ジャスティス・リーグ:破滅の凱歌

ページ名:ジャスティス_リーグ_破滅の凱歌

登録日:2021/08/15 Sun 18:25:16
更新日:2024/06/03 Mon 13:36:37NEW!
所要時間:約 19 分で読めます



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『Justice League: Justice/Doom War』は2019年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。


+ 作品情報-

『Justice League Vol.4』#29~#39
発売 2019年8月から
脚本 スコット・スナイダー、ジェームス・タイニンⅣ(#30~#35)
作画 ブルーノ・レドンド(#29、#33~#34)、ホルヘ・ヒメネス(#30~#31、#37~#39)、ハワード・ポーター(#32、#34、#36)、
   ダニエル・サンペレ(#33、#38~#39)、フランシス・マナプル(#35~#36)


日本では2021年に小学館集英社プロダクションから邦訳本が発売されている。


スコット・スナイダーとジェームス・タイニンⅣによる『ジャスティス・リーグ』・サーガ最終巻。
『ジャスティス・リーグ』対『リージョン・オブ・ドゥーム』の最終決戦を描いている。


序章となる#29では、マスコット的存在ジャーロの活躍が描かれ、彼のバットマンそしてチームへの思いが語られる。


本編では過去、現在、未来を舞台に『ジャスティス・リーグ』と『リージョン・オブ・ドゥーム』の対決が描かれる。
ジャスティス・ソサエティ』やカマンディ、『ジャスティス・リージョン・A』といった様々なヒーローが登場し、
戦いの規模は過去の『クライシス』に匹敵する大規模なものになっている。


最後にはホルヘ・ヒメネスの躍動感あふれるアートと共に、高みを目指す『正義』と自らを偽らない『運命』の決戦が描かれ、
そして『バットマン・メタル』の続編『Dark Nights: Death Metal』につながっていく。




『Justice League Vol.4』#29
『Justice League Vol.4』#30~#34
『Justice League Vol.4』#35~#39




『Justice League Vol.4』#29



【物語】

『ジャスティス・リーグ』はルーサーに対抗する戦力を集める一方で、『リージョン・オブ・ドゥーム』の行方を探していた。
そして敵の位置をいち早く発見したのはバットマンでもスーパーマンでもなくジャーロだった。



【登場人物】

  • ジャーロ

オメガ・タイタンズとの戦いでバラバラになったスターロの破片が瓶の中で再生した存在。
肩に乗る程度の大きさだが強力な超能力を持ち、自分を育ててくれたバットマンを尊敬し彼を父親として慕っている。
ロビンのコスチュームを身にまとい『リージョン・オブ・ドゥーム』の基地に潜入し、超能力などで大打撃を与えた。
数の力で追い詰められるも『ジャスティス・リーグ』を呼び出し反撃に転じるが、彼には別の目的があった。


スターロのオリジンが明かされ、元々は生命の理を無視しあらゆる者が最初から進化した状態で生まれる惑星に誕生し、
弱肉強食の世界を生き延び最強の存在となって宇宙へと旅立った。その時の名前はStar-Φだった。


  • ジャスティス・リーグ

世界を守るヒーローチーム。
登場するメンバーは
メトロポリスを守る鋼鉄の男スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル)
ゴッサムを守る闇の騎士バットマン(ブルース・ウェイン)
超人的力を持つアマゾン族の王女ワンダーウーマン(ダイアナ)
宇宙の治安維持組織『グリーンランタン・コァ』の一員グリーンランタン(ジョン・スチュワート)
超スピードを操る鑑識官フラッシュ(バリー・アレン)
猛禽類のマスクをつけた悠久の時を戦い続ける戦士ホークガール(ケンドラ・ソーンダース)
総和体トータリティ』のパワーをその身に宿すスターマン(ウィル・ペイトン)
6次元世界のマーシャン・マンハンターとホークガールの子供シェイン・ジョンズ


仲間や『リージョン・オブ・ドゥーム』の捜索中にミス・マーシャンから報告を受けジャーロの援護に向かった。
ホークガールはマーシャン・マンハンターを失った責任感から荒れている。


  • リージョン・オブ・ドゥーム

世界の解放を目指すヴィランチーム。
メンバーは
パーペチュアの忠実な僕『究極の野獣エイペックス・プレデター』に進化したレックス・ルーサー
機械と一体化し最高の知性を得た惑星コレクターブレイニアック(ブリル・ドックス)
呪いによって姿を変えられた考古学者チーター(バーバラ・ミネルバ)
相手の感情の闇を力に変えるサール・シネストロ
天才的頭脳とサイキック能力を持つゴリラ・グロッド


作戦会議中にジャーロの襲撃を受け、さらに『ジャスティス・リーグ』との直接対決となった。
『総和体』とパーペチュアにつながる7つのエネルギーの内6つを確保している。




『Justice League Vol.4』#30~#34



【物語】

シェインの協力で『ハイパータイム』に接触したスターマンは、パーペチュアとルーサーの勝利が目前に迫っていることを知った。
『ジャスティス・リーグ』はパーペチュアの完全復活を阻止するため、過去と未来に存在する『総和体』の回収に乗り出す。
しかしその動きも読んでいた『リージョン・オブ・ドゥーム』は各地で『ジャスティス・リーグ』を待ち伏せし追い詰めていく。
太古の神、未来の超技術、創造主の力を武器とするヴィランに対し、ヒーローは団結によって立ち向かう。



【登場人物】

≪ジャスティス・リーグ≫

世界を守るヒーローチーム。過去と未来の『総和体』を回収し、その力でパーペチュア復活の阻止を狙う。
スターマンが『ハイパータイム』の力でメンバーを送り出すも、直後に連絡が取れない状況になってしまう。
それでも作戦成功を信じるスターマンたちは『総和体』の力を引き出す鍵を握るアンチモニターの行方を捜す。


メンバー以外のヒーローにも作戦が伝えられ、作戦実行中の世界の平和を任されている。
主要メンバーにはマルチバースを司る6つのエネルギーが宿っていることが明らかになった。


未来の『総和体』を回収に向かったメンバー。大災害が起きた未来にたどり着くも、同じく『総和体』を探すブレイニアックの襲撃を受ける。
地球最後の少年カマンディからこの時代の状況を知ると、さらなる情報収集のため『ホール・オブ・ジャスティス』跡地に向かい、
『ハイパータイム』のあらゆる未来がブレイニアックの管理下にあることそしてこの未来に『総和体』が存在しないことを知った。


別の未来に向かうため『総和体』を巡る戦いで使用したマシンを使い、カマンディと共に853世紀の未来にたどり着くと、
ブレイニアックに操られた『ジャスティス・リージョン・A』を解放し、協力して『総和体』を狙うブレイニアックに挑む。


  • グリーンランタン(ジョン・スチュワート)、フラッシュ(バリー・アレン)

過去の『総和体』を回収に向かったメンバー。1941年にたどり着くと、自分たちの歴史に存在しない『JSA』と遭遇した。
すぐに意気投合すると『JSA』のスターマンから『総和体』が太平洋の基地にあると知り『JSA』と共に向かったが、
そこは1941年12月7日の真珠湾であり、日本軍を操った『リージョン・オブ・ドゥーム』の攻撃を受ける。


『JSA』と協力して兵士を救出しながら『総和体』を発見するも敵の強力なパワーに追いつめられたが、
復活したアクアマンの援護で窮地を脱し、彼の導きで現代のスターマンとの連絡手段があるアトランティスに向かうことになった。


  • アクアマン(アーサー・カリー)

海底王国アトランティスの血を継ぐ者。『三大海神』との戦いで姿を消していたが、アンチモニターに命を救われていた。
彼から過去の『総和体』回収の援護を任されており、途中異次元に巻き込まれながら*11941年の仲間のピンチを救った。


そして現代のスターマンに『総和体』回収を伝えるため、仲間と共にアトランティスにある『宝玉貝クラリオン』回収に向かった。
兵士に警戒されながらアトランティスにたどり着くも、ポセイドンを操る『リージョン・オブ・ドゥーム』の攻撃を受け、
さらにアトランティスの主権を譲られた当時のヴァンダル・サベッジと『在郷軍人クラブ』に遭遇する。


  • ホークガール(ケンドラ・ソーンダース)

猛禽類のマスクをつけた悠久の時を戦い続ける戦士。マーシャン・マンハンターの一件を引きずっている。
そのため全ての元凶でマーシャン・マンハンターを奪ったルーサーを討つべきと考えており、今回の作戦には懐疑的。


彼女自身も『総和体』の力を引き出す鍵であるためアンチモニター捜索に参加し、宇宙の果てでルーサーと直接対決になった。
激しい戦いの中で本来パーペチュアを『総和体』に封印するための力を発揮しルーサーを追い詰めるが……。


  • スターマン(ウィル・ペイトン)

『総和体』のパワーをその身に宿すヒーロー。『ハイパータイム』から破滅を知り、それを回避するため今回の作戦を提案した。
時を越えた仲間と連絡が取れなくなるなど不測の事態に見舞われながら、作戦の成功を信じアンチモニター捜索に向かった。
そして宇宙の果てでアンチモニターを発見すると、協力してパーペチュアとルーサーに戦いを挑み、『総和体』回収の連絡を待つ。


  • メラ、ジャーロ、シェイン・ジョンズ

『リーグ』のサポートメンバー。メラとジャーロは他のヒーローと共に地球の防衛を任された。
シェインはマーシャン・マンハンターを通じてルーサーの位置を探れるためアンチモニター捜索に参加した。


  • オーバーモニター(マー・ノブ)、アンチモニター(モビウス)、ワールド・フォージャー(アルフェウス)

パーペチュアが生み出した3兄弟で、それぞれマルチバースの生、死そして創造を司る存在。
オーバーモニターとワールド・フォージャーは『リーグ』に協力しており、アンチモニター捜索に協力する他、
スターマンと共に『ハイパータイム』に突入するための入り口を製作した。


アンチモニターは他の兄弟を恨んでいると思われたが、打倒パーペチュアのために動いておりアクアマンを救出するなどしていた。
そして宇宙の果てにパーペチュアとルーサーが現れると、アンチモニターは他の兄弟と『リーグ』と共に戦いを挑み、
不完全な状態とはいえ強大なパワーを持つパーペチュアに対抗するため、スターマンの力で一体化しウルトラ・モニターとなった。



≪ヒーロー≫

  • カマンディ

大災害で人類が滅びた未来に生きる地球最後の少年。ブレイニアックの侵略を友人たちと共に生き抜いていた。
未来に現れたスーパーマンたちと出会い、彼らに未来の状況を伝え、『ホール・オブ・ジャスティス』跡地に案内した。
その後853世紀の未来にも同行し、ブレイニアックとの戦いの中で絶望しかけながらワンダーウーマンの激励で気を持ち直す。


そして『総和体』を宿す『ワーロゴグ』を持って逃げるよう言われるも、新たな友人を見捨てるようなことはなく、
ブレイニアックに立ち向かうための戦力をあらゆる未来から集めていく。


第二次大戦前から活動しているヒーローチーム。『ジャスティス・リーグ』の過去の歴史には存在しないが、
ホークマンとドクター・フェイトのようにヒーロー・本名共に同じ名前の者が現代には存在する。
メンバーは
魔法の指輪を操る緑炎の守護者グリーンランタン(アラン・スコット)
超スピードを操る科学者フラッシュ(ジェイ・ギャリック)
猫を模したコスチュームを着たボクサーワイルドキャット(テッド・グラント)
輪廻転生の運命を持つ勇猛な戦士ホークマン(カーター・ホール)
魔術師ナブーの力を持つドクター・フェイト(ケント・ネルソン)
小柄な体格に見合わない強力なパンチを放つアトム(アル・プラット)
ガスガンと予知夢を操るサンドマン(ウェスリー・ドッズ)
様々な機能を持つ『コズミック・ロッド』を操るスターマン(テッド・ナイト)
1時間だけ肉体を強化する薬『ミラクロ』を使うアワーマン(レックス・テイラー)


突如基地に現れた現代のグリーンランタンとフラッシュの話に混乱しながらも、
以前から『総和体』を狙う『リージョン・オブ・ドゥーム』と戦っていたため、未来のヒーローと協力することにした。
スターマンは戦争終結に役立てるべく『総和体』を軍に預けていたが、そのせいで真珠湾攻撃に巻き込まれることになった。


アクアマンの援護でその場を乗り切ると、彼の導きで当時知られていなかったアトランティスに向かう。
戦いの中でグリーンランタンは戦士として迷いを抱える現代のグリーンランタンにアドバイスを送っている。


  • ジャスティス・リージョン・A

853世紀の太陽系を守るヒーローチーム。
メンバーは
現代のスーパーマンを大きく上回るパワーや能力を持つスーパーマン(カル・ケント)
現代のバットマンを上回る戦闘技術と知性を持つバットマン
生ける大理石に真実の女神の魂が吹き込またワンダーウーマン
元々は27世紀出身のフラッシュ(ジョン・フォックス)
水素原子を操る力を持つアクアマン
アワーマン(レックス・テイラー)のDNAを使った人造人間アワーマン
強大なパワーを持つ『グラビティ・ロッド』を操るスターマン(フェリス・ナイト)
別次元からやってきた縮小・分身能力を持つアトム


ブレイニアックの手で操られ、大災害の未来から現れた『ジャスティス・リーグ』に襲い掛かったが、
アワーマンが現代のワンダーウーマンの『真実の投げ縄』で正気を取り戻し、全員の洗脳装置を破壊した。


そして『ジャスティス・リーグ』と共にブレイニアックが進化したブレイニアック・ワンミリオンに挑む。
スターマンはブレイニアックから『総和体』を隠すため、その身に宿す賢者の石『ワーロゴグ』と融合させていた。



≪リージョン・オブ・ドゥーム≫

世界の解放を目指すヴィランチーム。スターロの破片を通じて『ジャスティス・リーグ』の作戦を知り、
敵の作戦をつぶしながらパーペチュア復活に必要な最後の力の解放に挑む。
一丸となり行動しているが、パーペチュアに心酔するルーサーに対し、彼以外のメンバーはまだ疑念を持っている。


  • パーペチュア、レックス・ルーサー

マルチバースを生み出した創造主と彼女の忠実な僕『究極の野獣』に進化したスーパーマンのライバル。
アンチモニターを仲間に加えるべく巨大戦艦『ゴッドヘッド』に乗って宇宙の果てを目指す。


そしてアンチモニターと出会ったが、彼は『ジャスティス・リーグ』と手を組んでおり戦闘に発展した。
圧倒的パワーで優勢かと思われたが、ウルトラ・モニターとホークガールの猛攻を前に互角の勝負となった。


  • ブレイニアック/ブレイニアック・ワンミリオン(ブリル・ドックス)

機械と一体化し最高の知性を得た惑星コレクター。『ジャスティス・リーグ』に先んじてあらゆる未来を保管し『総和体』を探していた。
『リーグ』の出現で『総和体』が853世紀にあると知り、あらゆる未来の技術を吸収しブレイニアック・ワンミリオンに進化してヒーローを追い詰める。


  • チーター(バーバラ・ミネルバ)、サール・シネストロ、ゴリラ・グロッド

過去の『総和体』を探すメンバー。『ジャスティス・リーグ』より先に過去に向かい、『JSA』と戦いを繰り広げていた。
『リーグ』の出現で『総和体』が真珠湾にあると知り、『不可視の感情スペクトラム』で日本兵を操り攻撃を仕掛けた。


ヒーローが救出に手一杯なこともあり後一歩の所まで追い詰めたが、アクアマンの介入で失敗に終わった。
その後アトランティスまでヒーローを追い、チーターが操るポセイドンの力でアトランティスごと海の藻屑にしようとする。




『Justice League Vol.4』#35~#39



【物語】

『ジャスティス・リーグ』の作戦は失敗に終わり、パーペチュアが復活したことでマルチバース中に紋章が浮かび上がった。
パーペチュアとルーサーに勝利する道筋が見えない中、『リーグ』は『総和体』の力で人々に諦めない自分達の姿を見せることで、
ルーサーに奪われたヒーローと『正義』への信頼を取り戻し、最悪の現状を変える可能性に全てを賭ける。
『究極の野獣』の軍勢を率いるルーサーの攻撃にヒーロー軍団が追い詰められる中、『リーグ』の最後の戦いが始まった。



【登場人物】

≪ジャスティス・リーグ≫

世界を守るヒーローチーム。人々にヒーローの姿を見せて状況を変えるため、過去と未来の『総和体』を合体させようとする。
チームが一丸となり『総和体』を完成させ人々の信頼を取り戻すと、諦めない姿勢を貫きルーサーに勝ち目の無い戦いを挑む。


メトロポリスを守る鋼鉄の男。バットマンとワンダーウーマンと共に礼拝堂で決意を固め、今回の作戦を提案した。
決戦ではワールド・フォージャーに代わって『多元宇宙の高次元構造』とのつながりの持ち主として『総和体』合体に尽力した。
ルーサーとの戦いではバットマンの窮地を救い、全力の攻撃と『正義』の理念で隙を作りトリニティによる一撃を与えた。
しかし直後に現れたパーペチュアの攻撃で動きを封じられてしまう。


ゴッサムを守る闇の騎士。ホークガールの救出に失敗し意気消沈するも、ワンダーウーマンの言葉に奮い立ち作戦に臨む。
決戦では飛行要塞となった『ホール・オブ・ジャスティス』を駆り『究極の野獣』に挑んだ。
ルーサーとの戦いではワンダーウーマンに続きジャーロとのコンビで一撃を加えるも、効果は無くスーパーマンに助けられた。


超人的力を持つアマゾン族の王女。自分が建てた礼拝堂で悩むスーパーマンとバットマンに声を掛け、共に祈りを捧げた。
決戦では魔術と神につながる力『神球儀スフィア・オブ・ゴッズ』とのつながりの持ち主として『総和体』合体に尽力した。
ルーサーとの戦いではフラッシュに気を取られた隙を突いて切り裂くも、驚異的な再生力の前には通じなかった。


  • グリーンランタン(ジョン・スチュワート)

宇宙の治安維持組織『グリーンランタン・コァ』の一員。『感情スペクトラム』とのつながりを持つが、
『総和体』合体はグリーンランタン(アラン)に任せ、『スピードフォース』を動力にした車でホークガール救出に向かった。


フラッシュとの約束を破って車を犠牲にしながらアンチモニターを倒し、宇宙の果てからホークガールと共に帰還した。
ルーサーとの戦いでは先陣を切るも『不可視の感情スペクトラム』の反撃を受け敗れた。


超スピードを操る鑑識官。決戦では『スピードフォース』とのつながりの持ち主として『総和体』合体に尽力した。
ルーサーとの戦いでは2番手として速攻を仕掛け、『スティルフォース』を一度は退けるも一気に年老いて倒れた。


  • アクアマン(アーサー・カリー)

海底王国アトランティスの血を継ぐ者。決戦では『生命力ライフフォース』とのつながりの持ち主として『総和体』合体に尽力した。


  • ホークガール(ケンドラ・ソーンダース)、シェイン・ジョンズ

猛禽類のマスクをつけた悠久の時を戦い続ける戦士と6次元世界のマーシャン・マンハンターとホークガールの子供。
帰還の術も無く深宇宙に取り残され、アンチモニターの襲撃でギリギリのところまで追い詰められたが、
援護に駆け付けたグリーンランタンに救われ、ワールド・フォージャーの力で地球に戻り『総和体』合体の最後のピースとなった。


ルーサーとの戦いではホークガールとヒーローが人々の意識とつながったシェインとミス・マーシャンを守っていたが、
パーペチュアの出現で人々とのつながりが消え始めたため、ルーサーに眠る『正義』に語り掛けようとする。


ホークガールがルーサーを許したことで彼の心に隙が生まれ、シェインがルーサーの心にアクセスし、
彼の心に眠るマーシャン・マンハンターと入れ替わり、最強のテレパスであるマーシャン・マンハンターが復活した。


  • ジャーロ

オメガ・タイタンズとの戦いでバラバラになったスターロの破片が瓶の中で再生した存在。
決戦では『ホール・オブ・ジャスティス』を操るバットマンの隣に陣取り、軽口と超能力で彼を支えた。
ルーサーとの戦いではバットマンのためにルーサーの顔に張り付くも、舌で切り裂かれ致命傷を負った。


  • オーバーモニター(マー・ノブ)、ワールド・フォージャー(アルフェウス)

パーペチュアが生み出したそれぞれマルチバースの生と創造を司る存在。裏切ったアンチモニターに取り込まれてしまった。
アンチモニターがグリーンランタンに敗れると復活し、ワールド・フォージャーが最後の力でホークガールたちを地球に送り出した。



≪ヒーロー≫

過去、現在、未来のヒーローが一致団結してルーサー率いる『究極の野獣』の軍勢に挑む。


  • ミス・マーシャン(メガン・モーズ)

マーシャン・マンハンターの姪で『タイタンズ』の一員。決戦ではシェインと共に超能力で人々の意識をつなげる役を担った。


  • スターマン(テッド・ナイト)、スターマン(フェリス・ナイト)

『JSA』と『ジャスティス・リージョン・A』のスターマン。決戦では『総和体』合体の中心人物として尽力した。


  • グリーンランタン(アラン・スコット)

魔法の指輪を操る緑炎の守護者で『JSA』の一員。決戦ではグリーンランタン(ジョン)に代わり、
フラッシュの力を借りながら『感情スペクトラム』とのつながりを強め『総和体』合体に尽力した。



≪リージョン・オブ・ドゥーム≫

世界の解放を目指すヴィランチーム。パーペチュアが完全復活し、新たなマルチバースを作るべく動き始める。
一方ルーサーは後顧の憂いを無くすため、『究極の野獣』の軍勢を率いて地球のヒーローに襲い掛かる。


  • レックス・ルーサー

パーペチュアの忠実な僕『究極の野獣』に進化したスーパーマンのライバル。
『究極の野獣』の軍勢を率い審判の日に備えることになったが、ヒーローの底力を侮らずに全力で潰しにかかる。
飛行要塞となった『ホール・オブ・ドゥーム』でヒーローを追い詰めたが、人々の変化を感じ自ら『リーグ』との決戦に臨む。


  • パーペチュア

マルチバースを生み出した創造主。ルーサーにヒーローの後始末を任せ、『Earth-19』や『Earth-44』といった不要なマルチバースの消去を行っていく。
しかしルーサーが追い詰められていることを知り、自ら地球に現れヒーローに裁きを与えようとする。


  • アンチモニター(モビウス)

パーペチュアが生み出したマルチバースの死を司る存在。パーペチュアの力で悪に目覚め、他の兄弟を取り込み彼女の側についた。
そして彼女への忠誠を示すべくホークガールに襲い掛かり、後一歩まで追い詰めるもグリーンランタン(ジョン)の不意打ちに敗れた。


  • 究極の野獣

パーペチュアが生み出した忠実な僕。火星人と地球人の特性を併せ持ち、戦えば戦うほど強くなっていく。
マルチバースの選ばれた地球人がパーペチュアの手で姿を変えられ、ルーサーの指揮下でヒーローに襲い掛かる。


  • ブレイニアック・ワンミリオン(ブリル・ドックス)、チーター(バーバラ・ミネルバ)、サール・シネストロ、ゴリラ・グロッド

過去と未来の『総和体』回収を狙う『ジャスティス・リーグ』と戦ったメンバー。
現代に帰還しパーペチュアから約束の褒美を受け取ろうとしたが、ブレイニアックは彼女の玉座に変えられ、
残りのメンバーはその身に宿す闇のエネルギーをルーサーに与える源として玉座に取り込まれた。




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*1 『Aquaman: Unspoken Water』での出来事。

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