登録日:2017/06/17 (土) 14:42:27
更新日:2025/05/18 Sun 12:52:11NEW!
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名探偵コナン 名探偵コナンエピソード項目 沖矢昴 赤井秀一 ハサミ メッセージ ダイイング・メッセージ 衝撃のラスト 奥穂町 屋敷 離れ 地上げ屋 凶器消失 カプセルトイ ガラス カラーボール 蟻 アリ 蜂蜜 ブラックジャック 裁くべき被害者 フサエ・ブランド 17年前と同じ現場 羽田浩司 浅香 ケモメカニカル効果 コップ
17年前…
羽田浩司が殺された事件と…
酷似しているんだよ…
俺をFBIに駆り立てた…
あの事件にな…
『17年前と同じ現場』とは、『名探偵コナン』において江戸川コナンと沖矢昴(赤井秀一)が協力して解決した事件の名称である。
単行本第89巻と第90巻に収録。テレビアニメでは第861話・第862話として、2017年6月3日と10日に放送された。
前回の一件でとある有名人が黒の組織の作成した毒薬・APTX4869の投与により命を落としていた事が判明。今回のエピソードでは、その事件を洗い直しているうちにその事件を想起させるような新たな事件へと関わっていく事になる。
また、今回で新たに疑惑の人物「浅香」が登場。この人物の登場とラストで判明する事実により、物語はより混迷を深めていく事となる。
※以下ネタバレが含まれますので、未読・未視聴の方はご注意ください。
【ストーリー】
由美の探し物の騒動で羽田秀吉の義兄が羽田浩司という有名な棋士である事が判明。
しかも灰原の話ではAPTX4869の使用者リストにその「羽田浩司」の名前があったという。
浩司は17年前に渡米し、現地で事件に巻き込まれて死亡していた。
当時の現場となった部屋の洗面台の蛇口は開け放たれたままの状態だったらしく、部屋にはガラスや食器の破片が散乱、彼の右手にはハサミを握り締めていた跡が残っていたなど奇妙な点がいくつもあり、現在も未解決状態となっていた。
その現場状況を聞いた阿笠は奥穂町で起こった殺人事件の参考人として目暮に呼ばれていた事を思い出し、その事件の被害者も浩司と同様にハサミを握って亡くなっていた事をコナンに伝える。
それを聞いたコナンは沖矢(赤井)と共に阿笠に同行し、事件現場である奥穂町の樋山邦寿の屋敷へと向かった。
事件そのものは一見組織と何の関係もなさそうなものであったが、現場の状況は17年前に発生した浩司の事件と酷似していた。
そしてこの事に気づいた沖矢(赤井)は、17年前の事件に自分の父親が関わっていた事と、その事件がきっかけでFBIを志望するようになったという事をコナンに伝える……
【事件関係者】
※人名の元ネタはおそらく「数字」と「計算」からだと思われる。
- 樋山邦寿(ひやま くにひさ)
不動産会社社長。61歳。
事件の被害者。離れで何者かに鈍器で殴られ、脱衣所に逃げ込むもそこで止めを刺されて死亡する。
殺害に使われた凶器は未だに見つかっておらず、現在捜索中である。
かなり悪質な地上げを行っていたようで評判は最悪であり、彼を恨む敵も多かったらしい。
その為、暴漢に襲われないように専属のボディーガードを2人も雇うだけでなく、現場となった離れには武器になりそうなものをほとんど置いておらず、何物も侵入できないよう全ての窓に鉄格子をはめているなど、用心深い人物でもあったようである。
脱衣所の入り口に「フサエブランド」のガラスのコップの破片が散乱していた事から、殺害される寸前に犯人に向かってそれを投げ抵抗したと考えられたが、なぜかハサミを握ったまま死亡していたり、洗面所の蛇口は開きっぱなしになっていたり、傷口に蜂蜜が付着していたりなど、現場には奇妙な点が多くあった。
名前の由来は「百」と「差(引き算)」から。
- 仙波和徳(せんば かずのり)
CV:中田譲治
元駄菓子屋主人。50歳。
先月に交通事故に遭って右足を骨折し、先週まで入院していた。
その後遺症が今でも残っているらしく、退院後も右足をかばうようにして歩いている。
入院中に樋山が彼の息子夫婦に土地売買の話を持ちかけ、そのまま話がついた事で自分の駄菓子屋を樋山に潰されてしまう。その事で一言文句を言うために、今朝早く樋山の屋敷を訪れた。
しかし、案内された離れに入って声をかけても誰の返事もなかったらしく、そのまま奥へ入り脱衣所のドアが開いているのに気づいて中を覗いた時に、檜山の遺体を発見する事となったようである。
樋山の屋敷には鈍器のようなものは持ち込んでおらず、離れに入る前にもボディーガードの入念なチェックを受けていた。
また、樋山の遺体に駆け寄ろうとした時に、誤ってコップの破片をスリッパで踏んでしまい、その時の血が現場に散らばっていた破片に付着していた。
彼の証言や服装には不審な点がいくつかあったが、その事をコナン達に突かれると機嫌を悪くし「帰る!」と言って早々に屋敷を立ち去ろうとする。
名前の由来は「千」と「和(足し算)」から。
【レギュラー陣】
ご存知主人公。
前回のラストで浩司の死に組織が関わっている事を知り、インターネットで彼の事件に関する情報を見つけ、その事件の真相に迫る事でそこから組織の手がかりを得ようとする。
その後、今回殺された樋山もハサミを握って亡くなっていた事を阿笠から知るとその事件に興味を示し、沖矢と一緒に現場までついていった。
なお、沖矢(赤井)には自分の正体が新一である事はとっくに気付かれていると思っている。
大学院生に変装して工藤邸に住んでいるFBI捜査官。
今回発生した事件は、自分がFBIに入るきっかけとなった浩司の事件と状況がよく似ていたので、その事を確かめるためにコナン・阿笠に同行して樋山の屋敷を訪ねる。
後に17年前の事件に実父が関わっていた事をコナンに明かす。しかし、父親はFBIの捜査官ではなかったらしい。
なお、警察関係者に現場に来た理由を尋ねられると「証拠品のハサミの開発に関わっていたから」と答えていた。
ご存知哀ちゃん。
『婚姻届のパスワード』のラストで、コナンに「羽田浩司という名前を「APTX4869」の使用者リストで見た事がある」と伝える。ちなみに、そのリストの管理者は彼女ではないとのこと。
なお、新一(コナン)がジンに飲まされた薬は、両親が死亡する事となった研究所の火災で焼け残った資料を元に、彼女が復活させたものである。尤も、両親の死後に彼女が作らされていたのは“別の薬”だったようだが……
組織の仕業だと考えられた浩司の事件で、現場が荒らされたまま放置されていた事を知ると「何事もなかったかのように立ち去るのが組織のやり方」だとその状況に違和感を感じていた。
ご存知天才発明家。
最近、柄の部分がくっつくと「チョキン」と音が鳴るだけのハサミを開発する。コナンは「くだらない発明」だとバカにしていたが、その音が絶妙で心地いいと結構評判だとか。
そのハサミを殺害された樋山が握っていた事で、参考人として目暮に呼ばれていた。
蟻の行列に大げさに驚く53歳(笑)。しかしこの時の一言が事件を解くヒントとなる事に。
ご存知警部殿。
樋山が阿笠の発明したハサミを握って亡くなっていたのを見て、「このハサミに録音機能があるのでは?」と思い、阿笠を呼んで意見を伺った。
ちなみに沖矢とは今回が初対面。
ご存知高木君。
沖矢が阿笠のハサミの開発に関わっていたと聞き、「そんなにすごい発明だったのか」と勘違いする。
ご存知千葉君。
樋山のボディーガードから事情を聞いていた。
FBI捜査官。
沖矢(赤井)の留守中に灰原の警護を行うため、彼の指示で工藤邸に待機し灰原を監視していた。
FBI捜査官。
ラストで沖矢(赤井)に呼び出される。
- フサエ・キャンベル・木之下
フサエブランドの社長兼デザイナー。
事件の証拠品にフサエブランドのコップがあったので阿笠のイメージとして一瞬だけ登場する。台詞はなし。
【その他の人物】
- 羽田浩司(はねだ こうじ)
将棋棋士で羽田秀吉の義兄。故人。
七冠王に一番近い棋士として注目を集めていたが、17年前に趣味でやっていたチェスの大会に出場するために渡米した後、大会前夜に現地のホテル「Juke」で何者かに襲われて死亡した。
彼の遺体には複数の防御創があったが、組織が作成したAPTX4869を投与された事が原因で命を落としているため、警察の検視で直接の死因は特定できなかった*1。なお、その毒薬は前述のとおり灰原が後に作成したものとは別のものである。
現場にあった食器類はなぜか全て叩き割られていて、その中には「PUT ON MASCARA(マスカラをつけよう)」と文字の入った手鏡も紛れていた(彼の持ち物だと推測されている)。
そして現場にあった洗面所の蛇口は開きっぱなしになっていて、彼の右手にはハサミを握ったような跡がくっきりとついていたという。
名前の由来は、将棋棋士の「羽生善治」と「谷川浩司」からだと思われる。
ちなみに、彼の名前だけは第18巻『黒の組織から来た女 大学教授殺人事件』で、灰原がAPTX4869について話すシーンで問題のリストが出てきた時に一瞬だけ登場していた。
また、2016年末に放送されたテレビSP『エピソード“ONE” 小さくなった名探偵』の終盤でも、APTX4869使用者リストが登場するシーンで一瞬だけ確認できる。
しかし、名前の登場から容姿と素性の判明まで71巻分も空いているので、これは伏線というよりネタの再利用と考えたほうがいいのかもしれない*2。
- アマンダ・ヒューズ
アメリカの資産家である老婆。故人。
浩司が殺害された同日に、同じホテルで何者かによって殺害される。なお、彼女の死因も不明となっている事から、彼女にもAPTX4869が使用されたとみてまず間違いない。
だが浩司の現場とは違い、彼女の現場はまるで何事もなかったかのように整然としていたらしく、コナンと灰原はこの事からこの犯行は組織の人間の仕業であると断定した。
浩司の大ファンで交流もあったらしく、事件当日も浩司は彼女の部屋を訪ねている。
灰原の話ではFBIやCIAにも顔が利く人物で、組織が自分達の障害になると見なして抹殺したと思われる。
灰原は彼女が殺害される現場を偶然目撃した事で殺されたのではと推測している。
- 浅香(あさか)
アマンダのボディーガードをしていた人物。
写真は一応残ってはいるものの、不鮮明であり顔も写っていないため、年齢や性別、人相などは一切不明となっている。
身元も謎に包まれており、アマンダがどういう経緯でその人物を雇い入れたかも全く分かっていない。
アマンダが殺害されたその日から突如姿を消している事から、現地の警察は最重要容疑者としてその人物を追っている。だがその消息は今も尚不明である。
灰原は「浅香」という人物に心当たりはないそうだが、浩司の死に関わっている可能性がある事と、投与者リストに浩司の名前があった事から、コナン達は「浅香は組織の一員の可能性が高い」と考えている。
ちなみにこれら17年前の事件に関する情報は、コナンがインターネット上で見つけたものであるが、なぜかこれらの情報は何者かの手によって定期的にネット上にアップされているらしい。
その人物は削除されてもお構いなしにそれらの情報をアップし続けているようだが、その人物は何の目的でこのような奇妙な行動を繰り返しているのだろうか……?
【以下、事件の真相。さらなるネタバレにご注意ください】
やっぱり俺はしがない駄菓子屋…
ごまかしきれなかったよ…
特にガキの目はな…
- 仙波和徳
今回の事件の犯人。
殺害の動機は、やはり土地売買で自分が営んでいた駄菓子屋を潰された恨みであった。
そもそも、この土地売買の話は仙波が入院中に樋山が彼の息子夫婦を言いくるめた事でついたものだったが、樋山はその話に仙波自身が関わらないようにする為に部下に命じて彼を交通事故に遭わせ病院送りにしていたのである。
そして彼の入院中に彼の息子夫婦と土地売買の話をつけ、彼が祖父の代から続けていた大事な駄菓子屋を彼から奪って取り壊したのだった。
退院して帰ってきた時には、大切にしていた駄菓子屋が既に瓦礫の山と化していたらしく、そこには駄菓子屋を壊したクレーンの鉄球がぶら下がっていたという。
この仕打ちに怒りを覚えた彼は店を無断で壊された恨みを晴らすべく、ある方法で凶器の鉄球を現場に持ち込み、鉄球で自分の駄菓子屋が壊されたように彼の頭を鉄球で殴りつけて殺害した。
彼が鉄球を持ち込むのに使用したものは、カプセルトイ*3のカプセル、蜂蜜、カラーボールの3つ。
まずカプセルのつなぎ目にあったテープでカプセルの穴を塞ぎ、カプセルの中に鉄球を入れた後で蜂蜜を流し込んでカプセルをはめ直し、後はこのカプセルとカラーボールを塀の外から離れの屋根の上に向かって同時に投げるだけだが、カプセルは中の鉄球に蜂蜜が絡まってなかなか転がらない構造となっている。
この為、カプセルは屋根をゆっくり転がった後で雨どいの中に入り、そのままゆっくり中を進んでいった後に雨水のように下に落ち、最終的に雨どいの出口から転がり出る事となる。
後はこのカプセルをトイレの小窓から回収し、それを靴下に入れて「ブラックジャック」という凶器を作成*4。
そして返り血がつかないように服を脱いだ後で樋山を呼び、やってきた樋山を鉄球で襲い撲殺した。
この時に鉄球についていた蜂蜜を落としていなかったため、樋山の傷口にも蜂蜜が付着する事となった。
なお、カプセルと同時にカラーボールを投げたのは、屋根にカプセルが当たった音を「近所の子供が投げたカラーボールの音」だと誤魔化すためである。
最初に殴りつけた時に脱衣所に逃げられるも、後を追って何とか樋山を殺害。自分についた血を風呂場で洗い流した後は急いで服を着なおす。
本来は凶器に利用した靴下もその時に洗うつもりであったが、そのまま履くとスリッパが不自然に濡れてしまい、濡れた靴下でそのままスリッパを履くわけにはいかなかったため、靴下を脱ぐ理由を作るためにわざとコップの破片を踏んで負傷した。
遺体の第一発見者を装った後は、凶器を持ち込むのに使ったカプセルに再び鉄球を入れて、母屋の縁の下に転がしてそれを隠す。
しかしそれに付着していた蜂蜜に蟻がたかっていた事で、コナンと沖矢にそのカプセルを発見されてしまう。
さらには、スリッパの奥に不自然についていた血が樋山のものだと見抜かれた*5事で、凶器の正体を暴かれる事となる。
そして自分の体から血液反応が出るはずだと沖矢に断言されると、それ以上言い逃れをしようとせずに自分が犯人だと素直に認めて警察へ連行された。
- 樋山邦寿
周囲から囁かれていたとおり、悪質なやり方で仙波から土地を奪っていた最低な不動産屋だった。
土地を買収する為だけに、土地の持ち主である仙波を事故に遭わせて入院させ、その隙に土地売買の話を勝手につけた挙句、店舗の取り壊しまで本人に無断で行う。
過去の事件でも、土地を買収する目的でその土地に建つ店舗の営業妨害をしていた人物は何人か登場している(いずれも殺人の被害者となっている)が、彼の場合はそれらの人物の更に上をいく悪質な手段で土地を買収し、店舗の取り壊しまで実行しているのだから余計に質が悪い。
噂では敵がかなり多かったとの事なので、このような悪質な手口で土地を奪われ、彼の事を強く憎んでいた人物は他にもいた可能性がある。
仙波に殴られた後は脱衣所へ逃げ込み、そこにあったコップを「ケモメカニカル効果(後述)」を使って切り刻む。その破片で「SENBA(仙波)」というメッセージを作って脱衣所のどこかに隠した。
その後は文字を切り取ったコップを仙波に投げつけて割る事で、そこから「SENBA」の文字が切り取られているという事を誤魔化そうとした。
ハサミを握ったまま亡くなっていたり、洗面台の蛇口が開きっぱなしになっていたのは、事件の捜査に携わる者に「ケモメカニカル効果」を連想させるためである。
これらの事を一瞬で思いつくあたり、もしかしたら見た目によらず物理の知識に長けていたのかもしれない*6。
【ケモメカニカル効果】
化学エネルギーが直接力学エネルギーに変換され、機械的運動をすること。(高分子辞典より)
空気中でガラスにハサミを入れると、その途端粉々に砕けるため切る事は出来ない。
しかし水中だと水の分子がガラスの分子の中に割り込むので、それでガラスが脆くなる事によって、まるで“切る”ようにガラスを割る事が可能となる。
インターネットで検索すれば、水の中でガラスを砕かずにハサミで割っていく動画がいくつか見つかるので、興味がある人は視聴してみよう。
なお、阿笠が劇中で補足しているように、実際にやると水の中に細かい破片やガラス繊維が飛び散るので素手で行うのは危険である。
樋山はこの効果を利用して、コップの「FUSAE BRAND」から「SENBA」の文字を切り取り、それらの文字をダイイング・メッセージとして脱衣所のどこかに隠していた。
【17年前のメッセージ】
今回の事件で、被害者がケモメカニカル効果を利用してメッセージを残していた事から、17年前に殺害された羽田浩司もこれを使って“メッセージ”を残していたのではないかと考えたコナンと沖矢。
そこでコナンと沖矢は事情聴取を受ける前に、コナンは阿笠と、沖矢(赤井)はジョディと共に、17年前の事件の情報を元にそのメッセージの特定に乗り出した。
彼らがまず注目したのは、現場の手鏡に残っていた文字「P・T・O・N」。
元々手鏡に書かれていたのは「PUT ON MASCARA」であったので、そこから「P・T・O・N」を除くと、残った文字は「U・M・A・S・C・A・R・A」となる。
この残された文字に「A」が多いという事に着目したコナンと沖矢は、これは日本人の名前を指しているものと推測し、事件の関係者に「浅香」という謎の人物がいた事を踏まえ、まず5文字を取り出して「ASACA」という単語を作る。
浩司が切り取った文字「U・M・A・S・C・A・R・A」から「ASACA」の5文字を除くと、残った文字は「U・M・R」だけとなる。それをある順番で並び変えた時、ある事実を示す重大なキーワードが浮かび上がった。
RUM
この単語が浮かび上がった瞬間、コナン(新一)と沖矢(赤井)はこれを組織のナンバー2「ラム」を指しているものと考え、事件以降姿をくらましている浅香こそがラムであると確信する。
……が、そこから先の情報はこれ以上得ることは出来ず、浅香の本名、浩司が飲まされた毒薬の正体、そして浩司が殺害された理由等は何にも掴めなかった。
しかも17年前の事件の情報が掲載されていたサイトは、この直後に削除されたうえに再度アップする様子もなかったため、ネットを頼りにした情報収集を断念せざるをえなくなってしまう。
だがその後、毛利探偵事務所に舞い込んだ“ある依頼霊魂探偵殺害事件_名探偵コナン_”により、「羽田浩司殺害事件」は新たな局面を迎える事となる……
【余談】
キャメル役の梁田清之氏は2022年11月14日に死去した為、梁田氏が演じるキャメルが登場したのは本作が最後となった*7。
追記・修正は、ケモメカニカル効果を試した後でお願いします。
▷ コメント欄
- 今後の展開次第では今回の被害者と犯人は黒の組織壊滅に貢献した英雄になるかもしれないな -- 名無しさん (2017-06-17 17:09:13)
- 立つの早いなー 「婚姻届のパスワード」の項目も出来て欲しいな -- 名無しさん (2017-06-17 17:59:50)
- 羽田浩司のダイイングメッセージ『ASACA』+『RUM』だけど、並び替えると『CARASUMA』(烏丸)にもなるんだよな・・・。 -- 名無しさん (2017-06-17 22:17:57)
- (W)ACASA RUM(I)ってのは違うか・・・ -- 名無しさん (2017-06-18 08:42:02)
- 赤井とラッキーイベント?! -- 名無しさん (2017-11-25 10:29:42)
- 3回目くらいかな?凶器にブラック・ジャックが用いられるのは -- 名無しさん (2017-12-26 15:35:40)
- ↑3それもあるのか黒田が関連性を疑ってるんだよな・・・。脇田の方はどうなのかだけど。 -- 名無しさん (2018-08-05 19:15:50)
- ↑5 後にそう結論付けられたな -- 名無しさん (2020-12-31 17:07:49)
- 「ASACA」にしても「CARASUMA」にしてもなぜカ行の文字を表すときに「K」ではなく「C」で始まってるんでしょうね?それも何かの伏線だったりするんでしょうか……。わざわざ「C」から始めるのは意味があるように思えてなりません。(ただアナグラムをわかりにくくするためかもしれませんが) -- 名無しさん (2021-06-09 19:28:40)
- アメリカには卵から成虫になるまで17年かかるセミ(なので17年おきに大発生する)がいるのでちょっと期待したが関係ないのか。 -- 名無しさん (2022-05-19 23:00:58)
- 結構外道な被害者だな,被害者の会社で働いてた人も被害者だよね -- 名無しさん (2022-07-16 14:39:29)
- 犯人の息子さんはひいおじいちゃんのお墓に謝罪してそう -- 名無しさん (2022-08-26 17:12:52)
- こういう普通の事件から黒の組織に近づいていく流れが好き。 -- 名無しさん (2022-10-04 06:31:54)
- 最後のかわいい目暮警部は必要だったのか徹底討論したい -- 名無しさん (2022-12-10 09:54:04)
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*2 リストにあった名字の読みもアニメ版では「はねだ」ではなく「はだ」だった。
*3 分かりやすく言うと、ガチャガチャやガシャポンの事。ちなみにガチャガチャは俗称で、ガシャポンはバンダイの登録商標。
*4 ちなみにコナンが推理ショーで再現した時には鉄球の代わりにビー玉を入れていた。このため目暮から殺傷能力を疑問視された。
*5 恐らく、血がついた靴下でスリッパを履いた事でついたものと思われる。
*6 テレビの情報番組か何かでたまたま見てたのかもしれないが。
*7 スピンオフ作品を含めた場合は『ゼロの日常』、劇場版だと『緋色の弾丸』が最後となった。
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