このページでは、ストーリー上のネタバレを扱っています。 各ストーリー情報を検索で探せるように作成したページなので、理解した上でご利用ください。 著作権者からの削除要請があった場合、このページは速やかに削除されます。 |
プロファイル
基礎情報
【コードネーム】ニアール
【性別】女
【戦闘経験】八年
【出身地】カジミエーシュ
【誕生日】4月23日
【種族】クランタ
【身長】171cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。
能力測定
【物理強度】優秀
【戦場機動】優秀
【生理的耐性】優秀
【戦術立案】優秀
【戦闘技術】卓越
【アーツ適性】優秀
個人履歴
カジミエーシュの耀騎士、ニアール。味方の援護、機動作戦、殲滅戦及び平野における作戦では高い戦闘技術と優れた個人軍事素養を見せている。
カジミエーシュに戻り、第二十四回騎士メジャー決勝戦でチャンピオンの座を奪い取った後、現地に残って残務の処理にあたっている。外部協力オペレーターとして、ロドス駐カヴァレリエルキ事務所に戦術的支援を提供するほか、必要時には本艦のサポートとして他地区の各種任務にあたることもある。
健康診断
造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。
【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。
【血液中源石密度】0.14u/L
ニアールは長期間の野外活動を行っていたが、今のところ感染リスクは低いままである。
実はこれ、ニアールさんの以前の検査結果なのですが……はい、ご本人にも閲覧権限が付与されました。ですが、もうとっくに真実を知っていたのではないでしょうか?いつ知ったのかは分かりませんが、彼女が少しも動揺していないみたいです。やっぱりニアールさんってすごい人なんですね。
――医療オペレーター ハイビスカス
第一資料
【アーツ概要】
帰還した耀騎士は、かつてと同じく勇敢で頼りになる存在だった。だが、彼女の戦闘方式にはある程度の変化が見られた。メイン武器を変えたほか、アーツを治療以外でも運用するようになった。金色の光を纏う彼女のソードスピアは、戦場において、彼女と敵対する者たちにとっては間違いなく脅威となるだろう。
友人のシャイニングの言葉を借りると、「私たちとともに放浪していた日々の中で、ニアールさんは抑えるべき場所で輝きを抑えることを覚えました。そしてカジミエーシュに戻り、再び突き進み始めた耀騎士は、すべての雑念を放り捨て、ただあるがままにあることを体得したのです」ということである。
シャイニングやナイチンゲールだけでなく、ニアールとともに仕事したことがある他のオペレーターも彼女の変化に驚嘆したが、誰一人としてその変化に違和感を持つ者はいなかった。正義が邪悪と衝突しようと、せざるとに関わらず、両者が共に境界線に立つ限り、正義には鋭い刃が生まれるのだと、皆知っているからである。耀騎士の輝きに照らされる時、邪悪の者は痛みに焼かれるかもしれないが、正義の仲間はこれ以上ないほど鼓舞されるのである。
【武器鑑定】
ニアールが現在使用しているソードスピアは、かつて使用していたハンマーと同じく、ニアール家と親交のあるカジミエーシュの職人が設計、鍛造したもので、さらにブレミシャインによって強化されたのである。このソードスピアは血騎士との戦闘時に一度折れたが、ブレミシャインによって修復されている。
ロドスエンジニア部の鑑定によると、ニアールのソードスピアは、カジミエーシュ征戦騎士の制式武器に匹敵する強度を誇るだけでなく、ニアール本人のアーツにもこの上ない親和性を持つ。理想的な状況下では、彼女が放つアーツの効果をおおよそ十パーセントも向上させる。鑑定を担当したエンジニアが要請し、ニアールが武器設計者の同意を得たうえで、ロドスはソードスピアの1/6スケールの模型を作成した。この模型はエンジニア部に保存されており、各エンジニアオペレーター及び見習いたちの研究と勉学に役立っている。
補足:耀騎士のソードスピアの精密模型が大騎士領でいくらで値付けされるかは、決してクロージャに知られてはいけない。耀騎士とは、模型は一つしか作らないと約束したのだから。
第二資料
ニアールは決して愚痴をこぼしたりしないが、カジミエーシュでの彼女の仕事は明らかに量も負担も大きいようだ。それでも、ロドス駐カヴァレリエルキ事務所からの救援要請には、一度も欠かさずに駆けつけていた。ロドス本艦に身を置いているか否かに関わらず、彼女はずっとロドスの一員であるという意識を持っているのだろう。
とはいえ、以前と比べれば本艦に滞在する時間は明らかに限られてしまっている。ニアールに憧れている者や、彼女と肩を並べて戦っていた時間を懐かしむオペレーターたちにとっては、実に残念と言わざるを得ない。チェルノボーグにおけるニアールの活躍が記された作戦記録を見て、多くの新人オペレーターが期待を抱いて彼女と手合わせがしたいと教官に願い出たが、彼女の長期離艦が告げられると、もれなく肩を落としたのだった。
一方、ニアールと違い、ブレミシャインはカジミエーシュでの姉の事業が軌道に乗り始めたと確認すると、本艦の工房に入り浸り、そのまま何日も帰らず滞在していた。ブレミシャインの失踪が数日に及んだ時、ニアールは「偶然」本艦に帰還し、迷いもせずとある最新防護素材実験作業場に直行し、そこでユーネクテスと一緒に汗を振りまきハンマーを叩き込んでいた妹を捕まえた。直後、ニアールは妹が自分のために新しい肌着型の防具を鍛造していると知った。
「今までのものより柔らくて薄くて、お姉ちゃんの普段着や正装の下にも着れるし、物理衝撃への耐性もすごく上がったの!Mechanistさんやソーナにも見てもらったけど、もうちょっと頑張れば、この防具、ラズライトの矢さえ一発受けきれるようになるんだって――」
眼の下にくっきりしたクマをつけながらも、生き生きと輝きに満ちた笑顔を前に、ニアールは身体を大事にしない妹を責めず、代わりに、彼女を強く抱きしめた。
ニアール本人の希望により、今回の面会記録は本資料に収録されることになった。自身のカジミエーシュでの行動は、苦難に生きる数多くのカジミエーシュ人の希望が乗せられているだけでなく、最愛の家族の未来も左右すると、忘れないようにするためだという。今の耀騎士は、もう独りで巨大な波に突撃するような存在ではないのだ。そして、ニアールはロドスに感謝の意も伝えた。ロドスでの生活が、マリアとゾフィアにどれほど大きな変化をもたらしたのかを、はっきりと見えたからだ――「ロドスに入ったばかりのころの、私のように。」
「もちろん、ニアールさんにも感謝しなければいけません。彼女がいなければ、ブレミシャインさんやウィスラッシュさんのような素晴らしいオペレーターを迎えることはできなかったでしょう。もちろん焔尾騎士やその他多くのカジミエーシュ出身のオペレーターたちも……耀騎士のカリスマ性そのものが、何よりも有効な求人広告ですからね!まあその一部の人たちが、耀騎士はいつ帰ってくるのか、帰ってきたら一度手合わせたいだなんて、ここに来てから毎日のように聞いてくることがなければ、なおいいですけどね。」――ある人事部オペレーターより
第三資料
ニアールが第二十四回騎士メジャーで優勝に至る全過程を、ロドスは見届けてきた。舞台の表と裏で巡らされた謀略も、街の至る所でぶつかり合った刃と散らされた火花も、彼女が試合会場で流した血と汗とともに、特殊行動ファイルに事細かに記録された。このファイルを読んだ者も、ニアールと語り合ったことがある者も、きっとニアールのメジャーへの態度を誤解することはないだろう。六年の時を超えて目指した、二度目のチャンピオンへの道のりに横たわっていた困難、それを乗り越えるための苦労は計り知れないものだった。今の耀騎士は、規則という枷を突き破ろうとした過去の耀騎士と同じように、騎士競技がもたらす栄誉が真の栄光であると一度も認めていないのだ。
だが、この茶番はニアールからすれば、また別の意義を持っている。
「栄誉あると言い難い競技場においても、そこで迸った激情は栄誉足りるものだった。真実からほど遠いネオンライトに照らされた街並みでも、そこで生存のために集った友情は真実だった。栄光の欠片もないカメラが記録したものであっても、絶えずに上を目指し、己を鍛えてきた者たちは、栄光を受けるにふさわしいものだった。」
とある深夜に、ニアールはロドス本艦の室内でこれらの文字を綴った。木漏れ日と職人の都に身を置く友人が手紙を読んで、似合わないと自分のことを茶化すかもしれないと思いながら、独り笑みを浮かべた。
その次の日、ニアールは廊下で、「耀騎士!」と叫びながらサインを求めてくる、興奮した若いオペレーターに出くわした。耀騎士の二度目の優勝への道は多くの注目を浴びた。ロドスでも彼女のファンが多くいるため、本艦に戻る度にこのような状況は発生する。こういった興奮したファンは大体ドーベルマンなどの教官によって制止されるが、今回はドーベルマンの予想外に、ニアールは渡された試合中の写真を受け取り、その背面に一行の文字を書き込んだのだ――
「訓練に励め。――オペレーター・ニアール」。
もしサインによる鼓舞が若いオペレーターがその日励む理由となるなら、この場に限っては、彼女がチャンピオンへの挑戦の意味をその子が真に理解できたかどうかはもう重要ではないだろう。
第四資料
ニアールがカジミエーシュで歩む道のりは、決して順調にはいかないだろう。ここ数年間様々な人と関わりを持った経験から、彼女は自らが直面している、あるいはいずれ立ち向かうだろう困難をはっきりと認識できている。また、シャイニング、ナイチンゲール及びその他のオペレーターと肩を並べて戦ってきた経験によって、時に他人との協力関係は事をより効率よく進めるために必要であるとも理解している。
レッドパイン騎士団諸君とともに努力した結果、ロドス駐カヴァレリエルキ事務所が無事に設立された。同時に、ニアールは感染者たちの生活を守る仕組み作りにも着手し始めた。計画を進めるために、彼女はカジミエーシュの社会システムへの超然とした態度を変え、監査会、そして商業連合会とそれぞれ異なる場面においてある程度の協力を行った。伝説のニアール家の一員として、そして二度にわたるメジャー優勝者として、ニアールはカジミエーシュにおける様々な協議の場で明確な価値を有している。それこそ、彼女がやり遂げたいすべての事、救いたいすべての命と同じように。「万物みなそれぞれの価値がある」というのが、今のカジミエーシュが奉じる唯一の信条である。ニアールは分銅のように繰り返し天秤に置かれて値を計られることを嫌ってはいるが、耀騎士が他人の目にどう映るかを気にしない。彼女が守りたいもの、そしてカジミエーシュに取り戻したいものは、天秤では計れないのだ。監査会や商業連合会とは、取引を行う関係ではない。彼女の事業に支援の手を伸ばしてくれるのなら、ニアールもその手を取る。そして彼女の進む道を邪魔する存在ならば、相手にソードスピアを振るう時には欠片の躊躇も持たないだろう。
「あの人はあたしたちとは違うのよ。大きな車輪を避ける時、あたしたちは足元の道を見ながら走るでしょ?でもあの人は、車輪なんて気にも留めないで、ぶつかって吹っ飛ばして一直線よ。あたしたちがついていけるか、あの人が通り過ぎたところにまともな道ができるかはともかくとして、檻をぶっ壊してくれた以上、少なくともそこから漏れてくる光が見えるんだもの。」――数度の協力の後、焔尾騎士による感心の言葉
そう、ニアールは感染者のために自身を顧みず奮闘するが、自分がどれほどの人間を助けられようと決して満足はしない。無数の理想主義者が時代という巨大な車輪に轢かれて我を見失い、他者を変えようとする中で自身までも変わってしまっているが、ニアールは常に、己の道を行く。何度も何度も、天をも覆う巨大な波に突進して行くのである。
昇進記録
【権限記録】
既に気付いているかもしれないが、世間で伝わるニアール家に関する情報の中には、マーガレット、マリア、ムリナール、ゾフィア、そして数年前に死去した祖父のことしか見られず、マーガレットとマリアの両親に関する内容はほぼ皆無である。
頼りになる情報源によれば、メジャー期間中にとあるパパラッチ紙がマーガレットの両親に関する報道を掲載した。その中ではただ「海外に赴き何年も帰還していないらしい」という曖昧な表現しか使わなかったにも関わらず、新聞は一夜のうちに回収、処分された。つまりニアール夫婦の行方が、カジミエーシュにとっては触れてはいけない機密であるということだろう。
姉妹との対話の中で、マリアは両親に対してほぼ印象がなく、マーガレットも彼らに関して十歳頃までの記憶しかないことが判明した。つまり、十数年前からニアール夫婦は既に失踪していただろう。マーガレットの記憶によれば、少女時代では祖父が世話をしてくれていたほか、征戦騎士もよく付き合ってくれたという。ということは、両親の失踪後、監正会は彼女一家の面倒をかなり見ていたのだ。この事実から、ニアール夫婦は高確率で、監正会が下したカジミエーシュに深く関わる重大な任務の中で失踪したと推測される。
彼らは今も生きているのだろうか?もし既に命を落としてしまったなら、一体どんな危険な事件がカジミエーシュからかのように優秀な征戦騎士たちを奪ったのだろうか?カジミエーシュの機密情報保管庫の中なら、その答えの一部は間違いなく存在するだろう。しかし、この件を持ち出すのは、我々と監正会の関係を考えると得策とはいえない。
君が望むのなら、この件に関しては引き続き注目しておこう。もしいつかニアール家の誰かがこの件を追うつもりなら、その者がマーガレットか否かにかかわらず、我々は快くサポートしよう。
ボイス
ボイス(デフォルト) | |
---|---|
秘書任命 |
またドクターの側にいられることを嬉しく思う……あぁ、あなたに光のご加護があらんことを。 |
会話1 |
カジミエーシュで生きていくのは決して簡単なことじゃない。監査会と商業連合会は未だにせめぎ合いを続けているし、栄光が再びカジミエーシュを照らす日の訪れはまだまだ先だろう。私もロドスにいるこの時間にだけ、警戒を解いて安らかなひとときを過ごせるのだろうな。 |
会話2 |
彼女たちは元気にしているか?リズの具合は?シャイニングは無理して戦っていないか?故郷にいた間も、よく皆と肩を並べた時の景色を思い出したものだ。彼女たちはかつて私の帰郷に同行してくれたが、次はこの耀騎士が彼女たちの理想に光を捧げる番だ。 |
会話3 |
カジミエーシュを長く離れて、ロドスでの暮らしにずいぶんと慣れてしまったようだ。志を同じくする騎士が共に歩みたいと名乗り出る度、ここでの日々を思い出す。だが、複雑なデスクワークは想像以上に疲労が溜まるのもまた事実、まだまだあなたに学ぶことも多いようだ。 |
昇進後会話1 |
資本に肯定された勝利に栄光はない。だが、だからこそ私は、信念を宿す者たちと巡り会い、火を灯すことができたのだ。その火が道を照らし、這いつくばる者たちに立ち上がって走り出す力を与えることを、そして闇を切り裂き、希望を顕現させることを切に願う。ドクター、私のこの想いは永遠に変わらない。 |
昇進後会話2 |
この武器か?フフ、知る者こそ少ないが、私の祖父は若い頃、ソードスピア使いだったんだ。その後父がそれを継ぎ、私にも剣術を教えてくれた……故郷に戻った時に、小さい頃のそんな思い出が蘇った。この武器を取ったのは、ただそれだけの理由だ。 |
信頼上昇後会話1 |
マリアは自分の本当にやりたい仕事に気付いたらしい。あの子は才能があり苦労も厭わないし、ゾフィアもいるから心配などはしていない。今にして思えば、マリアには剣よりも鍛冶ハンマーのほうが向いているのかもしれない。あの飾らない情熱が、永遠に続いてくれることを心から願っている。 |
信頼上昇後会話2 |
カジミエーシュにある争いは他と性質が違う。表立った攻撃も水面下の策略もなく、膨張していく欲望と捻じ曲げられたルールがあるのみだ。だからこそ、マリアたちがロドスに長く居られるのは良いことだと思う。志を同じくする者は少なくないが、我々は依然として砂漠に――美徳の砂漠に身を置いているのだから。 |
信頼上昇後会話3 |
この崩壊寸前の時代で、私はかつて……孤独を感じていた。しかしシャイニングとリズが私の運命を照らし、ロドスが私の居場所となった。私は他人に照らされたことがあるからこそ、はっきりとわかっていることがある。ドクター、美しき願いと固い信念があれば、この大地は変えられるんだ。 |
放置 |
まだそれほど疲れてはいない。あなたが先に休むといい。 |
入職会話 |
誓いや信頼は、時間によって変わってしまうものではない。そうだろう?ドクター。耀騎士マーガレット・ニアール、ここに帰隊する。 |
経験値上昇 |
戦術細部に若干の調整が見られるな、うむ…… |
昇進Ⅰ |
再びこの場面を経験できるとは、嬉しい限りだ。「苦難と闇を畏れるべからず」、ドクター、私があなたと共にある。 |
昇進Ⅱ |
この手に光を握っている限り、そして信念が朽ちない限り、この大地の苦厄では私の歩みを止められない。 |
編成 |
新たな武器を持ったことで、これまで通りの作戦スタイルとはいかない。編成には気を払ってほしい。 |
隊長任命 |
あなたの教えを肝に銘じよう。 |
作戦準備 |
「苦難と闇を畏れるべからず」…… |
戦闘開始 |
罪悪は裁かれるべきだ。 |
選択時1 |
あなたの命令を待つのみだ。 |
選択時2 |
ああ、準備はできている。 |
配置1 |
私が先陣を切る。 |
配置2 |
私が障害を全て取り除く。 |
作戦中1 |
日輪よ、私に頷け! |
作戦中2 |
光があなたに染み渡らんことを。 |
作戦中3 |
長き夜も、明ける時だ。 |
作戦中4 |
威光をこの手に宿すのは、世の悪行を一掃するため。 |
高難度作戦クリア |
命をあなたに預けることを、わずかとて躊躇したことはない。 |
★3で戦闘終了 |
いつの日か、私たちは暗い霧を晴らし、光が差し込むのを待つ……より良い明日を、待つんだ。 |
★2以下戦闘終了 |
彼らが再び正しい道を見つけられることを願う。 |
作戦失敗 |
諦めるのはまだ早い。ドクター、ここは私一人に任せてほしい。部隊の立て直しはあなたに頼む。 |
基地配属 |
以前の部屋をまだ残していてくれたのか?感謝する、面倒をかけた。 |
タッチ1 |
はぁ……ただの悪ふざけか、ドクター…… |
信頼タッチ |
またドクターの蔵書に触れられるとは、なんとも奇妙な感覚だ。この本をマリアに貸してやっても良いだろうか? |
タイトルコール |
アークナイツ。 |
挨拶 |
調子はいかがかな、ドクター。 |
逆理演算
抜剣 / カジミエーシュ・競技会場
ニアールは決して「耀騎士」の名を自身の栄誉だとは考えていない。しかしながら、己の理想のために、ひたむきに努力を続ける者たちにとって、「耀騎士」というこの称号、この記号がどれほどの励ましとなっているかも、よく承知していた。だからこそ、彼女は彼らの期待を誉れとし、信頼を栄えとして、この道の先頭を担い続け、一切のくびきを切り捨てる用意がある。
コーデ
デフォルト(昇進0)
ニアールがカジミエーシュ騎士メジャーに参戦した際に着用していた衣装。
制服よりも更に実用的であり、彼女の動きを妨げない。
デフォルト(昇進2)
ニアールが再度チャンピオンの栄誉を勝ち取ったのは、己の力を証明するためではなく、変革を求めるためだ。
メジャーの終了後も、彼女はいまだにこの衣装を着続けている。
Epoque/XVII - 栄光の再臨
耀騎士ニアールの私服。
EPOQUEのサブブランド、 [昔日/Passe]シリーズの厳選モデル/栄光の再臨。メジャー初参戦の際、ニアールが身に纏っていた鎧のうちの一つ。征戦騎士の鎧を改造して作られている。
メジャー参戦を決めた当初から、ニアールはカジミエーシュの夜空を照らす灯台となる覚悟を決めていた。時の流れはその火をかき消す雨にはならず、むしろ大きく燃え盛らせる薪となった。
モジュール
ORIGINAL / 耀騎士ニアールの記章
耀騎士ニアールはソードスピアを用いた戦場への切り込みに秀でている。
外勤部門の決定に基づき
外勤任務においては前衛オペレーターとして区分し、勇士の責務を担う。
特別に本記章を授与し、
その証明とする。
DRE-X / ブレイジングブレイド
木製のソードスピアを手に、全身に防具を纏ったマーガレットは、精神を集中させて男と対峙している。
男は手中の木剣を軽く揺らしていた。まったく敵意があるように見えないが、ひとたびこちらの気が緩めば木剣はソードスピアをくぐり抜けて、自分の頭をポンッと叩いてくるだろうことをマーガレットは知っている。
ソードスピアのリーチの優位を生かして、マーガレットは攻撃の糸口を探り続けた。いつものように、男はすぐに隙を作ってみせてきて、マーガレットは機を逃さずにソードスピアを繰り出した。「よくやった、マーガレット」槍の勢いを殺しきれないふりをして地面に転がったスニッツ・ニアールは、仰向けになると娘に親指を立てて見せた。
「父上……」
剣術を学び始めてから、マーガレットが打ち合い稽古で父に一撃与えたことはほとんどなかった……
「私の剣は、届いたのでしょうか?」
「ああ。届いたとも、マーガレット」
「というわけで、手を貸してくれるか?」
「は、はい、申し訳ありません、父上」マーガレットは急いでソードスピアを置くと、両手で父の片手を掴み、全力で引っ張り起した。
「すごいわ、仔馬ちゃん。もうお父さんもやっつけられるようになったのね」
おくるみに包まれたマリアを連れて、母ヨランタが訓練場の入り口に姿を見せた。
「わはは、槍を突き出した時のあの気迫をお前にも見てほしかったよ」
「母上、どうしてこちらに?」
すでに夜も遅いはずなのに、母は外出着を着こんで荷物を背負い、今にも遠出しそうな装いをしていた。
「そろそろ時間よ、スニッツ。早く準備してちょうだい」
「わかった、五分間くれ」
父が訓練用の防具を脱ぐと、その下の甲冑が露わになった。
「父上、母上、どちらに行かれるのですか?」
「すまんな、マーガレット。言えないんだ」
「北にお土産でも買いに行ったと思ってちょうだい」
「長く、なるのでしょうか」
「そうだな……」マーガレットの父はしばし考えこみ、「少しかかるだろう」と答えた。
「だからね、マーガレットに少しお願いをしてもいいかしら?」
「もちろんです、母上。私にできることでしたら、何でもやります!」
「まずは……」母は身をかがめ、すやすやと眠るマリアをマーガレットに抱かせた。「妹とおじいちゃんのお世話をお願いね」
この時のマリアは幼いマーガレットにも軽々と持ち上げられる重さだったが、受け止めたマーガレットは妹が腕から滑り落ちないようにとても気を遣っていた。
「それと、剣の鍛錬で困ったことがあったら叔父さんに頼るといい。お父さんよりもずっと経験豊かだからな」
「はい、父上……」
……
「他に何かあったかしら?」
「大体こんなもんだろう」
コン、コン、コン――
誰かがノックをしている。
一回ごとに心臓が跳ね、まるでそこを直接叩かれているようで、彼女は恐怖を覚えた。父と母がどこかへ行ってしまう。
父はソードスピアを背負い、母は弓やクロスボウの用意を整えた。マーガレットは二人の後について門へと向かった。
ドアを開けると、銀色の鎧を纏った征戦騎士が二人そこに立っていた。
マーガレットには、その二人が人を頭からかじる怪獣のように見えた。
「スニッツ閣下、ヨランタ閣下。お二人が大騎士領を離れるための護衛を務めさせていただきます」
両親は小さな声でそれに応え、マーガレットへと振り向いた。
スニッツはマーガレットとマリアとぎゅっと抱きしめた。
ヨランタは二人の頬にキスを残した。
そして、マーガレットは家の門前に佇み、遠さがっていく父と母を見送った。
ずっと、父と母が急に振り返って、嘘だよ本当はどこにも行かないよと言ってくれるのではないかと期待していた。
門の外で二人を見送る叔父が、二人をあたたかい我が家へと連れ戻してくれるのを期待していた。
上の階で病床に就いている祖父が飛び出してきて、話の通じない征戦騎士を追い払うことも期待してしまった。
だけど、マーガレットの期待はどれも期待のままで終わった。
彼女が誇り、彼女の太陽たちは、大騎士領の地平線に沈み、どんなに目を凝らしても二度と昇ってくる姿を見ることはなかった。
マーガレットは心の中が空っぽになってしまったような気がした。
マーガレットにできるのは、家のドアを閉めて、腕の中の妹を抱きしめること。
ただそれだけしかなかった。
印
耀騎士ニアールの潜在能力強化に用いられる。
輝きを取り戻したカジミエーシュの騎士の紋章。丁寧に磨かれており、金色のペガサスが煌めいている。
指名券採用
彼女がいれば、いつものように安心だ。
耀騎士・ニアール、輝きを身にまとい、迷いを踏み砕き、カジミエーシュから貴殿のもとへ帰還した。
紹介文
省略
登場ストーリー
メイン | |
---|---|
イベント | |
その他 |
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧