サマラ(Mass Effect)

ページ名:サマラ_Mass Effect_

登録日:2021/04/29 Thu 18:35:38
更新日:2024/05/27 Mon 10:43:57NEW!
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法に従い、仕えます。


あなたの選択は我が選択。

あなたの倫理は我が倫理。

あなたの望みは我が法。




【概要】      


種族:アサリ
性別:女性*1
英語版CV:Maggie Baird


サマラはMass Effectシリーズの登場人物。2と3に登場し、2ではメインの部隊メンバーとなる。
3では2で仲間に加えて最後まで生存していた場合のみ登場し、シェパードの味方となるが、ノルマンディーには乗艦しない。*2
強力なバイオティックの達人として、ノルマンディークルーの部隊メンバーの候補者として名が上げられた。



以下ネタバレを含むので注意




【人物】      


  • ジャスティカ

ジャスティカとは悪質で破壊的な犯罪の解決策として、アサリ政府が導入した超法規的執行者のことを指す。
アサリの領域内でこのジャスティカに逆らう事は決して許されず、場合によっては法律を無視できるほどの権力を持つ。更にスペクターと同レベルの情報にアクセスする事が許されている。
それ故に銀河全体でもほんの一摘まみ程度の人員しかおらず、また職権乱用等の暴走を防ぐために5000の戒律による制約が法によって課せられている。
またジャスティカのエゴを防ぐ目的で「従属の誓い」を取り入れ、自己満足ではなくアサリ社会の規範や習慣を遵守することを保証させている。


  • 人物像

冷静沈着で落ち着きのある大人の女性という雰囲気を持つ。実際に年齢はもうすぐ1000歳であり、人生経験はノルマンディークルーの中で最も豊富。
台詞の日本語訳は基本的に敬語となっており、ある意味では敬語キャラといえる。
ジャスティカという職業柄、あまり他者と深く関わることは少ないようで、シェパードと仲間として普通の会話をする際には「舌が錆びついている」と一言断っていた。
かなり昔に地球を訪れた事があるらしく、中世の騎士やサムライを知っている。


彼女は上述したジャスティカの一人で、自身の障害となる者に対しては一切の容赦はしない。時には武器を持たない無抵抗の者でも躊躇無く殺害することもある。
しかしこれはあくまで「自身に敵対する者に対して」というだけで、血の気の多い者も少なくない部隊メンバーの中では常識人・穏便派といったポジションである。


また長身に加えて、出るところは出ているボディラインといったようにスタイルも良く、胸元を開けたぴっちりスーツというけしからん服装をしている。*3
胸の大きさはノルマンディーのスケベなエンジニアドネリーのお墨付き。




【活躍】      


《Mass Effect 2》

  • 報告書:ジャスティカ

ある危険人物をイリウムで追っていたところでシェパードと出会う。
そしてジャスティカを厄介者扱いしている地元警察に、この場を立ち去るか、身柄を拘束されるかの選択を迫られるが、ジャスティカの任務を妨害することは何人も許されないとして抵抗の意志を見せる。
シェパードは穏便に済ませるためにサマラの代わりに危険人物の行方を調査する事を引き受け、サマラはシェパードが戻ってくるまでの間だけ拘束される事になった。


しばらくして戻ってきたシェパードから危険人物が乗り込んだ宇宙船の名前を聞く。そして条件を満たしたシェパードに同行する事を承諾い、正式にノルマンディークルーとなる。
その際にジャスティカの誓い「第3の包拱の誓い」を立て、ジャスティカの法よりもシェパードの命令を優先させることを宣言した。



  • サマラ:アルダットヤクシ

追っていた危険人物の行方を掴み、オメガに向かうことをシェパードに要求する。そしてその危険人物が実の娘のモリンスというアサリである事を明かした。
モリンスはアルダットヤクシ*4という遺伝病を持ち、その体質故に400年に亘って殺人を繰り返してきたという。ジャスティカになったのも彼女を追うためであった。


同情はいりません。ただ事情を理解してください


私は財産を手放し、何も持たず、何も求めない。知識は私の死と共に消えます。今の私に大事なのは娘を殺す事です


オメガに着いてからはシェパードと共に捜索を開始し、アリアやモリンスの被害者の親族から話を聴く。その結果、VIPルームに入り浸っている事を突き止める。
モリンスの習性を熟知しているサマラはシェパードをエサにモリンスをおびき寄せ、モリンスに誘われるように仕向ける事で彼女のアジトを特定するという作戦を立てる。
シェパードのお陰で作戦は見事成功し、モリンスのアジトに突入するサマラ。
激しい攻防の末、モリンスを抹殺したサマラは静かにノルマンディーへと帰還した。



  • コレクター基地:潜入/長い道のり

二手に分かれて基地内を進軍する場面ではバイオティックのバリアを展開することでシーカースワームを強行突破することを提案。
そして手練れのバイオティックとしてバリア生成を担当するなどの活躍を見せた。
最後の戦いではモリンスとの決着をつけていれば生き残り、無事に生還する。イルーシブマンの提案には「敵に同調するやり方は認められない」として反対の意志を示していた。



《Mass Effect 3》

  • メサナ:救難信号

アルダットヤクシを収容している修道院があるメサナにてシェパードと再会。
アルダットヤクシである二人の娘の安否を確認しに単独で来ていた。*5
シェパード達とは別行動で娘の捜索をし、末娘のファレーアの安全を確保したが、もう一人の娘リラは既にリーパーの手に堕ち、洗脳されかけていた。
僅かに自我の残ったリラは自分がリーパーを引き付けた後に、先に調査に来ていたアサリのコマンドー部隊が残していった爆弾を起爆すると言い、一行に脱出を促す。
サマラはシェパードと共に、泣き崩れるファレーアを抱えて修道院から脱出した。


だがアルダットヤクシを収容する修道院が消えた事により、ジャスティカの法によって隔離されていないアルダットヤクシ、つまり目の前の娘を抹殺しなければならなくなったサマラ。
彼女はピストルの銃口を自分に向ける。


申し訳ありません。ジャスティカの法とファレーアの両方を救うにはこうするしか…


引き金を引こうとする手を止めるシェパード。
シェパードの説得とファレーアの言葉を聞き入れたサマラはジャスティカの名の元に、ファレーアを特別に放免する事を決めた。
そしてファレーアとの話が済んだら、リーパーと戦うために再び前線に向かう事を約束する。

+ サマラを止めなかった場合は…-

サマラは引き金を引き自決。ジャスティカの法とファレーアの両方を見事に守ったのであった。
そしてシェパードはアルダットヤクシであるファレーアを生かすか、万に一つの危険を消すために殺害するかを選択することとなる。
サマラが死亡した場合は当然これ以降は登場しなくなり、戦闘資産にも追加されないが、ファレーアの生死は今後のストーリーに特に影響を与える事は無い。


その後は戦闘の準備のためシタデルに赴き、シェパードにもその旨をメールで知らせてくる。
しばらくの間はシタデルに滞在し、大使館のエリアで会うことができる。
2でロマンスのフラグを立てていた場合は会話が少し変化し、最後に握手を求められる。



  • シタデル:パーティー

“謎の人物”が引き起こした騒動には不参加であったが、セインの葬儀やパーティーにはしっかりと出席してくれる。
ダンスタイムの際には優雅な踊りを披露してメンバーたちと盛り上がり、リアラやギャレス達と会話をして楽しんでいる。
また一人静かな場所で瞑想する、ザイードにナンパされるも軽く受け流すといった、普段のクールな彼女らしい姿を見ることができる。


一人で座って、他のみんなが楽しんでいる声を聴いていると、心が安らぎます



  • 重要:地球

ノルマンディーが地球へ帰還したときには既に地上でリーパーの軍勢と交戦していた模様。
シェパードとの最後の通信では修道院の件で協力してくれたことに対する感謝を述べ、最後の別れを告げた。
終戦後のエピローグでは生き延びた娘のファレーアと共に、どこか静かな場所で暮らしている様子が描かれる。




【戦闘能力】    


熟練のバイオティックで、その腕前は全部隊メンバー内で最強候補。
作中でリーヴのような高度な技術を必要とする技を使用したり、強力なバリアを長時間展開するといった描写からもその強さが分かる。
また数々の銃火器の訓練もされており、その方面での上位層には及ばないが、銃撃戦においても優秀な戦闘能力を有する。


ゲーム内ではアサルトライフルとサブマシンガンを使用し、火力もそこそこ強い。
初期状態だとスロウとプルしか使えず、あまり頼りないが、隠しアビリティのリーヴは非常に強力。
インセイン攻略の際にもかなり役立つ味方となるが、機械相手は苦手なので他のキャラを連れていった方が良い。
アビリティは以下の通り。


  • スロウ

バイオティックの弾を放ち、当たった敵を弾き飛ばす。
レベル4では効果範囲または弾く力を強化できる。
HPにしか効果が無いのでインセイン攻略では微妙。


  • プル

バイオティックの弾を放ち、当たった敵を一定時間浮遊させる。
レベル4では効果範囲または敵を浮遊させる時間を強化できる。
あとはスロウと同じ。


  • アサリジャスティカ

サマラ自身のHPとバリアを強化し、武器ダメージやアビリティのリチャージ速度を上昇させる。
レベル4では武器ダメージまたはアビリティのリチャージ速度を更に強化できる。


  • リーヴ

バイオティックの応用により、標的1体の体力を吸収する。
ヒットした敵がHPだった場合は一定時間行動不能にし、効果時間の間サマラ自身の回復速度等が強化される。
レベル4では効果範囲または効果時間を強化できる。
3では仕様が若干変更された。*6


  • ワープ

3の戦闘シミュレーションにて追加された。バイオティックの気弾を撃ち、敵に着弾すると小爆破を起こす。
バイオコンボの仕込みや起爆に使用可能。




【ロマンス】    


男女どちらのシェパードでも可能だが、パラゴン値をレネゲイド値よりも高くしなければロマンスのイベントが発生しない。
サマラ曰く、ジャスティカには多くの制約は課せられているが、恋愛自体は禁止されていないとの事。
2では曖昧な関係のままで終わってしまい、3で再会したときにも多少会話に変化があるのみ。


二人の関係の行く末はDLC「シタデル」にて描かれることとなる。




【主な台詞】    


  • 「女神の腕の中で眠りなさい」

  • 「命令と法の間で迷わぬよう、あなたに仕えると誓わねばなりません」

  • 「あまりに卑劣な命令を受けたら、誓いを解くためにあなたを殺します」

  • 「ジャスティカは孤独なので、英雄たちと共に戦えるのが楽しみなのは確かです」

  • 「彼女は強くて賢い娘でした。そして不幸な運命と最期まで戦いました。そんな彼女を私は誇りに思います」

  • 「娘たちは私の責任。例え銀河が崩壊しようとも、放棄するわけにはいかないのです」

  • 「我が信念を笑う者たちに秩序をもたらす。それがジャスティカの使命です」

  • 「私とは信仰が異なると思いますが、あなたにも女神のご加護がありますように」

  • 「もしも何世紀もの間、言い寄ってきた相手をフるたびに小銭を貰えていたら、今頃シタデルが買えてます」

  • 「覚えておいてください。この身体が動く限り、あなたに呼ばれたらいつでも会いに行きます」

  • 「人々の記憶に残るのは行動だけ。どうか賢明な判断を。さようなら」



【関連人物】    


実の娘。本名はミララ。2の信頼ミッションでは断腸の思いで殺し合いを演じ、自ら自身の罪に終止符を打った。


  • リラ

三姉妹の次女。サマラ達が修道院に駆け付けたときには既にリーパーの手に掛かっていた。
最期は自らを犠牲にしてリーパーの軍勢を葬った。


  • ファレーア

末娘。三姉妹の中で唯一最後まで生き延びた。


部隊メンバーの一人。サマラとモリンスが入れ替わっている事に気づいている様子であったが、他のメンバーには特に言わなかった。


シタデルのパーティーにてナンパしてきた。彼女にはその気は全くなかったようで、適当に受け流していた。






女神の腕の中で追記・修正しなさい。


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  • DragonAge:Originsのウィンも巨乳をネタにされる熟女キャラだったな。 -- 名無しさん (2021-07-03 18:52:11)

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*1 厳密にいえばアサリに性別の概念は存在しない。
*2 DLC「シタデル」の戦闘シミュレーション限定で部隊メンバーとして使用可能。
*3 娘のモリンスには悪趣味な服と言われていた。
*4 アサリの古い方言で「夜風の悪魔」の意
*5 2で共に戦ったメンバーを連れていると会話が少し変化する。
*6 HPの敵にヒットしても行動不能にならなくなったが、有機生命体ならばどの種類でも多少の効果が発動するようになり、効果時間内は自身の被ダメージをカットするという表記になった。またバイオティックコンボの仕込みと爆破の両方に使用できる。

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