翻訳/The_Blue_Channel

生存難易度:クラス 3

》安全でない。

》不安定である。

》エンティティとの遭遇可能性は低い。

The Blue Channel(青い外界)

ブルーチャンネルの虚空にある高層ビル群。

ブルー チャンネルは、The Backrooms全体と全てのレベルを取り囲む奇妙な虚空で満たされた空間である。

概要

ブルーチャンネルは、The Backroomsの全てのレベルの外側に存在するエリアである。主にぼやけた青い虚空で満ちており、虚空には陰影、他の色、パターンが全くない。したがって、どの方向や軸から見ても少しも変わらず方向感覚を見失わせる色になる。

ブルーチャンネルの99.9%は死んだ空間であり、原子がないことが確認されている。また放浪者はy軸に関係なく自在に浮遊することができ、水の中を泳いでいるかのようにブルーチャンネル内を泳ぐこともできる。ただし、移動には注意が必要である。いとも簡単にひっくり返って、自分がどの方向を向いているのか分からなくなる可能性があるためだ。このため、何らかの形の携帯型ジャイロスコープを常に身につけておく必要がある。

最初にブルーチャンネルに入ると、外側から無数のレベルの光景を見ることができる。またレベルの構造に応じて、異なる外観が見える場合がある。興味深いことに絶縁体の外観はブルーチャンネル内からは見えず、メインのレベルのみが見える。

レベルが屋外且つ有限である場合、空を覆う様に大きなドームがレベルのエリアを囲み、地面は該当レベルの地面と同様の厚い土台を備えている。レベルの広さに関わらず有限の屋内レベルの場合、その部屋の最も外側の壁が見える。そしてその外側にたまたまドアがある場合、ドアはそれらのレベルの内部に通じている。レベルが無限の場合、レベルの「終わり」が見える。ただし重要な違いは、部屋のサイズが常に流動するように変化することである。これは、3次元で認識しながら 4次元のものを見るのと同様の奇妙な感覚を生み出している。

特殊レベルの見え方

• Level 232
  • ブルーチャンネルからLevel 232を見ると無数の歪んだ部屋の光景が見え、レベルの終端が時折壊れて果てなき虚空へ散らばっていく。
• Level 6.1
  • Level 6.1を見ると、色々なバーやレストランの内装が様々な色に瞬く様に点滅している。現在の調査によるとこの現象は、実際には外れ落ちにより移動可能な複数のバーがあり、他の人々が存在したり消えたりしていることを示している。ただし、この現象はLevel 6.1内では見えない。これは放浪者が様々な店に足を踏み入れ、それぞれの店に人が居なくなったり人が入ってきたりする様を表しているようだ。
• Level 18
  • ブルーチャンネルからLevel 18を見るとレベルの周囲が白く輝き、壁や物体の内側は黒い輪郭で縁取られている。これはLevel 18の構造が人ごと、記憶ごとに変化するためである。
• Level 38
  • Level 38を見ると、様々な部屋がレベル自体の中心地に激しく折り重なる形をとっている。これはレベル内では見られない光景だ。
• Level 29とLevel 57
  • これらのレベルを見ると、該当レベルの絵画の背後にそのレベルの巨大な部屋が見える。この部屋は近づくと非物質化するが、遠くから見ると一瞬で再物質化する。
• Level 444
  • Level 444の壁には明確な形がなく、常にホワイトノイズのように見える。
• Level 600とLevel 907
  • これらのレベルは存在が実際に確認された訳ではなく、理論的に存在するはずの場所は何もない空白と虚空に置き換えられている。

舞台

ブルーチャンネルの大部分は果てしない虚空で構成されているが、その中に建物や部屋の模型がポケット空間の様に時折見られる。これらの構造物は通常、超高層ビル、家、通り、雑多な部屋、または前述の任意の組み合わせの小さな塊である。中に入ると、空の色がかすんだ霧のように変化することに気付くかもしれない。このため、これらの領域のそれぞれが空と霧の生成を可能にする力を持っていると考えられている。

これらの建物は実際に存在するように見えるが、多くの場合外れ落ち可能な物質でできておらず簡単に通り抜けることができる。ただし全ての壁がその限りではなく、一部の地面は歩くことが可能だ。しかしこの床に触れるとブルーチャンネル特有の浮遊能力が失われるため、この地面には降りない方が良い。そして誤って外れ落ちれない物質を通り抜けた場合舞台から外れ、無数のレベルを永遠に落下し続ける運命となる。これらの領域が存在する理由は不明だが、この件に関しては多くの仮説が立てられている。

コロニー又は前哨基地

はぐれた者たち

• Level 26の端にあるドアをうっかり開け、ここに着いたはぐれた放浪者のグループ。
• 彼らは舞台の中に外れ落ち可能な物質の小さな地面を見つけた。
• このグループのすべての詳細は彼ら自身が助けを求め、生活を記録するために作成されたフォーラムページを由来としている。
• 彼らが持つ食料や物資の量が特定できないため、彼らがまだ生きているかどうかは現在不明。

舞台に関する仮説

ブルーチャンネルの虚空全体に散在する様々な領域の存在意味が何であるかについては、論理的な結論に達する具体的な証拠がなく、激しく論じられてきた。現在は、次のようなアイデアと推測をつなぎ合わせたものだけ存在している。

• 他のレベル群の壊れた欠片である
  • この考えは既存のレベルのいくつかの領域および現在不明なレベルの一部が、徐々に壊れて散っていると推測している。多数の電子を持つ原子と同じように、レベルの外側のセクションの一部はそれを保持する力が足りず、分離する可能性がある。そのため、これらの領域はブルーチャンネルに流れ込み、そこで砕けていく。

• レベルが生まれる最中である
  • 全てのThe Backroomsレベルが最初からあった訳ではなく、未知の過程を経て生まれるという推測。これらは最初はブルーチャンネルから始まり、ゆっくりと成長し、完成しレベル群の適切な場所に置かれる。またこの理論では全てのレベルが外れ落ち不可能な物質から始まり、外れ落ちれる境界がある構築段階で決定されると考えている。これは他レベルの特定の領域に適切な外れ落ち境界が与えられていない場合があるというその部分も説明できる。

• 死にかけたレベルである
  • この理論は、これらの領域が非常に長い間存在し、腐敗し、朽ち始めたレベルであると推測している。前述したLevel 232が崩壊しかけているのと同じように他のレベルも何れ崩壊し、質量と外れ落ち境界のほとんどを失うとこの場所に投げ出されるのかもしれない。

• The Frontroomsの始まり又は終わり
  • The Backroomsは独特の時間効果を持っているため、The Frontroomsが存在する前の時間、またはそれが小さな領域に過ぎなかった時間に移動する可能性は十分にある。この理論は宇宙の真の年齢と、私たちのほとんどが数年しか存在していないという考えに疑問を投げかけている。それ以前のすべては、本質的に私たちの現実への伝承でしかないという仮説である。

• 特に特別な意味はない
  • The Backrooms自体がさした理由もなく独特な法則で動いているのと同じように、これらの領域が存在するのはブルーチャンネルが存在するための自然な性質である可能性は十分に有り得る。これは議論の邪魔をするものではないが、現在これらの舞台が存在する理由の仮説の中で最も受け入れやすく、理解しやすい概念である。

入口

• 任意のレベルの終端に到達し外れ落ちるか、最も外側の部屋のドアをくぐると絶縁体と半々の可能性でここに来れる。
• 崩壊した領域の特定の領域、Level 119の青いスライド、Level Achromatomalyの分解されたエリアにも入口がある。
• ここにも廃墟の道とフザケた世界の終わりが存在するが、今のところそれを知らせることはできない。それら全て皆から遠ざけよう。リーダーについて我々が知っていることと彼らに起こったことを考えると、他の人も混乱するはずだ。

出口

1. レベルの外殻の近くで外れ落ちかドアを使って、該当する任意のレベルに入ることができる。現時点では確認されてはないが理論的には、Backrooms内を非常に迅速に移動できる手段になる可能性がある。

この記事は "Blue Channel" (wikidot) を狩人の少女が翻訳したものです。 "Blue Channel" (wikidot) は Greggita Mahayfaio 様が作成したものです。

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