より1学年下の後輩であるがオバサン臭いという印象。
(彼女曰く「物腰が上品」)



口数が少なく物静かな性格で、この年にしてどこか達観した感じのある雰囲気を漂わせている。
故にクラスでも浮いた存在となっており孤独な学園生活を送っている。
校門の前で祐一を待っている真琴の姿を見て何かを知っているようなことを呟く。
それがきっかけで祐一に「真琴と友達になってほしい」と持ちかけられるが、
その際には何故か憎しみすらこもっているかのような態度で明らかな拒絶を見せていた。
(京アニ版での祐一は直前の舞が美汐を見た際に発した「彼女なら…」という言葉にも影響されていた)



以下、真琴ルートでのネタバレ含む。





















真琴の正体や体調不良の原因を全て知っている真琴ルートでの重要人物。
彼女も過去に辛い経験に遭ったことを思い出してしまうようであり、
自分には関わらないでほしいと祐一から距離を置いていたが真琴のために必死に奔走する祐一の姿を見て、全てを明かす。



作中の舞台である街にある「物見の丘」に生息しているキツネには不思議な力が宿っているとされ、妖狐として減殺に至るまで災厄の象徴とされてきていた。
しかし美汐は狐たちがそんな存在ではないこと、そして彼女も過去に真琴と同じ人間に化けた狐と同じ時間を過ごしたことがあるのだと言う。



だが、段々と色々なことを忘れていき弱っていくその子の姿をただ見ていることしか出来ず、最終的に消えてしまったことがトラウマとなってしまう。
以来、彼女は現在の物静かな性格へと変わり、他者と極力関わらないように過ごしてきたのだ。


このことを話す以前にも美汐は真琴の事、つまりは狐が人間になって姿を現す「束の間の奇跡」について話しており、
その奇跡の代償が記憶と命であること、情が移れば移るほど別れは辛くなること、真琴はただ祐一に会いたいがために姿を現したであろうことなどを語っている。
祐一を遠ざけていたのも、かつて自分が何も出来ずに救えなかったトラウマのことを思い出してしまうという理由からであった。
そして最後に、高熱を発した時はその時がそうであるということを祐一に伝えた。




後に真琴は彼女の言うとおりに高熱を発し、まるで幼い子供のように衰えていってしまう。
何か出来ないかと考えた末に祐一は美汐に対して真琴と会ってほしいと頼み、彼女もそれを了承する。
怯える真琴に対して美汐は、普段の雰囲気とはかけ離れたつとめて親切な優しい態度で真琴と接し、
言葉もまともに話せなくなってしまった真琴に自分の名前を思い出させることに成功する。
(京アニ版だとそれに加えて祐一の名前も呼ばせている)


礼を言う祐一に対して美汐は最後に以前と同じようにもう一度高熱を出したら今度こそ乗り切れないであろうことと、
真琴がしたいことがあったのなら叶えてやってほしいということを伝えてその場を後にしていった。







全てが終わった後、落ち込みはすれども変わらずに振る舞っている祐一の姿や真琴との触れ合いで何か思うことがあったのだろうか、
祐一との会話でいつもの物静かな態度ではなく、本来の彼女の姿であろう明るい立ち振る舞いを見せており、笑顔も浮かべていた。



■主なセリフ


「…あの子は、ただ相沢さんに会いに来ただけでしょう。それ以外に理由は無いはずです」


「その思いだけが、今のあの子を人の形に留めているのです…」


「私は、楽しい日々がずっと続くと思っていた…!」


「相沢さんは、どうか強くあってください」


「はじめまして、天野美汐と言います。おなまえは?」


「この子が望んでいたことがあるのなら、どうか、叶えてあげてください…」


「もしかすると、この町の人間が半分くらいがあの子たちなのかもしれませんよ」




真琴ルートの最後にKanon全体のテーマでもある「奇跡」について祐一に話しており、
直後の真琴のCGも合わせて彼女の言葉の意味するものは何なのかプレイヤー間で意見が分かれている。




余談ではあるが中の人が今でこそ有名なまーやではあるのだが、彼女の登場は他のサブキャラと比べて微妙に遅く
PSP版などのパートボイスの作品では実際に喋る彼女の姿を見れるのは終盤の極一部だけになってしまうという罠が存在してたりする。


また、ラジオドラマ「Kanon~水瀬さんち~」にも登場。本編に比べ出番は多い…が、
祐一の行く先々に突然現れたり、
姓名判断で自分と祐一が結婚する仮定で相性診断をしたり、
祐一との未来を妄想した日記を記していたり
完全に祐一LOVE、どころかヤンデレに片足を突っ込んでしまっている程にキャラ崩壊してしまっている。
まーやボイスでねっとりと囁く「運命…ですから」はなかなかの迫力。




「もし奇跡を起こせたら…相沢さんなら何をお願いしますか?」








追記・修正は辛い経験をしても立ち直れる方がお願いします。


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  • エクレール ファロンだと -- 名無しさん (2016-04-09 14:18:16)
  • 名前の元ネタが小沢さとるの「サブマリン707」という説がある。「サブマリン707」の中に、海上自衛隊の潜水艦乗り、亜間野(あまの)三佐が海自の実験潜水艦「うしお号」を強奪する短編「盗まれた潜水艦編」が登場する。「亜間野+うしお→天野美汐」。単なる偶然の可能性もあるが。 -- 名無しさん (2016-04-23 14:16:35)

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