翻訳/The_Dark_Metro

生存難易度:クラス 可変

»⠀安全性が変動する。

»⠀非常に不安定。

»⠀多様なエンティティの遭遇可能性。

The Dark Metro(闇色の地下鉄)

The Dark Metro唯一の既知の写真。

概要

The Dark MetroはThe Metroの昏くねじれた亜種である。レベル内は殆ど真っ暗闇で何も見えない駅のようであり、調査によるとLevel 6の完全な暗闇と同様に此処では光の98%が消える場所が大半を占めている。

駅の空間はユークリッド幾何学的ではない。つまりこのレベルの線形空間は歪んでおり、まっすぐ進むと最初の場所に帰ってくる。したがって、このレベルの実際の広さを測定することは不可能だ。放浪者の推定によるとこのレベルはおよそ80,000平方kmの空間はあると言われている。

此処は長く留まるほど精神状態が悪化していく。The Dark Metroの気温は大きく変化し、Level 死亡と同様の摂氏5度から摂氏60度の灼熱が記録されている。放浪者の空腹の速さも上がるようで、放浪者が補給なしで4時間以上滞在すると飢餓で死ぬ。一方十分な補給がある場合はゆっくりと狂気に陥り、正確な66時間後に即座に焼け死ぬ。このレベルではアーモンドウォーターは通常の回復効果の代わりに放浪者の口を溶かす酸性の特性にすり変わる。また、遠くに引っかき音が聞こえるがその発生源を突き止めた放浪者はいない。このレベルには終点があり、そこに至ると半々の確率で奈落に落ちるか、The Frontroomsに帰れるという噂がある。しかし、十分な証拠はない。

2日に1回、がらんどうな錆びた列車が到着する。非常に壊れていて誰も操縦していないように見えるが、完全に機能している。放浪者を有用なレベルに連れて行くThe Metroとは異なり、Dark Metroは放浪者を危険な亜階層に連れて行く。Dark Metroは様々な亜階層を包括しており、それぞれ同じ駅の異なる亜種且つ生存難易度も異なる。合計5つの亜階層が発見された。

コロニー又は前哨基地

コロニーと前哨基地は、このレベルで66時間滞在すると直ぐに焼け死ぬ特性のため現在設置不可能だ。だが、M.E.Gはこのレベルの亜階層に拠点を確立しようとしている。

エンティティ

非常に稀だがクランプ、スマイラー、ハウンド、ビーボブ、およびレッチに遭遇する可能性がある。彼らは通常、駅の隅に潜んで隠れている。不思議なことに66時間後の即死はエンティティには適用されない。そしておそらくこのレベルの過酷な条件により一部変異を起こしているようだ。

亜階層群

• 亜階層 1
• 亜階層 2
• 亜階層 3
• 亜階層 4
• 亜階層 5

生存難易度:クラス 死の領域

》多数の危険が存在する。

》滞在が極めて困難。

》致命的なエンティティが存在する。

放射能

ドローンで撮影した亜階層 1の画像。

第1層、名称｢放射能｣はランダムに生成された未来的な駅が混在する一見がらんどうな下水道である。此処では体内にあるものも持っているものも、あらゆる液体が「リキッドペイン」となる。更にこのレベルは放射性が高い。ここに停車した場合、列車から出ないのが賢明だ。しかし精神状態の悪化が判断を間違わせるかもしれない。M.E.Gはドローンを使用してこの亜階層を調査したが、多くはまだ不明。列車が此処で停車する確率は23%。

生存難易度:クラス 4

»⠀安全でない。

»⠀不安定である。

»⠀エンティティ数が多い。

薄闇

未知の放浪者が撮影した亜階層 2の画像。

亜階層 2、名称｢薄闇｣は極端な条件下で棄てられた古い地下鉄駅だ。天井や壁の倒壊はよくあることであり、下水道は古く道の一部が溢れている。空間はユークリッド幾何学に従い、変動を起こすことはない。しかしその代わり継続的に縮小し、悪化しているように見える。この亜階層は約10年で崩壊し、奈落に消えると推定されている。しかもスマイラー、レッチ、ハウンドが駅を走り回っているのだが、ここには他のレベルへの出口があるため入った方が良い。列車も通常、ここに到着する。現在のところ到達する可能性は46%。ここの溢れた水に飛び込むと20%の確率でThe Metroに着く。

生存難易度:クラス 5e-環境

»⠀安全でない。

»⠀不安定である。

»⠀多数のエンティティ由来ではない危険がある。

境界性

不明な放浪者が撮影した亜階層 3の画像。

亜階層 3、名称｢境界性｣はランダムな薄暗い地下鉄駅の廊下の果てしない組み合わせだ。チケット購入ゾーン、無料ゾーン、有料ゾーン、およびこれらのエリアを結ぶ交差した廊下がある。ただし、地下鉄の中央プラットフォームを見たという記録はない。亜階層 3の駅は亜階層 5を包括していると考えられており、此処には自動販売機、改札口、エスカレーター、エレベーターがある。ただこれらの機械は誤動作しやすく、操作が危険な場合もある。この亜階層はユークリッド幾何学に従わない空間であるため危険な変動を起こしやすく、此処に降りた放浪者のうち不明な理由で90%が行方不明になっている。此処では記録されたエンティティはいない。またこの亜階層はDark Metroにいる間、ランダムな外れ落ちで入れる可能性がある。そして非常に稀に此処から外れ落ちることができるが、後の行先はランダムになる。

生存難易度:クラス 4

»⠀安全でない。

»⠀多少不安定。

»⠀未確認エンティティの目撃情報がある。

アルファ

亜階層 4の画像、放浪者は死亡したと推定される。

亜階層 4、名称｢アルファ｣は完全に動作可能に見える不自然に長い列車だ。亜階層全体が水中に沈んでいるが、内部の酸素は決して尽きない。各列車には推定100両の車両があり、固有車両には食料と補給がありLevel 5と同様すべてのものは勝手に復活する。列車が此処に到着する確率は 30%であり、到着すると放浪者は気絶し此処で目を覚ます。放浪者はこのレベルで行方不明になっていた他の放浪者の傷ついた死体を発見したと報告している。エンティティが列車内にいるのか、放浪者の幻覚なのか、あるいは両方なのかは不明。この亜階層を出る唯一の方法は、列車の先頭に到達すること。運転席に入ると気絶し、列車後方車両で目を覚ます。

生存難易度:クラス 0

»⠀安全である。

»⠀安定している。

»⠀エンティティはいない。

未来派

亜階層 5のイメージ。

亜階層 5、名称｢未来派｣はこのレベルの亜階層群のうち最も安全で安定している。エンティティはおらず安全だが、生活には適さない。亜階層 5はエンティティがいないが物資もない果てしない未来的な地下鉄駅である。他への通常の出口はない。したがって、此処で降りた放浪者は果てしない駅を歩くしかない。列車がこの亜階層に停車するたび、再び此処に停車する可能性が下がる。最初に発見されたとき此の場所は安全地帯のように思われたが、放浪者が到着するたびに亜階層から出るのが難しくなっているのがますます明らかになった。現在列車が亜階層 5に到達する確率は1%しかなく、此処に停車しても降りないのが賢明だ。多くの放浪者は一見安全な性質のためこの亜階層に誘われたが、殆どすべて飢え死んだ。

入口

• Level 死亡で棄てられた地下鉄に入る。
• Level ∞で飛行機に乗ると46%の確率で此処に着く。
• Level 679で地下鉄に入る。
• 外れ落ちるとランダムに到達できる。

出口

• 亜階層 2の水が溢れた下水道の1つに飛び込むと、20%の確率でThe Metroに行ける。
• レベルの終点に到達すると、50%の確率でThe Voidに落ちる。
• レベルの終点に到達すると、残りの確率でThe Frontroomsに帰れる。
• 葡萄の蔦が絡む壁を外れ落ちるとLevel -100に行ける。

この記事はThe Dark Metroを狩人の少女が翻訳したものです。The Dark MetroはUltrabonie様が作成し、同作者様、1morro.com様、JustaWhiteSkull様が改稿したものです。

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