おどるポンポコリン

ページ名:おどるポンポコリン

登録日:2025/06/10 Tue 06:39:19
更新日:2025/06/11 Tue 04:01:20NEW!
所要時間:約 4 分で読めます



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1990年 おどるポンポコリン ちびまる子ちゃん mad御用達 ニコニコ動画 ニコニコ全盛期 さくらももこ 織田哲郎 オープニングテーマ エンディングテーマ インチキおじさん エジソン 社会現象 電波ソング 考えるな、感じろ アニメソング ゴールデンボンバー ももいろクローバーz ミリオンセラー ミーム汚染 何故かなかなか立たなかった項目 楽曲 シュール コミックソング 追記修正のハードルが高すぎる項目 b.b.クィーンズ へそチラ カム・アンド・ゲット・ユア・ラヴ ピーヒャラピーヒャラ♪ 回るチンチロリン



ピッ ピッ ピッ ポーン……






さぁ~みんな集まって!



ちびまる子ちゃんが始まるよ!





[[と 思 っ て い た の か ?>ブロリー]]



『おどるポンポコリン』とは、1990年にB.B.クィーンズが出したシングルのA面。レーベルはBMGビクター。


フジテレビのアニメちびまる子ちゃんの代表的なオープニングテーマとして有名……だが、実は初代エンディングテーマでもあった。
B面は『ゆめいっぱい』(旧オープニングテーマ)。


歌手B.B.クィーンズ
作詞さくらももこ
作曲織田哲郎
時間3:11

概要

上記の通りこの曲が最初に世に出たのはエンディング曲としてだが、実は1年ほどしか使用されなかったため、その事実を知らない人も多いだろう。


第二期放送開始から数年目の1998年よりオープニングとして使用されるようになり*1、度々歌い手が変わりながら現在も使用され続けているが、やはり坪倉唯子(と近藤房之助)が歌う初代が有名。



内容

説明のしようがない。とにかく意味不明・支離滅裂で、まるで小学生の考えている脳内を具現化しているかのような内容なのだ。


有名な1番の歌詞で描かれていることを要約すると

  • 皆が踊っている
  • お鍋の中からインチキおじさんがボワッと出る
  • エジソンは偉い人でそんなのは常識
  • ピーヒャラピーヒャラ
  • へそチラ
  • お腹が減ったよ〜!(メシ食わせろぉー!)

……みたいな感じ。統一感?テーマ性?そんなの皆無だよ。


このナンセンスさは、作詞かつ漫画の原作者であるさくらの「幼少期にTVで見て憧れた、植木等が歌う『スーダラ節』のような曲を作りたい」という思いから生まれたもの。


そして曲の方も、陽気な曲調・加工された坪倉の平坦な歌・それに時折暑苦しく絡む近藤のソウルフルな歌・更にはオペラ調なコーラスまでブチ込まれるなど不思議な感じ。
構成も基本的に2回繰り返されるサビがたまに1回の場合もあるなど気まぐれ。
なお、Aメロの半分はアメリカのロックバンドであるレッドボーンの楽曲『カム・アンド・ゲット・ユア・ラヴ』を引用している。


そもそもこの曲自体が『ちびまる子ちゃん』のために作られたもので、作曲の織田によるとコンセプトは「使われ続けられる『ちびまる子ちゃん』のテーマ曲」
B面の『ゆめいっぱい』に「原作のノスタルジック・センチメンタルな一面を落とし込んだのに対し、『おどるポンポコリン』には「原作の変なところ・毒な一面が込められているという。
初代のOP映像も不思議な雰囲気を醸し出しており、まるで夢の中のよう。


インチキおじさん

お鍋の中からボワっと出てきたおじさん。
ピエロのような服装をしており、サビのところで笛をピーヒャラ吹いている。
上に羅列したハチャメチャな歌詞のフレーズの中でも一際存在感を放っているおじさん。



社会現象化

当初は製作側も「売れ行きもそこまでないだろう」と考えていたそうだが、CDプレイヤーの普及によるシングルブーム再燃と原作およびアニメの人気、そして曲そのもののシュールな内容も相まって大流行。
当時のオリコンチャートや全国歌謡ベストテンの首位を連続で独占したり、様々な賞を受賞したりと破竹の勢いで知名度を上げていった。
そしてリリースされた1990年の年間売上は約130万枚、その年の年間オリコンチャートにて2位の浪漫飛行/米米CLUB(約60万枚)の売上にダブルスコアを叩き出し見事1位に輝いた。


この大ヒットをきっかけとして、後年のオープニングでは有名アーティストによるカバーが使用されるようになった。


  • ManaKana(1998年)
  • 木村カエラ(2010年):番組20周年バージョン
  • B.B.クィーンズ(2011年):原作25周年バージョン
  • E-girls(2014年)
  • ゴールデンボンバー(2016年)
  • ももいろクローバーZ(2019年):登場キャラクターの台詞が追加されている

そして2018年には同年に没した原作者・さくらももこの追悼としてミュージックステーションウルトラFES2018にてB.B.クィーンズ×ゴールデンボンバー×E-girlsのコラボが、
2024年に主人公・さくらももこの初代声優TARAKOの追悼としておどるポンポコリンの大合唱が行われた。



ニコニコ動画

そのシュールな雰囲気はニコニコ動画にも取り込まれ、2009年前後(ββ時代)から様々なMADが作られていった。


一番有名なのはやはりアレ*2だろう。
ニコニコ動画内をその脅威のパワーで暴れまわり、以降のおどるポンポコリンMADに大きな影響を与えた。最近遂に500万再生を突破した。
何気に素材元の映像は初代(エンディング)のほうを採用しており、もしかしたらこのMADのおかげで『おどるポンポコリン』が元々はエンディングテーマだったことを知ってる人もいるかも……?



何でもかんでも項目を追記していたらPCの中からボワっと全消し冥殿が現れたことのある人は追記・修正お願いします。



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  • 今ではアニヲタWiki内で閲覧する事が出来なくなっているが、アニメで花輪クンバージョンが登場していたのには驚いたなぁ -- 名無しさん (2025-06-10 06:47:56)
  • 「原作のノスタルジック・センチメンタルな一面」曲がりなりにもご覧の番組はりぼん連載作品だった -- 名無しさん (2025-06-10 07:08:46)
  • エジソンは偉い人(常識) 歌詞載せられないから要点だけ掻い摘んで説明してるのなんか面白い -- 名無しさん (2025-06-10 07:13:37)
  • おどるチンチロリン(おこづかい大作戦) -- 名無しさん (2025-06-10 07:13:53)
  • 「カム・アンド・ゲット・ユア・ラヴ」聴いてみたが確かにいきなりピーヒャラきた -- 名無しさん (2025-06-10 07:16:39)
  • 今で言う電波ソングの嚆矢みたいな曲だと思う。それとサビのメロディがアースウインドアンドファイヤーの「セプテンバー」とちょっと似てるのは、これも同様にオマージュしたものなのか単なる偶然なのか -- 名無しさん (2025-06-10 07:27:50)
  • 初めて聞いた時にわけわかんなくてその場で笑い転げた小学生時代 -- 名無しさん (2025-06-10 07:27:57)
  • 後に原作でまる子が「植木等みたいになりたい、クレイジーキャッツに入りたい、ああいう歌を作りたい」と駄々をこねた結果、大人になっておどるポンポコリンが出来上がったというオチに繋がった -- 名無しさん (2025-06-10 07:29:20)
  • イギリス人に「ストーンズのジャンピングジャックフラッシュの意味ってなんだよ」と聞いたら「じゃあ逆に踊るポンポコリンのポンポコリンの意味ってなんだよ」と返されたツイート思い出した -- 名無しさん (2025-06-10 07:35:28)
  • そこはかとなく風刺的な雰囲気。 -- 名無しさん (2025-06-10 07:47:05)
  • 使用時期が間違っていたので修正。しかし使われ始めたのが意外と遅い時期で驚いた -- 名無しさん (2025-06-10 09:09:55)
  • こんな狂った歌詞の曲で全国区に有名になるのか…みたいな自虐ネタが載ってたっけな -- 名無しさん (2025-06-10 09:20:01)
  • もうキヨスクなんて言っても若い子わかんねぇだろうなぁ -- 名無しさん (2025-06-10 09:23:03)
  • ↑2 今やってるちびまる子ちゃんが2期で1期から結構経ってからつくられたの今となってはあんま知られてない話だしな -- 名無しさん (2025-06-10 09:23:47)
  • まる子とかを差し置いて歌詞に登場するブー太郎優遇されすぎだろ -- 名無しさん (2025-06-10 09:39:46)
  • ちびまる子ちゃんがはじまる… とでも思ったか? 間抜けが!! -- 名無しさん (2025-06-10 11:54:07)
  • ↑11 BOΦWYのDreamin'のイントロ意識したって話は聞いたことあるな -- 名無しさん (2025-06-10 12:26:44)
  • さいごの追記修正文とブロリーに触れられててワロタwww -- 名無しさん (2025-06-10 12:50:11)
  • これとたまの「さよなら人類」は平成初期を代表するヒット曲にして、あの時代の空気をよく表してる歌だと思う -- 名無しさん (2025-06-10 14:14:41)
  • 最初の部分に時報なんてあったっけ…? -- 名無しさん (2025-06-10 14:19:33)
  • これでもZARDとかB'zと同じく、れっきとしたビーイングの系譜に属する曲なんだよね(これと同じくらい意外なビーイング楽曲に「ムーンライト伝説」や「バリバリ最強No.1」がある) -- 名無しさん (2025-06-10 15:25:50)
  • ↑2MADで追加されたやつなので白抜きにしときました -- 名無しさん (2025-06-10 15:56:22)
  • これ今までなかったんだ -- 名無しさん (2025-06-10 16:40:16)
  • 風来のシレンの「おどるポリゴン(まわるポリゴン系)」の元ネタだったりする -- 名無しさん (2025-06-10 18:19:01)
  • この曲の大ヒットで影が薄いけど同じ作曲家によるOP『夢いっぱい』も名曲。映画ちびまる子ちゃんでいつものOP曲とED曲を逆に入れ替えたのは本当に効果的だった -- 名無しさん (2025-06-10 22:37:32)
  • さあみんな集まって -- 名無しさん (2025-06-10 22:41:51)
  • ちびまる子ちゃんが始まる -- 名無しさん (2025-06-10 22:42:18)
  • と思っていたのか? -- 名無しさん (2025-06-10 23:07:22)
  • 何でもかんでもみん"ん"ん"ん"んな踊りを踊っているおーーーーーーーーー(^ω^) -- 名無しさん (2025-06-10 23:28:27)

#comment()

*1 ただし1997年に一度だけ原作者と声優陣が歌うバージョンが放送されており、2000年には一時的に異なる曲だった時期がある。
*2 当時ニコニコを熱く燃え上がらせていた松岡修造が割り込んでいる

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