登録日:2014/12/26 Fri 21:22:57
更新日:2023/12/21 Thu 13:55:52NEW!
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dm dm-26 dmc-61 デュエル・マスターズ ベリーレア 闇文明 火文明 多色 ティラノ・ドレイク 全体除去 転生版 極神編 ブロッカー除去 デュエル・マスターズ プレイス 槙野旦 dmc-48 クリムゾン・メガ・ドラグーン インフレの筈が・・・・・・
伝説の翼竜が今宵、赤き闘竜の中に蘇る!
概要
クリムゾン・メガ・ドラグーンは、デュエル・マスターズのクリーチャー。
DM-26「極神編 第3弾 超絶VS究極(ドラゴニック・ウォーズ)」にて初収録。レアリティはベリーレア。他にも
◾DMC-48「HEROES PACK(ヒーローズ・クロス・パック) ザキラ編」
◾DMC-61「コロコロ・ドリーム・パック4(エターナル・ヘヴン)」
などでも再録を果たしている。
あの《クリムゾン・ワイバーン》が転生して帰ってきたクリーチャー。
もちろん能力はあの豪快な殲滅能力を持っている。
スペック
クリムゾン・メガ・ドラグーン VR 闇/火文明 (7) |
クリーチャー:ティラノ・ドレイク 5000 |
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて破壊する。 |
本家と同じくブロッカー全体除去のcipを持つ。
選ばれないブロッカーもまとめて全滅させるこの能力はもちろん強力。
相手のブロッカーデッキなどに対しては一気に突き刺さる能力である。
しかし、ここまでは本家と同じスペックである。
このクリーチャーを語る上で重要なのは、文明色や種族面での違い。
まず、パワーが本家と比べて向上しているので、攻撃要員として本家より活躍が期待できるようになった。
火力呪文に対する除去耐性も多少上がっていると言えるだろう。
次に種族面では、本家がアーマード・ワイバーンだったのに対し、こちらはティラノ・ドレイクに変更。
多色カードでありながら、所持種族は一つとなっている。
背景ストーリーでの設定的には、アーマード・ワイバーンを伏せ持ってもおかしくはないのだが…。
しかし、アーマード・ワイバーンまで伏せ持つと、本家側の差別点が少なくなってしまうからなんだろう。
アーマード・ワイバーンよりティラノ・ドレイクの方が種族サポートに恵まれているので、種族面では本家より活用できる範囲が広まっている。
……と言いたいのだが、最近はそのティラノ・ドレイクが不遇だという状況…。
本家の方も不遇種族のアーマード・ワイバーンだが、そのおかげでターボバーレスクという明確な居場所がある。
所持している文明色も多色になった事によりスペック向上は行われた。
逆に言うと単色ではない以上、投入しやすいデッキが狭くなったということでもある。
「色が合致しているティラノ・ドレイクデッキに投入すれば良いじゃない」と思う人もいるだろう。
しかし、ティラノ・ドレイクデッキには強力なブロッカー除去である《衝撃のロウバンレイ》が存在する。
そのため、単純に種族デッキに入りやすいという訳でもなく、簡単に入れるデッキが見つからない。
とはいえ、ロウバンレイは相手の数が多いと数体しか除去できないし、能力の強制攻撃で自滅することもあるので、大量のブロッカーを一掃できる点で差別化は十分に可能。
また、《オメガ・クライシス・ドラグーン》を使用するならば、ロウバンレイより優先されるか。
ロウバンレイをメインにブロッカーを除去する場合でも、1枚ほど入れておけば共存は可能。
コスト面は本家より下がっており、上述したように多色故に使いにくくなった部分もある一方で、コスト面の1の差は大きく、使いやすくなった部分も大きい。
本家とは違い《インフェルノ・サイン》などのコスト指定の踏み倒しで出しやすいという点も地味な長所。
綜合的に見てみると、本家とも上手く差別化がされている良カードではある。
しかし、自身の種族が最近では冷遇されているという哀しい状況。
さらに言うと、エピソード時代からはコストの低い《超爆デュエル・ファイアー》が登場したため、忘れられてきている。
むしろターボバーレスクに投入される分、本家のクリムゾン・ワイバーンの方が見かける事も多い。
こちらは多色クリーチャーである点を活かして差別化していきたい。
組み合わせたいカード
蒼黒の知将ディアブロスト SR 闇文明 (5) |
クリーチャー:デーモン・コマンド 6000 |
バトルゾーンにある相手のクリーチャーはすべて「ブロッカー」を得る。 |
W・ブレイカー |
DM-14で登場したデーモン・コマンド。
相手クリーチャーを強制的にブロッカーにするという能力を持つ。
クリムゾン・ワイバーンと同じ能力を持っている以上、ディアブロストとのコンボが可能。
相手ブロッカーを殲滅させられる。
関連カード
クリムゾン・ワイバーン SR 火文明 (8) |
クリーチャー:アーマード・ワイバーン 3000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、バトルゾーンにある「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて、持ち主の墓地に置く。 |
DM-01で登場したアーマード・ワイバーン。
元祖ブロッカー殲滅クリーチャー。
クリムゾン・メガ・ドラグーンは、こいつのリメイクカードである。
衝撃のロウバンレイ R 火文明 (5) |
クリーチャー:ブレイブ・スピリット 1000 |
スピードアタッカー |
このクリーチャーは、可能であれば毎ターン攻撃する。 |
自分のティラノ・ドレイクまたはブレイブ・スピリットが攻撃する時、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。 |
DM-20で登場した火のブレイブ・スピリット。
ブレイブ・スピリット版《爆竜 GENJI・XX》といえるクリーチャー。
ティラノ・ドレイクデッキでは、ブロッカー破壊のためによく投入される。
そのため、クリムゾン・メガ・ドラグーンとは比較されがち。
実際の使い勝手は違うので、好みに合う方を投入していこう。
構築難易度は上がるが、両カードをデッキに投入するのもあり。
超爆デュエル・ファイアー P(UC) 火文明 (6) |
呪文 |
S・トリガー |
「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて破壊する。 |
呪文版クリムゾン・ワイバーン。
本家やクリムゾン・メガ・ワイバーンの居場所が少なくなった理由ともいえる呪文。
しかし、呪文である以上相手がブロッカーを投入していないと腐る可能性もある。
クリーチャーであることで差別化を図っていきたい。
・・・・・・と、思ったら。
まさかのインフレに対するインフレの波
上記の通り、《クリムゾン・ワイバーン》がパワーアップしたという割には必ずしも使いやすくなったという訳では無く、スペックアップの代償として入るデッキを選ぶという欠点も付いてくることになってしまったこのカード。
そんな彼の前に、こんな奴が現れた。
熱血龍 GENJI(ゲンジ)・XXX(トリプルクロス) VR 火文明 (7) |
クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン 7000 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて破壊する。 |
スピードアタッカー |
W・ブレイカー |
・・・・・・何処から突っ込めば良い物やら。
cipでブロッカーを全て除去するのは変わりはないのだが(そこにしたって破壊するのは相手のブロッカーのみ。この時点でハイスペックである)、何とこいつはパワーが7000もあり、しかもスピードアタッカー持ちでW・ブレイカーなのである。種族も最近かなり不遇のティラノ・ドレイクではなくコマンド・ドラゴン。おっそろしいなぁ・・・・・・。
GENJI・XXXは単色であるにも関わらず、多色のカードであるクリムゾン・メガ・ドラグーンのカードパワーを完全に上回っているのが分かるだろう。(元々ハイスペックなカードだったか、と問われれば疑問だが)これがインフレという物なのか。・・・・・・しかし、先述の通りクリムゾン・メガ・ドラグーンが登場したのはデュエル・マスターズのインフレが始まった極神編である。
差別化できる点は多色であること位。だがそれを理由にクリムゾン・メガ・ドラグーンを使うかと言われると少し厳しいものがある。
いっそこれなら本家クリムゾン・ワイバーンの方がまだ救いがあるかもしれない。何しろクリムゾン・ワイバーンはDM屈指のロマンデッキ【ターボバーレスク】に入れられるのだから。
デュエル・マスターズ プレイス
クリムゾン・メガ・ドラグーン VR 闇/火文明 (7) |
クリーチャー:ティラノ・ドレイク 6000 |
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 |
バトルゾーンに出た時、「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて破壊する。 |
W・ブレイカー |
DMPP-08 第8弾「極神創世譚 -VIOLENCE FUSION-」にて収録。レアリティは変わらずベリーレア。
こちらではパワー6000のW・ブレイカーへと上方修正されている。
リメイク元のクリムゾン・ワイバーンも同様のステータスになっているので結局立場はあまり変わらないが。
リメイク元もこちらも似たような上方修正がなされたという点では、ある意味美しい流れと言える…かもしれない。
余談
フレーバーテキストの「伝説の翼竜」はクリムゾン・ワイバーンのこと。
「闘竜」はティラノ・ドレイクを指している。
ここから背景ストーリーでの設定が読み取れる。
背景ストーリーでは、神が復活した時期に存在したティラノ・ドレイクの勇者が覚醒した姿。
勇者の中の、最古のアーマード・ワイバーンの力が覚醒して誕生したとされる。
何故、ティラノ・ドレイクの中にアーマード・ワイバーンの力が宿っていたのかは不明。
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▷ コメント欄
- 同じブロッカー全体除去なのに比較すらされないフォルテェ -- 名無しさん (2014-12-26 22:55:11)
- てかこんなの作らずにデュエルファイアーの項目作ればよかったんじゃないの? -- 名無しさん (2014-12-27 00:04:46)
- ↑×2 フォルテってマジで使い道無いし。重いからWブレイカー無いけどこっち出した方がいいし -- 名無しさん (2014-12-27 01:14:00)
- フォルテさんの事はもう許してやれよ -- 名無しさん (2014-12-27 14:07:39)
- フォルテは覚醒編の頃に出る事が出来れば違ったんだが… -- 名無しさん (2015-08-13 15:53:44)
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