登録日:2016/11/14 (月) 03:17:05
更新日:2024/01/29 Mon 13:43:45NEW!
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艦隊これくしょん 艦これ 艦これイベント 艦これイベント項目 ローマの休日 沈メタル 所要時間30分以上の項目 港湾水鬼 泊地水鬼 西方海域 モドレナイノ ローマは一日にしてならず カレー洋 リランカ島 ベーグル湾 アンズ環礁 ステビア海
シズメ 沈ム シズメ
深ク フカク 深ク
シズメ 海ノ 底ヘ
モウ二度ト
ト ド カ ナ イ
前回→迎撃!トラック泊地強襲
次回→反撃!第二次SN作戦
ゲーム艦隊これくしょん -艦これ-の2015年春に開催された期間限定イベント。
期間は4/28から5/18まで。
イベントの内容は西方海域へと進撃し、ヨーロッパ諸国との連絡を図る海上打通作戦。
まずはリランカ島を攻略し、島を拠点*1として確保するのが主作戦(E-4まで)、その後の拡張作戦にて海上打通連絡作戦の完遂を目指す。
そのためか報酬やドロップ艦にも、ドイツ艦や新登場のイタリア艦が含まれている。
名前の元となった十一号作戦も、史実ではセイロン沖海戦後のさらなるインド洋攻略作戦だったようだが、
計画のみで実施されなかった。
なおその後代わりに遂行されたのは、あのミッドウェーである……。
能動分岐
今イベントで実装された新要素。
マップ上の一部の分岐点で、プレイヤーが進行方向を任意で選択できる。
今までランダムにせよ編成固定にせよ、羅針盤に委ねなければならなかったのが、ついに自分で決められるようになった。画期的なことみたいに見えるがこれが本来の羅針盤の使い方である
もちろん全ての分岐が能動分岐というわけではなく、
他の戦闘マスやルートを前提とした編成をするのは変わらないが。
能動分岐マス自体は戦闘がなく、進行上では特に問題ないものの
後に基地航空隊システムが導入された際には、戦闘行動半径が長くなるという弊害も。
なお4コマでは
提督がどちらの分岐を選ぶか悩んだ末に、結局「鉛筆の倒れた方に進む」という本末転倒なオチになっていた。結局運じゃないか!
出撃制限と難易度
前回イベントで導入された甲乙丙の難易度制と、お札による出撃制限が今回同時に実行され、
その調整がされた。
出撃制限を受けた艦は、原則他の出撃制限海域に出すことができなくなるのだが、
丙難易度に限り、その制限を無視することが可能。
具体的には、丙難易度で出撃する海域に、すでに別海域の札がついた艦を編成できる。
まだお札がついていない艦の場合、丙でも一度出撃させてしまうと、その札がつくので注意。
戦力を使い果たしてしまった場合でも、丙なら攻略が可能となり、
育成艦が少ない初心者・無課金提督にも多少敷居が下がった、かも。
だが逆に、丙難易度で海域突破した場合、
その次のマップで甲作戦が選択不可になるというデメリットも追加された。
特に甲種勲章など甲作戦限定報酬が欲しい場合、その前の海域も乙作戦以上で攻略しなければならない。
ちなみに、今回から攻略完了後にボス艦隊に再度挑んでも、
最終編成にはならず削り段階編成で出てくるように。
そのため掘りがしやすくなり、わざわざゲージ回復させる必要も薄くなった。*2
出撃制限
- E-1・E-2:制限なし
- E-3:通商破壊
- E-4:攻略作戦
- E-5:泊地攻撃
- E-6:制限なし
丙難易度を除けば、E-3~E-5の3海域をそれぞれ別々の艦隊で攻略する。
うちE-4は連合艦隊、E-3とE-5が通常艦隊。
序盤のE-2までと最終海域のE-6は制限がなく、全力出撃可能。
新規実装艦娘
- 雲龍型航空母艦 葛城
- 夕雲型駆逐艦 高波
- ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦 Littorio
- ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦 Roma
- 飛行艇母艦 秋津洲
前述の通り、待望のイタリア艦であるV・ヴェネト級戦艦が実装。*3
だが、そのうちRomaは最終海域E-6でのドロップ限定。
新規艦が最終海域ドロップ限定というのは、あの13秋E-5の矢矧*4以来。
高波はE-3・E-4ドロップ。葛城、Littorio、秋津洲は海域突破報酬だった。
BGM
- 第三十駆逐隊、抜錨準備!:E-1~E-4マップ画面
- 睦月型駆逐艦の戦い:E-1~E-4道中
- 連合艦隊、西へ:E-1~E-4ボス
- 敵地侵入:E-5・E-6マップ画面
- 深海への誘い:E-5・E-6道中
- モドレナイノ:E-5・E-6ボス
前半海域は明るい曲調なのに対し、後半海域では鬱々とした曲になり、雰囲気がガラリと変わる。
後半海域ボス戦は、MI作戦ボス同様にシズメシズメのフレーズが使われたコーラスつきの曲。
その後判明した曲名のモドレナイノの通り、深海棲艦となってしまったことへの怨念を表している。
海域解説
事前告知では比較的大規模な多段階作戦と予告されていた。
蓋を開けてみれば海域数は6海域。
あの地獄のMI作戦と数だけなら同数である。
もっとも、マップの難易度自体はトラウマになるほど突出して難しいものはあまりなく、
後に7海域まである地獄の大規模イベントも出ていることも考えると、
甲作戦をとったとしても総合的な難易度はそこまででもなかった。掘りを除けば
E-1 カレー洋
発動準備、第十一号作戦!
詳細
~ようこそカレー洋へ~
軽巡と駆逐艦でのみ出撃可能な水雷戦隊マップ。
敵も重巡以下しか出ないので、昼砲撃戦1巡の間にいかに敵を中破以上にし、雷撃を避けれるかが鍵となる。
初戦後に前述の能動分岐があり、北に行くと道中2戦で済むが雷巡や重巡がいるCマスルート、
南に行くと潜水艦マスが増える代わりに、3戦目のFマスが北ルートCマスに比べ軽巡以下のみと弱体化する。
どちらがいいかは各提督の好みのスタンスで分かれると思われる。
ボス前は軽巡の数が多すぎる場合、もしくは極端に索敵不足な場合に逸れる。
ボスは重巡リ級改flagship。
通常のフラグシップより多少強化されてるので昼戦撃沈はできないが、夜戦で当てれば割と簡単に沈む。
随伴も軽巡1駆逐3といたって普通、6隻にも満たないので支援艦隊もほぼ必要ないだろう。
ただしリ級からは旗艦補正の夜戦カットインがほぼ確実に飛んでくる。
ゲージ破壊最終形態では、乙作戦で軽巡ヘ級が軽巡ツ級になるのだが、
これが甲作戦だと一気にすっ飛ばして軽巡棲鬼になる。前回初登場なのにいきなり地位落とされすぎである
硬さのせいでS勝利は難しくなるが、リ級にさえ攻撃が当たればゲージ破壊はできるので、
かばわれなければそこまででもない。
突破報酬は、難易度共通で、給糧艦アイテムの間宮と伊良湖、特注家具職人。
そして難易度によって、大口径の試製砲が入手。
甲作戦は試製51cm連装砲。
長門型・大和型限定だが、火力最強の最大主砲。
前回イベントで入手していれば、これで2基搭載も可能に。
乙作戦は試製46cm連装砲。
こちらもランカー報酬以外に入手手段のなかった貴重品だが、
通常の46cm三連装砲より命中+1がついた代わりに、火力・対空が落ちてしまっている。
丙作戦は試製35.6cm三連装砲。
一部任務報酬や、その気になれば改修工廠での更新で入手もできるが、
金剛型などのフィット砲として便利。
どの報酬にもそれぞれ利点があったため、意図的に乙以下に落としてクリアする熟練提督も多かった様子。
ドロップでの主なレア艦は、連合艦隊マップに必須な艦隊司令部施設を持ってくるイベント恒例の大淀や、
新型高温高圧缶を持ってくる天津風といったところ。
E-2 カレー洋リランカ島沖
第二次カレー洋作戦
詳細
~まだまだウォーミングアップ~
連合艦隊での出撃マップ。
ちなみに、前回の潜水艦デコイ戦法を受けてか、
今回から連合艦隊旗艦に潜水艦を置けなくなった。
始点から水上打撃部隊なら北、空母機動部隊なら西へと分岐する。
道中戦闘数は機動部隊の方が少なくボス到達できるが、水上打撃でも無茶というほどでもない。
さらにこの海域、編成でのルート固定などが一切なく、第二艦隊に雷巡3とかでも問題なくいける。
機動部隊では最初に戦闘なしのマス、続いて能動分岐。
能動分岐では北か西で、ボス到達するなら西は遠回りでしかない……のだが、
西に行くとうずしおの後、輸送ワ級2・3隻のいるJマスへと行く。
ろ号をこなすのに便利というのもあるが、乙作戦以上ではここで雲龍がドロップする。
道中のため、ドロップ判定自体がないこともあるが、かなり貧弱な相手であり、
連合艦隊とはいえ省エネ編成でも容易にS勝利できる。
普通に北へと進んだ場合、初戦は空母ヲ級改率いる機動部隊のEマス。
随伴にもヌ級が1・2隻(甲では1隻ヲ級になる)いるので、制空値に留意。
水上打撃では最初は重巡中心の艦隊。
ネ級なんかもいるがここではあまりつまづかないだろう。
2戦目は能動分岐で、Dマスでは戦艦ル級3隻が出現。
乙・甲作戦では旗艦がル級改なので、より事故要因となる。
能動分岐では、機動部隊と同じEマスへ行くこともできるが、
空母の数に制限のかかる水上打撃では制空値を稼ぐのが難しい。
どのルートでも、ボス前最後はヌ級とル級2隻。
前戦よりは大破率はマシだが、それでも複縦陣の方だと当てられることも。
ボスは装甲空母姫。ボスとしては久々の登場。
随伴にヌ級2体がいるので制空値はそこそこだが、Eマスよりは低く、
水上打撃でも十分航空優勢が取れる範囲。
制空さえとってしまえば、やわらか姫とタ級ぐらいしか大したことはなく、しかも輪形陣なのでかなり弱い。
支援なしでも大抵昼戦の間で撃破してしまう。
最終段階ではヌ級がたこやきヲ級とツ級に変わるが、多少制空値が上がる程度でやっぱり強くない。
道中の方は大破率そこそこあるが、護衛退避で抜ければよく、
戦力が減っていてもS勝利にはほとんど支障ないレベルで、難易度としてはこれまた低い方。
海域突破で、新艦娘の雲龍型航空母艦、葛城を入手。
基本的な性能は他の雲龍型とほぼ変わらず、
改造後の装備に艦爆がない代わりに天山(六〇一空)が流星(六〇一空)になっている。
入手自体はそこまで問題ないのだが、このイベント時に着任していない提督はおよそ1年3ヶ月に渡りおあずけを食った。
建造されたのが大戦の末期も末期だったので、戦時中にまともな出撃経験はなかったが、
終戦時に大きな損傷なく残っていた数少ない大型艦のため、鳳翔さんと共に復員輸送に従事した、また別の意味での功労艦。
艦これにおいては瑞鶴に憧れる元気な後輩。
提督のことも、あなたと呼んで慕ってくれている。
だが提督の方は入手時のセリフや時報での発育の心配で、逆撫でするような発言をしている様子
ちなみに雲龍型の姉2人はいずれも胸部装甲が大きいが、
葛城は機関を陽炎型駆逐艦のものを流用したからか、それが見受けられない。
深雪「でも同じ陽炎型でも浜風とか浦風は結構…「わーーーー!!聞こえない聞こえないーっ!!」*5
さらに乙作戦以上で、葛城改は持ってこない彗星(六〇一空)が報酬に。
甲作戦では、91式高射装置と、対地装備のWG42も追加。
高射装置は94式ですらなく使い道皆無。
WG42は当時の性能がやはり微妙だったものの、後に性能が向上し、必須装備の1つになった。
ドロップのレア艦は、イベントドロップの春雨、早霜、清霜や、
通常海域では入手困難な初風などのレア駆逐艦が取れた。
道中では前述の通り雲龍も。
E-3 ベーグル湾
ベーグル湾通商破壊戦
詳細
「オリョクルしないで済むでち!」
ここからお札つきでの攻略となる。
後述のE-5では指定のルート固定艦があるため、それを消費してしまうと後が苦しくなる。
逆に雷巡は、E-4・E-5とも陸上型ボスのため、あまり重要度は高くなく、ここで使ってしまってかまわない。
ただし、その場合索敵に気を付ける必要があるようだが。
この海域では、正規空母、装甲空母、低速戦艦、航空戦艦が出撃できない。
高速戦艦、軽空母なら出撃できる。
雷撃の怖い艦がそこそこいるので、砲撃戦2巡のため高速戦艦を1人は入れておきたい。
出撃する敵も相応であまり大型艦がいない。
というか、目的が通商破壊ということもあって、輸送ワ級がかなりの数いる。
そのためろ号消化が非常に捗った。
このイベント中は潜水艦隊のクルージングを休止した提督も多いのでは?
が、後の海域で酷使されることに
始点では、重航巡と戦艦の合計が多いと北固定、そうでない場合はランダム。
北も南も大差なく、重巡主体の北ルートでかまわない。
北の初戦は潜水艦と軽巡駆逐が混じって出現。
水上艦が含まれるからか、弾薬も通常通り消費される。
内容自体はいつもの梯形単横陣なので脅威度は薄い。まれに梯形フラヨで事故ることもなくはないが
2戦目、Dマスでは出現する敵が2パターンいるのだが
そのうち片方では軽巡棲鬼が登場する。
E-1甲作戦選択だとまたの登場である。いよいよ左遷されたようである
中破させないと雷撃が多少怖いものの、大抵はどうにかなる。
むしろ、軽巡棲鬼でなかった場合のヌ級の方が、下手すると砲撃戦で痛手を負う。
南の場合、初戦は水雷戦隊。
こちらのルートに来るということは火力が不足している可能性があるので、
仕留め損なうとチ級などの雷撃が飛んでくる。
その後能動分岐があり、西か北に行けるが、
西のHではル級2体が出ることがあるため、結局Dマスを選択した方が良い。
ボス前は輸送艦祭り。
ワ級が3・4体出現するボーナスマス。
しかも、ボスマスのみならずここでも新規艦の高波や、長波や三隈といったレア艦が出る。
ボスは輸送ワ級flagship、ちょっと耐久があるだけ。
随伴も戦艦タ級と軽巡ツ級が1隻ずついる程度で、簡単に殲滅できる。
ゲージ破壊段階でも随伴のワ級からツ級が増えるが大して変わらず。
でも輪形ツ級の攻撃機撃墜でボーキは消費する
突破報酬は、共通でもらえるのがプリエーゼ式水中防御隔壁。
およそ一年ぶりに追加された大型艦用の増設バルジである*6。
史実でイタリア艦に採用されたものなのだが、魚雷を受けると被害を抑えるどころか逆に衝撃を増幅してしまったという説のある、
失敗作な装備ともされている。
艦これにおいては大型バルジの回避マイナスと装甲を軽減した、使えなくもない性能だが、
増設バルジというカテゴリ自体がいまいち使い道がないのが。
丙・乙作戦では天山(六〇一空)と応急修理要員、甲作戦ではダメコンがない代わりに流星(六〇一空)。
乙作戦以上では改修資材と、イタリアの副砲OTO 152mm三連装速射砲。
それと甲作戦では勲章も。
副砲も基本的に運用する場面が少ない装備だが、後のイベントで倒すのが厄介なとある敵に有効になり、
また高角砲でない火力系副砲では数少ない改修できる装備なので、少し評価が上がった。
この海域ではボスマスおよびボス前で、
新規艦娘の夕雲型駆逐艦高波をドロップする。
S勝利安定な上2回もチャンスがあるので、入手率は悪くない。
……物欲センサーがなければ。
性能は索敵が少し高く運が少し低いぐらいで、他は普通だが、
改造すると熟練見張員と電探2つを持ってくる。
おどおどした感じで、~~「かも」を語尾につけて話す大人しい子。
なぜか、今イベントE-5報酬の秋津州も、同じく「かも」が語尾になっている。
史実では就役から沈没まで三ヶ月ほどと非常に短い艦歴で終わってしまい、
それが尾を引いたのか改時点での運の値は初月改に次いで低いが、
実はルンガ沖夜戦勝利に大貢献した武勲艦でもある。
ガダルカナル島への鼠輸送作戦中、駆逐隊本隊がドラム缶投下のため速度を落としていたところ、
警戒役として突出していた高波が真っ先に敵艦隊を発見。
さらに突撃して集中砲火を受けたことにより、高波自身は抵抗するもあえなく轟沈したが、その間に僚艦が態勢を立て直して敵本隊に雷撃。
結果的に駆逐艦8隻のみの艦隊が、複数の巡洋艦を含む11隻の米艦隊を撃退、
しかも敵主力の重巡4隻は揃って大破もしくは撃沈という大戦果をあげた。*7
??「語尾も戦果も、なんだか似てるっぽい?」
高波以外のボスマスのレアドロップは、長波、卯月、時津風、阿賀野、まるゆなど。
周回難易度も低い上にワ級を大量に狩れるので、非常においしいマップだった。
E-4 カレー洋リランカ島沖
決戦!リランカ島攻略作戦
詳細
イコクノチ、イコクノウミ……
サビシイナァ……
連合艦隊での出撃。
ボスが陸上型なので、三式弾は忘れずに。
3-5を除けばWG42が使える初めての機会だが、当時は性能が高くなく、
駆逐や軽巡に漫然と積んでも、大抵は致命傷までは期待できず微妙との評価だった。
空母機動部隊なら始点から南へ、水上打撃部隊なら北へ行く。
水上打撃だと機動よりまた1戦増えるし、割と面倒なマスがあるので、機動部隊の方が主流か。
機動部隊初戦はヲ級やヌ級の敵機動部隊。
輪形のため雷撃も怖くなく、大したことはない。
水上打撃は、初戦は重巡リ級がいる程度で大したことないが、
問題は増えた2戦目で、ル級が3隻出てくることがありそこそこ怖い。
これらを抜けると、両ルートとも合流、能動分岐マスになる。
が、左ルートは右ルートより航空戦が1回増える。
だからといってレア艦もKでまるゆと高波が出るだけで、高波はEマスでもボスマスでも出るので、
わざわざ選ぶ利点はほとんどない。
Eではたこ焼き搭載のヲ級とタ級2隻がいて、
甲作戦ではヲ級がたこ焼きを搭載なので大破要因となる。
ハルノ…イクサ……ハジメテ…ミルカ…?
ボスは新登場の港湾水鬼。
港湾棲姫の水鬼バージョン。
爆乳は彼女も健在で、しかもこちらは谷間を大きく開いている。
港湾水鬼を最初を見ると、まず間違いなく
!?
となる。
額から伸びる角のせいか、眉間が影になっており、
横を向いた顔のせいでまるでメンチ切ってるみたいに見える。
摩耶様とか霧島ネキとかいたら険悪な雰囲気になりそう
その一方、そんな見た目にそぐわないか細くかわいい声をしてたり。
やたら硬い空母水鬼や、ダイソンより全体的に強化された戦艦水鬼と違い、
港湾水鬼は港湾棲姫より多少は強化されてるが、
装甲耐久は陸上型の中ではそこまで高くもない。
砲を2つ装備しているので、夜戦攻撃を許せば連撃で痛い代わり、
艦載機も2スロットに減っており、航空戦の脅威度は減っている。
随伴もル級が1隻いるだけ、残りは護衛要塞と駆逐だけなので、
全滅させて昼戦の間に損害(中破)以上まで追い込む、ないし調子が良ければ昼戦撃破も可。
最終形態では港湾水鬼と一部の随伴が若干強化され、特に甲作戦ではル級がル級改になるものの、
物量差で圧殺できるのは変わらず。
余談として、このマップで潜水艦を連れていくか、索敵不足だとボス前から逸れるのだが、
そこには港湾棲姫の方がひっそりと再登場している。
このイベント後に実装された4-5ではこれと戦うことになるが、
その際港湾棲姫はゲージ破壊段階だと、港湾水鬼以上に強化される。
4-5では当然通常艦隊での攻略なので、道中の違いや三式持ちの数の差はあれど、
似たような編成を相手に連合艦隊で戦うこちらの方が、難易度はかなり低かったといえる。
というよりこの次のマップもまともにやると……。
突破報酬で、新規艦にして、待望のイタリア艦の、
ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦Littorioを入手。
ビスマルクと同じ高速戦艦だが、火力が高いのと、
砲のおかげで大和型と同じく射程が超長なのが特徴。
このリットリオは、改造に改装設計図を使うのだが、
改造後はLittorio改ではなくItaliaに改名される。
これは、史実でイタリア王国が連合国軍に降伏する際に、Littorioから変更されたため。*8
本人の性格は、少しふわっとした感じながら提督にも気遣いができる子。
イタリア人らしく食に関する話も多い。
他の報酬は、全難易度で勲章が1つ。
乙作戦以上で改修資材と、90mm単装高角砲。
高性能高角副砲にして、なぜか高射装置内蔵扱い、改修もできると、摩耶改二などに積むのに最適。同時に摩耶自身が改修更新担当の高角砲の価値を叩き落とすことにあとワイン飲んでる妖精の顔やポーズが小憎たらしい
甲作戦では、さらに381mm/50 三連装砲改を入手。
イタリア戦艦の主砲で、イタリア艦以外に装備させると、46cm砲と同じく射程超長を付与できる。
性能自体は46cm砲には劣るものの、過重命中ペナルティを軽減しつつ射程超長なので使い分け可能。
なお、これらのイタリア製新装備は、改造に設計図が必要とはいえ、
イタリア艦を改造すれば入手できる。
E-3から引き続き、ボス前とボスマスで高波がドロップする。
他のボスドロップは清霜、早霜、野分、三隈、あきつ丸、まるゆなど。
E-5 アンズ環礁沖
アンズ環礁泊地攻撃作戦
詳細
シズメシズメ
歴史ノナカニ
シズメシズメ
ココロノ奥ヘ
オチテオチテ
崩レテシマエ
オチテオチテ
深イ闇ニ シ ズ メ
通常艦隊マップだが、また陸上型が相手となる。
ここでは指定艦ペアを入れることでルート固定ができる。
指定は
- 最上と三隈
- 鈴谷と熊野
- 鳥海、龍驤、由良のうち2隻
- 川内と吹雪
- 蒼龍と飛龍と赤城
組み合わせで指定されているので、別々の組み合わせから選ぶだけでは固定できない。
陸上型相手であり、三式弾が積めない川内吹雪ペアや空母トリオは避けた方が無難。
最上型のペアか、鳥海と龍驤での固定が基本となる。
攻略……の前に、
海域に入ると、E-4までと一変してBGMがものすごく陰鬱になる。
海域マップは始点周辺以外真っ赤に染まっているし、
道中戦闘曲の時点で静かな曲調ながらシズメシズメと囁かれる。
艦これのイベントMAPは基本的に敵の制海権の最中へ飛び込んでいくことが多いからなのか、
基本的に出撃地点周辺の海域は青いが、最深海域及びボスに近付くほど赤くなっていく傾向が強い。
……これだけで、西欧諸国の状況がどうなっているか、悲観的な想像が出来てしまう。
そして凡そ2年の時が経ち、西方への再打通作戦を展開した提督と艦娘達が目にしたものは、
スエズ運河以西を完全に封鎖され、膨大な量の物資輸送を要する程に逼迫した友軍泊地。
英国周辺1000km以上を深海棲艦に完全包囲され絶望的な戦況に立たされている西欧諸国。
提督達の想像を遥かに上回る絶望的な戦況の西欧諸国とドーバー海峡の深海の怨嗟に紅く染まった水面だった。
始点はランダムで、南では何もないが、西ではうずしおを踏む。
対策に電探を持たせたいところだが、
弾着装備と三式弾で埋まってしまうので持たせる余裕がほとんどない。
西に行くか、南でもルート固定できていれば、初戦はル級とリ級を含む艦隊。
水上艦にはル級の砲撃が脅威だが、後述する編成の場合駆逐軽巡も痛手になる。
幸い、ここの敵艦隊は6隻ではなく5隻。
ルート固定していれば、次の分岐で資源マスを通り、航空戦をスルーできる。
その後能動分岐があるが、西ではまたうずしおを通る上、
次がル級と潜水艦を含む、通常海域後半のような嫌がらせ編成のため、南の方が良い。
南の場合、待ち受けるのは夜戦マス。
何も対策がないと、駆逐後期型が夜戦カットインしてくることも相まって被害が出やすい。
やはり装備に余裕がなく、夜偵以外はほぼ積めないのが悩みもの。
モウ…トベナイノ……トベナイノヨ……ワカル?…ネェ
ボスは泊地水鬼。
海域名はアンズ環礁となっているが、史実でのアッドゥ環礁の英軍秘匿泊地がモチーフの1つ。
*9
何やら望まない形で深海棲艦となったのか、悲嘆と怨恨を艦娘にぶつけてくる。
さらに被弾しても、不気味に笑うヤンデレキャラ。
泊地といえば艦これ初期のイベントで登場した泊地棲鬼・泊地棲姫がいたが、
あちらが(まだ陸上型という概念がなかったので)普通の水上艦だったのに対し、
泊地水鬼はれっきとした陸上型。
泊地水鬼のステータスは、
耐久は削り時で330と陸上型の割には低いのだが、
丙・乙作戦削り時で装甲200、甲作戦で装甲220と、無茶苦茶硬い。
三式弾特効があるとはいえ、戦艦水鬼以上の装甲値で、当時の記録を更新した。
さらにゲージ破壊段階になるとグラフィックが変化しさらに強化。
耐久が430と大幅アップの上、装甲も甲作戦で240になる。
装備には泊地シリーズの名残か徹甲弾があり、対大型艦補正で砲撃がものすごく痛い。
さらに砲2つ装備で夜戦連撃と、ここにきてかなりの強敵となる。
一方、砲撃用装備で3つ埋まってしまっているため、自身の持つ航空戦力は艦爆1スロットのみ。
しかも後に登場の際分かるのだが、この艦爆だけでは制空値が0。
随伴の護衛要塞2つ分しか制空要員がなく、簡単に制空権は奪える。
とはいえ随伴に戦艦ル級改もいて、かなり厳しい戦いとなるのは必至。
――――なんの対策もなければ。
「オリョクルなくて楽なのはいいけど、退屈でち……」
「え、イベント攻略に行くでち?珍しいなぁ」
「ん?これってダメコン……!?ちょっと、てーとく!?」
その抜け穴が、潜水艦デコイであった。
普段イベントでは羅針盤で弾かれるのに、それがないのは救済策だったのか?
泊地水鬼を始めとする陸上型やたこ焼き要塞は、航巡・航戦のような挙動を取るため、
艦隊に潜水艦が含まれていると対潜攻撃を優先してしまう。
これにより、凶悪な泊地水鬼の砲撃能力を無効化できる。
しかも、これは同時に道中夜戦マス対策にもなる。
夜戦で高火力を振るう水雷艦をそのまま受けてしまえば大被害となるが、
この海域の夜戦マスは、対潜攻撃が優先される軽巡と駆逐、残りは貧弱なワ級。
潜水艦1隻の被害の代わり、他の艦は安全に通過できるようになる。
もちろん、夜戦マスでは対潜攻撃も有効なため、
対潜装備をしっかり積んだ敵駆逐軽巡によって、潜水艦の方は大抵大破になる。
じゃあどうするかって?
ダメコンで大破進撃します。
1戦ごとにダメコン消費前提……と聞くと、
入手方法が限られる装備故にためらうことも多いが、
大破進撃しても、泊地水鬼と護衛要塞の対潜攻撃方法は、艦載機による方式。
対潜威力が極めて乏しく、単縦陣なのも相まって案外踏みとどまることも多く、
ダメコンを使わずに終了することの方がほとんど。
そのため、初戦の駆逐軽巡(とル級)さえ中破まででやりすごせば、
脅威の大半を無力化できてしまうのだ。
「休みかと思ったら、こんな囮にされるなんてあんまりでち!!!」
なお、最終段階では随伴のワ級が駆逐後期型になり、輪形陣に変更されるため、
開幕で駆逐艦を潰せないと轟沈を余儀なくされる。
大破進撃前提なら必ずダメコンを装備し忘れないこと。
突破報酬は難易度共通で応急修理女神と、
丙作戦では381mm/50 三連装砲の改ではない方で終わるが、
乙作戦以上ではこれが改になるのと、改修資材と勲章がつき、
甲作戦ではさらに二式大艇がつく。
二式大艇はこの段階では誰も装備できず、次のE-6突破報酬艦の専用装備。
そのため次の海域をクリアしないと装備の誤廃棄ロックができなかった。
ボスドロップでは、朝雲、山雲、矢矧、まるゆ、甲作戦でのみ磯風が入手できた。
また、ボス前とボス随伴にワ級が2体ずついるため、やはり補給艦任務消化も平行できる。
E-6 ステビア海
打通作戦!ステビア海を越えて
詳細
トカシテ 忘レテ
モウ二度ト モドレナイノ
波ノ 向コウ側ヘト
消エテ イク
ト ケ テ イ ク
いよいよラストステージ。
お札制限のなくなる連合艦隊海域。
始点から3方向に分かれ、2つの能動分岐のどちらかにつき、
3ルートのうち2つから進むルートを選択するという方式になっている。
1.北ルート
水上打撃部隊で、速力が高速低速で統一されていない場合に、
Fマスから選択すると来れる。ただし雷巡が3隻いるとボス到達できない。
水上打撃のボス攻略にはメジャーなルート。
初戦は水雷戦隊。第一艦隊から始まる水上打撃なら難なく通過できる。
問題は2戦目。
夜戦マス、さらにその旗艦は戦艦棲姫。
事故頻発ポイント……のように見えるが、
ダイソンの夜戦カットインは単発判定の副砲カットイン、
続く艦も全て単発攻撃なので、ダイソンの攻撃を中破で耐えて進めることが多い。
1人は探照灯を持たせて被害担当役を決めておいた方が良い。
2.中央ルート
どちらの能動分岐からも来れるので、どちらの艦隊でも可能。
ボス攻略においては速力高速統一の水上打撃を除いて、雷巡3を入れられるのが利点だが…。
初戦では、いきなりE-5ボスの泊地水鬼と再度対峙する。
再建中となっており、随伴はたまにヌ級がいる程度だが、
泊地水鬼の方は強化バージョンで居座っており、沈黙させないとボコボコに殴ってくる。
潜水艦に吸わせる戦法は、このルートで第一艦隊に入れるなら羅針盤が逸れない。
だがここの時点で随伴に駆逐後期型がいるし、しかもこの後も道中2戦ある上、
泊地水鬼以外に攻撃を吸える目ぼしい艦が小型艦しかおらず、やる利点は少ない。
2戦目はル級とリ級と駆逐、あとワ級。
泊地水鬼に比べれば癒し。
3.南ルート
空母機動部隊か、速力高速統一の水上打撃部隊で来れる。
しかしこの水上打撃だと、そもそも始点の時点でうずしおが配置されており、また雷巡3で弾かれる。
機動部隊なら雷巡3でも弾かれないので、機動部隊向けか。
こちらは1戦目から夜戦。
旗艦にカットイン率の高い重巡リ級flagship、後続にも雷巡がおり、北ルートと違い事故率は高い。
2戦目は北ルートの戦艦棲姫マスとまったく同じ編成。
ただし、こちらは夜戦ではなく昼戦。
ダイソンの一撃が怖いが、連合艦隊なので前のマスよりはマシなぐらい。
- ボス前
どのルートを通っても、ボス前で合流する。
ボス前の門番は、今回も空母棲姫が鎮座。
随伴空母もいるので、制空値はかなり高い。
ここまでの戦闘で発生した中破艦を狙い撃たれたり、
無傷からでも平気でワンパン大破させてくる。
削り段階なら、大破1で抑えられれば護衛退避で抜けたいところ。
ヤクニタタヌ…イマイマシイ……ガラクタドモメッ!!
今回の最終ボスは、前回イベントと同じく戦艦水鬼。
前回はトリプルダイソンで甲種勲章の獲得を阻んだが……?
随伴は甲作戦でル級改、エリートネ級2、駆逐後期型2。
ル級改は硬いし火力もあるが、削り段階では空母もおらず、前回の重火力編成よりは有情。
2隻退避があっても、支援や交戦形態にもよるがS勝利が十分狙える。
さて、問題の最終段階。
今回は、乙作戦以上で空母棲姫が追加される。
……あれ?
そう、今回は鬼・姫級が2体で済む。
ボス前と合わせて2連続でたこ焼きが襲い掛かるとはいえ、
ダイソンと3体で徒党を組んだトラックの時よりはかなり難易度は下がっている。
前回が難しすぎただけで、これでも十分最終海域相当の難易度はある
前回あと1歩で届かず突破できなかった提督でも、
今回はすんなり突破できた人も珍しくなかったはず。
攻略完了報酬として、新規艦の秋津洲を入手。
E-5甲作戦でももらえた、二式大艇が扱える現状唯一の艦娘。
秋津洲自身は、時報を聞く限り、提督を甲斐甲斐しく世話を焼き、
三食作ってくれたり、家事を手伝ってくれる。かわいい。
前述の通り、高波と同じく「かも」を口癖にしているかも。
高波は大人しいのに対し、秋津洲は気さくで明るい性格。
二人揃って「かもかも教」なる言葉も生まれた。
秋津洲は二式大艇のことを大艇ちゃんと名付けてかわいがっており、
そんな大艇ちゃんは、しずま艦恒例か、ドア周辺に顔の模様がついている。そしてお父様曰くトランスフォームできる
二式大艇は、史実では当時の最先端技術を用いて製造された、
飛行艇というカテゴリにおいて突出した性能を誇る、化け物級の機体だった。
航続距離、速度、防御性能、果てはあまり本業でもないはずの空戦性能まで。
搭載量はさほど大きくないそうだが、爆撃・雷撃も可能。
そんな、世界水準軽く超えてた傑作機である。
だが艦これにおいては、秋津洲に搭載したところで、航空戦の触接を高確率で行うことと、対潜攻撃ができるという、偵察機とカ号もどき程度の働きしかしてくれない。
索敵12という飛び抜けた索敵値を持っているものの、厳しい索敵値制限のあったAL/MI作戦クラスの値を要求される海域は
通常海域・イベント海域共に少なく、3スロット全てに二式大艇を載せる必要性がそもそも薄い。
あれ……高性能ぶりはいったいどこへ……。
なら二式大艇以外で活躍すればいいじゃないかとなるが。
秋津洲の艦種分類は水上機母艦だが、雷撃はできず、
他の水上機を載せても、搭載数は二式大艇換算なため1機しかなく、*10
瑞雲を装備したところで航空戦や対空砲火で一瞬で溶ける。
水上戦闘機なら例え制空権喪失でも仕様上溶けないので有効に活用できるが、これは艦これにおける戦闘機の仕様を逆手に取った戦法であり、本来の仕事ではないのは言うまでもない。
しかも、史実においては明石のように泊地で二式大艇の修理や整備をしていた補助艦艇だったことからか、秋津洲自身の戦闘能力は恐ろしく低い。
1-1でのキラ付けも難儀なものであり、装甲や回避はそこそこ高いが火力が低いためイ級の閉幕雷撃で大破をもらうこともしばしば。
その装甲値も水上機母艦の括りの中では高いが、全体で見ると睦月型改や神風型改には勝るものの朝潮型・陽炎型・夕雲型といった駆逐艦の改にも抜かれているので脆い部類に入る。
2016/03/19でのオンメンテで大発動艇系装備を搭載可能にはなったが、遠征での弾薬消費が水上機母艦で最も安い代わりに燃料消費が恐ろしく悪く、
その前後に燃費の良い睦月型改二組や阿武隈改二など大発動艇を装備出来る艦が増えていったのでその特性すら埋もれてしまう始末…。
おまけに瑞穂と同じく低速なので、ドラム缶こそ積めるが5-4レベリングにも向いていない。
結局、長らくの間秋津洲は現状ではかわいいだけで、残念ながら性能面ではろくに使い道がないという評価を下されてしまっていた…。
そもそも秋津洲は前述した通り補助艦艇であり、本来は前線に出すのが間違いなのだが、実装初期は大発も載せられなかった為に後方での運用方法すらなく「萌えるゴミ」「薄い本要員」「世界一可愛いゴミ」といった、まるで実際の水上機母艦「秋津洲」を鑑みていないような渾名が付けられてしまう。
何故こんな蔑称じみた渾名で呼ばれる事を誰も止めなかったのか…
水上機母艦「秋津洲」の史実・特性や性能を知っていれば秋津洲自体は弱くて当たり前と容易に理解でき、この手の話題は出るはずはないのだが、まぁそれは艦娘としての秋津洲の低性能・使い道のなさとは別の話である。
このゲームにはダメージ計算式の関係上たった10機足らずの艦攻で大和型をワンパンする補給艦とかいるし…。
さらには検索エンジンの検索予測がR-18方面の下品なものにサジェスト汚染される、秋津洲チャレンジと呼ばれる「意図的に秋津洲単艦で演習に挑ませ、攻撃を避け切ってB勝利したら勝ち」という「遊び」が流行るなど、今以上に評価は散々だった。
あんまりにも酷い有様に、後のイベントで秋津洲指定のルート固定なども指定されたが、それはそれで固定はできても、秋津洲自身の戦闘能力の低さがどうしても足を引っ張ってしまう。
通常海域でも秋津洲を編成することで他ルートより多少楽なルートを通過出来る場合もあるが…選りに選って6-3、6-4という難関海域。
6-3は他の水上機母艦でも代用が利く上に先制雷撃を放てる分を加味すれば千歳型か瑞穂に軍配があがってしまい、のが現実であり、公式4コマでもネタにされてしまった。
6-4では水上戦闘機をガン積みする事で最短固定+道中戦艦マスでのノーコスト制空権確保が可能となり、ようやく他の水上機母艦にはできない唯一無二の活躍ができるようになったものの、水上戦闘機を3つ揃えるのがまず大変*11な上、そもそも秋津洲の通常海域ドロップは当の6-4である。
前述の瑞穂も、当初はイベント限定だったが後に5-3ボスマスと大型建造へ恒常追加され、秋津洲の6-4でのドロップ率は脅威の凡そ0.3%という報告も…。
ここまで来ると、他の編成で6-4をクリアするのが先か、イベントか6-4で拾うのが先か、資源が悲鳴を上げるのが先かだろう。
追い打ちのように、制空能力やちとちよと瑞穂に無い対地戦能力も、2016年秋イベントで実装されたフランスの水上機母艦Commandant Testeがあっさり上回ってしまい、更にCommandant Testeが4スロであるため輸送能力も抜かれた。
彼女を活躍させるのは楽ではないのだ…。
一応利点としては、他の4隻の水上機母艦を余裕でぶっちぎる圧倒的な回避64という高さと、ソナーと爆雷が装備出来て尚且つ二式大艇は対潜攻撃が可能ということ。
先制対潜実装後は二式大艇での触接を狙いながら中破状態でも対潜攻撃可能という利点が生まれ、彩雲によるT字不利回避はできなくなるがレベリング中の軽空母枠で採用するのも割と現実的となった。
なお、二式大艇自体は、基地航空隊実装後、中隊に組み込むことで他の航空機の行動半径を延長するという役割がもらえた。秋津洲に載せない方が活躍してる
二式大艇がウルシー泊地特攻(丹作戦)に向かう銀河を先導したりしているので、ゲームバランスの調整と史実関連を合わせた役割である。
他の報酬は、丙作戦で勲章1個。
乙作戦以上では勲章が2個に増えるのと、二式大艇。
そして甲作戦では、甲種勲章と、
それだけでなくプリンツ・オイゲン持参の最強クラスの電探であるFuMO25 レーダー。
甲種勲章は前回逃して今回初入手という提督が多いだろう。
一方、複数入手すると、その数も表記されることが判明したので、1個も逃すまいとコンプし続けると誓った提督も。
そしてそんな甲提督に次のイベントで試練が訪れる
さて、さらにもう1人、E-6海域で入手できる新規艦がいる。
Littorioの妹で2人目のイタリア艦、
ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦Romaである。
こちらは割としっかり者かつツンデレな性格。
史実で、沈没する原因となったフリッツX*12に関しては、トラウマを持っている様子。
まだ数の少なめな眼鏡艦の1人。
霧島とは、高速戦艦の4番艦、眼鏡と共通点があり、時報でも交流しているようだ。
改造するとItaliaのように改名はしないが、
それまで高速戦艦トップだった霧島を抜く高火力となる。やはり眼鏡は火力
が、こちらは海域突破報酬ではない。
ドロップ限定である。
いくら前回より勝率は悪くないとはいえ、最終海域の連合艦隊マップ。
そこに目玉である新規海外艦を求め、掘りで数多くの提督が資源を溶かす羽目に。
中には攻略中に出た雪風提督もいたが
E-7
Romaはボスマスでもドロップするが、高難易度なら道中でもドロップポイントがある。
道中3ルートの2戦目にそれぞれに配置されているので、S勝利しやすいマスを狙っていくことになる。
北ルートでは、甲作戦に限り戦艦棲姫との夜戦マス。
が、敵艦も6隻フルで、一巡で終わってしまう夜戦マスなので、
ダイソン含めて1人1殺しなければS勝利できない。
いくら弾薬ペナルティがないといえど、ダイソンを一撃で仕留めることは滅多になく、
狙ってはできない。
ボスに行くついでに、できればラッキーという程度で。
中央ルートでは、こちらも甲作戦のみで泊地水鬼後の艦隊。
到着すればS勝利は非常に容易だが、その前の泊地水鬼で大破させられる可能性が高い。
抜けられさえすれば、そのままボスマスへの進軍もできる。
南ルートでは、戦艦棲姫マス。ここでは乙作戦でもドロップする。
やはりその前の夜戦マスでの大破率は高い。
昼戦S勝利は戦艦棲姫の生存で逃すことも多いが、夜戦までいけばほぼ倒せる。
大破なしかつ昼S勝利とすると少しハードルが高く、ボスとの2枚狙いは難しいか。
ボスマスでは難易度問わずドロップ。
だがこの道中なので、周回するには大破率が高く、護衛退避するとS勝利率が下がるジレンマ。
決戦支援や入渠で資源消費も加速する。
Roma以外には、Romaドロップポイントおよびボス前空母棲姫マスで、
難易度問わずまるゆがドロップ。
あくまで副産物だが、道中昼戦マスでは大破撤退する場合、
S勝利狙いで夜戦して帰るのも手。
ボスでは、さらに酒匂と、U-511もドロップ。
こちら目当ての場合、Romaと違いここでしかドロップしないため、ひたすら周回するしかない。
特にU-511は前回実装で話題となり、今回早速のドロップ。
1人目を持っていても改造すると大きく見た目も性格も変わってしまうことから、
ゆーちゃんとろーちゃんの2人を求めた提督は、
戦艦水鬼に何度も挑戦し、引き換えに資源が蒸発した。
その後
このイベントが終了した後、
一ヶ月後の6/12には、この作戦後という設定で通常海域4-5が解放。
西方海域では定期的に深海棲艦の動きが活発になって集結するとのことで、
こちらも定期的に撃退しにいくことになる。
4-5以外にも、その後2回に渡って、
主作戦と別に西方へ牽制に出撃するイベント海域があった。
何度も殴りこまれる港湾棲姫や泊地水鬼の心境やいかに。
イツカ イツカ
アノ
ソラノ
シ タ ヘ
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▷ コメント欄
- 全ての路はローマに通ずと言うが通じていなかった、キャンセル -- 名無しさん (2016-11-14 09:47:38)
- 秋津洲は『どういう船』かを知っていれば「甲標的も大発(当時)も載せられない」事への不満は出ないはずだが、現実は甘くなく可愛いだけと言われるハメになってしまって不憫 -- 名無しさん (2016-11-14 11:57:06)
- 作製お疲れ様です。これで現在までの艦これイベントは網羅されたかな。秋津洲はコラボで活躍してるから問題ない! -- 名無しさん (2016-11-14 14:42:29)
- ↑2 基本的に全員戦闘参加が艦これのシステムだからね、火力の無い娘は辛い あと 二式大艇ちゃんがなかなか活用できないのも辛い -- 名無しさん (2016-11-14 23:59:20)
- ↑二式大艇が索敵機扱いで弱いのは不満でいいと思うが、秋津洲自体は弱くて当たり前(武装は自衛用の12.7cm高角砲と機銃だけ)なのに『弱い』事が批判されてるのが解せない。実際の船見て「そら弱いわ、どうすんのこれ」と納得する造詣深い人は減っちゃったのかな -- 名無しさん (2016-11-15 12:19:47)
- 秋津洲のサジェストはどちらかといえば世界一可愛いゴミだのクソザコナメクジだの性能を揶揄したものが多かった記憶が -- 名無しさん (2016-11-15 18:59:02)
- 後輩が現状で最優秀な水母だったり、流星拳で大和型すら屠る超火力の持ち主だったり… ただ水戦を載せると撃墜が絶対に起こらない(スロット1だから0にならない)ので安定した制空値を確保できるのは他にないメリットになった -- 名無しさん (2016-11-15 23:30:55)
#comment
*2 高難易度で突破したいが丙で掘りたいとかの場合は別
*3 直前期のランカー報酬でイタリア製の戦艦主砲が配布されたので、予想していた提督は割と多かった。
*4 とはいえイベント途中追加ではなく、道中マスでも出る
*5 公式4コマ第94話での一幕
*6 厳密には艦の外側に設置するバルジではなく、主に内側で衝撃吸収とダメージコントロールをするための方式だったとか
*7 だが本来の目的の輸送作戦が完遂できなかった点などは評価が分かれている
*8 Littorioとは古代ローマでファスケスという武器を持って要人警護を担当した、リクトルという官職に由来する名前……なのだがこのファスケスがファシスト党の名前の元ネタだったりする、全体主義色の強いネーミングであった為
*9 陸上型のはずの彼女だが、もう飛べないというセリフや、撃破時の空や翼への憧れから、かつては自由に空を飛べていたと思われる。考えられる説としては、セイロン沖海戦で撃沈された英空母ハーミーズか、インド洋で消息不明となった航空機のキ77との関係など
*10 飛行艇は他の水上機よりかなり巨大。そもそも秋津洲は厳密には潜水母艦のように補給や整備程度を担当する飛行艇母艦で、本来二式大艇の発艦能力すらない
*11 二式水戦は改修でしか入手できず、Ro.44水戦は改修及び通常入手不可能なPola改からの入手である
*12 イタリア艦が敵戦力にわたることを恐れたドイツ軍が、空襲に用いた誘導爆弾。この時Italiaも船体右舷に命中したフリッツXが上部甲板と補助装甲を貫通するという大きな損傷を受けたが、彼女の方は大量の浸水に見舞われながらも沈まず持ちこたえた。ついでに、2016年夏イベントでやってきたWarspiteもこれを食らって沈没寸前になったことがある。
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