登録日:2021/12/09 THU 00:03:30
更新日:2024/06/14 Fri 13:59:20NEW!
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遊戯王 遊戯王ocg 遊戯王ocg種族項目 サイバース族 遊戯王vrains イグニス playmaker 藤木遊作 soulburner 穂村尊 ブルーメイデン 財前葵 トポロジック マリンセス 海晶乙女 サラマングレイト 転生炎獣 斬機 コード・トーカー @イグニスター リンクリボー gゴーレム
これが、ハノイの騎士と戦うための最強のデッキ…
俺たちはようやく手に入れたんだ
復讐者としての力を
ここでは、遊戯王OCGに存在する種族の1つ、「サイバース族」について解説する。
概要
新マスタールール移行、アニメ遊戯王VRAINS開始と同時に追加された、25番目の種族。
VRAINS期に出ていたサイバース族はコンピュータやネットワーク関係の要素をモチーフにしているか
アニメ内で「イグニス」と呼ばれる生命体が使用したデッキ、という特徴がある
(ただしアニメ未登場の星遺物カードの一部にもサイバース族モンスターはいたし、
逆にアニメに登場した中でもリボルバーの使用した下級ドラゴン族やゴーストガールの【オルターガイスト】のように、
ネットワーク関係を由来にしてもサイバース族ではないモンスターが登場している)。
「ネットワーク関係」という由来は視認できない要素のため、モンスターのデザインは人型から動物まで多種多様に存在する。
ある意味「○○を描かないといけない」等の作画上制約が無いので、デザインの自由幅でいえば機械族や悪魔族、天使族以上になるかもしれない。
VRAINSの放送が終了してからは、星遺物以外にもこれらの特徴に属さないサイバース族も増えている。
傾向としては「幻想・架空の存在」、「高次生命体」、「最新鋭装備に身を包むサイボーグや未来人」が多い。
大きいコンセプトは「展開特化」。
10期に登場しただけあり、すっかり標準装備になっている「高い展開力」を種族単位で確保しており、EXデッキのカード、特にリンク召喚に主眼を置いている。
リンクモンスターの内訳もサイバース族が圧倒的に多く、展開力をもって様々なリンクモンスターを使い分けることができるため、リンク召喚と密接な関係を持っている。
逆にサイバース族の弱点については、以下が挙げられる。
- EXデッキの素材だと割り切ったためか、メインデッキのサイバース族は攻守ステータスが低く、除去効果などの搦め手も少ない
特に初期に出た、展開に貢献しないサイバース族モンスターの評価は散々だった - そのためEXデッキメタ、特殊召喚メタを受けると途端に機能不全に陥る
この辺り、メインデッキ内でギミックが殆ど完結していてEXデッキの重要度が低い恐竜族とは対照的 - 手札からの特殊召喚に特化しているため、手札消費が非常に荒い
- 通常召喚時に効果を発動するカードが多く、召喚権の取り合いになりがち
- リンクモンスターに依存している分、リンクモンスターを素材にした超融合に弱い
サイバース族のシリーズ・テーマ
- コード・トーカー、ファイアウォール
使用者:藤木遊作/Playmaker
プレイメーカーがデータストームにて手にしたリンクモンスター達。
リンクモンスターはやや戦闘に偏った効果だが効果への耐性も持ち合わせており、更にトーカー達をアシストするメインデッキのカードも多岐に存在する。
アドバンテージを確保しやすいためモンスターと魔法の枚数をそこそこに抑え、汎用的な妨害用罠カードに枠を割いたデッキがよく見られる。
後述の《ファイアウォール・ドラゴン》もOCGオリジナルの下級が増えてテーマ化した。
使用者:穂村尊/Soulburner
元々の持ち主が「不屈の魂」なだけあり墓地からの展開と回収を得意としており、同名カードを素材にした「転生リンク召喚」という大技を持っている。
使用者:財前葵/ブルーガール
墓地効果も駆使し少ない手札消費でリンクモンスターを召喚する合理性と、手札から発動できる罠カードで相手を追い詰める。
使用者:地のイグニス/アース
強力な耐性を持つリンクモンスターを据えた、防御能力の高いデッキ。
使用者:闇のイグニス/Ai
仲間思いのお調子者が、全ての仲間を失った後に決意を固めて使用したデッキ。
高い展開力を駆使して、役割の異なる切り札を使い分ける器用なデッキ。
OCGオリジナルの、数学をモチーフにしたデッキ。
リンク召喚ではなくシンクロ召喚・エクシーズ召喚を狙うデッキになっている。
代表的なサイバース族カード
モンスターカード
- サイバース・ガジェット
吊り上げ効果と、トークン生成効果を両方備えた、一体で三体分の働きをするモンスター。
リンク召喚の足掛かりとして優秀な効果を持っており、サイバース族のリンク特化を象徴している。
- ドラコネット
召喚したときにレベル2以下の通常モンスターを、手札またはデッキから特殊召喚する。
一見すると「それだけ?」な拡張性に乏しい効果だが、かつては《星杯の神子イヴ》を始めとするシンクロ素材に抜擢されたり
さらにはドラゴンリンクの起点になるなどの結果を残しており、一時期は制限カードにまでなっていた。
- バランサーロード
サイバース族の召喚権を増やす効果、除外された時に手札のモンスターを特殊召喚する効果がある。
手札からの展開を支援しており、特に召喚権がかち合うサイバース族デッキにおいてはありがたい。
- クロック・ワイバーン
召喚・特殊召喚成功時にトークンを生成する。
後述のクロック・ドラゴンの融合素材として名指しされているが、それを抜きにしても使いやすいトークン生成効果なので腐る場面が殆どない。
- フォーマッド・スキッパー
EXからリンクモンスターを公開し、自身をリンク召喚の素材に使う際にその名前と種族と属性をコピーするモンスター。
更にリンク召喚の素材に使用されたらレベル5以上のサイバース族をサーチ可能。
海晶乙女や転生炎獣、サイバース族以外でも閃刀姫やイビルツインなどの様に素材に指定があるリンクモンスターを抱えるテーマで活躍するトビハゼ。
後述の《パラレルエクシード》とはズッ友。
- パラレルエクシード
リンク召喚をトリガーにして、手札とデッキから特殊召喚されるモンスター。
召喚権を使わずに手札とデッキからモンスター二体が並ぶので、リンク素材やエクシーズ素材に使いやすい。
融合モンスター
素材にしたリンクモンスターのリンクマーカーが多いだけ攻撃力を増加させるドラゴン。
他の仲間を守る効果と倒されても魔法カードをサーチする効果もあるので、脳筋一辺倒ではなくかなり器用なモンスターでもある。
- 転生炎獣ヴァイオレットキマイラ
ダメージを与える、その一点だけを突き詰めた殺意の結晶。
シンクロモンスター
- サイバース・クアンタム・ドラゴン
戦闘を行うことで対象を取らないバウンス効果を発動する、汎用的なレベル7シンクロ。
除去できる相手モンスターに指定が無い点が魅力。
- 炎斬機ファイナルシグマ
汎用レベル12シンクロとしても中々の性能だか、【斬機】であれば効果耐性と攻撃力6000且つ戦闘ダメージ倍加まで満たすことができる。
「これぞ切り札」と呼ぶべき大黒柱だが、逆にいうと【斬機】の攻め筋は殆どこのカードが担っている。
エクシーズモンスター
- 塊斬機ダランベルシアン
取り除くX素材の数に応じて特定のカードをサーチできるエクシーズモンスター。
単純に【斬機】デッキにおける勝手のいいサーチカードにもなるが、素材四体で魔法罠何でもサーチというぶっ飛んだ効果も持っている。
リンクモンスター
敵の攻撃に対する牽制と、レベル1モンスターをコストにした自己再生効果を持つ。
「フィールド上のレベル1モンスターをサイバース族の効果モンスターに変換する能力」ともいえ、リンク素材の縛りをクリアできる。
リンクモンスターを素材にし、そのリンクマーカーの数だけリンクトークンを作り出す。
リンクトークンはリンク素材にはできないが、他の素材に使う分にはこれっぽっちも制約が無い。
そのため《水晶機巧-ハリファイバー》をリンク召喚→《水晶機巧-ハリファイバー》でチューナーを特殊召喚→《水晶機巧-ハリファイバー》を《リンクロス》に変換→チューナーとリンクトークンでシンクロ召喚
という流れでシンクロ召喚に繋げることができる。
引きずり出すチューナー、シンクロ召喚先によって柔軟かつ狂暴な流れを容易に作り上げてしまい、シンクロ召喚の復権に一役買ったと皮肉られている。
結局172日というハイペースで禁止カード行きになった。
リンク素材が緩いだけでなく、相手ターン中にリンク召喚を行う効果、更にリンク召喚したモンスターに破壊耐性を与える効果まで持つ。
特に相手ターン中にアストラムや《トロイメア・ユニコーン》を出して妨害できる点は大きい。
左右斜め下のマーカー持ちの中でも極めて汎用性が高く、イラストも相まって人気は非常に高い。
VRAINS主人公Playmakerのエースカード。
OCGでは千万のループコンボの中核を担う役回りになってしまいVRAINS放送中に禁止カード指定を食らってしまう前代未聞の事態を引き起こしてしまう。
VRAINS放送終了後に悪用されないようエラッタされ
(ついでに相性の良いカードのうち一枚を禁止にすることで)制限解除を果たしている。
- トポロジック
Playmakerの敵対者であり、サイバース族とイグニスの壊滅を目論むリボルバーが使用するサイバース族リンクモンスター群。
「リンク先にモンスターが特殊召喚される」ことを条件に豪快な強制除去効果を発揮する。
魔法
- サイバネット・マイニング
戦士族の《増援》、獣戦士族の《炎舞-「天キ」》、恐竜族の《化石調査》に並ぶ、種族専用サーチ魔法カード。
手札コストはあるもののレベル4以下のサイバースをサーチできる有用性は、増援などを見れば明らか。
その手札コストについても、転生炎獣を始め墓地効果につなげるサイバース族も珍しくないため、無理なくコストを有効活用できる。
ちなみに通常パックで魔法カードのウルトラレア収録という、二年ぶりの稀覯を成し遂げている。
- サイバネット・バックドア
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドのサイバース族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、そのモンスターの元々の攻撃力より低い攻撃力を持つサイバース族モンスター1体をデッキから手札に加える。
この効果で除外したモンスターは次の自分スタンバイフェイズにフィールドに戻り、そのターン直接攻撃できる。
サクリファイス・エスケープと手札補強と直接攻撃を一枚にまとめた、中々のパワーカード。
- サイバネット・オプティマイズ
サイバース族を通常召喚できる永続魔法で、召喚権不足に悩むサイバース族にとってはシンプルにうれしい効果。
「サイバネット」カードをサーチできる《マイクロ・コーダー》のサーチ筆頭候補になっている。
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▷ コメント欄
- スプラッシュメイジとかも結構頭がおかしい事が書かれているぞ -- 名無しさん (2021-12-09 16:31:01)
- エタコ産の遊作のカードはやばいの多すぎる -- 名無しさん (2021-12-09 17:54:47)
- グリッドロッドとかいう種族単位のサポートで渡していいのかと思える装備魔法 -- 名無しさん (2021-12-09 22:25:30)
- ラストデュエルのリンクモンスターで唯一収録ハブられたエクスレイヤーくん可哀想 どいつもこいつも展開展開また展開だけど -- 名無しさん (2021-12-10 23:09:54)
- ミスった -- 名無しさん (2021-12-10 23:10:08)
- またミス 展開後の盤面というか方向性はわりと個性があるのが面白い -- 名無しさん (2021-12-10 23:11:03)
- 冒頭のデカ文字で誤字られると笑う -- 名無しさん (2022-03-03 21:12:04)
- 予習をしなかったから遊作は幽閉されたんだ(違う) -- 名無しさん (2022-03-03 22:09:52)
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