登録日:2018/06/22 (金) 18:21:43
更新日:2024/02/26 Mon 13:48:15NEW!
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『Wonder Woman: Year One』は2016年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。
『Wonder Woman Vol.5』#2、#4、#6、#8、#10、#12、#14
発売 2016年6月から
脚本 グレッグ・ルッカ
作画 ニコラ・スコット(#2、#4、#6、#10、#12、#14)、ビルキス・イブリー(#8)
日本では2018年に小学館集英社プロダクションから邦訳本が発売されている。
グレッグ・ルッカによる『DC Rebirth』ワンダーウーマン・サーガの第2巻。
『DC Rebirth』におけるワンダーウーマンの新たなオリジンを描いている。
暗めのタッチで描かれた現代編に対し明るい作風で描かれている。
『クライシス』後にワンダーウーマン誌を担当したジョージ・ペレスによるオリジンをベースにしながら独自の設定を盛り込まれており、
ワンダーウーマンのオリジンを学ぶのに最適な作品の1つとなった。
『Wonder Woman Vol.5』#2、#4、#6、#10、#12、#14
『Wonder Woman Vol.5』#8
『Wonder Woman Vol.5』#2、#4、#6、#10、#12、#14
【物語】
外界から隔絶され永遠の命を持つ女だけの種族アマゾン族が暮らす国セミッシラ。王女ダイアナは外の世界を夢見ながら平和な日々を過ごしていた。
そんな中、セミッシラにアメリカ海軍のスティーブ・トレバーが漂着する。
外界からの男の来訪が神の啓示と感じた女王ヒッポリタは、一族から勇者を選び大使としてトレバーと共に外海へ向かわせることを決める。
競技会に勝利し勇者となったダイアナはトレバーと共に海軍の基地に向かい外の世界に困惑しながらも、
神の導きや考古学者バーバラ・ミネルバの力を借りて徐々に外の世界の人々と交流していく。
その後トレバーやバーバラと街に出かけた際に、トレバーが追っていた『シアー団』を捕まえたダイアナはその胸に見覚えのある刺青を発見する。
【登場人物】
アマゾン族の王女。外の世界を夢見ながら日々を過ごしていたが、トレバーがセミッシラに現れたことで運命が動き出す。
外の世界に向かう勇者を決める競技会に優勝し、アメリカのシンボルを模したコスチュームと
『パーフェクト/真実の投げ縄』を与えられ修復され透明となった軍の飛行機でトレバーと共にアメリカに向かう。
軍の基地にたどり着くもその外見と言葉が通じないこともあって営倉に閉じ込められてしまう。
自分の使命を果たせず悲しみに暮れるも、動物の姿を借りた神々から力をもらい言葉の通じるバーバラの登場で元気を取り戻していく。
そして外の世界に慣れるために出かけた街で『パーフェクト』の力でトレバー達と心を通わせ、
突如現れたテロリスト『シアー団』を神々から得た力で捕らえることに成功する。
トレバーと共に言語を学びながら神々から得た力を確かめ彼に故郷への思いを語った後、
『シアー団』の刺青がセミッシラで見た謎の木に似ていたため『パーフェクト』を使って『シアー団』の尋問に協力する。
その後、バーバラから『シアー団』の名がアレスに似ていることを聞かされると、彼女の前に戦神アレスが姿を現す。
- スティーブ・トレバー
アメリカ海軍の特殊部隊ネイビーシールズの隊員。『シアー団』のウイルス開発工場に向かう任務の途中、セミッシラに墜落し唯一の生存者となった。
自分を助けたアマゾン族の独自の文化に戸惑いながらも、勇者であり大使となったダイアナと共にアメリカに帰還する。
基地へと戻るとダイアナを気遣いながら自分に起きた不思議な出来事を上層部に報告し、戦友ニックの死を彼の家族に知らせる。
その後、街へと出かけるダイアナに同行し『パーフェクト』で心を通わせ、協力して『シアー団』を捕まえる。
彼女の能力の確認を通じてさらに関係を深めていくが、『シアー団』への対策会議中にアレスの襲撃を受ける。
≪ヴィラン≫
- シアー団
世界中で活動しているテロリスト。胸に不気味な木の刺青を刻んでいる。アメリカ国内でもその魔の手を広げつつあり、軍が行方を追っている。
『マル・ウイルス』と呼ばれる感染者を凶暴化させるウイルスを用いたテロを目論んでいる。
街に出かけたダイアナたちの前に現れ、銃乱射事件を起こすもダイアナに阻止され『パーフェクト』による尋問を受けた。
その名はアレスのアナグラムで付けられた。
≪その他≫
- アマゾン族
外界から隔絶されたセミッシラで暮らす女性だけの種族。何千年も前に神々の導きで男による支配を逃れ、永遠の命を得て平和な日々を過ごしていた。
肉体的には普通の人間と変わらず文化も古典的だが、医療は現代をしのぎ墜落した飛行機を修復して透明にするなど特殊な技術を持つ。
外の世界とは異なる言語体系を持つ。
- ヒッポリタ
アマゾン族の女王でダイアナの母。アマゾン族の誰もが尊敬する人物でダイアナを誰よりも愛している。
トレバーを乗せた飛行機の墜落に対して会議を開き、この事件に神の意志を感じアマゾン族の1人を勇者であり大使として送り出すことを決めた。
勇者を選出する競技会を前に愛するダイアナを遠ざけようとしたが、最終的にダイアナが勝利し彼女を涙ながらに見送った。
- エッタ・キャンディ
アメリカ海軍の大尉。セミッシラから戻って来たトレバーとダイアナを上層部から任される。
人当たりの良い人物でダイアナの外の世界で初めての女性の友人となり、トレバーとバーバラともすぐに打ち解ける。
ダイアナが街に出かけた際も同行する。
- バーバラ・ミネルバ
アマゾン族を研究している考古学者。軍からのダイアナの通訳に選ばれ営倉にいた彼女と会話し、
当初は彼女の言葉を信じられずにいたが神々から得た力を発揮する姿を見て考えを変える。
その後、街へと向かうダイアナに付き合い、『シアー団』とアマゾン族そしてアレスとの繋がり見破る。
- マシュー・マイケリス
アメリカ海軍の少佐。『シアー団』の対策に当たっている。トレバーの不可思議な体験やダイアナを受け入れる度量の持ち主。
- ニック
アメリカ海軍のトレバーの戦友。訓練時代からの仲で、トレバーは結婚式の付き添い人や娘の名付け親になった。
『シアー団』のウイルス開発工場に向かう任務にも参加するが、飛行機の墜落で命を落とした。彼の死はトレバーによって家族に伝えられた。
『Wonder Woman Vol.5』#8
【物語】
子供の頃からアマゾン族に心奪われていたバーバラ・ミネルバは、大人になっても考古学者としてアマゾン族を追い続けていた。
ようやく手に入れた手掛かりを元に彼女はアマゾン族の足跡を追い始める。
【登場人物】
- バーバラ・ミネルバ
アマゾン族を研究している考古学者。後にワンダーウーマンの宿敵チーターへと変貌する。
子供の頃からアマゾン族を愛していたが、家を空けることの多かった父親からは空想として否定されていた。
その反動もあってか大人になると若くして博士号を2つ持ち言語学にも広く通じる才女に成長した。
ウクライナの発掘現場で神の導きでアマゾン族の墓所と謎の図形を発見するが、墓所は崩壊し図形を写したスマホも盗まれてしまう。
しかし盗まれる寸前に書き残していた図形と星の位置からアマゾン族の行き先を探し始める。
旅を続けているとスマホを盗んだ男の死体を見つけ、彼の腕には『シアー』の文字が、胸には不気味な木の刺青が刻まれていた。
近くの老婆から警告を受け道に迷いかけるがある事実に気付き走り出す。
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