Level_43_η

Level 43 η: "裏裏路地"

ある人間が写したLevel 43 η内部の写真　

理解度

30%

危険度

4/5

Level 43 η は、 The Backrooms の 43 η 番目の階層である。

概要

Level 43 ηは様々な建物の間に存在している路地のような構造をしている空間です。

気温は5〜20℃の間を徐々に推移し湿度は低くなっている。空は常に厚い雲に覆われ薄暗く、時折雷の音が聞こえることがある。

このLevelの路地は横方向に無尽蔵に広がっており、非常に入り組んでいます。また、この階層を構成している建造物はシャッターや施錠された扉により侵入が困難であり、苦労して開けたとしても内部には多くの場合ゴミが散乱するばかりで有用なものは見られません。

階層の特徴として昼夜のサイクルが正常に動作しておらず、その道ごと朝と夜で固定されいます。

Level 43 ηには環境的脅威と生物的脅威が存在しています。

環境的脅威

1.室外機　

室外機は朝、夜ともに存在しており、起動しているかの確認が必要とされる物体です。室外機は多くの場合停止しており、この場合は安全に通行できます。一方で起動している場合は100℃程度の熱風を発しており、人体に有害であるため避けるべきでしょう。

2.落書き　

落書きは壁にや地面に主に赤い塗料で書かれています。その内容は意味不明なアルファベットの羅列であったり、抽象的なイラスト、記号などです。これは後述する存在が作成しており、人間を壁の中に引きずり込んだり、精神状態の悪化を引き起こすなど様々な効力を持ちますが多くの場合有害です。

3.水たまり　

水たまりは非常に危険なものです。特に夜の時間帯に発生しているものは稀に底なし沼のように深いものが存在し、足を取られれば容易に脱出することはできなくなります。また水ではなく硝酸や水銀など危険な液体が満たされている場合もあります。

4.箱　

このLevel 全域で稀に発見できるものです。箱の材質は多くの場合段ボールですが、稀に竹や鉄で作られている場合もあります。この箱は多くの場合空や使用用途のないスクラップなどですが、稀に食料品やアーモンドウォーター等のアーティファクトが入っている場合もあります。

生物的脅威

Level 43 ηには数多くの異常な存在が出現します。それらの多くは敵対的で有害です。

男性のような存在　

男性の会社員のような服装をした全身が黒い人型の存在です。彼らは常に一定の速度で移動しながら識別困難な言語で何かを呟いています。多くの場合は鞄を持っており稀に傘を携帯した存在も確認されています。人間には無関心であり、危害を加えない限り攻撃を受けることはありません。

女性のような存在　

女性のOLのような服装をした黒く笑顔のみを持つ人型の存在です。この存在は案山子のような存在と共に行動していることが多いです。また、声帯が発達しており見知った知人の声を模倣して他の人間をおびき寄せ、他の存在とともに襲撃を行ったり、罠に誘導された例が存在します。

案山子のような存在　

2mほどの大きさで木片や瓦等の廃材で作られた案山子のような存在です。力が強く実用的な攻撃の殆どに対して高い耐性を持っています。多くは路地を構成している建造物の屋上に存在しており、下を通る人間に対して攻撃的になります。聴覚はあるものの視覚を持たないため、発見時には音を立てずに行動することが推奨されます。

アーティストと取り巻きのような存在　

深く帽子をかぶり暗色のコートをまとった人型の存在です。この存在は画材を持つ存在と武器を持った存在のニ種類が存在します。画材を持った存在は主に肩からかけたカバンと服や帽子が赤い塗料で汚れているのが特徴です。この個体は戦闘能力は高くないものの、環境的脅威の落書きを階層内の各地に作成しています。武器を持った存在は主に鉄パイプやバールを所持しています。この存在たちは基本的に集団で存在しており、集団戦を行ってくるほか、画材を持った存在の周辺を警備するように徘徊しています。

明確な統率や意思を持ち行動しているようであり、彼らを統率する存在や巣のような物を見たという証言もありますが、未確認です。

また後述するその他分類の雑誌を集団で読んでいたり塗料の他にもチョークを持っているものも確認されこれも他の現象の原因ではないかと考えられている。

カラスのような存在　

主に上空を飛行している巨大なカラスのような存在です。攻撃的であり、5から10匹程度の群れを作り、集団で人間や他の存在に襲撃を行います。このLevelに存在する他の存在と比べて異質であるため他のLevel から迷い込んできた存在である可能性が高いと考えられています。周期不明であるが繁殖期が存在していると考えられており、入ると独特な声で鳴くようになる他、攻撃性がより上昇します。

その他特異な物品や存在

Level 43 ηには上記の驚異的な環境や存在の他にも物品や存在が確認が多数確認されています。それらは危険性が低いため列挙することは避けるものの遭遇例が高いものをいくつか例として提示します。

1.雑誌

雑誌は階層の全域で見られるもので、室外機の上に置かれていたりちょっとした広場に乱雑に数冊まとめて見られることもあります。表紙は週刊誌のような文字がずらりと並べられた物や何かの写真集のように一枚の写真にシンプルな文字が書かれたものなど様々です。文字は一見すると日本語や漢字のように見えるものの不明なものが使われています。写真も滅茶苦茶な加工がされていたり画質が極端に低いなど、辛うじてそれが何か理解できる程度の粗悪なものであり、レイアウトも風景写真の隣にヌード写真や微生物の拡大図が載せられていたりなど無秩序である。また雑誌自体が粘着質の物質が付着しており閲覧が困難である。

2.チョークのマーク

チョークのマークは階層の全域で見られるもので、主に地面にチョークで書かれたケンケンパ遊びの跡の丸や事故現場で見られるような人型、簡単な落書きとして見られる。通常は他の通常のものと見分けがつかないが付近を再び通ると位置が変化していたり、ついてきたりするものが見られる。

3.紙飛行機

紙飛行機はこの階層の主に夕方の路地を探索しているとどこからか飛来してきて頭上に激突して来る形で見られます。造形は一般的なものと大差なく実際に投げてみても特別飛ぶということはない。紙は多くは折り紙や白紙の紙であるが稀にThe frontroomsに居るはずのその人物の知人の筆跡安否や近況を問う手紙が書かれていることもある。

4.猫の存在

猫はこの階層で極稀に見られ、普遍的なイエネコの姿をしている。やけに人懐っこく人を見つけるとどこからかやってきて足元にすり寄ってくる。ひとしきり撫でられるか餌を与えると離れていきこれといった危険性や特異性は一見して見られない。しかしながらこのような危険な環境でイエネコが生息できるのかという点で疑問が残り仮定的に存在とされている。

入口

• Level 42 ηで路地に入るとLevel 43 ηにたどり着きます
• The Backrooms Expansion City ηで以上に濃い影に入ると稀にLevel 43 ηにたどり着きます
• Level 569 η崩れた建物に入るとLevel 43 ηにたどり着きます

出口

1. 裏路地から主要道に出られる隙間を見つけ通るとLevel 339 η又はThe Backrooms Expansion City ηにたどり着きます
2. このLevelで眠るとLevel 17 ηに移動します
3. 雷の聞こえているときに外れ落ちると高い確率でLevel 113 ηに移動します。
4. 病院のような建物の裏口を破壊して侵入するとLevel 44 ηに移動します
5. 上空に稀に発生する歪みに飛び込むと真夜中のLevel 995 ηに移動します。これは危険な行為です

この記事は zoni999 が作成したものです。

特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。