このページでは、ストーリー上のネタバレを扱っています。 各ストーリー情報を検索で探せるように作成したページなので、理解した上でご利用ください。 著作権者からの削除要請があった場合、このページは速やかに削除されます。 |
プロファイル
基礎情報
【コードネーム】プラマニクス
【性別】女
【戦闘経験】半年
【出身地】イェラグ
【誕生日】2月13日
【種族】フェリーン
【身長】161cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
能力測定
【物理強度】普通
【戦場機動】普通
【生理的耐性】標準
【戦術立案】優秀
【戦闘技術】標準
【アーツ適性】卓越
個人履歴
プラマニクスはイェラグ出身で、カランドの巫女でありイェラグ全土の宗教的リーダーである。神授の聖鈴を使い、風雪の力を呼び起こす。現在は秘密のルートを通ってロドスに来ており、具体的な任務や駐留期間は公開されていない。
健康診断
造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。
【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。
【血液中源石密度】0.11u/L
源石の多発地帯での活動は少ない。
第一資料
カランドの巫女、神の啓示を受けし者、褒め称えられし者……様々な称号があるが、全てプラマニクスただひとりのことを指している。イェラグにおける宗教の最高権威者として、彼女には様々な特権があり、兄でありイェラグの表向きの最高権力者であるシルバーアッシュでさえ、公的な場で彼女に会う時には必ず合掌の礼をしなければならない。彼女の尊さ、完璧さ、神聖さ、彼女の存在がイェラグ全土の栄誉である。しかし、彼女の胸中の苦痛は、誰が理解してくれるのだろうか?
第二資料
巫女を選出する儀式は、まごうことなき神聖で残酷なものだ。前代の巫女が逝去すると、その年の適齢の少女は全員選聖祠へと入れられ、その日の最初の雪解けの雫が当たった者だけが巫女になる資格を与えられる。その後、選ばれた者が試練の鈴を手に選聖祠を出発し、天道に沿って山の上の神殿に行き、試練の鈴を鈴架に掛けると儀式は終了となる。途中、必ず三歩毎に一度頷き、五歩毎に一度鈴を鳴らすという決まりがあり、これを破った者は失格とし、新たな候補者が翌日の雪解けの水で生まれる。遠く長い天道での選抜は極めて厳しいため、最初から諦める者や道の脇に倒れる者もいる。健康で気力に満ち、敬虔な信仰で神霊の加護を受ける者こそが、巫女となり得るのだ。
第三資料
蔓珠院の長老団の他にも、プラマニクスは教団の雑務、面会に来る政治家の対応、様々な会議と祭典への出席、経文の解読など非常に多忙である。そのため多くの責任が積み重なり、息苦しくなっていた。そのため、彼女は様々な方法で自分をリラックスさせようとしている。リラックスしている時間は、本当の姿をさらけ出せる時だ。
第四資料
もし巫女になっていなかったら、彼女はシルバーアッシュ家のお屋敷にとどまり、趣味の編み物をし、紅茶を飲み、夕日が落ちるまで読書にふけるだろう。しかし、兄の決断を彼女は理解することができず、二人の間には亀裂が生じた。肉親であろうと、彼女のシルバーアッシュへの失望は大きかったのだ。その時から公的な挨拶の場面以外では、二人は一言も言葉を交わさなくなった。
昇進記録
プラマニクスの持っている鈴は、神より賜りし聖なる鈴だ。伝説によると、鈴の音は氷雪を呼び起こし火炎を鎮め、世界を冷却する力があるという。現実では伝説ほど凄まじいではないが、武器としては通常のアーツユニットより格段に強い力を放つ。注意すべきなのは、鈴を鳴らすと同時にそれに合わせた祝詞を唱えることだ。もし無言で鈴を鳴らせば、鈴を持っている人はたちまち凍り付いてしまう。もし適当なことを唱えたら、アーツは鈴を持っている人の身に降りかかってしまう。つまり、プラマニクスの他にこの鈴を扱える者はいないと言えるのだ。
ボイス
ボイス(デフォルト) | |
---|---|
秘書任命 |
むぅ…?祈りを捧げたいのですか?申し訳ございません。あいにく、少し立て込んでおりまして。 |
会話1 |
むぅ…?当代の巫女は身共でございます。ただ巫女の責は重く――時折、本当に時折、胸が詰まるほどの重責から、息を抜きたくなる時もございます。 |
会話2 |
どうでもよいことに時間を掛けることを怠惰といいます。合間合間で怠けているように見えるかもしれませんが、私はただ……タイミングを見計らって英気を養っているだけです。 |
会話3 |
せっかく遊ぶというのなら、それなりの矜持を持って、遊びであっても真剣に挑むべきですね。そんなときに、巫女としての定め事だのなんだの申されましても困ります。 |
昇進後会話1 |
カランドの神、ですか?……巫女としての職務上、浅からぬ仲、とでも申し上げておきましょう。 |
昇進後会話2 |
手をお貸しして差し上げたいのですが、身共の職務は他の方には務まりません。とはいえ、今回だけは特別です。何卒、迅速に済ませていただきますようお願いいたします。 |
信頼上昇後会話1 |
妹――エンシアのことですが、あの子はロドスの皆様に愛でていただけているということで、よろしいでしょうか?あの人にも、あの人なりの考えがあったのでしょう……今なら、なんとなくわかる気がします。ええ、これでいいのです。私はこのまま、あの子を見守っていくだけです。 |
信頼上昇後会話2 |
幼子の頃、外で足を痛めてしまったことがございます。お兄様が私を背負い、一晩中歩き回って人家を探してくれました。あの時は、お兄様のような立派な人間になりたいと思ったものです……しかし今は……いえ、何でもございません。 |
信頼上昇後会話3 |
……っ!どうやってここに来たのですか!?くっ、あなたの脚、二度と使えぬよう凍らせて――むぅ?コーヒー……?私にですか……?ありがとうございます……ドクターも、ここで少しのんびりしませんか?ええ、サボりってやつですね。ここからの眺めは格別です……二人だけの、秘密ですよ?……むぅ……苦い。 |
放置 |
つかの間の休息ですね。 |
入職会話 |
シッ、静かに。……内密に抜け出してき――ああ、あなたがロドスの……。カランドの巫女、プラマニクスと申します。ロドスに協力し、あなたに祝福を授けましょう。 |
経験値上昇 |
頭の中で……声が……聞こえます……。 |
昇進Ⅰ |
「汝らに勝利あらん」――カランドの然諾であり、我が祈り。 |
昇進Ⅱ |
あなたにまで祝福が必要だというのですか……ならば、しばしお待ちください。巫女である身共にも、支度というものが要るのです。 |
編成 |
カランドは我らと共に。 |
隊長任命 |
鈴の音に従いなさい。さすれば道は開かれるでしょう。 |
作戦準備 |
山々へ捧げましょう。あなたのための祈りを。 |
戦闘開始 |
不浄は清めなければ。 |
選択時1 |
気をつけなさい。 |
選択時2 |
整いました。 |
配置1 |
始めましょう。 |
配置2 |
祝福を。 |
作戦中1 |
我らが神よ、お聞きください。 |
作戦中2 |
鈴の音来たりて、風雪を纏う。 |
作戦中3 |
この力こそ、聖なるカランドからの賜り物。 |
作戦中4 |
聖なる鈴の音に、その鎧は朽ち果てる。 |
高難度作戦クリア |
神の力があれば、容易いものです。 |
★3で戦闘終了 |
カランドの光よ。我らに祝福を。 |
★2以下戦闘終了 |
血を伴わない勝利こそが……いえ、何でもありません。 |
作戦失敗 |
引き返しましょう……今の状況は危険です。 |
基地配属 |
心が穏やかになる場所ですね。 |
タッチ1 |
むぅ…? |
信頼タッチ |
目を閉じてください、ご案内したいところが……閉じてって言ったでしょう。 |
タイトルコール |
アークナイツ。 |
挨拶 |
ドクターに、祝福を。 |
逆理演算
風雪来たりて / チェルノボーグ・ウルサス凍土
聖なる山に鈴の音が鳴り響き、風雪の訪れを予感させる。普段はけだるげなプラマニクスも、ひとたび戦場に踏み込めば巫女の威厳を見せつける。彼女が柔らかな声で捧げる祈りは、千年の氷雪にそびえ立つ群山の威圧をここに呼び覚ますだろう。聖山の強き子らは厳寒に守られ、軟弱な侵入者は倒れゆく。
コーデ
デフォルト(昇進0)
オペレーターの普段着。
実用性は制服に劣る部分もあるが、オペレーターが最も着慣れているコーディネート。
デフォルト(昇進2)
昇進後調整された服装。
オペレーターの経験に基づき細部の改善が図られ、より作戦に特化したものとなっている。戦闘向きでありながら、オペレーターが着慣れている服装を極力再現した。
I.M/I - カスターの霜
プラマニクスの礼服。
Icefield・Messenger/カスターの霜。サヴィルのテーラーがプラマニクスの体に合わせて仕立てた服。全て手作業で仕立て、体型に完璧にフィットすることで、着る者の生活習慣に最大限沿うように細部まで仕上げた。
ここにプラマニクスはいない。いるのはエンヤという名前の普通の女の子。
モジュール
ORIGINAL / プラマニクスの記章
プラマニクスは鈴の音色を操って敵を弱らせることに秀でている。
外勤部門の決定に基づき
外勤任務においては補助オペレーターとして区分し、呪詛師の責務を担う。
特別に本記章を授与し、
その証明とする。
UMD-X / 「編み物の続き」
暗い瞑想室の中、暖炉の炎が疲れを知らずに燃え続けている。
歴代のイェラグの巫女たちは経典の釈義を終えたあと、皆ここに座り静かに瞑想しながら、雪境の生きとし生けるものたちについて思いを巡らせるのだ。
「エンヤ……エンヤ!」
その声に目を覚ましたエンヤは口元を拭うと、熱気で火照った頬を擦りながらはにかんだ。
「ごめんなさい、ヤエル……」
「シルバーアッシュ家の当主、エンシオディスがいらしてたわよ。」
「そうでしたか。面会の要望はありましたか?」
「いいえ。巫女への祝福の言葉をいくつか捧げたあと、これをあなたに渡すように言って、帰っていったわ。」
エンヤは侍女の手から、表面に細かい模様が彫られた、精巧な作りの小さな鈴を受け取った。
彼女が鈴を軽くゆらすと、部屋中に美しい音色が響き渡る。
「巫女への献上品ですって。シルバーアッシュ領の工場で作ったもので、谷地の田園には似たような鈴がたくさん吊るされているらしいわよ。」
エンヤはその鈴をじっと見つめる。
エンシオディスの言わんとすることはわかっていた。
彼女には子供の頃、エンシオディスと一緒に、父の工場で廃棄された鉄片を使って鈴を作ったことがある。
そのあとエンシアも連れて、完成した鈴を広大な田園に吊るし、通り過ぎる風が音色を奏でるのを待っていたものだ。
「すみませんが、これまでの献上品と一緒にしまっておいてもらえますか。」
言うとしばし迷ってから、彼女は侍女を呼び止めた。
「ついでに、ベッドの横にある棚の、一番下の引き出しに入っている物を取ってきてください。」
戻ってきた侍女の手の中には、途中まで編まれた男物のマフラーがあった。
柔らかな毛糸がいくつも編み込まれているそれはしっかりと分厚く、針目には寸分の狂いもなく、すでに完成している部分は文句なしの出来だった。
「これは……」
「エンシオディスがまだヴィクトリアにいた頃、彼のために編んでいたマフラーです。彼が帰ってきた時に渡したかったのですが、色々あってまだ未完成で。」
「こんなに長い間持っていたなんて……彼にまだほんの僅かでも期待しているのね。」
「私は巫女になってからというもの、ここにある経典すべてを読み尽くしてきました。中にはイェラグの千年もの歴史や、果てはカランドが万物に与えた答えまでもが記されていましたが、たった一つだけ、経典に答えが記されていないことがあったのです。」
「へえ、何かしら?」
「織物の編み方です。」
エンヤは急に黙り込み――昔、父が窓辺に座って顔に陽の光を浴びながら、子供たちのためにマフラーを編んでいた姿を思い出した。
その時、兄は外で剣術の鍛錬に励み、妹は山の画集を眺めていた。
そして父のそばに座ったエンヤは、その手の動きを静かに眺めながら、一連の動きをすべて頭に刻み込んだものだ。
彼女はそうして編み物を覚えた。
経典には多くの知識が記されているが、永遠に答えの見つからない問題もある。
だが、彼女はすでに編み物や家族、そして未来についての答えを知っているのかもしれない。
「明日はいよいよ三家会議の日でしたね。」
「ええ。明日は、ほかの二家が手を組んでシルバーアッシュ家を非難するでしょうね。エンシオディスはどう対応するのかしら……」
「彼がどうするにせよ、最終的には私が始末をつけることになるでしょう。」
「どうしてそう言い切れるの?」
「彼も私も……『シルバーアッシュ』ですから。」
そこまで言うとエンヤは不意に立ち上がり、侍女の予想だにしない行動を取った。
彼女は分厚いカーテンを思い切り開いたのだ。
千年の時を経て、この暗い部屋に初めて日の光が差し込む。
光に照らされた彼女の指の間で、編み針と毛糸が舞い踊る。
すでに編み終えた糸の中に、新たな糸が織り込まれていく。
誰のためでもなく、ただマフラーを編み終える未来へ向けて、彼女はひたすらに編み続けた。
「シルバーアッシュ家の子らは、それぞれの道へと踏み出すのです。」
印
プラマニクスの潜在能力強化に用いられる。
小さな銀色の鈴。そよ風が吹くと、心に染み入るような声が響く。
指名券採用
実は彼女はあんまり仕事をしたくないのだ。
カランドの巫女・プラマニクス、補助オペレーターとして神聖なる祝福を与える。
紹介文
省略
登場ストーリー
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