川澄舞

ページ名:川澄舞

登録日:2011/01/01(土) 19:26:29
更新日:2023/08/11 Fri 16:42:42NEW!
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「……私は、魔物を討つ者だから」




川澄かわすみ まい


PC・DC・PS2・PSPのゲームソフト「Kanon」のヒロインの一人で、声優は田村ゆかり


誕生日 1月29日(水瓶座)
血液型 O型
身長 167cm
体重 49kg
スリーサイズ B89/W58/H86



テーマ曲 「少女の檻」


口癖・名(迷)セリフ
「嫌いじゃない」
「はちみつくまさん」
「ぽんぽこたぬきさん」
「……」
「ずっと私の思い出が……佐祐理や……祐一と共にありますように」



主人公・相沢祐一の一年先輩で、自らを「魔物を討つ者」と称して剣で武装し、深夜の学校で不可視の怪物と戦うクールで謎めいた少女。


祐一とは彼が机に忘れた名雪のノートを取りに夜の学校に忍び込んだ時に出会い、翌日再会した時に佐祐理の誘いに乗れば、
祐一は昼に二人の所に通い、夜は舞に差し入れを持っていくようになる。


性格は無口で無表情なため誤解されやすいが、本当は不器用ながらも優しく素直である。
一見クールに見えても、鍵ヒロインの例に漏れずかなりの天然ボケであり、
タコさんウインナーや動物しりとりを好むなど(しかも動物に「さん」をつけるためあっさり自爆する)、
外見に反して中身は非常に子供っぽい。


無垢故に裏表がなく、思った事をはっきり言ったり隠すべき事をすらすら言ったりするため祐一を慌てさせる事もしばしば。


親友の佐祐理とは、空腹のために学校に入り込んだ山犬の気を静めるために自分の腕を噛ませていた所、佐祐理が自分の弁当を差し出した事で出会った。


好物は牛丼で、佐祐理と初めて会った時も昼食に学食の牛丼を食べた。つゆが多い方が好み。
これはネタにされており、祐一が差し入れに牛丼を持って来た際、
牛丼を持って逃げる」「牛丼を置いて逃げる」という至極どうでもいい選択肢が発生する(しかもどちらを選んでも舞の牛丼はだめになる)。
その他和食を好み、嫌いな食べ物は特にない(謎ジャムは例外)。



成績は優秀だが、魔物との戦いによる校舎の傷痕やガラスの破損の犯人と見做されているため、教師や一般生徒達からは不良として白眼視されており、
舞の真の優しさを知っている親友の佐祐理くらいしか友人はいないが、本人は佐祐理と祐一さえいればいいと特に気にしていない。
その分佐祐理を大切に思っており、自分自身を顧みない悪癖と相俟って彼女に何かあると我を忘れてしまう事が多い。


祐一は常に無表情な彼女を笑わせたいと考えているが失敗続き。
しかし可愛い事を言わせるという方はYes/Noの意思を「はちみつくまさん」「ぽんぽこたぬきさん」で示させる事に成功して果たされた。


無頓着にも髪を石鹸で洗うなどがさつな印象を受けるが、
そのわりに佐祐理が気を回しているのかファッションセンスは悪くなく、ピンク系で統一したドレス姿や青系で統一した袴姿はなかなか。
本人は学校の制服を気に入っているが、それは動きやすいという至極合理的な理由である。



本来はボケキャラであるが、祐一と佐祐理との掛け合いでチョップツッコミを習得。
しかしツッコミ所をわかっていないため単なる照れ隠しとして使われたりする。



休日は佐祐理の家に行ったりするが、父親が議員をしている佐祐理の家は広いため、
ふらふらとどこかに行ったと思ったら父親の部屋の椅子で眠りこけて家の人を驚かせたりする。
一方であまりどこかに遊びに出かけたりする事は少ないらしい。



舞の戦っている「魔物」は舞が多くを語らないために詳細は不明だが、不可視かつ複数おり、いるかどうかは気配や移動時にたてる物音で判断するしかない。
舞は残りの数が分かるらしく、残りは少ないらしい。また、なぜか祐一には強く反応し積極的に襲ってくる。




※以後、ネタバレ





























実は舞は幼い頃超能力のような力が使えた。
これは難病に犯されていた母親を救いたいと願い手に入れた力で、実際に母親を救ってみせた。
更に蘇生・治癒だけでなく、様々なことが出来ることにも気づく。
それを知った叔母によってテレビ番組に出演されられて力を披露した以降はいじめられるようになる。引っ越しても結果は同じで、いつも一人で麦畑で遊んでいた。


しかし10年前の夏、その力により彼女自身と彼女の力を受け入れられる人物である祐一の訪れを感じ取り、彼を麦畑に導いて一緒に遊んだ。
祐一は舞の力を見ても偏見を抱かず、ウサギの耳のカチューシャをプレゼントするなど友人として振る舞っていて、
舞も祐一の影響で力をまた好きになれそうになった。


なお、導かれていたためにどの様にして麦畑に行っていたのかは祐一はよく分かっておらず、肉体は麦畑に行っていない可能性すらある。
舞との記憶が曖昧だったことはトラウマもあるがこれも大きく影響しており、特にどうやって麦畑に行っていたのかは舞のことを思い出した後も思い出せなかった。


そしてこの交流は、まだ子供の祐一は夏休みが終われば帰らねばならず、2週間ほどで帰る事になったことで終わりとなる。
なんとかして祐一を引き止めようと必死な舞は遊び場に魔物がいると言えば助けに戻ってくると考え、
力を解き放って魔物を創りだし、祐一に電話して助けを求めた。
しかし祐一の方の意識としてはただ友達と遊んでいただけという意識の違いもありそれを信じず、何よりも親には逆らえないためそのまま帰ってしまった。
そして祐一もまた力を嫌って逃げたのだと勘違いした舞は力を拒絶し、自分が創った魔物と一人で戦い続けた。
麦畑が学校へと姿を変えても、自分が何のために戦っているのか忘れてしまっても戦い続けた。
それが魔物の正体である。


ここからも分かるように魔物達は舞の一部であり、『彼女達』を倒す度に舞の身体は破壊されていくことになる。
『彼女達』はいつでも本来の居場所である舞のなかへ帰りたかったが、暴力的な力を相手に打ちつけることでしか意思伝達の方法を知らなかった。
祐一に反応したのは彼を通じて舞に意思を伝えるため。



トゥルーエンドでは祐一の説得もあり、一悶着あったものの舞は力を受け入れた。
その後、魔物をあらかた倒したことで重体になっていた影響でそのまま亡くなってしまうものの、
彼女の力によって祐一と過去を遡り*1
再び二人の出会いからやり直し始め、最後は舞と佐祐理と一緒に卒業式を迎えて物語は終わる。






「追記・修正……嫌いじゃない」


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  • 今年から初めてこの子を知りました。 -- 名無しさん (2016-04-08 23:20:39)
  • え? 原作だとそんな展開だったったけか? 京アニ版と同じで普通に回復して普通に卒業式を迎えたもんだと思ってたけど… -- 名無しさん (2020-09-26 18:52:20)

#comment

*1 舞が死亡したと思われる直後で詳しく説明する余裕もなく、突然場面転換を繰り返したために、祐一(とユーザー)は混乱することとなった

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