aklib_operator_ヘビーレイン

ページ名:aklib_operator_ヘビーレイン

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プロファイル

基礎情報

【コードネーム】ヘビーレイン

【性別】女

【戦闘経験】五年

【出身地】サルゴン

【誕生日】3月3日

【種族】クランタ

【身長】159cm

【鉱石病感染状況】

メディカルチェックの結果、非感染者に認定。

能力測定

【物理強度】優秀

【戦場機動】標準

【生理的耐性】標準

【戦術立案】標準

【戦闘技術】標準

【アーツ適性】普通

個人履歴

元はサルゴンの某首長所属の兵士。同僚に裏切られて意気消沈して軍を離れ、転々とした末にロドスへ加入。

豊富な作戦経験を有し、現在は重装オペレーターとして各種任務で活躍している。

健康診断

造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。

 

【源石融合率】0%

鉱石病の兆候は見られない。

 

【血液中源石密度】0.12u/L

源石との接触は極めて少ない。

第一資料

内気な性格のクランタ女性。

多くのオペレーターがヘビーレインに受ける第一印象は「根暗っぽい」だろう。人が多く活気あふれた中にあっても、彼女はいつもそういった賑やかさは自分と無関係だと言わんばかりに、静かに離れた場所で一人黙々と佇むようなタイプである。

しかし、ヘビーレインは人とも集団とも馴染めないわけではない。彼女とチームを組んだことがあるほとんどのオペレーターが、本人は優しく細かな心遣いができる子だと評している。

「彼女は自分をさらけ出すことを不得手としているだけだ。」

今やほとんどの者がこのように彼女を評価している。かなり的を射たものだと言えるだろう。

第二資料

ヘビーレインはサルゴン兵士出身であるが、ロドスにはすでに彼女と同じ出自のオペレーター、スポットが所属している。しかしスポットの怠惰な性格はおよそ兵士と結びつけがたいもので、スポット本人もまた軍隊生活から逃げ出したい一心で出て来たと認めている。つまり、ヘビーレインはスポットよりよほど「サルゴン兵士」らしいのである。

普段のコミュニケーションでヘビーレインが人に与える内気な印象は、しばしば元兵士であることを忘れさせるものだが、ひとたび戦場に経てば、彼女はプロフェッショナルとしての作戦遂行能力を発揮する。戦況判断しかり、任務の実行しかり、必要な行動を完璧にこなすだけでなく、そこに自身の考えを挟むこともない。ドーベルマン教官の言葉を借りれば、「プロの兵士は彼女のようであるべき」である。

だが、そんなヘビーレインにも問題がないわけではない。

彼女が抱える問題としては、仲間が傷ついたり、危険に面したりすると、焦りと切迫感によって普段の性格とは真逆な攻撃性が現れ、それによって冷静な判断ができなくなってしまうことが挙げられる。

致命的な問題というほどではない。指揮官が彼女をよく知っていれば、短時間で冷静さを取り戻させるができる。しかし問題自体は相変わらず存在しているため、慎重な考慮の結果、ドーベルマン教官は彼女を重装オペレーターとした。そして、過去の彼女にとっては全く未知な、新たな戦闘スタイルを採用させた。それは、今彼女の戦場における主な責務――チームメイトを守ることだ。

第三資料

本人の同意の元、本項目ではヘビーレインのサルゴンにおける過去経歴を記録する。

ヘビーレインの家庭はごく一般的なサルゴン家庭である――厳格で、寡黙で、圧迫的だ。

成年後、所属首長の軍に入隊し、数多な戦功を勝ち取った。しかし内気な性格が災いして、近づいてくれる者はたった一人しかおらず、ヘビーレインは相手を唯一の友人として扱っていた。

ところが他の勢力とのある衝突で、ヘビーレインは最も信頼していた親友に裏切られてしまった――相手は、ずっと前から彼女を踏み板にして敵対勢力に降ろうとしていたのである。

当時の遭遇戦の中で、その者はヘビーレイン以外の仲間を全員殺害し、情報を持って敵陣営に逃げ去り、すべての混乱の責任を彼女になすりつけようとした。

それまでの内気な性格が、帰還したヘビーレインを軍の中で孤立させてしまい、危うく軍事法廷で死刑を下されるところだったが、幸い生き残った一人の兵士の証言が彼女を救った。

だが裏切りそのものによって彼女の心は冷めきってしまった。最終的には、溜まった軍功を交換に、軍を離れる機会を手に入れ、傭兵へと転職した。

しかし、この件により一層過敏な性格となってしまった彼女は、軍を離れてさまよう中でも挫折の繰り返しだった。ロドスに訪れたのは、そのような状況の中であった。

第四資料

ヘビーレインの過去さえ知れば、彼女の戦場における問題も簡単に説明がつく――

実のところ、彼女は誰かに認めてほしいと強く考えている人物である。しかし、軍という抑圧された環境に置かれていた彼女は、どのように自己表現をすればいいかを全く知り得ないまま今に至る。それと同時に、誰かが彼女にささやかな善意さえ示せば、相手に百パーセントの誠意をもって応えるような性格を形成した。

ロドスのオペレーターたちは性格こそ十人十色であるが、そのほとんどが他者を受け入れることを拒まない者である。彼らにとっては、ヘビーレインの内気は全くもって彼女とのコミュニケーションの妨げになり得ない。その結果、ヘビーレインは彼女に善意を見せたオペレーター全員を持てるものすべてをもって報いる相手と見なしている。これこそが彼女が戦場で我を失うほど暴走してしまう理由――仲間たちが大事なあまり、誰かが彼らを傷つけることを許さないのである。

なんとも可愛らしい暴走の理由だろう。

オペレーターの多くは、ヘビーレインが自身の心情を伝えることを不得手としていることしか認識していない。彼女が優しくしてくれる人全員を、自分が報いなくてはならない親切な相手だと考えていることに、彼らはおそらく気付いていないだろう。

確かにヘビーレインのそういった考えは可愛らしいが、彼女のこのような心理状態が決して健康的とは言い難いことも指摘しなければならない。本人も自覚はしているようだが、どう対処すべきかはわかっていないようである。

幸い、彼女が報いるべきと認識している相手の筆頭はドクターであるようだ。

ロドスに加入して関わるようになってからしばらくが経ち、ヘビーレインは明らかにドクターに対して信頼と、更には依存を感じているようである。一方、ドクターもまた彼女の本質に気付いているだろう。ドクターであれば、きっと彼女を正しく導き、自身の感情を正しく表し、他者との人間関係にも正しく対応できるように成長させてくれるだろう。

昇進記録

ヘビーレインによれば、かつて行軍途中で、スポットが駐在する都市を通り、そこで彼に助けられたことがあるという。

どのようにかといえば、スポットは彼女が隊の中で孤立しているのを見て、水の入ったボトルを渡しにやってきて、更にマンガを一冊貸してくれたらしい。

だがスポット本人はそのことを全く覚えていなかった。

「そんなことあったか?……いや待って、そのマンガは覚えてる。道理で見つからなくなったわけだ!」

残念ながら、ヘビーレインはそのマンガを相当大切にしていたにもかかわらず、のちの傭兵生活の中でそれはいつしか失われてしまった。

スポットはこの件も大して気にしている様子はなかった。

だがこれをきっかけに、今は時々ヘビーレインが休憩室の隅っこでマンガを読む姿が見られる。

 

ボイス

ボイス(デフォルト)
秘書任命

はい、私がドクターを守ります。

会話1

座っていていいと?いけません。私は護衛です。護衛たる者はいついかなる時も対象のすぐ側で守らねばなりません。……もしかして。私がお近くにいるのは邪魔でしたか?

会話2

スポットさんには、以前お会いしたことが……いえ、ただ私が所属していた部隊が彼の駐留する都市を通りがかった際に協力してくれたことがありました。彼は覚えていないでしょう、いいんです。

会話3

(ドクターがなさることは全く意味がわかりませんが、なんだかすごいように感じます。)……え?あ、わ、私は何も話していません。空耳ですよ、ドクター。

昇進後会話1

ドクター、これ、先ほどおっしゃっていたので持ってきました。あの、私、余計なことはしていませんよね?

昇進後会話2

ドクター、すみません。この間の任務でまた一人で飛び出してしまいました……怪我をしている人が目に入って、頭に血が上ったみたいにドクターのご命令を忘れて飛び出しました。わざとじゃないんです、どうか、どうか私を嫌わないでください……

信頼上昇後会話1

あの、ドクター、私をお探しですか?……いえ、ドクターを避けているわけでも、嫌いなわけでもありません。ただ……すみません、どう説明すればいいか分からなくて……

信頼上昇後会話2

サルゴンの軍にいた時は、周りのみんなに嫌われていました。でも一人だけとても良くしてくれる方がいて、彼女は私の一番の友達だったんです。ただ、最後には裏切られて……ドクター、私、もう分からないんです。どうやって他の人を信じれば良いのでしょうか?

信頼上昇後会話3

(ドクターはなんて優しいんでしょうか。こんなに人に嫌われる人間なのに、そんな私に対してもちゃんと話をしてくれます。やっぱり、ドクターのことは信じても大丈夫なんですよね。) あ、ドクター、聞いています。はい、私はやはりドクターを信じたいと思います。ドクターの敵は私の敵です!

放置

(ドクターの寝顔……少し見てみたいです。)

入職会話

(見たところ確かに優しそうな方ですが、本当にアーミヤさんの言うように親しみやすい方なのでしょうか……)あ、その、すみません、ぼ、ぼうっとしてしまいました……コードネームヘビーレイン、着任しました。

経験値上昇

はい、私もこのレベルになれるはずです。

昇進Ⅰ

(アーミヤさんもいるなんて、私、もしかして解雇されるのでしょうか……)え、昇進ですか?

昇進Ⅱ

ドクター、私、昇進せずにこのままではいけませんか……いえ、違うんです。皆さんが親切すぎて、少し怖いんです……

編成

仰せのままに。

隊長任命

……私、頑張ります。

作戦準備

(ドクターの期待は絶対に裏切れません……。)

戦闘開始

接敵準備!

選択時1

私はここに。

選択時2

ドクター、ご用命ですか?

配置1

はい。

配置2

ここで大丈夫です。

作戦中1

死んで。

作戦中2

どいて!

作戦中3

邪魔!

作戦中4

ふん!

高難度作戦クリア

ドクター、私はちゃんとやれましたか?

★3で戦闘終了

ドクター、私はまだ戦えます。

★2以下戦闘終了

ドクター、私に追わせてください。

作戦失敗

ドクター、私があなたを守ります!

基地配属

ロドス、大きいなぁ……

タッチ1

ええ?!

信頼タッチ

ドクター?!いきなり驚かさないでください……

タイトルコール

アークナイツ。

挨拶

ドクター、私がお役に立てることはありますか?

 

逆理演算

優柔不断 / チェルノボーグ・ウルサス凍土

今回ここに立っている私は……本当に正しい選択をしたのでしょうか?

 

コーデ

デフォルト(昇進0)

オペレーターの普段着。

実用性は制服に劣る部分もあるが、オペレーターが最も着慣れているコーディネート。

デフォルト(昇進2)

昇進後調整された服装。

オペレーターの経験に基づき細部の改善が図られ、より作戦に特化したものとなっている。戦闘向きでありながら、オペレーターが着慣れている服装を極力再現した。

VitaField/VI - 幽谷の緑苔

ヘビーレインの私服。

ヴィータフィールド[フォルイナー/foruiner]シリーズ、クラシックタイプ/幽谷の緑苔。遺跡の探索者向けに、特別な材質で制作されている。多様な気候の変化に対応しており、複雑な環境での特殊なニーズを満たすことが可能。

文明が捨てたものは、自然が拾う。

 

モジュール

ORIGINAL / ヘビーレインの記章

ヘビーレインは戦線を維持しつつ敵を食い止めることに秀でている。

外勤部門の決定に基づき

外勤任務においては重装オペレーターとして区分し、重盾衛士の責務を担う。

特別に本記章を授与し、

その証明とする。

 

PRO-Y / 人気キャラのステッカー

「みんなはお前のことをスパイだとか裏切り者だとか言うけど、俺は信じないぞ!」

「俺たちは最高のパートナーで、これは何かの間違いだ!そうだよな!?」

「本当なのか!?本当にお前は俺たちを裏切ったっていうのか!?」

「なぜだ!理由も分からないままでは、俺は納得しないからな!」

「自分は潔白だと一言いってくれるだけでいい、それだけで俺はお前を信じられる!」

「お前は俺を助けてくれたじゃないか。あの時からずっと、お前は俺の恩人だった……」

「もう忘れちまったっていうのか?」

「けどな、俺にとっては変わらぬ真実だ……たとえ命令だとしても、俺はお前とは戦わないぞ!」

――漫画『戦場の奇兵』第六巻九話より抜粋

 

元サルゴン兵士の新入りは部屋の隅に座り込んで漫画を読む時、いつもごく静かにしている。

しかし今日は少し様子が違った。休憩室にいたオペレーターたちが耳にしたのは、堪え切れなかったようなはっきりとしたすすり泣きである。休憩室の隅のソファの上、一冊の漫画を手にヘビーレインが涙を流しているの気づき、その場の全員が驚いた。

その異常事態について、すぐに様々な意見が交わされた。

 

「あの漫画、泣くようなところあったっけ?」

「わからん。あのシリーズは駄作だと思ってたけど。」

「じゃあどうして……」

「本人に直接聞いてみたらいいんじゃないか?」

「待て待て、もし触れて欲しくないことだったらどうするんだよ!」

「じゃあどうするんだ?」

「俺にアイデアがある。」

 

騒ぎに自分の漫画鑑賞を邪魔されたからか、ヘビーレインにその漫画を貸した張本人であるスポットがあくびをしながら立ち上がった。そして涙を流し続けているヘビーレインの元へ行くと、その肩をポンポンと叩いた。

「その漫画な――」スポットはゆっくりと言った。

「主人公が最終的に盾一つで大砲を受け止める超人になるから、主人公サイドのキャラはみんな生き残る。裏切り者の仲間も実は重要な任務を負った二重スパイで、敵は全員そいつに説得されて投降するんだ。」

スポットは淡々と続ける。「あんたが持ってるその巻からストーリーがめちゃくちゃになるから、その先はいまいちだぞ。」

 

ヘビーレインのすすり泣きが止まった。彼女の顔は、ネタバレを聞いた後の微妙な心境からくる無表情だった。

「じゃあつまり……主人公はみんなを守り抜いて、裏切り者はいない……ってことですか?」

ヘビーレインはゆっくりと漫画を閉じた。

確かにありきたりな結末だ。適当に取ってつけたような展開で、聞いた直後は盾で殴られたような頭痛がした。

 

でも……

漫画なんだから、ハッピーエンドで何が悪いというのだろう?

それに盾一つで大砲を防ぐというのは――す、少しだけカッコいいし。

 

ヘビーレインの潜在能力強化に用いられる。

小型の盾。ヴァルカンの指導の元、彼女が手ずから鍛造したものらしい。軽いが、とても丈夫である。

 

指名券採用

話したいことはたくさんあるのに、彼女はどう伝えたらいいのかがわからない。

重装オペレーター・ヘビーレイン。苦労をいとわず、恨み言も気にとどめない。

 

紹介文

省略

 

登場ストーリー

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