登録日：2022/07/14 Thu 19:07:02
更新日：2025/06/29 Sat 08:50:46NEW!
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笑ゥせぇるすまん 笑ゥせぇるすまんエピソード項目 アニメオリジナル オリジナルエピソード 遊園地 大人の憩いの場 風俗 無職 エロ 人外 大人の遊園地 中庸介
「幻の遊園地」は『笑ゥせぇるすまん』89話のエピソード。原作漫画が存在しないアニメオリジナルエピソードである。
「空の上の空地」「社長幼稚園」と同じく「大人が俗世間を忘れて遊ぶ」ことをテーマにしているが、今回はそれらとは違って「童心に返らない」という特徴がある。そのためか、地上波ではもはや放送できないようなストレートなエロ描写がふんだんに使われている話となっている。TBSチャンネルやYouTubeの公式配信で普通に見られるが
【あらすじ】
由地周郎は職探しのためにハローワークに通い詰めるも年齢の面で職が見つからず、家では妻から早く就職しろと責められる辛い日々を送っていた。
そんな中、たまたま遊園地の近くに立ち寄り、柵の中の親子連れを見てふと足が止まる。
「ママぁ、次あれ乗ろ」「はいはい」
「フフ…… あの頃はよかったなあ……」
由地は遊園地のジェットコースターに乗って一人ではしゃいでいる。
「キャ〜〜！！ イヤイヤ〜〜！！ ア〜助けて誰か〜〜〜！！」
隣からの怪しい悲鳴に気づいて振り向くとそこには喪黒が。
「どうも」「はあ、どうも」
喪黒はまず挨拶から始める。
「いや〜、じつに気分がいいもんですなあ！！ ホーホッホッホッホ」
【登場人物】
CV：大平透
おなじみ笑ゥせぇるすまん。自称「遊園地ウォッチャー」。今回はマジックミラーハウスでの顔芸や誰得コスプレといったコミカルな描写が見られる。
- 由地周郎
CV：中庸介(現：中庸助)
50歳。前の会社を肩たたきに遭って辞めることになり、ハローワークに通い詰めるなどの就職活動をしているものの、年齢的な面や力仕事がきついということで職に就けないでいた。働く気力を失いかけているところに遊園地で遊ぶことを覚えるようになるが……
ちなみに声の人は喪黒の声の人がナレーターの戦隊作品で敵幹部だった過去を持ち、本作後『ドラえもん』(大山版)でパパ役を引き継ぐことになる。
- 由地の妻
「笑ゥせぇるすまん」ではお決まりの鬼嫁キャラ。いつまでたっても職が決まらない夫をしつこく責めたてている。自分が働こうという意志はないのだろうか
【顛末】
由地と喪黒はコーヒーカップやミラーハウスで遊んでストレスを発散させる。
「ママー 変なおじさーん！」「そうね」
親子からのヤジに腹を立てる由地を喪黒が「まあまあ」と言って止めた。
「いい大人が二人して遊園地ではしゃいでいるなんて、奇妙な風景ですからねえ」
「それもそうですね。 ア、アハハハハハ！」
由地はマジックミラーで横に押しつぶされた自分の姿を見て笑ってしまう。
マジックミラーハウスを出たところでベンチに座ると、喪黒は改めていつもの名刺を渡して自己紹介をする。
喪黒曰く、自分は全国の遊園地を巡って心のスキマに悩みのある人をお助けしていると語る。
「わたしは心のスキマなんて……」と否定する由地に「ないとは言わせませんよ！」と迫る喪黒。
「昼日中に大の大人が遊園地でぶらぶらしてるなんて、心のスキマがなせる業です！」
「え……」
「でしょ？」
由地はたじろぐものの、ハローワークで説明会があることを思い出し、ベンチを立ってその場を後にする。喪黒はバランスを崩してベンチごと横転してしまった。
夕方、自宅に戻ると、遊園地の券が妻に見つかってしまい、遊んでいたのかと怒られてしまう。この時は遊園地に就職が決まりそうとうまくごまかしたが、由地は終始震えていた……
翌日も、由地は遊園地の観覧車で時間をつぶしている。
「いや〜高い高い！ ワ〜イワ〜イ」
いつの間にか喪黒も乗り込んでいた。
どこから入ってきたかと驚く由地に対し、喪黒は「わたしにつきあってくださいな」と誘う。
「わたしは、ほんとに遊んでいるヒマなんかないんです」
BAR「魔の巣」にて、由地が自分の置かれている状況を打ち明ける。
「でも、どうしても働く気が起きなくて……」
「オーホッホッホッホ。今まで仕事一筋に働いてきたんですから、休みたくなるのも当然です」
喪黒はそういって由地を励ます。
「今のあなたには、心ゆくまで遊ぶことの方が重要なのです」
「そうだ！ あなたを究極の遊園地へ一度だけご招待してあげましょう！」
「究極？」
「はい。大人のための遊園地ですから、開園されているのは夜間だけですがね。そこに行けばあなたの遊び心はすべて解消され、働く気が起こるはずです」
「しかし……」
「もちろんお金は一切いただきませんよ」
二人は地下駐車場の69と書かれたシャッターの前に立つ。
「喪黒さん、これのどこが遊園地なんです？」
由地が疑問を抱くのを尻目に、喪黒は♀マークが書かれた鍵穴にボディコン姿の女形のカギを差し込む。
「これはこれは……」
シャッターが開いた先の網タイツの女の脚を形どったトンネルをくぐると、そこにはピンクの電飾で飾られた遊園地の正門があった。
喪黒は乗物券を由地に手渡すと、まずメリーゴーランドに連れていく。
バニーガールに券を渡して木馬に乗ると、そこにはシースルーのドレスを身にまとったコンパニオン(もちろんおっぱい丸見え)が。
「驚くことはありませんよ。お客にはコンパニオンがお相手することになっているんですから」
「な、なるほど」
「では、わたしはこれで」
喪黒はそういうとその場をあとにした。
それからというもの*1、
- 木馬の上でコンパニオンが自分の胸を揉ませる。
- フリーフォールではコンパニオンのパンチラを眺める。
- ゴーカートではコンパニオンを膝にのせて運転する。
- 「謎の山脈鉄道」なるジェットコースターでは女体を模した文字通り謎の山脈を走り抜ける。
などのもはや遊園地の名の風俗アトラクションにより、由地は別の意味で満足した表情で快楽に溺れていった……
「あなた！」
「あなた！！そろそろ起きてよ！！」
気が付くと妻の顔が。由地はいつの間にか自宅で寝ていて妻に起こされたのだ。
「夢か……」
「今日こそ仕事決めてきてよ！」
妻に怒鳴られ、ため息をつきながら着替えようとすると、服の中には昨夜の乗物券がまだ残っていた。これを見た由地は邪悪な笑みを浮かべる……
遊び心が解消されたどころかますます膨らんでいった由地は再び遊園地を訪れ、メリーゴーランドでコンパニオンの胸を揉みしだく。
「今日は特別コースになさいます？」
「え？特別コース？ するするーー！！」
コンパニオンの誘いに由地は即座に応じる。
「こっちでいいことしましょ♥」
コンパニオンはそういうと由地をカボチャの馬車に誘う。由地がとびかかろうとすると……
「イヤ〜〜〜ン♥」
「困ったもんですなあ」
そこにいたのはシースルーのドレスに金髪のカツラという、コンパニオンのコスプレをした喪黒だった。喪黒の突然の登場に由地は仰天する。
「わたしはあなたが再就職できるように手をお貸ししたのに、そんなに遊んでばかりいちゃ仕事なんかできませんことよん♥」
「で…でも……あまりにも面白いところなんでまた来てしまうんですよ」
「ほんとに仕方のない人ですね。では、あなたにピッタリのお仕事をご紹介してさしあげましょう！！ドーーーーン！！」
(本物の)遊園地のメリーゴーランドに、先述の親子が二人で乗っている。
「あっ、ママ！この前の変なおじさんがまたいるよ！」
息子の知らせに母が「え？どこ？」と見回すと、
「ここです」
突然木馬が振り向いて母親の脚に噛みついた。木馬は鼻息を荒くして性欲を満足させたような不気味な笑みを浮かべていた。
そう、その正体は喪黒によって木馬と化した由地だったのだ。
母が悲鳴をあげるなか、息子は「ハハハ！変なおじさーーん！」と言って笑うのだった。
「最近は老若男女問わず遊園地を楽しめる、平和な世の中になりました。たまに童心に返っての遊園地遊びもいいもんですが、ほどほどにしておいてください。キャッキャッキャッキャ…… いや、ホーホッホッホッホッホ」
追記・修正は究極の遊園地の常連の人がお願いします。
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▷ コメント欄
- 「 湯けむり哀歌 」もそうだけど....よく放送できたな....( 汗 。乳房型の巨大オブジェを周るコースターって....( 汗。因みに由地 周郎さんの語呂合わせは「 遊地 周ろう 」。 -- 名無しさん (2022-07-14 19:20:31)
- 最後の息子がよくあんな場面見て爆笑するわ…恐ろしや -- 名無しさん (2022-07-14 19:31:38)
- ↑↑↑当時のギミア・ぶれいくのビデオ持ってるから知ってるけど「湯けむり哀歌」の本放送ではゲストの小学生も一緒に見てたんだぜ… -- 名無しさん (2022-07-14 19:50:17)
- ↑一個多かった、すまんね -- 名無しさん (2022-07-14 19:50:45)
- 女装喪黒シリーズすき。 -- 名無しさん (2022-07-15 00:11:16)
- 欲求不満の女とヤリまくるすり替わった手帳とかド下ネタ -- 名無しさん (2022-07-15 03:29:12)
- ↑ミス ド下ネタのアニオリは結構ある -- 名無しさん (2022-07-15 03:29:49)
- ラストの脚を噛まれる母親がなんか艶っぽくて好き -- 名無しさん (2022-07-15 08:13:05)
- これでやる気を出して働き始めたけど しばらくしたらまた行ってしまう、なら分かるんだけど結局働かねぇのがなぁ・・・ -- 名無しさん (2022-07-15 17:39:38)
- ↑人間なんてしょせん快楽に弱い生き物ってことよ。古の時代から楽を求め、快楽を求めてきたからこそ文明も発展したんだからな。薬にしろ性欲にしろギャンブルにしろ、深刻な快楽に溺れてしまったらそこから立ち直るのは容易ではない -- 名無しさん (2022-12-14 14:51:14)
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