サザビー(MS)

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登録日:2010/02/17 Wed 18:08:49
更新日:2023/08/09 Wed 19:46:18NEW!
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私、『シャア・アズナブル』が

粛清しようというのだ!アムロ!




機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場するシャア専用MS



【基礎スペック】


型式番号 MSN-04
全高 25.6m
頭頂高 23.0m
本体重量 30.5t
全備重量 71.2t
出力 3,960kW
推力 133,000kg
推進機関 姿勢制御バーニア×28
装甲材質ガンダリウム合金


武装
ビームショットライフル
ビームトマホーク
ビーム・サーベル×2
シールド(ミサイル×3)
メガ粒子砲
ファンネル×6


搭乗者:シャア・アズナブル



【概要】

新生ネオ・ジオン総帥[[「シャア・アズナブル」>シャア・アズナブル]]の完全専用機として開発された機体。
デザインはνガンダムなど他のMSと同じく出渕裕氏。
フロントアーマーにある音符のようなパーソナルマークはシャアの本名であるキャスバル・レム・ダイクンのイニシャル(C・D)から取っており、
頭部のデザインは一年戦争時代にシャアがつけていたヘルメットがモデルになっている。
また、実際はタラコ色をしたものがほとんどである『赤い彗星』の愛機の中で唯一真紅のカラーリングで塗装された機体である。
リック・ディアス?あ、あれはクワトロ・バジーナの搭乗機だから……。
ちなみに真紅一色というわけでなく、上記の画像やプラモデルを作るとわかるが明るい赤と暗い赤の二色で構成されているのも特徴である。


当初はギラ・ドーガをベースとして設計が進められていたが、ギラ・ドーガではサイコミュ関連の装備を内部に組み込むにはサイズ不足である事が判明。
総帥専用機として要求された通りのスペックを満たす事は出来なかった。
その後、より大型の機体を新規に開発する事が決定される。
MAにするというプランもあったが、新構造材「サイコフレーム」の開発と導入により25m前後のサイズに落ち着いた。


新生ネオ・ジオン軍内では基礎設計は可能であったが、製造・試験のための施設が不十分であった。
そのため、開発自体はアナハイム・エレクトロニクス社のうち、ジオン軍にゆかりのある「グラナダ工場」に発注された。


なお、ギラ・ドーガをベースとした機体は「ギラ・ドーガ サイコミュ試験タイプ」を経てニュータイプ専用MSヤクト・ドーガとなり、
MAをベースとしたプランは「サイコ・ドーガ」から設計変更した超巨大MAα・アジールとして完成している。



【性能】

ニュータイプでもあるシャアの能力を最大限に生かすため、彼の機体としては初めて「ファンネル」を装備しているのが特色。


「高い基本能力にニュータイプ専用装備を付加する」というコンセプトで設計・開発されており、バランスの取れた性能を持つ。
装甲も高性能化に伴い、防御力を保ちながら厚みの減少に成功。
劇中では(νガンダムに強奪された)ギラ・ドーガのビームマシンガンの直撃を弾くほどの防御力を見せた。
安全性を考え、脱出ポッド兼コクピットはリック・ディアスよろしく頭部に配置。メインカメラの技術もリック・ディアスの発展型を採用している。


サイコフレームの採用により大型だったサイコミュ装備の小型化が可能になり、操作性・運動性が向上している。
サイコフレーム導入や装甲厚減少によって余剰スペースが生まれたため、メインジェネレーターは大型化。機体のパワーアップが果たされた。
さらに肩・サイドスカート・バックスカート・足首周辺などにスラスターが搭載可能になり、巨体に似合わぬ高い機動性を持つ。
また、バックパックの3基のスラスターはリック・ドム1機分に相当する推進力を持ち、プロペラントタンクを搭載して活動時間の延長(最大90秒)も図っている。


火力・防御力・機動力・安全性・持久力。全てに優れた総帥専用高性能MSである。
ちなみにνガンダムとの比較では攻防力に優れ、運動性に劣ると評される。



【武装】

サザビーの主兵装。散弾銃に似た形状でEパック方式を採用。
約14メートルとMSの全高に匹敵する大きさで、この時代の携行用ビーム火器としては破格の10.2MWの出力を持つ。
通常のビームと拡散ビームを撃つことが可能で、上下二門の砲口で使い分ける。また拡散ビームの方は下部の持ち手部分をスライドさせることで発射する。



  • ビーム・トマホーク

専用の接近戦用兵装。シールド裏面、スカート・アーマーに搭載される。
ビーム・ホークもしくはビームソードとして使用出来る。ビームサーベルよりも威力が高い。
ヒートホークとしても機能するほか、投擲武器として用いることも可能。
剣と斧の機能を持つがソードトマホークではない。
これと下のサーベルは、攻撃の瞬間にのみサーベルが出るようになる「アイドリング・リミッター」が搭載されている他、瞬間的にビームをシールド状に展開することも出来る。



  • ビームサーベル

キュベレイ同様、両腕袖内部に一本ずつ収納されている。
他の機体の物と機能面で大差はない。



機体を覆い隠せるほど巨大で、高い防御力を持つ盾。
裏面にビーム・トマホークとマイクロミサイル3基を装備し、表面にはネオ・ジオンの紋章が施されている。



  • メガ粒子砲

腹部に内蔵されたメガ粒子砲。
ジェネレーター直結型のため高火力で拡散もできる。
サザビー最大火力の武器であるが、エネルギー消費が激しいのでパワーダウンを起こす欠点を持つ(その状態でも発射は出来る)。



背部ファンネルコンテナに6基搭載された高出力レーザータイプのファンネル。
ヤクト・ドーガに装備されているものと同型だが、機体に合わせて赤系統のカラーリングが施されている。
補助装備へと用途が変わったためか、ファンネル系兵器全盛期の第一次ネオ・ジオン抗争時の機体と比べると搭載数が減少している。
しかしその頃よりも威力や稼働時間などの性能向上が図られており、シャアのNT能力も相俟って高い能力を発揮する。
射出後にコンテナに戻すことでエネルギーと推進剤を補充する機能が備わっているが、劇中ではそんな場面は描写されておらず、最終的には6基全て失っている。



この他、設定のみで、劇中では使用していない「ロングライフル」も存在する。



【劇中の活躍】

U.C.0093(『逆襲のシャア』)

5thルナの地球投下作戦で初めて実戦に投入された。
前線で苦戦するギュネイ・ガスのヤクト・ドーガを救うために出撃。彼を圧倒していたリ・ガズィに乗ったアムロ・レイの前に現れた。
ファンネルを使わないという舐めプで実力を測った結果、リ・ガズィを「そんなものでは!」扱いしながらギュネイを無事救出、5thルナから離脱する。


その後はシャアが直卒するアクシズ占領部隊に所属し、アクシズ制圧のため出撃するが、シャアの「私も出るぞ」というセリフだけでサザビーの姿は描かれなかった。
ステップがアクシズ投下作戦に移ると、ロンド・ベル隊の迎撃のためギラ・ドーガ隊を率いて出撃し、ロンド・ベルの放った核ミサイルをファンネルを使い瞬時に撃破する。
しかしこの第一次攻撃ではギラ・ドーガ隊から少し離れてファンネルを飛ばしミサイルを撃ち落とすぐらいで、あまり目立ってはいなかった。
(核弾頭攻撃を阻止したのもギュネイのヤクト・ドーガだった)



続くロンド・ベルの第二次攻撃に対して本格参戦。
出撃早々、ロンド・ベル虎の子、核ミサイルの大半を迎撃し、その威力を削ることに成功する(一発は直撃した)。
しかしこの防衛でファンネルのうち五基が核爆発に呑みこまれて失ってしまい、残るは一基となった。


その後、νガンダムに乗り換えてヤクト・ドーガとα・アジールを下したアムロと再び対峙し、ファンネル同士の激突や生身での戦闘など、激しい死闘を繰り広げる。
途上、ラー・カイラムの真上を通り過ぎた場面では迎撃に出たジェガン一瞬で五機撃破し、すさまじい実力差を見せつける。
νガンダムとの死闘はまさに互角であったが、あまりにも激しい消耗戦が祟って、腹部メガ粒子砲を放った直後にパワーダウンを来してしまった。


武装のほとんどを使い果たしても互角の激戦は続いたが、先刻のパワーダウンが響いてサーベルの斬り合いで劣勢になってしまい、
ついに左腕をνガンダムのビーム・サーベルにより斬り落とされてしまう。
それでも猛烈なパンチとキックでアムロのサーベルを弾き飛ばしたが、戦いはついに鉄拳の殴り合い、MS同士の肉弾戦に移行
片腕のないサザビーは無防備な左側から一方的に殴られはじめ、ついにはメインカメラがやられてしまう。


そして形勢不利の状態で心配したナナイの気配に気を散らした結果、背部から攻撃を喰らいアクシズの岩盤に激突
機体が大破した衝撃で脱出ポッド部分が射出、νガンダムのトリモチランチャーで勢いを失ったことにより捕縛された。
直後、シャアの勝ち誇ったセリフに憤ったアムロによりアクシズに埋め込まれる。


その後、アクシズを押し返しにかかるνガンダムと連邦、ネオ・ジオンなど様々な人の想いを受け二つのサイコフレームが共振し緑色の光が発生。
アクシズは地球への落下コースを外れていった。
ギラ・ドーガやジェガン、ジムⅢは光が発生した際に弾き飛ばされ、アムロとシャアは行方不明となった。



その後のアクシズを舞台にした『Twilight AXIS』では、脱出ポッド射出後にアクシズ上に残されたボディ部分が登場している。



【余談】

サザビーの頭部には球体型の脱出ポッドが収まっているが、これをνガンダムの大きさと比較すると明らかにデカい

このポッドが頭の中に入るのなら、サザビーの全高が70mはないと説明できない大きさになっている
冒頭の発進シーンでも頭部のかなり内側に完全収納されており、同じく頭部にコクピットがあるサイコガンダムなどと比較しても明らかに機体サイズがデカい。
これはかつて脱出ポッドが腹部にあった設定の名残による作画ミスといわれ、未だに方々でネタにされている。


しかし、仮にこの脱出ポッドを設定どおりに描くとνガンダムが指で摘まめる程度の大きさになってしまう。視聴者にとってはνガンダムが何を持っているのか視認しづらくなり、アクシズに埋め込むシーンなどでどうしても絵的な見栄えがしなくなってしまう。そのため、この巨大化は不備ではなく演出上の意図的なものだという説もある。
実物大νガンダムに合わせて作られた特別映像では片手で掴めるサイズになっているが、これでもまだデカい。


そもそも映像作品において物体を誇張した大きさで描くというのは古今東西、昔から見られる手法である。
そもそも富野御大が「考えるな、感じろ」的な作風だしね!


あるいは「この脱出ポッドは射出された後に何らかの装置の働きで膨張する」という説を唱える者もいる。ともあれ今日も数多くの暇なガノタ達によって様々な議論が行われていたり、いなかったりする。


余談だが、バンプレスト発売のSFC用ゲーム『バトルロボット烈伝』で、実際にこれぐらいのサイズに[[ハイパー化>聖戦士ダンバイン]]したことがある。ダイターン3やザンボット3と同サイズになり比率以上のラスボスらしい怪物性能で数々のプレイヤーを苦しめた。エルガイムmk2だとアホCPUのお陰でソロでハメ殺せるのは秘密。




SDガンダムでは『ガンダムペンション~』にてシャアの手で鋭意制作中だった。


『SD戦国伝』では「漣飛威」として登場。これで「さざびい」と読む。
仁宇(νガンダム)のライバルだったり、荒烈駆主(アレックス)の師匠だったりと美味しい立ち位置のキャラ。
後の時代に「十四代目漣飛威」なる子孫も登場。


『SDガンダム外伝』では「騎士サザビー」が登場。
騎士ガンダムに敗れるも「ファントムサザビー」として復活し、三種の神器を破壊する。
シリーズの続編には「恐戦士サザビー」という同族と思しきキャラも登場するが、何故かいずれもνガンダムとは全く関わらない。


「ザザビー」と間違えて覚えている人が多いのは、SDガンダムのとある話にて「サザエのサザビー」

「サザエのザザビー
に聞こえたのが原因と思われる。



【もう一つのサザビー】

サザビーには上位発展機体に「ナイチンゲール」という機体が存在する。
のちにライバルであるνガンダムにも上位発展機体としてHi-νガンダムが設定された。


劇場版CCAのシナリオのオリジナル(第一稿)に手を加えた『ベルトーチカ・チルドレン』においてのサザビーポジションとしての登場が初出。
その後、MSVとして公式設定が固められ、ゲームなどでシャア専用の最強機体として猛威を奮っている。
ホビー誌でよくこの機体のカッコいい作例が載るが、かなりデカい。


ちなみに、Googleで『ナイチンゲール』と画像検索すると、この機体に加えて、
クリミアの天使として有名な「フローレンス・ナイチンゲール」やそれを元にしたバーサーカーの方までヒットし、なかなか混沌とした状態になる。
こちらのナイチンゲールの名前は鳥の「サヨナキドリ(小夜啼鳥)」が由来である。


あとララァ・スン専用モビルアーマーよろしく某有名ブランドに本機と同名のものがあるが、大多数のガノタやこのWikiに来るような方々の脳裏に真っ先に浮かぶのはどちらなのかは言うまでもなかろう。



【その他のバリエーション】


◆バルギル

型式番号 AMS-123X
全高 20.9m
全備重量 57.6t


武装
ビーム・ライフル(グレネード・ランチャー)
ロング・ライフル
ビーム・トマホーク兼用ビーム・サーベル
ファンネル×6


搭乗者:アゴス・ラガート



『機動戦士MOONガンダム』に登場するMS。
ネオ・ジオンが開発した試作機の一つで、サザビーのプロトタイプにあたる。
ボディデザインはサザビーを細身にしたようなもので面影があるが、装甲は紫色に塗られている。
武装構成やレイアウトもサザビーのそれに近い。
試作機の中でも運動性能などの面ではそれなりの性能を発揮したが、サイコフレームは使用されていないなど同時期に開発されていたヤクト・ドーガなどに比べNT専用機としての性能は劣っている。
そのため全体の機能もやや不安定なものとなっており、総合的にみると失敗作である。



作中では強化人間の青年アゴスの乗機として偽装貨物船アタラント3に搭載されていたが、上記の欠点から満足な働きが出来ず、序盤で中破。
その後ムーン・ムーンで修理を受けた際、改修されていたG-ドアーズの頭部を装着され、「ムーンガンダム」へと生まれ変わる。



◆MSN-04FF サザビー

実物大νガンダムに合わせて作られた特別映像で登場。
名前はサザビーのままだがνガンダムのロングレンジ・フィン・ファンネルと機能が酷似したダブル・ホーン・ファンネルを装備しており、型番に「FF」が追加されている。
アレンジされたνガンダムが登場する事は事前に公表されていたが、こちらは映像が出るまで情報が一切無かった。


  • ダブル・ホーン・ファンネル

従来のファンネルに代わって2基搭載。
マウントした状態で撃ったり、横に連結して高出力のビームを放つことでミサイルを迎撃したり、腕部に装備して大型ビームサーベルとしても使用可能。一部では福岡繋がりで明太子扱いされている



【ゲームでのサザビー】


●ガンダム vs.シリーズ
初参戦は、ガンダム全シリーズの参戦に舵を切った『ガンダムVSガンダム』。
シリーズの中でも作品ごとに性能が紆余曲折をたどった機体であり、
「中コスト射撃機」→「準高コスト射撃機」→「最高コスト万能機」と二度も機体コンセプトや武装構成が大きく変わっている。


なんとライバル機のνガンダムより下の2000コスト機として参戦。
これは同作品枠でタッグを組めるようにするための措置だという説が濃厚。
原作の無双ぶりが嘘のような、堅実な射撃寄り万能機に仕上がっている。


中距離から、相手の周囲に取りついて射撃を行うサブ射撃のファンネルで牽制しつつ、各種射撃で着地硬直を取っていくのがコンセプト。
サザビー唯一無二の特徴が、チャージショットの「ビーム・ショットライフル(拡散)」で、これはライフルから散弾を撃つ武器なのだが、
多くの機体が持つビームライフルやマシンガンのように、動きながら撃つことが可能。
最大の見どころは、チャージショットの「各種動作をキャンセルして発射できる」という性質と組み合わせた際の挙動で、
各種攻撃をキャンセルしてショットライフルを撃つと、キャンセル前の攻撃の硬直が上書きされ、その場でストンと落下する。
このショットライフルを使ったキャンセルを生かすと、
「長く足の止まる特射をキャンセルして隙を減らす」「回り込む横格闘をキャンセルして相手との軸を合わせながら攻撃」など、この機体にしかできない動きが可能。


またもう一つの特徴として、特殊射撃でロンド・ベルの核攻撃を防いだ際の再現技「ロンド・ベルの核弾頭迎撃」が出せる。
文字通り、どこからともなく飛んできたロンド・ベルの核ミサイルをファンネルで迎撃し核爆発を起こすというシュールな技で、
隙は大きいが核爆発は攻撃範囲が広くダメージも高い。
だが核爆発はコマンドを入力した際の相手の位置を基準に発生するため、動き回る相手に当てるのは難しい。


唯一無二のショットライフルを使った動きは強力なものの、
『ガンダムVSガンダム』はフリーダムガンダムを筆頭にする最上位機体群「1バグ6強」が支配する世紀末ゲーだったうえ、
「1バグ6強」を抜きにしても大きいヒットボックスと平均レベルの機動力の駄目な相乗効果による被弾のしやすさや、
能動的に当てられる武装の少なさから最後まで弱機体の評価は覆せなかった。


続編『ガンダムVSガンダムNEXT』でも大きな変化はなく続投。
全機体に搭載された、硬直をブーストダッシュでキャンセル可能な共通システム「ネクストダッシュ」のおかげで
機動力の格差は縮まったものの、「能動的に当てられる武装の少なさ」という弱点はそのまま。


加えて『NEXT』では「火力の低さ」という新たな弱点が顕在化している。
具体的には、同コスト帯のガンダムや百式といった機体が、
ビームライフル始動・NDキャンセル一回のコンボで190~200、各種格闘始動のコンボで230前後のダメージを出せるのに対し、
サザビーはNDキャンセルを2回使って、格闘始動のコンボダメージが200前後と、コンボのダメージ効率が悪い。
これらの欠点が足を引っ張り、『NEXT』でも弱機体の評価が変わることはなかった。


原作を考えると不自然で、何故かハマーンのキュベレイ以下のコストも相まって、
この時期のサザビーはその弱さをネタに、原作のセリフをもじって
「この機体はサザビーじゃなくて『パワーダウンしたサザビー』という機体」と言われることも多かったという…。


EXVSになって新設されたコスト帯、2500コストに昇格し、ハマーンのキュベレイと同格にはなったものの、相変わらずコストはνガンダム以下。
外見はプラモ仕立てのスッキリかつ重量感溢れるスタイルへ変貌。


新作になり、前作、前々作では特殊格闘からの派生コマンドでしか出せなかった腹部メガ粒子砲がようやく単独で使用可能になったり、
原作でνガンダムのライフルを破壊したトマホーク投擲が使用可能になるなど武装はパワーアップしたものの、
なんと今作では最大の特徴だった拡散ショットライフルが廃止。トリッキーな挙動は見る影もなくなり、没個性な射撃機になってしまった。


ただ「2500では数少ないファンネル機体」「特殊格闘の『ヤクト・ドーガ呼出』を使ってのセルフ十字砲火」など、
他の機体にない強みも有しており、前作の悲惨な境遇はかろうじて脱している。


『ガンダムVSガンダム』から4年、ついにアムロのνガンダムと並ぶ3000コストに昇格。


3000昇格以降は「3000最高クラスの機動性」という新たな強みを得ており、
さらに拡散ショットライフルとショットライフルを使ったテクニックも復活。
「拡散ショットライフルを使った落下テクニックでこまめに着地しつつ、高い機動力で『相手のブーストを削って攻撃を刺す』というゲームの基礎をこなす機体」
という新たなコンセプトのもとに生まれ変わっている。


機動力とショットライフルを使ったテクニックの相乗効果による機動力は他の追随を許さないが、
他の3000が持つような強烈な押し付け武装を持たないため、そうした機体に比べるとプレイヤーの地力が求められる。
だが、使いこなせればかつてシャアが言った名言「当たらなければどうということはない」を体現できる、
スルメのように噛めば噛むほど味が出る機体に仕上がっている。


フルブ以降、全機体に追加された、EXバースト発動中のみに使える超必殺技「バーストアタック」は、上空からアクシズを叩き落す「アクシズ落とし」。
アクシズは落下地点に巨大な爆風を発生させる。
さすがにゲーム的な都合で、原作に比べるとアクシズは非常に小さくなっている。


フルブ以降は上記のコンセプトを推し進める形で様々な武装の追加・調整がなされ、、
『マキシブースト』では『VSガンダム』の核迎撃が、『マキシブーストON』では無印EXVS時代のCS、拡散メガ粒子砲が復活。
拡散メガ粒子砲はメイン射撃にキャンセルすることで落下テクニックになり、
CSによる落下テクニックと組み合わせることでさらにユニークな動きが可能となった。


EXVS2』では核迎撃が廃止され、ナイチンゲールのサブ射撃のような一斉発射したファンネルによる包囲射撃に変更されている。


環境のインフレが進み「高い機動力で『相手のブーストを削って攻撃を刺す』という基礎をこなす」というコンセプトが陳腐化したためか、
近距離戦向けの大きな武装変更が行われた。


特殊格闘によるヤクト・ドーガ呼び出しは格闘CSに移行し、『EXVS2』の包囲ファンネルは削除。
空いた特殊格闘には『マキブ』ぶりに直接出せるようになった原作再現の連続斬り(駄々っ子)と、
左右レバーを入れることでレバーを入れた方向に放物線を描きながら回り込んで斬りつける格闘が配置された。
この2つの格闘とショットライフル、メインキャンセルで隙を消せる格闘CSなどで、
こまめに着地しつつ距離を詰めて近接択を押し付ける、という新たなコンセプトのもとに今作のサザビーは再調整されている。


稼働直後は他の強機体の陰に隠れ不遇をかこつ日々を送っていたものの、2021年7月のアップデートでヤツは弾けた。
大きく変化したのが格闘CSのヤクト・ドーガ呼出で、ギュネイ機・クェス機の同時呼び出しに内容が刷新されたのだが、
レバー入れで出した際の突撃の性能が高く、時に理不尽な誘導を見せて相手に食いつく胡散臭い武装にクラスチェンジした。
しかも従来通りメインキャンセルで落下コマンドになるため、
「性能は高く、格闘CSで無限に出せて、メインキャンセルで自身は安全確保が可能」というイカれた武装になってしまった。


さらに各種特殊格闘も強化され、特殊格闘は追加入力によって増える連続斬りの攻撃回数が増加。
サザビーに足りなかった格闘ヒットからのリターンを得られる武装となった。


これらの強化がなされたことでサザビーは3000コスト帯トップクラスの性能に躍進。
もとから高かった機動力と強化された各種武装を生かした攻めは、誇張抜きで「3000コスト以下の機体では逃げ切れない」と言われるほどの圧力になり、
サザビーを攻め落とそうにも複数の落下テクニックと機動力を備えたサザビーには半端な機体では近寄ることさえ困難。
攻守ともに歴代最強となったサザビーは、同時期に評価の高かったターンエーGセルフ(パーフェクトパック)とともに、環境のトップを走ることに。


この状況を見逃してもらえるはずもなく、現在は各種下方修正を受けて全盛期の強さは失った。
特に問題なのが「耐久力が680から620に低下」という下方修正で、これはガンダムレギルスやストライクフリーダムに並ぶ3000コスト帯ワースト2*1
しかもレギルスやストフリが中距離の射撃戦がメインで被弾を避けやすいのに対し、サザビーは近距離がテリトリーとなっているため被弾のリスクが大きく、レギルス・ストフリ以上に低耐久が足枷になっている。
このため、現在のサザビーは「『当たらなければどうということはない』を体現できる機体」から、「『当たらなければどうということはない』の精神で挑まないと勝てない機体」になっている。
また、自衛の要だった特殊格闘も異常な発生が剥奪されて信頼性が低下。格闘戦では押し負けるシーンも増えている。


とはいえ3種の降りテク、ショットライフルを絡めたムーブ、下方されてなお高性能なアシストなど、
攻撃面は下方修正されてなお3000コストにふさわしいパワーを持っており、
「修正前のお手軽さはないが、やりこめば応えてくれるポテンシャルを持った上級者向け機体」の立ち位置に落ち着いている。


機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 OVER BOOSTでも続投。特段弱体化した部分は無く、むしろいくつかの強化点を貰っている。
まずサブ射撃だが、一回の入力で二基射出するヤクト・ドーガと同タイプになった。足こそ止めてしまうが、入力継続で全基射出が可能。
前後特殊格闘に旧格闘前派生のシールド突きが配置。ダウン拾い属性がついており、発生の遅い攻撃ばかりで取りこぼしへの対応が難しい本機のリカバリーとして扱える。


入手時期がミッション終盤とかなり遅い。
νガンダムと比べると射撃武装は高火力な分やや癖がある。
格闘のビームトマホークは広い判定と威力を誇り、機動性も高いので格闘機としての運用もできる。



Gジェネレーションシリーズ
火力・装甲に優れ、機動力もそこそこという強力な機体。
ビーム兵器が主なのでIフィールド持ち等が苦手だが、ファンネルのほか、『NEO』以降はミサイルも撃てるのが救い。
ナイチンゲールになると基本性能や宇宙適応は強化されるものの、ビームショットライフルとミサイルを失ってしまう。
燃費が悪くなり、ビーム耐性持ちにさらに弱くなるため、この形態のままで運用した方が使いやすいことも多い。


…というのが大抵の作品での評価だが、『GENESIS』ではナイチンゲールの大型メガ・ビーム・ライフルが大幅に強化。
武装がビーム系に偏っているのは変わらないものの、スナイパー系以上の射程に圧倒的な火力、MAP兵器まで習得した。
一方のサザビーは上述のミサイルを失ってしまったため、射撃戦においては設定どおりナイチンゲールの方が強力な機体となった。
その代わり、超強気状態で使える強力な近接武装キックが追加されたので格闘寄りのパイロットとは相性が良い。


ちなみにスパロボ風のクロスオーバーストーリーを採用した『NEO』ではザンスカール帝国&フロスト兄弟ルートの最終ステージである”天使たちの昇天”にて、残存勢力を率いてザンスカールに加勢したハマーン・カーンが何故かサザビーに乗っている。…自分の傘下でクワトロに乗ってもらいたかったのだろうか。


ギャザービート系列でも登場するが、作品によって一機しか作れなかったり量産できたりと様々。
武装に二種類の全体攻撃を持っているので高い戦闘力を持つが、ニュータイプや強化人間がパイロットでないと真価を発揮できない。



スーパーロボット大戦シリーズ
シャアが逆襲せず終始クワトロのままの作品でも、一定の条件を果たすことで手に入る高性能な隠しユニットとして自軍入りするケースが非常に多い。
そのためか、シリーズ全体を通すと、敵に回った時より味方になる時の方が多いという奇妙な事態になっている。
高難易度の旧シリーズではNT至上のゲームバランスとファンネルによる長距離からの攻撃が極めて高い戦術的価値を持つため、例外なく心強い戦力になる。


しかし、64でついにシャアが逆襲したことを境に、徐々に原作どおりの強敵として自軍の前に立ち塞がる機会も増え、
ファンは参戦作品にCCAを確認したり、シリーズ作品でΖガンダムが出るたびに
『本作ではグラサンの人は最後まで使えるのか?』
『いつ人類に絶望するのかヒヤヒヤする…』
と固唾を呑むのが恒例となった。それに対してプロデューサーが発売前に逆襲の有無についてコメントしたこともあった程。


スーパーロボット大戦COMPACT2第3部『銀河決戦篇』及び移植作のIMPACTでは、
隠しシナリオ『逆襲のシャア篇』でなんと[[真のラスボス機>裏ボス]]を務めた他、
第2次スーパーロボット大戦αではフラグを立てると決戦時のシャアの機体がサザビーからナイチンゲールになるというサプライズが。


スーパーロボット大戦Dでは地球の危機に連邦サイドとネオ・ジオンが呉越同舟の共同戦線を張り、
総帥のシャアが搭乗するサザビーを最初から最後まで味方として使えるという珍しい試みがなされており、ファンからも人気が高い。


第3次スーパーロボット大戦Zでは第2弾PVに敵として登場したことから、「ここまで来て今更逆襲かよw」と笑われたり呆れられたりしていた。
しかし実はシャアが歴代スパロボでもトップクラスに色々考えていた格好良いシャアだったので、
終盤に入った頃スポット参戦、最終盤に一度だけ敵対(HPも十数万はある)し、次のステージで無条件に仲間入りするという
これまた他に類を見ない経過を辿ることになった。シナンジュと相対するその姿はまさに夢の自演


天獄篇ではいない時期こそあれずっと味方側であり、シャアの優秀な精神コマンドもあって特にリアル系中心ルートでは頼りになる機体。
今回追加された必殺技の「オールレンジ・アタック」では、シャアのかっこいい台詞が流れる中駄々っ子のようにサーベルを振り回すなかなかシュールな姿も見られる。


スーパーロボット大戦Xでは最初こそ敵として登場するものの、中盤頃に総帥シャア共々味方として自軍加入する。
条件を満たせばより強いナイチンゲールが手に入るので、空いた本機はマシュマーやセシリーなど別のニュータイプパイロットに譲ってしまおう。特に加入時は武装数が少なくため融通が利きづらいザクⅢ改に乗っているマシュマーが特におすすめと言ったところ。


スーパーロボット大戦Tでも最初は敵として登場するが、途中で自軍入りする。
今回も条件付きでナイチンゲールが手に入るが、同時入手なので残念ながら改造引き継ぎは無い。



2017年末から開催された「クライマックスバトル'17→'18」の報酬として登場した、ジオン軍の近距離型機体。コストは同カテゴリー最大の300。
メイン武装はマルチロックかつ高誘導のミサイルを撃ち切った後に、高よろけかつ当たり判定の大きいビーム・ショットライフルに持ち替えるミサイルA
1トリガー3発のミサイル発射後に、ロック距離短めかつ小さな拡散が発生するビーム・ショットライフルに持ち替えるミサイルB
ミサイルは発射できないが、高威力かつノックバック効果とIフィールド中和効果を持つビーム・ショットライフル


サブ武装は1トリガー2発か、マルチロック式のファンネルA/B
コスト+20のチャージ武装である拡散メガ粒子砲を持つ。


ファンネルはボタン単押しで一発ダウン、長押しでよろけを取りやすいビームを連射といった仕様で、トリガーを押してから命中までにタイムラグがあるものの障害物越しの相手にも当てやすく、メイン武装も併用すれば対複数を相手にしやすい特徴を持つ。


拡散メガ粒子砲は威力こそ高いが射程距離は短めで、コストも増加する。


コストが高いこともあり乗り手を選ぶ機体だが、熟練者が搭乗すると相手を近づけさせ辛い機体と化す可能性を秘めている。



  • 機動戦士ガンダムバトルオペレーション2

3周年イベント第2段として、νガンダムの1週間後に実装。700コストの汎用機。
実装時の抽選配給ではトークン165個*2を使えば確定で入手可能なキャンペーンも実施された。
ちなみにキャンペーンのオマケで付いてくるカスタムパーツ「サイコフレーム」はどちらかといえばνガンダムと相性が良かったりする。
機体性能はマニューバアーマーと2種格闘を持つ近接格闘機。同コストスタートの強襲機が未実装な現状では代わりに支援機を抑える役目を負う事も多い。
防御面は650コストのキュベレイジ・Oの時点でほぼカンストしているため大きな伸びはないが、その防御力を維持しつつ武装が大幅に増えたような位置づけ。
主兵装のビームショットライフルは即撃ち時は蓄積よろけ、収束時には即よろけが取れる主兵装。威力は申し分ないが即撃ち時の有効射程があまりに短いためタイマンになると先手を許しがち。
2種格闘は切り替えが早く連撃も可能、更にビームトマホークの範囲がべらぼうに広く適当に振っても届くしなんなら2機以上巻き込むこともザラ。
一方でFFのしやすさにも繋がっており、味方に3機以上いるとかちあいの嵐で足の引っ張りあいになる。
それ以外の副兵装は2種のファンネル(同時展開不可)、ブースト射撃可能な腹部メガ粒子砲、蓄積が取りやすいシールドミサイル。
同コストにいるライバルνガンダムとのタイマンでは、マニューバアーマーのアドはファンネルバリアと相殺され2種格闘によるコンボは緊急回避制御Lv3で抜けられやすく、
何より即よろけ射撃武装の使い勝手の差と図体の大きさによるヒットボックスの大きさのせいで不利が付く。
ビームショットガンが必中になる密接距離を維持するか、いっそライフルのチャージ時間を確保できファンネル[追従]を活かせる遠距離での削り合いに持ち込みたい。
前述のFFしやすさも含めて「1機はいてもいいけど2機以上は要らない」という評価が多い。


バリエーション機のバルギルものちに650コスト強襲機として参戦。
よろけ値が高いグレネード付きショットライフルと2種のファンネル兵装により高火力な格闘を叩き込みやすく、ほかに特徴的な兵装として「バタフライエッジ」が挙げられる。
「バタフライエッジ」はなんと誘導機能付きの投擲系格闘兵装という珍しい兵装であり、実質格闘属性の射撃である。格闘属性のため、強襲や一部の汎用が持つスキル「マニューバアーマー」の効果であるダッシュ中に射撃で受けたダメージリアクション軽減を無効化してよろけさせられるという強力な長所が存在する。
相手をよろけさせる手数、スキルや機動力の高さからくる近接戦能力の高さから正当な格闘強襲の延長線に位置し、強襲機が得意な人と相性がいい。



  • GUNDAM EVOLUTION

初期から解放されている近距離向け機体。
平時はビーム・ショット・ライフルの拡散弾と、ビーム・トマホークを投擲するアクションで立ち回る。どちらも接近戦では非常に強く、サザビーの高耐久値とシールドの堅牢さ*3も相まって非常に厄介な存在になる。
G_MANEWVERはファンネル展開。一定範囲内にいる敵に自動的にダメージを与える。癖が無く無難な使い心地。
チームに一人いれば陣地や前線を維持してくれるタンク役となるが、その分大きな欠点として中距離でのダメージが取りづらい事とブーストゲージが少ない事に起因する機動力の低さが挙げられる。
なので細かな路地や奥まった部分ではかなり強いが、それ以外で巨躯を無意味に晒して格闘などで仕留められないように心がけたい。



プラモデル

旧1/144、旧1/100、BB戦士、MG、HGUC、RG、EXスタンダードなどでリリースされている、さすがにシャアが最後に乗った機体なだけあって立体化の回数が多い。


旧1/144版は顔が残念すぎる上に、何故か肘が内側にしか曲がらないためポージングが死んでいる。
なお同時期のヤクト・ドーガとジェガンも同様。設計者には何か拘りでもあったのか。


MGは2000年発売と既に20年以上前のキットで、元のサザビーの全高が他MSに比べて大きいこともあり1/60に匹敵するサイズで迫力がある。
が、各パーツの保持力が弱いなど詰めの甘さが目立ち不満の声が大きい。


2013年にカトキハジメ監修のMG サザビー Ver.Kaが発売された。
目玉としてνガンダム Ver.Kaと同じハッチオープン機能があり、展開させるとシルバーのフレームが露出。
武装面では、映画のイメージボードに描かれていたロングライフルが追加され、
ビームホークを連結させビームナギナタの様にできるようになっている。
Ver.Kaらしく驚異的なデカールシールの数で、全て貼ろうとすると非常に疲れる。


HGUCは造形・機能共に優れ、νガンダムと同じくシリーズ最高クラスの出来と評判。
HGUCヤクト・ドーガに付属しているファンネル射出を再現するエフェクトパーツを装備することが可能。
とりあえずサザビーのプラモデルが欲しいと思ったら、HGUC版を買えば間違いない。


2018年8月、遂にRGで発売された。定価は4,500円と最高額で、箱もかなり大きい。勿論、ランナーやパーツの数も半端ではない。
基本的なプロポーションはMGのVer.kaに準拠した形。機能面では削がれた部分は無く、スケールダウンだけしたと言って過言ではないため、MGではデカすぎるという方ならこれが良いだろう。
後にガンダムエースやMS大全集の付録としてロングライフルもキット化された。


BB戦士ではNo.8とNo.382で発売。
公開当時に発売されたNo.8はBB戦士黎明期のキット故、プロポーションがかなり独特で可動もほとんどない。
なぜかビームトマホークの基部だけ付属しておりビーム部分が付属していない。
No.8から実にNo.374個分と25年を経て発売されたNo.382はありとあらゆる面で進化しておりファンネルのエフェクトパーツや、念願のビームトマホークのビーム刃のパーツも付属している。


EXスタンダード版は全体的にシュッとしておりかなりスマートな体系となっている。
コストの関係かビームショットライフルがものすごく薄い点を除けば、武器が一種類しか入ってないことが多いEXスタンダードにしては珍しくビームトマホークが付属する。


2023年4月には福岡のGUNDAM SIDE-F限定でff版のRGも発売。
ダブル・ホーン・ファンネルは背中へのマウントは勿論、ビームサーベルモードやハイパーメガ粒子砲モードも再現されている。
さらにサザビーとνガンダムそれぞれの大型ビームエフェクトとクリアカラーのディスプレイベースが付属するので、豪快な剣戟を再現可能。
通常のファンネルも余剰パーツ扱いで付属しているので、その気になれば通常のサザビーとしても組める。
2023年5月にもBB戦士のff版サザビーが限定販売される予定。


「FORMANIAのサザビーを全身像で」と嘆くファンも多い。








私、Wiki篭りが追記・修正しようというのだ!冥殿!



画像出典:「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」 製作協力:松竹・創通エージェンシー・名古屋テレビ放送・バンダイ、配給:松竹 1988年3月12日公開より

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*1 最低値はリボーンズガンダムの600
*2 仮に全部課金で補う場合は1万7千円前後かかる
*3 シーズン2開始当時では1400と並の機体を凌駕する耐久値を持つ

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