翻訳/Level_92_(2)

ページ名:翻訳/Level_92_(2)


生存難易度:クラス 3
»⠀安全でない。
»⠀不安定である。
»⠀エンティティとの遭遇可能性は低い。

Level 92:"Crimson Glow"(クリムゾングロー)

Level 92の階段の、唯一の写真。


Level 92は、The Backroomsの92番目の階層である。

目次

概要

Level 92は果てない廊下と階段のように見え、どちらも真紅に輝いている。このレベルにはエンティティがほとんどいない。このレベルに複数人で足を踏み入れた放浪者は1人になるように見えるがレベルから出てきたすべての放浪者グループは、同じレベルにいたと言っている。レベルに入ると、階段にまず行き着く。

階段

上で述べたように階段は真紅に輝いており、金の取っ手がある。階段を上り始めるまでは静かな場所だが、上り始めるとゆっくりと滑らかなジャズ音楽が流れ始め放浪者が去るまでそのまま流れている。音楽が鳴り始めると何もないのに後ろから見られているような気がする。階段に少し座っていると吐き気を催すことがあり、失神してLevel 11のベンチで目を覚ます。階段を上ると、廊下に通じるドアがある。ドアを開けるのに躊躇っていると、開けるように説得しようとする囁きが繰り返し聞こえてくる。囁き声は非常に微かで、音楽よりも聞こえづらい。

廊下

廊下も階段と同じ真紅の輝きを放っている。非常に短く、両側、端にドアがあり、同じ階段に通じている。たまにLevel 11に通じるロビールームに繋がるドアがあることもある。ドアはそれぞれ別の部屋に通じており、イベントがランダムに生成されているように見える。行先はすべてアパートの部屋であり、だいたい約1~3のエンティティがいる。これらのエンティティは普通の人のように見え、凡そ放浪者を無視する。部屋には真夜中のLevel 11を映しているように見える窓があり、時計は「午前12時32分」で止まっている。異なるレベルにつながる部屋もあれば、凡そLevel 65行きのエレベーターにつながる部屋もある。これらの部屋では非常に奇妙なイベントが発生する。そのすべてを以下に示す。

イベント

以下は、Level 92を調査したいくつかの放浪者グループによって報告されたイベントのリストである。イベント全体を通して、ジャズ音楽は引き続き鳴り続けている。もっと他にもイベント種類があると言われているが、記録されていない。

イベント 1

単純で、最も一般的。テレビを見ている人に出くわし、彼らはあなたを完全に無視する。物理的に干渉しようとする場合より多くの囁きが繰り返し放浪者に止めるように伝え、行動を止めない限りより大きく、より速くなる。最終的に放浪者は意識を失い、Level 0で目覚める。部屋はいつも同じような内装で、入り口の右側にバスルームが1つ、目の前のドアに寝室があり、その右側にキッチンへのドアがある。左側にはテレビを見ている人がいるリビングルームと、窓がある。物体と家具はイベントの度に入れ替わるが、家具の位置は大して変わらない。テレビは通常、1980年代から1990年代のランダムなチャンネルを再生しているが、放浪者の1人はテレビが窓の外の建物を映しているらしきリアルタイム映像を映していると報告した。スタンドにカメラがあり、その隣に影のある人影があり、他の建物の窓に明かりが灯っている。

イベント 2

少し奇妙。玄関から入るとキッチンが目の前にあり、毎回違う女性がいて、挨拶をしてお腹が空いているか尋ねてくる。食事の準備中のようだ。断ると、彼女はあなたが滞在するかこの部屋から離れLevel 26に行くか自由にさせてくれる。申し出を受け入れると彼女はあなたを窓の隣のテーブルに案内し、リビングルームでテレビをつけて、食事を提供した後はテレビを見ている。この食事は全くのランダムであり、良い料理から悪い料理まで様々ある。食事を拒否した場合、彼女はそれをゴミ箱に捨てる。稀に、カメライベントが発生する可能性がある。テーブルの隣にある窓はあなたを記録する。受け入れるかどうか、出るかどうかに関係なく、同じ現象が発生する。食事が終わったら出ていいと言われる。彼女がいなくなった後彼女の部屋のドアに行くと、囁き声はあなたにやめるように言ってくる。ドアを開けたら彼女はおらず、何の変哲もない普通の女性の寝室だが中に入ると背後でドアが閉まり、施錠される。そして気絶し、Level 20で目覚める。

イベント 3

これも奇妙。この部屋には夫婦がいて、ドアを開けると女性はあなたを招き入れる。男性は仕事で電話をしているので(彼の上司と思われる)、女性はあなたに席に着いてリラックスするように言う。この時点で女性に会いに行くと、彼女は別の電話で誰かと話している。この間、彼らは両方ともあなたを完全に無視する。あなたが去ろうとすると、ドアは施錠される。数分後、男性エンティティは電話を切り、リビングに来る。彼は電話に非常に苛立っているようであり、あなたの隣に座り主にあなたのことについていくつか質問してくる。人生、そしてあなたが経験してきたこと。現時点では普通の人のように振る舞うがエンティティに質問すると、エンティティをさらに怒らせることになる。が、数分後、彼はあなたに飽きて妻がいる部屋に歩いて行き、「なぜ見知らぬ人間を部屋に連れてくるのか」など不平を言い始める。彼らの口喧嘩は大声なためはっきりと聞くことができ、あなたに数回言及する。彼らが口喧嘩している部屋に入ろうとすると囁き声が止めるように言うが、入った場合は消え、ドアが閉まり、「イベント2」のそれと同様のイベントが発生する。やがて気絶し、Level 4で目覚める。何もしなければ口論の直後に、男性は暴風雨の中夜遅くに仕事に出かける。これが起こった後、妻はあなたに部屋から出るよう言う。拒否した場合、囁きもあなたに去るように言う。

イベント 4

滅多に発生しない。これは、会話をしている3人に近づくと起きる。2人は警察のように見えるが、もう1人は普通の人です。この部屋の家具のほとんどが破壊されているか床に散らばっている。会話に耳を澄ませると、尋問会話を聞くことができる。会話を邪魔した場合エンティティは消えず、何が起こったのかについて質問してくる。適切に答えない場合、または答えを拒否した場合、エンティティは親切に部屋を出るように求める。そうしない場合は囁きが去るように言ってくるだろう。そうしないと再び気絶し、Level 42で目を覚ます。探索すると「私はお前を見つけるぞ」という下手な筆跡で書かれたメモが見つかる。読むと尋問されていた人が追いかけてくるが、警察が彼を止めようとして追いつく前につかまれると気絶し、The Hubで目を覚ます。

イベント 5

このイベントも珍しい。ほとんどの場合男性のエンティティがあなたに自分の部屋に来るように言う。彼はどうやらあなたに自分の部屋を案内する「ツアー」を提供したいからのようである。拒否された場合も来るように頼み込んでくるが、それでも拒否し続けると"突撃"され気絶し、Level 30で目覚める。承諾した場合はランダムに別の部屋を案内してくれるが、この間、見られているような気がする。ドアがひび割れて開いており、中の見えない部屋に入ろうとした場合掴まれ今度はLevel 40で目を覚ます。ツアーの終わりにバスルームに行かせて貰えないか頼むと、彼は許可する。そして行くと何かが少しずれているように感じ、ドアにひびが入っていることに気付くだろう。ドアを開けると三脚にカメラがあり、後ろで影のような人物があなたを記録している。そしてあなたは気絶し、Level 1で目覚める。

基地、前哨基地、コミュニティ

「恐れる者」
  • あなたをこのグループに連れて行くイベント。
  • エンティティではない夫妻のグループ。
  • 彼らの名前は「ジミー」と「ペトラ」。
  • 奇妙な出来事が起こる前からこの場所に住んでいた。
  • 大きな不安とパラノイアを持っている。
  • 立ち去ることもできず、イベントについて話すこともできない。
  • いつも囁き声を聞いていると主張している。
  • 部屋は普通のようだが、補充用の冷蔵庫がある。

入口

  • Level 34の壁のランダムな穴に入る。
  • Level 42の穴に入る。

出口

  1. ドアのいずれかがLevel 0Level 5Level 9、またはLevel 37につながるか、Level 65に移動するエレベーターに行き当たるまで探索を続ける。
  2. 気絶しそれぞれのレベルで目を覚ます。
  3. ロビールームに行き、Level 11に行く。レベル脱出後も、ジャズは約30分間流れ続けている。


この記事はLevel 92(wikidot)を狩人の少女が翻訳したものです。Level 92(wikidot)はStretchsterz様が作成したものです。



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