登録日:2011/02/26 Sat 00:28:59
更新日:2023/11/07 Tue 13:58:06NEW!
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漫画 少女漫画 アニメ フルーツバスケット フルバ 花とゆめ ギネス認定 涙腺崩壊 腹筋崩壊 おにぎり 切ない 優しさ 岡崎律子 大地丙太郎 優しいは正義 19年春アニメ 豪華声優陣 20年春アニメ 01年夏アニメ 21年春アニメ 毒親の見本市 毒家族の見本市 ハートフル 汚い大人の見本市 ヒューマンドラマ コメント欄ログ化項目 十二支 白泉社 スタジオディーン トムス・エンタテインメント テレビ東京 涙腺崩壊兵器多数 高屋奈月 感動の名作 十二支がモチーフ 雪が溶けたら、何になると思いますか 人生のバイブル 涙腺と腹筋の天敵 切ない←けど鬱にならないレベル
さぁ宴会の始まりです
『フルーツバスケット』は高屋奈月による花とゆめで連載されていた少女漫画。全23巻。
なお、過去に同名の漫画があったが、まったく無関係である。
ギネスで世界中で一番売れた少女漫画に認定されている。
古本屋にいけばかならずといっていいほど置いてあるので是非読んでほしい。
【あらすじ】
主人公の本田透はわけあってテント暮らしをしていた。
ひょんなことから学校のプリンスでありクラスメイトの草摩由希、彼のいとこで家主である草摩紫呉の家でしばらくお世話になることになる。
するといきなり屋根を破って人が現れ、由希にケンカを吹っ掛ける。それを透が止めようとしたところから物語は動き出す。
草摩家には十二支+猫の物の怪憑きの呪いがかかっており、該当する干支の動物に変身してしまう。
そのため、心に何らかの傷を抱えた登場人物の葛藤と再生と成長が軸になっている。
【登場人物】
(CVは2001年アニメ版/2019年アニメ版)
◆本田透 CV.堀江由衣/石見舞菜香
主人公。女子高生です。非常におおらかな性格で包容力があり、登場人物たちの悩みに真摯に対応する。
見た目に反して、頑固な性格。
奇妙な敬語で話すのは、亡くなった父親・勝也の真似のため。
◆草摩由希 CV.久川綾/島﨑信長 子
透のクラスメイト、男の娘系だがケンカは強い。
なんでもそつなくこなすが家事はからっきし。女子に人気だが、人付き合いはかなり苦手。心に深い闇を抱えている。
◆草摩夾 CV.関智一/内田雄馬 猫
由希とは犬猿の仲。
乱暴だがごめんなさいを言えるいい人。
初期は人付き合いはかなり苦手だったが、だんだんいじられキャラ兼ツッコミキャラとしてクラスに溶け込む。
彼もまた闇を抱えている。
◆草摩紫呉 CV.置鮎龍太郎/中村悠一 戌
透・由希・夾の保護者的存在。職業は作家で純文学が専門。それなりに売れているようである。
しかし、とらえどころが無く何を考えているのかわからない。
いつも担当をからかって遊んでいる。
ちなみにペンネームもいくつももっており、萌え系ラノベから怪談のような作品と幅広い。
ちなみに純文学以外は人に迷惑をかける本らしい。
◆草摩慊人 CV.若葉紫/坂本真綾 神
草摩家当主であり、十二支の上に立つ神様。
草摩家の大体の人間に何かしらトラウマや弊害を残している。
十二支達の呪いを絆と呼び、それに依存している為ヤンデレ気味。
実は女性。2001年アニメ版放送時にはまだ明かされていなかった設定だった為、声優は男性だった。
◆魚谷ありさ CV.今井由香/種﨑敦美
魚ちゃん。透の親友その1。
小5で暴走族デビューした元ヤン。
夾とのからみはこの作品の楽しみのひとつ。
透と彼女の母親に救われ今の関係に至る。
◆花島咲 CV.安原麗子/佐藤聡美
花ちゃん。透の親友その2。
当時としてはめずらしい電波を操る女。
戦闘力は作中最強で一部からは魔王とよばれている。侮れない人物であり、作中に登場する人物から一目置かれている。
彼女もまた透と透の母親に救われ今の関係に至る。
◆本田今日子 CV.安原麗子/沢城みゆき
透の母親であり、故人。
物語のキーパーソンの一人。
中卒であり、勘当や夫の死別を乗り越え、トラックの運転手をしながらシングルマザーで透を育ててきたが事故で他界する。
透は彼女の影響を強く受けており、透のアドバイスは今日子からの教えであるものが多い。
花火とケンカが大好きだったらしい。
様々な人物のトラウマの原因になったり、希望の光になったり、最終巻のカバーを飾ったりと物語における重要性が窺える。
◆モゲ太
作中で流行しているアニメの登場人物。
そのアニメの主人公の相棒らしいが守銭奴である。
◆ダチトモーズ
お笑いコンビではないよ。
モブキャラでありながらいつのまにか夾の友人となりいつのまにかフルーツバスケットのお笑いパートの常連になった奇跡のコンビ。しかし、名前はない。
似たような境遇のキャラにクラス委員長や文化祭の劇の脚本家、ありさの舎弟などがいる。
十二支
◆楽羅(かぐら) CV.三石琴乃/釘宮理恵 亥
普段は乙女で恥ずかしがり屋だが興奮すると猪突猛進な乱暴者に。しかも、強い。
夾にとって姉のような存在だが…
◆紅葉(もみじ) CV.齋藤彩夏/潘めぐみ 卯
ドイツ人とのハーフで幼い外見をしているが透とは一つしか違わない。女子制服も似合うショタ、愛称もみっち。
成長後の彼は、イケメンとしか言いようがない。
◆はとり CV.井上和彦/興津和幸 辰
草摩家専属の医師であり一族の秘密を知った者の記憶隠蔽操作も行う。ちなみに龍ではなくタツノオトシゴに変身する(しかも小さい)。
左目の視力がほとんどない。
◆撥春(はつはる) CV.陶山章央/古川慎 丑
紅葉と同じ歳。
牛らしい白黒ヘアで性格もマイペース、鼠に利用された牛という干支の神話のせいかキレやすくひねくれ屋な面があり、こちらはブラック・ハルと呼ばれている。
不思議な事はみんな「ミステリー」
◆綾女(あやめ) CV.宮本充/櫻井孝宏 巳
由希の兄で服飾屋の店主で大物。異様にハイテンションな上、王様気質で由希を溺愛しまくるブラコン野郎だが、真面目に兄らしく振る舞う事もある。
母親に対する台詞は必見。
ちなみにそのキャラクター性ゆえに苦手にしているキャラが多い。
作者はそのキャラたちとの絡みが描けなかったのが心残りらしい。
◆杞紗(きさ) CV.名塚佳織/上田麗奈 寅
中学1年生。可愛い。
学校でのイジメのせいで何も喋らなくなるが、透達のおかげで言葉を取り戻す。ニラ玉大好き。
とある理由から慊人に暴行された。
◆燈路(ひろ) CV.渕崎ゆり子/大地葉 未
小学6年生。杞紗が好きなのだがそれを謙人に言ったのが原因で…。
十二支の親は過保護になるか拒絶するかなのだが、燈路の母は「羊大好きっ!」と言うなど天然。そしてドジっ子。
透曰く、「小さい夾くん」。
◆利津(りつ) CV.冨永みーな/河西健吾 申
女にしか見えないが男でいわゆる男の娘。
パニック状態になりやすく、その状態に陥ると凄く怖い。ちなみに母親も同じくパニック状態になると凄く怖い。
アニメでは、板長が出てきて、同じくパニック状態が凄く怖い。
女将と一緒になると、更に怖い。
◆依鈴(いすず) CV.豊崎愛生(2019年版) 午
高校2年生。少しツンデレ、撥春と愛し合っている。
◆紅野(くれの) CV.梅原裕一郎(2019年版) 酉
謙人の秘書。既に呪いは解けている。
ありさと両想いなのだが…。ドジのレベルは透と同等。
ちなみに2001年7月から12月までにアニメ化されており、デビュー当初の名塚佳織や、
三石琴乃、井上和彦、宮本充、渕崎ゆり子、富永み~な、うえだゆうじ、清水香里らも出演しているので一見の価値アリ。
監督はあの大地丙太郎。
ドラマCDも複数あり、アニメ化以前のものには子安武人、長沢美樹、アニメ化後には豊口めぐみ、田村ゆかり、鈴村健一、福山潤らが出演している。
フルーツバスケットで有名なのは故岡崎律子女史が歌った主題歌の“For フルーツバスケット”だろう。
2010年のNHKのアニソン特集でも取り上げられていたのでわりとなじみが深いのでは?
挿入歌である“セレナーデ”も良い曲、歌詞なので聞いてみてほしい。
25話での演出は…
ストーリーはイジメ、閉鎖的な一族の問題、死などヘビーなものから、将来への不安や恋愛など一般的な悩み、そして笑いなど、幅広く楽しめる。
そして感動できる。
少女漫画ということで敬遠されがちだが少年漫画並みのキャラの濃さや読者を退屈させない急激な展開など男性も読みやすい作風のため読んで損することはない。
ギャグはかなりの腹筋崩壊物。
2015年には続編となるフルーツバスケットanotherがWEBで連載されている。
そして2018年にはスタッフ・キャストを一新した上で、全編のアニメ化が決定。
2019年4月から9月まで『1st season』、2020年4月から9月まで『2nd season』、2021年4月から6月まで『The Final』が放送された。
また、2022年2月には今日子と勝也を主人公に据え、透と夾のその後を描いた劇場版『フルーツバスケット-prelude-』の公開が決定。
更に舞台化も決定した。
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